1998年春(4月~6月)に放送されたアニメOVA一覧 11

あにこれの全ユーザーが1998年春(4月~6月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月19日の時点で一番の1998年春(4月~6月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

×

絞り込み

年代別アニメ一覧

56.2 1 1998年春(4月~6月)アニメランキング1位
聖少女艦隊バージンフリート(OVA)

1998年4月25日
★★★☆☆ 3.0 (12)
32人が棚に入れました
『サクラ大戦』『機動新撰組 萌えよ剣』などの近代日本をモチーフとした作品で知られる広井王子が原作・総指揮を担当したアニメ作品。『新機動武闘伝Gガンダム』『ジャイアント・ロボ THE ANIMATION』などで知られる今川泰宏が原作・構成・シナリオを担当した意欲作でもある。 大艦巨砲時代の日本をモチーフとした「我が国」を舞台に、超能力を持つ少女を集めた海軍特殊部隊「バージンフリート」候補生たちの奮闘を描く。ごく普通の女学生・海野潮風はある時、超能力「バージンパワー」の高さを見込まれ、新生バージンフリート隊の候補生となる。だが、お嫁さんに憧れる潮風は未婚を強いられるバージンフリートへの参加に思い悩むのだった。

rocknlol さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

3話分のプロローグ

サクラ大戦の広井王子の作品だけあって、少しダサいOP曲からして同類の匂いが漂う。

サクラ大戦でもそうだったが、この広井王子なる人物からは乙女に対するただならぬ執着を感じる。もちろん私も乙女は好きだが、この作品の問題は「乙女が好き。ただそれだけ」という点にある。
ヴァージンなどとご大層な単語を用いている割には、その手のエロ描写はまったくなく、パンツはおろか水着まで一切出ない。入浴シーンさえも。
そうだ。ただ「美しい乙女を愛でるだけ」の作品なのだ。パンツはもちろん、ポロリさえも珍しくなくなった昨今の作品と比べるといまいち刺激にかける。まぁ、これは変態な私の感想なので一般人の方々はさほど気にならないだろう。

では、一般人の方々にも楽しんでいただけるようストーリが興味津々なのかというと、いや、全然そんなことはない。
サービスシーン好きな私なのだが、私がアニメを見る第一の理由はエロではない。その方面には18禁アニメの方がずっと役に(何の?w)立つ。私を含めみんな、基本的にアニメには面白さと感動を求めているのだ。
しかしこの作品はそのどれも備えていない。

始終盛り上がりに欠ける展開:淡々というより延々と続いていると言った方
が正しいくらいの日常パート。健全というより常識的過ぎてあくびしまくりのギャグパート。フリートなのに艦隊戦などは全くなく空中戦一色の戦闘パート。とにかくつまらないの一言に限る。
戦争の冷たい現実を突きつけられる2話のラストにはさすがに興味が沸いたが、結局はめでたしめでたしで片付けてしまうむなしさ。
極めつけは「我々の物語はこれからだよ!」と言わんばかりのしまりのないラスト。

わけの分からない設定:ヴァージンエネルギーという未知の力がこの作品の核心のようだが、それが最後まで未知の力である。ざっと念動力+都合のいい万能の力なのだが、これは未知と言うよりわけの分からないと言った方が正しいかも。しかも処女ではなくなると使えなくなるという何と面倒くさい設定までついている。さすがにこれには何も期待できまい。また「36歌仙12官女」という言葉が始終聞けるが、これに対する説明も無いに等しい。これはもはや不親切ではなく安普請だろう。


そして、ウィキペディアで検索してみてようやく納得した。
そうだ!そもそも期待していた私が間違っていたのだ。これは後に発売されたゲーム版の販促用デモだったから。
アニメ版でファンを集めてゲーム版で一儲けするするつもりだったんだろうけど、アニメ版がこれじゃ逆効果だったに違いない。

一般的にアニメに対して「必見の価値あり」、「見ない方をオススメします」、「まあまあかな」などの評価があるが、この作品に対しては「見なくても(大いに)結構」です。うむ、ぴったりだ。



最後に一つ。作品性とは別に関係ないかもしれないが、主人公は16歳なのに声が老けていて聞くたびに少々イタかった。どう見てもあれは精精30後半だろう。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

計測不能 2 1998年春(4月~6月)アニメランキング2位
クイーン・エメラルダス(OVA)

1998年6月5日
★★★★☆ 3.5 (8)
50人が棚に入れました
「大宇宙の魔女」と呼ばれ、飛行船型の宇宙船「クイーン・エメラルダス号」に乗って宇宙を駆ける女海賊エメラルダス。彼女がなぜ宇宙を旅しているのかは誰も知らない。手製の宇宙船で宇宙に飛び出した少年・海野広は火星の衛星・ダイモスのアルギューレ北方の峡谷に墜落してしまう。広は重傷を負い病院に運ばれるがそこを抜け出し、戻ってきた墜落現場でエメラルダスと出会うところから物語は始まる。

gkc さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

女性宇宙海賊

松本零士の作品の中では、ヤマトでも999でもなく、ハーロックと、このエメラルダスが好きな作品です。

僕の知る女性キャラクターの中では、最もかっこいい女性ではないでしょうか。

物語の中での社会では「海賊」であり「悪」とされていますが、実際の中身は半端でない正義であります。

手足が細く長く、もちろん容姿端麗ではありますが、悪を憎み、勇敢であり、友、義を重んじる、正義の人であります。

最近おしゃべりな主人公も多いように思いますが、寡黙で凛々しいです。

ところが、女性らしい優しさも兼ね備えています。
男女を超えてその存在感はすごいものがあります。

キャラクターの魅力だけでも見れる作品だと思いますよ。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3
ネタバレ

maruo さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

中途半端感が拭えない C

地球を発つ交易船に密航し、惑星ダイバランを目指す海野広。密航中の船が戦闘艦に襲われるが、ドクロの旗をつけた船に助けられ、なんとかダイバランに到着する。自分の宇宙船を持つ夢をかなえるため、酒場で働きはじめた広だが、トラブルに巻き込まれ殺されかかったところを、顔に傷をもつ美しい女に救われる。女は、ドクロ旗の船の持ち主で、“大宇宙の魔女”エメラルダスだった。(WOWOWオンラインより)

クイーンエメラルダス。顔に傷を持つ美形の女海賊です。
彼女が主人公なのは間違いないはずなのでえすが、この作品では、海野広という少年が準主人公として登場しており、話によってはエメラルダス以上の活躍を見せます。
1話、2話はエメラルダスが主人公、3,4話は実質的に海野広が主人公でエメラルダスは脇役になってしまっています。

(※)このOVAは当初2話製作の予定が、8話までに変更された後に、最終的に4話までしか製作されなかったという経緯があります。
このため、海野広の活躍にスポットを当てた3、4話で話が途切れてしまったようです。
そんな理由があるとはいえ、主人公が活躍しない話で終わるっていうのは何か違和感を覚えます。

第1話、第2話は、酒場で広が海賊アルフレスに絡まれたことにエメラルダスが助力したのをきっかけに、海賊アルフレス対エメラルダスへと話が展開していきます。
{netabare}この話でエメラルダスとメーテル(銀河鉄道999で主人公星野鉄郎と旅をする女)は双子だったことが判明。ちなみにエメラルダスが姉。 {/netabare}

第3話が体が半機械化した殺人鬼の話。

第4話がかつてトチローを虜にし殺そうとしたサイレン(ギリシャ神話のセイレーンのような能力を持つ女)との戦いです。
{netabare}エメラルダスが顔に傷を負った理由がここで明らかにされていますが、わが青春のアルカディア無限軌道SSXで描かれているのとは違っているようです。 {/netabare}


トチローという名が突然出てきましたが、キャプテンハーロックの幼馴染であり盟友、ハーロックの船アルカディア号を造った人物です。
エメラルダスとの間柄は恋人・・・になるのかな。
この作品において重要なポジションを占めているので、最低限その名前くらい知っておかないと視聴しても「?」だと思います。

また、松本零士の作品にはよくあることなのですが、他の作品と登場人物を共有化しているのに、微妙に設定が異なることがあります。
なので、話違うじゃねーかよー、ということがあっても大目にみる寛容さも必要です。
件のトチローも、作品ごとに設定が違っているようです。

で、結局のところ面白かったのかというと、正直中途半端感があってあんまり・・・です。
海野広を主人公として、エメラルダスがその成長を見守るというストーリーなら、まあ納得がいくかも。
あ、ひょっとしてそういう作品だったのかな?

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

しげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

顔の傷の由来

クイーンエメラルダス、美人なのに顔と背中に巨大な傷跡がある。なぜ傷ができたのか本作を観れば分かります。
海野ひろしという少年が夢に向かって冒険に出るわけだが、危機に立つとエメラルダスが現れ助けてくれる。エメラルダスは海野に全宇宙に五丁しか存在しない戦士の銃まで与えるわけだが。そこまで海野に親切にするわけは海野がエメラルダスの元恋人のトチローに似てるからなのか。
物語は1~2話と3、4話のエピソードが独立していて、冒険物としての興奮もバトル物としての迫力も普通程度。作画はそれなりに良いので松本零士ファンなら観る価値あり。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

計測不能 2 1998年春(4月~6月)アニメランキング2位
火宵の月(OVA)

1998年4月1日
★★★★☆ 3.4 (8)
39人が棚に入れました
鎌倉時代末期の物語。陰陽師である土御門有匡の元に、火月と名乗る妖が現れ、有匡の子を産みたいと告げた。有匡は相手にしなかったが、あることをきっかけとして2人の絆は深まっていく…。

計測不能 2 1998年春(4月~6月)アニメランキング2位
ゴルゴ13 QUEEN BEE(OVA)

1998年5月21日
★★★★☆ 3.5 (8)
34人が棚に入れました
世界を舞台に暗躍する超一流の殺し屋・ゴルゴ13の活躍を描いたOVA作品。麻薬組織クイーン・ビーに脅迫されたアメリカ大統領に、ゴルゴ13はある依頼をされる。そしてゴルゴ13はクイーン・ビーと対立していく……。本作は、原作にないオリジナルストーリーで構成されており、脚本には『サイコメトラーEIJI』『優しい時間』などの人気ドラマを手掛けた田子明弘が担当した。 また制作スタッフは1983年に公開した劇場版と同様に、監督を出崎統、キャラクターデザイン・作画監督を杉野昭夫という黄金コンビとなっている。

計測不能 2 1998年春(4月~6月)アニメランキング2位
教科書にないッ!(OVA)

1998年4月21日
★★★★☆ 3.6 (2)
33人が棚に入れました
岡田和人原作の人気漫画を題材にしたオリジナルビデオアニメーション作品。主人公は、平凡な高校教師・大楽有彦。ひょんなことから、白樺綾という少女に気に入られたことが、不運のはじまりだった。突如、綾が大楽の高校に転校してきた上に、大楽のアパートに勝手に転がり込んで同棲を迫る。さらに、綾の父親が白樺組組長であったことが状況を複雑にしていく。綾に何かあったら殺すという脅迫をうけながらの同棲生活。その上、同僚教師の五月弥生も巻き込んで、三角関係に発展し……、大楽が待ち受ける運命は? なお、本作は宮村優子や三石琴乃、うえだゆうじ、千葉繁といった豪華声優陣が出演している点も見所だ。

計測不能 2 1998年春(4月~6月)アニメランキング2位
ジオブリーダーズ 魍魎遊撃隊 File-X ちびねこ奪還(OVA)

1998年5月21日
★★★★☆ 3.7 (7)
28人が棚に入れました
「動く磁気情報」となって現代社会の闇にひそむ化け猫たち。普通の青年・田波洋一は、そんな化け猫を封印するため組織された「神楽総合警備」という警備会社に、何も知らないまま就職してしまう。ある日、化け猫が原子力発電所を占拠する事件が発生。厚生省の秘密武装機関「ハウンド」も出動する中、神楽のメンバーはこっそりと発電所に突入。しかし、化け猫の激しい反撃に会い撤退を余儀なくされたにもかかわらず、なぜか原発を放棄して姿を消す化け猫たち。それから数日後、神楽のオフィスを「毎朝新聞」に偽装した謎の武装集団が襲撃。その火力に圧倒された田波らは、神楽に居候する化け猫少女の「まや」を拉致されてしまう……。なけなしの給料を使って依頼人として「まや奪還作戦」を神楽に依頼する田波。ところが、事件は思わぬ展開を見せはじめる……。大人気アクションコミックの、アニメ完全オリジナルストーリー。

計測不能 2 1998年春(4月~6月)アニメランキング2位
夢で逢えたら(OVA)

1998年4月21日
★★★★☆ 3.8 (2)
13人が棚に入れました
集英社「ビジネスジャンプ」に連載された山花典之の同名コミックスを『劇場版スレイヤーズ』『逮捕しちゃうぞ』のわたなべひろし監督が映像化。生まれてから24年間ずっと彼女がいない……どころか、ひっこみ思案で女性と手をつないだこともないほど奥手のフグ野マスオは、ふとしたことで知り合った潮崎渚に一目ぼれ。なんとか渚を恋人にしたいと奮闘するのだが、そこは恋愛経験が少ないマスオのこと……、前途は多難であった。奥手で平凡な主人公と、男性への免疫がまったくない男性恐怖症のヒロインが巻き起こすドタバタラブコメディ。純真無垢なヒロイン・渚役を『ときめきメモリアル』などで人気の金月真美が好演している。

計測不能 2 1998年春(4月~6月)アニメランキング2位
新・男樹(OVA)

1998年5月22日
★★★★★ 5.0 (1)
12人が棚に入れました
日本最大の暴力団組織・崇和会連合。この組織の総裁・村田京介の息子である京太郎はヤクザのいる環境から遠ざけたいという母の願いから田舎暮らしをさせられていた。そんなことも知らず多くの舎弟を引きつれ密漁や売春の斡旋などを行う京太郎も将来は漁師になろうとしていた。だが、房州を取り仕切る力団・鬼竜会に舎弟を殺されたことをきっかけに一念発起。舎弟と銃器を集めて鬼竜会を襲撃し壊滅させる。そのことがきっかけで刑務所に入所し、さらに父からの刺客・崇和会連合の大友の妨害を受けるが、根性のある京太郎は無事に出所。シャバで待っていたのは、かつての仲間と村田組の旗揚げだった。さらに京太郎に魅せられた大友も加わり、村田組は極道の世界を脅かす存在へと進化していく。本作は本宮ひろ志原作のコミックをアニメ化した作品。

計測不能 2 1998年春(4月~6月)アニメランキング2位
ちびねこコビとおともだち(OVA)

1998年5月21日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
『魔女の宅急便』の作者・角野栄子と「ぞくぞく村のオバケたち」シリーズのビジュアルを担当した垂石眞子による童話『ちびねこチョビ』を原作とした約20分のOVA第2弾。黒猫メメの子猫だったチョビもすっかり大きくなり、今は四匹の子供を育てるお母さん猫になった。その末っ子でオスのコビもまたかつてのチョビのように元気な子猫で、おもちゃやテレビを相手に大暴れ。そんなコビはある日、宅急便の箱の中に入ってしまったまま他の町へと運ばれるのだった。箱から出たものの、帰る道がわからず迷子になったコビだが、そこに白くて大きな犬が近づいてきて……。本作の実制作は『アキハバラ電脳組』などにも協力しているアニメ制作会社ワイズガイが担当。本作と前作の監督はOVA「くろみちゃん」シリーズの演出を手がけた玉野陽美によるもの。

計測不能 2 1998年春(4月~6月)アニメランキング2位
ちびねこチョビ(OVA)

1998年5月21日
★★★★★ 5.0 (1)
7人が棚に入れました
1990年にあかね書房から刊行されたネコを主人公とする同題童話を約20分のOVA化。原作は『魔女の宅急便』の作者・角野栄子と、「ぞくぞく村のオバケたち」シリーズのビジュアルを担当した垂石眞子によるもの。発売に先行して刊行されたレンタル版には第2作『ちびねこコビとおともだち』とのカップリングで収録。黒猫のメメが四匹の子猫を産んだ。その末っ子でメスのチョビはいたずらが大好きで、飼い主の家の子供ケンちゃんの長ぐつをボロボロにしてしまう。さらにはママが大切にしていたドレスを泥だらけにして、怒られるチョビ。家を飛び出し、行方不明になるが……。本作の実制作はOVA『新リヨン伝説もう一人のフレア』などのワイズガイが担当。キャラクターデザインはOVA版「ぞくぞく村のオバケたち」シリーズの同職も手がけた桜井木ノ実によるもの。

計測不能 2 1998年春(4月~6月)アニメランキング2位
10ぴきのかえる(OVA)

1998年3月21日
★★★★★ 5.0 (1)
6人が棚に入れました
PHP研究所から刊行されたロングセラーの名作「10ぴきのかえる」シリーズ(作・間所ひさこ/絵・仲川道子)を原作とする各巻およそ40分の全2巻(全4話)のOVA。ミュージカルのテイストも投入されている。10匹のおたまじゃくしがひょうたん沼に生まれた。だがそんな10匹はいたずらっ子につかまり、コンクリートで囲まれた池の中へと連れられてしまう。そこにいた優しいどじょうじいさんは10匹に対し、かえるに成長したら沼へ帰るよう指南。カンガエル、デングリガエル、ヒックリカエル、ハシャギカエル、ショゲカエル、マチガエル、アキレカエル、オドロキカエル、フリカエル、オコリカエル……立派なかえるに成長した彼ら10匹は、どじょうじいさんとともに無事に故郷へ帰ることができるだろうか。本作の実制作はトランス・アーツが担当。監督は後に『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』のシリーズディレクターなども手がけた細田雅弘によるもの。
ページの先頭へ