1995年度に放送されたアニメOVA一覧 86

あにこれの全ユーザーが1995年度に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年03月29日の時点で一番の1995年度に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

71.5 1 1995年度アニメランキング1位
沈黙の艦隊(OVA)

1995年12月18日
★★★★☆ 3.9 (10)
41人が棚に入れました
その衝撃的な内容で巷に物議を醸したかわぐちかいじ原作の人気劇画を、『ボトムズ』の高橋良輔監督がアニメ化。 日本初の原子力潜水艦が、処女航海の当日に突如姿を消した。それを奪取したのは、かつて海自で潜水艦艦長を務めロシア原潜との衝突で死亡していたはずの、青年士官・海江田四郎。海江田は核を搭載したその艦をやまとと称し、全世界に向けて独立国家発足の宣言を行った。米軍はそれを看過しえず、やまと殲滅のため動き出すが? 一作目はTVスペシャルとして制作され、続く2作はそれぞれOVAとして販売された。国際間の複雑な駆け引きを描き政治劇としても見応えのある原作だが、このアニメ版では海洋サスペンスとしての魅力に特化して映像化している。自衛隊への取材を活かしリアリティーを極めた戦闘描写も重厚。

67.4 2 1995年度アニメランキング2位
天地無用! 魎皇鬼 第2期(OVA)

1995年2月25日
★★★★☆ 3.7 (76)
449人が棚に入れました
 90年代のOVA人気を牽引してきたシリーズの第二期。原案や作画は前期に引き続き、梶島正樹がてがける。脚本は「フォトン」などに携わった黒田洋介。神我人との戦いが済み、柾木神社の後継ぎの天地の家にはたくさんの美女が居候することになった。しばらくして赤ちゃんを預かることになるのだが、あやし方を知らずに一同は大騒ぎに。しかし、天才科学者である鷲羽だけは赤ちゃんの扱いがうまい。彼女に何があったのかみんなが不信を抱き…。

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

続・2828が止まらない

 黒田洋介さんが第1期の第七話から担当されていて、SFだったりファンタジーな要素が上手く盛り込まれています。

 舛成孝二さん(ますなりこうじ名義)が第1期からエンディングアニメーションを担当されているのですが、非常に素晴らしいです。第2期では導入部分で背景動画が使用されており、何度見ても飽きることのないクオリティになっています。さすがです。

 声優陣は相変わらず文句なしに素晴らしいです。青野武さんが、天地の祖父と父を演じているのは少し混乱してややこしいですね。

 魎皇鬼が人間バージョンにもなれるようになって、ますます可愛くなりました。小桜エツ子さんの声の可愛さも際立っています。

 見ていないシリーズがまだまだたくさんあるので、これからが楽しみです(^^)。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 5

66.8 3 1995年度アニメランキング3位
GOLDEN BOY さすらいのお勉強野郎(OVA)

1995年4月1日
★★★★☆ 3.7 (54)
286人が棚に入れました
主人公・大江錦太郎は、東京大学に入学するも、机の上だけの勉強では本当の勉強にはならないと、大学を自主退学。その後は真の「お勉強」をする為に自転車で日本中を旅し、その先々で知り合った人達と触れ合い、時に騙され、罵倒されながらも彼らを軽蔑することなく、救済の手を差し伸べていく。そして学んだことを「お勉強ノート」に事細かに記していく。ところが、ある街でおでんの屋台を営んでいる時に知り合った青年、正彦の悩みを聞いた事で、ある組織の陰謀に巻き込まれていくこととなる。その組織のトップはかつての大学時代のクラスメイト、金剛寺正宗であった。
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

これはひどいアニメ!!絶対に見ないでください!(酷評注意)

『男はつらいよ』のアレンジに見えなくもない・・?
女に惚れられて、別れて。惚れられて、別れて。
そんな放浪記。

でもこれはかなり下品で低俗です。
あ、でもOPはカッコイイぞ!OP詐欺ですこれは。
音楽だけは硬派にイカしてますね。

キャラクターが大体アホです。
そして作者は絶対アホの変態です。
こういう作品大嫌いなので、恨みつらみを長々と書いてやります。


設定がもう、ひどいもんです。

主人公の大江錦太郎(CV:岩田光央)は東大法学部に入学後、全課程を修了した後自主退学。
フリーターをしつつ全国を放浪中の25歳。
{netabare}
好みの女の子を見つけると、使用後のトイレに入って便座にほおずりする。
{/netabare}

そこまでしたなら卒業しろよって感じです。
ちょっとバブリーすぎます。
あと、もう変態として許されない段階まで来てます。
{netabare}
可愛い子いるな→便座にあの子の温もりが・・・!って発想の飛び方が怖いです。
{/netabare}
この変態が!


あと全部で6人出てくるヒロインの設定。
{netabare}
・女社長(CV:鶴ひろみ)
ソフトウェア開発社の若手社長。
クールな性格でいつも乳首の浮き出たラバースーツみたいなのを着てる、歩くわいせつ物。
乳揺れが激しいです。
{netabare}
錦太郎が一人でソフトを開発してしまってメロメロ~っていう、有り得ない展開で堕ちます。
頭の良い敏腕社長って設定ぶち壊しです・・。
{/netabare}


・勝田奈緒子(CV:皆口裕子)
地元の大物政治家の一人娘。
一見清楚でお淑やかに見えるのだが、実は男を誘惑して楽しむ変態娘。
この子、一番頭おかしかったです。
{netabare}
路上をノーパンノーブラで走り回るわ淫語を連発するわ・・。
なんかかんやで錦太郎に惚れて自分の下着をプレゼントします。おかしい。
{/netabare}


・紀子(CV:白鳥由里)
老夫婦の営むうどん屋の看板娘。のりちゃん。
一途でどこか垢抜けていない、今時珍しい娘さん。
この子は天使です。薄汚れたヒロインばかりの中美しく輝いていました。
ただ、男に騙されやすい将来が心配になるタイプです。
この子にだけは錦太郎も綺麗な錦太郎になりました。


・速水鮎子(CV:井上喜久子)
水泳教室の主任を務めるスタイリッシュな美女。
女が憧れる女みたいな感じで第一印象は良かったのですが、やっぱりアホでした。
水泳になると前が見えなくなるタイプみたいです。


・寺山麗子(CV:玉川紗己子)
由緒正しき家柄のご令嬢。趣味はバイク。
なんとなく予想できていましたが狂っていますねー・・・。
{netabare}
自身の愛車こそが恋人だと言って半裸でバイクにまたがって喘いでる変態さんです。
私を抱きたいなら峠のレースで私に勝ってみなさい!→錦太郎勝利→素敵!抱いて!
・・・・・・・・・。
{/netabare}


・知絵(CV:かないみか)
新人アニメーター。気が利く娘さん。ちえちゃん。
なんかここにきてやっとまともな子が来たという感じで、感動してしまいました。一番可愛いです。
{netabare}
唯一錦太郎にアタックしていかなかったのが印象的です。
身を引いちゃうタイプなのかな。
すごいリアリティのあるキャラだったからドキドキしました。
気立てが良くてでもどっか頼りない、助けてあげたくなる女の子でした。
{/netabare}
{/netabare}
のりちゃんと知絵ちゃん以外は変態!変態!
知絵ちゃんは僕の中でかなり上位に来るヒロインです。
他のナイスバディな女性より何故かエロい気がする。
ポニーテールからのうなじ、とか。うんうん。
かないみかさんはキンキン声より落ち着いた声の方が可愛らしいと思います。
それがより知絵ちゃんを魅力的にしています。



ヒロインの設定≠物語の設定というくらい、女の尻を追っかけまわすお話です。
一応錦太郎には目指してることがあって、そのために色んな場所で経験を積んで‘お勉強’してるみたいなんですが・・・多分作者が描きたいのは行く先々で超人的な才能を見せつけ女をはべらすとこだけ。

何がしたいんだ江川達也!
本当にエロが描きたいだけなのか!
そうなんだな、よし!!


川元利浩さんのデザインする女性は肉感的で生々しさがあって非常によろしいです。
関係ないけど08MS小隊の女性もセクシーでしたよ。
江川達也さんの絵より江口寿史さんの絵の方がセクシーだと思うけど、このアニメは作画が良くてやらしい。
あと最近のアニメと違ってお姉さんヒロインばかりなのが嬉しいです。


声優のキャスティングは変態的にベストマッチでした。
北久保弘之さんもきっと変態ですよ。
「この声優にこのエロい台詞を言わせたい!」って一心で選んでる気がしました。
もしかして江川さんが関わっていたのかも。
ていうか、出演してました作者。本当に図々しい。マイナスしとこ。


岩田光央さんのスケベっぷりがひどかったです。
男の下心丸出しのいやらしさを存分に発揮してくれました。
こんな気持ち悪い演技をできる声優はめったにいないと思います。
この役を松岡禎丞さんがやってみたら面白そうです。


ヒロインが、すごい。90年代のオールスターという感じ。
かき集めてきてますね。金で。
皆口裕子さんの下品な台詞と井上喜久子さんのボーイッシュな感じが貴重でちょっと衝撃でした。特に前者が。
だって凄い事言わせるんですよ!!
{netabare}
「○起してるじゃない・・」とか「○ン○ンもあんなに○っちゃって・・」とか、エロ漫画みたいな台詞を・・。ああ恐ろしい・・!!
{/netabare}
皆口さんのイメージが・・・。
声優って大変ですね。

ED、ヒロイン役6人で一緒に歌うんですが、間奏で雑談が入るのがこの頃にしては斬新で驚きました。
ただ毎回全部同じやり取りだったのでどうせなら6話全部録り直してほしかったですね。
最後の白鳥さんの台詞がすごくすごく可愛い。
「STUDY A GO!! GO!」・・作詞、北久保さん・・。やっぱり変態だ・・。



こんな作品は変態向けのキワモノOVAです。
絶対に許せません。
皆さんは間違えて見ないように気を付けてください。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 25
ネタバレ

藤浪サトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

これぞ真のハーレムアニメだ!

主人公の大江錦太郎は、東大法学部中退ただし全単位取得済みの25歳フリーターである。全単位取得してるのに東大法学部を中退しているという設定からして、この作品は明らかに原作者の願望が投影された夢物語なのである。

錦太郎は若い女性が座った後の便座に頬ずりするほどの変態にも関わらず、異様に女性にモテる。凡庸なハーレムアニメなら、主人公が異様に女性にモテる理由は説明されない。だが、この作品では主人公が異様にモテる理由が相当な説得力を以って語られる。一見変態男が暴れ回るコメディかと思いきや、込められたメッセージは非常に熱い。

本編以上にエンディングが秀逸なのもこの作品の特徴だ。1話ごとに4分弱もエンディング曲が流れるのだが、この曲が非常に良い。曲自体も名曲なのだが、曲の途中で声優たちの楽屋トークが挟まれ、スタッフの遊び心がひしひしと感じられるのが堪らない。楽屋トークとは言っても下ネタ主体で、「白鳥は変態だよね〜。」などマニアならずとも興奮してしまう会話が展開されている。スタッフロールにも意図せぬ笑いどころが多く、最後の最後まで視聴者を楽しませようという心意気が痛いほど伝わってきた。



各話レビュー

1話 

{netabare} 一見、やることなすこと裏目にでる奴と思いきや、1週間で社長たち3ヶ月分以上の成果を出すのは凄い。しかも、もらった100万はポンと老夫婦にあげるとは。美人社長に惚れられるのも納得である。{/netabare}
 

2話

{netabare} お嬢様の色仕掛けに騙されたふりをしつつ、全て見抜いていたなんて錦太郎は凄い。しかも、お嬢様の狂言にも言い訳一つせず甘んじてリンチを受けるとは男の中の男である。金権政治への批判も込められており、時代を感じる。{/netabare}

3話

{netabare} ヤクザと男同士キスしてしまうも、当のヤクザが全く気付かなかったところは笑えた。それ以外は、ヤクザの陰謀がひどすぎて笑えない。ヤクザの女の店を建てるために、ヤクザの女が爺さん轢いて、賠償がてらヤクザ登場。娘の好感を得つつ、娘を自分の体の虜にして娘と結婚して、やがて土地と店を乗っ取り、離婚すると。

今回は、最後の東大法学部の下りもなく、メモ帳の登場回数も少なく、メモ帳が破られて主人公が泣くシーンもなく、いまひとつ。{/netabare}

4話

{netabare} 水中に輪をおいてそれを取らせることで自然と水に慣れさせたり、いろいろな道具を作ったり、音楽を流したり、といった手段で進級率を大幅に上げるとは錦太郎策士だなあ。{/netabare}
 

5話

{netabare} 今回は、洋楽や雅楽が使われ、音楽のレベルが高かった。

便器に頬ずりしたり、麗子の茶器やビール缶を舐めまわしたり、なぜか持ってた縄をポルシェに引っ掛けたり、電線走ったり、崖に向かって走って転落したのに生きてたり、自転車の暴走を止められなかったり、笑いどころが多く、非常に面白かった。

ビムにしか興奮しない麗子を「抱いて」と言わせたり、相変わらず錦太郎のハーレムっぷりがすごい。{/netabare}

6話

{netabare} 縁側達也が出てきて制作見習いのサイン依頼にも全力で応えており、セルフブランディングの露骨さに大爆笑。

スポンサーが切れて納期厳守を命じられたところに、監督が車にはねられるという、おきまりの展開に笑った。

もう間に合わないと、ゲームをしているアニメーター、千恵ちゃんが座った後のトイレに包丁を持って侵入するシーン、せっかくできたアニメの出来が今ひとつなのに観客は受けているシーン、など笑いどころが多かった。{/netabare}

投稿 : 2024/03/23
♥ : 0

66.6 4 1995年度アニメランキング4位
秘境探検ファム&イーリー(OVA)

1995年1月1日
★★★★☆ 3.7 (21)
81人が棚に入れました
巨大魔法遺跡の秘宝を探す遺跡探検家のファムとイーリーは願いが叶うとされる“万能なる力”を求めて旅をしていた。ある日、旅の商人であるガルフから遺跡の地図を手に入れ、さっそくそこに記された城跡に行くが、中はトラップだらけで…。

tmiyo4 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

普通に観れる。

LD購入済み。DVDを購入した為、廃棄。
原作コミック購入済み、読破。

LDの表紙を見て、購入しました。
LD全4巻購入し、観ました。

絵柄が好きだったので、田中久仁彦先生のファンになりました。

本屋さんで、秘境探検ファム&イーリー 1巻を購入して、しばらく続編がでませんでしたが、「秘境探検ファム&イーリー スペシャル・プラス」を本屋さんでみかけて、購入しました。

原作コミックとアニメの内容と結末が、多少ことなり驚きました。
物語の内容としては、原作コミックの方が好みです。

以下、田中久仁彦先生の所持作品。
・秘境探検ファム&イーリー スペシャル・プラス(コミック)
・一撃殺虫!!ホイホイさん 初回限定版(コミック)
・龍骨(画集)
・龍骨:碧瑠璃/紅琥珀(画集)
・KEY THE METAL IDOL 田中久仁彦キャラクター原案画集(画集)
・通販で購入できた同人誌2冊
の以上です。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 0

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

遺跡と剣と魔法の王道ストーリー

過去の力(魔法と富)を求め太古の遺跡を探索する二人の女の子の話です。
二人の名前は、ファムとイーリーです。
ファムは、精霊魔法使い。イーリーは、精霊魔法と剣が使えます。
やっていることは、要は宝探しです。
そして、この二人、かなりへっぽこです。
遺跡の中の罠に次から次に引っ掛かります。
普通に床のスイッチ踏んで罠に引っ掛かります。ベタです。

途中から、お金に目がない胡散臭い行商人があらわれます。
それに輪をかけて、お宝を狙う剣術使いと魔法使いの男女ペアも登場。
そして、なんやかんやで一緒に旅をすることに。
もう、ベタもベタ、ベッタベタなキャラ構成です。

物語もなんのひねりもないドストレートでベタなストーリー展開です。
超展開なんてものはありません。
そして、旅の途中のギャグもベタ、ドタバタもベタ。
剣も魔法も出てきますが、これもまた…これ以上言うともうくどいですね。

そう、これは、古き良き王道の冒険ファンタジーなのです。
つまり、頭を使わずに観たままを楽しめる作品です。
しかも、4話構成なので、テンポよくサクッと観ることができます。
登場するキャラたちもそれぞれの個性が際立っていてよいと思います。

たまにこう言う作品を観ると感性をニュートラルの位置に戻すことができます。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 7

66.4 5 1995年度アニメランキング5位
アミテージ・ザ・サード(OVA)

1995年2月25日
★★★★☆ 3.7 (13)
80人が棚に入れました
火星に赴任してきた刑事 ロス・シリバスは到着早々、カントリー歌手のケリー・マッキャノンが殺害される事件に巻き込まれる。
そして、その遺体の分析結果からある事実が判明する。
殺害されたのは人間ではなく、セカンドの水準を超える非合法の存在サードであったことが判明する。
ロスはアミテージと共にこの事件を追うことになる。そして、その先にサードに纏わる事実も徐々にその姿を現す。

66.2 6 1995年度アニメランキング6位
ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!(OVA)

1995年8月4日
★★★★☆ 3.6 (67)
464人が棚に入れました
第二次世界大戦中、マレー半島を舞台に暴れまくった強盗団のボス、ハリマオが残した時価800億$ともいわれている財宝。その財宝のありかは、熊・鷹・猿の三体の像に隠されている。そこでルパンはアラスカの美術館に保管されている熊の像を盗み出し、次元にバイト(時給980円)として雇われた五ェ門も連れて、鷹の像があるアムステルダムへと向かった。だが、その財宝を狙う人物がもう1人いた。元イギリス情報部の諜報部員で、あの007のモデルにもなったイギリス貴族のアーチャー卿である。アーチャーはユーロトンネルの爆発落盤事故によってロイド保険に70億ドル以上の負債を抱えていた。そこで、その返済のためにハリマオの財宝をあてようと考えたのだ。早速アーチャーの孫娘である考古学助教授のダイアナは、ルパンより先に鷹の像を盗み出すことに成功。ルパンはアーチャーとダイアナを追いかけるが、そこへネオナチのゲーリングが操縦する武装ヘリが現れて鷹の像を奪われ、さらにダイアナまでもが人質として連れ去られてしまう。

声優・キャラクター
栗田貫一、納谷悟朗、小林清志、井上真樹夫、増山江威子、中村正、岡本麻弥、おぼん、鈴置洋孝、田中真弓、天田益男、楠大典

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

見どころ満載

ナチスを思わせるようなカルト集団を相手に、マレーシアの盗賊ハリマオの財宝を探すストーリーを展開。
実在する人物を作品に用いるのがルパンアニメですが、このハリマオという人物は実は日本人。
ストーリーはルパンアニメの中でも特にお宝探しに重点を置いた内容です。
ゲストキャラである007のモデルとなったと自称するイギリス紳士とその孫娘はとても魅力的。
ルパンのセクハラ。
五ェ門の設定。
不二子のキャラ作り。
銭形警部の面白い一面。
またルパンの声優は「栗田貫一さん」に変更したばかり。
いろいろな面白みが詰まった作品です。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 3

66.2 6 1995年度アニメランキング6位
マクロス7 アンコール(OVA)

1995年12月18日
★★★★☆ 3.7 (30)
189人が棚に入れました
TV未放映話「オンステージ」、「どっちが好きなの?」、の2編を収録。DVD版はテレビシリーズ第13巻に「最強女の艦隊」を含め収録された。

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

観客の声援に応えて!まだまだライブは続くぜ!!ファイヤー!

TVアニメのエピソードの後で制作された番外編だ!
マクロス7はこれ以外にも劇場版『マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!』とOVA『マクロス ダイナマイト7』の展開があるが、俺はこの『アンコール』が一番好きだ!

何故なら!バサラやFIRE BOMBERの魅力がぎっしり詰まっているからだ!!


まず最初の50話は「オンステージ」。

本編では明かされなかったFIRE BOMBER結成前のエピソードだ!これが一番面白い!

バサラが少年期どんな人間であったか、レイやビヒーダとの出会いはどんなであったかが詳しく把握できる。
これを見ればますます彼ら三人が素晴らしい漢だと実感できるはずだ!!
そして、やはりバサラは昔から熱かった!!


次に51話「どっちが好きなの?」。

ミレーヌが主役なだけに、コミカルな調子に仕上がっている。
シンプルな三角関係に絞ったため分かりやすくミレーヌを理解できる。
恋する少女の揺れ動く心の描写の丁寧さは、本編と変わらず見事なものだった!


最後に52話「最強女の艦隊」!
実は意外にも熱いエピソードでハラハラすること請け合いだ。
はぐれゼントラーディ(女性の宇宙人)がバサラ達に襲い掛かってくる!バサラはこれをどう回避するのか?という展開!
女性の方が強く、感性も豊かだと思わせてくれるのが面白い。本編より軽いノリだがこれも面白いエピソード!



わずか3話分のエピソードだが、どれも単発回として申し分ない面白さ。
是非本編と併せて視聴してほしい!特に50話「オンステージ」は傑作!

投稿 : 2024/03/23
♥ : 6

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

一番非常識な奴は誰だ?

これは文字通りマクロス7のアンコール映像。3話編成です。
この物語では非常識な人たちが登場しますが、誰が一番非常識な人かを当てていただければと思います。

1話目は、バサラの過去をドキュメンタリー形式で紹介しています。
あたり障りのない普通の物語ですが、バサラファンならば見とくべき内容です。


2話目は、ミリア市長が主人公のようです。
こんな我儘な女性が市長をやっているなんて…、旦那のマックス艦長も可哀相。
おそらくミレーヌの心の美しさは、母親ミリアを反面教師にしたためなのかもしれませんね。

また、2話目にはミレーヌとバサラとの出会いもあります。
超我儘なリードボーカルのバサラとうまくやっていけた唯一のシンガー、それがミレーヌでした。


3話目は、女性だけのゼントラーディ残存艦隊がやってくる話。
この中で最も面白い内容です。「これぞマクロス7」という内容でした。

彼女ら残存艦隊は、戦いに明け暮れた人生をずっと過ごしてきた人たち。
同じゼントラーディのミリア市長の説得にも耳もかさず、
いかなる話し合いにも応じず、マクロス7に戦いを挑むようです。
地球人の常識とはかけ離れた常識の中で過ごしてきたため、彼女らの行動は非常識の極みと思われます。

また、今回はエキセドル参謀が知略を発揮します。さすがゼントラーディの元軍師です。
そして、最後の最後でバサラが大活躍(?)します。


実際に見ていただくと、一番非常識な奴は誰かが、よくわかりますよ
(^_^)

投稿 : 2024/03/23
♥ : 7

65.5 8 1995年度アニメランキング8位
LEVEL-C 快楽の方程式(OVA)

1995年7月14日
★★★★☆ 3.6 (11)
70人が棚に入れました
葵二葉と紅三葉原作のボーイズラブコミックのOVA版。高校生でモデルの篠原みづきは、ある日、住所不定のサラリーマン・本城一臣と出会う。一臣に「一晩泊めて貰えないか?」と頼まれ、了承するみづきだが、いつしかふたりは惹かれ合っていく。

65.0 9 1995年度アニメランキング9位
神秘の世界エルハザード(OVA)

1995年5月26日
★★★★☆ 3.5 (51)
253人が棚に入れました
OVAとTVアニメが同時並行で作られた異色の作品のOVA版。監督は「魔法少女プリティサミー」などで有名な秋山勝仁。文化祭の準備で忙しい東雲高校。科学オタクの高校生、誠は発明中の機械を暴走させてしまう。気が付くと、学校は神秘の世界エルハザードに飛ばされてしまう。学校に残っていた藤沢先生、弁当売りをしようとしていた菜々美なども一緒にとばされてしまい…。

声優・キャラクター
岩永哲哉、井上喜久子、夏樹リオ、置鮎龍太郎、石井康嗣、小桜エツコ、櫻井智、吉田美保、島津冴子、阪口あや、沢海陽子、天野由梨

かかのん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

良い作品だがネタが…

神秘の世界エルハザードはLDで購入済みですw

最初に観た印象がハイラインの「夏への扉」と剣乃ゆきひろ「DESIRE」がちらついて余りに印象が薄かったんですよね。

それよりもバスタード以降の岡崎氏や駆け出しの中沢氏のキャラとアニメートが素晴らしく、そればかり注目してました。

この年代はPSとサターンが94年に発売されポリゴンゲームの揺藍期でPC98では18禁ゲームで名作が連発していた頃だったので。

事実このエルハザードがリリースされた時期はOVAの流行が完全に終わっていて同年のエヴァが放送されるまでアニメ自体が今で言うところの「オワコン」状態でした。

作品の見どころはAICのOVAの最後期の丁寧な作画と秀逸なキャラクター性ですね。

細かいツッコミをいうとアクションが意外と少なく、お姫さんと同盟軍って7話もあるのに何してんの?とか誘拐されたイベントが効いてくるのが後半過ぎて空気、全体的にドタバタ風味で進行と構成がちょっとタルい…

この作品は中沢氏のイフリータのキャラのフォルムがエロカッコ良くて、そのイフリータが悲恋風なヒロインというのが全てです(断言

個人的には構成しなおして26話でリメイクして欲しいですがいかんせん古いし、シナリオがゲームっぽいので悩むところです。

最早AICもパイオニアLCDも無いし望むべくもありませんが…

陣内役の置鮎氏がいい味だしてますw

投稿 : 2024/03/23
♥ : 2

渚イオリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

不朽の名作

一世を風靡した(?)パイオニアハーレム系アニメ(??)
そう括ってしまうのはあまりにも失礼と思わせる作品

TV版とOVA版で大幅に設定が違う事
OVAの続きがTVになってしまった事などもあり
もしかすると当時小首を傾げてた人も居るかも知れないが、
見るべきは初期OVAのこの作品だと断言する。

魅力的なキャラクター達が織り成す美しい円環を描いた物語
その完成度は未だに色褪せない傑作だと思う。
見た事がない人は是非とも見て頂きたい。

そしてイフリータに悶えるべし!

投稿 : 2024/03/23
♥ : 2

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

良かった

高校の地下から発見された遺跡がもとで異世界へ飛ばされる主人公たち。
飛ばされた異世界エルハザードでは、人類と昆虫族の戦争真っ只中。主人公誠と藤沢先生は人類側。誠を敵視している頭がちょっとアレな陣内は昆虫族へでコメディ色が強い前半であるし、スレイヤーズぽいのとか、幻影族なる第三の敵がガミラス星人だろ?神の目なるのはスターウォーズのデス・スターだろ?そこで藤沢先生に石川五右衛門の台詞言わせるか?とか、ファンタジーなのかSFなのか?とかあるんだけど、そんなツッコミたいことを忘れてしまうほど1話と最終話の繋ぎ方が見事で、ただ涙、涙…
アナログでこのクオリティは今では不可能です。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 0

65.0 9 1995年度アニメランキング9位
無責任艦長タイラー(OVA)

1995年9月1日
★★★★☆ 3.6 (15)
87人が棚に入れました
人気作家、吉岡平原作の人気SFコメディのOVA第三期。監督は「PARASITE DOLLS」などのSFアニメで定評のある吉永尚之が手がける。今シリーズは長編と短編が織り交ぜた独自のスタイルをとり、短編には女性人気キャラであるアザリンにスポットをあてた作品を収めている。ワングに父親を謀殺され、ラールゴン皇帝になったアザリンだったが…。

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

きれいなタイラー。あれれ?

アニメーション制作:スタジオディーン
1995年9月1日 - 1996年8月1日に発売された全8話のOVA。

原作は、吉岡平によるライトノベル『宇宙一の無責任男』シリーズ。
監督は、吉永尚之。

【概要/あらすじ】

型破りな軍人であるジャスティ・ウエキ・タイラー少佐。
皇帝ゴザ16世アザリン。

この二人の邂逅により、惑星連合宇宙軍 vs 神聖ラアルゴン帝国 の長きにわたる宇宙戦争にも、
あらたな一歩が芽吹きつつあるが、「戦い」は終わることが無かった。
互いに決め手を欠くままに、次の戦いに向けての束の間の小康状態。

主人公のタイラー少佐が艦長として率いて、数々の戦いで名を残した老朽駆逐艦「そよかぜ」
の乗組員は、軍司令部から次の戦いに備えての休暇を伴った地上勤務が命じられた。

第01話 ゴザ16世アザリン
第02話 コジロー・サカイ
第03話 海兵隊
第04話 タイラー&ユリコ
第05話 ユリコ&ヤマモト
第06話 ヤマモト

話毎に主役を替え、キャラエピソードが綴られる。
そして、第07-08話の「地上より永遠に」に繋がって物語は新たな局面を迎える。

【感想】

最終話「地上より永遠に」前後編も含めた全8話の感想。

スタジオディーンに制作が変更して監督以下スタッフ総入れ替えで始まったOVAシリーズ。
厳密に言うと編集の森田清次氏は続投なのだが。
設定な どはTVシリーズのものが引き継がれてキャラデザも原案という形でリファインされて、
物語も、TVシリーズ&ひとりぼっちの戦争を踏まえた続編になっている。

引き締まった骨太なキャラデザイン、重厚な本格スペオペ風BGM。
TVシリーズにあった、お茶の間コントノリで行われる宇宙戦争は鳴りを潜める。
シリアスな話&ドラマチックなちょっといい話が繰り返される。
展開に緊迫感があったり謎を登場人物が追っていき観てる側も一緒な気持ちになったりもする。

あれ?タイラーって、こんなアニメだったっけ?
原作とTV版がかけ離れてもいれば、TV版とOVA版も全く毛色が違う。
原作ファンには申し訳ないのだが、原作シリーズを読んでいない以上は、
面白くさえあれば、どっちでも良いのだが。

TV版のタイラーの、だらしない主人公の顔つきに好感が持てずに、
シナリオのノリも受け付けづらかった自分としては、
実は、このOVAシリーズは自分好みに改変されていて良かった。
タイラーも見た目が可愛らしい好青年になってるし、
あれ?この甘い童顔じゃ普通にモテるんじゃね?て、
やっぱりTVのとは別人だよ。。普通に頭が良くなっているし。

特に思うのが、花の慶次の前田利家と四井主馬の慶次に対するが如くに、
苦虫を噛み潰したような顔でタイラー潰しを画策するセコくてコミカルな悪役というTVシリーズでの、
ミフネ中将とフジ中将が作中での立ち位置かキャラ解釈が変わったのか、
OVAシリーズのミフネ中将は凛とした威風のある軍人になっている。
ミフネは、「ひとりぼっちの戦争」の時点で既に毒気が抜けていたのだが、TV版と違って格好良くて笑う。
一方でフジ中将は、相変わらず小狡い性格。

物語の中で軍に生きる様々な立場の人間の思惑が折り重なって、
それは派閥争いなどもありキレイな感情だけではないものの、
様々なセクションで任務に精励する軍人たちの姿が、きちんと描かれていたのが大きな評価ポイント。
事件や異変の収拾に直面してタイラーの運任せ風まかせ、頑張らなくてもなんとかなる!という、
主人公補正のスタンドプレーの結果として、ご都合主義展開で上手くいくというのではなくて、
軍に所属する登場人物の連携した努力が実を結ぶという群像劇が、このOVAを構成する要素なのである。
全体的に登場人物の知能もOVAでは上がってもいて、名前のないキャラでも仕事をしている姿が格好いい。
特に苦労人のヤマモト副長にスポットが当てられていて、陰で大活躍し&彼の過去が語られ掘り下げられており、
主人公であるはずのタイラーより目立って優遇されている!

勿論、主人公タイラーに美味しい見せ場が存在するのであるが、
周りの人間を引き立て役&驚き役に徹させずに、
それぞれのキャラの見せ場をキチンと作った上で、シナリオ上で調和させている。

TV版を好む者にとっては、賛否どっちであれナニコレ?て思える要素たっぷりの作品には違いないが、
人間の描き方においてTV版よりも、こちらの吉永監督版のほうが、ずっと好みだった。
スチャラカさが薄いので、これってタイラーなの?と言われれば反論できないのであるが。

結局はアニメとはスタッフによって、作画や演出方法が幾らでも変わりうる。
ただアニメを一見しただけでは、『この作品はこうだ!』と断ずるのは早計であり、
出来の良し悪し関係なくアニメとは監督やスタッフのフィルターが掛かった加工物であると、
原作付きアニメの一例としてタイラーを観ていて、ちょっと思うところがあった。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 29

64.7 11 1995年度アニメランキング11位
ガンスミスキャッツ [GunSmith Cats](OVA)

1995年11月1日
★★★★☆ 3.5 (19)
88人が棚に入れました
愛銃Cz75で戦う賞金稼ぎのラリー・ビンセント、ボム・フリークスのミニー・メイたちを描いた同名の園田健一原作コミックのOVA作品。ストーリーはオリジナルで、運び屋ビーンのコンビを組みやっかいなトラブルに立ち向かい、原作の硝煙臭いストーリーをそのままにシカゴを舞台にガンアクションが展開される。もちろん、コミック同様の銃の運用に対する徹底したリアリティも見逃せない。また本作に登場するパーシー警部は、2004年より続編としてコミック連載がスタートした「GUNSMITH CATS BURST」で登場し、OVA版のリボーンと思われる展開が話題を呼んだ。

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

昔は珍しい女性バディものガンアクション。作画・演出が高水準です。

 さて、女性バディものというのは00年以前にはかなり少なく、すぐ思いつくのが本作とダーティーペアくらいでしょうか。アニメだとこの数年後にNOIRノアールが出てきます。本作自体は今ではかなりマイナーな作品にはなると思います。

 昔は感情移入する相手先が同性だったので、この手の「(少し)大きなお友達」向けのコンテンツでは女性主役は少なかった気がしますが「リコリコ」が出ている今、かえって違和感がないのかもしれません。まあ要するに「リコリコ」からの連想で女性バディもののレビューです。

 OVAということで手書きアニメの丁寧な作画を楽しみたい人には一見の価値があります。
 キャラは下着シーン満載ですが、生々しいデザインではないのであまり気になりません。残念なことに2作目、3作目と作画の丁寧さが失われていく感じです。アニメ技術・絵柄の美しさを観賞するなら1作目がダントツに優れています。
 2作目は良いと思いますし、3作目も決して悪くはないですけど、この時代のまだ作画が丁寧だったころのアニメ作品としては特筆するほどではないという感じです。
 ですので、作画の点数は低めです。1作目だけなら文句なく5点満点です。

 本編については、ストーリーは映画的テイストですがありきたりです。ただ、アクションアニメのベースとしては90分弱に程よい刺激でまとめられていました。テーマ性の薄い娯楽作品として見る分には、そこそこ面白いと思います。

 またアニメとして演出や作画に見るべきところが多く、カーアクション、ガンアクション、情報活動、日常のそこここに工夫があり、アニメ映像として楽しめました。
 00年以降に登場する少女ガンアクションものと比較しても遜色ないし、この作品の1作目の丁寧さはかなりの水準だと思います。

 多分アメリカが舞台ですが、非常にアメリカ的雰囲気も出ていました。黒人、白人のヒロインですがやっぱり顔と髪型は日本人でした。
 キャラデザは椎名高志(ゴーストスイーパー美神)とか昔のガイナックスというかそんな感じの80~90年代のエヴァ以前のオタク絵の雰囲気です。
 キャラの性格造形はヒロイン2名とも内面は見えませんが、この手の娯楽作品としては必要十分だと思います。キャラ付けはちゃんとできていました。本来はマンガ原作だったそうでバックグラウンドが分かってくると、違う見方になるかもしれません。

 サブスクではもうないのかもしれませんが、機会があって視聴しました。手書きOVAの味わいを楽しめました。

 追記 やっぱり2作目のカーアクション、ガンアクションはすごかったので作画評価あげます。あと、もう1回みたら思ってたより面白かったです。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 3

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

細部描写がしっかりしたポップな女版「シティーハンター」?。

 とにかく銃周りや車などの細部の積み重ねが世界に魅力をあたえている作品。こういう作品は、話がどうとかテーマがどうとかな大袈裟なもんじゃなく、ありきたりな話をどうセンス良く語るかに尽きる。ベタ気味だが可愛いキャラも良い。昔でまだ萌えとか言われる前の作品の温かみがあって漫画漫画してる良さがあるキャラデザは好き。


 ガンアクションもカーチェイスも一見ド派手だけど、下手な人がやるとアニメでも実写でも冗長で平板になってしまう。その点、本作は基本的なアニメーション技術の確かさがしっかり出ていてグッド。あと、昔の作品は声優さんも充実してる。「リコリコ」もこういう女版「シティーハンター」みたいな話ならまだ良かったのに…。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 3

62.6 12 1995年度アニメランキング12位
ジャイアント・ロボ THE ANIMATION 外伝 鉄腕ギンレイ-GinRei(OVA)

1995年2月21日
★★★★☆ 3.5 (13)
51人が棚に入れました
本編では決して描かれなかった銀鈴の活躍が描かれている。BF団が偽銀鈴を仕立てようとする『素足のGinRei』。国際警察機構&BF団の実態を描き、本編では出番のなかった巨大ロボット戦ありの巨編『鉄腕GinRei』。

62.4 13 1995年度アニメランキング13位
不思議の国の美幸ちゃん(OVA)

1995年6月21日
★★★★☆ 3.5 (14)
62人が棚に入れました
元ネタは不思議の国のアリス。
不思議の国に迷いこんだ女子高生「美幸ちゃん」が、不可思議な女性キャラクターたちに翻弄されるストーリーである。

62.2 14 1995年度アニメランキング14位
3×3 EYES 聖魔伝説-サザンアイズ(OVA)

1995年1月1日
★★★★☆ 3.4 (23)
139人が棚に入れました
91年製作のOVAシリーズに続く新たなストーリーのシリーズ。”三兄眼”(さんじやん)として記憶を封印された普通の生活を送っていた少女、パイが、再び記憶を取り戻すまでの旅を描いている。

62.0 15 1995年度アニメランキング15位
バイオハンター(OVA)

1995年12月8日
★★★★☆ 3.4 (12)
59人が棚に入れました
人気コミック『ギャラリーフェイク』の細野不二彦と、『デスノート』のマッドハウスが手掛けたアクションホラーのアニメーション作品。人間を妖怪に変えてしまう病原体・デモンウイルスが巻き起こす事件を解決する越ケ谷と駒田。二人はデモンウイルスをコントロールすることができるという特異体質であった。そして都内で女性の内臓を食いちぎる猟奇的連続殺人事件が起きたとき、彼らは動き出す。キャストには、『機動戦記ガンダムSEEDシリーズ』の関俊彦、『美味しんぼ』の井上和彦、『YAWARA』の皆口裕子などの豪華声優陣となっている。

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

一本で完結するホラーOVAの中でも特に好きな作品

このOVAは、細野不二彦氏の漫画を原作とした作品である。
漫画に関しては、読了していないためコメントできない。

おおまかなあらすじとしてはこんな感じ。
デモンウイルスによる事件が続いている架空の日本が舞台。
普段は、デモンウイルスの研究者として生活している
越ケ谷と駒田だが、裏ではデモンウイルス事件解決のために
暗躍する探偵としても活動していた。
それから、しばらくした後都内において、女性を狙った
猟奇的連続殺人事件が発生する。2人は、これはデモンウイルスの
仕業だと確信し、事件解決のために動き出すのだが…。

まず目を惹かれたのは、デモンウイルスの設定。
一応、妖怪アニメでもあるため、それにちなんだ妖怪が
登場するのも面白い。個人的に好きな妖怪は、妖怪に変身した駒田。
おそらく、ガルーダを元にデザインしたものではないかと
思われる。個人的には、とても興味深いものだと思った。

また、比較的テンポよく進む点も高評価。変にだれることなく
集中できるのは大きい。他の川尻作品も何本か視聴したのだが
私の中ではこのOVAが一番出来がいいように感じる。

敵キャラでは、紫色のスーツを着こなした
長身の赤髪の男が一番好きだ。出だしから、こいつは明らかに
危険な奴だと実感した程。最終的には倒されてしまうものの
悪役としての貫禄は十分果たしていると思う。
私としては、ラスボスよりもこの赤髪に尊敬の意を表する。
(悪役キャラとしてである)

ちなみに、序盤からエロシーンが存在する。
正直驚いた。視聴前にこれを予測できた人が
いたらぜひ教えて欲しい。

1時間以内と短いもののグロ描写もそれなりにある。
印象的だったのは、カニバリズムと顔面破壊のシーン。
油断しないほうがいい。事前に耐性を付けてから
視聴することをオススメ。

個人的には、名作だと感じるほどとても面白かった。
良作の域に達する。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 6

58.7 16 1995年度アニメランキング16位
真・女神転生 東京黙示録(OVA)

1995年6月21日
★★★★☆ 3.2 (13)
77人が棚に入れました
 人気ゲーム「女神転生」シリーズのOV化。普通の高校生、相馬小次郎は夢を見ていた。炎に包まれた東京と悪魔が作る暗黒の世界。小次郎に語りかける落ち武者の姿をした悪魔。それと同じ夢を見てうなされる八神咲は小次郎と同じ学校に転校してきた少女だった。二人が出会い、平和な学園は一転して悪魔に狙われる城と化す。そんな二人に不思議な力が宿る。それは悪魔と戦い、夢に見た崩壊していく東京を救うという何者かのメッセージなのかもしれないのだが…。

計測不能 17 1995年度アニメランキング17位
らんま1/2 SUPER(OVA)

1995年9月21日
★★★★☆ 3.6 (5)
55人が棚に入れました
人気マンガ家、高橋留美子原作の人気シリーズ第七弾がOVA化。監督はシリーズですっかりおなじみになった西村純二。一度でも入ったら必ず破局を迎えるという、破恋洞。この伝説の洞窟に右京とシャンプーが町内会の旅行で行こうと画策する。目的は乱馬とあかねを別れさせるためだ。しかし、良牙や玄馬など、さまざまな人物が関わってしまい…。

計測不能 17 1995年度アニメランキング17位
赤ずきんチャチャ(OVA)

1995年12月6日
★★★★☆ 3.9 (5)
51人が棚に入れました
人気少女マンガのOV化。監督は劇場版「るろうに剣心」シリーズを手がけた辻初樹。うらら学園に通うチャチャのクラスに転入生のポピィがやってくる。しかし、彼はもみじ学園の学園長がうらら学園の秘密を探るために送り込んできたスパイだった。そうとも知らないチャチャは新しい友達に大喜びする…

計測不能 17 1995年度アニメランキング17位
今日から俺は!! 第5巻 名もなく 貧しく ズルッこく(OVA)

1995年11月1日
★★★★☆ 3.7 (9)
49人が棚に入れました
『今日から俺は!!』(きょうからおれは)は、西森博之による少年漫画作品。またそれを原作にしたOVA作品。千葉の架空の高校である軟葉高校と、その周辺地域を舞台にした「ツッパリ格闘漫画」でありギャグ漫画。主人公・三橋貴志と、相棒の伊藤真司の2人が様々な敵と戦ったり珍事に巻き込まれたりする。

計測不能 17 1995年度アニメランキング17位
ダーティペア FLASH2(OVA)

1995年6月1日
★★★★☆ 3.4 (9)
47人が棚に入れました
人気リメイク作品の第二期OVA。監督は「とっとこハム太郎」で有名な望月智充が担当。20世紀末の地球のテーマパークをモチーフにした“ワールズワイド"のコンピューターにウィルスが侵入した。ケイとユリはそのコンピューターのエンジニアであるトーマを警護するべく任務に当たる。しかし、トーマもまたケイとユリ同様にハチャメチャな性格で…。

gabbana さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

2期目ラブリーエンジェル

2期目は全5話です。
前作のケイとユリは同じですが、直属の上司はガーナーからポポロに変更されています。また、新しいパートナーのトーマが加わります。
ストーリーは、1990年代の日本都市を味わえるテーマパークの星にてテーマパークを制御するコンピューターが何者かにウィルスを付けられ、それに対処すると言った話ですが、ある程度は短編ストーリーです。(学園寮の話など)

1期目に比べお互いに憎まれ口を言い合うケイとユリですが、基本は中が良いようですね^^

投稿 : 2024/03/23
♥ : 0

計測不能 17 1995年度アニメランキング17位
今日から俺は!! 第4巻 なのに あなたは京都へ行くの!(OVA)

1995年5月1日
★★★★☆ 3.6 (8)
47人が棚に入れました
『今日から俺は!!』(きょうからおれは)は、西森博之による少年漫画作品。またそれを原作にしたOVA作品。千葉の架空の高校である軟葉高校と、その周辺地域を舞台にした「ツッパリ格闘漫画」でありギャグ漫画。主人公・三橋貴志と、相棒の伊藤真司の2人が様々な敵と戦ったり珍事に巻き込まれたりする。

計測不能 17 1995年度アニメランキング17位
アルスラーン戦記 征馬孤影(OVA)

1995年1月1日
★★★★☆ 3.5 (7)
46人が棚に入れました
人気作家である田中芳樹原作のファンタジー小説のOV化。パルスと呼ばれる世界で王太子アルスラーンの活躍を描く。順調に進軍を続けるアルスラーンだったが、驚くべき情報が届けられる。それは軍侵攻中の留守を狙って隣国のトゥラーンがペシャワール城に攻め込むとのことだった。侵攻先のルシタニア軍と挟み撃ちという形になってしまうが、参謀のナルサスが起死回生の提案をする…。

計測不能 17 1995年度アニメランキング17位
魔法少女プリティサミー(OVA)

1995年8月25日
★★★★☆ 3.7 (8)
45人が棚に入れました
「天地無用!」の女性人気キャラ砂沙美が主人公の魔法少女のOV化。脚本はシリーズですっかりおなじみになった黒田洋介が担当。小学校四年の河合砂沙美は古い洋館で不思議な女性と出会う。津名魅と名乗るその女性は魔法の国“ジュライヘルム"からやってきたらしい。彼女は砂沙美に魔法の力を授け、地球をより幸せにするように頼む。これをきっかけに魔法少女プリティサミーが誕生する…。

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

お気楽魔法少女アニメ、全体的に軽いノリ。

天地無用!シリーズのスピンオフ、魔法少女アニメ。

実は、天地無用シリーズ自体見たことありません。魔法少女アニメということでとりあえず見てみたのですが、割と楽しめました。


天地無用!はアニメだけでも様々な派生作品があるようですが、キャラの家族構成や設定が色々変えてあるようです。

今作のサミーに関しても、母のちひろや親友の 美沙緒ちゃんが活躍していましたが、本編には登場しないと聞いてびっくりしました。
オリジナルでこのキャラの凝りようは正直すごい。(美沙緒ちゃんは同じくスピンオフ作品のバトルプログラマーシラセのヒロインになってます)


内容は、魔法界からやってきた魔法使いに突然魔法少女になってくれと頼まれ、何故か現れるもう一人の魔法少女との闘いに巻き込まれる。というような展開です。


※砂沙美がプリティサミーになるよう頼まれた理由は、魔法の力によって世界を正しい方へ導き、地上の善と悪のバランスを是正する・・・・ということでしたが、OVA時点ではほとんどこの設定絡んでないと思います。

訂正:この設定はTVアニメ版のものでした。申し訳ありません。

正しくは、
「サミーゲージ」なる善行を積む事で値が増える判定機の数値を規定量以上のものとする・・・ということです。(wikipedia参照)
ぶっちゃけ何を言ってるのかよく判りませんでした。TV版の設定の方が説得力があり自然です。

上記含めた設定の説明や話の展開も駆け足なので、ちょっと不親切な導入だと感じました。


しかし、OPから元気一杯な感じ(砂沙美役の横山智佐さん自身が歌う、OPロゴ含めて陽気な雰囲気)で、本編でも母のちひろさんが荒ぶってたりして、わいわいお祭り気分なアニメなので楽しいです。
2話はますますこのお祭り騒ぎがヒートアップするので、出来れば2話までは見てほしいです。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 3

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

本編より高評価という・・・(笑)

 黒田洋介さんの冴えた脚本が見事なテンポで繰り出されていて、ひとつのネタを無理に引き延ばしたりせずに次々と笑いを提供してくれる作品でした。

 羽音たらくさんによるキャラクターも、本編(天地無用)より柔らかさが感じられて作品のポップさに上手くマッチしていると思います。

 魎皇鬼がしゃべっているのは非常にうれしかったです。小桜エツ子さんの可愛い演技を楽しむことができました。魎呼と阿重霞は好きなキャラクターですが、今作では脇役に徹して正解です。

 しかし声優陣で一番存在感を放っていたのは、河合ちひろ役の松本梨香さんです。彼女のブッ飛んだ演技は大爆笑でした。あと、神谷浩史さんが出演していたことも驚きでした。この時点で、すでに素晴らしい演技力でした。

 今の時代では確実にやれないネタも盛りだくさんで、この頃の表現に慣れている身としては懐かしくも感じました。特に第2話の秋葉原モノは、完全に「ナースウィッチ小麦ちゃん」シリーズに影響を与えていますよね。大いに笑いました。

 ここまで面白い作品だとは思いませんでした。テレビシリーズの視聴も楽しみです。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 0

計測不能 17 1995年度アニメランキング17位
らんま1/2 熱闘歌合戦(OVA)

1995年8月19日
★★★★☆ 3.9 (4)
45人が棚に入れました
「うる星やつら」の原作、高橋留美子の大人気マンガのCDでリリースされたもののOV化。監督は「逮捕しちゃうぞ」も手がけた古橋一浩。人気歌番組「熱闘歌合戦」に出場することになったらんまの一家が部隊狭しと大騒動を起こす。テレビの途中に猫飯店とお好み焼きやうっちゃんがCMで入ったり、小太刀が電波ジャックを起こしたり、随所でサブキャラが活躍しているのも注目。

計測不能 17 1995年度アニメランキング17位
SMガールズ セイバーマリオネットR(OVA)

1995年5月25日
★★★★☆ 3.5 (9)
42人が棚に入れました
ヒットメーカー・あかほりさとるの構築した壮大な物語世界の中で、その一時代の戦いを描くOVAシリーズ。 惑星テラツーの都市国家ロマーナで執政官ヴィレイの息子ジュニアは、反乱を企てる兄フェイスが放ったセクサドールズによる攻撃を受ける。その魔手からジュニアを護るのは、作られた存在でありながら乙女回路によって心を持つことができたセイバーマリオネットたちだ。純粋なライム・嫉妬深いチェリー・沈着冷静なブラッドベリーら3人は、大好きなジュニアのために我が身を張って戦い抜く! 副題が示す通り、ちょっぴりアブナイ戦闘シーンが本作のウリ。いずれも幼い容姿のセイバーマリオネットと肉感的なセクサドールズの激突はやや倒錯的? なお本作の舞台は、後年に作られたTVシリーズ『J』の後日談に当たる。

coldikaros さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

雰囲気が結構違う

初めに内容から書くと、この話はJの200年後の話です。その世界で前までと同じように3体のマリオネットを身近に置く主人公が国家の裏の事情に絡んでいくというお話です。
衰退が進んでいるのか、ファンタジー感が強い世界観になっています。
Jからずっと見てきましたが、この作品は他のシリーズ作品とは全く違いますね。
まず、最終的には綺麗に終わらせるものの展開がえげつないです。仲間のために露骨に犠牲になったりするキャラクターがいます。
また、なんかエロいシーンが多いです。明るい感じではなく、暗いそれですね、他の作品には絶対に無かったことですね。
ですが、他と違うからといってつまらないという訳ではありません。
むしろ、他のシリーズに比べてかなりストーリーがストイックなものになっていて、またかなり刺激が強いシーンが多いのでずっとわくわくさせられます。
自分としては、むしろこう言うストイックな作品の方が好きです。完全に個人の趣味ですが^^;
なんにしても、アニメ版セイバーマリオネットのシリーズとしてはかなり異端なので、見るかどうかはまるっきりお任せですね。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 2
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