2005年春(4月~6月)に放送されたアニメ映画一覧 11

あにこれの全ユーザーが2005年春(4月~6月)に放送されたアニメ映画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月25日の時点で一番の2005年春(4月~6月)に放送されたアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

64.5 1 2005年春(4月~6月)アニメランキング1位
名探偵コナン 水平線上の陰謀 (ストラテジー)(アニメ映画)

2005年4月9日
★★★★☆ 3.6 (227)
1336人が棚に入れました
15年前、北大西洋の海上で貨物船・第一八代丸が氷山に激突して沈没する事故が発生。沖田船長と三等航海士の2人が死亡した。そして半月前、八代造船の船舶設計士・八代英人が車を運転中に心臓発作を起こし、車ごと崖下に転落して死亡した。時を越えた2つの事件は、豪華客船の乗員乗客すべてを巻き込む巨大な陰謀の序章だった。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、茶風林

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

タイタニック

コナンアニメに「タイタニック」の要素を取り込んだような作品。
この作品は前作の劇場版「銀翼の奇術師」と同様にパニック展開ですが、前作の反省点を良く活かして制作されていると思います。
恒例のご都合主義展開も今作には強引さがそれほどなく、ミステリーの完成度も前作とは比べ物にならないほど良い出来でした。
たぶん序盤見た時は、また今回のミステリーもイマイチと思うかもしれませんが、最後まで見るとその考えは変わると思います。
アクションシーンに力を入れ推理要素をおろそかにしているイメージのある劇場版作品の名誉挽回といったところでしょうか。
同じパニック展開でも「銀翼の奇術師」は飛行機という舞台でパニックをトコトン楽しむ、今作は船という舞台で推理とパニックをバランスよく楽しむ、といった感じです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

小五郎が活躍します。

本作は「水平線上」と言うだけあり、終始豪華客船の船上で物語が展開される。
「タイタニック」を意識した構成で、氷山に衝突する展開や、EDから読み取れる。そして本作は、
大変珍しくいつも道化役の小五郎がコナンのフォローも受けつつ、一人で推理し解決した作品であり、好感である。
序盤で新一と蘭の小学生時代の話が出てきたのは意外だった。

{netabare}
15年前、北大西洋の海上で貨物船・第一八代丸が氷山に激突して沈没する事故が発生。沖田船長と三等航海士の2人が死亡した。そして半月前、八代造船の船舶設計士・八代英人が車を運転中に心臓発作を起こし、車ごと崖下に転落して死亡した。時を越えた2つの事件は、豪華客船の乗員乗客すべてを巻き込む巨大な陰謀の序章だった。

園子の計らいで、豪華客船「アフロディーテ号」の処女航海に招待されたコナンたち。一行はおおいにクルーズを楽しんでいた。ひょんなことから、船内でかくれんぼをすることになった一行。しかし、かくれんぼの最中に園子が何者かに拉致・監禁されてしまう。コナンの推理によって無事に助け出される園子。しかし今度は、八代造船の社長・八代貴江が何者かに刺殺され、会長の八代延太郎も行方不明になってしまう。目暮警部らが到着して捜査が始まるが、容疑者は乗員乗客総勢600名。捜査の難航は必至だった。

一方、佐藤刑事らは八代英人の事故死に不審を抱き、再捜査していた。彼女はシートベルトの金具に残っている不審な痕跡に注目する。

捜査を続けるコナンたちは、延太郎がマリーナのハッチから海に突き落とされた可能性が高いことを突き止める。それからほどなくして、海上保安庁によって海に漂う延太郎の遺体が発見された。一方で小五郎はコナンとも警察とも別の、独自の捜査を展開していた。事件の真相をつかんだコナンは、ウェルカムパーティーの席で阿笠博士の声を借りて推理ショーを展開。犯人を名指し、アリバイトリックを崩して証拠を掲示する。だが犯人は、機関室に仕掛けておいた爆弾を爆発させ、その混乱に乗じて逃走を図る。コナンと探偵団の追跡により無事に犯人は捕まるが、アフロディーテ号では次々と爆発が起こり、船は沈没の危機にさらされ、蘭が船に取り残されてしまう。さらに、事件は解決しているかに見えたが、その裏にはもう一人の犯人による更なる陰謀が隠されていた。アフロディーテ号に残り、もう一人の犯人と対峙する小五郎。その犯人の存在に気づき船に向かうコナン。果たして二人の探偵は事件を解決し、蘭を救うことができるのか!?
{/netabare}

本作は前作と比較して推理要素が回復され、ミスリードを織り交ぜつつも、伏線を張り巡らし、しっかり回収出来ていた。犯人が誰かは終盤まで気付かなかった。
今回は本当に小五郎がよく活躍していて、最後の台詞も名台詞だった。
終盤では{netabare}客船からの脱出で少し不自然な点があったり、蘭が閉じ込められる展開が少し陳腐と感じたが、
スリルがあって、良かったと思う。コナンが見つけに来る展開や、ブレスレッドで間一髪助かるという点も良かった(どう考えてもブレスレッド切れると思うが)。{/netabare}

本作は名探偵コナンの魅力を発揮出来たのではないかと思う。小五郎の活躍が顕著だったことが大変好感。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ミスリードに引っかかるコナン

シリーズ9作目。
{netabare}
事件自体は小ぶりで豪華客船内の事件というだけでスケールも小さいし、犯行の手口もツッコミ所がいくつかあるけれど、今作の特筆すべきところは何と言ってもコナンがミスリードに引っかかり、小五郎が真実にたどり着いた点であろう。そういう意味では非常に珍しい作品。

コナンのボートチェイスアクション、小五郎のバトルアクション、蘭のレスキューアクションと、ちょっとやりたいことを詰め込み過ぎたのかも知れない。上映時間も長く、全体的に間延びしている。
もう少しやりたいことを絞ってテンポ良く演出すればもっと良くなったかなと。

でも「14番目の標的」のように小五郎がかっこよく演出されている点はとても高評価。小五郎好きにはたまらない作品と言えよう。

今回は「かくれんぼ」と「金メダル」の伏線がバッチリと活かされていてナイスだった。

犯人の計画があまりにリスキーだったり、いきなり格闘がはじまるのには笑った。

山寺宏一イケボ。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

64.2 2 2005年春(4月~6月)アニメランキング2位
ふたりはプリキュア Max Heart(アニメ映画)

2005年4月16日
★★★★☆ 3.9 (27)
195人が棚に入れました
「希望の園」とその力の源であるダイヤモンドラインを魔女から守るべく、希望の園の7人の戦士たちとともにプリキュア、そしてルミナスが魔女に立ち向かう。

声優・キャラクター
本名陽子、ゆかな、田中理恵、関智一、矢島晶子、池澤春菜

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

黄金聖衣

今作視聴前のプリキュアシリーズ視聴状況

完走:ふたりはプリキュア
未見:ふたりはプリキュア Max Heart





ミラクルライトによる応援が確立する前の映画ということもあって、"紀元前"の作品という印象です。

ブラックの表情は相変わらず豊かで最高でした。

カエル(妖精騎士団)が非常に可愛かったです。野沢雅子さんがほのかの祖母と兼役してたり、
後にハリハム・ハリーを演じる野田順子さんがいたりしました。



希望の園に行く動機がやや不純だったり、ストーリーは結構雑でしたが、そこそこ楽しむことができました。





P.S.バイト(手伝い?)を途中で抜け出したことを気にしているひかりが地味に最高でした

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

70366 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

タイトルなし

女王の声があまりにも下手くそすぎて引いた。

終わった後で誰がやってるか調べたら工藤静香だった。たった一人の下手くそのせいで全部台無しになるとは・・・。

パラキスの山田優に匹敵するくらい下手くそすぎてやばい。

エンディング歌わせるだけにできなかったのかな。ただでさえ嫌いだったのがますます嫌いになった。

話題作りとはいえ下手くそをねじ込むのはやめろ。

「邪悪な気配がするメポ~、希望の園の女王メポ~!!」と言いたいくらい邪悪な女王だった。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

62.2 3 2005年春(4月~6月)アニメランキング3位
機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者(アニメ映画)

2005年5月28日
★★★★☆ 3.5 (127)
872人が棚に入れました
TV版放映時は殺伐さと悲劇しか無かったストーリーを、「新たな解釈と異なる視点」を加えることで「健やかな物語」に再構成するというテーマのもと、TV版の総監督である富野由悠季自らが全三部作に再編集を行い、2005年より全国で上映された。
ファンからは単純に「劇場版Ζガンダム」もしくはキャッチコピーである「A New Translation」の直訳である「新訳」を取り付けた「新訳Ζガンダム」といわれている。

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ちゃんと予算をかけてリメイクしていたらもっと名作になっていたのでは

Ζガンダムの劇場版3部作の1作目。
ガンダム劇場版ではおなじみテレビ版の総集編です。
とはいえ、本編の時点ですでに難解なストーリーが50話で説明しきれておらず、早馬のような展開だったものを1本1時間半程度の劇場版3作に短縮しているため、無理な改変や重要なシーンの大幅な編集が行われています。
そのため、ジェリドを殴りとばすシーンがカットされ、カミーユの尋問シーンから始まったり、地球に降りたレコア・ロンドが次のシーンには投獄されていたり、総集編というよりダイジェスト版のような内容になっています。
本編を見ずに劇場版から見た方がいれば、ポカーンとするしかないと思います。

また、テレビ版のカットと新作カットで作画が違っていることの違和感が酷いです。
機動戦士ガンダムの劇場版の場合は特に違和感を感じませんでしたが、Ζガンダムは本放送から間が空いての劇場版なので、その間に作画技術が大きく進化しており、新旧カットでもはや別人レベルで別物になっています。
モビルスーツ戦では新作カットが凄過ぎて感動できますが、統一してほしかった。
内容よりも作画が、声優がに目がいかざるを得ない残念な作品になってしまったなと。

ただ、改変に関しては1作目時点では顕著でなく、幾つかの無理のある編集に目をつぶれば、ストーリー的には無難に収まっていると感じました。
ラストは、かつてのライバル、アムロとシャアが再び出会うシーンで終わっており、これから先の2作を期待させる終わり方になっています。
主題歌のGACKTも作品の雰囲気にあって、とても良かったです。

ちゃんと予算をかけてリメイクしていたらもっと名作になっていたのではと思いました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

おふとん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

新訳Z第一章「新旧混合ゼータ」

85年にTV放映され、シリーズの人気を不動のものにした名作「Zガンダム」の劇場版。05年公開。
各100分程の三部作構成で、TV版のストーリーを踏襲しつつ新解釈を加えた「新訳Z」との事。


簡単に物語のあらすじ。

宇宙移民者(スペースノイド)独立を標榜するジオン公国と、地球連邦との間で争われた1年戦争。
総人口の半数が死亡するに至った凄惨な戦いに地球連邦軍が勝利して7年後の宇宙世紀0087。

依然として地球居住者(アースノイド)が特権を享受し、スペースノイドに差別的な政策が続く体制
の中、ジオン軍残党刈りを名目にアースノイド優遇のもと軍内部で結成されたティターンズは、
スペースノイド弾圧の傾向を強め、これに反発する人々がエゥーゴを組織して対立が顕在化、
地球連邦軍内部の主導権をめぐりグリプス戦役が勃発。

エゥーゴに参加して争乱に身を投じることになった主人公の少年カミーユ・ビダンが、
戦火の中で出逢いと別れ・哀しみを重ね、人としてニュータイプとして成長してゆく物語です。
アニメ史に残る衝撃のラストが有名ですね。詳細はTV版のレビュー参照。(私は書いてないです)


それで、第一部「星を継ぐ者」の感想ですが・・・うーん、予想以上に新作カット少なかったです。
TV版越えの傑作だった『劇場版ガンダム三部作』と同じように編集の妙でしのぎつつ、一部・二部
と経るごとに新作カットの割合を増やして、第三部で描きたいものを描くつもりなのでしょうか?

しかしこの新旧カット混ぜるやり方は何とも遺憾。違和感を減らす工夫をしてるようだけど無駄無駄。
TV放映からそれほど間を置かず制作した『劇場版ガンダム三部作』と異なり、ZはTV放映から20年。
MS(ロボット)描写は我慢するとしても、人物の絵柄が忍耐の限界レベルで違っていますね。

しかも人物に関して新作カットの出来がよろしくない。安彦キャラ独特の「目力」が全く感じられない。
近い時期に制作されてる安彦良和キャラデザインの『ガンダムUC』と較べるとその差は一目瞭然。
旧カットとのバランスも考えての事でしょうが、どうせ似てないのだから変なとこだけ合わせなくても・・

あ、でも新作カットの戦闘シーンは良い出来。過剰なほど迫力充分、カメラワークが一々カッコいい!
今ひとつインパクトに欠けたTV版の戦闘シーンに対する怨念がそうさせているなコレは(笑)

いずれにせよ、私はレンタルで観たからまだしも、劇場の大型スクリーンで「刻をこえて」20年前の
TV絵が混在した映画を観させられた人達の衝撃を想うと、作画を評価する気になれません。

編集そのものは三部作の中で本作が最もまとも(意味深)。切った貼ったはさすがの富野監督。
序盤だから登場人物も組織もまだ比較的少なく、エピソードの取捨選択も楽でしょうけどね。
それでも、端折った(結構大切な)エピソードを劇中のPCモニターを通して説明させたりして、
上手いな~と思わせる場面もありました。 展開早いけど何とか初見さんもついて行ける・・・かな?


ではでは第二部「恋人たち」のレビューに続きます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

ろれ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Zガンダム劇場版

Zガンダムを3部作の劇場版にしてまとめたのがこれです。
3部作まとめてここに評価を書きます。

まずはGacktさんの主題歌。
個人的には雰囲気もあってて良かったと思います。
曲自体は普段から聴いてて元から好きだったっていうのも影響してるかもしれませんが。

そして作画。
これは残念でした。
全編新規作画だと思ってたのですが、全体の6~7割くらいはTVシリーズのままでした。
しかもただでさえ少ないのに新規作画での戦闘シーンはほぼなかったと思います。
新規作画自体は良かったです。

そして内容。
1作目...結構丁寧にやってたと思います。アムロとシャアの再会シーンは大好きなので、そこで終わったのは良かったです。

2作目...ゴミ。なぜキリマンジャロとダカールを全カットしたのか。ラストのガザCの大群が押し寄せるシーンで終わったのは良かったです。

3作目...オチがTVシリーズと違いますが、こっちはこっちで良かったです。
あと、この3作の劇場版ではロザミィに関してはほとんど触れなかったので、シロッコを倒す時に出てきたのは違和感しかなかったです。

総評....すでにTVシリーズを視聴したことがあって、大まかなストーリーをおさらいしたい&TVシリーズとは違うラストシーンが見たいっていう人には良いかもしれません。

Zガンダムを見たことない人には全くお勧めできません。
全編新規作画ならまだ良かったのですが...。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

58.9 4 2005年春(4月~6月)アニメランキング4位
クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ 3分ポッキリ大進撃(アニメ映画)

2005年4月16日
★★★★☆ 3.4 (94)
417人が棚に入れました
野原家の前に突如現れた時空調査員「ミライマン」。
「3分後に怪獣が現れる。3分後の未来に行ってその怪獣を倒さないと現実に怪獣が現れることになる!」
 世界滅亡を防ぐため、ミライマンはそう告げると野原一家に地球防衛という大役を一任してしまう。ミライマンの力で変身を果たして難なく怪獣を倒す野原一家。そんな世界に浸り始め、変身できることに夢中になっていく。
 そんな世界に夢中になっていくにつれ、ひろしとみさえはヒーロー気取りで自分達が世界を守っている、という気持ちになっていく。だが、どんどんと強い怪獣が後から後から現れ、だんだんと現実世界が危なくなっていく。そこで、遂にしんのすけが立ち上がる。

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

怪獣と生き方と大切なもの

あながち間違っていない夢落ちから始まり
可愛い(?)少女(=みさえ)が怪獣と戦い
中途半端なヒーロー(=ひろし)が怪獣と戦い
おまるな正義の味方(=ひまわり)が怪獣と戦い
ウルトラマンなウルトラマン(=しんのすけ)が怪獣と戦い
怪獣を吸収して世界を救うお話
ぶりぶりざえもんやらカンタムロボやらアクション仮面やらが出てきて最後の怪獣と戦って・・・


最初はなんだか笑えるだけのふざけた作品にしか見えないけど
やっぱり最後はクレヨンしんちゃんの映画らしく、何かを教えてくれる作品でした。
今作では人生や大切なものなどと。


怪獣のデザインはなんか、子供の書いた感じの絵もあるのがなんだか・・・
2960とかキリキリマイとかカトリーヌ3世とかギュー・ドンとか・・・


懐かしいギター侍がでてた
「拙者、ギター侍じゃ
 おらはクレヨンしんちゃん野原しんのすけ
 お姉さんが大好きな春日部にすむ5歳児です
 って、言うじゃなーい?
 でもあんた、13年間ずっと5歳児のままですから! 残念!
 すぐにお尻出しちゃう野原けつのすけ斬り!」
 

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

wkr さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

過去作の否定

5年前くらいに観ました。何故か複数回観ました。駄文です。

中盤の育児放棄気味になったひろしとみさえ→復活のくだりはマシだったのを覚えていますが、肝心の内容は細かく覚えていません。ですが、その展開の為に過去作で積み上げてきた家族愛の描写を否定してたのが気に入らない。それ以上に前半と後半のつまらなさとed曲が印象的でした。前半、後半は野原家が怪獣退治をするだけ。特に前半はキャラや能力の変化はあれど流れはほぼ同じなので実質虚無です。ラストのパラレルワールドができた理由、怪獣についての謎などは放置で意味不明なまま終わるのでおすすめしません。同じく家族愛が描かれたオトナ帝国やロボとーちゃんあたりの名作を何周も観たほうが有意義で、この作品は上記の通り過去作を否定する描写がありますのでクレしん映画他作品が好きな人は観ないほうがいいです。この作品がクレしん映画で一番駄作という意見もそれなりにあります。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

計測不能 5 2005年春(4月~6月)アニメランキング5位
ガラスのうさぎ(アニメ映画)

2005年5月14日
★★★★★ 4.1 (4)
20人が棚に入れました
戦争の悲惨さを真摯に綴り、平和と命の尊さを静かに力強く訴えて世代を超えていまに読み継がれる高木敏子原作のロングセラー『ガラスのうさぎ』を、終戦60周年記念作品として長編アニメーション化。東京大空襲に見舞われた12歳の少女の目を通して、戦争の真実の姿を描き出していく。監督は「もも子、かえるの歌がきこえるよ。」の四分一節子。 太平洋戦争末期の東京。下町に暮らす少女、敏子は敗色濃厚で物資も乏しい厳しい環境の中、家族とともに一生懸命生きていた。しかし昭和20年3月10日、東京の上空に無数のB29が飛来、密集した木造家屋を焼き払うことで一般市民の大量無差別殺戮を目的とした大規模な焼夷弾爆撃が実行に移された。この爆撃で敏子たちの住む下町一帯は火の海となり、敏子の母と2人のかわいい妹もその犠牲となった。敏子は焼け跡から、炎で溶けて変形したガラスのうさぎを掘り出し、改めて戦争の恐ろしさを実感する。その後敏子は、父と2人で疎開先へと向かうのだが…。

計測不能 5 2005年春(4月~6月)アニメランキング5位
ワンダフルデイズ(アニメ映画)

2005年4月23日
★★★★☆ 3.6 (4)
17人が棚に入れました
韓国で制作された長編SFアニメーションの意欲作。西暦2142年、青年スハはかつてある理由で選ばれた者の都市エコバンを追われ死んだものとされていたが、今は対立するマールの住人となり地下活動を行っていた。そんな中、エコバンの内部に進入したスハは、そこで幼馴染でもあり、かつての恋人ジェイと出会う……。本格的な3DCGやミニチュア撮影など多彩な手法を駆使し、ヤングアダルト向けとしては日本製アニメにも拮抗しうる作品として高く評価された。後にガイナックスの手によって日本向けにローカライズされ、国内配給も行われた。

ぬらかべ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

何なんだ。この胸に残る感じは・・・。

映像・・・素晴らしい。
実際にプラモを作って映像を撮りそこにキャラを描いていったそうです。

声優・・・素敵
山寺宏一さんかっこいい。

設定・・・想像すると実現しそうな世界
人類の身勝手な繁栄の結果世界は廃退し、大気汚染の汚染物質でエネルギーを生み出す技術が確立され数百年?だったかな?だいぶたって汚染物質エネルギーに頼り切りになった人類は世界から汚染がなくなることに危機感を抱いていた。(まあ一部だけどね)

観ていっていろいろ感じるところはありましたが、最後に近づくにつれてひしひしと胸の中に不快感がわいてきました。なぜかわかりません。たぶんストーリーが気にくわなかったんでしょう。観ていて気持ちよくなかった。こんなにもいらいらした物語も珍しいかもしれません。唯一クズは面白みがあってよかったのですが、最後の最後クズがとった行動に納得がいかない。

クズはペテルギウスロマネコンティ(Re:ゼロから始める異世界生活より)が理想

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

camuson さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

印象度:65

韓国語ではなく、日本語吹き替え音声で鑑賞した範囲では、
日本のアニメと言われても大きな違和感は感じないと思います。

女主人公を筆頭に、キャラクター造形は攻殻機動隊っぽく、
コンピュータグラフィックで描かれた世界は、ファイナルファンタジーっぽく、
主人公達が駆るバイクはAKIRAっぽく、
これに、ハリウッドの宇宙物を混ぜたような感じでしょうか。


映像技術は凝っていて、
ミニチュア模型と3DCGと手書きの人物を融合しています。
映像だけで作品世界に引き込む力があり、
当時としては最先端を走っていたと思います。
ちょっと羨ましくなるくらい手間とお金をかけてるなと思いました。

お話は近未来を舞台にしたSFものです。
汚染物質が蔓延した世界において、
汚染物質をエネルギーとする技術が発明され、
汚染物質から隔離された清浄な都市がつくられ、
選ばれた上層民がそこに住み、
選ばれなかった下層民が反旗して戦うという、
夢のようなトンデモ系技術以外はありがちな設定です。

限りある環境・資源を巡っての争いという全体的な設定の中で、
争いの原因がなくなる方向の夢の技術が、
争いを激化させてしまうという逆転の発想をしています。
ですが、ナルホドと思わせる説明はなく、ちょっとムリ筋だと思いました。
結果、リアリティや深みが感じられず。
ムリしてねじ込んだ設定なら、
それをネタに話をふくらませるかと思いきや、
大して使われてないのでなおさらそう思いました。


キャラクター造形は、視聴者に媚びるところがないのはいいのですが、
感情移入できるような深みがないのが残念でした。

音楽、特に英語の歌は心に沁みて来る感じで良かったです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

計測不能 5 2005年春(4月~6月)アニメランキング5位
緑玉紳士(アニメ映画)

2005年4月30日
★★★★★ 4.4 (4)
11人が棚に入れました
ニック・パーク監督の傑作クレイ・アニメ「ウォレスとグルミット/ペンギンに気をつけろ!」を観てこの道に進むことを決意したという新鋭クリエイターの栗田やすおが4年半の歳月をかけ、たった一人で制作した渾身のパペット・アニメーション。老舗メガネ屋の跡取り息子でありながら、家を飛び出し都会で行商を始めた緑色の主人公“グリーンピース"が、思いがけず迷い込んだ不思議な世界で繰り広げる大冒険をユーモラスかつスリリングに描いたスラップスティック・アクション・エンタテインメント。個性派声優陣と、細部にまで拘った精巧なセットにも注目。

計測不能 5 2005年春(4月~6月)アニメランキング5位
アークエとガッチンポー THE MOVIE/チェルシーの逆襲(アニメ映画)

2005年4月29日
★★★★★ 5.0 (1)
7人が棚に入れました
『アークエとガッチンポー』シリーズの2002年の劇場アニメ『アークエと魔法のハンマー』が2005年に日本で初公開された際に同時上映された、15分の新作短編劇場アニメ。アークエたちが所属する秘密平和組織UNCO。その宿敵で悪の集団パイプスの天才少女チェルシーは、最終兵器メカプリオ(メカプリプリクラゲの略)を完成させた。一方、中華まんじゅう=ショーロンポーを食べようと出かけたUNCOのタケシ、アークエ、ジャスミンだが、チェルシーの妨害で料理店に入れない。空腹に苦しむタケシたち。そして、ついにチェルシーのメカプリオと元祖プリプリクラゲの死闘がはじまる! ショートストーリーの短編作品だが、内容の密度は高い。加えて、プリプリ柔術創始者のプリプリ甚五郎までが登場。テレビシリーズではその真実が語られることはなかった、プリプリ柔術の奥義が明らかになる!?

計測不能 5 2005年春(4月~6月)アニメランキング5位
クルテクの冒険 かわいいぼうけん編(アニメ映画)

2005年6月11日
★★★★★ 5.0 (1)
7人が棚に入れました
チェコで半世紀以上も親しまれている好奇心いっぱいのもぐらのキャラクター・クルテクを主人公としたアニメ。クルテクとはチェコ語で「もぐら」の意味。この「かわいいぼうけん編」は1963年の『もぐらくんとじどうしゃ』から1998年の『もぐらくんとまいごのうさぎ』まで全4編からなる劇場版。いずれも時間はまちまちで、短いもので5分、長い作品では30分ほど。 ある日、おじいさんの家の庭の花壇で遊んでいたクルテク。これを知って怒ったおじいさんは、テレビで見たモグラ退治の薬を買いに出かける。その留守中にクルテクは仲良しのねずみくんと協力し、庭を元通りにするのだった(もぐらくんとテレビ)。 本作の監督や脚本などは原作者でもあるズデネック・ミレルが手がけた。

計測不能 5 2005年春(4月~6月)アニメランキング5位
アークエとガッチンポー THE MOVIE/アークエと魔法のハンマー(アニメ映画)

2005年4月29日
★★★★★ 5.0 (1)
6人が棚に入れました
下ネタギャグとトイレを綺麗に使おうという啓蒙精神がいっぱいのテレビアニメ『アークエとガッチンポー』シリーズの長編劇場用作品で、日韓共同で制作された。少年アークエの家に現れた、おかしな宅配業者。彼が届けたのは奇妙なハンマーだった。これで頭を叩いたアークエは、なぜかずる賢い悪知恵がどんどん沸き起こる。いつものボーっとした言動から一転、町中の人や学校の友だちに次々とイタズラを仕掛けるアークエはついに孤立してしまう。だがそこに怪獣が現れて……。約90分の長編で、映画の中味はテレビの外伝的な内容になっている。巻頭のあっと驚くものを擬人化したミュージカル風演出からもうノリノリで、快いテンポの中でストーリーが展開。今までファンが知ることのなかった、アークエの出生の秘密が判明するのも本作の特筆点。

計測不能 5 2005年春(4月~6月)アニメランキング5位
クルテクの冒険 楽しいぼうけん編(アニメ映画)

2005年6月18日
★★★★★ 5.0 (1)
6人が棚に入れました
1957年に誕生し、チェコの国民的キャラクターとして愛されているもぐらのキャラクター・クルテク(チェコ語でもぐらを意味する)。この「楽しいぼうけん編」はそんな半世紀以上におよぶ「クルテク」のアニメからセレクトした劇場版で、1974年の『もぐらくんとマッチばこ』から1998年の『もぐらくん、ちかてつでぼうけん』まで6エピソードを編集している。 クルテクが仲良しのみんなと楽しく暮らす森が人間の手で伐採されてしまう。これに困ったクルテクたちは街に出かけるが、やがてそこは自分たちの世界でないことを知るのだった(まちにいってしまったもぐらくんたち)。 本作の原作者でもあるズデネック・ミレル自身が監督や脚本などを担当。この6エピソードのうち、約30分の物語『まちにいってしまったもぐらくんたち』は1983年のゴットヴァルドフ国際児童映画祭 イジー・トルンカ賞などいくつかの国際的な賞を獲得している。
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