1997年秋(10月~12月)に放送されたTVアニメ動画一覧 18

あにこれの全ユーザーが1997年秋(10月~12月)に放送されたTVアニメ動画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月20日の時点で一番の1997年秋(10月~12月)に放送されたTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

75.3 1 1997年秋(10月~12月)アニメランキング1位
剣風伝奇ベルセルク-BERSERK-(TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (365)
1670人が棚に入れました
戦災孤児のガッツは、傭兵ガンビーノの気まぐれで拾われて育てられた。ガッツはガンビーノの役に立とうと懸命に剣の稽古をする。そして数年後ガンビーノは戦場で両足を失ってしまう。ガッツは一人前の傭兵になりガンビーノの面倒を見ていたが、当のガンビーノはガッツに養われるのは我慢ならなかった。酒におぼれ、ついには寝ているガッツに切りかかる。反応したガッツは、ついガンビーノを殺してしまう。育て親殺しとして追われる身となったガッツは、各地を転々として傭兵として生きていくのであった。身も心もすさんで行くガッツ。そんな時、連戦連勝の噂を持つ傭兵団「鷹の団」を率いるグリフィスと出会う。

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

どうも、原作ファンです。アニメの方も観てみようかと。

劇場版公開に伴い、その比較を兼ねてまず旧アニメ版の方を視聴しました。

こちらの方も、劇場版3部作と同じく黄金時代篇がメイン。
コミックス(原作)でいうと14巻あたりまでの内容となっております。

気になった内容・作画・声優・音楽について触れていきたいと思います。

内容の方で残念だった点↓

1.主人公「ガッツ」の幼年期のエピソードが軽くしか触れられていない。
なので、ガッツの持つ悲壮感が表現しきれていません。育ての親「ガンビーノ」のガッツに頬を切られてカッとなるシーンや、飼い犬を蹴るシーンが省略されたことで、ガンビーノの持つ複雑な心境も伝わり難くなっています。
肉体派オラオラ系で圧倒的な強さにより敵をなぎ倒してゆくキャラは巷に溢れかえっており、ガッツもその部類ですが、薄っぺらさがなくどこか魅力的に感じてしまうのは、過去に絶望を味わってることがその理由のひとつだと思うのです。
なので、ダークヒーロー・ガッツのキャラ付けとして幼年期の忠実な映像化は欠かせないと思います。
でも‘貫通シーン’はさすがに無理なのかな?w

2.「髑髏の騎士」が登場しなかったということ。
髑髏の騎士は、重要な見せ場である『蝕』のキーパーソンです。
彼が出てこなかったため、『蝕』が締まりのない中途半端な格好になってしまいました。
あの終り方は正直なんのオチにもなっていません。
どうせ伏線回収しきれないから、という理由からかも知れませんが。

その他の省略された部分はそれほど重要なシーンではなく(個人的な判断ですがw)、それで妥当かなといった感じ。むしろ、上の二点を除けば押さえるべきところはちゃんと押さえており、すごく出来は良いと思います。

作画の方について↓

古い作品なので今のアニメと比較するまでもないのですが、物語が進むにつれてどんどんレベルが上がっていきます。終盤には劇場作品(もちろん当時のレベルでw)と比べても遜色ないカットが増えてくるので興奮します。キャラの表情の描写が丁寧。グリフィスの狂気染みたときの表情が原作通り再現されていた。目の書き方とかもうバッチリ。
でも、戦闘シーンの迫力・疾走感は物足りないです。
昔の作品なので贅沢は言えませんが。ボリュームがあり、見応えは十分です。しかし血が飛び散る描写が多々あり、苦手な方は気持ち悪くなるかもしれないです。私も、コミックスだと全然平気だったのですが、映像で観ると案外気持ちの悪いものだなぁと思ってしまいました。
それでもエログロさは原作に比べると控えめ。てか、忠実に再現されると絶対オエッてなるw
映像化する際には、ある程度控えめにした方が観れる気がします。
なので、バランスは良かったと思います。

次に、声優さん↓

これに関しては、とにかくグリフィス役がすごくよかった!!
品のある二枚目なお声。高すぎず、低すぎず、ホント絶妙としか言いようがない。
グリフィスの中性的な美しさ、気高さ、強さ、脆さ、危うさ。その全てが声にしっかりとこもっている。
ここで声優さんに興味が湧きちょっと調べてみました。(一部、黒ペからのソースなので信用しないで見てねw)

グリフィス役の「森川 智之」さん→(出演作:純情ロマンチカ・世界一初恋…などなど)
って、どこかで聞いたことのある作品名だな…嫌な予感w(´・ω・`;)
と思ったらやっぱりBLの人なのねw しかも、アダ名がBL界の『帝王』だなんて、グリフィス顔負けの大物ぷりだなおいww 経歴見ると本気で大物でしたww 福山潤さんのボスなんですね。
恥ずかしながら、私はこのアニメで初めてその存在に気がつきました。
でも、意識してなかっただけでこの人の出演作品を結構観ていた(BLモノじゃない方ね)ことにも気がつきました。ホントいろんな作品に出てらっしゃるんですね!

そして、ガッツ役の「神奈 延年(のぶとし)」さん→(出演作:Fateのランサー役など)
兄貴声がすごく素敵。実はこの方も‘純情ロマンチカ’に出てらっしゃるんですよねwすごいww
(この方はリアルではないそうですが)
なにこれ、中の人面白すぎでしょーwww

ああっと、いけないベルセルクから話題がずれかけてるw
原作の方もガッツとグリフィス、二人の友情がBL臭く見えなくもないことから、
このキャスティングはキャラとの相性バッチリで、だからしっくりきたのだなと納得しちゃいました。
まあ、ベルセルクのアニメの方が古いので実際のところ関係はないと思いますがw

音楽の方は「平沢 進」さんが担当。脳が浸蝕されるような独特のエレクトロサウンドを展開する彼。
今作の劇中歌『BERSERK 〜Forces〜』でも、その片鱗をうかがうことができます。
平沢さんの曲が好きなので、視聴前から曲だけはよく聴いてました。
ベルセルクの世界観と相性バツグンです。
OPとEDは違う音楽グループによるものですが、力の抜けたダークな感じがなかなか良かったです。

長くなっちゃいましたね。スイマセン。
結局、この作品は原作ファンにとっては観て楽しめるものだと思いますが、原作から抜けてる部分が多いので、知らない人だと全然感情移入できず、つまらないのではないかと思います。
なので、ベルセルクに少しでも興味のある方は原作を読むことをおススメします!

劇場版ではどれだけ進化・改善されているのかとても楽しみです^^

投稿 : 2024/04/13
♥ : 29
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ダークファンタジーとはこういうものだ!

原作既読。

傭兵として戦場に現れてはひたすら剣を振る、一匹狼の主人公ガッツ。
しかし、グリフィスという人物との出会いで、居場所を得て、仲間を見つけ、夢を見いだしていく。

時代は大国同士の戦争のまっただ中。
大群同士がぶつかりあう迫力のある戦闘シーンは、大きな見所です。
また、大きな剣を高速で振り回し、延々と敵を斬り続けるガッツの殺陣は、まさに「ベルセルク」ですね。

そして、なんといってもサブキャラクターが立ちまくってます。
1度見たら名前を忘れない個性的な人物達。

それぞれがどんな想いを抱いて今この場所にいるのか。
何を望んでいるのか。

また、ガッツとグリフィスが、お互いに影響を与えていく様子が丁寧に描かれています。

ところが…物語は徐々にあらぬ方向に。
最後には{netabare}原作既読者にトラウマを植え付けた「蝕」{/netabare}が待っています。

シリアスな雰囲気の中で広がる人間ドラマ、不条理な世界観や事件、ダークファンタジーのお手本のような作品です。

原作よりストーリー重視になっており、出番を削られたキャラもいますが、それがこのアニメをより重厚にしています。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 26

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

映画版よりも鋭く繊細です

原作準拠の映画版と比べて余計なシーンが少なく、中だるみ無しで一気に見れます。クライマックスに至るまでの過程については端折りすぎなのではという批評も散見しますが、私個人としては、当時原作を未読であった事もあり、違和感無く視聴出来ました。ただ、余りにも目まぐるしく変化していく展開には戦慄を覚えた記憶があります。

戦闘シーンに関しても描写が極めてスマートで、多くの場面でポリゴンモデルを用いている鈍重な映画版と比べ、スピーディーかつ繊細で無駄がありません。取り分けグリフィスが剣を抜く全てのシーンは華麗の極みです。また本作の特徴の一つでもある凄惨な描写も、取捨選択がきっちりしているのでダダ漏れ感が無く、冷たいナイフの様な鋭さで心をえぐられます。オープニング、エンディング、劇中音楽も軽薄さが無く、作品の世界観との高い親和性が感じられます。

最後に声優についてですが、これは今更この場を借りて評価するまでも無く、キャスティングは非の打ち所無し、演技に関しても超高水準という事で満場一致なのではないでしょうか?

総じて、原作の中途までしか描いていないアニメ作品としては非常に高級かつ完成度の高い作品だと言えます。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 16

69.9 2 1997年秋(10月~12月)アニメランキング2位
ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー(TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (83)
578人が棚に入れました
戦え!超ロボット生命体トランスフォーマーより遥か未来の時代、サイバトロンとデストロンの大戦が終結したセイバートロン星では、両軍が共存し長い間平和と繁栄の時代が続いていた。しかし、サイバトロンが極秘に保管していた大量のエネルゴンの在りかが記録されているゴールデンディスクを、初代メガトロンの後継者を名乗り破壊大帝を自称するメガトロンとその同志が強奪、エネルギーを狙い宇宙へと飛び立ってしまう。数ある追撃艦の中、唯一彼らの宇宙船に追いつくことが出来たサイバトロンの探査船【アクサロン】とその乗組員達は、本来の任務である宇宙探索を中止、時空間ワープを使いながらデストロンを追うも、宇宙空間で交戦になり、両軍の宇宙船はコントロールを失い未知の惑星エネルゴアに墜落してしまった。アクサロン艦長コンボイの判断により探査船に乗り込んでいた救命ポット状の乗組員は衛星軌道上に避難。残りの面々は一命をとりとめたものの、船は飛行能力を失い、惑星外へ一切の通信手段を失ってしまう。さらにこの惑星はエネルゴンの力が大き過ぎ肉体に負担がかかる為、惑星の生物をスキャンした上で環境に合わせた、動物への変身体(ビーストモード)を余儀なくされる。そんな中、デストロンのダイノボットは突如メガトロンから離反し、コンボイに対決を挑んできた。果たしてその狙いとは? そして惑星エネルゴアを舞台に、サイバトロンVSデストロンのビーストウォーズが開始されたのである。

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

声優無法地帯として知られている伝説(?)のロボットアニメ

このアニメは、ファンの間では非常に知名度が高い
トランスフォーマーシリーズの一つである。

※異様までに思い入れが強すぎる上に、支離滅裂で退屈までに
長いレビューになっている恐れがあるため、胡坐をかく感じで
見てもらえると非常にありがたい。

おおまかなあらすじとしてはこんな感じ。
『トランスフォーマー』より数百年後の未来が舞台。
ある日、サイバトロンが極秘に保管していたゴールデンディスクを、
自ら初代メガトロンの後継者だと名乗るメガトロン(ビーストメガトロン)
一軍が強奪し、エネルゴンを狙い外宇宙へと逃亡してしまう。
彼らを追跡するため、サイバトロンは探査船「アクサロン」
艦長コンボイ(ビーストコンボイ)に任務を依頼。そして、激闘の
争いの後、両艦ともに「惑星エネルゴア」に不時着する。
エネルゴンの影響で変身を余儀なくされた両陣営は、惑星の生物の
遺伝子情報をスキャンし、動物へ変身する「ビースト戦士」となる。

このアニメの特徴一つ目は、アドリブの多さである。
その理由は、音響監督の岩浪美和氏が、大胆な脚色を加えたことに
より、声優のアドリブが飛び交う凄まじい作品に変化したためだ。
ここで全てを書き示すには限界があると感じる程の圧倒的な量。
全てを把握している方がもしいるのであれば私に教えて欲しい。
高い確率で見直すから。

二つ目の特徴として、フル3DCGアニメとして制作されている点が
あげられる。現代と比較すると少しばかし荒い印象を受けるが
よくできている。個人的には変身シーンが一番のお気に入りだ。

OP前に流れる前口上、ED後に聞こえてくる次回予告が特徴三つ目。
徐々にアドリブ色が増え、カオスな展開になっていく様に
病みつきになった方も多いだろう。自分はリアルタイムで視聴したため
ビーストウォーズから逃れることはできない。

こういった理由から、海外のビーストウォーズとは全くの
別作品と認知した方が良い。

このアニメ最大の弱点は、当時まだ海外でのメタルスの放送が
途中であったということもあり、バットエンドな雰囲気で
終了してしまった点。
最後のedで続きがあるとキャラクターたちがコメントされているのが
唯一の救いか。メタルスが放送されるまで1年半ほどの空きが
生じたこと、それまでの繋ぎとして放送されたⅡとネオが自分と相性が
悪かったということもあり非常に苦い思いをした。マジでつらかったよ…。

このアニメで私が一番好きなキャラクターはメガトロンだ。
恐らく一番の理由は、声を担当した千葉繁さんが怒涛のアドリブ
を披露したことだからではないかと思われる。
ビーストウォーズの次回予告はふざけてやるものだという流れを
作った諸悪の根源でもあるが。その件に関しては、
『クモ女のキック』の次回予告の部分を参照。方向性がこれで決定した
といっても過言ではない。私は彼の虜になってしまったのだ。

良くも悪くも、ファン向けの作品であり尚且つ声優に関心を
持っていないときついと感じるかもしれない。
自分の好きな声優がビーストウォーズに出演しているのであれば
一度見てみるのもありかとは思う。
私は傑作の域に達している作品だと思っているので
名作だの凡作だとといったコメントは控えさせていただく。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

しゅりー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

声優さんのホンキ!?

海外で制作された世界初のフルCGTVアニメらしいです。
日本版はオリジナルとはかけ離れた編集、脚本で人気を博しました。

一応トランスフォーマーって書いてありますが、
他のシリーズと比べてちょっと毛色が違います。

ほぼ毎回戦闘がありますが、戦闘=ギャグみたいなモノなので
あまり悲壮感とかはないです。
敵味方のどちらもネタに走っていて、他のアニメやバラエティのネタが豊富に登場します。
後で聞いた話では出演声優の方々のアドリブも数多くあったようで…。

回を追うごとにコメディ部分が暴走していき、続編の「メタルス」では
過去放送分の映像をつなぎ合わせて完全なギャク回を放送するほどになります。
バナナに対するコンボイの執念は必見です。
カオスな声優ネタが好みの方には是非おススメしたいです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

誰もが宇宙の子供!!

ウラララ夢を歌いましょう。明日もハレルヤ。

誰もが宇宙の子供。世界もハレルヤ。




ということで、子供の頃、無邪気だった時代に大好きだったビーストウォーズです。

まさに声優無法地帯と呼ばれるほどのアドリブや下ネタで、大人も子供も爆笑する「銀魂」みたいなアニメでした。

非常に毎回明るく、嫌なことがあってもすぐに忘れてしまうくらい底抜けに明るいのが特徴です。まだCGアニメが一般的ではなかった時代なので、日本では売れないと判断した音響監督が「セリフだけでも面白くしよう」と思って、勝手に作ったみたいです。

「誰もが宇宙の子供」ってバカみたいな言い回しですが、「人類みな平等」という意味で非常に愛に満ちた良い歌でした。

今でも時折口ずさみます。(笑)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

68.1 3 1997年秋(10月~12月)アニメランキング3位
コジコジ-さくらももこ劇場(TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (70)
390人が棚に入れました
動物なのか人なのか?男なのか女なのか?地球上の生き物なのか宇宙から来たのか? ……コジコジには何の肩書きもありません。いわば“存在”のみの根源的なキャラクタ ーです。無為自然に生きる。……コジコジは完璧にピュアな存在ゆえに、そのままでただ生き 「ます。コジコジの邪気のない発言は、その素朴さゆえに新鮮かつ真理だったりする のです。映画「フォレスト・ガンプ」にも通じる世界を、さくらももこは5年も前から 「コジコジ」という作品で呈示し続けてきました。さらにこの作品のユニークなポイントとして“メルヘンの国を舞台にしたファンタジ ー”と“とにかく大爆笑のナンセンスギャグ”という2つの概念が共存している点が挙 げられます。前述の“深読みしようと思えばどこまでも深い”コジコジのキャラクター と相まって、男児&女児から大人まで楽しめる豊かな作品世界が展開されていきます。

キウイ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ほとんど哲学書

UNIQLOとグラニフでコジコジコラボしているので、無性に観たくなって、久しぶりに観ました。

実際にコジコジがいたらイライラするような気もしますが物語で観るとしきりに感心します。

UNIQLOやグラニフのシャツにもコジコジ名言が入っていますが(え?悪いの?遊んで食べて寝てちゃダメ!?とか)無闇に買いたくなるんですね。いつ着ればいいのか分からないので買っていませんが。

コジコジ単体だとただの不可解な存在なんですが、コジコジの横にいる次郎が比較的俗っぽい超一般人なので、結果として、有能な通訳になっています。

コジコジ、次郎、ドーデス、やかんくん、ハレハレ君、スージー、ブヒブヒ、ゲラン、おかめちゃんなどなどキャラクターも盛りだくさんで飽きることがありません。コジコジ次郎コンビに飽きたなと思ったらブヒブヒスージーコンビを見て、ドーデスゲランコンビを見て、そこらじゅうに小宇宙がたくさん転がっています。

個人的にはおかめちゃんの育てている問答えんぴつが好きで印象深い回でした。(もし問答えんぴつのシャツが売っていたら抵抗できないので3枚くらい買います)

さくらももこは、エッセイの「もものかんづめ」をはじめて読んだときもそうだったけど、すこーん!と頭を突き抜ける何かがあって、これって何?と考えて、3年前に若くして亡くなられたときにますます考えて、この人は漫画家兼哲学者だったのかもしれないと思いました。本人はきっとナンセンスギャグと言われたいと思いますが。

ちびまる子ちゃんは爆発的な人気で「平成」という時代感がついてしまったのでもしかしたらしばらく価値がなくなるかもしれないとも思いますが、コジコジはアクが強いしよく考えたらめんどくさいやつなんだけど安定して残り続けるんじゃないかなと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 9

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

思い出は遠い彼方に記憶の向こうのあっち側へ、過ぎ去りし日々と共に流れて行きましたとさ~

1997年10月~ TBSにて放送
全100話

メルヘンの国を舞台に主人公・コジコジとゆかいな仲間たちの日常生活を描く物語。

メルヘンの国の学校に通っているクラスメートが主な登場人物で彼らは立派なメルヘンキャラクターになるために日々勉強しているのだとか。
ミッキーマウスやスヌーピー、ドラえもんもメルヘンの住民であり、メルヘン住人にとって憧れの存在であるという。


内容はナンセンスで時々ブラックなネタもあるシュールギャグ系。
コジコジのふわふわした雰囲気、天然で愛嬌のあるしゃべり方が可愛くてすごく癒やされます。
他の登場人物もすごく個性的です。存在自体がギャグのようなキャラもいれば妙に人間臭いキャラまで、メルヘンの国といっても実際は何でもありな不思議な世界観です。


主な登場人物

コジコジ
謎の生命体。宇宙生命体であるという設定以外は一切謎。年齢や性別さえも不明で飛行能力がある。マイペースで自由気ままに行動するが時々超神秘的、哲学的な発言をして周りを驚かせることもある。

次郎
コジコジのつっこみ役。半魚鳥であるが飛べないし泳げもしない。

コロ助
雪だるま。次郎と仲がいい。エロ本や下ネタが好き。家賃1万で一人暮らししている。

頭花君
頭花族の少年。下の名前は咲男。理由は頭に花が咲いてるから。

やかん君
頭がやかんで体が人間。興奮すると沸騰してお茶が出る。落ち込むと冷茶が出る。

カメ吉
親友であるやかん君の沸かすお茶をこよなく愛する。必殺技は「かめの思い出」

ペロちゃん
優秀で心の優しい美少女で、クラスの人気者。やかん君が恋焦がれている。

ゲラン
太陽の城の王様。高橋留美子を敬愛していて有名人のサイン集めが趣味。本気で怒らせるとメルヘンの世界から光がなくなる。

ドーデス
雷の城の王様。紳士的で王族の名にふさわしい良識ある大人。ゲランとは仲がいいようだが、本人は親友とは思ってない。

ジョニー
不思議の国のローズに記憶を消されてからメルヘンの国に連れて来られた。拉致被害者。

ハレハレ君
ジョニーの親友。ジョニーが記憶を取り戻して人間界に帰ってしまうのを恐れている。友情以上の複雑な思いを抱いている。

おかめちゃん
おかめ族。クールで実利的な面もあるが毒舌でぶっきらぼうな性格。マニアックな趣味をいくつも持っている。

物知りじいさん
湖に棲む、首の長いじいさん。メルヘン住人からは物知りとして知られているが実際は口からでまかせが多い。首が絡まり死にかけたことがある。


OPとEDはどれも作品の雰囲気に合っていてよかったです。OPはなんともいえない不思議な世界の映像と少しノスタルジックな音楽がなんとも絶妙。EDは電気グルーヴのテクノな音楽に合わせて主要キャラが踊っている映像が独特で視聴後のふわふわした不思議な感覚に合っていました。

OPテーマ「コジコジ銀座」
作詞 さくらももこ / 歌 ホフディラン

EDテーマ「ポケット・カウボーイ」
歌 電気グルーヴ

「死ぬほど恋して 〜Johnny,Johnny〜」
作詞 さくらももこ / 歌 カジヒデキ



総評
基本1話完結でストーリーに明確なテーマがあるわけでもないのでまったり見れると思います。メルヘンと聞いて可愛らしいキャラが満載だと思ってみると肩透かしをくらうかも。コジコジは小動物的かわいらしさがあるものの他のキャラは造形的にもシュールで慣れてない人だと不気味に感じるかもしれません。ただどれもアクの強いキャラの設定は作者の特異なセンスが感じられ、まさに「さくらももこ劇場」といった感じ。

最大の見どころはコジコジが時折言う哲学的名言の数々。登場人物が劇中で思わず「真理だ・・・」と言わしめてしまうほど善悪の無い純粋無垢なコジコジの発言にギャグアニメの枠をこえて深く感銘を受けた人も多いと思います。

最後に私の一番好きなコジコジの名言をひとつ



「神様は心の中をウロウロしているのでこの辺をウロウロしていません」

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ギャグとしてもアートとしても

まさかさくらももこが「アート」系漫画を描くとは思わなかった。しかもギャグも冴えている。

シュールレアリズムとキュビズムをまぜこぜにしたカオスな世界感が特徴で、ここの住人はみなスヌーピーやミッキーを崇拝しているところがメルヘンなのにさくらももこらしい毒である。(笑)

「うまるちゃん」を観てふと思い出したんだが、昔もこういうギャグアニメありましたよね。最近はギャグアニメ自体が子供の数が減ったことにより少なくなった気がします。

無論、漫画も全巻持ってます。「まるこちゃん」よりもこっちが好き

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

67.3 4 1997年秋(10月~12月)アニメランキング4位
吸血姫 美夕(TVシリーズ)(TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (67)
418人が棚に入れました
過去に発表されたOVAシリーズの流れをくむ一作。終盤のどんでん返しに衝撃を受けたファンは数多い。美夕はふだん女子中学生として暮らしているが、実は人に仇なす“はぐれ神魔”を討ち滅ぼすべく、従者ラヴァを従えて狩りに出る監視者である。しかし彼女は決して人類の味方ではなく、一方で愚かな人間をシニカルな視線で射抜き、必要とあれば血を吸うことすらいとわない…。

声優・キャラクター
長沢美樹、三木眞一郎、緒方恵美、かないみか

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

やっぱり評価は満点だな~

全26話で前半は1話完結で後半は本線の展開です。

OVAとはやや設定が異なり、色使いは暗めシリアス展開です。

詳細はまた省略しますが、こう言うアニメは最近ないなあ。
蟲師や明るいとこでは夏目あたりに似ているようなとこありますが、美夕はヴァンパイアだからなあ。

BGMはお馴染みの川井サウンドで、これがまた実にこのアニメとぴったり♪
OPナレーションの岸田今日子さんはなんとも言えないいい雰囲気をかもし出してくれています。

まあ、これはもう理屈抜きで満点です。
今のアニメ作画しか受け付けない人にはお勧めしませんが、作画にこだわらない人にはお勧めしたいです。
若干グロいびょうしゃもあります。

伏線の回収が・・・ですが、それを凌駕するくらいいいアニメです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 15

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

OVAを原作とした和テイストなホラー

私が、この作品を知ったきっかけはデビルマンレディーである。
デビルマンレディー視聴後、色々調べた際にデビルマンレディーの監督が
平野俊貴であることがわかり、平野監督の作品を何本か調査した。
その中でもデビルマンレディーに最も近いものはこのアニメ
吸血姫美夕だと判断し、視聴するに至った。

この作品のすごいところは、人間の業を丁寧に描かいている点だ。
それに絡めた形ではぐれ神魔も関わってくるので、見ごたえがある。
また、監視者の目から逃れるため隠れ住むはぐれ神魔が存在するなど
はぐれ神魔が絶対悪ではない回も存在する。その回は個人的に
涙が出そうになるほど悲しい話だった。人によっては涙がしばらくの
間止まらなくなるだろう。OPとEDも印象的だ。

ストーリーの展開もデビルマンレディーにとても似ている。
基本的には監視者として暗躍している主人公の美夕が
はぐれ神魔を始末していく1話完結式。
終盤手前で鳥とよばれるはぐれ神魔の集団が
美夕を倒すための計画の最終段階を実行し、
美夕側監視者と鳥側はぐれ神魔の全面対決に変わる。

個人的な意見だがデビルマンレディー以上にハード。
鬱展開しかない。回によって差はあるが、後味が悪い物ばかりだ。
耐性がない人は視聴しないほうがいい。
自分の場合は、11話で一度中断した。連続で見るのは
正直キツイ。意外な伏線もあり、終盤で深く関わってくる。
ここの部分を一回見ただけで理解できた人は
相当頭が切れる人だと思う。私には理解できなかった。
終わり方もデビルマンレディー以上に悲しい結末。
自分が監視者の立場であれば泣いてしまうだろう。切ない。

デビルマンレディーの時とかぶってしまうが、作画に関しては
あまりよくない印象を受けた。
全体的に暗い作風になっているのもあり、見づらいシーンもちらほら。
特に絵が動かず、紙芝居と感じる場面が多いのがきつい。
神魔の倒し方もマンネリ化しているため
アクションシーンは期待しないほうがいい。

作画に関して、そこまで気にしないホラー好きの方には
オススメ。鬱展開が基本なのでそこだけ注意して欲しい。

個人的には、名作の域に入っても不思議ではないと
感じるほどとても面白かった。良作だと思う。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 13
ネタバレ

おなべ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

「もう寂しさなんて感じなくていいからね」

人間界に潜む"はぐれ神魔"と呼ばれる妖怪を、監視者である主人公"美夕"が相棒"ラヴァ"と共に闇の世界に封印する、という水戸黄門形式のようなわかりやすいお話。
前半は神魔を退治する1話完結型が続き、後半からは登場人物のドロドロっとした心情にスポットを当てられ最終決戦に向かって行きます。


この作品には何でしょう、とても上品で美しさに溢れておりまして。
川井憲次さんが手掛ける和風の音楽、おどろおどろしく怪奇的な雰囲気やストーリー、主人公美夕の形容し難い印象的で魅力溢れたキャラクター等、作品全体がとても洗練されていて気品ある作品だなあと。こういった雰囲気の作品には中々出会えないかもしれない…。一昔前の作品でありながらも、古臭さを漂わせることがありません。


1話完結のシンプルなストーリーでありながらも、テンポよく各エピソード中身がギュッと凝縮された一癖も二癖もある内容を見せてくれます。ただ単に勧善懲悪で終わらせるのではなく、出て来るゲストキャラクターには様々なドラマや生活があり、ほんの少しのことで道を誤ってしまう人間の弱さや悲劇をとくと描写しています。
本来は人の弱さや歪んだ心に取り付くはぐれ神魔の存在も、徹底して外道な奴もいれば、人と共存を願う者もいたり、監視者の目を逃れようとする者もいたりします。それでも”神魔”として生まれた以上、人間のような幸せを願っても運命や宿命には抗っても逆らえない無常観が映し出されていました。”悪”として一方的に描かない所が感傷深く、毎度考えさせられましたね。
各エピソード、大体が後味が悪い悲壮な終わり方をし、最後の美夕の〆となる台詞が非常に効いてきます。美夕の台詞をどう受け止めるかで、話の印象も大きく変わりそうです。


印象的なエピソード
17話「うつほ船」
{netabare}一人の人間に尽くそうとする神魔の物語。神魔が幸せを望んでも、残酷な運命には抗えない哀しさが伝わってきました。夕焼けをバックにした美夕と神魔の会話が互いにやるせなかったです。またいつもは冷酷で容赦ない冷羽が、感情的なところが印象深かったです。最後の「私たちには(西の幸せな国には)行けない所ですね…」台詞がまた寂寥感満載でした。{/netabare}

20話「鱗翅の蠢惑」
{netabare} 一番好きなエピソードです、ハイ。父と娘の禁断の愛…という、当時はよくこのような衝撃的なテーマで放送出来たなあと舌を巻きました。作中屈指の作画クオリティで、ゲストキャラの曽根璃莉が美少女。彼女に穏やかな表情で話しかけるいつになく優しい美夕が見られます。
蝶の妖精に捕われた父親を幻惑していたのは実は娘の璃莉だった…美夕の表情や声のトーンからして道徳的にかなりアレな事をしてしまったんだろう事案を想像出来ます。美夕の微妙な表情や声のかすれ具合から、彼女の複雑な心境が伝わってきます。父親が炎に向かって走って行き、灰になった時の美夕の瞳の揺れが印象的でした。{/netabare}


作中には美夕の名前からか、もしくは"夜と昼の狭間に蠢いている"神魔の設定からか、オレンジ色の美しい夕焼けがよくバックで映し出されます。夕焼けが掛かったキャラクターの色彩の美しさも見所です。

主人公美夕は監視者として動いており、根本的には神魔に取り付かれた人間がどうなろうが興味ありません。ただ”監視者”の運命を受け入れて仕事をこなす職人肌というか古来の日本的な強さというか、そういう達観した部分もあるのですが、時として己の運命に苦悩したり、情に流されやすい甘い部分があったりします。心優しく物哀しい姿にはとても共感しました。基本凛としている美夕が垣間見せる寂しそうな表情や、震えたような哀しい声の演技に注目すると心境が読み取れて面白いです。声優の長沢美樹さんの芯の通った囁くような声が美しい。台詞一言一言が、美夕の人生観を物語っているようでした。

重く辛い運命を背負い生き続けなければならない彼女を見ると、あんまりではないかぁと次ぐ次ぐ思います。それでも美夕の心の支えでもある相棒ラヴァの存在や絆があるからこそ、まだ救いがあるものかなと感じました。
{netabare} 1話「私にも選ぶ権利があると思わない?」の台詞。そういった運命に生まれて来たから”監視者”として生きなければならない美夕の内心を表しているのかと全話見て感じました。しっかしね、お母ちゃんにねそーゆー星に生まれて来たからはぐれ神魔倒すんやでと突然重い仕事を任せれた美夕はもうどうしよーもないというか、ただただ哀しい。冷羽が美夕を恨む事情は確かにわかるのだが、何も美夕にばかり怒りの矛先を向けなくても…。 {/netabare}


出て来るキャラクターは美少女祭りなんですが、萌え萌えキュンな要素は殆どないです。ひたすら作品の雰囲気は一貫していて上品。キャラクター同士の会話も優雅で、媚びている台詞とか全くないのに掛け合いにクスッと来たりします。アメリカンジョークならぬジャパニーズジョークと言ってはなんですけど、美夕の切り返す言葉が余裕ある的確さで痺れます。気品溢れた姿勢で、登場人物や台詞、展開にストレスを感じる事はなかったです。

難点を挙げると、ともかく救いがない展開があまりにも多い事でしょうか…。一話から壮絶な皮肉混じりの後味悪い〆を見せつけてくれ、全話そんな調子なので見ていると参ってしまいそうです。
更に最終話…前半の細かい伏線がえげつない展開に繋がります。あまりにシビアで酷なラストシーンで非常に鬱々しいです。
{netabare} 最後の神魔が千里って…エエー。手鞠歌のEDの後千里の生首もってこちらを振り返る美夕がもう…。折角友達が出来たのに、友情を利用されるなんて、美夕はどう思ったのだろう。{/netabare}
どれだけ酷い目にあっても逆恨みされても運命に翻弄されても、涙を決して流さない美夕の強さには感心させられるけど、「もう無理しないでおくれ…」とこちらが心配してしまう程やるせなくなってきます。

ホラーな雰囲気とよくマッチしているものの、作画がちと荒めな話があります。若干紙芝居のような動かないアニメーションが見られるのも1つ難点。神魔との戦闘シーンはワンパターンが多いので、アクションをメインに捉えると肩透かしを喰らうでしょう。神魔に捕らわれる人間の悲劇、人間ドラマを重視すると物語は楽しめます。


後味が悪いけれど、深い味わいや余韻に浸れる哀愁漂う話は日本映画にもイメージが通じる所がありそうです。アニメ好きももちろん、大人の鑑賞に耐えるアニメなので映画好きな方も是非見て欲しい作品です。
余談ですが…20話にて、監督平野俊貴、脚本小中千昭、作画監督西岡忍、主演岩男潤子のメンツが再集結した別の作品が「デビルマンレディー」です。吸血姫美夕の救いや余裕を徹底的に排除したのがデビルマンレディーになるのかなあと。どちらも雰囲気やおどろおどろしさが似てなるので、お二つ一緒に見ると楽しめるけど鬱々しくなります。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 12

65.8 5 1997年秋(10月~12月)アニメランキング5位
バトルアスリーテス 大運動会(TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (70)
335人が棚に入れました
物語は西暦4998年、主人公・神崎あかりが訓練校に在籍している時点から始まる。宇宙撫子(コスモビューティー)となった御堂巴を母に持つ神崎あかりは、自分の潜在能力を徐々に開花させつつ、「大運動会」の出場を目指す。

plm さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

子供の頃みて、しばらくして観なおしたアニメ

昔のアニメは何かをしたくなる力強さがあったなぁ。
スラムダンクでバスケ始め、ヒカルの碁で囲碁を始め、このアニメは陸上がしたくなるものでした。
登場人物が凄く気持ちよさそうに走る走る。
何気に萌えと燃え、シリアスとギャグを兼ね揃えた名作と思う。
たぶん内容思い出せなくても、当時見た人ならOPに聞き覚えあるはず。
これみて⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーンした人は結構いるんじゃなかろうか(笑)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

ファンド さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

よかったらこのアニメを見てほしい!

このアニメを見ると「がんばれ!」って気持ちになるひともいるかもね!(>O<)/ガンバレ!
みんなも見てみるといいよ!

編集後

このアニメはたぶん自分のPCを買って初めて見たアニメだと思います。一応思い出なのかな?w
そんな思い出のアニメをぜひ皆にも見てもらいたいなーっと思いました。
よかったら、なので見ても見なくても構いません。
まぁ全てそうだけどねw
まぁそういうこのなので、みんなも見てみるといいよ!^^

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

萌え燃えアスリートアニメ

放送されるまで
萌えアニメかと思ってました。
(当時まだ“萌え”という言葉は
 浸透されていませんでしたが
 そんな傾向がみられるアニメが
 チラホラし始めていた時期でした)
ところが、観ているとけっこう燃えアニメで
気が付くと、どハマリしていた思い出深い
大好きな作品です。
(完全に“萌え”が無いわけでは無いですけど・・・)

登場人物達は
落ちこぼれ、ツッコミ、野生、ズルイ、
無口、エリート、同性愛、気弱、狂気、
天才、天然キャラという
お手本のような個性的なキャラ別けで、
解かりやすく物語は進んでいきます。
でもそれぞれ違った性格の皆が
目指すところは同じ
宇宙撫子【コスモビューティー】

たった一つの栄冠を目指して
いくら、仲良しこよしの友達でも
やはりライバルです。


個人的にこのアニメのBGMも大好きで
メチャクチャ燃えました。
やっぱ、いいシーンで流れるんだコレが


最後は世界観をぶち壊すほどの
ビックリする展開が待っていて
目が離せません。
全然関係ないような回で一応伏線は
あるものの、気にせずスルーしちゃいます。


他のスポーツ系アニメと
ちょっと違った
萌え燃えアスリートアニメ
誰にでもオススメってわけには
いかないかもしれませんが、
『熱血』『美少女』属性の方は、いけると思います。
『スポ根』属性の方は、気に入ってもらえるか
激怒するか難しいところです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

64.9 6 1997年秋(10月~12月)アニメランキング6位
超魔神英雄伝ワタル(TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (34)
329人が棚に入れました
創界山でのドアクダーとの戦いからしばらくたったある日…魔界の手の者によってワタルは「良き心」を奪われ、正義の心と救世主としての記憶を失ってしまう。 人間界へとやってきたヒミコとシバラクによって記憶は取り戻すものの、良き心は無くなったままだった。良き心を取り戻し、そして再度危機に見舞われた創界山を救うため、救世主ワタルのいま一度の戦いが始まるのだった。

声優・キャラクター
田中真弓、玄田哲章、林原めぐみ、西村知道、伊藤健太郎、宮村優子、掛川裕彦、伊倉一恵、愛河里花子、神奈延年、横山智佐、菅原正志、西原久美子、塩沢兼人

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

待望の復活が。。。

10年近くの時をかけて復活。
日テレからテレ東に、タカラからバンダイへ。
いろいろありました・・
製作のサンライズの身売りのせいですけどね。
なんというか、宮村優子がでてた以外印象がない。
キャラクターがぜんぜん・・だめ・・
三重野さんの歌だけは逸品。有名だと思います。
龍神丸、戦神丸のリメイクもかっこよくないんだよなぁ・・
素直に別作画って感じでリファインしてくれればよかったのに。
シバラク先生がついに携帯をww当時は感動しました。
10円、テレカ片手の伝統の電話ボックスに駆け込む芸がなくなってしまった。
しかし圏外などのオチもちゃんと用意してある。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

64.1 7 1997年秋(10月~12月)アニメランキング7位
エルフを狩るモノたちII [セカンド](TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (28)
152人が棚に入れました
元の日本に戻る手がかり=どこかのエルフの肌に秘められた呪文の欠片を求めて、今日も異世界を旅する淳平・愛里・律子のトリオ。ガイド役の妖精セルシアは、以前の犬の姿から今度はパンダに変身。イヤイヤながら3人の旅路に同行するのだった。

JBさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

観る時はカレーを用意しておくニダ・w・

1期と違って、ハートフルなエピソードが増えてます。
ただ、設定として花火となって散った欠片が多すぎて
1期のようなまとまりの良さはなかったかな^^;
あと、淳平があまりにもカレー!カレー!っていうから
カレーが食べたくなりますねw

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

62.9 8 1997年秋(10月~12月)アニメランキング8位
ドクタースランプ [1997年](TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (45)
490人が棚に入れました
ゲンゴロウ島のペンギン村に住む発明家、則巻千兵衛(のりまきせんべえ)博士が作ったロボット、則巻アラレのハチャメチャな日常を描いたギャグ漫画。

るるかん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

苦手でしたw

あられちゃんの効果音みたいな挨拶とか、話し方がどうしても苦手でついていけませんでしたが、うちの妹が好きで見てたので、お付き合いで見てました。それなりに笑える所もあったし、あられちゃんも人気キャラとして一時期はブームにもなりましたが、全く眼中になかったです。
そんなわけで満足度は低いのですが、面白くないというわけではありません。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

kuroko85 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

集英社とフジの

この作品が集英社とフジテレビの最初の大きな接点だと思う。
この後、ドラゴンボールへ続き他作者の製品へと派生していく。
こうやって考えていくと、日本のアニメと漫画の関係も面白い。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

nagi さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

名古屋

話は割と面白いです。楽しんで見れます。緑の生物?の名古屋弁(三河?)が強烈な個性を放っていました。全体的にキャラが濃いです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

62.6 9 1997年秋(10月~12月)アニメランキング9位
マスターモスキートン 99(TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (15)
123人が棚に入れました
祖母から伝わる魔導書をヒントに謎めく秘宝“Oパーツ”を探す女子高生イナホは、普段は教師に身をやつす吸血鬼モスキートンを“血の契約”によって従えていた。同じ目的を持つ異形の者が続々お宝争奪戦に加わる中、イナホはモスキートンや彼の使い魔をあごで使いつつ、学園生活と平行して世界各地を駆け回る!

61.7 10 1997年秋(10月~12月)アニメランキング10位
BURN-UP EXCESS [バーンナップエクセス](TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (11)
63人が棚に入れました
『BURAN-UP』シリーズの第三弾。ネオ・トーキョー・シティーのベイエリアに世界最高の高さを誇る「ネオ・トーキョー・タワー」が完成した。大展望室では落成セレモニーが行われ、また地上では見物客で賑わうパレードが繰り広げられていた。そんな賑わいの中、突如として羽虫型爆弾メカが大量に現れ人々を襲い始め、同時にテロ集団「暁の陽炎」が現れて、知事を含むパーティー客たちを人質に展望室に立てこもった。彼らの要求、「服役中の同志の解放」「活動資金」「逃走用VTOL」が満たされなければ人質の命はない。タイムリミットはたったの2時間。ポリスタウンの長官はマキに≪WARRIOR≫の出動を要請する。利緒、真弥、ユージ、リリカ、ナンベルのメンバーは現場へ向かうが、一方で人質の中に紛れ込む謎の女「ルビー」は、騒動を利用して密かに「計画」を進めていた。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

愈々TVシリーズ化?

長官 - 若本規夫さん・・まぁ解る。サザエさんでも古株?
ハリー - 関俊彦さん・・あらら・・結構前から頑張って
たのですね・・1983年太陽の子エステバン(兵士A)
1987年赤い光弾ジリオン(JJ※初主人公?)そんなに前から
いたのか・・

ディレクTVという・・知ってる人が少なそうな・・私が
ローカルで知らないだけかもしれないけど・・今で言う
スカパーとかと同じかな??

基本的な路線は前作のWと変りなくセクシー露出路線??
と思ったら時々思わせ振りの態とらしいエロ演出はある
ものの露出は可也控えめで普通の微妙なギャグ作品に??

手っ取り早く簡潔に言うとSF版「逮捕しちゃうぞ」
毎回掴みや箸休め的に露出サービス他セクシーカットが盛ら
れてるところも違うかな?Wよりは控えめな印象だけど。

全体にノリと言うよりギャグ描写を多く感じた・・
ギャグアニメとして括って視てしまうと・・古い作品だけに
イマイチ笑えるシーンが微妙で・・バタバタしてるだけの様
な部分も多いけど・・

SFとしてはやや時代改変物に近いかな? 近代的な技術と
近未来的なもの・・完全に未来的なものが混在しつつ・・
ベースになっている風情はレトロな昭和・・高度成長期??
のようなアナログ的な雰囲気。

シリーズなのでWの続編にあたると思いますが略一話完結で
回想回も含めてエピソードが前後するものもある。
Wでは描かれていない主人公たちがWの一員になる時のエピ
ソード等もあるので世界観他設定は解りやすくなっている。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

59.8 11 1997年秋(10月~12月)アニメランキング11位
フォーチュンクエストL(TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (12)
95人が棚に入れました
主人公パステル・G・キングは、詩人兼マッパーを職業とする駆け出しの冒険者である。パーティの財政も管理しており、いつもお金に苦労している。そんなある日、シナリオ屋のオーシからアルバイトを頼まれる。それはヒールニントという村の温泉水を取ってきてほしいというものだった。金欠に悩まされるパーティは仕方なくヒールニントに向かうけれど……

声優・キャラクター
中川亜紀子、岩永哲哉、森川智之、石村知子、笠井律子、山野史人、高戸靖広

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

シロちゃんカワユス

原作は伝説の作品であるロードス、その後のスレイヤーズに埋もれた当時は好きな人は好きな名作

とにかく変わっているのは主人公職がマッパー。そんなゲームあったか・・?。
要するに、ウィザとかドラクエ世代ならわかるがPCとかマップ表示がないこのころ、自分でマップを書くのが常識だった。
そんなプレイヤーのお仕事をやるんです。
マップと言えばFFのサイトロバグを思い出すあなたはいい歳ですね。

アニメは10年近くたった、いまさらかよ的な時期にお金もないみたいでいまいち。途中から突然始まるので原作読んでればわかるけど、読まないと意味フ。

無印の原作が10円とかの激安で転がってたら読んでみてもいいかも。おもしろいです。




投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

58.1 12 1997年秋(10月~12月)アニメランキング12位
学級王ヤマザキ(TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (25)
192人が棚に入れました
ヤマザキ家の跡継ぎヤマザキは学級王になるべく冠町の冠学園の6年3組に転校。クラスメートや教師、おかしなヤマザキ家の家族たちと共にヤマザキがさまざまな騒動に巻き込んだり巻き込まれるギャグアニメ。

声優・キャラクター
くまいもとこ、中村大樹、園部啓一、菊地祥子、堀内賢雄、伊崎寿克、水谷優子

nagi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

子供向けアニメ

大人が子供向けアニメを作るのは難しいと思う。

とても優れた、子供向けアニメだと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

計測不能 13 1997年秋(10月~12月)アニメランキング13位
VIRUS [ウイルス](TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (8)
79人が棚に入れました
22世紀。全面戦争により地球は汚染され、ごくわずかに生物が居住できる地域においても、シェルターの外では人類はサイボーグに生体改造しなくては生きていけない悲惨な状況となっていた。人類は地球、スペースコロニー、そして火星にドームを作りかろうじて生きている状態である。人類の希望は数百年かけて火星をテラ・フォーミングすることにあったが、しかし作業は遅々として進まず、現実はコロニーやドームといった閉鎖された世界、悪夢のような汚染された地球という現実の世界の中で暮らしている。 そして人類の唯一の生きがい、それはコンピュータによって巨大な仮想現実の世界を作り出し、その世界に特殊な機器を用いて精神を飛ばし(ダイブという)、その仮想世界の中で生活すること。その世界ではかつての地球はもとより、様々な歴史上の世界、SF・ファンタジー的な世界が用意され、その中で現実世界と同じように人々は交流し生活できるのである。 その中では痛み、味覚など全ての感覚が神経を通して現実と同じように感じることができ、現実世界と全く区別がつかない。 ただし、安全面も配慮されており、仮想現実の世界で怪我をしたり死んだとしても、強制的に現実に引き戻される(ライズする)ため、心理的ショックは受けるもののさしたる現実的なダメージは無く、仮想空間という新しい世界の中で人々は理想郷を手に入れたはずであった。 しかし、電脳ネットワークにおいて事件が起きた。 ネットワークに接続した人物のデータを破壊、侵食、変化させるパラサイトウイルスの発生である。 感染した人間は仮想世界において醜悪なモンスターとなり、他の人々を襲い、次々と感染を引き起こす。 このウィルスに感染すると、ライズが出来ず、精神はモンスターとして仮想現実の中にとどまり、いずれは死に至り、現実の肉体も死亡する。主人公、サージ・シャディックスは兄の率いる傭兵部隊ブルーメタル隊に所属していた。 現実の世界において最強の部隊である。だがウィルスの発生を重く見た政府の依頼で仮想現実の世界に「ダイブ」し、ウィルスによって怪物と化した犠牲者と交戦することになるが・・。

計測不能 13 1997年秋(10月~12月)アニメランキング13位
がんばれゴエモン(TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (6)
53人が棚に入れました
ある日、ゲーム界でマクアムーゲという悪人が人間界を支配しようと「がんばれゴエモン きらきら道中〜僕がダンサーになった理由〜」で登場したハラキリ=セップク丸とその手下、辻斬り四人組を電脳トンネルを使って人間界に送り込んだ。セップク丸がはじめて人間界に出た場所は、ゲームアートなどがたくさんあるビルの隣にあるアパートの住民のテレビ。そのビルが建ったことに激怒した住人がテレビを蹴り飛ばし、その画面にセップク丸が映って登場した。ゴエモンは物知り爺さんが慌てて電脳トンネルをつなげたため、セップク丸を見たという少年、石川ツカサの部屋のテレビ(なぜかキーボードが置いてある)から登場。そこから物語が始まる。

計測不能 13 1997年秋(10月~12月)アニメランキング13位
ネクスト戦記EHRGEIZ [エーアガイツ](TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (9)
46人が棚に入れました
「S.A.C.」通称Sという最新鋭無人兵器を回収する為に、アカネ・アオイ隊長が率いるネクスト同盟軍、地球政府軍、ハルが率いる地球革命組織(TERRA)が三つ巴で戦っていた。それとは別に、かつての戦いで廃墟となってしまった「ネクスト7」というコロニーに暮らす主人公達がいた。彼らは、宇宙を航行する船をMVで襲って生活物資や武器を調達して、勝手気ままに生きていた。そんな主人公達が、Sと関わる事になり…。

計測不能 13 1997年秋(10月~12月)アニメランキング13位
深海伝説マーメノイド[MEREMANOID](TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (3)
35人が棚に入れました
地球外のある惑星の深海にひろがる海底都市。そこには「マーメノイド」と呼ばれる人々が生活している。魔道霊士の主人公と偶然行動を共にすることになった謀国の王子達が、海底世界を支配しようとする悪の力と対決し、平和な世界を取り戻そうとする物語。

計測不能 13 1997年秋(10月~12月)アニメランキング13位
ハニ太郎です。(TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★★ 5.0 (1)
16人が棚に入れました
夏休みの最後の日、宿題に追われていた小学生「よしお」はアラジンと魔法のランプに影響され自分に絶対服従する召使を求めていたが、些細な偶然が重なり魔法のランプにそっくりな形の「カレー容器」を発見。それを擦るとハニ太郎が現れよしおの思惑とは反対に様々な力でよしおを服従させ、よしおの人生を大きく変えてしまった。これはハニ太郎が起こす奇妙な日常と怠惰で我儘であったよしおへの因果応報の物語である。

計測不能 13 1997年秋(10月~12月)アニメランキング13位
ピーナッツ THE Beanuts Brothers Show(TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★★ 5.0 (1)
14人が棚に入れました
ナッツにそっくりな姿の宇宙のお尋ね者・ビーナッツ兄弟が地球侵略を開始。だけどどこか間が抜けている兄弟は、やることなすこと失敗ばかり……。NHK教育の「プチプチ・アニメ」枠で放映された3DCGアニメ。1997年12月に第1話「ビーナッツが やってきた! の巻」、1998年8月に「雪だ! チェイスだ! ビーナッツ の巻」の2話が初放映された。制作を担当したのは、NHK教育のクレイアニメ『ニャッキ』の制作にも関わった伊藤有壱、宍戸光太郎の2人によるユニット、レイガンズ。
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