1996年度に放送されたおすすめアニメ一覧 31

あにこれの全ユーザーが1996年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月25日の時点で一番の1996年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

82.3 1 1996年度アニメランキング1位
るろうに剣心 明治剣客浪漫譚(TVアニメ動画)

1996年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (883)
5699人が棚に入れました
舞台は明治時代初期の日本。主人公の緋村剣心(ひむら けんしん)はかつて新時代を築く為に活躍した長州派維新志士。戦国時代に端を発する古流剣術「飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)」を振るい、神速の抜刀術に代表される強さ、非情さと冷徹さ、殺戮が因業ゆえ「人斬り抜刀斎(ばっとうさい)」という志士名で恐れられる。
ある日、神谷活心流の師範代を務める神谷薫(かみや かおる)は、活心流の名を騙る辻斬りを追っていた。辻斬りを見つけ、闘いを挑むものの歯が立たない。そこに、自らを“流浪人”と名乗る剣心が現れる・・・。

声優・キャラクター
涼風真世、藤谷美紀、冨永みーな、うえだゆうじ、鈴置洋孝、安原義人、池田秀一、櫻井智、土井美加、白鳥由里、大塚明夫、大林隆介、田中真弓、家中宏、池田政典、日髙のり子、井上純一、笠原弘子、郷田ほづみ、八木光生、岩男潤子、檜山修之、松本保典、横山智佐、子安武人、優希比呂

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

カッコいい剣術アニメ

幕末の頃のアニメとして代表的な作品です。
主人公の剣心は優男ではあるけれど、血ぬられた過去が・・・。
次々と登場する剣客を相手にとってもカッコいい剣術戦闘をみせてくれました。
とくに京都編では、白熱した展開で最高でした!
個人的には比古清十郎がカッコよすぎて痺れてしまいました。


しかし京都編後のアニメオリジナルストーリーはイマイチ。
天草四郎の生まれ変わりといわれている剣士が登場する島原編や、西洋の騎士が登場する黒騎士団編など、いくつかのエピソードがありましたが、そのまま普通に原作通りに雪代縁のエピソードを行った方がよかったような気がしました。
確か黒騎士団編に関しては放送当時に「T.M.Revolution」のアーティストが声優を務めた事が結構話題になったような・・・。
でもオリジナルストーリーの中でも、第66話の「薫感激 剣心のぷろぽ~ず!?」は特に良かったエピソードで、この作品のファンなら必見のエピソードかと思います。


このレビューを書くためにこの作品の事を調べてみたら・・・15周年記念プロジェクトとして、なんと9年ぶりに新作が製作されるらしいではありませんか!
今の段階ではTV版の続編なのか、リメイクなのか、劇場版なのか詳細は発表されていませんが、これは実に楽しみであります!


レビュー追加情報・・・
な、なんと!続編は実写映画でしたね!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

往年の名作!

久しぶりに見たが、それでも楽しめる!
やはり、この時代のアニメの中ではグンを抜いて良いです!

私が思う見所としては、
①純粋な剣と剣とのぶつかり合い
②本気で行う、男と男の真剣勝負
の2点が挙げられます。

正直な所、現在のアニメでも「剣心」vs「斎藤一」のようなあのアツい剣技の勝負を見れないと思います!!
あとは、時代というんですかね?心に決めたものを守る為にはどんな犠牲も厭わないという、日本古来の男気溢れるアツイ戦いというのは、見ていてワクワクしますよね♪

そう言った点で、私はこの作品を「往年の名作」と評し、お勧めしたいと思います!!

ただ一つ問題は、とにかく長いww
94話(ガッツリ2年分w)という多大な量のある作品は、やはり見るのに根気が要りますねwww

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

そんなに好きでもないけれど少し語る。

友達が実写映画を観てからどハマりして、映画を一緒に見せられ、さらに会うたびに1度でいいから漫画を読んでくれとせがまれ、ようやく重い腰を上げて読んでみました。

ジャンプ好きだった僕でも名前くらいは知っていました。けどひと昔の漫画って思うようになかなか手が出せません。
るろうを読んだのも、友達がうるさくしてから3カ月くらい経ってからです。その間ずっと言い続けていた友達もどうかと思うけどw

率直に感想を言えば、僕にとってこの作品はそれほど心を打つものではありませんでした。
作者自身も仰っている通りまだまだ未熟な作品だと僕も思います。こんなこと言ったら殺されそうだなあ。まあいいや。
なんとか主人公の剣心が軸にはなっているけれど、ところどころに作者の迷走が見受けられます。
それに影響されて作品の方向性もぐねぐねと曲がりくねってしまっているように思いました。
でもそのへんも、他の欠点に関してもすべて和月さんご自身が触れているのでいちいち言う必要はないですね。
それでも2つだけ言わせて頂くなら、るろうに剣心は志々雄編のような少年漫画的気質を捨てて、
剣心の人生を描く方向性で良かったのと、やはり薫は殺すべきでした。あと個人的に相楽がすごく嫌いw

じゃあお前はるろうに剣心嫌いかと訊かれると決してそんなことはありませんが、もう1度通して読むことはおそらくないと思います。




......好きなところを語りましょう!

やはり初めて読んだとき、剣心に惚れました。
時代に背を向け、自らの信念に身を委ね、独り生きる姿はかっこいいです。
その背中に背負ったものの重さをひしひしと感じられる彼の言葉や笑顔にも惹かれます。
モラルの規範が徹底した彼の行動には驚かされ、正しさの行方を僕らの目の前にそっと差し出してくれます。
正しさの押し付けはせず、自らの経験によるそれらには説得力があり、その背景には過去の過ちと哀しみがひっそりと感じられます。
また、その中性的な見た目も素敵すぎます。髪は長く、顔は穏やか。さらに家事をしてるところに僕は射抜かれました。
ワールドウォーZという映画でもブラッドピットが初めのシーンでパンケーキを焼くんですが、そのシーンで心を掴まれました。
こんなパパが理想像ですw 家事をする男性ってかっこいいし、僕は憧れます。
さらにさらに、恵が阿片密造の自白をするシーンで、剣心は大胆にも後ろから口を塞いじゃうんですよね!
そんな剣心がすごく好きです!ズルい男だなあw

剣心以外で好きなキャラは、般若です。あと雪代の親父さんですね。
剣心に負け、相楽を起こして顔を突っ込まれる。また仲間を起こした後にも突っ込まれる。
「ったく、どいつもこいつも。」なんて言う彼が好きですし、最期は皮肉にも美しく、実にかっこよかったです。
雪代の親父さんはすごく良い人でした。剣心を最後に説得したシーンは涙してしまいました。
他のキャラはみんな一様に大して好きではありません。ひとりも。

アニメの剣心の声はすごく良いですね。シャーマンキングの葉みたいで。
これでアニメにも触れたのでよしw


過去の名作に触れたのはとても良い経験でした。
るろうが後続のジャンプ作品に多大な影響を及ぼしているのもよくわかりましたw
僕が和月さんの漫画を初めて読んだのはホムンクルスで、すごく気持ち悪かったのを覚えています。
るろうにとはだいぶ違っていたんですね。

これを機に幽☆遊☆白書も読む気になって、実際読んだんですが、こっちはめちゃめちゃ面白かったです!(笑)
さすが冨樫さんでした。ほんと面白い!いや、るろうも面白かったけどね。あとはスラダンも読んでみたい。

それでは、あでゅー。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

79.2 2 1996年度アニメランキング2位
機動戦士ガンダム 第08MS小隊(OVA)

1996年1月25日
★★★★☆ 3.9 (731)
3848人が棚に入れました
地球連邦軍パイロット シロー・アマダ少尉はアジア戦線に配属されることになったが、そこへ向かう途中に敵と遭遇し交戦、ジオン軍パイロット共々遭難してしまい、そのジオン軍パイロット アイナ・サハリンと生還のため協力することで彼女との間に交流が生まれる。救助されたのち配属されたアジア戦線では、アイナと敵味方と分かれて対峙することになる。そこに至ってシローは、人間性として当然の倫理を否定する戦場においても敵とわかり合うことも可能だと叫び、それを証明すべく戦うのだった…。

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

今まで見たガンダムシリーズの中で一番印象に残った作品です

実は本作品は、1~6話まで監督をしていた「神田武幸監督」の遺作となります。また、その後神田監督の意思を引き継いで完結まで持っていってくれた「飯田馬之介監督」、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
実は飯田馬之介監督も49歳という若さでお亡くなりになられています。
謹んで、ご冥福をお祈りいたします。

さて、ガンダムシリーズといえばニュータイプ・強化人間、最近の作品ではイノベーターといった、主人公が特殊能力を持っていることが多のですけど、本作品で主人公のシロー・アマダは普通の人間で、モビルスーツの操縦が特別に上手な訳でもないんですよ~シローの部下である、カレンやサンダースの方が地上戦は上手いかもです。とっても人間味があって人を引き付ける熱い男なのです。
そんなシローの前に現れた、一人の女性、アイナ・サハリン。敵ジオン軍の名門サハリン家の娘、とっても健気でやさしくて、部下から心底慕われる魅力的な女性なのです。
交戦の末に遭難し、偶然にもそこで出会った二人は、生還の為、ともに協力し合った事になったのです。
決して惹かれあうことがない、許されない、二人の関係がちょっとずつ変化しいく・・・そんなラブストーリです!

それだけじゃなくて、他にも見所がいっぱいなのですが、
その中でも注目は~ジオン軍の士官であるノリスとシローの死闘の場面です!!!ガンダム史上最高とも呼び声もあるこの場面は絶対に見る価値ありですよ~
グフカスタムかっこ良いし、ノリスの人柄で好きになったファンも多いのではないかな~ここでの名台詞はぜひお見逃さずに~

最後に、本作品の後日譚であります、
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ラスト・リゾート」
これを見るのを忘れないでくださいね~
本当の物語の結末が語られていますので!



投稿 : 2024/04/20
♥ : 24

だんちょー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

テーマが恋愛がメインなのでガンダムっぽくないんですよね・・・

OVA全11話+後日談のラストリゾート1話。

ファーストガンダムの時代の地上でのストーリー。

悪くはないんですがね・・・ そこまでお勧めはしません。

凄く泥臭い戦争を描いてるのにだんだん恋愛ものにシフト。

ロミオとジュリエットですかって感じでね(;・∀・)

個人的には異色な作品だと感じます。

ただ設定とかは凄く惹かれるんですよね。地上戦ならではのホバートラック。ガンダムのパーツ基準に満たない余剰パーツで作成したという設定の陸戦ガンダム。レジスタンスや兵士の心情などかなりリアルに描いているのに・・・







『好きだーーー!!』でドン引きなんですよ(#゚Д゚)y-~~イライラ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

リアリティーある戦闘&恋愛が魅力的!(〃^▽^〃)

OVA 全11話

最近までBS-11で放送されてたので、初めて観ました。


初代のファーストである『機動戦士ガンダム』とほぼ同時期を描いた外伝作品。

他のガンダムシリーズと比べて、戦場の生々しさやリアリティある設定です。
特に、足首の駆動部が壊れ 直すシーンや、
ビーム バルカン等の攻撃を受けた(あたえた)シーン等では、凄くリアルに描かれてます。

戦闘シーンはとても見ごたえあります。
そういった意味では、他のシリーズって、ダメージ具合が都合良い設定だな~って感じてしまいました。(〃 ̄ω ̄〃ゞ

特に、 {netabare} 対 グフ戦では、ヒートロッドが左腕に当たっただけで、腕が動かなくなる所なんかは、シビレました!
カッコっちょイ~  d(>_< )Good!!
やっぱそうじゃないと!
ヒートロッドって、軟弱武器扱いされてるから・・・
だったら普通にサーベル持たせた方が威力強いのに、ヒートロッドにした訳って?
ってなってしまうので、このシーンは見ものでした~ !(*^ー゜)b! グッ {/netabare}

本題

この08MS小隊は、恋愛要素が強い作品です。

個人的には、恋愛物は大好物なのでとてもよかったです。


主人公は、地球連邦軍の兵で、第08MS小隊の隊長 シロー・アマダ。
相手となるヒロインが、ジオンの名門サハリン家のアイナ・サハリン。

二人は戦場で出会う訳なんですが・・・・・

とにかく、ヒロインのアイナが魅力的な女性なんです。
綺麗で優しく女の子らしいです!
垂れ目なとこがチャームポイントで、可愛い! ^^

声優さんも、自分の好きな井上喜久子さんの声なので、キャラとイメージが合っていて、好きになっちゃいました。
(●&acute;&omega;`●)ゞ

余談だけど、芸人の土田晃之さん「ガンダム芸人」の娘の名前は、このアイナ・サハリンから取ってます。^^
(結構有名)


戦場で出会った二人・・・
{netabare}
その後、もう一度 戦場で出会います。
相手が敵なのに、次第に惹かれ合う二人
二人は殺さずの戦いをするようになるが・・・
当然 お偉いさんは認めない・・・

観ていて思いっきり感情移入してしまいました。

ラストは、二人が爆発に巻き込まれてしまい、死んでしまったかのようなエンディング・・・

だがしかし!

ラストのラストで、片足を失ったシローを、アイナが肩を貸し、二人寄り添って歩いているシルエットで終わりでした~

二人 生きてて良かった~ (@&acute;▽`@)

欲を言えば、もうちょっとラストの二人を見たかったです。
{/netabare}

自分的には、ラストの閉め方がもうちょっとでしたが、
とても面白く、感情移入できた良作品でした。

ストライクです! (*^&omega;^*)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 38

76.1 3 1996年度アニメランキング3位
機動戦艦ナデシコ(TVアニメ動画)

1996年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (785)
3758人が棚に入れました
22世紀末。突如として木星方面より現れた謎の兵器群木星蜥蜴(もくせいとかげ)は、圧倒的な戦闘力で火星、月の裏側を次々に制圧。今や、地球各地にもチューリップと呼ばれる母艦を多数降下させるに至っていた。2196年。そんな中、木星蜥蜴の支配下に置かれた火星に残された人々を救うべく、民間企業ネルガル重工は「スキャパレリプロジェクト」を計画し、その要となる実験戦艦 ND-001 ナデシコの艤装を終了させていた。クルーには「能力が一流なら性格は問わない」と言う方針の下、一癖も二癖もある人物ばかりが揃えられた。ナデシコ発進の日、火星生まれの青年テンカワ・アキトは、偶然再会した幼なじみミスマル・ユリカを追って出港直前のナデシコに乗り込む。アキトはコックとしてナデシコのクルーに採用されるが、IFS処理をしていたため、人型機動兵器「エステバリス」のパイロットとしても戦っていくことになる。

声優・キャラクター
うえだゆうじ、桑島法子、伊藤健太郎、高野直子、岡本麻弥、南央美、飛田展男、関智一、小杉十郎太、小野健一、真殿光昭、一城みゆ希、田中信夫

だんちょー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

SFロボット+ドタバタラブコメの融合?

全26話。

久々に見返してみたのでレビュー更新。

評価点を若干下方修正。

基本はギャグ多目のロボットアニメ。個人的にギャグ系はあまり得意ではないのですが、それなりに楽しく見れました。

かなりラブコメ要素が多いのだが、SF設定もしっかりしててロボット物好きな方も、ラブコメ好きな方でも楽しめる作品ではないかと思う。

若干思い出補正もあるかなっと思いましたが、今見ても良かったですね^^

作画等は当時としては良いほうだと思うのですが・・・

好きな声優、桑島法子さんの実質のデビュー作ですね。どちらかと言えば落ち着いた役が多い(?)桑島さんのハイテンションが見れますw

続編で劇場版があるのでそちらも是非♪劇場版はTV版と変わって結構鬱展開ですがね・・・

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

すごく楽しいSFアニメ

宇宙戦艦ヤマトとガンダムにラブコメ・熱血などの要素を強く取り入れたような作品です。
OP曲は元気がでる曲として有名。
シリアスなシーンも結構あるが、ラブコメ要素がかなり強い為、SFアニメの中でも最も明るいアニメのひとつです。
戦闘シーンは見ているこちらまで叫びたくなるような高テンションになりました。
ヒロインのユリカ役の声優は絶大な人気を誇る桑島法子、天然のかわいい女艦長を演じ航海を楽しませてくれます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

ジョニー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これが自分の原点かなぁ。

放送時期的にはエヴァの方が早いけど、実際テレビ放送をみたのはナデシコが先で、ハマったのもナデシコが先なので、これが私の原点と言っていい作品です。

この作品の良さは、『キャラの個性』ですね!
とにかく一人ひとり個性ありまくりです。
個性の塊ですw
そんなキャラがホントに沢山います。
そんな作品が面白くないワケがない!!

とはいえ、SFロボットアニメとして、設定やストーリーは、以外と重厚でふざけて笑ってばかりいたら、いつの間にか人が死んでいたりします。

たぶん、こんな昔の作品なのにこれだけのファンが居るのは、エンターテイメントとして求められる要素の多くを備えているからなんでしょう。
逆に言えば、今の作品に無いモノも感じると思います
私は今後も絶対この作品は忘れる事はないです。

追記 祝!やっとBDBOXゲット!(←どーでもいいw)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

73.0 4 1996年度アニメランキング4位
こどものおもちゃ(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (177)
1142人が棚に入れました
『こどものおもちゃ』は小花美穂による少女漫画作品、またはこれを原作にしたテレビアニメ。略称は「こどちゃ」。人気タレントである少女と、そのクラスメイトで大問題児である少年を中心に進むドタバタ学園ストーリー。本作は、1996年から98年にかけてテレビ東京系にて放送された人気アニメ「こどものおもちゃ」の後半、中学生編。集英社刊『りぼん』に連載された小花美穂による原作コミックを「おじゃる丸」の大地丙太郎監督がアニメ化し、大地監督の代表作と言われるほどの高い評価を得た。アイドルタレント・倉田紗南の波乱に富んだタレント人生と学校生活を中心に、いじめや離婚などアニメでは扱いにくい問題も丁寧に描いている。芸能界という舞台設定から実在芸能人も多数出演。準レギュラーとしてぜんじろうが出演していた他、TOKIOの松岡昌宏、篠原ともえ、ショッカーO野、声優(綾乃花丸小路智美)役で西村知美が出演している。また、八嶋智人も端役で出演。

声優・キャラクター
小田静枝、木野花、内藤玲、天野慶子、中崎達也

kanan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

残念でした

話の設定は重いが、それに劣らずコメディ要素が強いので
観ていて安心感はあるのですが・・・
大人になってからアニメ版を観た私には前半のハイテンションぶりにはちょっと鬱陶しくも思えました。

中盤からはほぼアニメオリジナルエピソードになっているのですが、前半のノリの良さは消えドロドロな暗い展開にがっかり。
最後まで観ておきたいという使命感でなんとか観終えたけど
原作が大好きな作品だけに残念でならない。

後半は原作とは別物。
できれば原作を忠実に作ってほしかった・・・

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

子供の視点から見た大人の社会

{netabare}OPと絵柄は想像できない程ヘビーな作品でした。小学生でありながら、芸能界の子役として活躍する紗南のちょっと背伸びした感性と、過去の体験から子供として大人を毛嫌いする羽山の年相応の感性といった、立場や考え方が異なる2人の小学生の目が捉えた現代社会の問題は様々な角度から切り取られ、時にシリアスに、時にコミカルに表現されていました。正直子供向けの作品としてはテーマがあまりにも共感しにくいものであったと思うのですが、そこは放送当時小学生だった私でも何故か楽しめていましたね。思えば思春期という、社会に意味も無く反抗したくなる(この場合、学校とか親とかですが)よく分からないエネルギーに満ち溢れた自分達の代弁者的な役割をこのアニメに無意識的に求めていたような気もします。大人に反感ばかり持っていた子供ではなくなってしまった今、この作品をきちんと見返すと、一体どういう気持ちになってしまうのか、少し怖くもありますが。こういうのがあるから、少女漫画は侮れないんですよねえ。少年向け漫画とはまた違った持ち味が今も昔も変わらずにあるのは、素晴らしい伝統だと思います。

時に辛い問題を抱えながらも、紗南を初めとした子供達はそれはそれはバイタリティに溢れていて、逃げずに向き合い、そして解決に向けて全力でぶつかっていきます。全力でぶつかる事を子供達は厭わない。大人になると全力で物事にぶつかるのは中々難しい物です。そういう意味では子供の方が未熟という既成概念は捨て去った方がいいのかもしれません。実際この作品は大人に向けての子供の視点からの問題提起な部分も含めているので、情けない大人に対する子供からの辛口のエールという見方も出来ます。

私が子供だった時は、全員が全員そうであったとは言いませんが、親の背中を見て、大人は凄いんだなという印象を持っていました。所が年を重ねるに連れて、大人のボロみたいなのも見えてきたりして、凄いと思ってたけど、実際そんな事はないのかも?みたいな疑問が出てきたりして。そういう微妙な心情を見事に表現した『こどものおもちゃ』。大人から見れば生意気な作品だと思いますけど、反面耳が痛い作品でもあります。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

こどもだってこどもなりに、こどもだからこそ悩んでいます

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
以前、「12歳。ちっちゃなムネのときめき」を視聴断念したのち、レビュー(笑) こっち「は」良い作品ですよ♪

同じように断念した方に、少女漫画原作にも、似た設定のアニメにも、良い作品はあるから観てほしくなりました(古いアニメなんで作画は完敗ですが)。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
主人公やヒロイン達は、「12歳。」と同様に、12歳の小6。また、同じように、恋愛に迷走していきます。

しかし、根本的に違うのは、「こどちゃ」は、その表題通り、「こどもの恋愛」を「こどものおもちゃ」として、捉えている点。つまり、「恋愛ごっこ」である自覚。

登場人物達も、「恋愛ごっこ」であることに薄々気づきながらも、付き合ったり別れたりします。しかし、その中で、「本当の恋愛」を見つけていきます。付き合ったり別れたりも、じっくりと長い時間やエピソードを重ねていくので、感情移入ができるのです。

ラブコメっぽいですが、実はシリアス系の恋愛モノです。

彼ら、彼女らは、全員が(大人によって負わされた)心の傷を抱えていて、それが、微妙に歪んだ人間を形成しています(そこをどう乗り越えていくかも見所のひとつ)。

終盤、「あの人物がああいう状況になるのは」、胸が苦しくなりました。

小学生ならではの、不安定な心情を上手く書ききり、と同時に、ドキッとさせられるような大人びた発言もします。確か、原作を読んだのは中学生くらいでしたが、今でも内容はバッチリ覚えています。

私は原作→アニメなので、原作の方が感動できましたが、アニメも十分におもしろい!

一方、「12歳。」は、冒頭で「大人でも子供でもない」って言ってましたが、、、なんだろう? 大人が偏見混みでみた子供って印象で、「アニメじゃない」って歌ったのに一番アニメアニメしていた、ZZみたいでした(いや、ZZにも良さはありますが)w

少し話がそれましたが、私の知る限りの少女漫画で、一番胸が切な苦しくなりました。いや、個人的には「NANA」より切なくなりましたよ♪
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18

71.5 5 1996年度アニメランキング5位
ドラゴンボールGT(TVアニメ動画)

1996年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (513)
3185人が棚に入れました
悟空がウーブと修行の旅に出てから5年。悟空の教えを受け15歳になったウーブは、立派な戦士になっていた。修行の最終試験を行っている頃、願いを叶えてから一年以内に揃えないと星そのものが消滅し人類滅亡となってしまうという究極のドラゴンボールを、世界征服を企むピラフが使ってしまう(しかも、そのときの願いを神龍が勘違いしたことにより、悟空は子供の姿にされてしまう)。悟空は、パンとトランクスと共に、ドラゴンボールを集めるため宇宙へと旅立つ。

声優・キャラクター
野沢雅子、皆口裕子、草尾毅、鶴ひろみ、堀川りょう、古川登志夫、田中真弓、増岡弘

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アニメ『ドラゴンボールZ』の最終話から5年後の世界が舞台となるアニメオリジナルの作品。

『ドラゴンボールGT』(ドラゴンボールジーティー、DRAGON BALL GT)はアニメ『ドラゴンボールZ』の続編として制作されたオリジナルストーリーのテレビアニメ。

1996年2月7日から1997年11月19日までフジテレビ系で放送された。全64話+番外編1話。

平均視聴率14.6%、最高視聴率19.7%(いずれも関東地区)。

『ドラゴンボール』(以下、『元祖』)『ドラゴンボールZ』(以下、『Z』)と続く『ドラゴンボール』アニメシリーズの続編。

スタッフ、テレビ局、スポンサーらによる、水曜夜7時のゴールデンタイム枠で、『ドラゴンボール』のアニメシリーズを続けたいという意向により、悟空の孫娘パンやトランクスたち次世代の子供たちが活躍する「魔人ブウとの最終決戦終結から最終話までの10年間」を描くオリジナルストーリーで新作を作りたいという意見を、原作者の鳥山明や週刊少年ジャンプ編集部に伝えた際、打ち合わせの中で出た意見を踏まえ、「原作の最終話のその後」を描くという方向性が決定したことで制作が開始された。原作の物語をベースにアニメ化した『元祖』や『Z』とは異なり、「原作のその後」をアニメだけのオリジナルストーリーで描く、孫悟空の新たな冒険ストーリーであり、原作者の鳥山明は「原作の壮大なサイドストーリーであるドラゴンボールGTを僕と一緒に楽しく観ていただければ幸いです」とコメントしている。

究極のドラゴンボールの力によって孫悟空が子供になったことから始まる。悟空が子供になり、それに伴い瞬間移動も使えなくなったのは、次世代の子供であるパンたちの物語に、悟空をどう絡ませるかを考えたとき、本作の段階で孫悟空はすでに50歳代となり、強くなりすぎて成長を描くことが難しかったことと、あえて悟空を子供に戻して様々な制限を設けたほうがドラゴンボール探しで宇宙を旅する冒険の幅も膨らむだろうという理由から。

アクションやギャグがある雰囲気でドラゴンボール探しの旅に出る『元祖』初期のスタイルに戻そうというアイデアを元に、原作の世界観が深く広いため、地球よりも宇宙のほうがスケール的には、どんな奴がいても許されるだろうという考えから、第26話までは宇宙が舞台となり、惑星冒険ものやスペースオペラの体裁をとった内容となっている。第3話のシナリオが終わった頃、「こんな旅の話をずっとやっても面白くないんじゃないか」、「ドラゴンボールシリーズなら、やはり爽快感が欲しい」という考えに到り、打ち合わせの中で「地球が危ないという話がいい」、「個性的な敵が出て、その関わりの中で戦う展開が面白い」という方向性が出たことから、原作同様、ロードムービー路線からバトル路線へ自然と移行していく構成となった。また前作『Z』で、幼い子供の視聴者は、悟空が出ていない展開が続くと気持ちが離れてしまっていたことなどを理由に、戦闘パートは悟空を主軸にした展開中心となった。そのため、前作まで準主役であった孫悟飯や孫悟天(ゴテンクス)などを主軸とした戦闘パートは本作ではなくなった。『Z』が原作連載終了後も物語の展開を引き延ばしていたのは、本作の製作に充てる準備期間が必要になったことも影響している。

前作からスタッフが大幅に交代しており、またこの年から東映動画制作の全ての新番組アニメに「ファイン・ネガ・ビデオシステム」が導入された影響で、本編中の色味が変更された。放映中にも主要スタッフが大幅に変動しており、松井亜弥の産休による降板でシリーズ構成が不在に、ベビー編以降の脚本担当は武上純希と前川淳とおおいとしのぶの3人によるローテーションとなるが武上は39話で降板し、以降は2人で残りのエピソードを書き上げた。作品のBGMは『Dr.スランプ アラレちゃん』の時代から15年間BGM作曲に携わってきた菊池俊輔からビーインググループ(Ading)在籍の徳永暁人(現『doa』メンバー)にバトンタッチされ、本作のために作曲されたBGMと映画『ドラゴンボール 最強への道』でのBGMが使われた。

なお、前作『Z』までは音声面はモノラル放送で、提供クレジットはブルーバック画面であったが、今作より音声面はステレオ放送となり 、同時に提供クレジット画面は、イラスト入りの静止画となっている。

本放送と、それに準じたテレビ放送用のマスターを用いた再放送の最終話ではクライマックスに『元祖』・『Z』を含めた全主要声優や主要スタッフの名が流れたが、DVD版とそれに合わせた再放送では16mmフィルムから直接起こされたマスターであるため、収録されていない。

『ドラゴンボール』シリーズ最後のハイビジョン非対応放送であり、フジテレビ・東映アニメーション共同制作作品としては最後のセル制作によるTVシリーズでもある。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

♪せもぽぬめ♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

戦闘シーン半端ないっす(≧∇≦)bスゲェー!!

~あらすじ~
魔神ブウを倒した後の続き

上の写真にも出てきてるんで言いますけど
悟空が小さくなってしまうんです。

自分は大きい悟空に見慣れてそっちの方が
格好良くて好きでした。

だけど、小さくなってしまったので、
正直がっかりしてました、、、でも見続けました。

前半は、一番最初の「ドラゴンボール」に戻った感じの展開だったので、
「懐かしいなぁ~」って感覚で見てました。戦いもシンプルで迫力が無くて、「ドラゴンボールZ」の方が面白いと思い見てました。

でも、途中から、戦いも面白くなってきて今までのドラゴンボールを
取り戻してきて、最後は相当戦いが激しくなって、興奮が抑えられませんでした。

「ドラゴンボール」と「ドラゴンボールZ」に張っていた伏線を
一気に出してきてとても面白くて見ていてワクワクしました!

やっぱり「ドラゴンボール」は凄いなぁ~と思いましたw

個人的に1番好きなのは「ベビー編」です。

「ドラゴンボールGT」を見たこと無い人は是非見てください♪d(´▽`)b♪

投稿 : 2024/04/20
♥ : 26

ふなひら さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

やっぱり名作

鳥山さんはもうドラゴンボールを書かないという意味でも「Z]をつけたにもかかわらず、ファンの要望により新展開を迎える作品。

悟空がちっちゃくなって、今度は地球規模でなく宇宙規模でドラゴンボールを探す旅ということなんですね。

現代の人気のある漫画のように伏線などはほとんど含まれていないにもかかわらず、何故か物語に引き込まれてしまうのが不思議でしょうがない。やはり名作は名作なんですかね。

がんばれ悟空。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

71.2 6 1996年度アニメランキング6位
スレイヤーズNEXT[ネクスト](TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (207)
1117人が棚に入れました
テレビアニメ第2作目で、原作小説であるスレイヤーズ本編第2巻、第4巻、第7巻、第8巻を元に構成されている。本編第一部の残りのエピソードをアニメ化したが、6巻の内容のみ、構成や登場人物の都合上、ほぼ丸ごとカットされている。魔道の奥義が記された魔道書「クレアバイブル」を求めて旅に出たリナ達。千年前の降魔戦争以来、なりをひそめていたシャブラニグドゥ配下の魔族たちがなぜか彼女らの行く手を阻んでくるのだった…。

JBさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

リナ・インバース=Untouchable

1期に続き、2期でも第1話でドラグ・スレイブぶっ放し♪
ファンタジーコメディ街道まっしぐらかと思えば
ガウリィとリナが・・・つ・遂にラブコメ展開!!?
そして魔族に対抗しうる力を求めて、クレアバイブルを探す旅の過程で
魔族に関して知ると、より世界観が明確になり面白味を増しました。
最強呪文であるギガ・スレイブの力の源、ロード・オブ・ナイトメア
その全ての闇を統べ、全ての混沌の生みの親
その配下の事とか降魔戦争のファンタジーな歴史とか
いやぁ~面白い♪実に面白かった♪
それにしても、リナとガウリィの食いっぷりを見てたら
こっちまで腹減ってくるよねww
ではでは、前作のレビューでも書いたようにこっちにも呪文書きますかw
 
【召喚術】
天を翔る闇夜の星久を、大地を束ねる古の契約よ、
我が命に従いて彼の者を呼び寄せたまえ
 
【魔力増幅】
四界の闇を統べる王、汝ら欠片の縁に従い、
汝ら全ての力持て、我に更なる力を与えん
 
【ラグナ・ブレード】
世界の戒め解き放たれし、氷れる黒き虚無の刃よ、
我が力、我が身となりて、ともに滅びの道を歩まん、
神々の魂すらも打ち砕き。
ラグナ・ブレェェェド!!
 
【ラグナ・ブレード】(完全版)
悪夢の王のひと欠片よ、世界の戒め解き放たれし、
氷れる黒き虚無の刃よ、我が力、我が身となりて、
ともに滅びの道を歩まん、神々の魂すらも打ち砕き。
ラグナ・ブレェェェド!!
 

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

Zel さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悪夢の王の一欠けよ、天空の戒めとき離れたし凍れる黒き虚ろの刃よ

1996年放映作品
全5シリーズの内1stに続き2期にあたる
前作もファンタジーとして秀作と言える作品だったがこのNEXTはシリーズ最高峰と言われる名作

リナ ガウリイ アメリア ゼルガディス
という前作からのお馴染みのメンバーは健在
というかより一層個性を増している
ゼルなどcoolなキャラが崩壊しかけていて最高に笑えるw
それに加えて獣神官ゼロスが今作から一行と共に旅をする事になる
このゼロスがとても神秘的で惹きつけられる
温厚な人柄の奥に隠れる狡猾で残忍な眼差し
ゼロスの登場のおかげで物語は120%増しで面白くなっていると言っても過言ではないだろう

1st同様前半は一行が旅をしてる最中にトラブルに巻き込まれてそれを解決していくパターンだけど、様々なトラブルがやがて一つの謎に関わっていく
クライマックス数話の次々と魔族の大物が出てくる大迫力で息を呑む展開は圧巻
そして最後は感涙必須w

ちなみに3期にあたるTRYは翌年1997年放映
そこから11年の時を経て2008年に4期REVOLUTION
2009年に5期REVOLUTION-Rが放映されている
月日が空き過ぎた為4期以降は未鑑賞
いつか観たいと思ってます


主演リナを演じる林原めぐみさん
言わずとも知れている名優さんです
同時期に放映していたヱヴァの綾波レイと同一人物と知った時は驚きました

光の剣士ガウリィは松本保典さん
サザエさんのノリスケさんもやってます

残酷な魔法剣士ゼルガディスは緑川光さん
スラムダンクの流川楓などクールなキャラが多いです

セイルーン王位第一継承者の姫アメリア役の鈴木真仁さん
アメリアと言えばこの方です!まさにはまり役だと思います
最近は出演作品が少ないようですが好きな声優さんです

ゼロス役の石田彰さん
夏目友人帳の名取周一や男子高校生の日常の会長などいけしゃあしゃあとした役がよく似合う声優さんです

投稿 : 2024/04/20
♥ : 17
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

いやぁいつになっても面白い!

公式サイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/contents/slayers/


シリーズ物第二弾、全26話。冒険ファンタジー。

■TVアニメ
スレイヤーズ
スレイヤーズNEXT    ←ここ
スレイヤーズTRY
スレイヤーズREVOLUTION
スレイヤーズEVOLUTION-R
■劇場版
スレイヤーズ(劇場版)
スレイヤーズRETURN
スレイヤーズぐれえと
スレイヤーズごぅじゃす
スレイヤーズぷれみあむ
■OVA
スレイヤーズすぺしゃる
スレイヤーズえくせれんと


サブタイトル

第25話までのサブタイトルはしりとりになっている。余談だがサブタイトルの1文字だけ赤文字になっている。


主題歌

オープニングテーマ「Give a reason」
歌 - 林原めぐみ、作詞 - 有森聡美、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 大平勉
エンディングテーマ「邪魔はさせない」
歌 - 奥井雅美、作詞 - 奥井雅美、作曲 - 奥井雅美・矢吹俊郎、編曲 - 矢吹俊郎
挿入歌「乙女の祈り」
歌 - 林原めぐみ&鈴木真仁、作詞 - 渡部高志、作曲 - 奥井雅美、編曲 - 矢吹俊郎

いやぁOPED共に神がかっていますね。大好きです。当時こればっかカラオケで歌ってましたよ。すっかり忘れてたのでまたカラオケ行った時は歌いたいと思います!


各話感想(14話以降~ 1話から書いておけばよかった…
{netabare}14話
緑川さんwwなんで歌ってるんですかw
ってかアイドルアニメになってるwリナとアメリア可愛いw
もうドラグスレイブのバーゲンセールw
15話
完全にコスプレ回w
ガウリィのクラゲが面白すぎるw
ちょくちょくリナが今までクラゲってツッコミ入れてたんだよな。
リナの足音がうるさいw
しりとりならぬ尻取りw完全に詰んだゼルww
16話
はいはい毎度毎度の飯テロ。なんでこんな食い物がうまそうなんだ。
ゼル女装やめいw
完全にタンゲw
何故かスポ根アニメにwまるでキャプ翼のような恐ろしさw
そしてクレアゲイブルという落ちw
17話
今度は女装回w
全員気持ち悪すぎるwゼルちゃんww
まさかのフェミ王国。
ルルwどっから出てきたんだよその名前wだが、男だ。
宝塚w結構パロ多かったんだなぁ。
Bパート始まりが完全にBLww
落ちは嘘発見器とみわがまさかの男w
ゾクゾク男の娘が暴露wひどい回だったww
神谷浩史がMOB出演!
18話
ここからが本番シリアス回が始まる。
はいはい出落ちゼロスw
マルチナ苦労してんなーwリナひっでぇw
石版多すぎwクレアバイブルとは一体なんだったのか…
完全なるコピーとはいえこれはひどいw
文字も点字みたいなもんじゃねぇか。
おばあちゃんにガウリーとの関係聞かれて赤くなるリナ可愛いw
リナとガウリーの焚き火シーンいいなぁ。
一生かって完全にプロポーズだろwって寝んな!w
黒い石版。

ギガ・スレイブ『不完全版』
闇よりもなお暗き存在(もの)、夜よりもなお深き存在(もの)混沌の海にたゆたいし、
金色なりし闇の王、我ここに汝に願う、我ここに汝に誓う、我らが前に立ち塞がりし
全ての愚かなるものに、我と汝が力もて、等しく滅びを与えんことを

ここメッチャシリアル。
いよいよ出ましたガーヴさん。


19話
あれだけ強かったゼロスが一瞬のうちにフルボッコ…
セイグラムまで。
ヘルマスターの目的は…秘密ですヽ(・ω・)/ズコー
ドラグスレイブがまったく効かないセイグラム。
絶体絶命ですね。この状況でマルチナ登場www
ばあちゃん強いな。水竜王=ゾアメルグスター
ばっちゃああああん!
今から真人間になるんですって職業じゃないんだからw
ズタボロのボコボコwwアメリアひでぇw
「人生って素晴らしい人生って素晴らしい」
いやいや勘弁して下さいよアメリアさんww
上から10皿ずつとかおまえは悟空か!w

20話
アクアおばあちゃんどうなったんだろうか。
可愛いショタだと思ったらまさかの盗人w
ゼル「リナに食われなくてよかったな」
えっとどういう意味ですか?なんか色んな妄想が膨らんじゃうんですがw
ゴールデンドラゴンとブラックドラゴン…
マルチナ駄目過ぎるw
降魔戦争?クラゲツッコミw
ゴールデンドラゴンまさかの擬人化!
しっかしまぁマルチナ良いキャラしてんなぁw
ガウリーの1012歳以上ツッコミヽ(・ω・)/ズコー
真のクレアバイブル。おいマルチナww

21話
いよいよ伝説の魔導書クレアバイブル解禁!?
のっけから完全にDBwヤムチャ視点w
ドラゴンジョークわらえねぇよ!w
ゼロス化物じゃねぇか…
アクアばあちゃん元気だったのか。
やっとクレアバイブルに辿り着いたか。
ロード・オブ・ナイトメアって響きがカッコイイ。
ロードオブロードって何かのゲームであったようななんだっけなぁ…
赤龍vs青龍再び…
正義の拳ww

ラグナ・ブレード『完全版』
悪夢の王の一欠けよ、天空(そら)の戒めとき離れたし凍れる黒き虚ろの刃よ、
我が力我が身となりて、共に滅びの道を歩まん、神々の魂すらも打ち砕き

ガーヴ強すぎ…

22話
ラグナブレード完全版の反動か…
ガウリーとゼルかっけぇー。
ラグナブレード連発して大丈夫なのかよ…
倒したかと思ったらラグナブレード効いてないのかよ。
ショタはヘルマスターだったのか。まぁ大体わかってたが。
ガウリィまじヒロイン…
まーたサイラーグのサイラーイ。

23話
ガウリィの回想…
ガウリィ犬扱いすんなw
涙がちょちょぎれる…(´;ω;`)ブワッ
やっとシルフィーきたか。
ガウリー売るってどういう事ww川に流すとかw
ガウリーの暗黒騎士化。
ドラグスレイブの吸収とか半端ない。
ナイスタイミングでのザングルス。
ラグナブレードのバーゲンですね。
まっまっまさかのガウリーだったのかー(迫真
こっこんな展開誰がわかるって言うんですかー(棒

24話
あっ操られてるだとー(棒
そしてまた拐われる…
マルチナ駄目すぎるw
何がどうして街が復活してるのやら…
お父様ああああ…生きていないだと?
フィブリゾの魔力で復活した仮初の命。
精神攻撃がひどい。
魔力増加版ラグナブレードでやっと侵入成功。

25話
フィブリゾが鬼畜すぎる。
アメリアがいちいち可愛いなぁもうゼルと結婚しちゃえよ。
マルチナの扱いが毎度毎度ひどいw
まさかのシルフィール版ドラグスレイブ。
アメリア…
死を操るものとかひどすぎる。
シルフィールもゼルもザングルス…
もうだめだこりゃ。全滅…

ギガ・スレイブ『完全版』
闇よりもなお暗き存在(もの)、夜よりもなお深き存在(もの)混沌の海、たゆたいし、
金色なりし闇の王、我ここに汝に願う、我ここに汝に誓う、我らが前に立ち塞がりし
全ての愚かなるものに、我と汝が力もて、等しく滅びを与えんことを

ロード・オブ・ナイトメア降臨キタ━(゚∀゚)━!
このストレスが溜まりに溜まった状態からの降臨はスカッとする。
もうメチャクチャかっこ良すぎる。
いつ見てもいいなぁ本当に最高だ。

26話
リナをおっかけてからの告白シーンは本当にいやぁ泣きましたよ(´;ω;`)ブワッ
そして戻ってきてからのギャグ落ちw
エピローグの結婚式で何故ザングルスとマルチナなんだよw
もうなんていうか色々理想的な最終回過ぎて素晴らしい出来だった。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 17

70.1 7 1996年度アニメランキング7位
地獄先生ぬ~べ~(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (322)
1956人が棚に入れました
童守小学校に赴任してきた5年3組担任の鵺野鳴介(通称・ぬ~べ~)。
普段の彼は、ドジでおっちょこちょいなところはあるが、どこか憎めない愛すべき先生として生徒たちに親しまれている。
しかしぬ~べ~には、日本でただ一人の霊能力教師という、もう一つの顔があった。常に黒い手袋で覆われている彼の左手には、この世ならざる存在――悪霊や妖怪などに直接触れて、浄化することのできる最強の力「鬼の手」が封印されているのだ。その力は、かつてある生徒を救うため、わが身を賭して封じ込めた地獄の鬼のものだった。子供たちが〈闇の住人〉に襲われ、危機にさらされた時、ぬ~べ~必殺の「鬼の手」が闇を切り裂き、魔を祓う!

声優・キャラクター
置鮎龍太郎、藤田淑子、笠原留美、冨永みーな、根谷美智子、田中一成、浦和めぐみ、本多知恵子、白鳥由里、森川智之
ネタバレ

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

細川美樹の乳揺れに並々ならぬこだわりを感じる ★4.545点

1996年4月 土曜日19:30~ テレビ朝日系で放送された作品
全49話


原作にあった男子生徒が女子生徒の下着になっちゃって汗と涎と鼻血でグショグショになりながら股間をべろべろ舐める話が強烈すぎてアニメの方は印象が薄かったのですが、全話見返してみたらすっごい良かったです。


やっぱり鬼の手のデザインが秀逸です。
骨ばった外郭に筋肉の繊維を思わせる表面がグロテスクと格好良さを併せ持っていて好きです。
最近だと進撃の巨人の50m級巨人みたいなデザインって言ったほうが分かりやすいのかもしれません。
他の妖怪のビジュアルもよかったです。特に「はたもんば」は個人的グッドデザイン賞でした。


あとは主人公、鵺野鳴介のキャラクターがよかったです。
これが教師の理想像、とまではいきませんが「生徒を守る」という確固たる決意にブレが無く、自分より圧倒的に強大な神にすら臆すること無く立ち向かう姿勢がカッコ良かった。それに至るバックボーンもいい話でした。


【総評】
全体的には、基本1話完結のエピソードをTVアニメという枠組みで上手く構成していて作画も年代を考えればかなり安定していた印象。
原作と比べて演出や表現方法はかなりマイルドになってはいるが作品の世界やメッセージ性を損なうほどではなかったと思います。
アニメでは鬼の力を開放するとき手袋に「鬼」の字をモチーフにしたマークが出ているんですがカッコイイ演出だと思いました。


以下、好きなエピソード

第2話 トイレの花子さんが出たぁ〜っ!
{netabare}学校の怪談定番のトイレの花子さん回
戦争で亡くなった哀しみからさまよい続ける話はありきたりながらもいい話だった。実は地縛霊と浮遊霊の2人いたっていう2段落ちもよかった。
あとヒロインの郷子ちゃんのパンツ!パンツがみえるんですよ!!!{/netabare}

第13話 教室が凶器に変身!?妖刀はたもんばの呪い
{netabare}上記でも少し話した「はたもんば」の回
とにかくはたもんばのビジュアルが怖くていい!原作ではもっとエグい絵でトラウマになった人も多いはず。
最強の鬼の手が一回敗れてしまうのも印象的でした。{/netabare}

第15話 ゆきめリターンズ!真夏の冷凍大作戦
{netabare}No.1ヒロインゆきめちゃんメイン回
ゆきめちゃんのぬ~べ~Loveが全面に出ててとってもかわいかったです。
自分のせいでゆきめを消してしまったと勘違いしたぬ~べ~が号泣してしまうシーンもぬ~べ~のどうしようもない人の良さが出ていてよかった。{/netabare}

第25話 しあわせパニック!涙に消えた座敷わらし
{netabare}みんなに幸運を運ぶ座敷わらし回
座敷わらしのマスコット的な可愛さとほっこりとするような話は物騒な話の多いぬ~べ~では珍しい回だったのではと思います。{/netabare}

第34話 今明かされる禁断の過去!鬼の手誕生の秘密!!
{netabare}一生のうち一番霊力が下がってしまう日に鬼の封印が解けかけてしまう回
生徒を助けるためにかつての恩師を鬼とともに封じ込めざる得なかった過去。なぜ生徒を助けるのにここまで執着するのかが分かるいい回だった。{/netabare}

第39話 死の底からの復讐!出るか?鬼と妖狐の合体奥義!!
{netabare}ライバルとの共闘は定番だけどやっぱりいいね回
鵺野に勝つためには愛の力が必要だと思った玉藻は生徒一人を犠牲にして街を救い人々の愛を得ようとした。すぐに間違いとわかり生徒を救うためにぬ~べ~と協力する展開が熱くてよかった。かなり作画がいい回で迫力もあった。
あと前半の健康診断のシーン、でっけぇな・・・{/netabare}


あっ!タイトルに言及するのを忘れていましたw
隙あらば美樹の胸を揺らしていましたねwww作画陣に美樹好きがいたんでしょうか。とってもいいと思います(ニッコリ) 

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

※注.このレビューを読まないと「はたもんば」が襲ってきますよ(嘘)w

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
基本は、「鬼の手」という退魔の力をもつ先生「ぬ~べ~」が、迫り来る妖怪から生徒を守るという話。エピソードが実に多彩で、視聴者を飽きさせない。怖くて感動して笑えてエロくてほっこりして学べます。自分と同年代(30代前半)以上の方なら、かなり多くの人が知っているアニメ。数年前に(観てないけど)実写ドラマ化されたので、若い人も名前だけなら知ってるかも。

アニメか原作かと問われれば、原作の方が好きですが、原作付きアニメとしては、なかなかのクオリティです。昨今のリメイクブーム?に乗っかり、リメイクしてほしい作品の1つです。

また、OPの「バリバリ最強No.1」は、異色のアニソンとして有名です。他の方のレビューで、「サンシャイン池崎」とあり、的確すぎて笑っちゃいましたw 全く作風に合っていませんがw 凄く耳に残る名曲です。

また、EDは、B'zさんが歌う「ミエナイチカラ 〜 INVISIBLE ONE〜」。アニメにはもったいないくらいw 格好良い曲です♪ これってタイアップなんだけど、ちゃんとアニメの内容にもリンクしてる。意識して作ったのか、単なる偶然なのかは分かりませんが、(昔からEDは1回しか聴かない悪癖をもつ剣道部にしては珍しく)毎回でも聴きたくなる、チカラがある曲です。

ホントに、90年代のアニソンって好き♪ 曲だけでも聴いてほしいし、若い人には、アニメも是非観てほしい♪ 作画は流石に時代を感じさせるけど、当時としては綺麗だし、ストーリーとか、いつまで経っても色褪せないモノもあるので!

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
普段は3枚目な「ぬ~べ~」が、生徒のピンチには急に2枚目になる。そりゃ、モテるわw

ただのバトル漫画で終わらなかったのが、素晴らしさ。設定優先であり、ストーリーは後付けくさいけど、破綻してなくて凄い。ぬ~べ~が、ちゃんと先生として魅力的。1話完結で観やすい。デレたw後の、鬼の手とぬ~べ~の関係が好き。原作の方が怖かったりエグかったりする話は多い。

アニメにおいては、なんか、「ぬ~べ~が人面瘡に襲われて、学級の皆が助ける話」が印象に残ってます。流石に何話かとか細かいエピソードは忘れたけど、いつも助けられてばかり、問題を起こしてばかりだった五年三組の子供たちが、ぬ~べ~を助けるために力を合わせて頑張る姿は感動的でした。

あとは、アニメか原作か記憶が曖昧だけど、「かまいたち」「てけてけ」「はたもんば」「寄生虫」なんかが印象的。妖怪や悪霊たちは、たんに暴れる悪者じゃなくて、ちゃんと彼らなりの「暴れる理由」があって、大抵は人間(子供たち)の方に非があったりして、単なる勧善懲悪のストーリーじゃないところが好き。いつもいつも、妖怪や悪霊を退治して終わりってわけでもないしね。

あと、雪女が可愛いです♪ タブルヒロインでしたが、私は雪女一択っす♪
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 28

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ドジで金欠なオカルト男は、鬼の手を持つ頼れる先生!!

90年代を代表するジャンプアニメの一つで、劇場版やOVAもたくさん出ている人気作『地獄先生ぬ~べ~』

劇場版で「ゲゲゲの鬼太郎」と抱き合わせ…こほん。オカルト・妖怪合わせで同時上映されていたようです。
近所の学校では夕方から夜にかけてお祭りがあって、毎年暗くなるとバックネットにスクリーンを張り、
子供向けの映画を放映していました。確かこれもあったはず。その時期だとデジモン、ポケモン、ワンピース
なんかもあった気がしますね。近くなので毎年行ってたのですが、子供たちがキャッキャと楽しそうでした^^

格好いい先生キャラクターは沢山いますが、そんな中でも彼を一番に挙げる方は多いんじゃないでしょうか。

主人公「鵺野鳴介」は霊能があるオカルトめいた変人で、事あるごとに生徒におごり金欠で苦しむ計画性のなさや
同僚の美人でセクシーなボディコン先生にメロメロだったり(学校にそんな風紀を乱す人が居るのは置いといて)
オッチョコチョイでだらしない所があったりと、生徒にも少し馬鹿にされながら友達感覚で親しまれています。

でもいざという時は危険を顧みず生徒たちの前に立ち勇敢に戦い、親身になりアドバイスをくれる、そんな先生。

原作からの変更点や放送時間に合わせた残酷描写やお色気シーンの軽減こそあるものの概ね原作順守でした。
原作より明るい雰囲気でギャグの量も多かったですね。メインのターゲット層が小学生だったのが大きいかな。


原作の妖怪や表現は怖かったですね~

七人ミサキ、海難坊子、逆さ学校、怪人A、ハタモンバ、人喰いモナリザ、てけてけ、メリーさん、疫病神、
赤いちゃんちゃんこ、くだん、死神、寄生虫、麒麟、木登り幽霊、枕返し、口裂け女、千鬼姫、などなど…。

鬼の手にまつわる話がかなりシリアスなのですが、全48話+SPで終わりなので、OVAや劇場版で補完します。
放送では無いですが鬼の兄妹が出てくる話など、原作でも人気が高いキャラにまつわるエピソードがあり、
テレビ放送の佳境にあたる話や要所要所で雪女の「ゆきめ」は大活躍でした。流石メインヒロイン(笑)

他にも人気が高い「玉藻京介」や「葉月いずな」が目立つものの、この作品の凄いところは通常回である
“生徒のお悩み解決回”が秀逸だということ。実は印象に残るエピソードはほとんどこっちだったりします。
レギュラーキャラである5人の小学生含め、生徒たちは魅力的な子ばかり。私は美樹より郷子がエロいと思う。

好きなヒロインはアニメ第31話「誰にも言えない目玉の恐怖!!天才バイオリニストの大罪」の篠崎愛ちゃん!!

んっ? 篠崎愛!? はぇ~…こんな名前だったっけ。確かに「あいちゃん」って言ってた気がするのだ~。


『地獄先生ぬ~べ~』は今でも生徒の世代になり続編が続いているので(スピンオフ『霊媒師いずな』も)
懐かしい方は記憶を呼び覚まして『地獄先生ぬ~べ~NEO』まで追いかけるのもオツなんじゃないでしょうか。

.
.
.
.
.


この世には、

目には見えない
闇の住人達がいる。

奴らは時として牙をむき、
 君達を襲ってくる。

彼は、そんな奴らから
 君達を守る為、
地獄の底からやって来た、

―正義の使者―


…なのかもしれない。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23

70.1 7 1996年度アニメランキング7位
地獄先生ぬ~べ~(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (322)
1956人が棚に入れました
童守小学校に赴任してきた5年3組担任の鵺野鳴介(通称・ぬ~べ~)。
普段の彼は、ドジでおっちょこちょいなところはあるが、どこか憎めない愛すべき先生として生徒たちに親しまれている。
しかしぬ~べ~には、日本でただ一人の霊能力教師という、もう一つの顔があった。常に黒い手袋で覆われている彼の左手には、この世ならざる存在――悪霊や妖怪などに直接触れて、浄化することのできる最強の力「鬼の手」が封印されているのだ。その力は、かつてある生徒を救うため、わが身を賭して封じ込めた地獄の鬼のものだった。子供たちが〈闇の住人〉に襲われ、危機にさらされた時、ぬ~べ~必殺の「鬼の手」が闇を切り裂き、魔を祓う!

声優・キャラクター
置鮎龍太郎、藤田淑子、笠原留美、冨永みーな、根谷美智子、田中一成、浦和めぐみ、本多知恵子、白鳥由里、森川智之
ネタバレ

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

細川美樹の乳揺れに並々ならぬこだわりを感じる ★4.545点

1996年4月 土曜日19:30~ テレビ朝日系で放送された作品
全49話


原作にあった男子生徒が女子生徒の下着になっちゃって汗と涎と鼻血でグショグショになりながら股間をべろべろ舐める話が強烈すぎてアニメの方は印象が薄かったのですが、全話見返してみたらすっごい良かったです。


やっぱり鬼の手のデザインが秀逸です。
骨ばった外郭に筋肉の繊維を思わせる表面がグロテスクと格好良さを併せ持っていて好きです。
最近だと進撃の巨人の50m級巨人みたいなデザインって言ったほうが分かりやすいのかもしれません。
他の妖怪のビジュアルもよかったです。特に「はたもんば」は個人的グッドデザイン賞でした。


あとは主人公、鵺野鳴介のキャラクターがよかったです。
これが教師の理想像、とまではいきませんが「生徒を守る」という確固たる決意にブレが無く、自分より圧倒的に強大な神にすら臆すること無く立ち向かう姿勢がカッコ良かった。それに至るバックボーンもいい話でした。


【総評】
全体的には、基本1話完結のエピソードをTVアニメという枠組みで上手く構成していて作画も年代を考えればかなり安定していた印象。
原作と比べて演出や表現方法はかなりマイルドになってはいるが作品の世界やメッセージ性を損なうほどではなかったと思います。
アニメでは鬼の力を開放するとき手袋に「鬼」の字をモチーフにしたマークが出ているんですがカッコイイ演出だと思いました。


以下、好きなエピソード

第2話 トイレの花子さんが出たぁ〜っ!
{netabare}学校の怪談定番のトイレの花子さん回
戦争で亡くなった哀しみからさまよい続ける話はありきたりながらもいい話だった。実は地縛霊と浮遊霊の2人いたっていう2段落ちもよかった。
あとヒロインの郷子ちゃんのパンツ!パンツがみえるんですよ!!!{/netabare}

第13話 教室が凶器に変身!?妖刀はたもんばの呪い
{netabare}上記でも少し話した「はたもんば」の回
とにかくはたもんばのビジュアルが怖くていい!原作ではもっとエグい絵でトラウマになった人も多いはず。
最強の鬼の手が一回敗れてしまうのも印象的でした。{/netabare}

第15話 ゆきめリターンズ!真夏の冷凍大作戦
{netabare}No.1ヒロインゆきめちゃんメイン回
ゆきめちゃんのぬ~べ~Loveが全面に出ててとってもかわいかったです。
自分のせいでゆきめを消してしまったと勘違いしたぬ~べ~が号泣してしまうシーンもぬ~べ~のどうしようもない人の良さが出ていてよかった。{/netabare}

第25話 しあわせパニック!涙に消えた座敷わらし
{netabare}みんなに幸運を運ぶ座敷わらし回
座敷わらしのマスコット的な可愛さとほっこりとするような話は物騒な話の多いぬ~べ~では珍しい回だったのではと思います。{/netabare}

第34話 今明かされる禁断の過去!鬼の手誕生の秘密!!
{netabare}一生のうち一番霊力が下がってしまう日に鬼の封印が解けかけてしまう回
生徒を助けるためにかつての恩師を鬼とともに封じ込めざる得なかった過去。なぜ生徒を助けるのにここまで執着するのかが分かるいい回だった。{/netabare}

第39話 死の底からの復讐!出るか?鬼と妖狐の合体奥義!!
{netabare}ライバルとの共闘は定番だけどやっぱりいいね回
鵺野に勝つためには愛の力が必要だと思った玉藻は生徒一人を犠牲にして街を救い人々の愛を得ようとした。すぐに間違いとわかり生徒を救うためにぬ~べ~と協力する展開が熱くてよかった。かなり作画がいい回で迫力もあった。
あと前半の健康診断のシーン、でっけぇな・・・{/netabare}


あっ!タイトルに言及するのを忘れていましたw
隙あらば美樹の胸を揺らしていましたねwww作画陣に美樹好きがいたんでしょうか。とってもいいと思います(ニッコリ) 

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

※注.このレビューを読まないと「はたもんば」が襲ってきますよ(嘘)w

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
基本は、「鬼の手」という退魔の力をもつ先生「ぬ~べ~」が、迫り来る妖怪から生徒を守るという話。エピソードが実に多彩で、視聴者を飽きさせない。怖くて感動して笑えてエロくてほっこりして学べます。自分と同年代(30代前半)以上の方なら、かなり多くの人が知っているアニメ。数年前に(観てないけど)実写ドラマ化されたので、若い人も名前だけなら知ってるかも。

アニメか原作かと問われれば、原作の方が好きですが、原作付きアニメとしては、なかなかのクオリティです。昨今のリメイクブーム?に乗っかり、リメイクしてほしい作品の1つです。

また、OPの「バリバリ最強No.1」は、異色のアニソンとして有名です。他の方のレビューで、「サンシャイン池崎」とあり、的確すぎて笑っちゃいましたw 全く作風に合っていませんがw 凄く耳に残る名曲です。

また、EDは、B'zさんが歌う「ミエナイチカラ 〜 INVISIBLE ONE〜」。アニメにはもったいないくらいw 格好良い曲です♪ これってタイアップなんだけど、ちゃんとアニメの内容にもリンクしてる。意識して作ったのか、単なる偶然なのかは分かりませんが、(昔からEDは1回しか聴かない悪癖をもつ剣道部にしては珍しく)毎回でも聴きたくなる、チカラがある曲です。

ホントに、90年代のアニソンって好き♪ 曲だけでも聴いてほしいし、若い人には、アニメも是非観てほしい♪ 作画は流石に時代を感じさせるけど、当時としては綺麗だし、ストーリーとか、いつまで経っても色褪せないモノもあるので!

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
普段は3枚目な「ぬ~べ~」が、生徒のピンチには急に2枚目になる。そりゃ、モテるわw

ただのバトル漫画で終わらなかったのが、素晴らしさ。設定優先であり、ストーリーは後付けくさいけど、破綻してなくて凄い。ぬ~べ~が、ちゃんと先生として魅力的。1話完結で観やすい。デレたw後の、鬼の手とぬ~べ~の関係が好き。原作の方が怖かったりエグかったりする話は多い。

アニメにおいては、なんか、「ぬ~べ~が人面瘡に襲われて、学級の皆が助ける話」が印象に残ってます。流石に何話かとか細かいエピソードは忘れたけど、いつも助けられてばかり、問題を起こしてばかりだった五年三組の子供たちが、ぬ~べ~を助けるために力を合わせて頑張る姿は感動的でした。

あとは、アニメか原作か記憶が曖昧だけど、「かまいたち」「てけてけ」「はたもんば」「寄生虫」なんかが印象的。妖怪や悪霊たちは、たんに暴れる悪者じゃなくて、ちゃんと彼らなりの「暴れる理由」があって、大抵は人間(子供たち)の方に非があったりして、単なる勧善懲悪のストーリーじゃないところが好き。いつもいつも、妖怪や悪霊を退治して終わりってわけでもないしね。

あと、雪女が可愛いです♪ タブルヒロインでしたが、私は雪女一択っす♪
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 28

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ドジで金欠なオカルト男は、鬼の手を持つ頼れる先生!!

90年代を代表するジャンプアニメの一つで、劇場版やOVAもたくさん出ている人気作『地獄先生ぬ~べ~』

劇場版で「ゲゲゲの鬼太郎」と抱き合わせ…こほん。オカルト・妖怪合わせで同時上映されていたようです。
近所の学校では夕方から夜にかけてお祭りがあって、毎年暗くなるとバックネットにスクリーンを張り、
子供向けの映画を放映していました。確かこれもあったはず。その時期だとデジモン、ポケモン、ワンピース
なんかもあった気がしますね。近くなので毎年行ってたのですが、子供たちがキャッキャと楽しそうでした^^

格好いい先生キャラクターは沢山いますが、そんな中でも彼を一番に挙げる方は多いんじゃないでしょうか。

主人公「鵺野鳴介」は霊能があるオカルトめいた変人で、事あるごとに生徒におごり金欠で苦しむ計画性のなさや
同僚の美人でセクシーなボディコン先生にメロメロだったり(学校にそんな風紀を乱す人が居るのは置いといて)
オッチョコチョイでだらしない所があったりと、生徒にも少し馬鹿にされながら友達感覚で親しまれています。

でもいざという時は危険を顧みず生徒たちの前に立ち勇敢に戦い、親身になりアドバイスをくれる、そんな先生。

原作からの変更点や放送時間に合わせた残酷描写やお色気シーンの軽減こそあるものの概ね原作順守でした。
原作より明るい雰囲気でギャグの量も多かったですね。メインのターゲット層が小学生だったのが大きいかな。


原作の妖怪や表現は怖かったですね~

七人ミサキ、海難坊子、逆さ学校、怪人A、ハタモンバ、人喰いモナリザ、てけてけ、メリーさん、疫病神、
赤いちゃんちゃんこ、くだん、死神、寄生虫、麒麟、木登り幽霊、枕返し、口裂け女、千鬼姫、などなど…。

鬼の手にまつわる話がかなりシリアスなのですが、全48話+SPで終わりなので、OVAや劇場版で補完します。
放送では無いですが鬼の兄妹が出てくる話など、原作でも人気が高いキャラにまつわるエピソードがあり、
テレビ放送の佳境にあたる話や要所要所で雪女の「ゆきめ」は大活躍でした。流石メインヒロイン(笑)

他にも人気が高い「玉藻京介」や「葉月いずな」が目立つものの、この作品の凄いところは通常回である
“生徒のお悩み解決回”が秀逸だということ。実は印象に残るエピソードはほとんどこっちだったりします。
レギュラーキャラである5人の小学生含め、生徒たちは魅力的な子ばかり。私は美樹より郷子がエロいと思う。

好きなヒロインはアニメ第31話「誰にも言えない目玉の恐怖!!天才バイオリニストの大罪」の篠崎愛ちゃん!!

んっ? 篠崎愛!? はぇ~…こんな名前だったっけ。確かに「あいちゃん」って言ってた気がするのだ~。


『地獄先生ぬ~べ~』は今でも生徒の世代になり続編が続いているので(スピンオフ『霊媒師いずな』も)
懐かしい方は記憶を呼び覚まして『地獄先生ぬ~べ~NEO』まで追いかけるのもオツなんじゃないでしょうか。

.
.
.
.
.


この世には、

目には見えない
闇の住人達がいる。

奴らは時として牙をむき、
 君達を襲ってくる。

彼は、そんな奴らから
 君達を守る為、
地獄の底からやって来た、

―正義の使者―


…なのかもしれない。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23

69.5 9 1996年度アニメランキング9位
YAWARA!スペシャル ずっと君のことが…。(OVA)

1996年7月19日
★★★★☆ 3.9 (48)
251人が棚に入れました
TVシリーズ『YAWARA!』の終了から3年を経て制作された、完結編となるスペシャルアニメ。ついに開幕されるアトランタオリンピックにおいて、ロシアのテレシコワやカナダのジョディといった数々の強敵と渡り合うことになる柔。しかし彼女には試合とは別に悩めることがあった。いつの間にか気になる存在になっていた新聞記者の松田が、同僚の加賀邦子と親密な仲になっているかどうかということ。一方の松田にとっても柔は単なる取材対象ではなくなっていたが、お互いに歩み寄れないでいる二人だった。金メダルの栄冠は誰の手に、そして恋の行方やいかに?原作では4年前のバルセロナ五輪を物語のクライマックスにしていたが、TVシリーズのラストには原作の進行速度からいってもタイミングが合わなかったこともあり、空白期間を経て現実のオリンピックと歩調を合わせた放送となった。
ネタバレ

文葉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

この感動を誰かに伝えたい。

YAWARAのアニメ版全124話をアニマックスで観てから
とても大好きなお気に入りアニメとなったので
アニメがやや半端なところで終わったのでずっと気になっていました。

アニメを観終わったのが去年7月。見たくて仕方なくてその内放送するだろうと待っていてよかったです。
放送してくれたスカパーのアニマックスさん。どうもありがとう。

今作は、テレビアニメでは放送されなかったスペシャル版での本当の最終回です。
当時の放送時期に合わせて設定はバルセロナオリンピックからアトランタオリンピックに変更になっています。

<見所> ネタバレあります。
{netabare}
〇柔×松田の恋の結末
〇邦子×松田×柔の三角関係
〇風祭が柔にプロポーズ
〇父の猪熊虎滋郎がコーチしたマルソーvs柔
〇猪熊柔vsジョディ・ロックウェル
すごく豪華な見所ばかり・・!
一つ一つについて感想に書きます↓ {/netabare}

<感想> やっぱりネタバレだらけです。
{netabare}
正直、どこから話したらいいかわからない。
ただひとつ言いたいのは、録画のデータを消さずにもう一度観たいということ。
漫画に比べ、アニメ版はオリンピックというか
恋の結末に重点が置かれているようで、
テレシコワ戦とか時間の都合か省かれている気がします。
ですが、ジョディvs柔の戦いが熱くて鳥肌なので大変素晴らしいです。 {/netabare}

<恋の結末>
{netabare}
柔をめぐっての風祭vs松田の恋の三角関係も見事に決着がついて
始まり時から松田の完全圧勝でした。
風祭の敗因については前回のYAWARAレビューで触れましたが
柔の心を射止めた松田の熱意には心打たれました。
(まず、風祭は大事な試合前の集中しなきゃいけない柔に
いきなりプロポーズして悩ませるとかどうかしてる。配慮が足りないw)

今回好きなシーンは3つ
1、パスを託してしまって会場に入れない松田が声の届かない所にいる柔に
「が ん ば れ」
と、地面に書いて伝えるシーン
2、邦子を助けて更に惚れられてしまった松田が正直な気持ちを伝えて、
今まで二人を邪魔していた邦子が逆に二人を応援するようになるシーン
3、国民栄誉賞序章式を抜け出して成田空港に行き、ついに告白♡

今まで散々柔と松田の仲を邪魔してきた邦子ですが、
彼女の存在がないと二人のくっつくきっかけがなかったと思います。

邦子が松田と仲良さげにアピールして嫉妬心を煽って「気になる存在」になり、
試合の前に松田の姿が見えないと不安になるような「必要な存在」になった。
今まで好きだった風祭がプロポーズしてきて悩んでも靡かないほどに
いつしか柔の中で松田が支えとなり、「大きな存在」へと変わっていくのが凄く良かった。
この感情こそ、きっと恋愛そのものだと思う。

恋って、落ちたもの同士より第三者を巻き込んで
色んな苦労や試練を乗り越えてお互いの存在を認め合い
このように祝福されるのは幸せなのかもしれないと柔と松田を見ると思う。

本当に恋愛の進展が遅くて「なんなの!?この二人は!?」と思ったけど
最後の方、邦子が今までのことを正直に話し、「二人は両想い」と柔が知って
国民栄誉賞の授賞式頃になると邦子が「視聴者の気持ち」を代弁してくれる。
成田空港からUターンした松田の背中を押した邦子が清々しかった。

最後のシーン。
エスカレーターで降りた後、思わず別れに泣いてしまった柔。
気づいたのか、気づかないのか松田が戻ってきてついに告白。

「俺、君が好きだ」

「私も」

「ずっと、好きだった」

なんてシンプルで想いの詰まった告白だろう。
この流れに鳥肌が止まらなくて
ようやくこの二人の思いが通じたと思うと
塞き止められていたダムが決壊したように涙が止まらなくて
思わず口を多い視界が霞んだ。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 32
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

柔の声は裕子さん

友人の部屋で読んだビッグコミックスピリッツがこの作品に触れた最初かな。
懐かしさのあまり、テレビのスペシャル版を視聴してみました。
でも実は、皆口裕子さんの若かりし声が聴きたいのが目的だったりして。

{netabare}時はアトランタオリンピック、所は東京そしてアトランタです。
当然の如くハッピーエンド、あとは皆まで言いません。
でも、勘違いトリオには少々ストレスが溜まります。
一応ラブコメなので、必要悪ですが・・・

女子無差別級決勝戦、柔VSジョディがエキサイティング。
あんな技の掛け合い見たことない。
柔道の駆け引きの妙が失われています。
まあ、それをアニメで表現されても面白くないかも。{/netabare}

古いアニメで演出面とかストーリー面とか直線的。
しかし、その中に熱血や感動が盛り込まれており、思いのほか楽しめました。
それにしても、皆口裕子さんの声は実に可愛い。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 20

megyumegyo さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

良かった‼

さっき このレビュー見て知ったんですけど最終回から3年たってからのスペシャルだったんですね。

よく作ってくれました!と感謝です。松田さんとの関係が中途半端だったので やっとスッキリ。

もやもや感満載でしたから…でも この日本独特の恋愛ベタな感じが私は好きです。

他のキャラのその後や最後 クニ子さんが悪キャラで終わらないなど エンディングとしては完璧でした。

このアニメ、再放送あったら また見ちゃうと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

69.4 10 1996年度アニメランキング10位
MEMORIES(アニメ映画)

1995年12月23日
★★★★☆ 3.8 (217)
1026人が棚に入れました
大友克弘が製作総指揮と総監督を務めた、3話から成る劇場用オムニバス・アニメーション大作。遭難した宇宙船を舞台にした、大友の同名漫画を今敏が脚色したSFドラマ「彼女の想いで」。誤って実験用の薬を飲んだ男が巻き起こす一大パニックを描くブラック・コメディ「最臭兵器」。大砲を撃つための街に暮らす少年の日々を綴る大友監督作「大砲の街」。いずれもセンス・オブ・ワンダーに彩られた奇妙な味わいが特徴となっている。

声優・キャラクター
磯部勉、山寺宏一、高島雅羅、飯塚昭三、堀秀行、羽佐間道夫、大塚周夫、林勇、キートン山田、山本圭子、仲木隆司

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

三者三様、傑作オムニバス

3編のオムニバスから成っている大友克洋監修の映画。
なかなか見ようと思いつつ見ていなかったのですが、想像以上に面白かった。
どれも全く毛色の違う作品ですが、どれも異彩を放つ素晴らしい作品でした。

「彼女の想いで」
最初は「2001年宇宙の旅」っぽいなと思ったのですが、中身は「ソラリス」は似ているでしょうか?
ということで、特にシナリオ面では目新しさというものはないのですが、確かに今敏風味。
ハイクオリティの映像と音楽、幻影が交錯する大いに盛り上がる演出には圧倒されました。
天才同士の才能が巧く融合した鳥肌ものの映像作品。

「最臭兵器」
一人の男が風邪薬と間違えて強烈な臭いを発するカプセルを飲んでしまった、という大パニックコメディ
内容はあまりにもシンプルなコメディですが、馬鹿馬鹿しくて面白い。
バタバタと人が倒れていく様が恐ろしいはずなのに、笑えて面白いという不思議な感覚に。
これまたド迫力の作画で、娯楽作としては申し分ない。見終わったら体臭を気にしてしまう作品。

「大砲の街」
大砲を撃つためだけに作られた街の一日を描いた作品。
エンタメ要素は一番薄く、社会風刺の色彩が濃いのですが・・・
結局何が言いたかったのだろう?と問われると意外と難しいですね。
上記2作がエンタメ要素が強かったので、この作品でガクッとテンション下がってしまったけど
何もかも異質で強烈な印象を残す作品でした。

ストーリーも面白く映像面に圧倒された「彼女の想いで」が一番好きですが
純粋に面白い「最臭兵器」、味のある「大砲の街」も捨てがたい。
ただぶっ続けに見るには少々頭の切り替えが追いつかないので、分けてみた方が良いですね。
総じてクオリティは高いので、どれか一つは気に入るんじゃないかと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメへの時代の空気がいまより冷たかった時代。こんな秀作がありました。

3編で構成された劇場アニメだった。大伴克弘は、コミックで好物だったので追いかけていたってのもある。決してこういう作品ばかりのひとでもない。AKIRA、Freedomが有名だろうけど。

なかでも、「彼女の想いで」が私の一番のお気に入り。当時鑑賞したので普通は忘れているのだろうが、今でも覚えている。コミックは今でも手元にあるが読んだのは一度きり。
その独特の空気はいまでも色あせることはないのではないか、と。

SFでしか表現できない舞台を設定したストーリーの流れは、今のSFアニメといわれる作品群とは一線を画する。SFの質が違う。すこし不思議とサイエンスフィクションは別モノなのだから。

とは、いえ、萌えはないし、コメディもない。現在隆盛の作品群のみを中心にみている方にこそ、おもしろくないとしてもお薦めしたい。理由は、偏ったメディアばかりだと狭視野になりがちかも?! おこがましいが、アニコレみててそう思う。

誰にでもお勧めしない。誰にでもおもしろいと思えないだろう。ただ、誰にでも知っておいてほしい一品でもある。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 21

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

よかったです。

おいおい、ほとんど誰もこの作品について書いてないのかよ…と「あにこれ」の驚異的な偏りに、ここでもびっくりするわけです…。



しかし、まあ大友×今敏映画だけあって、本当に映像のすばらしさにおいては、とんでもなく幸福な体験だったな、ということだけを覚えております。

しかしながら、わたしもまた、今敏作品を語れるようなタイプの「アニメーションの語彙」が豊かな人間ではないのです。なので「よかった!」みたいな、子供のような感想しか言えないのですが、よかったです。

今敏作品の細かな素晴らしさについて感得できるようなバカ技能などを身につけてみたいものです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

69.0 11 1996年度アニメランキング11位
ブラック・ジャック 劇場版(アニメ映画)

1996年11月30日
★★★★☆ 3.8 (46)
234人が棚に入れました
世界中で超人類ブームが起こっていた。従来の人間では考えられない集中力でパワーを発揮する彼らは、オリンピックや芸術の分野で次々に驚異的な活躍を見せる。ところが、実は彼らはある共通の病気に冒されていた。超人類と呼ばれる人達の入院管理をしているブレーン製薬のジョー・キャロル・ブレーンから、彼らの体に巣喰う病原菌の原因究明と手術を依頼されたブラック・ジャックは、その病原菌が脳下垂体の中に入り込んで、大量のエンドルフィンを分泌させていることを発見する。しかし、そもそも病原菌を彼らに移植して人体実験を行っていたのがジョーの仕業であることを、戦う医師団“M・S・J"のメンバーによって知らされたブラック・ジャックは、その非人道的なジョーのやり方に腹を立て、研究を降りようとした。ところが、ジョーはピノコを人質に取った上に、ブラック・ジャックの体内にその病原菌を植えつけてしまった。

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

金曜洋画劇場等、、、

1996年に公開された巨匠題材の劇場版ですね。
数年後にTVで放映されていたのを見た記憶が有ります。
世界で一斉にスポーツや芸事の分野で、それぞれの
世界記録を大きく上回る現象が頻繁に起こり始めます。
ところがその記録を打ち立てた人は皆すぐに
病床に臥せってしまう、という内容でした。
そこに何かしらの人為が関与していると
睨んだブラックジャックは、その秘密を突き止めるために
ある組織に接触しますが、、、、、

なんか、この映画のスポークスマンみたいになっていますね。
当時はまだ、アニメが現在ほど至る所にころがってなく、
劇場版などをかぶりつくように見ていました。
見ていたのも、金曜洋画劇場などです。
この映画を見た時も【うーん、大人の映画だ】と
一人納得しているガキがそこにいました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

社会派医療作品

あの有名なブラックジャックの初期劇場版。
ご存じのように無資格の世界的名医が法外な治療代を請求するとんでもないアニメです。
しかし、ブラックジャックは責任感が強く受けた仕事は必ず完遂する男。
それとともに患者のことを人一倍大切にする医師の鏡です。

オリンピックや芸術で活躍した超人類が多臓器不全で亡くなる事件が発生。
それに巻き込まれるブラックジャックは、自分の危機を顧みず正義に生きます。
しかし・・・

医療アニメだから仕方ないけど、血が飛び交うシーンはビジュアル的に苦手。
でも、クライマックスの止め絵演出は迫真に迫っていました。

このアニメの言いたいこと、それは、
{netabare}科学の進歩は往々にして人類に危機をもたらす。
これを解決する手段は、人類の英知を結集するしかない。{/netabare}
ということだと思います。
メッセージ性はとても高尚です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

68.2 12 1996年度アニメランキング12位
こちら葛飾区亀有公園前派出所(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (235)
1414人が棚に入れました
主人公・両津勘吉の破天荒な行動力が巻き起こす大騒動の面白さが、長寿の秘密と考えられがちですが、この作品の本当の人気の秘密は、古典落語に通じる人情喜劇のエッセンスが根底に流れていることです。 この作品には、主人公の両津をはじめとして、きわめてユニークな人物達が次々に登場します。彼らが引き起こす、人の迷惑を顧みない大騒動! でもどの人物も何故か憎めない愛すべき人たちなのです。 作者の下町の人々に注ぐ視線の優しさ、下町への愛情、が登場人物たちの素朴で温かい感情となって、作品の中で発露しているのです。 一見、破天荒な「ドタバタ・ギャグ・アクション」の底に流れる、下町の人情・温かさ・優しさが「こち亀」の最大の魅力なのです。

声優・キャラクター
ラサール石井、佐山陽規、森尾由美、宮本充、家中宏

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悩み事が吹っ飛ぶよ

略して『こち亀』

アニメ放送第1話から最終話まで
全部録画しました。母が。

原作は私が生まれた年にスタートして
今でも続いています。
もうとことん続いて欲しいです。

初めてご覧になる方でも
基本1話完結なので
何話から観ても楽しめると思います。
人間関係なんかは、後から解かってくるので
問題ないはずです。
『サザエさん』を別に1話から観なくても
だんだん家族構成が解かってくるのと同じです。

一応、警察の話なんですが、
犯人を捕まえるとか
事件を解決するとか
ポリスストーリー要素は極稀で
仮にあったとしても、
逮捕する事が本筋のストーリーの目的(オチ)では無いことが多いです。
むしろ、世間を騒がしている犯人だったり
事件を起こすのが、主人公の『両津勘吉』巡査長です。

簡単に言うと
下町の派出所(交番)のお巡りさんの
ハチャメチャ人情ギャグマンガです。

個人的には、観ていてすごく元気になる作品で大好きです。
私自身『両さん』に似てるところが多々ありまして、
共感が持てます。
(ギャンブルはしませんけど・・・)

たまに油断してたら腹がねじ切れるくらい
笑うときがあるので、注意が必要です。

音楽も下町の感じが出てるOPだったり
何で?っていうEDだったり(OP・ED共数種類あります)
BGMも楽しい感じが出ていてGOODです。
カッコよくはないですけど、それでいいんです。


アニメが放送されていた時期
私の職場の前の道路を
学校帰りの子供が物凄くでかい声で
「テ・テ・テレビをみるときは~♪
部屋を明るくして離れてみてね♪」
と歌いながら家に帰っていました。

私は一発で「こち亀や!!!」と分かりましたが
それ?それ歌う!?
いや凄く良い事を言ってるんだけど、
「火の用~心」みたいな感じで
感心な子供だけど・・・

そいつのせいで私の頭の中では
『葛飾ラプソディー』が
永遠にリピート再生されることになり
鼻歌うたって、なんかご機嫌な感じで
仕事してる様に見えてしまい、
上司から軽い感じで残業を言い渡されました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 24

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

両さんは、35歳なのか…

35歳、といわれて昔はまあ、おっさんだなと思っていましたが、今になって思うと35歳って自分の年齢というほど程遠くなくなってきているわけで…、



 それはさておき、こち亀について、もっとも気になることは制作体制です。最新ネタのキャッチアップがあまりにも、よくできていて、いろいろな種類のジャーナリストと編集部がうまくタッグをくんでいるのでしょうか。とても、原作者個人の仕事とは思えないわけで、「こち亀」をめぐる制作ラインの全体像とか、誰かそのうち書いてくれたら、おもしろそうだなぁ、とおもいます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

タレントが声をあてて大成功した好例作品

よく、あにこれなどではジブリ作品は例外としてプロの声優ではなくタレント、俳優、アイドルなどがアニメで声をあてるのが批判される傾向が見られますが、
この作品は全くそれらの意見を覆す出来、ラサール石井さんの両さんは素晴らしく、
まさに両さんの声はこの人でないと考えられないくらいのハマり方で、まさに漫画から両さんが抜け出たかのような違和感の無さです。
声質ばかりではなく、口調が全く両さんそのもので、原作者の秋本さんも絶賛したそうです。
ほかに森尾由美の麗子など他のキャストもハマってます。

まあ、タレントが声をあてて大成功した例は「あしたのジョー」の矢吹ジョーはアイドルだったあおい輝彦さんがどハマりしたわけですし、
中田譲治、松風雅也、菊池美香、MAO、小宮有紗などの戦隊ものからの声優転身も成功しています。
また、古くは大阪を舞台としたアニメ「じゃりン子チエ」はネイティブな関西弁を話せるキャストにこだわったがため、関西を中心に活躍する舞台俳優、子役、芸人、関西出身の声優で固められた事で、見事に大阪の下町感を再現していました。
個人的には旧作「キノの旅」の前田愛(役者さんの方)もハマっていたと思います。

専業の声優ではないタレントが声をあてるのに色眼鏡をかけて見ない方が良いと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 19

68.2 12 1996年度アニメランキング12位
家なき子レミ(TVアニメ動画)

1996年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (37)
237人が棚に入れました
レミ・バルブランは貧しいながらも母親アンヌと妹ナナとともに幸福に暮らしていた。しかしパリまで出稼ぎに行っていた父親が大怪我をしてレミたち家族の元へ帰ってくると、レミは自分が捨て子だったという出生の秘密を知らされる。そして愛する者、親しんだ土地から離れなければならなくなった。

声優・キャラクター
堀江美都子、弘中くみ子、山野史人、山田栄子、福田信昭

ケイズラン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

世界名作劇場シリーズの第23作めっ(*゚∀゚*)/♪

[review]

地上波で放送されたものとしては最終作。
こんなにも悲しいストーリーがあるなんて思わなかった。
泣いて、泣いて、泣きすぎて目が腫れた…。
レミは旅芸人なんだけど、ゆく先々で悲惨な目に遭って…。
それでもレミは必死で生きようとするんだっ。
それにレミには仲間がいて、その人たちも…。
ドラマ「家なき子」を知ってますか?
そのドラマの世界をもっと広くしたような作品です。
かわいそうで、目をそらしたくなる展開もあるけど…
きっと、見て損はしないと思います。
最初のほうは少し退屈するかもしれませんが、後半はハンカチが必要です。

[plot]

レミ・バルブランは貧しいながらも母親アンヌと妹ナナとともに幸福に暮らしていた。
しかしパリまで出稼ぎに行っていた父親が大怪我をしてレミたち家族の元へ帰ってくると、レミは自分が捨て子だったという出生の秘密を知らされる。
そして愛する者、親しんだ土地から離れなければならなくなった。(全26話)

[original]

■著者:エクトール・アンリ・マロ
■出版:不明
■監督:楠葉宏三(ドラえもん etc…)
■音楽:服部克久(トム・ソーヤーの冒険 etc…)
■制作:日本アニメーション(ちびまる子ちゃん etc…)

[characters]

■レミ・バルブラン/CV:堀江美都子
・本編の主人公。
・歌が得意で、歌唱力は大人にも負けない。
■ヴィタリス/CV:山野史人
・ヴィタリス一座の団長。
・凄腕の音楽家。
■ジョリクール/CV:佐藤智恵
・ヴィタリス一座の一員の小猿。
・体は小さいがとても賢い。
■ミリガン婦人/CV:山田栄子
・イギリスの名門貴族。
・美しく心優しい女性。
■アーサー/CV:冬馬由美
・ミリガン婦人の息子。
・大病を患っている。
■ネリー/CV:林原めぐみ
・ミリガン婦人の元で働くメイド。
・ミリガン婦人と同じく、心優しい女性。
■マチア/CV:安達忍
・孤児になりガスパールの元に売られた少年。
・ぶっきらぼうだが根は誠実で優しい性格。
■リーズ/CV:かないみか
・ガスパールの元で働く少女。
・花売りをしてお金を稼いでいる。
■ガスパール/CV:福田信昭
・身寄りのない子供を買い取り、盗みなどの犯罪を強要してでもお金を稼がせる極悪人。

[music]

OPテーマ
「愛について」
歌:さだまさし

EDテーマ
「しあわせの予感」
歌:Youca

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

luna さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

毎回終わり良ければ、、前に進め!る?

物語のトーンは悪くないのですが
1話づつのお話が弱い
というか
わざわざ子供向けに分かりやすく
噛み砕いている感じで
それがかえって
つまらなくしてしまっています

あと
OPが渋すぎるのと
レミが歌うまい設定も活かしきれてないで
残念、、、

でも
悪いとこばかりじゃないんです

毎回最終回みたいに
ラストシーンにかぶせてくるED曲が
透明感あるせつない系で

次のお話のED聴きたくて
また次のお話見てしまうという
謎の中毒性循環効果、、、

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

67.2 14 1996年度アニメランキング14位
沈黙の艦隊(TVアニメ動画)

1996年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (31)
176人が棚に入れました
日本の近海で海難事故が発生した。千葉県犬吠埼沖で、海上自衛隊の潜水艦「やまなみ」がソ連(現ロシア)の原子力潜水艦と衝突し沈没、「やまなみ」艦長の海江田四郎二等海佐以下全乗員76名の生存が絶望的という事故の報道は日本に衝撃を与える。しかし、海江田以下「やまなみ」乗員は生存していた。彼らは日米共謀により極秘に建造された原子力潜水艦「シーバット」のメンバーに選ばれ、事故は彼らを日本初の原潜に乗務させるための偽装工作であった。
アメリカ海軍所属となった日本初の原潜「シーバット」は、海江田の指揮のもと高知県足摺岬沖での試験航海に臨む。しかしその途中、海江田は突如艦内で全乗員と反乱を起こし音響魚雷で米海軍の監視から姿をくらまし逃亡。以降、海江田を国家元首とする独立戦闘国家「やまと」を名乗る。さらに出港時「シーバット」は核弾頭を積載した可能性が高い事が発覚。
アメリカ合衆国大統領ベネットは海江田を危険な核テロリストとして抹殺を図る。海江田は天才的な操艦術と原潜の優れた性能、核兵器(の脅威)を武器に日本やアメリカやソ連、国際連合に対抗してゆくこととなる。

声優・キャラクター
津嘉山正種、大塚明夫、徳丸完、麦人、中博史、稲葉実、飛田展男、塩屋翼、中村大樹、緒方賢一、加藤治、田中康郎、阪脩、渡部猛、若本規夫、村山明、仲木隆司、上田敏也、筈見純、藤本譲、中田和宏、小村哲生、小林清志、大塚周夫、秋元羊介

ダビデ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

20年前の作品なのに考えさせられるが,続編が…

20年前の作品,原作はそれよりも前の話なのに,今観てもとても考えさせられました。
むしろ,今だからこそ,考えさせられる作品だったと思います。
特に,政教分離のこと,日米安保のことは,今だから考えさせられました。

とにかく,続編を,今でも熱望します。
原作は読んでありますが。

ジパングもそうですが,あまり人気がなく,続編が作れないのですかね。
今からでも人気が出て,続編が出たら面白いですよね。
現在の世界情勢も踏まえて。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

諸般の事情で埋もれてしまった感のある作品

原作コミック既読

dアニメで偶然見つけ、OVA2(voyage 2, voyage3)までの3作品を一気に視聴。大人な事情により制作打ち切りを喰らった作品。らしい(調べてみたら、結構しょぼい理由だった・・・)。OVA2本を含めても、原作の3分の1程度までしかカバーしていないですね。映像化に際し、すっ飛ばされた描写も結構ありました。あと、このアニメではロシアが最初っからロシアでした。

古きよきサンライズ感を全面に感じられる絵柄で、世代的には安心感のようなものを感じます。
既になくなられた方も含まれていますが、CV陣も豪華というか重厚にして堅牢。渋い男の世界が展開されます。彼らの演技を聴くだけでも十分楽しめるかも。

「日本人乗員(自衛官)が操船する、極秘裏に日米共同建造された原子力潜水艦。表向きは米軍属とされたままの処女航海において、突如その潜水艦は国家として独立すると宣言する。。。。」

原作を読んだときは「日本に原潜、しかも核武装の可能性あり」という設定にかなりの無理筋を感じたものです。

潜水艦が関わる海戦の(言葉の選び方が難しいんですが)おもしろさがよく描かれていると思います。映像化された部分の先の展開では、非現実的と批判される描写もありますが、もしも映像化されていたらそんなファンタジー含めて楽しめただろうなと、残念に思います。

政治に対して何らかの興味なり不満なりをお持ちの方は、本作品を導入剤として、原作に手を広げて見るのもいいかと思います。「国家とは」、「核を含めた軍事力とは」、「国家が軍事力を持つことの意味・意義とは」、「国家と国民とは」といったあたりのことを、自分なりに考え、解釈するきっかけくらいにはなるかもしれません。本作で語られているそれらが正しいかどうかは知りませんよ、どこまで行ってもアニメ・マンガの話ですから。あくまで、自分なりの解釈へのきっかけとして、です。ただ、マンガに関して言うと、結構タフな作品なので理解しながら読み切るにはページ数以上の時間を要すると思われます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

なみかぜ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

紺碧ではありません!沈黙ですでもスティーブン・セガールでもありません!

(/ω\*)いや~この緊迫するするアニメ!
今時の、総理大臣に爪の垢でも飲ませたくなるような気分ですわ(^^)
原作的には、一番盛り上がりのある話で、アニメの終了となりますが・・・・ん~まずまずの仕上がりです。
戦争や国同士の駆け引き、主義、思想の三位一体攻撃を受けてるような気分でした。(笑)
しっかし!
アニメって本っ当にいいもんですね(^_^)
はい!さいならさいならさいなら・・・・

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

67.0 15 1996年度アニメランキング15位
ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密(OVA)

1996年8月2日
★★★★☆ 3.7 (80)
481人が棚に入れました
「ベイビィ、これがトワイライトと言われるダイヤだ…」そう言ってヨーロッパ暗黒街の全てを知る老首領ドルーネは、ルパン三世に1つの大きなピンク・ダイヤを手渡した。変則的なカッティングが施されたそのダイヤは、ドルーネによるとモロッコのある民族の隠し財宝の鍵になっているということをルパンに告げる。早速モロッコに向かったルパンであったが、モロッコに向かう列車の車中で、銭形警部が仕掛けた「ルパン逮捕作戦」にハメられてしまい警官隊に取り囲まれてしまう。だがそこへ、特殊暗殺工作部隊を率いて忍者傭兵の貞千代が乗り込んできて、列車内は大混乱に陥る。

声優・キャラクター
栗田貫一、納谷悟朗、小林清志、井上真樹夫、増山江威子、森山周一郎、久川綾、野沢那智、菅生隆之、藤本譲、峰恵研

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

栗田貫一さんの本領発揮

モロッコで財宝を探したり民族紛争に巻き込まれるストーリー。
個人的にはルパン作品の中でもベスト3に入ります。
神秘的な砂漠や伝統を感じる民族集落のあるモロッコという舞台がとても良いチョイスでした。
そしてなによりゲストヒロインがすごく可愛い。
またルパンが誰もが知っている有名人のモノマネしたのも、声優「栗田貫一さん」ならではの演出で良い遊び心でした。
無駄なお色気シーンは要りませんでしたが・・・。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

beatle さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

超個人的、カリ城に次ぐルパン三世アニメーションの決定版。砂漠ロードムービー描写が最高

超個人的見解だとは思いますが、カリ城に次ぐ最高傑作。作中の随所に、「外国を旅しているんだな」と思えるような描写がふんだんにあって、冒険心を揺さぶられます。本当に今更かというレベルの古い作品ではありますが、ルパン三世のアニメ像の決定版として、ファンとして、高評価はしておかなければいけないでしょう。ここからルパン三世街道をひた歩んできましたが、やはりルパンスペシャルは面白いですね。ラストの部分も素晴らしかった。そういえば、最近こんな異国情緒溢れるロードムービーアニメを見てないな。やっぱり、旅というものはいつになっても憧れてしまいますね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

66.9 16 1996年度アニメランキング16位
劇場版美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士集結! ブラック・ドリーム・ホールの奇跡(アニメ映画)

1995年12月23日
★★★★☆ 3.8 (16)
152人が棚に入れました
 月野うさぎをはじめとするセーラー戦士たちが活躍する劇場版アニメーション。うさぎたちと一緒にクッキーを作ったちびうさ。そのクッキーを持って町へ出ると、笛でお菓子を踊らせることのできる不思議な少年・ペルルと出会う。その夜、笛の音に誘われて、何者かに操られているようにちびうさが家を出る。折しも、世界中では子供たちが夜中にいなくなってしまうという事件が起こっていた。ちびうさを追ったうさぎたちは、ペルルとその兄・ププランが子供たちをさらっていくところを目撃する。

声優・キャラクター
三石琴乃、富沢美智恵、久川綾、篠原恵美、深見梨加、荒木香恵、潘恵子、高戸靖広、西原久美子、古谷徹、飛田展男、風間信彦、中井和哉、吉田理保子、小野綾子、宇和川恵美、坂本千夏
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

劇場版セーラームーン三部作を締め括るにふさわしい、集大成的な映画。

まず、OPムービーから素晴らしい。セーラー戦士達五人の成長記録のような映像が流れます。
{netabare} SuperSはうさぎとちびうさの『親子の絆』もテーマとして存在すると思うので、こういう演出がニクいです。{/netabare}

今作は‘ちびうさ’が主役となっていますが、セーラー戦士達も一同が介して(ほたるちゃんを除く・・・)闘います。TVアニメでは後半ほとんど使われなかった、初期の必殺技が使用されたことが個人的に嬉しかったです。

物語の終盤でうさぎが見せる、ちびうさへの信頼と愛情が敵を打ち負かす展開は、うさぎの主人公オーラ全開でやはりカッコいい。

ちびうさも最後はヒロインらしい締め括りで、爽やかな終わりを迎えました。

前作Superの映画同様、感動的な主題歌でちょっと泣きそうになります。SuperSはTVアニメのED主題歌「私たちになりたくて」も良い曲です。

作画はやっぱり三作目が一番綺麗に感じました。お話はR、Sに比べるとややあっさりした印象ですが、ちゃんと見せ場もあって十分満足できました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

66.6 17 1996年度アニメランキング17位
逮捕しちゃうぞ(TVアニメ動画)

1996年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (114)
845人が棚に入れました
作者である藤島康介がオートバイファンなだけあり、作中でのメカやエンジン描写、カーアクションシーンは非常にリアルに描かれており現実味とスリル感がある。アニメ版も同様にメカニックには非常にこだわって描かれており、いい加減な描写は皆無である。こうした点に、藤島のバイク蒐集家としてのマニア心の冴え、および描写力の高さが伺われる。ストーリーのコンセプトはロマンティック系ポリスコメディであるが、設定は地に足の付いた作風なので日常世界を舞台としたロマンティック路線といえる。また舞台も架空の都市や町を舞台とする漫画が多い中で、実在する地域(墨田区)を舞台としたことや、警察描写も繊細に現実離れせずに描いているので読者・視聴者にも親近感を与え、より人気も高まった。

声優・キャラクター
玉川砂記子、平松晶子、政宗一成、島田敏、小桜エツコ、松本梨香、関智一、沢木郁也、榊原良子、青野武、小西寛子、丹下桜、堀秀行

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ドラマなんてなかった・・・・でも長嶋の中嶋はよかった

女神様人気により日の目をみた警察アクションの傑作。
パトレイバーより前に警察=公務員とした最初の作品だったかな。
だから後藤隊長の愛車はトゥディなんですね。
作者によると婦警さんに切符切られて、超美人でミニスカだったら切られてもいいなぁ・・というけしからん妄想からうまれたそうな・。

OVAは非常にデキがいいです。TV版では1~4話になります。

藤島さん・・いやストライク男がなかなか出てこないのがあれですが。。。
原作以上にバイク、車の書き込み、演出は異常。
シーズン1は面白い。
その手のアクションが好きな人はたまらないと思います。

OVA版主題歌も誰かにカバーされてたかな。歌うはTPD(東京ポリスウーマンデュオ)それ篠原涼子がいたアレじゃん!!ってツッこめる、ネタがわかるヤツは俺よりオッサン決定。うまいかどうかは謎だが名曲。
以降はレコ屋とのタイアップ。

ちなみに優香が映画の主題歌を歌っているのは黒歴史?でもないか。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

子供で大人な婦警さんの、日常系痛快ドタバタコメディー

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
1話完結を基本とし、老若男女問わず安心して観られる痛快なエンタメ作品。

古い作品ですが、当時としては作画は綺麗だと思います。特に、バイクやクルマ、モデルガンなど機械系の作画は良かったという印象です。

リアル路線が好きなら、「ちょっと違うな~」という感じだとは思いますし、流石に時代が時代がなので古くさい作画ですが、そこにこだわりがない方ならしっかり楽しめるアニメです。

キャラも魅力的で、(キャラデザ含め)やはり藤島さんは良いキャラつくるな~という感じ。

ただ、オススメ度が、OVA→1期→2期→3期 と下がっていく残念さはあります。個人的には、OVA→1期、でやめておいても良いかと思います。

原作は藤島康介さんの漫画ですが、原作からキャラや設定は引き継いでいるものの、ストーリーはほぼアニメオリジナルとなっています。しかも、そのアニオリ回がとても面白い!

原作ファンはもとより、原作を読み「イマイチだな~」と思っていた方、そして、こんな古い作品知らないよ! という若い方に、是非観て頂きたい作品ですね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
豪快でパワフルな肉体労働担当の夏実と、マニアックで冷静沈着な頭脳労働担当の美幸の二人が織り成すドタバタコメディ。

特に良かったのは、二人の関係性。基本的にはトラブルメーカーの夏実が場面を引っ掻き回しますが、時折、美幸がキレると夏実以上にぶっ飛んだ行動をします。この二人が、互いを互いに尊重し、深い所で信頼しあっている様は、観ていて気持ちの良いものでした。

恋愛、という面でも二人の競合はありません。夏実は基本的に渋いオッサン好きだし、美幸には恋人がいるし。

二人とも、大学を終えて警察学校を卒業し、勤務しているので、いい大人ですが、中身的にはまだまだ子供です。それでも、時折みせる婦警らしさ(子供への優しさなど)にグッときます。お酒にまつわるエピソードなどもあり、「見た目は大人。性格は子供。それでもやっぱり大人な」20代中盤くらいの女性の魅力は描けていたかと思います。正直、(健康的な意味で)エロいw ⬅ココ大事(笑) 10代の女子には(リアルでも)出せない魅力ですなw

サブを固めるキャラも実に良い。二人の所属する墨東署交通課は、「独立愚連隊」「ワイルド・サファリ」と揶揄されるほど、個性的でアグレッシブな面々が揃っています。

ゴシップ大好きのトラブルメーカー眼鏡っ子の、頼子。女子より美しい女装子の、双葉。いじられ役で昭和の男って感じの、中嶋。可愛らしい女子高生の、沙織。話のわかる渋いオッサン、課長。そして、ライバルキャラ且つギャグ要員の、ホームラン男w

これといって目新しいキャラがいるわけではありませんが(まあ、原作自体30年以上前ですし)、おさえるところをちゃんとおさえてるな~という感じです。古き良き、を感じることができるでしょう。

ストーリー的に言えば、基本は1話完結の刑事モノですが、その解決法にオリジナリティがありました。前述した「そのキャラならでは」の解決法には一見の価値あります。

また、後半になるにしたがい、シリアス回が増えてきますが、これまた良いです。この緩急のつけかた、見事です!
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 22

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

昔、一時期ハマってた頃が 今でも好きな作品です

君望OVAと一緒に発掘されまして、久々に鑑賞。

「女神さま」から入って、深みにハマったパターンです。
元々何度も観直している作品でして、OVA~1期が特にお気に入りです。

笑いあり涙あり、アクションありコメディあり、クルマありバイクありメカあり、人間模様あり・・・。この作品のポイントを挙げ始めるとキリが無いですw

今と比べれば多々劣る面もありましょうが、その当時は文句無い出来だったように思います。

キャラソンとかサントラとかドラマCDとか、見事にドツボで聴いてましたね~。「TPD」とか今でもたまに聴きたくなります。

こう書いてると・・・やっぱり世代がバレるんでしょうねw

実写ドラマもあったような気がしてますが・・・そこはスルーで(実際スルーしてました)w

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

66.0 18 1996年度アニメランキング18位
名犬ラッシー(TVアニメ動画)

1996年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (20)
154人が棚に入れました
舞台は1930年代半ば、英国北部の小さな村・グリノールブリッジ。主人公の少年ジョンは、ある日村はずれで迷子になった子犬・ラッシーと出会う。ジョンはラッシーを連れて帰り、自分の家で飼うことにする。なお、原作は飼い犬となったラッシーが金持ちの貴族に売られていってしまうところからが本編だが、本作ではジョンとラッシーの生活がアニメオリジナルの展開で多く描かれている。

声優・キャラクター
日高奈留美、山崎たくみ、田中真弓、松倉羽鶴、國府田マリ子

Tnguc さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「グリノールブリッジ物語」として観るとより楽しめます

~
グリノールブリッジ村に住む少年・ジョンと、コリー犬・ラッシーの物語。
監督は「この世界の片隅に」で話題となった片渕須直監督です。

まず、この作品は世界名作劇場(以下:名劇)の中でも不遇の作品と言われています。
それは、私が以前「世界名作劇場展」に行ったとき、展示していた紹介文にもそう書かれていました。
この作品は、当初はこれまでの名劇と同じく4クール近くの話数で想定されていましたが、
名劇自体の低視聴率化によって、たったの26話で終了してしまいました。打ち切られたのです。
これは後にも先にも「名犬ラッシー」だけです。ゆえに、不遇の作品という扱いを受けているものだと思います。
しかも本作は、前半の2クールはグリノールブリッジ村で起こる小さな出来事を切り取ったオリジナルストーリーで、
残りの2クールを原作に沿ったラッシーの物語になる予定でした。
しかし、打ち切られたことによって、後半に割り振る原作部分の物語を確保することが出来なくなってしまいました。
最終的に原作部分はたったの2~3話しかありません。これも不遇の作品と言われる理由の一つでしょう。
こうなってしまうと、作品の評価としては俗に言う「原作クラッシャー」になってしまいそうですが、
オリジナルストーリーがとても素敵な雰囲気だったこともあって、結果としては良作の評価を得ていると思います。

この作品には憎たらしいキャラクターが殆ど存在しません。みんな心優しい人ばかりです。
その上、グリノールブリッジ村の家並みや、周辺の景色がとても素晴らしいのです。
モルタル塗りの白い家々、家の裏に広がる草原、青い空と白い雲。
名劇の中でもかなり素敵なロケーションだと思います。
その色鮮やかな風景と、のびのびとした物語のおかげで、とても素朴な味わいに仕上がっています。

原作部分がかなり圧縮されていることもあって、ラッシーが物語に絡まない回もあったりしますが、
ラッシーが名実ともに名犬へと成長していく姿は最後までしっかりと描かれています。
アニマルが主軸であることや主人公が子どもということもあって、
他の名劇と比べると、対象年齢はより低めに想定されていると思いますが、
物語は決して子供騙しではなかったと思います。

お子様と一緒に見るアニメとしてはかなりオススメです。


物語:★★★☆☆ (平和的すぎて刺激を求めている人には退屈かも。その点、後半の原作部分は感動できます)
作画:★★★★☆ (18話だけ作画が安定しませんでしたが、基本的によく動きます。OPアニメが良い!)
声優:★★★★★ (商売重視ではない配役。ジョンも良いけど、お母さんの落ち着いた声も良い)
音楽:★★★★★ (OP曲が良い!。アニメーションと相まって胸が躍ります。ある意味OP詐欺ですけど…笑)
人物:★★★★☆ (みんな優しくて癒されますね。とくにお母さんが良い。ちょっと説明口調が多いです)

個人的評価:★★★★☆ (4.0点)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

An@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ラッシーの話ってみなさんうろ覚えじゃないですか

あの名作、ラッシーの話、みんななんとなくはしってるけど多分10秒で語れるくらいしかしらないとおもうのですよ。


そのうろ覚えラッシーの話を、フィクションも加えながら100倍におもしろい名作に仕立て上げたのがこの作品。


ただ、あまり知られていない作品なので残念です。
OPとEDもあまり知られてないのですが;
間違いなく名曲なのです、私には。


ラッシーは赤ちゃんから大人へと成長していきます。
最後は皆さん知ってる通りのあの終わり方ですが、
そこまでへの感情の高められ方が脱帽です・

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

名作になりえた不遇な作品

この作品は世界名作劇場を終わらせた作品という不名誉で不遇な作品です。
視聴率が悪かったため、途中で打ち切りになってしまったのです。
では、作品としてもつまらないか、といえば、むしろ名作になりえた作品だと私は思います。

監督は、「この世界の片隅に」や「マイマイ新子と千年の魔法」の片渕須直監督です。

物語の舞台は、ある炭鉱の村から始まります。
ジョン少年は、ある日子犬ラッシーを拾って育てることになります。
物語はジョンとラッシーだけではなく、村の人々などとの交流も片渕監督らしい丁寧な描写や演出が光っています。この描かれ方がとても面白く、後半、ラッシーがある事情で旅にでるところが、打ち切りのため、たった2話で描かなければならなくなり、制作の方々は大変だったと思いますが、もし打ち切りになっていなければ、名作になっていたかもしれないと個人的には思っています。
ほのぼのした日常系が好きな方におすすめです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

65.8 19 1996年度アニメランキング19位
劇場版美少女戦士セーラームーンSuperS外伝 スペシャルプレゼント 亜美ちゃんの初恋(アニメ映画)

1995年12月23日
★★★★☆ 3.7 (23)
159人が棚に入れました
 水野亜美にスポットを当てた短編アニメ映画。「美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士集結! ブラック・ドリーム・ホールの奇跡」と併映された。水野亜美ことセーラーマーキュリーはIQ300の天才少女。亜美が“マーキュリー”というペンネームで模試を受けると、同じく“メルクリウス”という人物が同率一位となる。ライバルを追い越すために、ますます勉強に熱が入る亜美。そんな彼女を心配したうさぎたちは、“メルクリウス”に接近を図るのだが…。
ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

青はクールか秀才とだれが決めたのか・・

ゴレンジャーの時代からそうなのか?青がウザくても、おバカでもいいじゃないか。

まぁそれは別のお話。本作は青い戦士の王道を進み、アニメ業界で天下を勝ち取った伝説のサブキャラ亜美さんがスピンアウト。
最近は月光に冴えたり、ゲハマニアのママだったり、ゲーム操作教えてくれる女神様だったり。よくお声を聞く。

原作てか漫画版でも良く見かけた蔑むような目、たまにSオーラを放つ亜美ちゃんもちょっといい。現在は30で人妻?萌えるじゃないか。

{netabare}
『模試の二乗プラス予備校の二乗プラスルートストレス分掛ける括弧妨害工作の二乗 括弧閉じるライバルの二乗イコールメルクリウスイコール敵イコール倒す!」
{/netabare}

ただこのアホな口上を書いてみたかっただけだったりする。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

大人気だった亜美ちゃんを主役にしたスピンオフ作品。

当時の亜美ちゃんの人気を表す、亜美ちゃんのための短編作品です。

改めて見直してみましたけど亜美ちゃんの設定って完璧だな、と。
凄く真面目で勉強もできてその上恋愛は苦手っていう受ける要素満載の女の子。
そんな亜美ちゃんのお茶目な所が見られる貴重なアニメです。人によってはキャラ崩壊と感じるかもしれません。

でも本編でもたまに天然な一面を見せていた場面もあったので、こういうお話も個人的にはアリだと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

水に代わっておしおきよ!

セラムン視聴第二弾!
わずか15分のおまけ劇場版です。

主役は天才少女水野亜美ちゃん。
「水でもかぶって反省しなさい!」
が指導的決まり文句のもっとも地味な美少女戦士です。

奥手な亜美ちゃんが恋をした。
その名はメリクリウス?
まだ見ぬ模試ライバルに抱く不思議な恋心です。
{netabare}相手はどこの馬の骨ともわからぬやつ。
結局、この馬の骨はいったい誰?
セラムン素人の私には世にも奇妙な物語でした。{/netabare}

あっさりした笑いと無理矢理な敵キャラ。
セーラームーンはかくあるべし?
ともあれ、短いからお手軽です。
セラムン入門編として雰囲気だけでも是非・・・

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

65.6 20 1996年度アニメランキング20位
スレイヤーズすぺしゃる(OVA)

1996年7月25日
★★★★☆ 3.6 (48)
266人が棚に入れました
魔法においては天才的な能力を持つリナ=インバース。かつて彼女によって滅ぼされた盗賊団のボス、ビスタはキメラと呼ばれる合成魔獣を作れる魔法使いのディオルと組み、リナへの復讐を始める。ディオルは複製人間を使った実験といってリナをワナにかけようとする。しかし、その完成されたキメラをみてリナが怒り出し…。

arts さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

今見ても面白かった

久々に見る機会があったのでレビューします。

スレイヤーズシリーズのOVA作品。全三話。
アニメシリーズとは異なり、他のOVAや劇場版同様、ギャグ偏重の作品です。

久々に見直しましたが、今見ても面白かったです。
シリアスはその後の落ちのための前振りでしか描かれず、ギャグ偏重なのがスレイヤーズのOVAらしかったです。
しかも全体的に言うなればドタバタギャグで構成されていたため、最近のシュールギャグがなかったころの雰囲気をあらためて体感することができました。
初見の人は微妙かも知れないですが、昔見たことがある人は懐かしさに浸れると思います。
それからEDが懐かしさ一杯でした。
懐かしさ抜きにしても、EDはとても良い出来だと思います。

スレイヤーズシリーズはアニメにおける異世界ファンタジー作品の名作だと思いますが、本作は同シリーズ内でも入門的な位置にはないと思います。
先にアニメシリーズや劇場版を視聴することをおススメします。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

単純なストーリーで笑える

 なんでこのシリーズはこんなにアニメ作品があるのだろうと思ったら、原作小説の巻数がとてつもなくあるのですね。当然未読なので、今作にガウリイなどが登場していない理由も全く知りません。

 「スレイヤーズ」「スレイヤーズNEXT」「スレイヤーズTRY」しか見ていない身としては、白蛇のナーガの登場も突然でした。しかしこれがめちゃくちゃブッとんでいて、このシリーズらしい笑えるキャラクターでした。

 川村万梨阿さんのハリのある声、最高ですね。リナがどちらかというとツッコミ役に回っているという点もなかなか面白かったです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

64.8 21 1996年度アニメランキング21位
ドラゴンボール 最強への道(アニメ映画)

1996年3月2日
★★★★☆ 3.5 (62)
387人が棚に入れました
伝説のドラゴンボールをふたつ集めていたブルマは、じっちゃんの形見としてひとつを持っていた孫悟空と出会い、ふたりで一緒にドラゴンボールを探す旅に出た。ふたりは途中、変身能力のあるウーロンを仲間にし、盗賊ヤムチャとプーアルの攻撃をかわしつつ、花畑で4つ目のドラゴンボールを手に入れる。続いて、レッド総帥率いるレッドリボン軍が探し当てていたドラゴンボールを追って、ホワイト将軍のいるマッスルタワーに急ぐ・・。

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「『ドラゴンボール』と『ドラゴンボールZ』の融合」

パオズ山に住む孫悟空は七つそろうと願いごとが叶うという伝説のドラゴンボールを求めて少女ブルマと大冒険に出る。途中、エッチな豚ウーロンを仲間に加え、盗賊ヤムチャとプーアルコンビの襲撃を切り抜け、悪の組織レッドリボン軍の基地である“マッスルタワー”にたどり着く。敵を倒した悟空は人造人間8号を味方につけ旅を続けるが、奇妙な老人亀仙人に筋斗雲と三星球をもらう。しかしレッドリボン軍が襲撃!ブルマを人質にドラゴンボールを奪い去る。“かめはめ波”を会得した悟空は、ブルマたちを救うために筋斗雲で空を駆ける!

1996年3月2日に公開された『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作第17弾。

「『ドラゴンボール』と『ドラゴンボールZ』の融合」。「最新の技術で『ドラゴンボール』をリメイクする」というコンセプトの元、原作コミックスの1巻〜8巻までをベースに再構成した物語を、新規作画によって製作した作品。鳥山明の最新の絵柄と世相の変化を考慮しキャラクターデザインが一新されたほか、CGによる特殊効果もふんだんに盛り込み、原作初期の中国風の世界観を出すためアニメでは表現の難しい墨絵を取り入れた場面もある。宮内幸平亡き後の亀仙人の声は愛川欽也が担当。また、レッドリボン軍の面々もテレビアニメ版とは一部声優が変更されている。

興行収入次第では、劇場用で『ドラゴンボール』シリーズのリメイクとして、この後人造人間8号をレギュラーとして、仲間達との出会いと冒険・闘いを原作とは違う視点で描いていく構想もあったが、現在まで実現していない。原作・アニメ共に後半では見せなかったブルマのお色気シーンが久しぶりに描かれている。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

64.4 22 1996年度アニメランキング22位
スレイヤーズRETURN[リターン](アニメ映画)

1996年8月3日
★★★★☆ 3.5 (38)
268人が棚に入れました
とある宿場町、あいも変わらずつまらないことで喧嘩していたリナとナーガの前に、1人の傷ついた少女が現れる。ある日、レッサー・デーモンを連れた男が村にやってきて、村人を脅して無理矢理働かせ始めたのだと言う。ビアズというその村の名前に聞き覚えのあったリナは、一味を追い出して欲しいという少女・サリーナの頼みを聞くことにした。

arts さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

気分が落ち込んだときに見るべき作品

スレイヤーズの劇場版。
スレイヤーズの劇場版はどれもテレビシリーズよりもコメディ色が強いが、本作もシリアスはほとんどなくギャグで一貫している。
また、テレビシリーズでは主人公含む女性キャラの恋愛要素も若干描かれているのに対して、この作品やその他の劇場版ではほとんどの作品で相棒がナーガという女性キャラなので、そういった要素が描かれることはあまりない。
そのため、劇場版とアニメでは同じスレイヤーズシリーズでも大きく違うと割り切って楽しんだ方がいいと思う。

本作も感動的なストーリーを楽しむというよりは、ギャグや魔法を使用する見せ場のためにストーリーが一応用意されているといった感じがある。
というよりも、作品全体が真面目で重厚なファンタジー作品に対する皮肉のような気さえしてくるものとなっている。
しかし、それが主人公含む登場人物たちの魅力によって、嫌味になってないのがスレイヤーズシリーズの凄いところだと思う。
いずれにせよ、ストーリーを追うというよりも、あまり深く考えずにキャラ同士のやり取りを見るという楽しみ方が本作には合っているように感じた。

また、主人公のリナは90年代に多かった男に依存しない女性キャラの代表格といえるだろうが、上述のように恋愛要素が全くない分、彼女の清々しいほどの豪快さを存分に楽しむことができる。
基本的に傍若無人な性格は、個人的には絶対に身近には居て欲しくないが、見ている分にはとても清々しい。

ストーリーは本当にくだらないものであるが、なぜか見た後にスッキリした気分になれるいい作品だと思う。
気分が落ち込んだ時などに元気になれる作品を探しているならば、本作を含む劇場版スレイヤーズ作品をお勧めしたい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

63.9 23 1996年度アニメランキング23位
ガンバリスト!駿(TVアニメ動画)

1996年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (46)
239人が棚に入れました
始めは逆上がりすらできなかった駿が、練習を重ねることで徐々に才能を開花させ、最後にはオリンピックなどの国際的な大会で華々しい活躍をする。また、彼が所属する平成学園体操部の部員や、合宿や遠征先で出会った仲間と共に、時には励まし合い、時にはライバルとしてお互いに成長していく。

琴吹みつる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

思わず応援してしまいます

小さい頃に観た覚えがあるなぁーと
軽い気持ちで観始めました。
普段スポーツ系はあまり観ないのですが、
物凄く面白かったです!!

キャラクターも面白くて2年生3人組が最高です。
試合の時のカッコ良さが素晴らしくて、
思わず手に汗握り応援してしまいました!
演技が終わった後も拍手を送ってしまいます(笑)

大人も子供もチャレンジ精神が沸き立つようなストーリーです!
30話だけで終わってしまうのがもったいない作品でした。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

負け猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

子供の頃観てたなー

原作のタイトルは「ガンバ!Fly high」サンデーの漫画でした。

当時、観ててかなり面白かった思い出があります。

実際の体操選手だったモリスエ(平行棒で有名ですよねー)さんが原作を担当していて、試合の緊張感や選手にかかるプレッシャーが上手くできています。

初見だとギャグアニメと思われがちだが、ストーリーがしっかりとした本格体操アニメなのでお間違えの内容にwww

オリンピックで体操金という事で思い出しましたwww
昔は最大点数も低くて、難易度もEまでしかなかったもんなー

もう一度観たいなー

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

63.9 23 1996年度アニメランキング23位
無責任艦長タイラー 地上より永遠に(OVA)

1996年7月1日
★★★★☆ 3.5 (12)
59人が棚に入れました
おなじみの「無責任艦長」シリーズのOV化。TVシリーズの続編として制作。監督はすっかりシリーズの顔になった吉永尚之。それぞれ地上任務を続けていた宇宙戦艦「そよかぜ」の元クルー一行。その時、識別不明の信号と共に輸送船団が何者かによって爆破される事件が起こった。ラアルゴン帝国の仕業とされるが、詳細は不明だった。やがて「そよかぜ」のクルーが呼び出されることとなり…。

63.8 25 1996年度アニメランキング25位
花より男子(TVアニメ動画)

1996年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (87)
494人が棚に入れました
名門の筋やら素封家やらの子弟が入学する事で知られる英徳学園高校に、何の因果か入学してしまった一般庶民の牧野つくし。学校はF4(Flower 4―“花の四人組”)を名乗る道明寺司・花沢類・西門総二郎・美作あきらに牛耳られていた。F4は世界にも通用する程のセレブの御曹司。F4に逆らえる人は1人もいなかった。ある日、友達を守る為にF4に刃向かったつくしはF4に赤札を貼られ、学校全体からいじめのターゲットにされてしまう。しかし正義感の強いつくしは“やられたらやり返す、それがあたしのポリシー!”とばかりに立ち向かって行く。道明寺司は牧野つくしのことを好きになってしまい、それからはつくし一途でそればかり。…いじめられ続け騙され続けた牧野つくしの人生がこのF4によって変わり始めた。

声優・キャラクター
持田真樹、宮下直紀、山本耕史、赤井田良彦、望月祐多

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

シンデレラストーリーの王道?

1996年全51話 所謂ツンデレラで古典的な設定。

少女漫画にありがちな原作が売れて尺延ばしに
どんどん泥沼展開化してブレてしまい・・収集
つかなくなるギリギリの作品だった記憶がある。

同じ原作のドラマ「流星花園 -Meteor Garden-」
の方が圧倒的に現代風(台湾)で面白いかも?

日本版ドラマ・韓流꽃보다 남자もあるけど・・
日本版は可也微妙・・アニメのほうが良い・・

名家の御子息御令嬢が通う名門学園を舞台に・・
貧乏少女「つくし」が奮闘する物語。

特に「F4」と呼ばれる大金持ちの男子学生4人組
を絡めた対立・・恋愛模様などを軸に展開する。

終始差別や虐め等が絡むエピソードとギャグや
ラブコメ展開などが入り交じる。

良い感じの展開になると・・また新たな問題や
格差諸々による身を引く?すれ違う・・想いが
ブレるような・・徐々に諄くなった記憶がある。

最終的には・・っという感じなのに・・

それでも色々メディア化して大人気の作品かなw
画質は良くないし・・声優も可也酷い・・音楽も
古い感じはする。



牧野 つくし - 持田真樹
英徳学園高等部2年生。明るく気の強い少女。
根強い雑草の様な根性と真直ぐな正義感の持ち主。
水面下で「英徳のジャンヌ・ダルク」と呼ばれてる。


道明寺 司 - 宮下直紀
英徳学園高等部3年生。F4のリーダー。
世界的な規模の道明寺財閥の長男で跡取り息子。
我侭で喧嘩っ早く、典型的な「俺様」タイプ。

花沢 類 - 山本耕史
英徳学園高等部3年生。少し内向的な性格。
感受性が高く鋭い芸術センスを持ちっている。

西門 総二郎 - 赤井田良彦
英徳学園高等部3年生。家は茶道の家元。
ムードメーカーで、要領が良く口は軽い。

美作 あきら - 望月祐多(少年時代:岸尾大輔)
英徳学園高等部3年生。父親は総合商社を経営する。
常識派で、唯一「気を遣う」ことを知っている。


キャスト・・俳優が多く参加している・・

藤堂 静 - 今村恵子
道明寺 楓 - 土井美加
道明寺 椿 - 大川千帆
西田 - 本間ひとし
青池 和也 - 家富洋二
松岡 優紀 - 飛松加奈子
大河原 滋 - 佐藤恵美香
織部 順平 - 高橋広樹
牧野 進 - 井上孝幸
牧野 晴男 - 鈴木信明
牧野 千恵子 - 渡部るみ
三条 桜子 - 宍戸留美(途中で櫻田実果子に改名)
浅井 百合子 - 清水よし子(ピンクの電話)
鮎原 えりか - 梶川さほり
山野 美奈子 - 佐藤奈美
遠藤 真木子 - 岬風右子
優紀の姉、お手伝い、他 - 又村奈緒美
校長、生徒、カメラマン、他 - 八嶋智人

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

東映鉄板スタッフだったんですが・・余計な茶々が入り・・・

原作は長いけどまぁおもしろい。ちょっと長すぎるけど・・・。
貧乏人の逆ハーレムモノ?のエポックメイキング。
以後桜蘭などさまざまなフォロワーが登場した。
アニメは声優さんがいろいろ大変。。
なにを思ったかドラマ俳優、芸人などのクソキャスト。はるかむかしは木村拓哉だった気がする。
完全にコケたでしょ。公式にインタビューでもそう答えててた気がする。

高校生の頃友人、バンドメンバーが雑誌レベルのイケメソ過ぎたため一人かわいいボクちゃんはつくしちゃんて女子からあだ名がついた・・馬鹿にされてるわけじゃないからそれはどうでもよかったけど、極一部の女子が腐った想像をするのは昔も同じ・・・。BLなんて言葉のない時代、思春期の少女の妄想を偶然みてしまったときはガチできつかった・・・
そういった意味では大きらいな作品。対策として坊主にしてに染めてヒゲを生やした。だからいまでもヒゲだけはやめられない・・・。どうでもいい話でした。。


投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

クレイジー・リッチ・アジアンズ

全米でまさかの大ヒットを記録した「クレイジー・リッチ・アジアンズ」を見て思ったことだが、ハリウッド映画なのに全編に渡ってアジア人だけで統一された映画。制作スタッフもアジア人で占めているところが、「ブラックパンサー」における黒人大作映画のようなリベラルな感じがアメリカで受けた理由だと思う。

しかし、私たち日本人は日本映画を見慣れているので、アジア人が出てこようがそこにリアリティなど決してなく、アジア人を使った資本主義礼賛のオーソドックスなハリウッド娯楽映画であって、実際にはあるだろうアジア人差別や文化にまでは踏み込んではいない。

西洋の人たちにはわかりやすいアジア人像が描かれて理解しやすいのだろうが、日本人にとってしたら薄っぺらい内容なので物足りないと思う。

韓流が好きな人にはおすすめなのですが。。。

さて本題の「花より男子」ですが、「クレイジーリッチアジアンズ」を見てて日本で似ている作品と言えば「花より男子」などの少女漫画作品だと思った。

基本プロットはほぼ同じ。かっこいいイケメンの彼氏との意思疎通がテーマであるところも、彼氏が何かしらの分野でトップでいるところもほぼ同じ内容である。

ただ、「花より男子」の主人公牧野つくしは貧乏で地に足のついた庶民肌の女の子であるという設定はこの頃の少女漫画の主人公では珍しいかもしれない。割としっかりした内容であり、庶民性が受けたのも素晴らしいとは思うが、世の女性に言いたいのは、それでもアイドルのような女の子は存在しないのと同様に白馬に乗った王子様も存在しないということである。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3
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