2007年夏(7月~9月)に放送されたアニメ映画一覧 17

あにこれの全ユーザーが2007年夏(7月~9月)に放送されたアニメ映画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月25日の時点で一番の2007年夏(7月~9月)に放送されたアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

81.4 1 2007年夏(7月~9月)アニメランキング1位
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(アニメ映画)

2007年9月1日
★★★★★ 4.1 (1756)
10494人が棚に入れました
かつて地球を襲った大災害・セカンドインパクトにより、人類はその半分が死に至った。幾ばくかの年月が流れ、その大惨事より復興しつつあった人類に、突如として使徒と呼称される謎の生命体が攻撃を仕掛けてきた。
国連の下部組織である特務機関NERV(ネルフ)は、極秘に開発されていた汎用ヒト型兵器人造人間エヴァンゲリオンによって襲来する使徒を迎え撃つ作戦を開始する。NERVの司令官である碇ゲンドウは、14歳の息子「碇シンジ」にエヴァンゲリオン初号機のパイロットになることを強いる。

声優・キャラクター
緒方恵美、林原めぐみ、三石琴乃、山口由里子、立木文彦、清川元夢

だんちょー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

まさかのリメイク・リテイク?

10年の時を経てまさかの再製作。

新劇場版3(4?)部作の『序』・『破』・『Q』・『?』の1作目です。

『序』はTV版1~6話とほぼ同じ流れで話が進んで行きます。

しかしながらTV版にはなかった宇宙空間での描写。アダム発掘?、まるで予定調和なのかと思うがごとく空けられている第1~4の少年少女の棺?そこから出てくる早々のカオル君の登場。

旧作に詳しい方ほどたまらないサービスですね☆

またラミエル(劇場版では名前出てないけど)との戦闘シーンは圧巻の一言でした。

やはりエヴァは面白い。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

σ(・・*)アタシ的エヴァ補完計画発令!!

■(≧∇≦)ъ ナイスリメイクです!!
かなり作画が綺麗になって細かいところまで描かれている印象ですね♪
出来ることならば、TVアニメ版を未視聴な場合はTVアニメ版を視聴した上でご覧になられることをお薦めしたいですね!!
もちろん、「序」だけでも十分エヴァの魅力は感じられますよ♪
ただ、ストーリー的にはTV版を凝縮して微調整してこの「序」が制作されているのです。
その「微調整」こそが新劇場版の魅力の部分だと思っていますので、新劇場版とTV版の両方を視聴するとより一層エヴァの世界観を満喫できるはずですよ♪
 
 
■「微調整」の魅力って(*゚・゚)ンッ?
まずは、CGを使った細部までこだわって描かれている第3新東京市のギミックの描写なと必見です!
もちろん戦闘シーンの描写にも反映されていますね。
もともと他のロボットアニメとは違ってスピード感あふれる戦闘シーンは無く、戦闘時の緊迫感、恐怖感、息使い、表情など、搭乗者の心理状況をうまく描いている息を飲むような戦闘シーンがエヴァの良さなのですけど、エヴァや使徒の動きがスムーズになった事で、特に第5使徒ラミエルとの戦闘はシーン圧巻でした♪
ラミエルの生体意識がかなりレベルアップされていて、攻守において最適な形に変形するさまは観ている人に恐怖感と絶望感を与えてくれました!
 
それと、もう一つ注目は登場人物の性格や状況が微妙に違ってきています。
シンジもちょっとだけ積極的になっているように感じます。
父ゲンドウに対する気持ちをクローズアップしている発言もありまたね!
ミサトさんの立ち位置もちょこっと変化があるので、そんなところに注目してみてもらっても面白いと思いますよ♪
 
 
■総評
ストーリーに新しい展開が見え隠れするのが「序」の魅力ではないでしょうか?
ただのTV版のダイジェスト版ではなく、まったく新しいエヴァの始まりこそが「序」だと私は思っているのです♪
リリスやカヲルの描写からもそれは感じられますね!
それと、コミカルな部分が大幅カットされていますけど、ミサトさんの( ̄▽ ̄)=3 プハァー がまた見れたのは個人的に嬉しかったです♪
 
新劇場版は「破」までしか公開されていませんけど、「Q」⇒「FINAL?」とどんな結末になるのかとっても気になりますし楽しみでしょうがないです((o(^-^)o))ワクワク♪
σ(・・*)アタシのエヴァ補完計画はここから始まりました♪
 
 
2011.08.21・第一の手記

投稿 : 2024/04/20
♥ : 32

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「帰ってきたウルトラマンって知っていますか?コレは帰ってきたウルトラマンの6話までなんですよ」

当時、公開直前のインタビューでそう発言したのはあの大月Pでした
まず庵野監督が熱烈な『帰ってきたウルトラマン』ファンであることとは別にし、『帰ってきたウルトラマン』という作品に対して少し・・・


『帰ってきた~』という作品の前章となった『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』といったシリーズは子供向け番組とは思えないほど本格的なSFドラマだったんですね
『社会風刺や想定科学などテーマ性をハッキリさせたお話』と『冒険心をくすぐるミステリアスな雰囲気の演出』でどちらかと言えば『大人のおとぎ話』的なイメージが強かったんです
ところが『帰ってきた~』では主人公の心理描写や周辺人物を絡めたドラマ性にスポットを当てた作品に路線変更したんです
主人公の挫折や苦悩を乗り越える様、力を持つことへの慢心や仲間との軋轢、ヒーローとしての隙の無い人物像よりもプライベートでの素顔などが中心に描かれたのです


その面たる様子が顕著なのが第6話までなのです
「初代ウルトラマンで培われた『ヒーローは無敵』というイメージをあっさり破り、いきなりウルトラマンが怪獣に敗北↓
そこからスポ根モノばりに主人公の努力と葛藤の日々、そして仲間との友情によってウルトラマンが復活↓
見事怪獣を撃破する」
ここまでで『帰ってきた~』全体のパターンが、ある程度確立されるんです
ソレ以降はほとんど予定調和の繰り返しで、大袈裟に言うと第6話までで『帰ってきた~』の半分以上は完結した。と言っても良いです


さて、もし『エヴァ序』をご視聴済みの方でこのレビューを読んで頂いてる方がいらっしゃったらもうお解りいただけたかと思います
『帰ってきた~』の第6話まで、とはまんま『エヴァ序』の内容なんですよね


主人公、碇シンジの苦悩と挫折からの葛藤、そして復活、勝利
それこそ、旧シリーズ序盤のエンターティメント性を最大限に盛り上げて解き放った「娯楽作品」としてのリビルドでした


そうそう、新劇場版制作に当たってのキャッチコピーであるこの「リビルド」と言う言葉
リメイクでもリバイバルでもないこの「リビルド」とはすなわち「再構築」の意
古くなった物を直して新品同様にするという意味合いで用いられるのですが、これを新劇場版の代名詞とする理由には
【古くなってしまった作品を現代の技術と価値観で蘇らせる】
という意味を込めたのだとオイラは思っています


あにこれのレビューなんかでもチラホラと年齢層の低めな方からの投稿で「旧シリーズは難解で何処が面白かったのかよくわからない」というものを目にします
いや、もちろん旧シリーズ当時からそういう話題は絶えなかったんですね
オイラも放映当時は小学校低学年で意味サッパリでしたしw


エヴァブームも全盛期からすればだいぶ沈静化してきていて、特にあにこれユーザーのような第1線で戦う優秀なアニヲタの皆様には『過去の偉大な名作だけど正直そんなの聞き飽きた』って方も多々いらっしゃることでしょう
そういったマーケットニーズの変化に対応すべく、『エヴァ序』は【現代の大衆娯楽へリビルドされた】のだとオイラは思いました


そしてこれはオイラが旧シリーズ時代のファンであることを踏まえた上での結論ですが・・・
「『エヴァ序』を旧エヴァと比較することは出来ないです」


一本の娯楽映画として大変優れた作品であると同時に、旧テレビシリーズの持っていたキャラクター一人ひとりのセンシティブな心情の描写が薄っぺらくなり、セリフの一つひとつもオイラには軽々しく聞こえてしまいました
旧シリーズ当時のエヴァという作品が醸し出していたあの心のダークサイドを描かんとする姿勢、それまでのメインストリームを外しながらも人々の心を掴むという他に類を見ない様な特別性
これらが格段に弱くなっていて『素晴らしい出来栄えだがありがちな感じのする一本』という印象です


だから旧エヴァと新劇場版を同じ作品、同じエヴァとして見ることはとてもじゃないですがオイラには【不可能】だと感じました
だから「エヴァとは違う、なんか別のアニメだよ」と自分に言い聞かせながらも今後Q以降の展開に期待をしたい、と今は思っています

投稿 : 2024/04/20
♥ : 22

69.4 2 2007年夏(7月~9月)アニメランキング2位
シュレック3(アニメ映画)

2007年6月30日
★★★★★ 4.2 (10)
80人が棚に入れました
おとぎの国を舞台に、緑の怪物シュレックとその仲間たちの冒険をパロディ満載で描く人気ファンタジー・アドベンチャーのシリーズ第3弾。今回は王位継承をめぐり、後継者を探す旅に出るシュレックたちと王位奪取を画策する悪役たちが未来をかけたバトル・ロイヤルを繰り広げる。監督は長編アニメ初メガフォンとなるクリス・ミラー。 “遠い遠い国"で幸せな生活を送っていたシュレックとフィオナ。だがある日、ハロルド国王が病に倒れてしまい、なんとシュレックが後継者に指名される事態に。しかし王様なんてまっぴらごめんのシュレックは、もう一人の正統な後継者“アーサー"の存在を知ると、いつもの仲間と共に彼を探す旅に出る。また、フィオナのオメデタも知らされ気もそぞろなシュレック。やがて、一行はアーサーに対面。しかし、彼は頼りない軟弱な高校生だった。一方、王国では、王位を狙っているチャーミング王子が、おとぎ話の悪役たちをけしかけ、国を制圧しようとしていた。フィオナは他の姫たちと“プリンセス5"を結成し、迎え撃つのだが…。

66.7 3 2007年夏(7月~9月)アニメランキング3位
河童のクゥと夏休み(アニメ映画)

2007年7月28日
★★★★☆ 3.8 (211)
970人が棚に入れました
夏休み前のある日、小学生の帰り道に上原康一は大きな石を拾った。持ち帰って水で洗うと、中から何と河童の子供が!!第一声は「クゥ?!!」。康一はこの河童を「クゥ」と名付ける。クゥは康一たちと同じ言葉を話し、何百年もの間、地中に閉じ込められていたことがわかる。最初は驚いた家族もクゥを受け入れ、クゥのことは秘密にしようと決めるが・・・。


声優・キャラクター
冨澤風斗、横川貫大、田中直樹、西田尚美、なぎら健壱、ゴリ

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

河童菌~♪河童菌~♪ いじめ・・ダメ、絶対!

『下校途中、川辺で河童の子供を偶然発見した少年「上原 康一」と、その少年に「クゥ」と名付けられた河童の子供とのひと夏の心温まる友情を描いた物語』


映画のトータル時間は約140分と長いですが、とてもほんわかする時間を過ごせました。心温まる話が好きな方にはおすすめですね。観終わった後、じわーーーっときます、じわーーーっとです。分かりますよね?この感覚。また、この作品は2007年のものなので、ほんの少しキャラクターデザインは古く感じるかもしれませんが、内容は全く問題ありませんでした。脚本はしっかりしていました。


物語の流れは、ざっくり分けて3部ぐらいに分かれていると思いました。1部は「思い出作り」、2部は「騒動」、そして3部は言いません。つまらなくなるので・・。出会いがあればその逆もってやつです。分かりますよね大体ね。


監督は「原 恵一」さんです。クレヨンしんちゃんの「オトナ帝国の逆襲」や「嵐を呼ぶアッパレ戦国大合戦」を手掛けた方です。ですので、さすがに家族間の掛け合いはお見事でした。上原家が野原家のように見えましたよ。


康一とクゥとが夏休みに2人だけ行った旅は良かったです。ちょっぴり不安でちょっぴりドキドキ、そんな雰囲気が感じられました。


2013年に監督の原恵一さんが続編にあたる小説「河童のクゥ 6年目の夏休み」を発売しているので、ぜひ映像化してほしいです。その続編では、康一は高校生になっているそうです......あーーダメだぁぁー、また小説読みたくなってきたぁぁー、脳が震えるぅぅぅ。


この作品の中で、河童伝説のある岩手県の遠野市が出てくるのですが、そこで河童って見る事は出来るのでしょうか?と言うか、河童を見た事ある方はいますか?ちなみに私事で申し訳なのですが、自慢じゃないですが私は河童を見た事がありますよ。私の周りには結構沢山いるんですよエロ河童。でも私はそんな人達が近くにいても、屁のかっぱなんですけどね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 31
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

おっさん…(;_;)

以前後半の方だけTVで観て、きっとこれは少年が河童と風変わりな一夏を過ごして、でもやっぱりいつまでも一緒ってわけにはいかないけどハートフルな話なんだろうな、と思っていました。

またTVでやっていたので初めの方から観たところ、だいたいは上記に当てはまるのですが、さらに事細かな人間社会の滑稽さや皮肉な状況を盛り込んだ話でした。

クゥより気持ちを持っていかれたのは、捨て犬「おっさん」。おっさんーー!!おっさん〜〜!!
{netabare}のんきそうでいて、その過去と生涯が辛かった。
学校で殴られるようになって、はけ口として犬を殴るようになってしまった飼い主が、その後どうなったのか。おっさんはきっと気がかりだったでしょうね。
「人間は、変わっちまう」
「ずっと殴られてやりゃぁ、よかったのかな…」って。
以前目にした「虐待されている最中でも親を愛していました」っていう言葉がよぎりました。とても悲しい。 {/netabare}

色々、胸に痛かったです。


妹のありそうな幼児っぽさがうまいですね。知ったかぶったり、河童に対して家庭内の縄張り争い?繰り広げたり、変なところに物隠したり。

主人公の少年の言動…とくに言葉遣いは、すごく「今風な」感じだったり、テレビ出演に浮かれたりと、主人公でありながら社会の一部で翻弄されるように描かれていて、単なる勇気と良心に満ちてはおらず、甘くなかったですね。
でもそんな彼が大手を振って笑って過ごせる世界でもなく、そんなはずじゃなかったのに1人きりで受け止めなければならない状況に追い込まれるところなどリアルでした。もっとも、少しだけ分かち合えた少女の存在や、頼れる家族の繋がりなど、やはりハートフルな部分も生きていました。

原監督は長いことこの作品を映像化したくて、クレしんで結果を出してやっと着手できたものの、原作者の方は完成を見ずに亡くなられたそうで。(wikiうけうり…)
込められた想いが伝わる作品でした。


現在は消失してしまった座敷童の宿、主人公が実際泊まるには人気過ぎて難しかったかな…?「3年先まで予約がいっぱいの宿」だったそうで。今も再建を目指してるんですね。

主人公家族の住んでいた東京の田舎な街並、見覚えがありちょっと懐かしかったです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 30
ネタバレ

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

子供心を持って見たつもり B+

私は高校卒業までまで信濃川のすぐ側で育ちました。
幼い頃、祖父から、信濃川には河童がいるから近づいちゃいかん、と何度も何度も言われていました。
私の親の世代までは、川で溺れて死ぬ子どもが年に何人も出たそうで、実際、私の母の兄弟も1人信濃川で亡くなっています。
ですから、河童が出ることを脅し文句として子供を川から遠ざけるというのは、珍しいことでも何ともなくごく普通に行われていたのでした。
そんなことから、私にとって河童は、恐ろしくもありましたがどことなく身近な存在だったのです。

と、いきなり堅い話から始まりましたが、本題に入りましょう。

本作はいかにも子供向けといった作品です。
実際、文部科学省特別選定作品、日本PTA全国協議会特別推薦作品となっていますし、さあどうだ、子供たちに見せてください!という大人たちの意気込みに満ち満ちているのが伝わってきます。

ということで、子供心に帰って視聴してみました。
いえ、今の子供にとって河童なんて遠い存在でしょうから、私のように身近な存在として育った者にこそ、見る資格があるというものです。(屁理屈)

話としては、少年・康一が河童のクゥと出会い、そして別れるまでを描き、お涙頂戴もあるというベタな展開です。
康一は当初幼いところもありますが、クゥとの交流、そして巻き込まれていく事件を通じて、少しずつ成長していきます。
{netabare}途中、他の河童を探して少年とクゥが二人で旅をして、2人の交流が描かれたり、河童がいることがメディアによって世間に明らかにされ、クゥが衆目にさらされたりして、これ以上クゥが人間と暮らしていくことは無理と、クゥ自身が出て行くことを決断します。{/netabare}

また、理不尽な大人たちの好奇な眼差しがどれだけ少年達の心を傷つけるかということや、大きく扱われてはいませんがイジメの問題なども描かれています。
思春期に差しかかった少年の揺れ動く心を良く表現できていたと思います。
そして、迎える最後、分かっていても眼に涙が、って私のことですよ。

最後、もう少しひねりがあった方が良かったようにも思いますが、この種の映画としては最悪のエンディングは避けるべし、と思いますので、この終わり方で良かったのかなって思います。
きっと、本作を見る子供たちにとってもハッピーエンドだったのだろうと。

声優についてはまあこの手の映画では良くあることだと思うので、余り多くは言いませんが、カラス1に阪口大助ってどういう使い方しているんだって思いますよ(笑

本策の監督は原恵一。
最近、カラフルを見たばかりだったので、同一の監督であったことを知って、ちょっと驚きました。
連続で興味深い作品を見せ付けられてしまいました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

65.9 4 2007年夏(7月~9月)アニメランキング4位
ピアノの森(アニメ映画)

2007年7月21日
★★★★☆ 3.8 (188)
1219人が棚に入れました
町外れの「ピアノの森」で育った少年カイの物語。はじめは楽譜すら読めないカイが周囲を取り巻く人々によりピアニストとしての才能を開花させていく過程を描いている。
主な登場人物 [編集]

声優・キャラクター
上戸彩、神木隆之介、池脇千鶴、福田麻由子、宮迫博之、田中敦子、松本梨香、田中真弓、天野ひろゆき、ウド鈴木、黒沢かずこ、高田純次

しょうすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

DVD買いたくなる一作ですd(゜ー゜*)ネッ!

森に捨ててあるピアノをオモチャみたいにして育った天才小学生と幼少からピアノの英才教育を受けて育ったエリート小学生の物語…
まぁのだめみたいな感じかな。。。(あ 禁句を…orz
でもいっぱい感動出来て感涙シーン満載でした_(^^;)ゞ

音楽が良いとやたら感動してしまいます^^;

漫画じゃこの後も続くので是非、漫画も読んでみたいです♪
でもやっぱり音楽ないと寂しいので出来れば劇場版2期を…
プリーズ!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

. さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ピアノに選ばれた少年の物語

全編に美しいピアノの音色が響き渡る、とても素敵な作品です。音楽好きの方ならピアノの音色に心奪われ、そしてそうで無い方もこの音色にはきっと癒される事と思います。


原作は漫画です。本作では主人公である海(カイ)君の小学生時代のエピソードを書いたものになります。この作品をご覧になり、もし気に入っていただけたのでしたら、是非とも原作の漫画も読んでいただく事をお勧めいたします。とても面白い作品ですので^^


自由奔放でやんちゃな性格である主人公の”一ノ瀬 海”君。彼は幼い頃より、近くの森にうち捨てられたピアノに触れて育ちます。毎日ピアノに触り、時にはピアノの上で寝泊まりし、彼の生活にピアノは溶け込んで行きます。そして彼は誰に習うわけでなく、いつしか我流でピアノを弾きこなす。天才・・・。彼は天才。そしてピアノに選ばれた人間。

そんな彼に友達が出来ます。東京から転校してきた”雨宮 修平”君。彼はピアニストの家系に育ち、そして自身もピアニストになる事を目指し、日々厳しい練習に明け暮れる毎日。”雨宮 修平”君は森にうち捨てられたピアノを弾く”一ノ瀬 海”君の演奏を聴き、衝撃を受けます。なるべくしてピアニストを目指す自分に持っていない物を持つ”一ノ瀬 海”君の演奏。聴く物を引きつけ、感動させる演奏・・・。2人はこの日から生涯のライバルとなる事を運命づけられます。


本作品では”一ノ瀬 海”君と”雨宮 修平”君がピアノコンクールで競う場面までが描かれます。ピアニストの家系に生まれ、サラブレッドとして育った”雨宮 修平”君。彼はその環境に満足する事無く、日々厳しい練習でピアニストになると言う夢を掴もうとするいわば”秀才”。
そして全てが我流であるが、ピアノに選ばれた天性の才能を持つ”天才”である”一ノ瀬 海”君。コンクールでは、お互いが全力を出し合い、そしてお互いを認め合いながら静かな戦いがきって落とされます。

本作品の最高の見せ場がこのコンクールのシーン。
自分の本当の演奏を見つけられず、コンクール本番中までも悩み続ける”一ノ瀬 海”君。彼は果たして本当の自分の演奏を見つけ出し、そしてそれを演奏する事が出来るのか?答えは彼のピアノの音色が教えてくれます。


主人公の”一ノ瀬 海”君役には上戸彩さん。ライバルの”雨宮 修平”君役には神木隆之介さん。その他にも池脇千鶴さん、福田麻由子さん等々有名人が声優として出演しています。製作はマッドハウスさんが担当。相当力の入った作品です。これで良い作品が作れない訳がない?

肝心のピアノ演奏及びミュージックアドバイザーには世界の巨匠である”ウラディーミル・アシュケナージ”さんが参加。ピアニストとしてはショパンの演奏で有名な彼ですが、彼の演奏はとにかくテクニックが凄い!音色が凄い!そしてその音色は怖いまでに美しい。彼が演奏するメインテーマである”Forest of the Piano”はクラッシックファンの方にはとにかくお勧め。彼の演奏は天才”一ノ瀬 海”を表現するのにぴったりと言えます。

エンディングテーマは女優であり、そしてピアニストでもある松下奈緒さんが歌う”Moonshine ~月あかり~”。なんとも美しく、切なく優しい、本作にピッタリとマッチした神曲です。

画像も綺麗ですね。特に森の中で佇むピアノの描写が素晴らしい。パッケージ絵となっている、森の中で木々の間からの日差しに照らされるピアノ。とても幻想的で癒されます。


素敵なピアノの音色に包まれ、そして観る物を引きつけるストーリーを持つ本作。疲れた心を癒す清涼剤になってくれる事と思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 21

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

森に響くピアノの調べ

はじめは楽譜すら読めなかった少年だったが、彼にはある才能があった・・・
原作ではピアニストとして才能を開花させていく姿を描いているが
この劇場版では小学生編の一部が描かれている。

とにかく、森の中でピアノを演奏するシーンが美しい。
作品サムネからの印象だとファンタジーを思い浮かべそうだが
中身はいたって真面目でとても現実的な内容。
ピアノを習っているお子さんたちにも、ぜひ観ていただきたいと思った。

ピアノに選ばれた才能を持つ天才少年・一ノ瀬海(いちのせ かい)と、
ピアニストの家系に育って厳しいレッスンを重ねる少年・雨宮 修平
(あまみや しゅうへい)のピアノに向ける情熱の温度差や友情。
ピアノを教える先生たちや彼らの母親たちのそれぞれの想い。

また、今の自分が一番感情移入できるのはカイの才能を見出したかつてのピアニスト
阿字野 壮介(あじの そうすけ)の心の変化。

またカイと母親・一ノ瀬怜子(いちのせ れいこ)の、
深い信頼で結ばれた親子関係も穏やかで、すごくいい。
厳しい教育の元で芸術家になる人ももちろん多いけれど
こういうのびのびした育て方で開花していくのも才能あればこそ。
そして大事なのは、その才能にいち早く気づき芽を摘まずに伸ばすこと。

音楽とは、芸術とはって、観ながらいろいろ考えてみたが
結果的に誰かを深く感動させることができていたら、
それはもう成功していると言っていいんじゃないか?と。

この作品、観る人によっては退屈かもしれないが
自分にとっては、初心を思い起こさせてくれるからというのもあり
観終えてしばらくするとまた観たくなるので、もう何度観たかわからない。
大きな感動をするというのとは違い、話の流れもそれほど
起伏はないものの、ご都合主義になっておらず現実的な部分が
しっかり描かれているのでホッとできる。

できれば、カイの成長期~ピアニストになるまでを描いた作品も
観てみたいものだが・・・なかなか映像化されないようでとても残念だ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 34

65.1 5 2007年夏(7月~9月)アニメランキング5位
レミーのおいしいレストラン(アニメ映画)

2007年7月28日
★★★★☆ 3.8 (39)
262人が棚に入れました
「トイ・ストーリー」「ファインディング・ニモ」のディズニー/ピクサーが贈るコメディ・アニメ。グルメの都パリを舞台に、シェフを夢見るドブネズミと料理の苦手な見習いシェフが巻き起こす奇跡をハートウォーミングに描く。監督は「Mr.インクレディブル」のブラッド・バード。 天才的な料理の才能を持ち、いつか一流レストランのシェフになるという叶わぬ夢を持つドブネズミのレミー。ある日、彼は嵐で家族とはぐれてしまい、パリのとある一軒のレストランに辿り着く。なんとそこは、レミーが尊敬する今は亡き名シェフ、グストーの店だった。一方その厨房内では、見習いシェフのリングイニがスープを台無しにする失態を演じてしまう。すると、レミーはこっそりとそのスープを作り直し、最高の味に仕上げるのだった。それを目撃していたリングイニは、自分に料理の才能がないことからレミーの力を借りることを提案。こうして彼らは秘かにコンビを組み、パリ一番のシェフを目指すことになるのだが…。

声優・キャラクター
ルー・ロマーノ、パットン・オズワルト、イアン・ホルム、ブライアン・デネヒー、ピーター・ソーン、ピーター・オトゥール、ブラッド・ギャレット、ジャニーン・ガラファロ

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

誰にでも料理はできる。だが、勇気ある者だけが一流になれるのだ。

2007年公開の
ピクサーによる長編アニメーション映画8作目。

監督は『Mr.インクレディブル』と同じブラッド・バード。

当初は別の人が監督をしていたのですが、
その人が降板になったのを引き継いだそうです。

主人公であるレミーを本物のネズミに近いデザインにしたのは、
ブラッド・バード監督。

元のデザインは知りませんが、
このデザインでよかったと私は思います。

リアルに近い姿だからこそ、
この作品にドラマを感じられます。

110分ほどの作品です。


● ストーリー
すぐれた味覚と嗅覚を持つネズミのレミー。

食べられれば何でもいいと考える他のネズミたちとは違って、
彼は食べることにこだわりを持っていた。

ある日、住んでいた家のおばあさんに見つかり、
住処を逃げ出すことになったレミーの一族。

仲間から一匹はぐれてしまったレミーがたどり着いたのは、
憧れていた天才シェフ・グストーがかつて経営していたレストランだった。

料理の才能のない雑用係の少年・リングイニと手を組み、
レストランで料理を作るレミー。

その料理は大好評で、
リングイニはたちまち有名なシェフになった。


ストーリーには特別なところも、
起承転結がはっきりしているところも目立ちません。

しかし私は設定に夢があって好き♪

ネズミがレストランで料理なんて、
現実的に考えると衛生的に大問題だけどw

そんな問題点も、
作品の中でうまく利用しています。


≪ ラストまでの道のり ≫

この作品を観始めてすぐに

「レミー自身がレストランで料理をし、
 それを知っているお客さんが笑顔でレミーの料理を食べる。」

そんなラストシーンが思い浮かびました。

しかし、先にも述べたように、
ネズミが料理というのは衛生的に大問題なわけで、

それを多くの人間に受け入れてもらうというのは、
なかなか至難の業。

だからこそ、レミーがどのように人に受け入れられていくのか、
それがこの作品の見せどころだろうなと思いながら見ていました。

周りのキャラの特性を上手に使って、
自然な流れを作れていたように感じました。


● キャラクター
料理が大好きなレミー。

匂いだけでどんな味付けが必要かがわかる、
天才シェフです。

何よりもレミーは、
料理をしている時が一番楽しそう♪

レミーの姿を思い出せば、
これから料理をするのが楽しくなること間違いなしです^^


私が好きなキャラは、
評論家のイーゴです。

グストーの料理を批判した、
いわば最強の敵と言える立ち位置のキャラ。

しかし、料理に対する真摯な姿には、
本当に料理を愛しているんだなと思わされました。

評論家なんて人の努力に対して好き放題言うだけで
あまりいい印象を持たれにくい存在だと思うのですが、

イーゴには好印象を持てました。

この人、後半は名言しか言ってない。笑


● 音楽
パリが舞台の作品ということもあってか、
全体的にパリな雰囲気のおしゃれなBGMが多いです♪

【 「ごちそう」/ カミーユ 】

私はこの曲が一番好きです♪

朝に聞くと、優雅な一日を始められそう^^


外国版OSTのジャケットが
ドラえもんにしか見えなくて戸惑ったのは私だけじゃないはずw


● まとめ
作画はしっかりしているし、躍動感もある。

ネズミも人間も、
リアルすぎないところがちょうどよかったです。

この内容で実写化は…なんか違うもの。笑


ストーリーの展開は面白いとは言えないけれど、
イーゴが来店するところからの流れが私はとても好きです♪

雰囲気が合う人には、
とても好きな作品となるんじゃないかな^^

私はとりあえずフランス料理が食べたくなりましたw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 17

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

まさに絶品

まさに絶品な一作!。


冒頭の夜のパリのシーンだけで魅せられてしまった。ネズミが主役だけあって、宮崎駿的なアニメーションの動きの楽しさを表現するのには十分。料理の素晴らしさも凄いが、パリの街並みや、水の表現も見事。人物のデザインも、性格がすぐに現れているようで上手い。なにより素晴らしいのは設定とテーマと組合せの上手さ。才能は誰にでも宿っている、それを生かすかどうかは自分を信じる勇気次第。想像上のシェフがレミーを励まして消えていくシーンには、「インサイドヘッド」のボロ泣き場面を思わせる感動があってグッド!。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ディズニー&ピクサーで、ネズミが料理を作るお話。

ピクサーとディズニーの全編フルCGの長編アニメーション映画です。

フランス・パリの有名レストランで、人間の新人シェフ・リングイニと料理の才能があるネズミ・レミーがコンビを組んでリングイニがいるレストラン「グストー」を有名にするため頑張っていくお話です。

ピクサーのCGはやはり凄いと思わされました。
キッチンを走り回ったり、街中を走り回ったりするレミーのアクションが描きこみのすごいCGで描かれていました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

63.1 6 2007年夏(7月~9月)アニメランキング6位
劇場版 NARUTO-ナルト-疾風伝(アニメ映画)

2007年8月4日
★★★★☆ 3.7 (73)
453人が棚に入れました
かつて世界を破滅寸前まで追い込めた魔物がいた。復活した魔物に狙われた鬼の国の巫女・紫苑(しおん)の護衛を任されるナルト。紫苑には二つの特殊な能力があった。一つは、復活した魔物を封印する力。もう一つは、人の死を予言する力。今まで一度も死の予言を外したことがないという紫苑がナルトに死の予言を告げる。ナルトは世界の危機を救うべく「死」の予言に挑む。ナルト・サクラ・ネジ・リーのフォーマンセルで鬼の国に向かう。

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ナルト死す?

最近はナルトの印象が大分違いますね、疾風伝の初期はこんか感じだったっけ、そういえば。

今回はメインはナルト、サクラ、ネジ、リーのフォーマンセル。敵もボスの黄泉に四天王的な配下4人。

バトルは正直簿妙だったかも、あまり苦戦することなく勝ってしまったし。それに作画がTVレベル。劇場版だからそれなりを期待していたのですが…

ラストの終り方は序盤のシーンも盛り込み、かつ意外性もあったのでそれなりに良かったと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

61.9 7 2007年夏(7月~9月)アニメランキング7位
劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ(アニメ映画)

2007年7月14日
★★★★☆ 3.6 (98)
612人が棚に入れました
ヒカリのポケモンコンテスト挑戦のため、断崖の町・アラモスタウンを訪れたサトシたち。しかし町では、100年前の天才建築家・ゴーディにより設計された庭園が何者かに荒らされる事件が起きるなど、町全体で異変が続いていた。
 犯人として疑われるポケモン・ダークライ。その頃、町の象徴である「時空の塔」で町の異変を調査していたトニオは、ゴーディの日記に記された予言を読み、「神」と呼ばれしポケモン・ディアルガとパルキアにまつわる悪夢が町に近づいていることに気づく。

声優・キャラクター
松本梨香、大谷育江、豊口めぐみ、うえだゆうじ、林原めぐみ、三木眞一郎、犬山イヌコ、石坂浩二、山本耕史、加藤ローサ、ロバート、中川翔子、山寺宏一、石塚運昇、秋山竜次、馬場裕之、山本博

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

子供の付き添いで見に行っただけなのでうろ覚え

冒頭、ディアルガとパルキアが空だかなんだかよく分からん空間で、かめはめ波的なよく分からんものをぶつけ合ったりして戦うシーンがすごく長くて、もしかしてこのまま映画が終わるんちゃうかと不安になったのは覚えています。

そして、ダークライという上半身は人間のような顔と手があるのに脚はないというよく分からんポケモンが出てきます。今までのポケモンとはひと味違うデザインに、映画スタッフ達は困惑したことでしょう。

・通常より3倍速く描ける原画担当
「脚が付いてない」
・デザイン担当
「あんなの飾りです! 偉い人にはそれが分からんのですよ!」

・・・みたいな会話が繰り広げられたに違いない。


ところで、レビューを書くにあたり調べてみると、本作は映画館でWi-Fi経由でポケモン(本作ではダークライ)をゲットできるようになった初めての作品だったようです。

そういえば実際、映画が終わって明るくなってから配信されたんですが、
映画館でも初めての試みだったせいか、DSがWi-Fiに上手く繋がらずダウンロードできなくて、子供達が騒然となり、泣きそうになる子もいました。映画館のスタッフもよく分からないから解決できず。
うちの子供もダウンロードできなかったので、私が設定しなおしてダウンロードできたんですが、子供が興奮して「ダークライきた〜!」と叫んだら、子供達がわ〜っと集まってきて、みんなに設定法を教えるはめになりました。
最終的には子供達全員がゲットできて、映画本編以上の一体感と感動を味わったとさ。 チャンチャン♪

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ポケモン映画10作目記念作品

面白かったです。
この作品の近々のポケモン映画は、どこか退屈だなあと思わせるところがあったのですが、この作品では不要な要素などなく面白みがギュッと詰まった作品になっていました。

トニオとアリスの声は引っかかっていましたが、
何より石坂浩二さん演じるダークライのかっこいいこと。

かっこいいと言えば、この作品で私が気に入っているのは、
{netabare}ディアルガとパルキアの闘いでディアルガの攻撃の逸れた弾が避難している人の近くに落ちた時、仏頂面のグレッグルの毒突きがそれを跳ね返し、仏頂面を崩さないまま、ケッと言ったシーン。
グレッグルTUEEEEEE
何このポケモン、超かっこいい・・・!!
この映画でグレッグルの登場回数なんて2回ほどしかないのですが、一番美味しいところをこのポケモンがもっていったなと思いました。

あと、終盤のサトシの台詞『パルキアの バカヤロー !!』『おまえたちのせいでみんなみんな・・・街を元に戻せよ!』
闘いが一段落して良かったねってところでいきなりふっかけるサトシ君。
そんな攻撃的な発言でパルキアがまた怒ってしまったらどうするんでしょうか、普段言わないセリフだなと思ったので驚きました。

その後、ディアルガパルキアの闘いによって起きた空間のひずみで失われた町が元に戻り、ダークライを失って完全にお通夜モードのサトシたちからのダークライ復活は胸熱でした。{/netabare}

神話になぞらえたストーリーにぴったり合った時空の塔の音色と、まさに神曲なサラ・ブライトマンの主題歌が雰囲気を盛り上げ10作目記念作品にふさわしい神秘性と華やかさを兼ね備えた作品となっていました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

タイトルなし

次のポケモンコンテストに参加するため、アラモスタウンへやってきたサトシたちは、町でアリスというかれんな女性とであった。 アリスに町のランドマークである「時空の塔」や水と緑がゆたかな美しい庭園に案内され、すっかり観光気分のサトシたちだったが、そこで一行は、何者かによって庭園があらされているのを発見する。そこへやってきたのは、この町の有力者アルベルト男爵。庭園をあらしたのは、幻のポケモン・ダークライのしわざにちがいないと自信ありげに語るアルベルト。やがて不気味な影の中から、サトシたちの前にダークライがこつぜんとそのすがたをあらわしたのだった。

ダイパの劇場版1作目。3部作の1作目みたいな作品でもある。
アリスが可愛い。

{netabare}ダークライは不気味と見せかけて実は良い奴。{/netabare}
最高です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

61.0 8 2007年夏(7月~9月)アニメランキング8位
KIDDY GRADE -MAELSTROM 氾濫篇(アニメ映画)

2007年6月23日
★★★★☆ 3.7 (10)
60人が棚に入れました
2002~2003年に放映された人気TVアニメーションシリーズ「キディ・グレイド」の劇場版第2弾。『KIDDY GRADE-IGNITION- 覚醒編』に続き、今回も新作カットをプラス。遠い未来を舞台に、「ESメンバー」という特殊能力を持つ少女たちが激しいスパイ・アクションを披露していく。監督は『機動戦艦ナデシコ』などのキャラクターデザインを手がけた後藤圭二、アニメ制作をGONZOが手がける。

59.4 9 2007年夏(7月~9月)アニメランキング9位
劇場版CLANNAD-クラナド(アニメ映画)

2007年9月15日
★★★★☆ 3.3 (450)
1928人が棚に入れました
父親との間に問題を抱えた不良少年・岡崎朋也は、学校まで続く桜咲き乱れる坂道の下で立ち止まっている少女・古河渚と出逢う。
やがて二人は、廃部になってしまった演劇部を再建しようと奮闘していく中で惹かれあっていく…。

だんちょー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4

これは冒涜です(#゚Д゚)

まず始めにものすごい批判レビューなので、劇場版ファンはここで閉じていただきい。









京アニのTV版を見て原作ゲームを終わらせてから劇場版がある事を知り視聴。

はっきり言って駄作もいいとこです。原作をどう解釈したんでしょうか?あまりにも原作ゲームともかけ離れてるストーリー。オリジナル展開にする事に異論はありません。っが稚拙すぎる。これではCLANNADの名前を付けてはいけない気がする。

そしてかなり省かれてるキャラ。最低でもことみ・風子がいないと成り立たないストーリーなのに、放映時間の短い劇場公開にあたり排除したのでしょうか?それにしては終盤の持っていきかたが強引すぎる。感情移入もできません。

そして作画。もう上のサムネみればわかりますよね。誰ですか?これ・・・ あきらかに違いすぎます。

はっきり言って2時間程度ではCLANNADは描けないです。いろんなキャラが絡み合って作る素晴らしいストーリーが台無し。

見る価値ナシです。これ見た時間返してください。

CLANNADが面白いと言われて、この作品を見られてしまうとショックです。CLANNADが大好きだからこそ・・・

長いですが必ず『京都アニメーション版』を見ていただきたい。

東映・・・ 嫌いになりそうだ・・・

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23

アニヲタDX さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

本編を全部見た人にとっては少し残念かも・・・

内容としては、1期のCLANND全23話+αの内容になっています。

ではまずストーリをざっと紹介...。
今回は劇場版なので、すごく簡単に説明していきます。


〜ストーリー〜

不良少年・岡崎朋也と、真面目でお人好しな性格の古河渚が本作の主役。
ある日の通学路、いつも通り学校へ登校していた朋也は、学校まで続く桜咲き乱れる坂道の下で立ち止まっている少女・渚と出会う。
やがて二人は、演劇部再建するために行動を共にするようになる。
二人はお互いにないところを補っていき、いつしか惹かれ合っていく・・・。

二人がこの後どうなっていくかは、映画を見てのお楽しみ^^


〜感想〜

ストレートに感想を言うと、23話+αを2時間程の映画にまとめたことにより、詰め込みすぎて内容がかなり薄くなったなぁと思いました。
あと自分が一番許せないことは、見た人はわかると思いますが、最後の終わり方が・・・
渚をあんな目に遭わせるのは悲しすぎるだろ!!っと 涙
まぁここは、2期で改善されましたが・・・でも映画の終わり方としてはちょっと残念かな...。

まだ見たことなくてこのレビューを見た方、自分はなんか今回は悪いように書いてしまいましたが、全然悪いものではないです。
↑一応訂正しときます。
これも、TV放送のCLANNADがとても良いものだからこそですから 汗
まだTV放送版のCLANNADも見たことない人でTV放送版のアニメを見てみたいけど1期と2期合わせると50話程あるからまだ見るのをためらっている人!
どんな話なのか流れを掴んでから見たい人には、この『劇場版CLANND』はおすすめなのでぜひ見て、TV放送のCLANNDも見てください。

ではではこの辺で・・・。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15
ネタバレ

ジャスティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アフターストーリーが良かった分いろいろと賛否両論があるけど、普通に良かった部分もあった

京都アニメーションさんのCLANNADが好きな人に言いたい。この作品を見る際は、CLANNAD~アフターストーリー~を見た後には見ないほうがお勧めです。
何故なら、このアニメが酷いと思ってしまうからです。
「最近CLANNADを見ていない」という感じの時に見ることを是非お勧め致します。

●視聴しようと思ったきっかけ
{netabare}
CLANNADシリーズは私もKeyの中でも特に好きな作品でした。それは一言でいえば一番感動をした作品だからです。ただ、それだけという訳ではありません。
実はこの作品に合うかどうか分からず、ずっと渚みたいに坂を登れない感じで前に進むことが出来ませんでした。

それは何故かというと、今回は東映アニメーションさんが制作だからです。と言いたいがそうではありません。どうしてもこの作品は「劇場版は酷い」「見ない方がいい」とマイナス評価の評価を受けることが多い作品だったことを知っていたこともあり、中々視聴までに至りませんでした。しかし、見ていないのに勝手に駄作だとは言いたくないので、この目で確かめようと思い視聴をして見ました。
{/netabare}

●評価するべきところ
{netabare}
CLANNADを久しぶりに見ましたが、これはこれで良いところが沢山ありました。実はこの作品は1期と2期の智哉と渚の関係をメインに描いていて、総集編という感じです。でも、嬉しいこともあったのです。それは、原作OP「メグメル」の採用です。「えっ?」と思った人もいるかもしれません。実はCLANNAD1期を見た人は、「それがどうしたのか?」と思うかな。

そもそも「メグメル」は原作のCLANNADからあり、アニメで流れているのは「メグメルのremix」です。原作はプレイしたことはないのですが、実際にKeyの作品のOPを見たときにまさかアニメはremixだったなんてと思っちゃいましたw。
今回は、原曲のメグメルなのでじっくりと聞いて見てください。

この作品の最大の魅力は、過去編です。過去編では、智哉たちが学生時代にどういう人だったのか、お世話になった父の過去、そしてバスケが出来なくなってしまったときのこと。そして、父親との距離が離れた描写があることです。これはアニメファンから凄く新鮮で、少し謎な部分があったので、実際はこんな感じで本編に入れたかったという気持ちが凄く伝わった感じがします。
{/netabare}

●感想
{netabare}
ストーリー構成 ★4.0
{netabare}
正直なことを言うと、アフターストーリーや学生時代と比べると、価値は低いです。でも、そもそものクオリティが良いのでそれでも良いかなというところです。しかし、何故京都アニメーションが制作しなかったのか少し疑問ですが、京都アニメーションさんと東映アニメーションさんは恐らく得意先という感じで受け取れるかな。前にも【Kanon】でもこのような感じにはなったので、それで得意先となり、東映さんでもやってみたいという感じに来たのかなと自分なりに考えおります。ストーリー構成としては先ほど上記にあげた通り、1期と2期の総集編 + αという感じでした。内容は総集編でも、意外と物語は変化しているところもあれば、大幅カットしたり、キャラの人数を減らしたりもしていました。例でいえば、風子ちゃんですね。まだいるけど、それいうと見ないという方も居そうなので、自重します。
何だろう同じっぽいんだけど、制作会社が変化するだけこんなにも変化してしまうのだともわかりました。
{/netabare}
作画 ★4.0
{netabare}
おそらく、ここがこの作品で受け入れることが出来ない人が多い部分なのではないでしょうか?私は、最近CLANNAD視聴しておらず、久しぶり見た感じだったので良かったのですが、実際にアフターストーリーから見ると制作会社が変化したことで、もう少し原作に近づいたキャラのデザインになっているのが直ぐに分かります。作画で見る見ないがはっきりしてしまう部分なので、これは仕方がないことだと思っています。だからこそ、2期が終えてから直にはこの作品は見ないで欲しいと思っています。絶対に2期のキャラデザインに慣れていて、絶対に受け入れることが出来ないと思うので
{/netabare}
声優 ★3.0
{netabare}
今回はすいません。本当は高くしたいけど、私はどうしても京都アニメーションさんの声優さんたちのクオリティを知っているからこそ、CVが変化してしまうというのは、難しいところ。途中で変化してしまうよりかは全然良いのですが、智哉は出来れば変えて欲しくなかった。あれがいいんだよ。と言いたい。
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

56.9 10 2007年夏(7月~9月)アニメランキング10位
ベクシル 2077日本鎖国(アニメ映画)

2007年8月18日
★★★★☆ 3.3 (57)
266人が棚に入れました
21世紀、バイオテクノロジーとロボット産業の急速な発展により人類の寿命は飛躍的に延び、日本は世界の市場を独占し大きくリードした。しかし同時に様々な危険性も浮かび上がったため、国際連合はこれらの技術に対して厳格な規制をかけようと動き出す。しかし日本はそれに従うことなく、2067年にハイテク技術を駆使し鎖国状態に突入。外国人は日本に入国できなくなり、その情勢を外から窺い知ることはできなくなった。
 それから10年後の2077年、アメリカ合衆国の特殊部隊・SWORD所属の女性兵士ベクシルが日本への潜入を試み成功する。しかし目の前に広がったのは、想像を絶する日本の姿であった。

声優・キャラクター
黒木メイサ、谷原章介、松雪泰子、大塚明夫、朴璐美、櫻井孝宏、森川智之、柿原徹也

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ハリウッドアクション映画のようなCGアニメ

フルCGで描かれる近未来SFです。
あらすじを読むと、なかなか面白そうなストーリー。
期待して視聴しましたが・・・・うーん、ハードルを上げすぎたせいか思った程驚きはなかったです。
決して面白くない訳ではなかったんですが。


ネタバレになりそうなので、ストーリーについては詳しく語りませんが、例えるならバイオハザードみたいなものだと思っていただければいいです。
任務を遂行する主人公を中心に、謎が解明されつつドンパチやって、最後は・・・・という感じ。

CG作画は良かったです。
人間の表情の変化が乏しいのと、影の落とし方のせいかCGらしくない平面的な絵に見えてしまうのが気になりましたが、動きはスムーズで迫力もありました。
メカの描写は素晴らしい。
アクションシーンが結構ありますが、手に汗握る展開と魅せ方。
ハリウッド映画ように、見応えのある映像を次々に畳み掛けて飽きさせない構成。ヒネた見方をすれば、そうやって映像を強調することで中身の薄さを誤魔化しているとも取れますがw

主人公の声をアテているのが女優の黒木メイサ。
ヘタクソではありませんが、声優として上手いとも思えず。
映画興行の事を考えると、芸能人の声優起用で話題を呼ぶ手法を一概に否定はできませんが、やっぱり嫌悪感を感じざるをえません。
やるからにはちゃんと視聴したアニヲタどもを唸らせるような演技をしてもらいたい。声質じゃプロである声優より劣るの当たり前なんだから、凡庸な演技じゃダメでしょ。


多少の不満はあるものの娯楽性は充分です。
普通のアクション映画が好きな方にはオススメできます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

aitatesoka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

シリーズアニメ化のほうがよかったかも

近未来の日本が舞台のSFアニメであるが
劇場版ということで109分で視聴者を引き込むには設定が複雑すぎる嫌いがあるのではないだろうか

このてのSFは背景となる世界設定を理解したうえで楽しんだほうがより入っていけると思うのだが終盤やっと浸れるころにはENDクレジットが流れてしまっていてあまり記憶に残らない作品と言う印象だ

出来れば1クール物でもう少しゆっくり世界観を味わってみたかったのが正直な感想である

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

JJunuJJ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

ハリウッド映画にありそうなストーリーだけど。

日本がハイテク過ぎて諸外国から危険視されいじめられたため、ハイテクな鎖国状態にある近未来なお話。

ストーリーはハリウッド映画にでもありそうな感じでした。
良い意味で予想を裏切る奇想天外な流れ、悪い意味で底が浅くご都合主義。
あまり深く考えたり、突っ込んではいけないストーリーです。

絵もCGグリグリですが不自然さも少なめでお金かかっています。

そして、主人公の声優が黒木メイサです。
聞いていられないほど下手ということはありません....むしろ初めて?にしてはうまい方なのかも。
でも、他にもっとうまく出来るプロの人はいたと思います。
映画なので興業的理由で致し方ないのでしょうけど。


ハリウッド映画のようなスピード感、ストーリーが好きな方どーぞ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

計測不能 11 2007年夏(7月~9月)アニメランキング11位
KIDDY GRADE -TRUTH DAWN 黎明篇(アニメ映画)

2007年9月1日
★★★★☆ 3.6 (9)
63人が棚に入れました
1年以上前の記憶を無くした16歳の主人公の少女・エクレールは、
GOTT(銀河通商関税機構:Galactic Organization of Trade and Tariffs)に所属する
受付嬢兼ESメンバー(Encounter of Shadow-work Member)である。
パワー(Power)という特殊な能力を持ち、
電子機器を自由に操れるパペット(Puppet)という能力を持ったパートナーの少女・リュミエールと共に
銀河市民の固有財産と権利を守るべく、GOTT局長エクリプスの命令の元、特殊任務を行っていた。
エクレールは次第に記憶を取り戻すが、それは銀河全体を巻き込む大事件へと繋がっていく…。

計測不能 11 2007年夏(7月~9月)アニメランキング11位
ルネッサンス(アニメ映画)

2007年7月14日
★★★★☆ 3.9 (8)
23人が棚に入れました
モーション・キャプチャー技術を駆使したSFアクション・フィルムノワール。近未来のパリを舞台に、誘拐された女性天才科学者の行方を追う一人の警部が、やがて巨大な陰謀の渦に巻き込まれていくさまを、強烈なコントラストのモノクロによる斬新なヴィジュアルで描き出す。監督はフランスの新鋭クリスチャン・ヴォルクマン。2054年のパリ。医療関連の世界的複合企業アヴァロン社の女性研究者イローナが何者かに誘拐された。事件を任されたカラス警部は、さっそくイローナの足取りを追うと共にその身辺を洗い出し、次第に事件の背後に横たわる巨大な陰謀の存在を感じ取っていくのだったが…。
ネタバレ

アイコン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アニメ版シン・シティみたいな。

とは言ってもこれは近未来設定なので
ストーリーや内容はシン・シティとは
かけ離れたものです、
決してハードボイルドなアクション映画では
無いので。

モーションキャプチャーでの演出で
とても人間らしい動きが表現された
キャラクター達に、白黒で統一された
素晴らしい映像美。
だけれど、白黒としてCGを作るのなら
もう少し作り込んでほしかったなというところ。

背景はとても素晴らしいんです。
レンガ作りの建物が登場するのですが、
レンガの細かい傷や隙間のセメントの質感が
白黒なのにすごく細かく作られていて、
それ以外の建物や自動車や機械などのアイテム、
町の描写なども本当に綺麗なものなのです。
ただ、白の部分と黒の部分の境目の鮮明度に
差があり、見にくい部分が多々あります。

というのは、先程も行ったように建物や
一つ一つのアイテムなどはあまりそう言った
部分は少ないのですが、キャラクターCGは
本当に白が目立ち、すごく眩しいし
なにより目が痛い(笑)

キャラクターが動く度に私の目が刺激され、
話にあまり集中できないほど。
これはかなり致命的かなという部分。
人によって差はあると思いますが、
多分誰もが見にくいと言われると思います。
なので、背景には結構使われていましたが
白黒の間に灰色を入れて色分けしてほしかったかな
と思います。そうすればもう少し和らいだかも。

あと、この問題と繋がってくるところなのですが、
キャラクターが分かりにくい。
髪の毛が背景に隠れてどんな髪型をしてるかが
たまにしか分からないし、
ほとんどが同じような顔や服装をしているので、
「あれ、こいつこんな髪型してたの?」とか、
「誰この人?え、さっきいたの?」とか
なる人もいると思います。

話は王道ものです。
あらすじにも書かれているとおり、
近未来の世界で警察に所属する主人公が
ある誘拐事件によって
大きく人生を揺るがされることになり……みたいな。

話を見てて個人的にすごく思ったのは、
なんで近未来って設定にしたのかな?
というところ。
だって近未来なのにレンガの建物があるし
身の回りのアイテムも古風なのが多いし
(一応それらしきアイテムもたくさんあるけれど)
走ってる車はクラッシックカーっておい(笑)
ちょっとよく分からない世界観。
それがいいのかもしれないけど(^^;
近未来にしなくても話は作れただろうに。
まぁ研究の内容が思いっきり近未来だけど。

でもこれは個人的な意見なのであまり
気になさらずに。

話の進み方は、盛り上がりに欠けるものの
無駄なシーンはあまりないんじゃないかなと
思います。
ただ恋愛シーンはいらなかった。
別に私はリア充してくれても
かまわなかったのですが、
なんか無理矢理入れたみたいな恋愛や、
お涙頂戴なのが気にくわなかった。

今までの展開の中で、いつそいつのこと
好きになったんだよ(笑)と言う感じ。
伏せんもそれといってあるわけではないので、あまりにも唐突すぎる恋愛シーンに
とても狼狽えました。

というか、最初のOP長すぎ(--;)
ただスタッフの名前が流れるだけの映像を
何分も見たい人なんていないよ(笑)




ちょっと悪いところを語りすぎましたが、
もちろんいいところもあります。

まず、カメラワークがうまい!
次のシーンへシフトする時のカメラの
繋げ方がとても素敵です。
これはかなり白黒が活かされていたと思います。

キャラクターは個性がないものの、
こう言った雰囲気の映画なら
これぐらいの個性でちょうどいいと私は思います。

あと、音楽が少なく、静かなものが多いのが
作品にあっていていいですね。
より雰囲気を醸し出していて、
モノクロな部分も含めどこか寂しげな
世界観作りがすごく好きです。
特にこれは物語中の危機迫るシーンでは
とても上手く活用されていて、
恐怖感や不安感をよく煽ってくれます。
だからといって変に派手なアクションで
魅せたりしていなかったし、
雰囲気作りもしっかりしてます。
内容はあまり好きではないものの
ラストの終わらせ方はすごく好きです。
{netabare}皮肉を込めたあの広告メッセージが
とてもいい{/netabare}

なので、娯楽作品には向いてないですが
雰囲気を楽しみたい方はどうぞお楽しみ下さい。
ただし、ご視聴の際は
しっかり目を休めてから
見るようにしてくださいね(笑)

でも最後に正直思ったことを書くと、
内容からして
別に白黒じゃなくても良かったんじゃね?
と思っちゃいました(笑)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

camuson さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

印象度:45

一応アニメーションということなのですが、実写映像を3DCGに変換して、
更に、白と黒のべた塗り映像に変換しているといった風で、
一から描く、手書きアニメとは、まったく別のものと言っていいでしょう。

静止した絵として切り出せば、
思い切った白と黒の造形で、スタイリッシュな絵柄なのですが、
3DCG化したことで、実写にあるような役者の息遣いを失い、
モーションキャプチャーを取り入れたその動きは、
変幻自在のアニメには遠く及ばず、
実写の劣化版に甘んじています。

お話のほうは、近未来を舞台にしたSFサスペンスで、
新規性のかけらもないので、
見ているのが辛くなりました。

実験的に新しい映像表現を試みたという意欲は買います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

計測不能 11 2007年夏(7月~9月)アニメランキング11位
それいけ!アンパンマン ホラーマンとホラ・ホラコ(アニメ映画)

2007年7月14日
★★★★★ 4.1 (3)
21人が棚に入れました
やなせたかし原作の人気TVアニメの劇場版第19作「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」の併映作品。人気キャラクターのホラーマンにそっくりなホラコが登場する愉快な短編アニメ。ホラコ役のゲスト声優に榎本加奈子。

計測不能 11 2007年夏(7月~9月)アニメランキング11位
アズールとアスマール(アニメ映画)

2007年7月21日
★★★★★ 5.0 (2)
19人が棚に入れました
「キリクと魔女」「プリンス&プリンセス」の鬼才ミッシェル・オスロ監督が、異なる文化の人間同士の相互理解と融和をテーマに描くファンタジー・アニメーション。遠い異国の地へと旅立った少年が、様々な出会いや体験を通して見聞を広めていく寓話的冒険譚が、オスロ監督特有の美しい装飾的な絵画スタイルに加え、3DCGによる人物描写を融合させた新たな表現手法で綴られていく。 ヨーロッパの領主の子アズールとアラビア人の乳母ジェナヌの子アスマール。身分も人種も違う2人だったが、彼らはジェナヌの子守歌を聞きながら兄弟のように育てられた。しかしやがてアズールは寄宿生活となり、用なしとなったジェナヌと共にアスマールも屋敷を出て行くことに。その後成長したアズールは、ジェナヌの子守歌が忘れられず、その国を訪ねるため遠く海を渡った。しかし、ようやく辿り着いたイスラムの地で、“青い目は不吉"との言葉を耳にしたアズールは、目を閉じて盲目のふりをして旅を続ける。やがてアズールは、成功して大富豪となったジェナヌとアスマールとの再会を果たすのだが…。

計測不能 11 2007年夏(7月~9月)アニメランキング11位
それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン(アニメ映画)

2007年7月14日
★★★★★ 4.3 (3)
16人が棚に入れました
やなせたかし原作の人気TVアニメの劇場版第19作。シャボン玉城に住むかわいいシャボン玉のプルンちゃんとアンパンマンたちが、ばいきんまんに乗っ取られたお城を取り戻すため立ち上がる。ゲスト声優に水野真紀。同時上映は短編「ホラーマンとホラ・ホラコ」。

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

健気なクリームパンダちゃん大活躍!

娘と一緒にアンパンマンを見ます。
(正確には強制的に見せられる、
が正しいのですが)

つい最近原作者である、
やなせたかし先生が亡くなれた
このロングランシリーズですが、、、
大変失礼ながら、娘がいなければ
それほど深く関わる事はなかったと思います。
(恐らくディズニーやプリキュアも、、、)
そんな私が現在ではアンパンキャラを100人は
そらで言えると思います。
(家にはアンパンマン辞典なる物まであります。
とほほ、、、)
で、この作品ですが
アンパンマンの数ある映画作品の中でも
一番ベタで篤いです。
個人的にこの作品の主役はクリームパンダちゃんとプルンちゃん!
人間の中にある劣等感に負けない【強さ】を描いています。
健気なクリームパンダちゃん大活躍!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

計測不能 11 2007年夏(7月~9月)アニメランキング11位
おやすみ、クマちゃん(アニメ映画)

2007年8月4日
★★★★☆ 4.0 (2)
8人が棚に入れました
50年にわたってポーランドをはじめヨーロッパで愛されている絵本を基に、1975年から87年にかけてポーランで制作された1話約7分の人形アニメーションのTVシリーズ。本作はその中から<春夏編>5話、<秋冬編>5話の計10話を厳選、主人公のかわいいクマとゆかいな仲間たちが繰り広げるほのぼのとしたエピソードが、素朴で手作り感に満ちたやさしいタッチで綴られていく。

計測不能 11 2007年夏(7月~9月)アニメランキング11位
大ちゃん、だいすき。(アニメ映画)

2007年8月18日
★★★★★ 5.0 (1)
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養護学校の教師をしながら児童文学を手掛ける星あかりの原作を基に、重度の障害を持った兄・大ちゃんと妹の小学生・まいとの葛藤と絆を軸に、彼らを取り巻く人々の優しさやまいの心の成長を通して、命の大切さや家族の素晴らしさを描いた感動アニメーション。
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