2004年度に放送されたおすすめアニメ一覧 292

あにこれの全ユーザーが2004年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月20日の時点で一番の2004年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

62.0 101 2004年度アニメランキング101位
ワンピース映画 呪われた聖剣(アニメ映画)

2004年3月6日
★★★★☆ 3.5 (125)
681人が棚に入れました
伝説の美しい宝刀「七星剣」と、目も眩むようなお宝が隠されているというアスカ島に上陸した麦わら海賊団。しかし、船番をしていたゾロが、いつのまにか姿を消していた。
一行がゾロを探して島の奥に向かうと、村を襲う海軍剣士の中にゾロの姿があった。信じ難い彼の行動に驚く一行をよそに、ゾロは島の少女・マヤが持っていた三つの宝玉を奪い、去って行ってしまった。

声優・キャラクター
田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、中村獅童、内博貴、久本雅美

エウネル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

う〜ん

ゾロをメインとした話です。ゾロの旧友が登場し色々あります。
正直、なんか微妙。映画なので戦闘シーンとかはそれなりにかっこよく、迫力のあるものだった。でも見終わった後、キャラの顔が思い出せない。映画オリジナルのキャラのカリスマ性が無さすぎる。
これは仕方が無いかもしれないが、ゾロとルフィくらいしか活躍していない。他の仲間が空気です。サンジが少し戦ったかなー。それくらいです。
まぁ、見てもいいと思うがそこまで期待しないほうがいいと思います。
そういえば小さい頃に映画館で見た気がする。でも内容は思い出せねーや。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 26

AKIRA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

キャッチコピーはルフィVSゾロとなっていますが…

ロードショーで視聴

キャッチコピーはルフィVSゾロとなっていますが実際はルフィVSサガ、サガVSゾロで見事に肩透かしをくらいましたww

ゲスト声優で3人ほど芸能人が出ているんですが、これも見事にやっちゃってくれたます(笑)
内博貴さん(NEWS)、久本雅美さん、中村獅童さんなんですが、棒読み過ぎなうえに敵役の重要どころだったりするもんだから、見ていて結構きつかった…

ストーリーもワンピースの世界観と少し離れている印象を受けましたね

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

がぶりえる さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

しょぼい

久本雅美の声演技がダメすぎる。
ストーリーも映画としてはしょぼい。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

62.0 101 2004年度アニメランキング101位
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチピュア(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (47)
357人が棚に入れました
幾多の困難を乗り越え、ガイトから海を守ったるちあ達。そして強い絆で結ばれたるちあと海斗。
るちあは、平和を取り戻した海の世界に生きるのか、それとも人間の世界で生きるのか戸惑っていた。一方、海斗は、自分を見つめなおすために、ハワイへの留学を決意する。
そんな折にるちあ達に迫る不穏な影。そして、るちあが想いを寄せる海斗は記憶喪失に。マーメイドプリンセスの戦いと恋の行方は…?

真珠 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ぴちぴち♫

2期がやるって分かったとき
超うれしくてテンション上がったのを思い出します^^

ぴちぴち大好き♥♥

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

62.0 101 2004年度アニメランキング101位
Get Ride!アムドライバー(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (40)
288人が棚に入れました
舞台は未来世界の地球、そこでは数年前より「バグシーン」と呼ばれる機械生命体の襲来を受けていた。バグシーンには如何なる兵器すら歯が立たず、ピープル(作中で言う一般市民の事)は怯え暮らしていた。
そんな時、人類は技術を駆使し、最新工学「アムテクノロジー」を完成させる。それを利用した強化服「アムジャケット」を纏う「アムドライバー」と呼ばれる戦士達は、バグシーンを次々と撃破しピープルの救世主となった。彼らが少年少女の憧れになるのにはさほど時間がかからず、ピープルの希望はアムドライバーの双肩にかかっているはずであった。
そんなある日、アムドライバーの存在価値を揺るがす一大スキャンダルが連邦政府議員のジャン・ピエール・ジノベゼによって暴露されるのだった…。

たーぼ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これが本当の「神アニメ」

脚本+演出=神展開で、毎週月曜日を楽しみだったあの頃。
アムドライバーに出会っていなかったら、今の自分は居ないと思う。

人生を変えたアニメであり、人生・哲学が凝縮している神作品です。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

アロンジー

実は埋もれた名作。
途中までは只のマシン変形ヒーローものの色物かと思ってましたが、重大な事実が発覚し主人公達の環境は一変し、過酷な戦いの中で、仲間の死、裏切り等を乗り越え自分達のなすべき事をみつけ成長していく物語です。残念なのは作画が安定してなかった事。特に主要女性キャラの水着の回が酷かったですね。またキャラの特徴づけを狙ったセリフが最初の頃はウザくて苛立つかもしれません(1期OPもやけにキザったらしい…でも残ります)。

私にツボ:やっちゃるゼ!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

Prism_Ace さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

カゲキにオサレなぼくらの問題作

「かっこいいって何だ?本当にかっこいいアニメ、君は最近見たのか?」のキャッチコピーが相応しい作品だと思います。

【物語】序盤は退屈ですが、10話以降から怒涛の展開が待ち構えています。
【声優】松風雅也や小川輝晃など特撮出演経験者が特徴です。
【キャラ】やっちゃるジェナス、アロンジー!なラグナなど魅力的なキャラクターが揃っています。タフトさんがお気に入りです。キョウモゴハンガオイシイデスッ
【作画】基本アゴがとんがっています(アム作画)
【音楽】シーンのキャラソン「RIDE ON MIND」は遊佐浩二の歌唱曲の中で一番だと思っています。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

62.0 101 2004年度アニメランキング101位
ロックマンエグゼ ストリーム-Stream(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (19)
212人が棚に入れました
アニメ『ロックマンエグゼ』の第3シリーズ。ベースは『ロックマンエグゼ4』、『ロックマンエグゼ5』。基本的に前作と同じ設定を引き継いでいる。
危険な惑星の抹殺を使命とする地球外ナビ・デューオが現れる。前作の事件で、デューオは地球を危険な惑星だと判断した。
が、デューオは人間とネットナビが融合するクロスフュージョンに興味を持ち、人類の未来を見届けたいと考え、熱斗とロックマンに試練を課す。地球抹殺までの猶予を与え、それを回避したければ試練を乗り越えよと言う。熱斗とロックマン達の新たな戦いが始まる。

61.9 105 2004年度アニメランキング105位
tactics タクティクス(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (100)
686人が棚に入れました
表向きは売れない民俗学者、裏の世界では妖怪退治を営んでいる主人公と伝説の天狗が手を組み、様々な事件を解決していく様を描く。
時代はハイカラと呼ばれる明治後期の日本。幼い頃から妖怪が見える主人公・一ノ宮勘太郎は、表向きは売れない民俗学者、裏の世界では妖怪退治をしており、働き者の妖狐のヨーコにお世話になりながら一緒に暮らしている。
勘太郎は幼い頃からずっと伝説の鬼喰い天狗と友達になりたい、と憧れるも遂に場所を探し当て封印を解く事に成功。鬼喰い天狗の名は「鬼より遥かに強い」という由来から『春華』と名付けられた。
この3人を中心に、妖怪と人間の交流、春華の記憶や鬼喰い天狗本来の能力までもを失ってしまった謎、そしてなぜ勘太郎だけが封印を解けたのか?などを大きな軸に描かれている。

sobako777 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ドラマチックになるまで時間はかかるが、スーッと25話

各エピソードが関連性を帯びながらドラマチックに展開し出すのにちょっと時間がかかり、それまではアッサリとし過ぎている感はあるのだが・・・その分、ダークな雰囲気もなくスーッと25話まで見てしまえる。ま、スーッと忘れてしまったが・・・。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3
ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

最強天狗×妖怪退治屋

和風ファンタジーが好きなのと和風にも関わらず英語でタイトルがつけられているところに惹かれて観ることに…。
和風ファンタジーといっても,妖怪が関わる事件を一つ一つ解決していくというミステリーな雰囲気の作品だと思います。

まず最初に感じたことはやっぱり18,19年も前の作品ということで古さを感じました。
作風もですが,主に作画ですね。
キャラクターデザインが今のものとは少し違うし,作画も安定しません。
なのでどうしても作画の評価は高くできなかったのですが,キャラクターデザインそのものは好きではありました。
なんかこのキャラデザといい作画の不安定さといい既視感があるなと思ったら「るろうに剣心」ですね。
キャラデザが似てる。
「るろうに剣心」の中に「tactics」のキャラが紛れ込んでも(もしくは逆も然り),全く違和感ないと思います(^▽^;)
というか,ヨーコちゃんと燕ちゃんめっちゃ似てると思う。。
(因みに「るろうに剣心」というのは今年放送予定のやつではなく旧い方です。)
和風というところも同じだなと思ったら,こちらも明治時代の話なんですね!!
何の前情報も入れずに観てたので,「これいつの時代の物語なんだろう?」なんて思いながら観ていました。
因みにこの作品のタイトル「tactics」は「るろうに剣心」のエンディングテーマに「tactics」という曲があって同じタイトルなので,そこも連想させる一因でした。
“tactics”というのは戦法とか戦術っていう意味の英語だけど,どういう意図でつけられたタイトルなんだろう??

主人公の勘太郎は白い着物に赤い袴を着ていて巫女さんのようだと思いました。
男性が緋袴を履くってあるのかな(・・?
女袴ではないと思うが…。
彼の見た目は白髪に赤い瞳で,調べてみると単なるキャラデザ(アニメキャラによくあるピンクや水色の髪だったりするやつ)ではなく,ほんとにそういうキャラクターらしいですね。
白子…今でいうところのアルビノっていう設定なのかな??
彼は民俗学者―というのが表向きの職業らしいんだけど,学者といっても大学を出入りしているわけではなさそうで,実情はライターという方が適当かと思いました。
彼がレイコさんにせっつかれて書いているのも民族学研究の本らしいけど,普通の出版物できちんとした論文ではなさそうなんだよな~。
レイコさんは出版社の人で大学の人ではなさそうだから…。
―で,それは表向きであって裏では妖怪退治屋を営むという二足の草鞋。
妖怪を退治するときは九字を切っているのと狩衣を着ているシーンがあるので彼は陰陽師なのかな??

このアニメは長くて,25話もあるのですが,大抵1,2話で完結するので続きが気になるということがあまりなく,観終えるまでにけっこう時間がかかってしまいました。
1つの事件はすぐに解決するものの,上記の,主人公である勘太郎のことがはっきり語られないし,頼光が関わる事件も実態は何だったのかイマイチ掴めないまま終わってしまいました。
なんか頼光はアニメだと復活して強さを取り戻した春華と戦って勝ちたいという少年漫画的メンタルの持ち主みたいになっちゃってたし…(^▽^;)
原作だとちゃんと描かれているのかな??
彼の相棒である春華とのこともよく分からなかった。。
でも,物語を通して勘太郎と春華の友情を描きたいのかなというのは分かりました。
エピソードは色んな話があるのでレビューは控えますが,エロいシーンなんて全然ないのに,そこはかとなく色っぽい雰囲気が漂っています。
なんか色っぽい雰囲気だけはあるっていうのは「吸血姫 美夕」っぽいなと感じました。
1つ1つ妖怪の事件を解決していくところも似ている。
鬼喰い天狗の春華が美男子という設定なので,そういう役回りなのかなと思うんですが,わたしは主人公の勘太郎の方に惹かれました。
彼の白と赤のキャラデザに色気があると思ったし,年齢不詳だし,飄々としていて何を考えているのか分からないです。
それだけに気になって最後まで彼の言動に注目して観ていたんだけど,最後までキャラがはっきり掴めませんでした。
けど明治時代に大学を卒業しているところから,良いとこのお坊ちゃんなのかなと推察しました。
あと最後,小さい頃春華のことを教えてくれたちびっこ妖怪たちと大人になった今でも仲良くしているんだということを知りほっこりしたと同時に彼のことが好きになりました。
すずちゃんはアニメにしか登場しないキャラクターらしいですね。
OPの映像に写真立てに入ったすずちゃんの写真が描かれているので,彼女は実は妖怪だったとか幽霊だったとかそういうオチなのかなとは推察してたんですが,{netabare}物語の中で亡くなっていたとは…。{/netabare}
正直ショックでした。

原作は読んだことないんだけど,調べたところ本編の方は既刊15巻らしく,「全15巻」と表記されていないことから未完なのかなと思ったら,その続きは新説というものがあってそちらの方で描かれているらしく,そちらは完結しているそう。
アニメがよく分からないまま終わったし原作も完結したということで続きを作ってほしいのが本音だけど,このアニメ自体が20年近く前の作品な上にヨーコちゃんの声がもう聞けないというのが悲しいので仕方ないですね。

その流れで声優さんについてですが,勘ちゃんの声は聞いてすぐ「Free!」の愛ちゃんの声だと分かりました。
アニメから入ったこともあり違和感は全然なく合っていたと思います。
けど,この声のせいで勘ちゃんの不思議ちゃんな感じが助長されてる気はする(笑)。
他のキャラ,春華やヨーコちゃんの声も合っていました。
ただ,勘ちゃんの幼い頃は正直女性の声優さんに演じてほしかったかな。
やっぱちょっと違和感ありました。

主題歌はOPが特に好きでした。
メロディは「そう 三千世界の深い杜のその奥で」というところがとても好きです。
映像では,「誰かが叫ぶよ」のところの勘ちゃんがアーティスティックですごく素敵です。

なんだか終始勘ちゃんびいきのレビューになってしまいました。
結末がはっきりすっきり終わった感じじゃなかったので物語の評価微妙ですが,1つ1つのエピソードはけっこう面白かったです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

アマネキユ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

好きになれる

なんとなくふくらみにかける作品。
もっとふくらましても良かったなって思う。

でも、設定は面白い。
あま○きみたいな妖怪ものが好きな人は
必見かな。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

61.9 105 2004年度アニメランキング105位
MEZZO メゾ(TVアニメ動画)

2004年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (78)
414人が棚に入れました
現代からそう遠くない未来。街には人型のロボットが実用化され、治安は犯罪率の上昇とそれに反比例しての検挙率の低下により混沌としたそんな世の中。そこに、合法非合法を問わず危険な仕事の代行を生業とする危険代行業DSAの3人がいる。
今回の依頼は、プロ野球球団・ピーチツイスターズのオーナーで桃井グループのトップ・桃井桃吉の誘拐だったが、膨大な報酬と引き替えに請けてしまったことが運の尽き。迫り来るは、桃井の娘で血を見るのと殺人が大好きなサイコ女・桃井桃実。
果たして、DSAは無事に仕事を終わらせることが出来るのか。

Britannia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

あたしをバカにすると晩御飯にありつけないよ!

■内容
合法・非合法を問わず危険な仕事の代行を生業とする危険代行業(DSA)
その、3人のドラマ。

■感想
18禁、OVAの方がクオリティーは高いですが

TV版、全13話後半
結末に向かい右肩上がりで楽しめました。

■総括
梅津さんのキャラデザインとガンアクションを愛でるアニメdeath
2828(にやにや)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 9

plum さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

あのクオリティはTVアニメでは無理なのだろうか

18禁OVAである「MEZZO FORTE」のTV版。どうも映画化の前にTV版を製作することで、ある程度の層をつかむのが狙いだったようです。DVD1巻のインタビューで、梅津氏がそんなことを言っていました。結果的に、おっちゃん役の広川氏が亡くなられた事もあり、それは実現しませんでしたね。

OVA2話に対してTV版は13話。MEZZO FORTEが素晴らしい出来であったことから、かなり期待しながら見ました。海空来、黒川のおっちゃん、原田の主要キャラ3人をもっと掘り下げてくれるのかな、あのテンポよく爽快なアクションシーンを13話も見れるなんてー!その期待は、1話でかない、3話で終了しました・・・。

1話は素晴らしいんです。MEZZO FORTEと同等のクオリティです。ところが2話から、作画がとんでもなくヒドイことになります。例えば車が走るシーンで、3種類の映像を続けて3回くらい流されたときには、DVD壊れたかと思いましたよ。キャラも全然動かなくなります。キャラデザも1話のクオリティからは、ガタ落ちです。アクションシーンが売りだったMEZZO FORTEからアクションシーンを取ったらどうなるか・・・。何話か忘れましたが、途中で流れた4年前の前作の方がクオリティ高いってどういうことなの。

Wikiを見てみると、全13話のうち唯一1話だけ、梅津氏が作画監督、コンテ、脚本をやっていました。2話以降は、ほぼ総監督くらい。これを見て思ったのは、梅津氏の作画や動きのクオリティが維持するためには、やはりTVよりOVAか劇場作品しかないのかなぁ・・・と。

そんな訳で、AmazonにてDVD1巻のみ購入しました。中古で300円くらいだったかな。ハハハ・・・やっすいなぁ。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

だって悪党でしょ?僕ら。

MEZZO「International Version」の続編のTV版。全13話。
TV版は近未来SFアクションというより御都合ファンタジー。
一応科学なエピソードもある。

人と見分けがつかない程高性能なロボットが実用化され街
に普通に浸透しているという近未来設定。※制作当時の。
世界は犯罪率が上昇し、検挙率の低下により混沌とした・・

合法非合法問わず危険な仕事の代行を生業とする危険代行業
が幅を利かせる時代を生きるDSA(ディーエスエー)3人の話。

膨大な報酬には当然大きなリスクが・・目先の餌(報酬)に
は釣られない!堅実な仕事を熟すことを信条にするが・・
何故か大きな事件に巻き込まれて・・気ずいた時既に遅し?

健一(広川太一郎)の台詞や雰囲気が凄く面白い。
ハードボイルドに滑稽な雰囲気を持ち込む駄洒落おやじ・・

OVAから可也劣化したようです。尺の使い方も無駄が多くて
スリリングな展開も臨場感を失い・・アクションアニメとは
思えない程の劣化ぶりかな・・ゲストキャラの声優も結構な
面子だと想うのですが・・世界観も臨場感も軽快でコミカル
な雰囲気も劣化してしまって・・爽快感が失速ですね・・

それなりに楽しめる内容かな・・
OP/EDは中々良い雰囲気で好きかな。

キャラの個性はあって、毎話ゲストスタイルを取れるので
余裕で面白くできると想うのですが・・描写力とシナリオ
や演出が駄目なのかなぁ~・・残念・・


DSAメンバー

鈴木 海空来(小谷朋子)DSAの紅一点。未来予知能力を持つ。
ブルース・リーをこよなく愛する少林寺の達人で銃も一流。
子供っぽく無愛想で警戒心が強い。優しく思いやりがある。

黒川 健一(広川太一郎)元警視庁刑事部捜査第一課の刑事。
警察内部の実情を暴露本にして出版。本の印税でDSA設立。
現役時代の後遺症があり、肉体仕事は海空来と原田に任る。

原田 智久(山崎たくみ)頭脳明晰。科学技術のエンジニア。
格闘もそこそこの腕であり、いわゆる器用貧乏。
見た目はファンキーだがシャイな部分も持つ。大の猫好き。

五十嵐 あさみ(松来未祐)小学6年の12歳で虐められっ子。
海空来の一挙手一投足に魅了され師匠と呼び事務所に通う。

ブラックシザース

ハサミの麦ちゃん(長島雄一)本名は麦山 千代奇
DSAの事務所と同じ雑居ビル1階で「麦屋」という床屋を営む。
正体は非合法活動専門集団「ブラックシザース」のボス。

魚眼の和外(宮崎一成)本名不明の殺し屋
殺人術は超一流の上、ルックスも美男子だが、服は無頓着。

その他の登場人物

尾真張 三造(辻親八)黒川が昔居た所轄の署長。

可奈子(福圓美里)あさみを虐める過激ないじめっ子の1人。

真央(赤木美絵)あさみを虐める過激ないじめっ子の1人。

長谷川 愛子(能登麻美子)TVのお天気情報キャスター。

朝倉 麻否/M-ANON9993(野田順子)アサクラ技研の現社長。

麻碑斗(石田彰)好青年に見えるが謎の多い男。

綾(笹本優子)本名は不明。人気絶頂のグラビアアイドル。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

61.8 107 2004年度アニメランキング107位
天上天下(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (155)
978人が棚に入れました
百余年の歴史を持ち日本中の武道家の子弟が通う統道学園に最強のケンカ屋を目指す凪宗一郎とその相棒・ボブ牧原は入学する。
だが、気合や根性では太刀打ちできないツワモノたちの存在を知るのだった。凪とボブは柔剣部に入部し部長の棗真夜らと共に、学園を強大な力で支配する執行部に対し戦いを挑むのだった。
それはまた、数百年に渡り日本の武道界を裏で支配する謎のフィクサーとの時代を超えた因縁の対決の始まりでもあった。
血ぬられた宿命、叶わぬ想い、取り戻せぬ命。この戦いの最後の勝者とは…。

声優・キャラクター
保志総一朗、茅原実里、久川綾、三木眞一郎、関智一、森川智之、矢尾一樹

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

全殺しだ!

■ジャンル
少年漫画らしい、学園バトル物

日本中の武道家の子弟が通う統道学園に最強のケンカ屋を目指し
保志さんと三木さんが入学。

数々の強者、シャアの池田さんを頭に
森川さん・矢尾さん等、ベテラン声優達とバトルします。

久川さんの色気と関さんのオチャメが魅力的な1本!

キャラ立ちがしっかりしていて面白いo(^▽^)o
こんなん好きなので高評価ナノdeath。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 14

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

愛してね、もっと~♪もっと

OVA視聴済。原作既読。
一応、原作コミックは最後までお付き合いさせてもらいました…が結局なんやねん!というのが本音です。アニメも途中までの話になりますがなんやねん!という感じです。キャラは嫌いじゃないんですがね…。
まぁ基本的に学園バトルものなんですが、人間離れしたもの達が集う学校で強さこそ正義みたいな校風ですが男も女も容赦なくエグい…普通に殺し合いしてます。そういう学園だと割り切るしかありません…。しかし、シャァは何やってもシャァにしか聞こえないのが悲しい…。

私のツボ:俺の頭がBomb A Head!だよ

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

イトルタラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

独自の世界観

対象は何でもいいからアニメを観たい人か、ヤンキー物?が好きな人向けですかね。まずストーリーが作者の趣味の寄せ集めでしかないので話の方向性が全く見えてきません。これに関しては個人的に全く興味を持てませんでした。しかしなぜか最後まで観てしまいました。ドラゴンボールの悟空みたく主人公が強さを探求している作品とも思えなくもありませんが、原作を読んでいる方の多くがこの作品の原作者である大暮維人氏の画力を評価していたので、アニメを観て気になった人は原作を手にとって漫画の絵で楽しむぐらいがちょうどいいと思います。主人公の硬派な態度もそうですが、女性キャラのセクシーさというのも魅力の一つなのかもしれません。一時期流行っていた取ってつけたような可愛さやエロさとは無縁で実に生々しく感じました。また、声優陣が池田秀一さん、関智一さんと豪華です。声優好きな人が観たら結構面白そうですね。展開がごちゃごちゃしていて意味不明なだけに好みははっきり別れます。個人的には暇つぶしとしても微妙ですね、何か居酒屋でつまらない話を延々と聞かされている中でたまになるほどと頷いているような気分になります。ただ、OPはヤンキーの雰囲気が伝わってくるラップ調で良かったです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

61.7 108 2004年度アニメランキング108位
スチームボーイ - STEAM BOY(アニメ映画)

2004年7月17日
★★★★☆ 3.4 (174)
804人が棚に入れました
『スチームボーイ』(STEAMBOY)は、大友克洋が監督した2004年公開のSFアニメ映画作品。
【ストーリー】舞台は19世紀のイギリス。科学技術が目覚しい発展を遂げていた時代。
マンチェスターに住むレイは、オハラ財団に出向したため渡米している発明家の祖父ロイドと父エドワードと同じく、発明が好きな少年だった。

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

博士の異常な愛情

大友克洋監督、脚本村井さだゆき。
総製作費24億円、空想科学冒険活劇。

科学に夢を託した19世紀のイギリス。
人類の科学技術は目覚ましい発展を遂げ、
蒸気の力が世界を変えた。
舞台は万国博覧会が目前に迫るロンドン。
発明家の家系である主人公レイのもとに、
超高気圧のエネルギー「スチームボール」が届く。

90年代中頃に、
デジタルエンジンプロジェクトとして構想するも、
中核である「スチームボーイ」の製作期間は9年。
完成があまりにも遅すぎました。
企画段階では実現不可能だった映像も、
ソフトウェアの技術革新により楽々と更新され、
物語の終盤は作家も熱意を失ったのかと思う。

しかし、偶然手に取る機会があり、
何気に10年振りに視聴したのですが、
意外にも記憶以上に面白く反省しきりです。

美術や背景の驚異的な書き込み、
群衆もここまで動くのかと躍動感に感動します。
きっと世界観を楽しむアニメでしょう。

お時間ある方はぜひ。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 47

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

続編が見たい

酷評が目立ちますが、映像も音楽も一級品でお話以外は完璧でした。
世間で言われてるほど酷い作品ではないと思いますが・・・当時見た時は確かにガッカリしました。
お話が陳腐すぎる上に、エンタメとしても微妙でしたから、大作揃いの2004年アニメ映画では最も期待はずれでした。

エンタメとして面白いかどうかは、主人公が重要と思いますが
今一つ本作の主人公はピリッとしないキャラでした。科学大好きと言う事以外これといった個性がない。意志の強さが感じられず、終盤になるまで迷いまくってましたね。あまり主人公らしくない。
逆にスカーレットは魅力的で際だっていたが、主人公の薄さはやはり残念なところ。
まぁ感嘆するようなもの凄いシーンの連続ですが、クライマックス長すぎてむしろ疲れる。

科学への妄執なんて扱う辺り陳腐ですが、「スチームボール」にはワクワクさせられました。平和利用と軍事利用の表裏とか・・・原発問題で紛糾してる今公開されていれば、エネルギー問題と武器輸出問題を関連して扱っている作品として、それなりの評価は受けていたかもしれません。
しかしこういうのは真面目に見ても白けるだけなので・・・・

やはり単純にブラックユーモア全開の方がもっと分かりやすくて面白いと思います
勢いはあったものの、「おふざけ」が足りなさすぎて、毒も足りなさすぎたなと。
アホ親子の大喧嘩をもっと馬鹿馬鹿しく見せてほしかった、そしたら傑作になってたかも。

本編よりエンドロールの方が非常に面白そうだったので、続編作ってほしいですね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 12

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

スチームボーイ

2019.6.1視聴完了。

実際に起こっていても不思議じゃないそんな話でした。
こことは違う世界線の話とすれば
受け入れやすいのかもしれない。

それでもかなり突っこみ所の多い作品です。
いろいろ突っこみながら見るのもありです。
甚大な被害が出ているはずなのに、そこは描写されず
視聴者の想像力任せいうのが個人的には不満。
被害の残酷さは描いてほしかったな。


ここのところドラクエ10(オンライン)に
はまっていて、アニメにさく時間が減っています(笑)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 9

61.7 108 2004年度アニメランキング108位
ストラトスフォー CODE:X-1(OVA)

2004年8月27日
★★★★☆ 3.5 (40)
196人が棚に入れました
巨大彗星の衝突から地球を救った美風、香鈴、彩雲、静羽の4人は下地島基地に帰還。再び訓練とバイトに明け暮れるいつも通りの日常へと戻るかに思えたが…。

浩平 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

TVシリーズの続編です

この作品はTV版「ストラトス・フォー」の続編OVAです。物語はTV版最終回エピローグから始まります。

ぶっちゃけ、今回はあくまで次へ向けての繋ぎってところですね。それぞれの目標を改めて確認した者達が、新たな旅立ちの時を迎えるって感じです。

TVシリーズを見た方にオススメします!
まだTVシリーズを見ていないという方はTVシリーズを見てからの視聴をオススメします。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

61.6 110 2004年度アニメランキング110位
絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (80)
629人が棚に入れました
人の住まう土地で無い火星では、ほとんどの人は、広大な海の中の潜水艦で暮らす。その巨大な海を構成する火星の水は、エネルギー源である。その水を巡って地球を巻き込んだ銀河大戦が起こり、終わり、空前の大不況の真っ只中で物語は始まる。
うっかり火星海賊『夜明けの船』のクルーたちと行動を共にする事になったグラムリバーと、グラムと幼馴染で軍人のベスの戦いと愛の物語。

声優・キャラクター
関智一、桑島法子、山野井仁、山崎たくみ、一城みゆ希、阪口大助、折笠富美子、家中宏、中嶋聡彦、兵藤まこ、梁田清之、村田秋乃、堀江由衣、高島雅羅、長嶝高士、村井かずさ、藤原啓治、稲田徹、矢島晶子

color さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

こんな火星だったら行きたいよ

火星を舞台にした冒険活劇でSF・ロボット・恋愛というよくあるストーリーでキャラのノリとかが古き良きアニメ。「シリアス入れなきゃダメ」みたいな昨今の窮屈さがなくて全体的に活き活きした印象です。

ロボットバトルもいい意味であっさりかっこよく、恋愛模様も清々しい感じで好感が持てます。
主人公は誠実でいいやつ。ヒロインはツンデレの一途さん。他のキャラもみんな"気のいい"やつらで見ていてホッとできます。
バトルの迫力とかストーリーの超展開はありませんが、ちゃんとキャラクターを描けているし純粋なワクワク感とか潜水艦で戦うかっこよさがいいなと思います。

作画はテレビサイズだけ目をつぶればけっこう高水準でしょう。
CGで圧倒するのがいいってことでもないので温かみとか親しみやすさも大事ですね。
アドベンチャーの雰囲気と合っているしボンズクオリティありがとうです。

タイトルを覚えにくいのが欠点かなw
ストーリーと関係あるようなないようなタイトルなのでもっと短くてもよかったかも知れません。

深く考えなくても楽しめる冒険ものはやっぱり面白いと思います。
こういうアニメも残っていければ嬉しいですね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 11

Britannia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

雰囲気の良いアニメ

お宝を求める潜水艦(夜明けの船)その個性ある
海賊仲間(家族)と関さん、桑島さんの愛の物語

好きな結末でした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

お金は大事だよね~

氷と海に覆われている火星
人は巨大な潜水艦・移動可能な「都市船」に住んでいる
主人公・グラム・リバーは
都市船アデナのダウンタウンに暮らすフリーターだったが
海賊船「夜明けの船」にアデナ襲撃され
巻き込まれ海に投げ出されたがのグラムのペンダントが輝き
現れたラウンドバックラー「希望号」に乗る
夜明けの船にスカウトされ行動を共にすることになったグラムと
幼馴染で軍人のベステモーナ・ローレンとの戦い・恋愛・世界の物語


~感想~
ベースになっているのは原作ゲーム
火星を舞台にし、潜水艦と水中仕様の搭乗型ロボットでの戦闘

普段観るロボットアニメとは一味違うバトル感に
テンポのいいギャグとヒューマンドラマがあります
愛する人・仲間を守るため・人々が火星を主軸にし
キャラクターも個性豊かです
グラムの「なんとかなるさ」とゆるい性格感はありますが
芯はしっかりしており、いざっていうときとてもかっこよかったです
エノラの性格は難ありと思ったが
後半は世間を知ってが少しおとなしくなってよかったです

内容自体も海賊と政府軍・地球政府と火星政府など
水面下の対立もありなかなか深い設定です

悪い点あげれば山場が少なくて
話もシリアスになりきれないところです
べスが死んだと思ったグラムの立ち直りの早さに驚きました
あとなぜ火星が水に覆われいるのかなどの説明がなく疑問がありました

水中ロボットアニメに興味がわかなかったけど新鮮で面白かったです

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

61.5 111 2004年度アニメランキング111位
勇午-交渉人(TVアニメ動画)

2004年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (37)
259人が棚に入れました
『勇午』(ゆうご)は、真刈信二原作、赤名修作画による漫画作品。 「月刊アフタヌーン」に1994年から2004年まで連載された後、「イブニング」に連載。「交渉人(ネゴシエーター)」の仕事を題材にした先駆的作品。
【ストーリー】「プロの交渉人(ネゴシエーター)と聞きました。父を助けてください。」
別府勇午の前に涙を浮かべた若い女性の姿。名前は岩瀬繭子。
・・・一人の日本人サラリーマンがパキスタンでダコイットとよばれる反政府ゲリラ集団に誘拐され、多額の身代金を要求する事件が起きていた。しかも1回目の交渉が失敗に終わり事態は最悪の様相を呈していた。
果たして勇午は繭子の思いとともに単身パキスタンへ向かう。ダコイットとパキスタン政府軍の思惑が絡む灼熱の大地で、勇午の交渉(ネゴシエーション)は成功するのか。

声優・キャラクター
萩野崇、千葉進歩、かかずゆみ、銀河万丈、家中宏、塚田正昭、堀内賢雄、富沢美智恵、岡村明美、甲斐田ゆき、唐沢潤、堀江由衣
ネタバレ

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

もっと色んな国での交渉が見たいです!!

内容しては、タイトル通り交渉人のお話。
パキスタン編が6話+ロシア編が7話の全13話です。

たまたま見つけた作品ですが、思いのほか面白かったですw
コメディ要素は無く、終始シリアスな内容でした。

交渉といっても、高度な駆け引きや交渉術を使うというよりも、
目的の為に体を張って相手の信頼を得るって感じの物語です。

現地に飛ぶ前の国内での下準備から、交渉相手と接触して交渉するまで、
物語が順序立てて描かれてるので見やすかったです。

それに各国の社会情勢、文化事情、宗教観などがリアルに描かれてるのは
良かったです。自分はパキスタン編が好きでしたw
ただ、{netabare}リアリティのある内容だったので、勇午の超人っぷりには少し戸惑いました。
過去などを掘り下げる描写があれば、気にならなかったのかもですが...{/netabare}

まぁ後日談が無いのが不満だったりしましたが、緊迫感のある内容などは、
自分好みだったので結構楽しめたアニメでしたw

投稿 : 2024/04/13
♥ : 21
ネタバレ

momomax さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

なかなか良かったです。(*^_^*)

少し前の作品ですが、渋くて大人なアニメ。
緊張感があります。
{netabare}
交渉に至るまでの苦難が凄いです。
勇吾さん心身共に超人です。

1st Negotiation「パキスタン編」1話~6話
2nd Negotiation「ロシア編」7話~13話
監督からキャラクターデザインにいたるまで
それぞれ全く別のスタッフで製作というスタイルが面白い。
作画はパキスタン編の方が好きです!(*^_^*)

別府勇午の声は仮面ライダー王蛇役の萩野崇さん。
声優ではないけど、淡々としてキャラに合っていました。
{/netabare}
楽しいアニメではないので
シビアなものが観たいときにお勧めです。
交渉の駆け引きはあまり期待し過ぎないでね!

この作品、私は嫌いじゃないです。
観て良かった。(*^_^*)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 18

gkc さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

シリアスな交渉人のお話。

「交渉人」という職業を具体的には知りませんが、字から想像して見ていました。

シリアスであり緊張感はあります。

外国が舞台の中心になり、それぞれの国の情勢、諸問題なんかも伝わってきます。

が、このお話では主人公である交渉人の案件を完遂するまでが、交渉人のやるべき事を超えて非常に危険な、他の域の話ではないのかなと感じさせられる事が多々ありました。

確かに重要な問題を交渉するお話なので、その問題に関する、周辺事項なんかも細かく表現されてました。

実際に交渉したい中心になる交渉相手にたどり着くのもひと苦労です。

ですが、ようやくたどり着いた交渉相手との「交渉シーン」は、それまでのシリアス感充分で引っ張ってきた割にタンパクに感じました。

特殊な話術というわけでもなく、話を変わった側面から切り崩すとかでもなく、

そのあたりを期待する方には物足りないかもです。

ですが、確かにこの主人公のおかげで問題は解決されるという不思議な作品だと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

61.5 111 2004年度アニメランキング111位
GANTZ-ガンツ 地上波未放映篇(OVA)

2004年8月26日
★★★★☆ 3.5 (39)
205人が棚に入れました
人気漫画家・奥浩哉のコミックを原作にしたSFアクションアニメーション。物語は、謎の黒い球体「ガンツ」によって再生された高校生たちが宇宙人と戦う姿を描いている。本作では、GANTZの世界観を忠実に描いた結果、暴力的かつ過激な描写等の事由により、地上波放映時にカットを余儀なくされた部分を、全面的に復活させた内容となっている。地下鉄に引かれて生首が飛ぶシーンや、小ネギ星人の惨殺場面、さらにオヤジネギの復讐劇などが収録。原作ファンにとっては、満足する仕上がりになっている。

コヤン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

グロさ爆発!!

原作を超えているの部分はグロさだけ
原作の良い所があんまり出てない気がするのは私だけ?

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

こにゃた♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

グロすぎ注意!

なるほど地上波では放送できないです。

首が飛んでました・・。

原作どおりというか、そんなかんじです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

61.5 111 2004年度アニメランキング111位
わがままフェアリーミルモでポン! わんだほう(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (19)
155人が棚に入れました
わがまま☆フェアリー ミルモでポン! 3ねんめ 1
中学生・楓と妖精・ミルモらがドタバタ劇を巻き起こすファンタジックコメディ第3期シリーズ。結城がピーマンが苦手なことを知った安純が、楓が嫌われるように嘘を教える…

61.3 114 2004年度アニメランキング114位
お伽草子(TVアニメ動画)

2004年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (61)
422人が棚に入れました
時は平安時代中期。飢饉と疫病が蔓延し、都はすっかり荒廃していた。しかしそんな状況に際してもなお、武士と陰陽師は未だ覇権争いの手を休める事はなく、下につく民に手を回すことは殆どなかった。
そんな状況を見かねた朝廷は、弓の名手である源頼光(みなもとのらいこう)に、都に平安をもたらす不思議な霊力を持つという伝説の勾玉を探し献上するように命じる。しかし頼光は疫病に倒れてしまい、源家の末娘、光の君(ひかるのきみ)が正体を隠して、兄に代わりに男装の令嬢として勾玉を探す旅に出ることになる。旅の共として光が信を置く渡辺綱(わたなべのつな)を従え、2人はかつて都より土蜘蛛族に奪われた勾玉を取りかえすために常陸国という地を訪れるが…
旅を通じてさまざまな人に出会い、そして困難にぶつかっていく光達。都の美青年の申楽師、万歳楽(まんさいらく)との淡い恋や、安倍晴明(あべのせいめい)の暴かれざる陰謀を胸に秘めつつ、光は共を従え都のために満身する。

声優・キャラクター
水沢史絵、三宅健太、杉山大、佐久間紅美、水田わさび

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

前世の記憶

源頼光の妖怪退治の伝説・陰陽道を題材にした異色のアニメ。
前半は平安編、後半は東京編と時代が大きく変わるシナリオが特徴的。

主人公は源頼光ではなく、妹の「光」。病死した兄に成り代わって勾玉集めに励む男装の麗人であります。都の安定のため各地の勾玉集めていくというシンプルなストーリー。いかにも怪しげな安倍晴明やらやけに恐ろしげな酒呑童子だったり・・・・雰囲気は独特で陰謀が犇めいていますが、前半の中身は本当にシンプルで王道作品です。四天王の面々もなかなかユニークに描かれています。

後半から舞台を現代に移すと行方不明の兄を追う怪奇ミステリー?となり、雰囲気もガラッと変わる。
登場人物全員転生をしているのですが、そこまで平安編のキャラの造型は崩さない。
少しポップな東京編に入ってからが面白かったが、作画は平安編の方が良かったと思う。

この作品の雰囲気は大好きなのですが、あまり人にはオススメ出来る作品ではないかもしれません。
何が良いかと言われるともの凄く困るというか・・・・
リアル絵のキャラデザからして人を選びそうではあるし、エンタメとしてはあまりにも地味すぎるからなぁ・・・・やっぱ雰囲気ですかね。あとキャラも良いか。個人的に卜部が5割。

色恋を地味に描くところにときめく、人もいると思う。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 13

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

愉快?な仲間たち

2021.5.9 視聴完了。

1~13話 平安編
源頼光の代わりに妹の光が勾玉を手に入れるため
仲間と共に地方を訪れる。
勾玉を清明が配置した時・・・

14~24話 東京編
1000年後の現代に生まれ変わったヒカルや仲間たち。
行方不明の兄を探すが次々と不思議な現象に巻き込まれる。

25~26話 特別編(東京)
25話 卜部の話
26話 万歳楽の話

平安編は面白い。
東京編はちょっと退屈だった。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

koaki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

源頼光四天王伝説と陰陽道サスペンスファンタジー?

平安時代編と東京編の2部構成になってます。

平安時代の中期―。荒廃していた都を救うため、病の源頼光にかわり、
末娘の光が男装して、伝説の勾玉を探す旅に出る。
四天王との勾玉探しに陰謀が絡んだ話だけど、期待しすぎました。
絵はいいんだけど、内容が薄っぺら過ぎました。
そんなあっさり手にできていいのか??って感じ。
ある意味王道なんだけど、単純過ぎ。
しかも、そこで終わり?って感じで、後半になる。

いきなり2004年、東京に舞台が移動する。
登場人物が転生してます。ヒカルは17歳の女子高生で、
平安編で一緒に旅した仲間は同じアパートで暮らしてる。
そして何故か行方不明の兄を探す怪奇ミステリーになってる。
最後の方で、平安編と繋がっていることがわかるんだけど
本当にイライラしました。

何がイライラするって、主人公よ!
一人で騒いで引っ掻き回して使命感だけ振り回す。
それなら何もできないヒロインの方がまだまし。
物凄くストレス溜まりました。
これは好き嫌いが分かれる作品かも・・・

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

61.2 115 2004年度アニメランキング115位
いちご100% 恋が始まる!? 撮影合宿 〜ゆれるココロが東へ西へ〜(OVA)

2004年12月15日
★★★★☆ 3.4 (62)
436人が棚に入れました
淳平たちの映像研究部のメンバーは、映像撮影のための合宿を行うことになった。部員である東城綾、北大路さつきに加え、ヒロイン役の西野つかさ、なぜかついてきた南戸唯も参加、合宿はなにやら波乱の予感?嵐の中、森の小屋にふたりきりになったり、肝試しでペアになったり、淳平のココロも揺れ動く。ジャンプフェスタで上映された特別編アニメのノベライズ。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

濡れちゃった

タイトル通りのお泊り回でお風呂回で
ロケ先での定番エピソードのオンパレ。

OPはヒロイン全員夢想無双サービスカット。
メインは東城さんとは気分転換のお散歩中
雨に降られ見知らぬ山小屋で濡れぇ~で雷
でゴロゴロの寒くて熱くて・・っくしゅん!


能登さん頑張って・・

喜多村さんの「にゅ」に負けないでね・・
※作品違うしw


あと少しというところで・・西野が・・

気不味い雰囲気の中・・これ又定番の肝試し??

そしてこれ又定番の・・あと少しってとこで


カット~!  ? なんてこった・・です。

人類が文明を築いた頃から男子の夢は同じ!
というような鉄板妄想エピソードなのかな?





真中淳平 鈴村健一
東城 綾    能登麻美子
西野つかさ  豊口めぐみ
北大路さつき 小林沙苗
南戸 唯    水樹奈々
小宮山力也  高木渉
大草     近藤隆
外村ヒロシ  うえだゆうじ

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アニメの1話より断然いいんじゃない?

*ジャンル
ラブコメ、ハーレム

*感想
二度目の夏合宿で自主映画を作る話。


アニメの後の話です。
予想以上にクオリティ高い!!
話もまとまりがあり、
これが最終回でも良いと思うぐらい良かった。

{netabare}
前半の小屋で東城との二人っきりのシーンは
この作品らしく少年漫画らしいえっち加減でした。

後半の西野との肝試しは蛍のシーンがロマンチック。
綺麗で感動した。{/netabare}

OP・EDは、アニメと違ったものでした。

*最後に
ドキドキした!!
内容も良かったし、OVAの中ではかなり上物だと思う
やっぱり、つかさちゃんは可愛い♪

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

TEE-PURPLE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

お気に入りのキャラで楽しんでください!!

ヒロイン達一人一人と、淳平が二人きりになったりして、ハアハアする話ですw

いわゆるサービスカットですね。
面白かった。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

61.2 115 2004年度アニメランキング115位
超重神グラヴィオンツヴァイ(TVアニメ動画)

2004年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (54)
360人が棚に入れました
西暦2041年。突如現れた、正体不明の敵「ゼラバイア」。次々と送り込まれる兵器が、太陽系の各惑星基地を襲い、地球へと迫る。
だが、ゼラバイアの地球侵攻を予見し、密かに対準備を進めていた謎の大富豪、クライン・サンドマン率いる武装戦隊「アース・ガルツ」は、人型ロボット・グランカイザーと戦闘機グランディーヴァ、そしてそれらが合体することで成り立つ巨大ロボット「ゴッドグラヴィオン」でゼラバイアに立ち向かう。
そして、その強大な力でゼラバイアを撃退する。だが…。
緊張感のない日々を送るグランナイツの前に、再びゼラバイアが襲来。サンドマン不在の彼らに立ち向かう力はあるのか。

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

女性キャラたちがひたすら可愛いです

女性キャラ比率が異常に多い他は案外、ベタなロポットアニメと言えない事もないですね。
一番の好みはルナです。リィルも勿論好きですが。

男キャラではエイジですか、彼が主人公のようにも感じました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

k-papa さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

勢い合体ロボットアニメ第二期

速水奨さん演じる主人公サンドマンが世界を牛耳る作品も解決編。
謎がいろいろと分かってきて最期に大円団を迎えます。
まあ、なんであんなに力があるのかはこの第二期で全部わかります。
そして形ばかりの主人公のお姉さんの件も。

いい意味ですっきりした作品でした。
熱い合体ロボット物です。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

61.1 117 2004年度アニメランキング117位
冒険王ビィト(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (55)
415人が棚に入れました
舞台は「暗黒の世紀」と呼ばれる時代。魔物(モンスター)を操る魔人(ヴァンデル)によって、人々は苦しい生活を強いられていた。
主人公であるビィトは、魔人を退治する職業「ヴァンデルバスター」になり世界最強との噂も高い「ゼノン戦士団」に入ることを夢見る少年だった。
しかしある日、魔人ベルトーゼとゼノン戦士団との間で激闘が交わされる。その戦いを目撃したビィトはベルトーゼに命を奪われかけ、彼をかばったゼノン戦士団の5人も瀕死の状態になってしまう。ビィトを助ける為、戦士団の5人は才牙(サイガ)に残りわずかの生命力を込めてビィトに託し、最後の力でベルトーゼに立ち向かい、そして散っていった。
それから数年後、たくましく成長したビィトの「暗黒の世紀」を終わらせる冒険が始まる。

声優・キャラクター
木内レイコ、前田愛、久川綾、三浦祥朗、宍戸留美、環有希、緑川光、古川登志夫、千葉進歩、石塚運昇、中尾隆聖

葱塩ホルモン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

おもしろい

冒険ファンタジーで基本主人公は地味。
単純だけど話の展開やキャラは好きなのですが原作が打ち切りのため、未完なのが残念。
それでも、十分面白いです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

テーマはいいんですが

原作が止まってしまってるんで

次回作は無さそうですね…

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

61.1 117 2004年度アニメランキング117位
PARASITE DOLLS パラサイト・ドールズ(アニメ映画)

2004年1月17日
★★★★☆ 3.5 (36)
187人が棚に入れました
 オリジナル・ビデオ・アニメ「バブルガムクライシス」に始まるフューチャークライムシリーズの流れを汲むSFアニメーション。捜査官たちが近未来の都市でうごめく陰謀に立ち向かっていく。監督はTVアニメ「めぞん一刻」の吉永尚之と「キル・ビル」でアニメーション監督を担当した中澤一登。21世紀初頭、関東大震災に見舞われた東京は、ゲノム・コーポレーションによって開発された人造人間“ブーマ”の投入とその活躍で復興を遂げる。そして西暦2034年、発展した都市の中で人間とブーマは共存を保っていた。だが、徐々にブーマを利用した事件が頻発。やがて、ブーマ犯罪を取り締まる高機動対テロチーム“A.D.POLICE”が設置される。さらに、難事件を専門とする特務組織“ブランチ”をチーム内に構成。その捜査官バズは相棒のブーマ、キンボールとブーマ連続暴走事件を追う。すると、彼らはその過程で、ある薬品を入手する。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

アンドロイドの暴走と共存

『A.D.ポリス』の番外編にあたるOVAを劇場用に再構成したものなので
OVAも劇場版も内容はほぼ一緒。
なのでどちらをご覧になっても良いと思うが、
劇場版のほうが多少補足説明されてるのでわかりやすいかも。

時代は西暦2034年。「ブーマ」と呼ばれるアンドロイド的な存在と人間とが
共生する東京だったが、ブーマを道具として利用した犯罪も多発していた。
それらの事件を解決するためにADポリスが設置した特殊任務組織ブランチの活躍を
3つの事件を通して描く全85分ほどの物語。

主人公バズの相棒もまたブーマで。
見た目も声も話し方も、ほぼ一般的な人間と同じ。
会話をしているのを見る限り、心的なものは存在しているようだが
その心情の変化や機微はいかほどのものなのだろう。
アンドロイドやドール系の話はけっこう好きなので
そういう未来を思い描く時、夢と希望を感じることも多々あるし
パソコンやカメラですら生き物に感じることがあるその一方で、
なんだか薄ら寒いものを感じずにはいられない。

ちなみに、渋めなOPはスタイリッシュ。
キャラデザ、作画とも一昔前の雰囲気で、好みは分かれそうだが
背景など丁寧に描き込まれていて、きれいだった。
個人的には女性のヘアスタイルと服装が好みではなかったし
メイクも濃すぎて気に入らなかったけれど
おそらくこの作品、海外向けを意識したのかなと。
登場人物見ても、顔立ちや髪型が東京っていうよりは南米っぽかったしね(笑)

この作品、あにこれではまったく人気がないようで
レビューもほとんどないのは少々残念。
『A.D POLICE』や『バブルガムクライシス』がお好きな方はもちろん
攻殻機動隊などの世界観とも近いものがあるので
攻殻好きな方にも一度ご覧になっていただければと思う。
ただし、グロいシーンがダメな人にはオススメできないし
なんせ尺が短く、あまり深くは掘り下げていないため
観る人によっては内容が薄っぺらく感じる場合もあるかもしれない。
とだけ、付け加えておこうと思う。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 19
ネタバレ

manabu3 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

いつの時代も、人は概して排他的なのか

人間と人造人間“ブーマ”が共存する時代のお話。
テーマは、人間と人造人間の共存について。
エログロあり。アニメ映画。

『攻殻機動隊』や『ブレードランナー』のような世界観が好きな人なら楽しめるかもしれない。
しかし、主張したかったことが希薄だった。視聴者が少ないのも納得できる。


■感想
人造人間が社会に普通に溶け込む時代の話ではあるが、彼らに対する差別も未だ残るようである。
顕著なシーンを2つ抜粋。
{netabare}①ある美しい人造人間が道を歩いていた
「あの子、可愛い」と発言した女性に対し、その友人が放った言葉は「どうせ人造人間でしょ」
(さりげないシーンではあった)
②とある女性に愛を告白し、迫る人造人間
告白された女性は拒絶する。「あなた人造人間でしょ!」
駆け付けた警察に対して「早く殺して!」と言い放ち、警察の銃を奪い自ら撃ち殺す。(!)
(でも確かに、告白して迫りくる人造人間は怖かった){/netabare}

いつの時代も、人は概して排他的で保守的な生き物なのだろうか。
この作品においても、上記で抜粋した2つのシーンなどで、
人間が人造人間に対する排他的な姿勢が描写されていた。
今の時代の世界においても、人種、身分、思想、宗教、容姿、肌の色など、
様々なことでそのことが言えるかもしれない。
排他的で保守的であるのが、良いか悪いかは何とも言えない。
何故なら自己保存のためには必要な要素でもあると思うからだ。
恐らく「限度」だと思う。自信はないけど。

何はともあれ、この作品も、人の何かしらの愚かしさを示唆しているのだろう。
ところで、この作品は何故このような排他的な要素(人造人間への差別)を包含したのだろうか。

1)人という生き物はいつの時代も大して変わらず、「いつの時代」も排他的だからか?
2)こうした作品が生まれたのは、「今の時代」を生きる人々が排他的だからか?

その答えはまだわからない。
自分勝手な私だけど、許せる限りで他者を許容をしてみようと思う。
このアニメを見てそう思った。
やはりSFは面白い。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

ワッキーワッキー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ルビンの盃

■ストーリー■
西暦2034年、東京では「ブーマー」と呼ばれるアンドロイドが開発され、人々の生活を支えていた。その裏ではブーマーを使った売春や破壊活動、テロ行為が起こり、その対抗手段として、高機動対テロ組織「A.Dポリス」が組織された。そのA.Dポリスでも対処しきれない難事件解決のため特殊任務組織「ブランチ」のバズがブーマーの暴走事件の捜査をするところから物語が始まる。

■感想■
作画としては、近未来の話なのにPCや家電が時代を感じさせるものの、リアリティがある人物やブーマーの内部など、丁寧に描かれていてそこまで違和感なく視聴できました。

また、本筋としては、バズのトラウマとブーマーと人間の関係を一巻して描かれていたが、私としては2部構成にするより一部を集中して書いてほしかったかなという感想をもちました。

興味深かった点としましては、ブーマーを人間として観るのか、機械として物と観るのかを真っ向から書いている点です。
徐々に魂があるものとして見ていく主人公たちや、ブーマー自身も自分に機械ではない部分を感じていくといったところが、レビューのタイトルのルビンの盃(心理学テストの向かい合った人物に見えたり、盃に見えたりというもの)のように感じ人間の人間として認識する境界に迫る部分が、興味深かったです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

61.1 117 2004年度アニメランキング117位
ごくせん(TVアニメ動画)

2004年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (26)
178人が棚に入れました
ごくせん 壱 [DVD] 『ごくせん』は、森本梢子による日本の漫画作品、及び同作を原作としたテレビドラマならびにテレビアニメ。
【ストーリー】悪名高い白金学院高校にやってきた、実家がヤクザという破天荒な新任女教師の久美子。問題児ばかりが集まるクラスの担任となるが、早速騒動が起こり…。

声優・キャラクター
早水リサ、鈴村健一、松本梨香、若本規夫、徳永悦子、西村朋紘、佐藤晴男、増川洋一、魚建、平井啓二、鈴木千尋、大塚周夫、吉田裕秋、小西克幸、加藤精三

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

所謂不良更生には任侠道!?

極道の跡取り娘である主人公が男子高の学級担任となり、
型破りな高校教師として活躍するコメディ。(wiki引用)
2002年以降テレビ実写ドラマ化(シリーズ3作、単発2作)
「ヤンクミ」仲間由紀恵の「TRICK」と並ぶ代表作かな?
松本潤(嵐)/小栗旬/松山ケンイチ他当時の人気俳優多数
出演で超人気の作品だった為・・アニメは意外と不人気?

TV版のキャッチコピーは「あの(長髪)先生より人情家。
あの(グレート)先生より無鉄砲」。だった。

2004年1月6日 - 3月30日
EDは「おのれ道」唄 - 八代亜紀 等徹底路線。

「ヤンクミ」仲間由紀恵が余りにハマりすぎたため?本来
の漫画に近いデザインがイマイチ定着しなかったのかも?
素性を隠すため?ダサルックの万年ジャージに眼鏡からの
ギャップのある綺麗な描写が少ないせいもあるかな?
女生徒美少女萌え~とか少なくてBBA鬱ぜぇ~のかも?
※深夜枠だからね・・ギャグとして面白いんだけど・・

内容自体は実写より表現が自由な分原作に近いのでは?
ともう反面・・解釈やニュアンスの違いで・・演出等が
違うので・・先に実写を視てしまうと改めて視る意欲が
かけてしまうかも??

内容は上記の通り極道の任侠と教師のギャップでコメディ
というかギャグ路線で人情等を扱い、熱血路線での破天荒
な解決法を面白可笑しく展開する。

笑いあり涙ありの青春群像劇でちょっぴり恋愛も♪

アニメもTV版キャッチコピーの通りの作品。

実写版を視てない人はアニメ先に観た方がいいかな?
全13話で雰囲気は十分楽しめると思う。
逆だと話が被っててドラマ版の方がインパクト強いかも?


山口久美子 - 早水リサ
沢田慎 - 鈴村健一
藤山静香 - 松本梨香
猿渡五郎 - 魚建
内山春彦 - 増川洋一
南陽一 - 中國卓郎
野田猛 - 山岸功
熊井輝夫 - 杉野博臣
大島京太郎 - 若本規夫
若松弘三 - 佐藤晴男
達川ミノル - 吉田裕秋
朝倉てつ - 平井啓二
工藤広樹 - 鈴木千尋
白川権三 - 西村朋紘
篠原智也 - 小西克幸
黒田龍一郎 - 大塚周夫
富士 - 加藤精三

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

61.1 117 2004年度アニメランキング117位
ONE PIECE ワンピース めざせ!海賊野球王(アニメ映画)

2004年3月6日
★★★★☆ 3.5 (11)
85人が棚に入れました
海賊王となることを夢見る少年ルフィとその仲間たちの活躍が描かれた、『週刊少年ジャンプ』連載の人気コミックがアニメ化された作品の劇場版短編。『ONE PIECE 呪われた聖剣』と同時上映されている。莫大な賞金と海賊野球王の称号をかけた、魚人チームとルフィたちとの野球の試合模様が描かれ、試合中のドタバタ劇はバギーとボンクレーの二人が実況中継した。試合は好プレーあり、珍プレーありのなか、進んでいき、最後は9回裏にルフィのゴムゴム打法が炸裂。ルフィたちは見事、満塁サヨナラホームランで勝利を飾るのだった。

61.0 121 2004年度アニメランキング121位
劇場版 NARUTO-ナルト- 木ノ葉の里の大うん動会(アニメ映画)

2004年8月21日
★★★★☆ 3.5 (42)
253人が棚に入れました
人気TVアニメ「NARUTO-ナルト-」の劇場公開版「劇場版 NARUTO-ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!」の併映短編アニメ。“木ノ葉隠れの里”で開催されたルーキー忍者たちによる大運動会の模様をギャグ満載で描いたドタバタ・コメディ。

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

う〇こネタ一本(笑)

「劇場版 NARUTO-ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!」と同時上映

上記の作品の前に「うん動会」が15分くらいだったと思います。

完全にう〇こネタ一本の内容ですが意外と笑えます。完全に制作サイドが遊んでいる感じはありましたが

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

61.0 121 2004年度アニメランキング121位
新暗行御史(アニメ映画)

2004年12月4日
★★★★☆ 3.5 (19)
97人が棚に入れました
「月刊サンデーGX」で連載中の人気コミックを日韓共同製作で映画化したアクションファンタジーアニメ。魑魅魍魎が蔓延る世界を舞台に、暗行御史(アメンオサ)と呼ばれる隠密官吏・文秀の戦いとさすらいの旅を描く。

声優・キャラクター
藤原啓治、小林沙苗、宮本充

nayotake さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

原作読もう原作を。

山道かわいいよね、うん。原作もっといいよ!朝鮮半島の歴史や伝承が元ネタとなってる。違った切り口や解釈で物語を作っているので今風かなって思う。日本で言う仕事人に近いんじゃないかなぁ・・・。
アニメも悪くは無いけど、原作あってのアニメかな。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

Anna さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

日韓共同製作ファンタジー!


アジアの雰囲気あふれる、日韓共同製作ファンタジー!
原作は尹仁完・梁慶一で、日本でも珍しい韓国人による連載漫画です。

主人公、文秀(ムンス)は暗行御史という役職についており、かつて自分を裏切った旧友、阿志泰(アジテ)を捜して諸国を旅している。その旅の中で出会う、横暴で理不尽な権力の持ち主を正すため、幽幻兵士(ファントム・ソルジャー)という力を召喚して敵を倒していきます。


作中で歌われるBOAの『Song With No Name~名前のない歌』がとても素敵で、ところどころ切り取られるような風景の作画も美しく印象的です。
音楽もアジア調の物が多く取り入れられ、色彩も日本のアニメ作品とは少し違い見ごたえがあります。また、ムンス役である藤原啓治さんの渋い声が、主人公のワイルドな雰囲気にぴったりはまっています。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

60.7 123 2004年度アニメランキング123位
聖闘士星矢 天界編 序奏~overture~(アニメ映画)

2004年2月14日
★★★★☆ 3.5 (22)
113人が棚に入れました
冥界での死闘の後。冥王ハーデスの呪いによりすべての力を失った星矢は、アテナ・城戸沙織の介護のもとで静かに生活していた。しかしオリンポス十二神の月の女神アルテミスは、神に抗った星矢の抹殺のため、3人の天闘士(エンジェル)を送り込む。沙織は星矢の命を救うため、女神の地位と地上世界の支配権をアルテミスに譲り渡す。地上の神となったアルテミスは地上への天罰として人類滅亡を企て、神としての力を失った沙織は自ら血を流すことで人類を守ろうとする。この未曾有の危機に、力を失ったはずの星矢が再び立ち上がり、紫龍、氷河、瞬、一輝もまたアテナのもとへと向かう。しかしその行く手を天闘士たちが阻み、さらにはオリンポス十二神のアポロンまでもが降臨する。全宇宙最強の神を相手に、人類の命運をかけた最大の闘いが始まる。

声優・キャラクター
古谷徹、鈴置洋孝、橋本晃一、堀川りょう、堀秀行、潘恵子

だわさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

失敗作

不評が多すぎて、序章にもかかわらず続編が作れない作品。正式な続編とされているので、この失敗作の扱いに困っている人は多いと思われ。
いや、面白くないのよ。まったく。
設定を変えてスタートさせたネクストディメンション連載にあたり、車田さん自身が失敗作であったということを証明しているようにも思える。

でもまあ、アテナが健気にも可愛らしかったのが救いかな。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

序奏なのに・・・

ハーデス編後のストーリーを展開。
この作品のみどころは、今まで大きな謎だったマリンの弟についての描写が展開される事でしょう。
しかし・・・序奏のはずなのに、この後の作品がいっこうに制作されないのはなぜ??

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

60.6 124 2004年度アニメランキング124位
遥かなる時空の中で-八葉抄(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (79)
487人が棚に入れました
女性向恋愛シュミレーションゲームとして人気を博し、OVAとしても認知の高い「遥かなる時空の中で」のTVアニメシリーズ。
現代日本の女子高生である元宮あかねは、平安時代の京都に似た異世界「京」に召喚され、神の力を身に宿す「龍神の神子」として、神子を助ける存在である8人の男性「八葉」と共に京を守る四神を鬼の一族から取り戻すよう告げられる。
最初は戸惑っていたあかねだったが、「八葉」と共に試練をくぐりぬけ、神子として成長していく。

トナマク さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

個人的にはよかったです!

主人公の女の子が竜神の巫女としてタイムスリップするという設定が割と斬新だなと思って見てみたのですが、逆ハーレムアニメとしては面白かったと思います。
ゲームをやったことがある人から見たら、キャラのよさを描き切れていないと不満が多いと思いますが、原作をやったことがない方は普通に楽しめる作品だと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

60.6 124 2004年度アニメランキング124位
To Heart-Remember my memories-(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (68)
429人が棚に入れました
それは、時に優しく、時に激しく。時に冷たく…でもやがて、暖かく。めぐり来る季節は彩を重ね、オレたちもそれに包まれて、少しずつ変わりはじめていた。
3年生となり、高校生活最後の1年を迎えた浩之やあかり。そんな彼らの前に、再び家庭用メイドロボット・マルチが現れる。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

大切な幼馴染とアンドロイドが居たから迎えることのできた結末・・・良かったです♪

この作品は、1期の作品である「To Heart」の続編に位置付けられるものです。もし、未視聴の場合は1期からの視聴をお薦めします^^

1期から1年後、みんなは3年に進級し、高校生活も残すところあと1年・・・そろそろ「高校を卒業して何がやりたいのか・・・」と向き合わなければならない時期・・・が本作品の時期設定になっています。

1期は主人公と主人公を取り巻く2人のヒロインについて描かれていましたが、本作品はヒロインの1人はサブキャラ的な位置付けになっています。
その代わり、あの頑張り屋さんアンドロイドのマルチがヒロインの1人として登場するのですが、1期で活躍した時とは明からに様子が違っていたのです。1期の印象が凄く良かっただけに、「えっ・・・?」と思いましたが・・・
でも、そこからの展開はさすがでした。そして2期でもマルチとマルチを大切に想う仲間達のハートフルな話が待ってくれていました^^;

でも、この作品はこれだけじゃありません・・・
「高校を卒業したら・・・将来何がしたいの・・・?」
誰でも一度は経験する悩みだと思います。本作品の登場人物も自分の目標に対して真摯に向き合うのですが・・・
自分の夢だけで次の目標を決められる人と決められない人がいて・・・特に大切な人がいたら尚更決められないと思います・・・この作品では、この揺れる気持ちがとても丁寧に描かれています・・・自分のその当時を少し思い出してしまいました^^;

1クール計13話の話なのですが、「将来の夢」「近くて遠い幼馴染」など1期から続いてきた関係も綺麗に結末が表現されていたので、十分満足感がありました。

2期で物語の区切りはつきましたが、「To Heart」シリーズとしては更に続編があります。今度は、きっと色々な設定が変わってくるのでしょうが、「To Heart」シリーズ特有の雰囲気はそのままに続いてくれれば・・・と思っています^^

投稿 : 2024/04/13
♥ : 17

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アンドロイドを交えた恋愛物語。 1期とはまるで別物。

原作ゲーム未プレイ、アニメ版第1期に続いて視聴。
第2期にあたる作品で、全13話。

時系列的には1期の1年後であるが、
視聴後に調べたところ「続編」という位置づけではないらしい。
そのためか前作とはあらゆる点で雰囲気が変わっています。


1期では主人公・浩之、メインヒロイン・あかり に、
志保、雅史を加えた4人を中心とした日常を描いた
1話完結のエピソードでした。

それがこの2期では全く変わり、
志保、雅史は完全にサブキャラへと降格。
かわりに家庭用メイドロボットである「マルチ」を加えた3人を中心として
連続性のある物語となって展開。
特に後半はみんながそれぞれの想いを言えるようになって、
恋愛の物語が描かれています。

途中に2話ほど挿入された葵(格闘技少女)のエピソードは
個人的には必要なかった気がする。
そうでなければ逆に、3人の物語という主軸は通しつつ、
全員のエピソードに少しでも寄り道してほしかったと思う。
中途半端感が否めなかったし、何と言っても
前作にて1人1話ずつ時間を割いて紹介された各キャラの
個性が今回もほとんど活かされないなんて。。
13話という尺の都合上、仕方がなかったのでしょうか。

それでも、前作で皆無だった恋愛、
そしてマルチのエピソードも見届けることができてよかったと思う。


作画は1期の「時代を感じる」ものから一新されていて、
美少女ゲーム系を意識したような雰囲気に変わっています。
ただ、それにしては美麗さがもうひとつ足りなかった印象。
当時の作画技術はこの程度のものだったのでしょうか?

声優についてはキャラのイメージからかけ離れることはなかったし、
1期からキャストの変更も無いらしいです。

音楽は作品へのミスマッチはなかったと思います。
その他特にコメントがありません。

OP曲: 大好きだよ(Into Your Heart)
ED曲: それぞれの未来へ


キャラは大半が1期で登場した人物ですが、
作画が変わってしまったために「あんた誰?」なんてことも。
でもそれも束の間、この作品はキャラの髪の色がすごいので(笑)
わりとすぐに区別がつきました。

キャラは個性的だし、根はみんな良い人なので親しみやすかった。
そして前作を観てマルチがかわいいと思っていたので、
メインキャラへの昇格も嬉しかったです。


どういう方にお勧めできるかを聞かれると答えに困ってしまうけれど、
私の中では意外な掘り出し物作品となりました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 17
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

第2期は「綾波・長門」枠のマルチちゃんがメイン・ヒロインです

以前レビューした日常系学園青春アニメの良作『To Heart』第1期(※個人評価 ★ 4.3)の第10話に、唐突にメイド・ロボットのマルチちゃんが登場するのですが、本シリーズ原作ゲームの一番の人気キャラということで、この第2期では、第1期のヒロイン(神岸あかり)を差し置いてメイン・ヒロインに昇格しています。

で、この第2期は、アニメそのものもヒットした前作から5年越しの新作(※一応、登場キャラが重なる続編)ということですが、その第1話を視聴し始めて間もなく、

①キャラクターデザインその他の作画の大幅な違い
②マルチの登校時期が第1期と食い違っていること
③あと些細な点ですが、主要キャラ同士の会話が、前作の固定電話(子機)から、携帯電話に変化していること

・・・の3点が気になりました。
後で制作スタッフを確認すると、第1期とは完全に別の方々が担当されていたんですね。

乗りかかった船なので、頑張ってこの第2期も完走しましたが、肝心の作品内容の方は・・・

(1) 第1期は、個々のキャラクターの心の襞(ひだ)を丁寧に描き出して見応えのある、典型的な《感情描写系》作品だったのに比較すると、
(2) 第2期は、どちらかというと安直に(※悪い言い方をすれば「ワザとらしく」)視聴者の「お涙頂戴」を狙った《人情もの》作品、に変化してしまった印象を強く受けました。

・・・ということで、本作をお薦めするとしたら、

(1) レビュー・タイトルに書いたとおり、マルチちゃんが一応、「綾波・長門」枠の無感動ヒロインなので、そういうタイプの作品を視聴したい場合
(2) 2014年のタイムリープもの作品『失われた未来を求めて』とか、2016年のKey原作アニメ『Charllot』、あるいは『ef』シリーズなど、この手のゲーム原作作品が好きな人

ということになるかも知れません。

『To Heart』は、この後も、登場キャラが全然別人になった『ToHeart2』という新シリーズ作品が色々と制作されているようなので、しばらく間を置いてそちらもチェックしてみようと思います。


◆視聴メモ
{netabare}
第2話視聴終了時点
来栖川綾香(高校3年)という第1期に出てきた来栖側芹香(大学1年)と瓜二つの姉妹キャラが登場・・・初見では姉妹という設定が分からず混乱してしまう点は×(第4話になってようやく判明)。
第3話視聴終了時点
この回自体は面白いのだけど、前記のとおり本作の内容が、丁寧な《感情描写系》だった第1期と違って、安直な「お涙頂戴」系に変化してしまった印象を強く受ける。
第5話視聴終了時点
マルチは「綾波・長門」枠なんだね。
本作は「マルチの心の成長」を描き出す作品なのかな?
第8話視聴終了時点
アンドロイドとオカルト設定の適当な組合せでいかにも「お涙頂戴」シナリオで、流石にこの回は自分の許容範囲を超えてしまった感じ。
第10話視聴終了時点
もはやシナリオのいい加減さについていけないレベル。
第13話視聴終了時点
マルチの自主的な機能停止→Cパートで数年後に開発者となった浩之とあかりが長瀬主任とともにマルチの機能回復を実行→「ただいま!」というお約束の流れでエンド。{/netabare}


◆制作情報(第2期)
{netabare}
原作          AQUAPLUS
監督          元永慶太郎
脚本          叶希一
キャラクターデザイン 水無月徹(原案)、平山まどか
アニメーション制作  OLM、AIC A.S.T.A.{/netabare}


◆各話タイトル&評価(第2期)

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

==== ToHeart ~Remember my memories~ (第2期) (2004年10-12月) ===
{netabare}
第1話 新しい予感 ☆ 高校3年の春、ラストでマルチ再登場(但し以前の記憶なし) 
第2話 昔と、今と ☆ マルチの記憶喪失(え・・・強制リセットではなく?)、記憶回復の手助け開始、涙
第3話 そして、君は ★ 3人(浩之・あかり・マルチ)の遊園地デート、テスト期間終了、記憶回復 
第4話 強さと、優しさ ★ 葵の格闘技強化訓練(来栖川家で合宿)、マルチの実験継続承認(来栖川の祖父の判断で)
第5話 越えるべき壁 ☆ エクストリーム大会、葵vs.綾香、マルチの感動の涙
第6話 思い出の街、思い出の人 ★ 夏休み開始、神戸旅行(雅史のプロ入団テスト、保科さんとの再会、あかりの気持ち、マルチの気持ち)
第7話 一人の願い、二人の夢 ★ 秋学期開始、琴音のデート申込・告白・失恋 ※琴音の超能力発動は唐突× 
第8話 ロボットの夢 × 来栖大学見学、HMX-11フィール(開発者藍原瑞穂)の謎、ラストであかり激白 ※安直なオカルト設定は流石に×
第9話 すれ違う心 ★ 藍原の元恋人・長瀬祐介、温泉での告白・心情吐露(あかり)
第10話 長い夜 × レミイのX'mas会、マルチに出来ること、レミイの告白、マルチの異変 ※伏線ゼロの告白は萎える&アンドロイドの設定に無理あり過ぎ
第11話 理解りあうために ☆ 初詣、雅史の告白、志保のサポート、あかりと浩之の関係修復
第12話 わたしの、居場所 × マルチの感情プログラム暴走、雨の遊園地での発見
第13話 それぞれの未来へ ☆ マルチ機能停止、新型メイドロボ開発、雅史・あかり・志保それぞれの進路決定、雅史の指輪プレゼント{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)5、☆(並回)5、×(疑問回)3 ※個人評価 × 3.4

OP「大好きだよ(Into Your Heart)」
ED 「それぞれの未来へ」

投稿 : 2024/04/13
♥ : 13
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