2009年度に放送されたおすすめアニメ一覧 426

あにこれの全ユーザーが2009年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月26日の時点で一番の2009年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

68.0 50 2009年度アニメランキング50位
To Loveる -とらぶる-(OVA)

2009年4月3日
★★★★☆ 3.7 (450)
3067人が棚に入れました
高校生になったが恋愛に奥手な結城リトの元に、宇宙人のデビルーク星の王女ララがやって来た。この二人と周りの登場人物が織り成す、ちょっとHだが愉快痛快なドタバタラブコメディ。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

色々と解禁

TVシリーズ(1期)後に製作されたOVAです。
元々連続性のあるストーリーでもないので、1話完結の無難なエピソードを個々にやっています。
1期が原作とは違うらしいので、TVシリーズには居ないキャラが突然出てきたり、設定が変わっているキャラが居たりしますが、そこはご愛嬌。気になる程ではありません。

コメディなので、脱ぐためのしょーもないドタバタ事件を繰り返して主人公が酷い目に遭って終わる・・・・というものです。可も無く不可も無く、いつもどうり。


特筆すべきは、やっぱりエッチ描写。
こんな作品にもかかわらずTV版はパンチラすら許していませんでしたが、本作は大解禁。女子は登場する度にローアングルから撮影され、義務のように下着を晒してくれます。
風呂にもよく入るし、服が破れるイベントも多数。
まぁ、お約束ですよねw
乳首は微妙に隠して描いていますが、エロ描写率が5割増しです。流石はOVA。

作画もかなり丁寧です。
とにかく女子の登場キャラが多いですが、みんな可愛くキレイに描かれています。
パンツのディテールと尻肉への食い込みラインの描き方に拘りを感じましたw


ジャンプ伝統の微エッチ好きの人なら楽しめる1作。
アニメ作品としてのクオリティは高いので、お嫌いでなければ、軽い気持ちでどうぞ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

驚きました

原作未読。
1期の後にすぐ視聴しましたが、この作品の出来に驚きました。
まずはOPのアニメーションは登場キャラ達の胸揺れだらけのアニメーション(笑)。
作画は1期より柔らかくなったようなタッチでかなり綺麗に描かれています。
肝心のストーリーはあいかわらずエロ満載ですが、1期に比べると断然面白い。
何が変わったのか?と制作スタッフなどを調べましたがほぼ1期と同じメンバー。
ではこの面白さは?とさらに調べたところ、1期はオリジナルストーリーが多いらしく、このOVAは原作通りに制作されたらしいです。
この作品は週刊少年ジャンプでは人気があったけど、オリジナルのアニメ化は失敗してしまったというパターンですね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

そろそろ逃げ切れない時期?

1期はシナリオと演出が酷く全てエロネタ落
で片付けて・・中盤以降多少持ち直したけど
各話の中でさえ中弛みする酷さで露出だけ・・

OVAは露出は当たり前?エロで勝負するしか
無くない??予想道理・・OPから胸揺れ重視。

演出がエロくなったのと露骨なパンチラが増え
たくらいかな?掴みやテンポが良く潔い感じ。
同じエロでも演出で凄く笑える仕様みたい。

猿山のキャラも効果的になって、他も全体的に
お馬鹿補正が割りきれて良くなった感じかな?

キャラデザも絵のトーンも柔かな感じで1期より
すこし可愛らしい感じ。

各キャラの個性も魅力的かな。

音効も若干センス良くなった感じ。
割り切れてる分OVAの方が圧倒的に面白い感じ。

女体化や水着回やRPG風等やりたい放題はファン
も喜ぶ仕様なのでは?という感じかな?

1期は・・主人公の設定に無理があり馴染めない。
一途路線の描写が強引で半端すぎて好感持てず。
前振りがやたら長くて落ちない話も多すぎだし。

所詮ハーレムなら年相応のスケベで優柔不断の
駄目男の方がエロギャグ路線なんだし笑える。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

67.7 52 2009年度アニメランキング52位
初恋限定。(初恋リミテッド)(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (481)
3184人が棚に入れました
雪ノ下中学の二年生、有原あゆみは、男の子から愛の告白をされることを夢見ていた。
その願いはある日、最悪の形で叶うことになった。野獣のような風貌の高校生・財津操から告白されてしまったのだ。操が恐ろしくてなかなか交際を断る勇気を持てないあゆみ。そんな中彼女は、毎日操につきまとわれて疲労困憊する姿を心配してくれた、同級生の財津衛を好きになる。
だがどんな運命のいたずらか、衛はあの操の弟だったのだ…。

平平さん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

群像劇を萌えキャラで

これまでの
主人公1 対 ヒロイン複数
という形式ではなく、一人のヒロインに対して一人の男性キャラを設定し、複数の『初恋』を同時進行的に描いている。
これまでのアニメではあまりないスタイルで、通常なら散漫になってしまいそうだがそこをうまくまとめていた。
キャラクターデザインの魅力はさすがいちごパンツ。J.C.STAFF製なので作画も安定しており、安心して見続けることができた。
ただ、全体にパッとしない印象であることには間違いないので、隠れた名作という枠から出ることはできなかったようだ。
青春を思い出したい時にみたくなる、そんな作品。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

アナタは 恋をしたこと ありますか?

あらすじ


アナタは 恋をしたこと ありますか?

うまくいくことばかりじゃない
まちがうこともあるかもしれない

でも初めて出会った恋する気持ちは
私たちを未来へ運んでいく


雪ノ下中学の二年生、有原あゆみは、
男の子から愛の告 白をされることを夢見ていた。
その願いはある日、最悪の形で叶うことになった。
野獣のような風貌の高校生
財津操から告白されてしまったのだ。
操が恐ろしくてなかなか
交際を断る勇気を持てないあゆみだったが

そんな中彼女は、毎日操につきまとわれて
疲労困憊する姿を心配してくれた、
同級生の財津衛を好きになる。
だがどんな運命のいたずらか、
衛はあの操の弟だったのだ……。


五人の中学二年と三人の高校一年生の
女の子たちの初恋の瞬間を
恋愛コミックの旗手、
河下水希が鮮やかに描いた作品
初恋限定。-ハツコイリミテッド-



感想

これは「いちご100%」で
有名な河下水希先生の作品ですね

全巻持ってるくらい原作から好きなんですが
打ち切りになってしまってがっかりしてたんですが
アニメ化して嬉しいです!


まず何と言ってもキャラが多いですね
それぞれサブキャラという概念があまりなく
様々な視点で描かれている
オムニバス形式ですね

基本的にタイトル通り「初恋」をテーマに描いている。
登場人物は高校生、もしくは中学生の男女で
序盤は1話ごとに少女たちの初恋の瞬間を描いている。

この初恋の瞬間は非常によく描けており、ベタor過剰な演出はあるが
見ていて可愛らしくニヤニヤが止まらないシーンの数々だ。

確かにアニメ的展開や、
お約束的展開、都合展開もあるが
このシンプルだが「初恋」という
テーマを突き抜けた作品は好感が持てる

多い登場人物を「初恋」というテーマで上手く動かしており、
後半までは目立たなかったキャラクターが、
たった1話で思わず涙をこぼしそうになるくらいの
初恋物語を展開してくれたのは、純粋に感動した

またキャラがそれぞれ
魅力的で設定も良かったと思う
好きなキャラも多く
個性的であると思う

ただ、1つだけ残念なのは初恋の結果が
あやふやになっているモノが多かった。
ある意味そこにはリアルがあり、
上手く行かない初恋や登場人物たちの初恋の行方を
視聴者の想像に任せるという部分もあったのかもしれないが、
ここをどう受け入れるかで作品を見終わった後の脱力感に
人によって違いが出てくるかもしれない

あとはOPやEDなどの
音楽も何気に良かったと思います
特にEDが好きでしたね♪
ウォークマンにも入れてる位好きです!


評価が低いというか
知名度が低いですが評価の割には
かなりいい作品だと思う
良作品でした!

もっと高い評価を
受けてもいい作品だと
思いましたね!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 62

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ジャンプ原作と敬遠するなかれ 2009年春期、けいおん!の影に隠れてしまった知る人ぞ知る傑作

数多のジャンプ原作を持つアニメ達の中でも、この作品がオイラにとっては一番のお気に入りです


【いちご100%】のアニメ化が明白な失敗に終わってしまった河下水希先生
続くこの【初恋限定。】も連載打ち切りをくらうも武装錬金などのように原作終了後にアニメ化する特例を受け、当時はBS11が独占という形で放送が決定


オムニバスラブストーリー
というアナウンスでスタートした今作は、同じ学校に通う7人の美少女中高生が1話ごとに入れ替わり立ち代わりし、
各々の初恋の様子が描かれていくという群像劇的なモノ


しかし今作で重要なのは、物語の軸となるのが少女側だけでなく、男子側の視点でも物語が動くということ


ある男子は叶わぬ片思いをしていたり
ある男子は女の子から嫌われていることを気にしてたり
ある男子は既に好きな男がいる女の子に恋をしてしまったり


こうして一人ひとりの登場人物たちの想いの行方が幾重にも重なり合っては交差し、物語が進むうちに三角関係が四角関係に、ゆくゆくは五角にも六角にもなっていくというスケールを見せる
どこがオムニバスだよwと


あえて分かつ必要は無いのかもしれないけど、男性的視点、女性的視点、どちらでも楽しめるラブストーリーとなっている


作品全体のクオリティは監督自らも総作画監督を受け持つなど(第4話を除けば)かなり高水準


声優に関しても、寿美菜子の演じるドバちゃんがどうも納得いかないという点を除けば完璧(もちろん当時のレベルの話です)


主題歌はスフィアのデビュー曲だったり、
EDはmableだったり
つまりマーブルな時点でネ申なわけですが(え
放送枠の影響か、あまり知名度が高くないようなので強くオススメしておきたいですね

投稿 : 2024/04/20
♥ : 26

67.7 52 2009年度アニメランキング52位
懺・さよなら絶望先生(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (376)
2577人が棚に入れました
糸色望は、どのやうなこともネガティブにしかとれない青年である。
横に繋げて書くと、とてもせつなくなるやうな名前をもつ彼は、ことあるごとに「絶望した」と死にたがり、でも本当には死ねないような、困つた人間だ。
そんな彼が、風浦可符香たちの通ふ学校の、二のへ組に、担任教師として赴任することとなつた。
しかし二のへ組は、望とは逆にどのやうなこともポジティブにしかとれない生徒、何事もきつちりとしていないと気がすまなひ生徒、なにかと怪我ばかりしてゐる生徒、
メールでしか会話のできない生徒など、もしかしたら彼以上に厄介な人間が数多く在籍するような学級だつた。
どこまでも後ろ向きな考えの望の教へは、そんな生徒たちの人生にどのやうな波紋を投げかけるのだらうか。
また逆に、望は生徒たちからどのやうな影響を受けるのだらうか。

声優・キャラクター
神谷浩史、野中藍、井上麻里奈、谷井あすか、真田アサミ、小林ゆう、沢城みゆき、後藤邑子、新谷良子、松来未祐、上田燿司、水島大宙、矢島晶子、杉田智和、後藤沙緒里、寺島拓篤

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

「犬カレーが食べたいなら、8話を食べればいいじゃない」 ※8話Cパートの話以外しません、あしからず

だから千和のあらすじナレの話とかしないって!


今色々と激アツ的意味で盛り上がっている「劇団犬カレー」さん


コラージュを用いた特異な作風が云々かんぬん・・・っていうのは実際見ていただければ許容するか一生見たくなくなるかハッキリしますので割愛させていただきます(キリッ


オイラの地元某アニメイトとかは魔法少女なんちゃらマギカの紹介に手描きポップでわざわざ
「魅力その2! ヒロイン達に迫り来る敵!魔女がスゴイ!
劇中に登場する奇妙な『魔女』たちを担当したのは【劇団犬カレー】
切り絵やコラージュを用いた独特の雰囲気で怪しい魔女の世界を作り出しています」
と、紹介されてましたよー?
(なんも間違っちゃいねぇから困るぜ)


まあ待てとw
犬カレーを語るならば、はじめの一歩はやっぱし「懺8話」
たぶんオイラが知ってる犬カレーさんちのお仕事ではこの「懺8話のCパート」が一番丁寧かつ自由奔放にやっちまってる感がある
尚且つ尺的にも長い(はずですw)


当然、今はこれよりもっと技を磨かれていることでしょうから、もっと複雑なこともやってのけるでしょう
が、実際の商業作品でちゃんと決まったお話の中、他のアニメタさんや演出の絡みがあったりする中ででは、色々と制約もあってのことでしょう


そういう意味ではこの8話こそが犬カレーの本気
そう、もちろん当時のだが


犬カレーはバケモノしか描けないと思ってるアナタにこそチェックして欲しい


いつもと全く同じしょーもないオチすらもどこか哀愁の漂うものになっている


普通に演出の才能があるんじゃないか?


これを見た後ならレンタルマギカのマカオとジョマもかかってこいのなんのその!







なんかハードル無駄に上げた割りにショボく見えたらごめんなさい(えー


見た目は悪ぃけど味は保証するぜ的ノリで、、、さあどうぞ召し上がれ\(´▽`)ノ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

3期目で、やっと・・・・・

結構続いたこのシリーズも3期目です。
毒電波を振り撒いた作風は相変わらずですが、2期と比べて禍々しさは和らいでいる気がします。
絵柄の色使いがアニメらしくなり、ネタの表現もよりわかりやすく改善されています。


作中で自ら語っていますが、この3期は原作準拠だそうです。
確かに、アニメというよりTV漫画といった感じで、原作のネタをちゃんと尺をとって努めて判りやすく工夫してるのがわかります。
だから素直に笑えました。


実験的は試みは相変わらず。
冒頭のあらずじ紹介とか、絵描き歌とか、擬音の表現とか、ネタの途中で「つづく」とか、わけのわからん事をやってます。
ただ、限りなく危険な風刺ネタや時事ネタを扱う本作には、そういうのが必要かとも思います。
お隣のアノ国やその隣の国のから激しく非難されそうなネタを平気でやってますので、「電波作品」「異色の怪作」などという隠れ蓑がいるのかもしれません。
・・・・と、深読みが過ぎますかね。


ともかく、原作ファンからすれば、この3期が一番です。
1期&2期で、
「絶望した!原作のようにいかないアニメに絶望した!」
という方(笑)
是非ごらんになってください。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

かなりポジティブになった絶望先生。もう死ぬ気は無いのか?でも、話は面白い。

前作と今作のあらすじ

始まりの季節、春。希望に胸を膨らませた「何事もポジティブにしかとれない少女」風浦可符香は、桜の木で首を吊る「何事もネガティブにしかとれない男」糸色望と出会う。出会ってはいけない2人だったが、望は可符香の高校の新しい担任の先生だった。そしてその凸凹な二人がクラスの問題のある生徒の問題を解決する話でしたが、もう3期となるとそんな設定なんて忘れて、ただの世間の問題点を指摘するギャグ系の作品になりました。キャラクターたちは1期、2期を見ないとわかりませんので、そちらをみて、絶望していください。

私の感想

ギャグは2期よりも面白かったですが、キャラクターの性格、個性がかなり1期よりも変わっていました。
まず、1期、2期ではギャグがキャラクターたちがある世間のネガティブな事に糸色先生が絶望している事に突っ込んでいましたが、今作では生徒たちがボケになって糸色先生が突っ込む方になっていました。
次に生徒たちの個性がかなり固定され(設定が同じになって、ボケが大体同じになる事)ボケが読めるようになっていました。
多分これが一番の問題でしょう・・・・ 糸色先生がよく生徒たちに殺されていました。これはかなり問題でしょう・・・・

私がこの作品で一番好きな所はエンディング後の
「絶望先生えかきうた」
がかなり好きです。全てのキャラクターが書いているように見えて、全ての声優が絶望先生を書いいる所です。皆さんの、まったく似ていません。けれどそこが良い所です。(私が一番好きな糸色先生の似顔絵は一旧さんの書いた似顔絵です。絵を描いていないのに何であんなにクオリティー高いんだ・・・)

オープニング

「林檎もぎれビーム!」(このオープニングは完全版を参考にしたレビューです。)
はじめは
「りんご もぎれ ビーム」
で始まり始めはまったく意味がわかりませんでしたが、なれてくると結構良い曲です。はじめは意味がまったく分からない画像で始まるりますが、右下の所にちゃんとした画像が流れます。私的にはそっちの方が好きです。
この曲はまったくネタバレがありません。ってか 逆にこの作品とぜんぜん関係ない画像ばかりなので初めての方は混乱するでしょう・・・・
この作品で一番好きな所はエンディング後に代入曲としたて、


エンディング

「絶望レストラン」
あまりレストランと関係な曲です。はじめはかなり地味に始まります。普通で普通な人で始まりので・・・・
そして、それが終わったら、それぞれの生徒の日常が描かれています。結構新鮮です。

「暗闇心中相思相愛」
糸色先生には似合わないエンディングでした。キャラクターもあまり出ていず、糸色先生の良さのまったく出ていませんでした。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

67.6 54 2009年度アニメランキング54位
犬夜叉完結編(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (302)
1724人が棚に入れました
現代と戦国時代を行き来するかごめと犬夜叉は宿敵・奈落の急所ともいうべき心臓の在処を、ついに神楽から明かされる。
殺生丸や、四魂のかけらを持つ琥珀、鋼牙を巻き込み奈落を裏切ろうとする神楽と魍魎丸たちの暗躍。四魂の玉を完成させ、奈落を滅しようとする桔梗だが、奈落は、邪な人間の心を手に入れて待ち受けていた。四魂の玉が完成するとき、最終決戦が開始される。
果たして、犬夜叉とかごめは、弥勒、珊瑚、七宝とともに明日を見ることができるのか…。

ぎゃわ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

殺りん好きにはたまらない

超絶だいすきなアニメ!
実をいうと完結編前の犬夜叉はあんまり見てないし
よくわかんない人物とかはいたけど
気にしないで見てたらすごくおもしろかったです(*^_^*)

わたしは特に殺りん、殺生丸様御一行が好きで
そこらへんのエピソードもちょいちょい書かれていて
ほっこりしました(*^_^*)
まじでいい回があります!!!

終わり方も満足です!!

犬夜叉だいすき!!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

弑羅魏優夜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

なんてことなの!?

観終わりました.....観終わってしまいました。
アニメ犬夜叉終了です。
観終わった直後の心境で語っているので落ち着きがないですが御了承ください。

以前のアニメ犬夜叉は途中というか、中途半端な形で終わっていましたが、今回は終わりまでのお話でした。
今回もやはり原作に忠実ですごくよかったです。
ただ、今回は全26話という短い話数でまとめているため、原作をかなりカットしており、展開が早いと感じる部分も幾つか見受けられました。25話でも感じていたのですが、「終わりよければなんとやら」で、只今大満足で感動中です。
良すぎますよ、やっぱり面白かった!!
涙あり、笑いあり、緊張ありのこの物語ですが、最後まで笑顔を与えてくれました。皆大好き!!
今回は、昼ドラのドロドロも終わったし、兄弟喧嘩も解決!そして因果関係までも全部きっちり解決されています。
見ている此方も暖かい気持ちになりました。
かごめ・犬夜叉以外の他の人達、みんなこれからも末永く幸せでいてほしいです。
ありがとうございました!!!

そして、いつかまた全話観たいと思います!
1からまた!!!

犬夜叉~、犬耳は最後まで最高だったよ^p^/

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

テンポ早めで消化されてる作品

アニメ自体が5クールなど出来る事が無くなったので
2クールでストック分を昇華させています
なので、テンポが速いです
無印の方を見ていた人は展開が早いと思うかもしれないです

一応、無印から完結編を見ましたが
話には普通についていけました

犬夜叉は長期連載だけどグダグダな所もあったので
完結編の2クール作品としては良く出来上がってるとは思いました


完結編と謡ってる事もあって
ちゃんと完結してくれるんで、無印で気になった方は視聴推奨です

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

67.6 54 2009年度アニメランキング54位
夢色パティシエール(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (134)
655人が棚に入れました
ケーキを食べること以外、何のとりえもないと思っていた14歳の女の子・天野いちご。やりたいことさえ見つからない毎日の中、聖マリー学園の講師・アンリ先生との出会いが、いちごの運命を変える。\n『おばあちゃんの味を再現したい!』\n初めて見つけた夢――それを叶える為に聖マリー学園へ転入したいちごに、伝説のスイーツ精霊との出会いが訪れる!\n腕はまだまだ初心者で失敗の連続だけど、いちごはお菓子作りへの想いと努力で一歩ずつ階段を登っていく。

声優・キャラクター
悠木碧、竹達彩奈、岡本信彦、山岡ゆり、浜添伸也、飯野茉優、代永翼、三澤紗千香、岸尾だいすけ

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

お菓子とイケメンに囲まれる主人公

スイーツが大好きな中学生の少女・天野いちごが、菓子作りの専門学校に転入してパティシエールを目指す物語。全50話。
日曜朝に放映されていた女児向けアニメですが、とても面白かったです。
主人公のいちごは、ドジでおっちょこちょいだけれど、あかるく前向きな頑張り屋。お菓子作りの経験は少ないけれど、豊かな発想力や繊細な味覚などの素質は持っているという、まあ王道の主人公といったキャラです。また、いかにも女児アニメらしく、「スイーツスピリッツ」という小さな精霊たちも出てきて、これがとてもかわいらしいです。ちょっと変わっている点としては、親友の女の子キャラのポジションが影が薄く、普段いちごと一緒に行動するのは「スイーツ王子」と呼ばれるイケメン同級生3人で、逆ハーレムのような組み合わせになっています。本格的な恋愛とまではいきませんが、主人公以外の部分も含めて意外と男女の関係が物語の筋に絡んでくるので、少女漫画色もそこそこ強い作品かもしれません。
物語的には、パリ行きを賭けたトーナメント形式の大会などもあり、中には卑怯な手を使って主人公たちを苦しめる相手などもいて、なかなか熱い展開になったりもします。また、当然ですが毎回いろいろなスイーツが登場して、その作り方やちょっとした薀蓄なども描かれますので、スイーツ好きな方にはそちらも魅力だと思います。
個人的に好きだったキャラは、キャラメルというスイーツスピリッツ。喋り方や性格がとにかくかわいくて大好きでした。また、世界的な製菓会社の社長令嬢で、いちおう主人公のライバル的なキャラである小城美夜も、かなり弾けたキャラでとても良かったです。
音楽はOP、EDともに作品の雰囲気に合っていて良かったです。OPの合いの手やEDのスピリッツが踊る映像は印象に残ります。
基本的には子供向け作品なので、細かい部分などで大雑把なところはありますし、キャラデザも子供っぽいので誰にでもお勧めというわけにもいきませんが、全50話を飽きずに楽しめる良い作品だったと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

ななりす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

女の子の夢・憧れが一杯詰まったアニメですぅ~

全50話
ジャンル:料理 友情

主人公の(天野 いちご)が一流のパティシエールを目指し、仲間達やスイーツスピリッツという精霊と共に奮闘する物語。基本的に女の子の子供向けの作品なんですけど、大人でも十分観れて面白いです。少しドジでスイーツ作りも初心者、ダメな主人公の成長物語ということで王道的なストーリーだと思います。その中で努力して成長していく主人公と、それを支える仲間達との心の交流やその友情が凄く良かったです。

アイデアや店の経営のノウハウなど「なるほど!」と感心させられることもあって、凄く勉強になりました。スイーツ作りは一生懸命に頑張って楽しんでやらないといけないんですけど、人を喜ばせるためには作り手も笑顔で楽しんでやらないといけないなど、そういう大事なものが描かれているように思えました。その後のお客さんの笑顔に観ているこちらも思わず嬉しくなります。スイーツで人を幸せにするって素敵な事ですし夢のあるアニメです。

主人公は健気で明るい性格で努力する、そんな姿に私も頑張らなきゃ!と元気を貰えました。それに、バニラ、ショコラ、キャラメルといったスイーツスピリッツ(精霊)さん達はとっても可愛いキャラが揃ってます。その精霊さんとの絆も暖かみがあって良かったです。私はキャラメル役の声優さんが可愛い声でツボでした。他にはバニラ役に竹達さんなんですけど、普段は「たまゆら」の楓ちゃんの声で、笑い声の時だけ「俺妹」の桐乃そっくりで笑えます。竹達さんファンの人は必見かも。

また、家族の絆も描かれていて、その中での子の自立。これは子供にも見せたいと思いました。他に見所があるとするとスイーツ作りの対決が面白いです。「ちはやふる」みたいにチーム戦が楽しめます。この対決はドキドキ、ワクワク感がありました。後半での伏線の回収は少し感動的です。

それに美味しそうなスイーツが一杯出てきて、食べたくなります。やっぱり、何といってもこのアニメを観るとスイーツを自分で作ってみたくなりますね。私も時間があるときに作ってみたいと思います。でも、太らないように気をつけないといけませんね(笑)。

50話と少し長いんですけど、あまり難しくない内容ですしサクサク観れて楽しめました。とっても甘~くセボンなアニメは如何ですか。結構面白いです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

@さっくん@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

やっぱり 少女漫画ぁ~

 少し前ですが 毎週 楽しんで見てました!!

 お菓子が好きな天野いちごが ひょんなことから聖マリー学園に編入することになる。 お菓子作りは 全然ないちごと 同じチームになったのは スイーツ作りが上手な「スイーツ王子」 樫野誠(かしのまこと) 安堂千乃介(あんどうせんのすけ) 花房五月(はなぶささつき)と 共に
パティシエールを目指していく!!!
 
天野いちご = 悠木碧
樫野誠 = 岡本信彦
安堂千乃介 = 浜添伸也
花房五月 = 代永翼

 スイーツスピリッツも一緒に!可愛かったです♥
オープニング&エンディングも 可愛らしいかったです♥

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

67.4 56 2009年度アニメランキング56位
CLANNAD AFTER STORY-クラナド アフターストーリー もうひとつの世界 杏編(OAD)

2009年7月1日
★★★★☆ 3.9 (221)
1433人が棚に入れました
原作ゲームの杏ルートを映像化した、本編とは全く別のストーリー
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

これもまた世界の違う物語です。

CLANNADの番外編として作られた作品です。

アニメの本ストーリーとは違った世界の話です。

(ファンタジーやSFの違う世界とかではなく

原作ゲームで言えば選択肢を変え、アニメとは

違う展開のストーリーということです。)

ヒロインの一人の藤林杏との物語です。

一話分しかないのですごく一部だけを凝縮した

話だと思います。(原作未プレイ)

一応のTrue endということだと思います。

CLANNADヒロインの中では個別ストーリーが

あまりなかったと思っていたので(個人の思い込み

かもしれません。)できれば2~3話くらいで

もう少し深く掘り下げてくれても良かったかなと

思います。

<余談>(どうでもいいので見なくていいです。)

{netabare}このレビューのタイトルはCLANNAD一期の番外編の

智代ルートと同様な感じなのでこうなりました。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 30
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

タイトルなし

杏ルートを完結まで描いた。

椋の双子の姉で保育士を目指す根は優しい女の子。

{netabare}杏はどこか寂し気な表情を浮かべている一方で椋が朋也に告白し、看護師を目指していることを話すところから始まる。杏ルートじゃなかったっけ?と思ったら杏から椋とキスする前にキスする練習を申し込まれる。翌日噂に。妹のために心を殺して朋也を好きな気持ちを隠し、妹を応援。妹がすごく可哀想だけど、お互いの気持ちに気付いてめでたし?杏が椋と同じ髪型にしたのはびっくり。{/netabare}

中々面倒なところあるなと思って見てたけど、最後は笑顔が可愛かったから許せてしまう。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3
ネタバレ

ジャスティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

本編でないのにこの出来

本編と違いルートが違いましたが、個人的にはこちらのルートも見てみたかったのでわくわくしながら視聴をしていました。

CLANNAD好きにはたまらない作品となっていることは間違いありませんので是非見てください。

{netabare}杏と椋の姉妹ルートでは姉妹でありそうな恋愛的なお話がよく表現出来ていて、自分だったらどう行動していていたかなあ・・・
どちらかが不幸になりどちらかは幸せ?になるという考えは自分の中では、あまり好きにはなれないなあと感じました。
朋也みたいに、どちらかを選ぶ選択は普通にかっこいい選択だと感じました。だって、不幸になった人に申し訳ない気持ちになるから・・・{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

67.0 57 2009年度アニメランキング57位
青い花(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (380)
1949人が棚に入れました
江ノ電沿線などの鎌倉が舞台。それぞれ別の女子高に通う二人の主人公を軸に、女性同士の恋愛と友情が描かれている。

声優・キャラクター
高部あい、儀武ゆう子、石松千恵美、堀江由衣、井口裕香、矢作紗友里、豊崎愛生、緒乃冬華、川田紳司、浅沼晋太郎、浜田賢二

日常のコード777 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

予習なし原作未読。「背伸び」するのは子供だけ。

どうやらアニメは原作途中までを取り扱ったようです。

おすすめしたい人は成人以上の方々。直接的性描写はありませんが大人向けのアニメになっています。舞台は鎌倉でふたりの幼馴染を主人公格とした純愛もの。

恋愛ものの作品って心の葛藤であったりすれ違いであったりを描くものが多いですが、この作品はまさに「思春期」の群像劇ですね。大人になろうと「背伸び」する、自分よりちょっと大きく高いものに「憧れる」。そういうのって思春期の頃は自覚できなくても大人になってから「ああ、自分も昔はこうだったな。」と客観的に評価できる。だからこそこういう作品は大人を中心に見た方がより味わい深いんじゃないかなと思います。

決して10代の視聴を妨げる意見ではなく、20代以上の方の視聴を強く勧める意見ですので何卒ご理解賜りたいですm(_ _)m

私もよく背伸びをするタチだったので、この作品にはすごく心を打たれました。同性愛を作中で取り上げていますがこれは男女関係なくおすすめできます。むしろ、だからこそ、純真無垢の花のような愛の素晴らしさを堪能できるのかなと思います。

究極の愛とは無償の奉仕であるとよく言われます。。しかしその真の意味は「相互扶助の精神」です。一方的な関係は必ず破綻するのです。背伸びして届いたものはいつか膝や腰にきてまた届かなくなってしまう。対等な視線を送り合うことで真の安らぎは得られるのだと、私はこの作品を通じて実感しました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

もちすい さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ガチ百合

百合ものというか同性愛もの。
でも、そういうアブノーマルな恋愛における障害とか悩みとかをそこまで重たいテーマとして描いているわけではなく、女の子の恋心や恋愛感情というものを描いた物語です。

そういう日常的な恋愛ものなので、これといって話が盛り上がるとかでもないんだけれど、キャラの描き方が丁寧で良かったです。

特にふみちゃんなんて、かなり生々しいキャラで、こういうキャラが主人公というアニメは、かなり希少なので、そういう点で楽しめました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

color さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

きみがいてよかった

百合を面白おかしく描いたものではありません。
社会にメッセージを訴えかけるものでもありません。

ただ女の子が女の子を好きになるはなしです。
杉本先輩が好きだとふみから告白された幼馴染のあーちゃん。
女の子同士の友情と恋愛を丁寧にやさしく描いています。

また、同性愛に真摯に向き合った心理描写もすばらしい。
登場人物たちの性格はまったくブレがなくかなり綿密な設定をされているのがわかります。
視線の動きや繊細な表情の変化で僅かに揺れる気持ちまでさりげなく演出。
キャラに真実味がありとても魅力的に映りました。

思いやりの溢れるストーリーと本作の作画もぴったり。
穏やかな鎌倉の街並みも雰囲気作りに欠かせない大事な要素になっています。

百合作品は初めてですが抵抗なく見れました。
食わず嫌いはもったいない純粋ラブストーリーです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23

66.9 58 2009年度アニメランキング58位
乃木坂春香の秘密ぴゅあれっつぁ♪(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (540)
3525人が棚に入れました
白城学園の乃木坂春香は清楚で可憐、成績優秀なパーフェクトなお嬢様。だが、彼女には、アニメやマンガが大好きなアキバ系という秘密が!それを学園で唯一知るのが、春香と親しい(でも恋人未満の)フツー人・綾瀬裕人。\nそんな二人の三歩進んで二歩下がるピュアな恋愛模様と、周囲の友人たちとの楽しい日々を愉快に綴るラブコメディ。

しょうすけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ピュアラブからハーレム化していっとる…w

一気に続いてのデレデレから他サブキャラとのハーレム化ストーリーでしたが優柔不断というか奥手な主人公は見向きもせず一途なトコにそんな嫌味さは感じなかったかなw 
まぁハーレム好きなオイラには楽しかったけど(〃^∇^)o_彡☆あははははっ
3話じゃ手乗りタイガーだの天壌の劫火だのもう釘宮三昧で何のアニメ観てるのか分からん状態の釘宮天国でとっても幸せ気分に浸れましたw
でも天王寺冬華さんがあれ以来出なかったのにはチョット寂しかったかなw
2期になって音楽もパワーアップしててEDアニメーションとか見ててとっても楽しくて毎回、最後まで見てしまったw感動シーンとかも多少はあったしテンポ良く最後まで楽しく一気に見せられちゃいました♪

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

oki96 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

能登かわいいよ能登。

乃木坂の二期に当たります。

能登さんの出番が少なめになったから、個人的には残念だったけど、キャラもストーリーも増えて面白いです。

とにかく声優陣が豪華。好きな声優ばかりで毎話楽しみでした。あと、ギャグも上達しましたね。特にとらドラネタとか能登が能登の物まねするシーンなどなど。

でも、二期はハーレム系になっていますね。個人的には一期みたいの方が良かったけど、しかたありません。でも、冬華ちゃんの登場には反対しません。釘宮さんも結構好きなので。あと、妹回も結構可愛かったと思いました。

一期が好きなら二期も好きになるでしょう。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

さらに能登かわいいよ能登

1期同様に「能登麻美子」演じる乃木坂春香がとっても可愛い作品です。

◆1期と比べると・・・
まず真っ先に思い浮かぶのが、エロの描写が随分と増えました。
ちょっとした事で簡単に下着が見えてしまうようなシーンがたくさんありました。
これはファンには嬉しいのか?それとも要らない要素なのか?
その判断は見る人によりますよね。
そしてサブキャラの描写が増えたため、主人公とヒロインのデレデレシーン・・・というよりは乃木坂春香のシーンが少し少なくなってしまったのは残念でならないです。

◆1期よりも良かった点・・・
やはり「釘宮理恵」がこの作品に加わった事です。
この作品では二役やっていますが、どちらの役もとても良かったです。
一役は「とらドラ!」視聴済みの人にはとっても嬉しいネタ、もう一役はセリフはほとんど限られているのですが「釘宮理恵」の可愛らしさがとっても出ていたキャラでした。
また他にも別キャラの「エヴァ」ネタや「おねティ」ネタなどいろいろ楽しめる内容でした。

◆1期2期に共通する事ですが・・・
この作品、悪者に当たるキャラがとにかくタチが悪いです。
この2期でも、かなりイライラするキャラでした。
それに加え主人公の不甲斐無さ・・・。
後半は相当もどかしい気持ちにさせられました。
物語を盛り上げる為に陰険に描いたのでしょうけどね・・・。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 17

66.9 58 2009年度アニメランキング58位
ひだまりスケッチ×365 特別編(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (197)
1351人が棚に入れました
『ひだまりスケッチ×365』は、「ひだまりスケッチ」の第2期シリーズ。
「365」とは、1年の365日と人間の平熱である36.5℃との2つの意味があり、蒼樹うめ自身の案によるものである。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、水橋かおり、後藤邑子、新谷良子、松来未祐、福圓美里、沢城みゆき、チョー、蒼樹うめ

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

前編「2月10日 どこでも自転車 2月11日 うさぎとかめ」 後編「6月6日 赤い糸 6月7日 イミシン」視聴。

ひだまりスケッチ×365 特別編
蒼樹うめの4コマ漫画のアニメシリーズ特別編。
「ひだまり荘」で暮らす主人公・ゆの、同級生の宮子、上級生のヒロや沙英、担任の吉野屋先生たちの日常と交流を描く。
特別編 前編「2月10日 どこでも自転車 2月11日 うさぎとかめ」
特別編 後編「6月6日 赤い糸 6月7日 イミシン」の2話を収録する。

2009年4月5日に行われたイベント「超ひだまつりZ」にて、新たな特別編の製作が発表された。同年10月17日、24日にBS-TBSで前後編が放送された。同2話は28日にDVDリリースされた。ちなみに前編は2009年8月に開催された「TBSアニメフェスタ2009」にて先行公開された。

特別編では2番の歌詞が使用された(第2期の場合、冒頭部についてはそのまま使用)。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 40

リクポテ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

次につながるOVA( ・∇・)

コミック原作 既読

ひだまりスケッチ2期のOVAです。
1期OVAと同じく2話構成になっています。
OVAというものの、本編と何ら変わりありません。
いつもどおりのひだまりでした。

OPの歌詞が2番というのも変わらず。
このアイデアは個人的に好きですね。

今回は3期につながる話でした。
新キャラが最後のほうに出てきています。

次は3期の☆☆☆ほしみっつを見ようと思います。
新キャラに期待です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

指名手配のモンタージュ町中に配るよ

なぜ特別編が別枠で用意されているのかは謎ですが、
虐められそうなので、想いを綴ります。ええ、ぜひ虐めてください。

さんきゅっぱーーーーー♪♪♪♪♪
特別編は、さんきゅっぱー♪OPで2番が流れるので漫喫、さんきゅっぱーー♪♪できます。
みやこが美味く面白くごはんを食べてくれるので、私は幸せ、さんきゅっぱーーー♪♪♪です。

どうやら、なつめに活躍の場があるのも特別編で恒例っぽいです。

あと同朋も出ます。
彼らには悔しい気持ちをバネにせず、
みやこにも近づかず、孤独な高校生活を送ってもらいたいものです。

特別編1、自転車(+新入生のため)回
特別編2、繕い・探し物(+雨の影響)回


吉野家先生株が上昇した。
みやこ株が上昇した。
なつめ株が微増した。
さ、さんきゅっぱーーーーー♪♪♪♪♪

ひだまり荘をもう一室増設したい気持ちが上昇した。

ええ、いつでも増築しますとも。建物なくてもまず倉庫に引っ越ししますとも。
ご両親×6と大家さんにはお饅頭をお届け済みです。ニュータイプなので6です。
大家さんなんてノリノリでしたよー「お主も悪よのう」って意気投合しちゃいましたよー。


あれ?電信柱にオレが?
あれれ?吉野家先生がミニスカポリスで向かってくる??
ありゃ~?いつの間にてんてーがオレの隣から笑顔を向けてくる???
「タイホー♪」

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

66.8 60 2009年度アニメランキング60位
テガミバチ(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (414)
2849人が棚に入れました
夜が明けることのない星に、「アンバーグラウンド」という名の地がある。首都を照らす人工太陽の光が届かない、暗く危険な地域を旅する国家公務があった。彼らの仕事はその地で生きる人々の「こころ」が込められた「テガミ」を届けること。命を賭して「こころ」を届ける彼らを人々は「テガミバチ」と呼んだ。

声優・キャラクター
沢城みゆき、藤村歩、永澤菜教、小西克幸、小清水亜美、水樹奈々、菅沼久義、岸尾だいすけ、石川英郎、中井和哉、福山潤、堀江由衣、遊佐浩二

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ストーリーも良かったと思いますけど、沢城みゆきさんの魅力が溢れている作品です・・・やっぱ沢城さんは凄い声優さんです♪

物語の舞台は、夜が明けることのない地「アンバーグラウンド」。そこには人工太陽があるのですが、その太陽が照らしているのは一部の特権階級のみが居住を許された首都だけで、首都以外には光が届かず、大多数の民は暗い場所で暮らしています。

そんな世界の職業の一つに、「テガミバチ」という国家公務があります。テガミバチは、その地で生きる人の「こころ」が込められた「テガミ」を、どんな場所にでもどんな危険も顧みず命懸けで届ける・・・そんな職業です。

この物語は主人公は、ラグ・シーイングという少年です。彼は、7歳の頃にテガミバチであるゴーシュ・スエードという青年と運命的な出会いを果たすのです。そして、テガミバチの仕事に対する誇りと情熱を目の当たりにしたラグは、憧れのゴーシュのように自分もいつか必ずテガミバチになる事を心に誓い・・・大きく物語が動いていきます。

この主人公のラグですが、優しく礼儀正しく、悪事を見逃せない性格の持ち主であると同時に、とても泣き虫で・・・少年だからか喜怒哀楽がコロコロ変わります。

このラグを演じているのが、沢城みゆきさんです。
そして、沢城さんの演技は「凄い」・・・この一言に尽きると思います^^;

ラグを演じている沢城さんの声は、まるで本物の少年のよう・・・そして、物語が始まった直後から、物語にぐいぐい引き込む力を持っていて・・・
ふと気がつくと1話目からラグの喜怒哀楽にすっかり同調していました。特に、ラグの涙・・・もちろん物語の展開上の感動もあるのですが、それ以上に沢城さんの演技に反応して勝手に涙が溢れてくるのです・・・(;_;)
振り返って見ると、滅多に出来ない貴重な経験をさせて貰ったように思います。

主人公のラグは感受性が豊かなので、演じるのは大変だったかと思いますが、私としては、様々な沢城さんの演技に触れる事ができて本当に良かったと思っています^^)v
これだけでは沢城さんの演技の「凄さ」を伝えきれていないかもですが、そこはご了承願います^^;

この作品も沢山の人物が登場するのですが、ラグの周りの人間は優しく温かい人ばかりなので、安心して視聴ができました^^
そして、ラグには大きな目標があります。普段の仲間や支えてくれる人達との掛け合いから一人でできる事の限界や仲間の大切さを感じる事ができるのですが、ラグが目標に向かってどのように突き進んでいくか・・・この作品の最大の見どころだと思います^^

前評判で「感動する」「泣ける」と聞いていましたが、まさしく評判通りの作品だと思います。
この作品には続きがあります。1期のラストも続きが物凄く気になるところで終わっているので、引き続き2期を視聴したいと思います^^

2クール25話の作品なので、視聴するために時間を作る必要のある作品ですが、この作品の世界観や沢城さんの演技が気になる方には、是非視聴をお薦めしたいと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 25

にゃんた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

魅力的な世界観と、ほどよいストーリー展開

手紙を届けるために、危険を伴う旅をしなければならない世界。
手紙に込められた「心」を伝達するために、自らの「心」を消費して鎧虫と戦う配達員「BEE」。
優しい心と大きな能力を秘めた主人公が、様々な人物と出会い、
事件に遭遇しつつも、困難を乗り越えて成長していく物語。

~~優れた点~~

★その1「シリアスなストーリーと世界設定」★

キャラクターデザインはかなり可愛い雰囲気で、舞台となる世界の外観も幻想的で綺麗。
一方で、ストーリーは人間社会や人間そのものの汚い面をストレートに描く。
また世界設定も、階級社会であったり、場合によっては人をモノ扱いするようなこともあるような、
シリアスな設定となっている。

「表面上は綺麗に見える世の中も、実はもっと生臭くてエゲツナイ実態で動いている」
そんな事実を表現するのが狙いだとしたら、なかなか深い仕掛けだと思う(本当に狙いがあるのかは分からないが)。

綺麗な外観と汚い実態。そして主要テーマの「心」。これらが絡み合い、作品全体として1つのメッセージを伝えようとしている。
また、OP・EDは作風と合っていて良かった。

★その2「浅そうに見えて、結構意外性のあるストーリー」★

ストーリー内容も、一見すると先が読めそうだが、少しだけ予想が裏切られる。
大きな驚きではないが、ちょっとした意外性があり、そこからホッコリした感動を得られる。

中盤以降は基本的に1話完結のストーリーとなるものの、
舞台となる世界の本当の姿や初期に出会った人物のその後、主人公やその仲間達にまつわる謎など、
明かされない要素が多い。
そして、それらの要素が、ほどよくショートエピソードに絡み、
物語に奥行きと厚みを加えている。
また、登場人物達の掘下げも十分できている。

~~不満な点~~

演出に難があり、せっかく世界観とストーリーが優れているのにもったいない。
「心」が主要テーマである以上、心情描写が最も重要だと思うのだが、この点の演出に工夫が見られず残念。

涙に頼りすぎたことで、幼稚で安っぽい印象になってしまった。
分かり「易さ」も大切だが、分かり易過ぎる演出は「安さ」にもつながる。

~~まとめ~~

演出面で不満はあるけれども、それを十分補ってなお余りあるストーリー内容と展開。
後半になればなるほど良くなってくる。
あるエピソードでは、王道ストーリーであるにもかかわらず、涙を流してしまった。
良い点、不満な点、それぞれあるものの、続編も観たくなるような良作。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 17

M&M さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

1話目ですでに涙目・・・

1話目ですでに泣いてしまいました。

ラグの声(沢城さん)が私の涙を誘うのです!ww

何度泣いたかわかりません・・・(笑


でも、ただ泣けるだけじゃなく、内容としてもすごく心に残るアニメです!

テガミバチが人の心を届けるため、命をかけて、その心が入っているテガミを届けます。

主人公(ラグ)の言葉一つ一つが出会った人々の心を動かしていきます。

笑ったり泣いたり、このアニメを見終わったあと、心があったかくなった感じです(笑

2期では、またちょっと違ったテガミバチが見れて面白かったです!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12

66.6 61 2009年度アニメランキング61位
聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (602)
3860人が棚に入れました
元貴族令嬢で騎士団員のセシリー・キャンベルは、父から受け継いだ古い剣を鍛えてくれる鍛冶屋を探していた所、街中で暴れていた男を剣で撃退する男と出会う。\n

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

なぜ、聖剣の刀鍛冶は「二流の厨二」なのか

女の子の絵がかわいい。主にその点だけが見応え。以上…。
まあ、なんか絵がキレイだなというだけで最後まで見てしまったので、作画チームの仕事は称賛されてしかるべきだろう。

 ただし、本作は、SAOを観た後にみると、「ああ、これは二流の厨二作品だな」という気がしてしまうだろうと思う。原作はもう少し出来がいいのかもしれないが、アニメのほうは脚本チームの仕事が、商業作品として認められるかどうかがギリギリのレベルにきてしまっている。

(下記、聖剣の刀鍛冶というか、「厨二とは何か」論)


 設定そのものは、厨二として、問題ないクオリティではある。
 キレイな中世ファンタジー世界はもちろん。「俺つぇぇえぇぇ!!」主人公。かわいい女の子といちゃいちゃできる世界。なんだかんだでご都合主義。子どもの理屈が通ってしまうあまり複雑でない世界。だけれども、他の人にはわからない(本人的には)複雑な過去をかかえた悲劇の主人公…という…という、とってもとっても「ナルシスト乙」な設定は、厨二世界の設定としては、間違いなく非常に意図的によく構築されたものと言っていいだろうと思う。

 では、何が二流なのか?

 ストレートに言えば、単に作話技術が稚拙。ということに尽きるのだが、この「稚拙さ」は、なかなかに根の深い話だな、と思う。

 繰り返すが、中二病作品というのは、基本的にご都合主義の作品である。『SAO』にせよ、『禁書目録』にせよ、いい年こいた大人がみたら、まあ、「おいおい、そんなわけあるかよ。」という稚拙な脚本に見える。中二病の脚本というのは、一流の中二病だろうが、二流の中二病だろうが、いずれにせよ、稚拙な脚本なのである。ある観点にたてば。

 しかしながら、聖剣の刀鍛冶というのは、中高生にとってすら、ご都合主義にみえるだろうものになっている、ということだ。
 では、ここで言う「ご都合主義」とは何なのか?

 …たとえば、ネタの投入量が1クールなわりに多すぎる(※1)、プロットの構成が雑すぎる(※2)、序盤のツカミが弱い(※3)、ヒキが弱い(※4)などなど…といったポイントだ。

 ただ、難しいのは、繰り返しになるが、中二病シナリオの中では、「ある種のプロットの雑さ、はむしろ許される。あるいは推奨される」ことがある…ということだ。
 たとえば、『SAO』を見てみよう。

・あまり充分な仕込みがなく、主人公ははじめて会った女の子と仲良くなれる
・よくわからない理由で悪役は、ゲスな動機をもっている。
・少し一緒に過ごしただけの人が主人公を慕ってくる

 …等、こういった「ご都合主義」は許されている。ごく正直にいえば、どの部分についても、ちょっと口をあんぐりとしてしまうようなご都合主義だ。

■diegetictime 虚構世界内のもの 対 non-diegetic time虚構世界外の時間

 しかしながら、SAOと、聖剣の刀鍛冶の違いがあるとすれば、一つの大きなポイントは、「視聴者にとっての唐突感」だろうと思う。
 どういうことかというと、誰かと仲良くなりますよ、という描写があるとして

1.アニメの演出上、実時間では2分かけて仲良くなる。
2.アニメの物語世界内では1年かけて仲良くなる 

 という二つの描写は、両立する。なんで、3分が一年か、というと
 要するに、「ちゃらーらー、ちゃらーらー」とかいうBGMが流れてる間に、5秒毎に、画面が切り替わるようなアレだ。「そうして月日は過ぎ去った」的な。

 カタカナで恐縮だけれども、前者はダイエジェティック(diegetic=フィクション世界内の)の時間と言い、後者は、ノン・ダイエジェネティック(non-diegetic フィクション世界外の)時間という言い方になる。

 そして、おそらく、これはわたしのごく勝手な予想だが、
 中高生のオーディエンスというのは、non-diegeticな尺で一定の幅の描写があれば、それで充分に感情移入して見られるのではないだろうか?
 そして、その「一定の時間の幅」は、おそらく3分とか、5分程度の短い時間でOKなんだと思う。どんな下らない動機や、きっかけでも、non-diegeticな少しの描写があれば、それだけで中高生のオーディエンスは、納得してくれるような気がしている。
 たとえば、わたしが全く感情移入のできない『禁書目録』は、物語世界内の時間の経過はかなり短い物語になっている。しかしながら、主人公の上条当麻のお説教はかなり長いし、non-diegeticには、きちんと一定の描写が成立している。

 一方で、ある程度までいい年こいたオーディエンスになると、non-diegeticな描写以上に、diegeticな一貫性のほうを要求する率が高いのではないだろうか。
 たとえば、突如登場した敵役が、「3年前のあの日、ああいう事件があって、その後もずっとおまえは気づかずに、おれにとって…云々」みたいなことを述べれば、敵がなぜ恨みを抱いているのか、というdiegeticな動機の説明にはなる。そのような、diegeticな動機の説明をすっとばしても、non-diegeticに、5分程度の動機が描写されていれば、中高生向けコンテンツの物語というのは成立してしまうように思う。っつーか、『禁書目録』への違和感を説明すると、ぜんぶそこになる。

 わたしの脳内の構図をまとめておくと、


[厨二視聴者への描写]
  ・non-diegeticな描写:3分~5分程度で良い
  ・diegeticな説明:non-diegeticなものと同等で良い。
       あればあったで機能するが、
       あまりなくても問題ない

[いい年こいた視聴者への描写]
  ・non-diegeticな描写:10分~20分は必要。モノによるが
  ・diegeticな説明:必要とされる説明の重たさが、
     厨二視聴者の場合よりもきっちりと必要。
     ここがきちんとしてないと文句がつく。


 という感じ


■中二病という現象の、生理学的説明

 中二病という現象が起こってしまう理由の説明としては、子どものほうが夢見がちだとか、現実の世界のリアリティと仮想の世界のリアリティに区別があまりない時期だからとか、いろいろな理由はある。
 だが、実は、中二病的な描写というのを、diegeticな時間という点から考えてみたときに、上記のわたしの仮説が、ただしいのであれば、
 これは、おそらく、「子どもと、大人の体感時間の長さ」が問題なのではないか、という気がする。

 よく知られているように子どもの体感時間は大人よりも長い。年をとればとるほど、一年の過ぎ去り方ははやくなる。

 …とすれば、子どもは「5分の描写」でも、大人にとっての「15分の描写」に相当する感覚でいる可能性がある。
 また、そもそも描写そのものが「はじめて見るタイプの描写」である可能性が高く、どんな描写でも驚いてくれる可能性が高いし、「人々の合理的な動機の水準」そのものの感覚がいまひとつきちんと成立していない発達段階にある子どもの感覚なので、動機そのものに「十分な動機」「不十分な動機」の区別があまり成立していないのではないだろうか。

 …とすれば、なぜご都合主義でありながらも、『禁書目録』や『SAO』が厨二として成立する最低限の条件を満たしているのか、ということは理解できる。
 

■聖剣の刀鍛冶そのものの話に戻ると、

 さて、なんで、こんなクオリティになってしまったのが謎だが、もっともありそうな裏話としては、まあ(1)制作チームのスケジュールが押してた (2)全体構成の担当者が新人だったため、舵取りの仕方がわからなかった…といったところだろうか。
 とにかく、non-diegeticなレベルの描写すら足りていないのだから、中高生のオーディエンスにすら、ツッコまれるというのは致し方ないだろう。


 あと、しいて いい点を挙げると、ストーリーについては、6話ぐらい?で、ちょっといい部分「も」あったが、ほかの部分は、まあちょっと細かい話はノーコメントで。しても、不毛だろうから。


※1.【ネタの投入量】尺の構成にあったネタ(プロット)の投入数。少なすぎると間延びするが、単に多すぎると破綻する。この作品の場合は、多すぎた印象。

※2.【プロットの構成】一つ一つのプロット内の構成。起承転結でいえば、起承転結のうちの比率がアンバランス。適切なバランスというのがあるわけではないが、【起承】の前半と、【転結】の後半のバランスでいえば、前半が後半よりも少なくなるということは、まずない。要するに、シナリオを展開するための仕込みの部分が少ない。

※3.【序盤のツカミ】序盤のヒキの強さを作る要素が、少ない。設定的なヒキがあるわけでもないので、単に「かわいい」だけの作品として終わってしまっている。

※4.【ヒキの強さ】その他、全体的に準オムニバス形式の構成をとっているため、次回への「ヒキ」が弱い。オムニバス構成として作るにしても、一話ごとの構成のクオリティが全体的に少ないため、やや退屈。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

出だしからグイグイと

絶体絶命の貴族令嬢騎士のセシリーを助け、魔剣精製をするルークとリサが主人公と思ってみていたが、どうやらセシリーの方が主人公のようだ。
出だしからグイグイと引き込まれて中々の展開である。
にしても刀鍛冶としてセシリーに高額な報酬を請求をするあたりは…
ブラック・ジャックか?とすると助手はピノコか!
そう思うとツボに入ったのが納得いく。
ファンタジーで1クールは難しいが、構成 鈴木雅詞氏。どうまとめてくれるかな。

セシリーと帝国の皇女シャーロットと近衛兵3人の戦いと友情はいい話だったなぁ。
剣を持たなければメイドが最強ってのも(笑)
残りわずかとなって、帝国との戦いなのか、軍国との戦いなのか…

ラスボスまではやっぱ描けないよね。
でもこの締めくくりでいいと思う。
単純バカのセシリーが成長したし。

なんと言っても第5話絆、第11話真実のリサ&あきちゃんの演技力はずば抜けてた。
うるうる…
メインヒロインです!

帝国のシーグフリードがDr.キリコに見えてしまうのは俺だけだろうか?(笑)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

mania2015 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

意外にエロで!意外に面白かった!

いきなり、露出シーンがあったのでそっち系アニメかと思いきや、そうでもないので、ある意味安心しました。ストーリーはなかなか面白い展開もあるので飽きないで楽しめました。1クールでは、個人的には少ない気がしました。主人公は最強ですが、なぜあんなに強いの?と疑問が湧きます。そんなの気にせず、観て行くと矛盾点も多く見られるのですが、これが本作品の面白い点なのでOk。一度は観てほしい作品の一つです!オススメ出来ます❗

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

66.5 62 2009年度アニメランキング62位
テイルズ オブ ヴェスペリア-Tales of Vesperia(アニメ映画)

2009年10月3日
★★★★☆ 3.9 (187)
1046人が棚に入れました
人と魔物の大きな戦い「人魔戦争」終結から数年。人々は根源たる力・エアルによって、繁栄を築き上げようとしていた。帝国騎士団ナイレン隊に所属する新人騎士のユーリとフレンは、先輩である双子の姉妹騎士ヒスカ、シャスティルとともに、シゾンタニアの町を守る任務に就いていた。しかし町にほど近い森でエアルが異常噴出し、凶暴な魔物が増殖する事態が発生。これを深刻に受け止めたナイレン隊長は、独自調査を開始する。

せきひろ^ ^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

続編見たいです!!

新米の騎士ユーリとフレンは
シゾンタニアという街の
帝国騎士団に所属していた。
彼ら二人と仲間の騎士達が
街の周辺にいる魔物の凶暴化のため
撃退任務にあたっている所から
ストーリーは始まってます^ ^

作画が物凄く綺麗で
魔物との戦闘シーンは見やすくて
短い時間の中でのキャラの
把握もしやすく悪くない展開もあって
物語もあまり理解に困らなかったです!
ゲームはしてないのですが
結構楽しめたと思います(^∇^)

この作品はこっから面白くなりそうな
気がしますし、ユーリとフレンが
どうなるのかとても気になるので
続編やってほしいなーって強く思います!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

販促作品としての役割を全うした・・・と思いますが、続きが気になります!

この作品の原作は未プレイです。テイルズ オブ エターニア、テイルズ オブ ファンタジア、テイルズ オブ ジ アビスに続く第4作目のテイルズ作品・・・だと思っています。

物語の舞台は、テルカ・リュミレース・・・この世界ではそれぞれの街が、地下に眠る世界が最初に形作られた際の余剰エネルギーであるエアルを吸収して作動する魔導器よって結界を張り、魔物の侵入を防いでいます。
大半の人々はその結界から出ることなく生涯を全うするとか・・・

この物語の主人公は辺境の騎士団に所属する青年ユーリ・ローウェル・・・その騎士団には幼馴染のフレン・シーフォも一緒なのですが、自由奔放なユーリとは真逆な性格の堅物である事も手伝って顔を合わせる度に喧嘩ばかり・・・
そんな二人を何かと気にかけるお姉さん的存在が、先輩騎士である双子のシャスティルとヒスカ・・・
そして隊長さんが、部下や市民から慕われている質実剛健なナイレン・フェドロック・・・が主要な登場人物です。

この世界では、エアルによる魔導器の恩恵を受けていますが、それはエアルと魔導器の需給バランスが取れているから・・・
だからバランスが崩れると当然恩恵も受けられなくなる訳ですが、バランスの崩れ方によっては最悪の事態を迎えてしまう・・・そんな諸刃の剣でもあったんです。

予兆はありました・・・決して手をこまねいていた訳ではありません。
ただ、魔導器は古代の遺産であり現代技術では全容が解明できず、どうしても調査に時間を要してしまいます。
そしてコップから水が溢れるようにエアルの量が増大し・・・様々な突然変異を起こしながら物語が大きく動いていきます。

最初は騎士団の軍用犬であるランバードに・・・
ランバードはとても忠実で賢い軍用犬でした。魔物退治の際に部隊を支援するなど働きも上々・・・
だから軍用犬でも騎士団のメンバーにとっては大切な家族も同然なんです。
そんな忠犬にもエアルのまるで毒の様な牙は全然容赦なんてありませんでした・・・
たくさん名前を呼びました・・・
いつもなら二つ返事で反応があるのに・・・
その決断・・・心が痛みました・・・

悲しみの・・・最悪の連鎖は止まりません。
魔導器の使用にも支障をきたす様になってしまったのです。
この事態が更に深刻化すると、街を守っている結界そのものが消滅してしまう・・・
そしたら、魔物が一声に街になだれ込んでくる・・・

諸悪の根源を絶つべく立ち上がった隊長・・・
この先にどんな困難が待ち受けているか、きっと皆んな察しがついています。
それでも守るために立ち上がる騎士たち・・・
この雄姿は本当に格好良かったと思います。

ここから物語はクライマックスに向け駆け抜けていくのですが、やはり順風満帆ではありません。
得たモノに対する代償・・・とても等価だとは思えませんでした。
気になる方は是非本編でご確認下さい^^

約2時間弱の作品でしたが、物語は綺麗に纏まっていました。だけど、これがRPGなら正直世界観はあまり広くないなぁ・・・と思っていましたが、エンディングを見てそんな思いは吹っ飛んでしまいました。
これまで見たことのないキャラや乗り物が次々と出てくるじゃありませんか・・・
面白そうなカットの連続に「こんなの隠してるのってズルい・・・」と思っちゃいました。
このエンディングを見たら誰だって続きが気になると思います。
・・・と思っていたら、この劇場版はゲームの始まる前の出来事が描かれていたそうです(wikiより)。
どうりで見た事の無いカットが続くわけだ・・・^^;

引き続き「テイルズ オブ シンフォニア」を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14

~ひよこ道~ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

PSPのUMDで見ました

PSPで見たんですが、(て言うか弟のを拝借w)なかなか良かったと思います。
ゲームやる前に見てもクリア後に見てもどちらでも楽しめると思います。

ヒスカとシャスティルがかわいいです。
見分け方は・・・・・・・・・・・・・・・まあ置いといてw

隊長の人柄が素晴らしすぎます!
エステルはドレスがデフォ衣装です。
リタがかわいいです!
カロルを探せ!(一瞬だけ出ます、見逃すな!)
隠密行動中のレイヴンも出ます。
このころのアレクセイはまだあんなこと考えてなかったのかな?それとももうすでに?
残念ながらジュディ、パティは出ません・・・。

おもしろいんで見てみたらどうでしょうか?
ラピードかわいいなあw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

66.4 63 2009年度アニメランキング63位
大正野球娘。(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (456)
1986人が棚に入れました
時は大正14年――。良家の子女が集う東邦星華高等女学院に通う鈴川小梅に、親友の小笠原晶子が声を掛けた。「一緒に野球をしていただきたいの!」
 突然のお願いに、思わず頷いてしまう小梅。
しかし、ルールも使う道具も分からないことだらけ。
はたして、本当に9人集まり、男子と試合が出来るのか!?
可憐な乙女たちの奮闘が、始まる!

声優・キャラクター
伊藤かな恵、中原麻衣、植田佳奈、能登麻美子、甲斐田裕子、喜多村英梨、広橋涼、牧野由依、後藤沙緒里、藤村歩、新井里美
ネタバレ

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

全年齢に推奨出来る傑作

 後にディズニーチャンネルでも放送されたように、至極健全な内容(風呂シーンくらいはあった気がするが)。

 内容は、女の子がスポーツをするなど考えられない時代の野球スポコン。その成長過程が丁寧に描かれ、またキャラ別の戦う理由や人の個性もきちんと付けられていて、迷うことがない。素直に勝利に向かって彼女らを応援できた。


 {netabare} また、見逃せないのがきちんとした時代考証。
 一話の東京節のシーンで、『いかめし(厳めしい)館は警視庁』というフレーズがあるが、そのバックに描かれているのは『厳』という字からはかけ離れた、せいぜい二階建てのアパートみたいな建物だった。しかしこれは、物語開始以前の関東大震災で警視庁庁舎が倒壊したための仮住まいで、物語時にはこの姿。丁寧さが作品への真摯な向き合い方が現れている。 {/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

あれれこれれ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

普通に面白い

全12話。男尊女卑の意識が強い時代のお転婆娘たちによる野球のお話です。OPの「浪漫ちっくストライク」も含め、どこかほのぼのとした感じでソフトに仕上がってます。ツッコミどころと言うか、ちょっと無理な展開が有りますが安心して見られます。ざっくり見た感じは普通におもしろい、なのですがなにか不思議な魅力を感じさせるアニメです。投手の昌子の投げ方が、だんだん成長してうまくなっていき、最初のころと最後の方で投げ方もかなり違うなど細かいところにも気を使ってます。

また、古き良き時代と言うかそういう雰囲気も楽しめます。例えば「納豆、納豆、納豆~」って掛声で売りに来る納豆屋さんのシーン、あんな感じだったのかなぁとか・・最後の授業が終わると起立、礼のあと級長が「おジャンでございます」と声を掛け、教室内で拍手が起こるシーン(「おジャン」とは鐘の音のことを指してるらしいです)なんか風情?が有るというか温かい感じがして心地よかったです。・・他にもいろいろ有りそうなので探しながら見るのも良いかもしれません♪

最後に、小説の方も少し読んでみました。雰囲気は同様に、ほのぼのとしてますが内容はかなり違ってます。アニメを見た後でも十分楽しめる内容です。個人的には小説の方が面白かったです。1,2巻が男子と野球の試合編 3巻が紅葉たちと屋台勝負編 4巻からアミーナ女学院と野球の試合編 ただまだ完結しておりません。と言うか5巻でるのでしょうか?4巻が2010年6月30日に初刷になってますが・・・

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

すみません、変なテンションでレビューしちゃいました。こんなレビューは金輪際書きません。

さあ、この作品を分析してみよう。

時代は大正。
明治の混沌と昭和の混乱の狭間の比較的穏やかな時代で、自由な庶民文化が華開いた時である。
大正時代設定のアニメとしては、「ハイカラさんが通る」であろう。
ちょっと粋なものをハイカラと呼んだ時代。
このアニメの印象もまさにハイカラ。
時代の最先端を行くお嬢様の奇抜な姿に注目である。

題材は野球。
明治時代にアメリカから伝わったベースボール。
この時代はまだ、物珍しいスポーツである。
とは言え、六大学野球の草創期であるため普及途上と思われる。
野球アニメとしては、超スポコンで有名な「巨人の星」であろう。
80年代になると、恋愛・感動要素を絡めた「タッチ」が有名。
2000年代だと「メジャー」とか「おおきく振りかぶって」だろうか。
このアニメは本格的な野球ではなく、若干のスポコンを伴うほんわかしたものである。

主要登場人物は娘。
この作品の最大の特徴と言えよう。
女の子がアクションを起こす作品は近年大量に制作されている。
萌え文化の浸透であろうか。
「ガルパン」とか「咲」とか「艦コレ」などがそれに当たる。
しかし、この作品は、全然雰囲気が違う。
緩い感じが心地いいのである。

最後に結論。
華やかな時代を生きるお嬢様が、ひょんなことをきっかけに始めた野球に徐々に真剣になる、友情を基本とした微スポコン萌えアニメ。
これがこの作品の本質と考える。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 47

66.4 63 2009年度アニメランキング63位
花咲ける青少年(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (222)
1215人が棚に入れました
アメリカに本拠を置く世界的大企業のバーンズワース財閥。1代でその財を築き上げた現会長ハリー・バーンズワースの一人娘である花鹿は、幼い頃に誘拐されかけたためにカリブ海にある孤島で10年あまりのあいだ世間から幽閉同然に隔離されて過ごしていたが、彼女が14歳になったある日世間に出ることを許され、自らの希望で母の母国である日本の中学に通いだす。
しかしそれから1ヶ月、突如ハリーからアメリカに呼び戻される花鹿。久しぶりに顔をあわせたハリーは花鹿に「おまえは重い宿命を背負っており、世間から隔離して育てたのも本当はその宿命のためだ」と告げる。その宿命とはなにかと問いただす花鹿に対して、ハリーはいきなり「ゲームをしないか」と持ち掛ける…。

声優・キャラクター
遠藤綾、森川智之、小野大輔、浪川大輔、福山潤、柿原徹也、子安武人、諏訪部順一、土田大、郷田ほづみ

kai さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

中だるみ作品?!いやいや面白いです。

廃人になってまで一気に見終わった!!

惚れる。つか惚れた

むすたーふぁーー!
むすたーふぁああああああ!!!!!!
という感想です

コッホン。。。
花婿候補の中の1人、ユージィンという彼が登場しやがるんですが彼の恋愛感に感涙!というか衝撃を受けた。
いろんなアニメをむさぼったが彼のような奴は初めてだった。とにかく彼だけで1つの作品ができますよって話。

残りの花婿候補達の話もまぁ普通に楽しめた。
ユージィン。彼の存在は一生忘れないと思う。


エンディングは-0.5
残りは最高でした!!!!!!!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ん~・・微妙・・

2009年4月-2010年2月迄NHKで放送された。全39話。

マハティ編は1987年。本編は1989年10月から連載の少女漫画
を元に制作された。

設定&あらすじ。

世界でも屈指の大財閥の一人娘の宿命の謎を「夫捜しゲーム」
での展開を軸に描く物語。貴種流離譚風の謎を含みロイヤル
な雰囲気で何処までも華やかで優雅な家系の御子息御令嬢の
恋愛模様の側面や裏側を描いたような・・世間一般とは隔離
されて育った色んな意味で天然御嬢様が洗脳していく物語。

感想。

浮世離れした上流階級の恋愛物で内容はコテコテの古典。
色々シリアスに描く様々矛盾したギャグなので覚悟を。
兎に角ぶっ飛んでます。主人公はカリスマ教祖様です。


1話目数秒で頭が異常にデカイヒロインの幼少期の回想・・
只でさえ目立つのですから云々というが地味なヒロイン。
基本ヒロイン以外はMOBまで美形なり可愛いのだけれど。
兎に角構図や演出含めて作画が酷すぎる。不安定だし。

ヒロインは体と顔のバランス不可思議な描写が多い・・
首が異様に長かったり変な角度で捻ってたり不思議・・

顔と体と別に書いて切接したのでは?と思う描写も多い・・
3D描写等は特に酷く・・初期の特撮ヒーローものクラス。
この手のアニメにしてはアクション等の構図も含め汚い。
NHKでなければ1クールで打ち切られたであろうという感じ。

当然の如く??男性キャラは鉄板の美形揃い。
徹底的に庶民とは隔絶したブルジョワとロイヤルな世界観。

2話目ユージィン=ムスターファの件は主人公の頭の悪さを
徹底的にシリアスに描くギャグなのでスルーしよう。

3話目悟りを開いた無敵頑固無双の様でアンバランスな一面
も描いて苛っと落として良い台詞も入れてフォローする。

4話目流石教祖!破天荒な原始人はムスターファ洗脳成功。

5話目王子登場!9話目以降唐突にコメディ展開や過去の話。
1クールで飽きて視聴を止めたが、展開そのものは苦手では
無く、見始めた以上結論は気になってたので再視聴。

再視聴で先ず感じたのが・・NHKだからこそ許されるスロー
スタートで徐々に盛り上がっていく。といっても低空飛行。

1クール最終話迄にギリギリ盛り上がり、梃入れもある。
唐突ではあるが、意味不明の学園パートの補足でギャク回も
設けられている・・そして2クールまでの繋ぎに伏線を引く
形で跨いでいる。主人公の謎の問題にも結論を見せている。

2クール以降はその事に関して沿った形で分り易く絡め手の
エピソードが軸になっている。
主人公の精神攻撃や洗脳にも慣れて・・物語に集中できる。
鉄板王道の展開でも有り、時より入る子供っぽい演出での
ギャグのようなトラブルと解決の展開にも慣れてくる。

一番の謎である主人公の宿命についてネタバレしているが、
20話以降は、含みではなく明確に提示されて潔い感じ。
其処が無ければ唯の引き伸ばし=中弛みに感じてただろう。

この後は明示された事により、更に何かあるのか?其の侭
鉄板王道を行くのか?物語の作風からいって主人公の大きな
成長描写は見込めない。宿命の相手が洗脳されて善人に進化
して・・主人公が其れを好き=好意?恋?愛?意識が変わる
か?っと愛も親愛か深愛・・そして一生を賭けられる相手か
を見極められるか?というだけの物語なので視聴が楽。
後は1話目で想定していた相手とどういう結論になるのか?
意外性のある展開はあるのか?という部分に3クール12話?
が・・長いので中弛みが無い事を願いつつ・・

2クールもクライマックス前にはギャグパートが入る♫
超意味不明の謎の学園パートに二度目のスポットも当る♫
道理で一般人だが主人公より可愛いだけのことはある!!

3クール目に入って色々急展開。とても素直に分り易く展開
していくのでとても視見易くスッキリ。

どの人物も予想通りの動きで待ってたよ~って感じw
24話も耐えてると其の侭王道で行ってくれないとね^^;

34話にはホッとした・・EDとか視てると間違いない方向に
進むことは予想できたけど・・尺が余ってるんで少し不安。

此処から先はもう・・ぐちゃぐちゃ弄らずストレーに・・
だって散々緩い展開や意味不明のシリアスギャグを耐えて
来たので・・最後は此れ以上無い!という王道で・・

以降も流石に色々溜め込んでいたものを一気に出してくる。
でも変に弄くるより、方向性が見えた状態のラッシュなので
何だか盛り上がって良い感じかな~

作り手の意思は何となぁ~~く・・そこはかとなく受け止め
るけど・・1クール目もう少し何とかならなかったものか?

女性層を意識した感はあるけど効果あったか微妙だし・・
純愛モノとしても・・盛上がるまで時間かかりすぎだし・・

私的には後半は評価できるのだけど・・ふぅ・・
その評価も序盤に対して待たされた分やっときたぁ~・・
なので・・制作側の狙いにハマれたのか? 待ってあげたと
言うべきか・・人に聞かれて面白いとは言い難いのは確か。

興味あるなら最低1クールは我慢。できれば18話くらい迄は
視る気で立ち向かったほうが良いかもJ?




花鹿・ルイーサ・陸深・バーンズワース:遠藤綾
世界的大財閥"バーンズワース家"の一人娘。14歳。
父親譲りのカリスマ性を持つ奔放な性格の美少女。
幼少から10年程カリブ海の孤島で隔離されて育った。
一般常識に欠ける面があり、周囲をハラハラさせる。

倣 立人:森川智之/幼少時代:井上麻里奈
華僑の大財閥・倣家の若き総帥。英才教育を受けて育つ。
知的な美貌で長身の中国人。若くして辣腕を揮う実業家。
外面は良いが内面はひねくれ者。初登場時は19歳。

寅之助・V・芳賀:柿原徹也
花鹿のボディガードを務める童顔の日系アメリカ人2世。
ボディガードの腕は確かだが、素直でやや子供っぽい。
アクの強い面々に囲まれ、日々気の休まらない常識人。


バーンズワース一族

ハリー・バーンズワース: 郷田ほづみ
花鹿の父親。自身の出生に重大な秘密を抱えている。
一代で世界的企業・財閥にのし上げた、希代の実業家。

キャスリーン・バーンズワース:久保田民絵/木村亜希子
ハリーの母親で、花鹿の祖母。拉致事件の時亡くなった。

フレドリック・バーンズワース:千田光男/野島裕史
ハリーの父親で、花鹿の祖父。愛称はフレドで、小説家。


花鹿の夫候補

ユージィン・アレキサンドル・ド・ヴォルカン:小野大輔
19歳。フランス貴族・実業家ヴォルカン家の三男。
コロンビア大学留学中。放浪癖。女性トラブルが多い。
魔性の魅力を持つ泰然自若だが若干嫌味な性格をしている。

ルマティ・イヴァン・ダイ・ラギネイ:浪川大輔/溝邉祐子
14歳。東南アジアの小国ながら、ラギネイ王国の第二王子。
王子らしく傲岸不遜な振る舞いだが、純粋で真直な性格。
神格化されたラギネイの王族の中でもカリスマ性を持つ。

カール・ローゼンタール:福山潤
20歳。名門財閥・ローゼンタール家の長男で跡取り。
仕事のできる切れ者。根が優しいく非情になりきれない。
ハーバード大学院迄を飛び級で卒業。閉所・暗所が苦手。

ラギネイ王国

クインザ・ハフェズ:子安武人/大原桃子
ルマティに仕える切れ者の侍従。

セズン・ハフェズ:入野自由
ルマティの従者の一人で、クインザの弟。

イオエ:川野剛稔
ラギネイ王国の侍従で、ソマンドに仕えている。

イザック・ノエイ:土田大
ラギネイ王国の元近衛士官の少尉。

ソマンド・イリヤ・ダイ・ラギネイ:山中真尋
ラギネイ王国の王太子でルマティの兄。気弱な性格。
病弱で王宮の外に出た事が無い。ルマティに確執がある。

イズマル:興津和幸
ラギネイ王国の王族でルマティ、ナジェイラの従兄弟。

ナジェイラ・イサ・シャドリ:新井里美
ラギネイ王国の王族でルマティ、イズマルの従姉妹。

リリカ:五十嵐麗
ラギネイ王国の王族でナジェイラの母親。

マハティ・シェイク・ダイ・ラギネイ:浪川大輔
ラギネイ王国第73代国王でルマティの祖父。
後進国だったラギネイ王国を近代化に導いた名君。
王座を退いた後は神座王として神殿の奥深くで暮らす。


倣一族

曹 望青:諏訪部順一
立人の側近にして良きアドバイザー。
曹の一族は代々倣一族に仕えてきた家系

倣 東旋:梅津秀行
倣一族の五長老会の一員で立人の伯父。

倣 玲莉:浅倉杏美
立人の従妹で、五長老会が勝手に決めた許嫁でもある。
おしとやかで、良くも悪くも天然な性格の少女。
幼い頃から立人のことを一途に慕っていた。

ローゼンタール一族

ネルソン・ローゼンタール:水野龍司
ローゼンタール財閥の会長で、カールたちの父親。
ラギネイでのオイル利権をハリーに奪われ確執がある。

カールの三人の姉たち
カールの腹違いの姉であるイザベル(声:高口幸子)
リザベル(声:溝邉祐子)マリーベル(声:上田純子)。

その他

山手 由依:松来未祐
花鹿が日本の中学校に転入した際のクラスメートの少女。

エディ・ロバーツ:間宮康弘
フリーランスの記者。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

じぇりー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

逆ハーレムもの?果たして本当にそうなのか?

原作は随分昔にはなるが既読。少女漫画はあまり好まなかった私でも、当時夢中になって一気読みした、思い入れのある懐かしい作品。

1989年連載開始の作品が、2009年放送開始と20年の時を経てアニメ化。
しかも全39話構成と、NHKさんの熱気が伝わってくるようだ。
さすがにン年も経っているので、細かい所までは覚えてはいないが、原作をほぼ忠実にアニメ化できていると思う。
当然結末も知っているので、今回はストーリーやキャラ以外の部分に、より注力して視聴できたと思う。

…故の、辛口評価だ。
まずは作画が安定せず、回によっては見る気が削がれるほどに崩れている。
キャラが美形揃いの本作にとって、これはやや致命傷。
次に音楽。OP/EDは作品のイメージには合っており、楽曲自体は良い方だとは思うものの、アレンジにどこか古さを感じる。
それよりも、BGMの古臭さといったらない。これがどうにも作品を安っぽくさせている感じがする。

さて、ストーリーに関してだが、私は本作を成分にある「逆ハーレムもの」とは捉えていない。
大財閥のお嬢様であるにも関わらず、カリブ海の離島で幼少期を過ごしたため、天真爛漫で奔放に育ったヒロイン・花鹿(かじか)が、ある日突然父親から「夫探しゲーム」なるものを提案され、魅力的な男性たちと次々と出会って心を通わせて行く―。
ここまで聞くと、やっぱ逆ハーレムものじゃん!と言いたくなるが、このゲームの過程で花鹿たちが一国の政変に巻き込まれていくことになり、そこがこの物語の壮大な「核」となってくる。
この国を巻き込んだ一大事が、少女漫画という枠を超え、秀逸に考え上げられたストーリーとなっている。

花鹿のキャラクターも、浮世離れはしているものの、お嬢様お嬢様している訳ではなく、それどころか「~だ!」「~だよ」と男の子っぽいしゃべり方をする、割とざっくばらんでサバサバした嫌味のない性格なので、美形揃いの男たちに次々好かれるおいしい役どころであっても好感が持てる。
恋愛模様の部分でこの作品を見たとき、最終的に花鹿がどういう道を選ぶのかは割と早い段階で察しがついてしまうが、そこも含めてどうやってその結末にたどり着くのかを見ていくのもこの作品の楽しみ方の一つではないだろうか。

花鹿を取り巻く男性陣も、花鹿の家に負けず劣らずの金持ちやらご身分の方々で、時折まるで雲の上の世界を見ているかのような気分になるが、各々がその頭脳と花鹿への気持ちを駆使して、それぞれの立場の中で花鹿の難局に手を貸していく様が実によく描かれている。

ただ…最終回の演出はちょっとクサすぎた。やっぱりどこか古臭い。原作こんな終わり方してたっけ…?と思った。
個人的には38話が終盤の見所としては最も感動的だった。

まぁ、色々と書き連ねたが、結局は子供の頃夢中になって読んだコミックが、こうして年月を経てアニメ化され、息を吹き込まれたことに関しては嬉しかったの一言に尽きる。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

66.1 66 2009年度アニメランキング66位
空中ブランコ(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (267)
1406人が棚に入れました
不眠症を患うサーカスの空中ブランコ乗り・山下公平は、着ぐるみを着た謎の精神科医、伊良部(いらぶ)一郎の診察を受けた。
それからというもの往診と称し公平につきまとう伊良部だが、公平のもとを訪れるヘッピリ腰の区役所職員やスキーゴーグル着用のヤクザといった、ちょっと変な人々をおもしろがってばかりいた…。

声優・キャラクター
三ツ矢雄二、朴璐美、杉本有美、森川智之、三木眞一郎、浪川大輔、平田広明、入野自由、高橋広樹、岩田光央、羽多野渉、置鮎龍太郎、古谷徹

ostrich さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

中村健治は今敏の後継者だと(勝手に)思う

リアルタイム放映時は、
「電気グルーヴがテーマソングを担当しているから」
という動機で1話だけちら見しました。

当時はアニメから若干、遠ざかっていたので、
「(旧)エヴァンゲリオンの発展系? いや、立喰師列伝か」
などと知ったかぶりをしつつ、私自身がサブカル寄りにも関わらず、
本作のサブカルなルックになぜか嫌悪感を抱いてしまい、
また、精神医療を扱っているのも、なんか鼻につき、
ちょっと、物珍し「気(げ)」なアニメなんでしょ、と断じて
以後、追いかけず。

だったのですが、最近になって「モノノ怪」を鑑賞。
「おー、すげー!」と感心して、監督「中村健治」を検索したところ、
「あ、あれ(空中ブランコ)の監督なんだ」と。

で、今さらながらシリーズを鑑賞。
すみません。完全に数年前の私が間違っていました。

確かに人を選ぶ(毒々しいとすらいえる)ルックではあるけど、
一度、世界に入るとなぜか不思議と温かいトラジコメディ(悲喜劇)。

おそらく原作の力も大きいと思うのだけど、
きわどい題材をうまく笑いで包む演出は傑出しています。
シリーズ構成もとても凝っていて、基本的には1話完結なのですが、
最終的には、全体を通した何かが感じられる作り。

その「何か」を、あえて言葉にするなら、
あくまで精神を病んだ人の側に立った上で、
「世の中、いろんな人がいて、面白いじゃん」
と笑ってくれる姿勢でしょうか。
この姿勢は下手な励ましより、人を救うと思います。

で、見終わった後にですね。
故今敏監督の「東京ゴッドファーザーズ」を思い出したんです。
これもホームレスという「気の毒な人たち」が主人公のトラジコメディ。

中村監督と今監督は「気の毒な人たち」に向けるまなざしが、
非常に似ているように思います。

ものすごく感情移入はしていないんだけど、
むしろ、距離を置いて徹底的に観察することで、
「いや、アンタ、気の毒だけど、とても面白い、最高!」
と一周した承認を与える感じなんですよ。
そして、そのまなざしが、作品に救いをもたらすというか。

さらに言えば、お二人は作風以前の「人となり」の部分で
似ているんじゃないか、とさえ思いました。

私は今敏監督作品が大好きなので、彼が亡くなって以来、
当然のことながら今敏的なものを見ることができなくなり、
寂しく思っていたのですが、本作を鑑賞して、
ひょっとすると、この人(中村監督)ならやってくれるんじゃないか、
とこっそり期待してしまいました。

もちろん、全く同じものは作れないだろうし、
そもそも作る必要もないけれど、
同じまなざしを持った人が作る作品は、とても観たい。
それは確実に誰かの心を決定的に揺さぶるはずです。

早く劇場用長編を作って欲しいなあ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

全てのカナリアの声を

全11話
オムニバス形式で心療内科の患者と
症状で構成されてるのだけど
面白い。

精神科や心療内科って、実際は白かったり落ち着いた雰囲気。
でも、この病院はとってもカラフル。
モノノ怪の監督とキャラデザの方がやってるからか
演出も構成も色使いも凝ってるんだよね。

人の心ってカラフルだから病院もカラフルなのかなって思ったり
モノトーンが病状醸し出してる感じだったり
病状も、一般的にかかりやすい病気を扱っていて
真面目に作ってる事が伺える。

伊良部先生が3パターンで登場して
パターン別に応答が違ってるのも見所だし
一話ずつ話数を重ねていくと
他の話の人がちらっとうつって
全部繋がっていたりして
上手いなぁって思った。

10話と11話が好きなんだけど

子供はみんなカナリアだよ
家族にとって
もっと見てよ
話してよって
思わず言いたくなっちゃった。
良い作品だと思うよ。
押し付けがましくもなく。

おしゃれにポップに作ってあるし
敬遠されがちかもしれないけど
それで判断してみないのは勿体ないなって思う。

行動療法・認知療法・暴露療法など
手軽にできる治療法をやってるのにも好感もてるし

普通の人が一番の下りは云々と思わず頷いてしまった。
大事な人のカナリアの声は
聞き逃さずにしたいものです。

OP・ED共に電気グルーヴで拘りがかんじられました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 49

もちすい さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

人気ないみたい

1話完結のオムニバス形式で、精神科医である伊良部のもとを訪ねてくる様々な患者を描いたヒューマンドラマです。

多少デフォルメしつつ、コミカルに描かれてはいますが、各患者が抱える悩みは、現代人なら思わず共感してしまうものばかりではないでしょうか。

そんな患者に対して伊良部というキャラを狂言回しに据えて、応対を通して患者の心を掘り下げて描いていくわけですが、この模様を断定的になりすぎず、観ている側に色々考える余地が残るように淡白に描いているのがいいです。

各話の結末は、ほぼ投げっぱなしな終わり方だったり、やや釈然としないまま終わったり、ほとんどは明確な解決というものが描かれることなく、前向きな方向性を示唆する程度の終わり方なのですが、実際に心の病気というものは、そう都合よく解決するものでもないので、この物語においては、これはありだと思います。

他の楽しみ方としては、実は各エピソードは同時系列上になっていて、お楽しみ程度にそれぞれの登場人物同士が絡んでいたりするので、そういう面白さもあります。

しかし、かなり癖のある作品なので、おそらく第一印象は、色彩やデザイン、実写レタッチなど、エキセントリックな映像表現や演出ばかりが目に付きますが、ただのセンスアピールな雰囲気アニメだと判断して敬遠するのはもったいないと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

66.0 67 2009年度アニメランキング67位
明日のよいち!(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (667)
4069人が棚に入れました
山で父と修業をしていた少年剣士・烏丸与一。ある日、父に「このままでは、お前はこれ以上強くなる事はできぬ!」と言われ都会に出ることを決意する。新たな修業を求めて都会・浅模市(あさみがわし)に出た与一は同じ流派の斑鳩いぶきという少女に出会い、美人4姉妹が暮らす斑鳩道場に居候することになる。

声優・キャラクター
岡本信彦、佐藤利奈、戸松遥、田村ゆかり、花澤香菜、中井和哉、浅沼晋太郎

エスペランさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

うっかりH、ドタバタラブコメ

物語としてはよくある、女の子達の家に居候というハーレム系。主人公はドジで、うっかりお触りやら覗きやらをやらかしていくというストーリー。剣術はめっぽう強くかっこいい台詞を述べてくれます。
ただ剣士という肩書きながら使う剣術はどれも物理的にありえない技ばかりであり、木刀を使ってはいるもののそれを杖に変えて魔法少年でもいいのではないかという技・強さです。
ハーレム状態ではあるものの基本的には長女優位は揺るぐことなく(次女がツンデレで張り合ったりはするものの)あまりハーレムを生かしきれていない感もあります(まぁ四女とかは年齢的に犯罪ですが)。
お気軽にアニメを楽しむには良い作品です。テンポもよくサクサク見れます。
声優は豪華メンバーです。4姉妹配役は佐藤利奈、戸松遥、田村ゆかり、花澤香菜。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

褌だから平気だもん♡

2009年1月-3月TV放送された。全12話。
2006年6月号から連載の漫画を元に制作されたアニメ。
※深夜枠ですが放送コードの関係上パンチラなどは無い。

あらすじ。

山で父と修業をしていた少年剣士"烏丸与一"はある日、父
に「このままでは、お前はこれ以上強くなることはできぬ!」
と言われ都会に出ることを決意する。

新たな修業を求めて都会「浅模川市」に出た与一は同じ流派の
美人4姉妹が暮らす斑鳩道場に居候することになるが・・


感想

先ず主人公が憎めない♡ 1話目で直ぐ分かる通りラキスケ等
常備の超学園ラブコメ風ナンセンス剣術バトルアクション♫

ドタバタギャグ展開も多いので、ハマると何度でも笑える♡
何だかんだで殆ど"いぶき"の勘違いや嫉妬が引き金で問題が
大きいトラブル(ラキスケ展開)になる事も多いが与一が常に
いぶきから理不尽な暴行や不遇を受けるギャグ展開が多い。

キャラデザはラブコメにあってる感じで、各キャラの個性も
可也強く、相対的なバランスも良く親しみやすかった。

鳥谷の2クール後の姿を是非視たいとか妄想もあり・・
「鷲津ビジョン」「つばさビジョン」も何処までいくか・・

各キャラの魅力の補填エピソードが終わる頃には色々と恋が
絡まって可笑しな事になってどうなの?と考える暇を与えず
一区切りの鷺ノ宮の策謀に立ち向かい、勢いがある内に終焉。
原作の状況は不明だけど2クール行けたのでは?と思った。

与一といぶきのやりとりは・・夏奈を相手にキレた春香を
彷彿とさせる雰囲気も・・あったりなかったり・・




烏丸 与一:岡本信彦:高校2年生の17歳。
浮羽神風流の達人。同門流派の斑鳩道場に居候している。
武士道を体現した性格で常に袴を着て木刀を携帯している。
礼節を重んじる。抜群な運動神経とは裏腹にかなづち。
17年間山育ちの為、可也の世間知らずで女性に免疫も皆無。
女性の色香に惑わされやすい。すぐに切腹しようとする。

斑鳩 いぶき:佐藤利奈:高校2年生の17歳。
斑鳩家の長女。流派は浮羽神風流で、斑鳩道場師範代。
ミス翼高に選ばれる等容姿も端麗成績優秀でクラス委員。
両親の都合で斑鳩家の保護者役の家事全般も熟す完璧少女。
責任感が強く明るく優しい性格だが、本当は淋しがり屋。

斑鳩 あやめ:戸松遥:高校1年生の16歳。
斑鳩家の次女。所謂・・素直になれないツンデレ少女。
家事やお化けの類が苦手。胸が小さいことを気にしている。
完璧超人の姉のいぶきに強いコンプレックスを抱いている。
クールを装ったり毒舌気味だが、本当は純情で優しい性格。

斑鳩 ちはや:田村ゆかり:中学3年生。
斑鳩家の三女。芸術家の母の血を濃く受け継いでいる。
中3にしてプロの漫画家で常に漫画の事を考えている。
与一の周辺に起こる女性トラブルを観察して楽しんでいる。
時々あやめやいぶきを煽る事もある。眼鏡っ娘で僕っ娘。

斑鳩 かごめ:花澤香菜:小学4年生。
斑鳩家の四女。泣き虫で運動オンチだが、手先は器用。
所謂ロリ巨乳であやめとは逆に胸が大きい事を気にしてる。
いつも自分を気にかけてくれるマサシのことを慕っている。
口癖は「ふええ」「ふえふえ」与一の事は「お兄ちゃん」と呼ぶ。

鷲津 涼:中井和哉:高校2年生
級友のいぶきに片思い中の元不良で与一をライバル視する。
昔ボクサーを目指していたため、拳を使った格闘が得意。
「鷲津ビジョン」という自分に都合の良い妄想モードを持つ。
「アサミガワ市最強の不良」の異名を持つ。女性に可也純情。

鳥谷 恵太:浅沼晋太郎
鷲津の友人でお調子者の糸目の男子。口癖は「マジ」で。
鷲津の喧嘩を見て彼に惚れこんだ元不良で常に一緒に居る。
初期は鷲津と同程度の体格だが話数毎に小さくなるキャラ。
不良から子供好きの癒し系キャラや小柄の男の娘に変貌。

マサシ:田村睦心
斑鳩道場門下生の1人。かごめの同級生で腕白な少年。

まさゆき:井口裕香/ひろゆき:佐藤聡美/よしお:関山美沙紀
斑鳩道場にいた4人の門下生のうちの3人。

燕 つばさ:牧野由依:高校2年生の17歳。
燕弁天流次期当主。可也高い武術の腕前を持っている。
武術家としての生活にうんざりで普通の生活に憧れてる。
鷲津を少女漫画風妄想をする「つばさビジョン」を持つ。
極度の羞恥を受けると自我崩壊して殺戮マシーン化する。

鷹司 アンジェラ:生天目仁美:16歳?????
燕家侍女。グラマーでクールな女の子。常にチャイナ服。
爪状暗器を爪に装備して攻撃を行う他、隠れ蓑も使える。
非常に容姿がきれいなので芸能界からスカウトされた。
燕弁天流再興の為獅子奮迅するが本来は優しい性格。

鷺ノ宮 右京:小西克幸、幼少期:井口裕香
鷺ノ宮蒼天流当主。浮羽神風流や燕弁天流と異なり資産家。
鷺ノ宮蒼天流扇術奥義は扇で風を自在に操る"飛竜一閃"。
いぶきを許嫁と勘違いしてる。意外と妹想いな優しい性格。
与一をライバル視し、金を駆使して様々な刺客を送る。

鷺ノ宮 左近:矢作紗友里
右京の妹。ブラコン。お香や薬で相手を洗脳、幻惑する。
兄を貶しながらいちゃいちゃする変な愛情表現を見せる。
変装が得意で暗殺時には苦無を使う。兄の面倒見が良い。

鵺爪 刀十郎:山口太郎:鷺ノ宮の刺客。極度の方向音痴。

女子生徒B(叶):井口裕香:いぶきの級友で親友。

女子生徒A(ゆず):佐藤聡美:いぶきの級友で親友。

雛形 唯:たかはし智秋:翼陵高校1年生。
軽音楽部に所属。美少女で男子生徒にとてももてている。
我が侭な性格。鷺ノ宮蒼天流棍術を駆使した武道を嗜む。

羽鳥 沙綾(はどり さあや)
かごめのクラスメイト。お嬢様で鉄棒が得意。

与一の父:斧アツシ
与一の父親で、浮羽神風流当主。かなり子供じみた性格。
次回予告などのナレーションも担当している。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Q質問 A解答 T突っ込み

Q,このアニメはどうだった?

A,物語 4
「このアニメの物語に引き込まれるようだ」と友達にも好評価なこのアニメ。中盤あたりが一番面白い

声優 4,5
佐藤利奈さんや戸松遥さんや田村ゆかりさんや花澤香菜さん
という豪華キャストが集まっている。
俺は戸松さんが一番好きかな~
ちなみに岡本信彦さんはインデックスのアクセラレータの中の人もやってる

キャラ 5
個性的なキャラがいっぱいいる。
僕的には「ちはや」どののキャラが一番好き

作画 4,5
いぶきさんの作画が一番好きで全体的にキャラ作がいい感じ

音楽 3,5
いい曲だがテンポいいかって言うとそうでもないね

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

66.0 67 2009年度アニメランキング67位
MAJOR 第5シリーズ(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (294)
2071人が棚に入れました
吾郎が所属するアメリカの3Aチーム、メンフィス・バッツでみごと優勝を果たし、日本に帰国したところから始まります。1年ぶりに吾郎に会える、と喜んだのは清水。さっそく吾郎に会いに行きますが……。これが、10年にわたる2人の微妙な関係を変えるきっかけになるのでした。

一方、アメリカで野球の世界一を決めるワールド・カップが開かれることを知り、新しい目標を見つけた吾郎。まだメジャー・リーガーではない吾郎が、どうにかして日本代表チームに入り、大会に参加するために選んだ作戦とは!?

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

このあたりから徐々に・・・

満田拓也の漫画『MAJOR』を原作とする作品で

NHKで放送された第五シリーズです。全25話、原作未読。


内容はあんまり覚えていませんが、このあたりから

個人的に勢いを失ってしまったのかなと思います。


熱い展開と野球を世界で引っ括めてやっていく苦悩を

描いたりして、たしか日本代表が絡む試合の話だった

と思います。(うろ覚えの曖昧な記憶しか残ってないもので)

でも、大人の世界に入ってしまったのが、少年時代の

勢いをもって行けなかったように感じてしまう原因と

なっていたように思います。


少し飽きが出てき始めたのかなと思います。第1~3シリーズ

あたりがかなり好きだったので少し残念な気持ちも

あるかなと思いました。

曲も第1シリーズの心絵が強く印象に残っていて最終話で

聞けたのですがそのときは懐かしくてそしていいなあと

思えたのですがそのほかはあまり・・・という感じでした。

◆個人的点数評価 70.14点

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

MryvE15360 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイトルなし

major 野球W杯日本代表編です。
寿也と吾郎のバッテリー。
ラストではギブソンとの投手戦、Jr.VS吾郎も見れます。

私は原作ファンですが、正直リトル~高校編は原作。
渡米マイナーリーグ~メジャー編はアニメの方が好きです。
原作は表題の渡米後がかなり駈け足展開になっていますが、アニメでは大幅に加筆補完されています。
原作では1Pで結果だけ伝えられているゲーム内容がアニメでは1~数話分になっているので、より分かりやすく、よりいっそう楽しめるはずです。
原作読者の方にもぜひ視聴してもらいたいです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

65.7 69 2009年度アニメランキング69位
苺ましまろ encore(アンコール)(OVA)

2009年1月23日
★★★★☆ 3.8 (199)
900人が棚に入れました
キュートで個性的な4人の小学生と短大生のお姉ちゃんが繰り広げるユルくてかわいらしい日常ギャグアニメ。監督はテレビシリーズも手がけた佐藤卓哉、キャラクターデザインは「ひぐらしのなく頃に」の坂井久太が担当。声の出演は人気・実力を兼ねそろえた生天目仁美、千葉紗子、 折笠富美子、 川澄綾子、能登麻美子らレギュラーシリーズと同様のキャストを起用。

でんでん虫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

死因:「アイドルになりたい」とバク転、頭を打つ

ごしゅうしょうさまです…_βακα

 今回の作画、私は可愛いと思うが意見は分かれるだろうと思う。内容は美羽の独壇場だった。これでもかというくらいに美羽がネタを披露する。待ち合わせ、裸族、へい!タクシー、おまたせーのコンボが私のツボ。折笠さんの演技すごすぎる。千葉さんの方が声は好きなんだけどね。千佳のツッコミもちゃんとあるので千佳が好きな人もご心配なく。


  息とめて 
  動かず 
  耐える 
  モデルかな 
            明文( ´,_ゝ`)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

かわいいと思えれば楽しめると思うが

静岡県浜松市を舞台に、1人の女子大生と4人の小学生の
女の子たちが繰り広げる日常系作品のOVA2期(全2話)

ありふれた日々の中でのさまざまな出来事を通して、
醒めた笑いを狙ったのかな?ってギャグが散りばめられているのだが
どうしても今放送中の『みなみけ』と比べてしまう。
そして失礼ながら、『みなみけ』のほうが面白いと思ってしまうのが正直なところ。

じゃ、この作品の良さはなんだろう?

中高生は登場せず、小学生の女の子たちが中心なため、
作中に登場する話題が子どもっぽく、ある意味リアル。
もしかしたらロリ属性の方にだと、けっこうウケがいいかもしれない。
とはいえ、いかにもな萌えシーンやカットはなく、
爆笑するほどのギャグもなく、いたってほのぼの。
そして4人それぞれにタイプが大きく違うので、
好きなキャラができれば楽しめると思う。
個人的には、あまりキャラに興味が持てなかったのだけど、
前回観たOVAよりは、全2話の中に物語がきっちりまとまってるように思えた。

気に入ってるのは、大学生であるお姉ちゃんのツッコミと
必ず一度は登場するおじいさん。(今回は名前が明かされた)
あのおじいさんがいるベンチのシーンが僕的には一番の笑いのツボ。
ほんの少ししか出番がないから残念だけど、だからこそアクセントになるのだろうな。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 22
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

不覚にも、心洗われてしまった(笑)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
いや、私は(多分)ロリコンではないので、本作に「萌え」は感じませんが、「癒し」というか、「和み」を感じてしまいます♪

女子小学生の日常を描いた本シリーズ。「可愛いは正義」の元ネタであり、勿論、本シリーズに萌えを感じる方も多くいるのでしょうが、私は本シリーズの一番の魅力は、「笑い」と「平和さ」だと思っています。

まあとにかく、肩の力を抜いて観られる良作ですよ♪ 絵は確かに古いですが、絵の古さが気になるような作風ではありませんし、むしろ、「懐ゲー」的な味わいがあるんで、是非見てほしい作品ですね♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ちょいと先ほど、「ユリシーズ」を観て、やや心が荒み、HDの録画一覧見たらまだ観てなかったので、久々に観てみました。そして、まんまと癒されました(笑)

相変わらずの、美羽の計算されたボケと、千佳切れ味良いツッコミが冴え渡るアニメでしたね。日常系だったテレビ版の良さを残しつつ、非日常(天国や中学生など)の世界を描くことで、絶妙にOVAらしく仕上がっていましたね。

2話のED、良かったな~。心洗われた~。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
作画、というか構図がなかなか変わってて、驚いた。バラエティ、限定w てゆう夢オチね、気絶してて。硬麺、ちょっとウケたw 無駄に動く作画w 笹塚君ネタ、嫌いなんだよな。水墨画w お菓子、刺身(笑)

2話目
誰が鼻かめと(笑) いや、あの厳しいツッコミの方が親友っぽいかな。誰だよ(笑) なぜ、お古の制服が5着もあるの? 海。まあなんか、OVAらしい話だな。EDで、心洗われてしまった(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14

65.7 69 2009年度アニメランキング69位
ブレンダンとケルズの秘密(アニメ映画)

2009年6月20日
★★★★★ 4.1 (17)
42人が棚に入れました
9世紀のアイルランド。
砦にもなっている僧院で暮らす少年ブレンダンのもとに、遠くの島から美しい書物を携えた老人が訪れる。
名高い写本家である老人は、ブレンダンにインクの原料であるある植物の実の採取を依頼する。
僧院長である伯父から僧院の外の森に行くことを禁じられているが、
実はその森に生えているため、ブレンダンは森へ行った。

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

伝説をアニメ化!そして世界はイマイチドひっくり返る!!まさに伝説のアニメ映画!!!

2009年、アイルランドのカートゥーンサルーンというスタジオが中心となった1作の映画が世界を震撼させた
それが本作『ブレンダンとケルズの秘密』でした
一部映画祭などでの上映はあったものの、実に8年もの間、日本未公開のままだった伝説的傑作が、満を持して日本の劇場で公開とあっては観ないわけにはいかない!!!


9世紀のアイルランドはバイキングによる侵略を受け、ケルト人達は修道院を砦に改築し、残虐なバイキングを恐れながら過ごしていた
ケルズ修道院のケルアッハ修道院長の甥である少年、ブレンダンは砦の外の世界に憧れを持ちつつも、外の世界の危険性や砦建設にだけ執念を燃やすケルアッハの監視の目もあり退屈な日々を過ごしていた
ある日ケルズを訪れたのは、聖書の手写本を代々受け継いできた徳の高い装飾士であるブラザー・エイダン
バイキングの侵攻から逃れてきたエインダだったが、本が人々を救うと信じ、最高の装飾写本の完成を夢見ていた
砦の建設を優先するケルアッハとエイダンは対立したが、本に興味を抱いたブレンダンをエイダンは快く受け入れ、彼に本の製作を一緒にしないか?と持ちかける
インクの材料になる木の実を森から持ち帰ることが最初の条件だったが、ブレンダンはケルアッハの言いつけを破り、危険な森へ木の実を探しに行く…
そこで出会ったのは少女の姿をした妖精、アシェリンだった


後に『ソング・オブ・ザ・シー』を手掛けるトム・ムーア監督の長篇デビュー作です
『ソング・オブ・ザ・シー』でも書きましたが、そもそもアニメが興行として成り立つのは日本とアメリカだけ、せいぜいフランスどまりと言われてるのが21世紀の現状なのです
そんな中まさかアイルランドからこのような傑作映画出るとは夢にも思っていませんでした
本当にアニメ業界にとって21世紀最大の衝撃だと思います


特に本作はもう日本人ぐらいしかやらんであろうか言われている手描きの作画を中心とした作品なだけに、その美しさたるや群抜いています
『ソング・オブ・ザ・シー』にも観受けられる、○や△といった記号を用いたキャラデザはキャラの性格までもを画面に反映させ、幾何学的な模様が森の木々や街並みの建物の配置にうっすらと浮かび上がる構図は天才としか言いようがありません


また、本作は“ケルズの書”という実在する聖書の手写本が完成するまでの伝説が描かれる物語なのですが、この“ケルズの書”は「世界一美しい本」とまで賞賛されるほど、その装飾が独特です
それが古代から脈々と受け継がれてきたケルト美術の特徴である【渦巻き模様】の多用が見受けられることで、キリストの頭文字をアナグラムにして一枚の絵にしてしまったキー・ロー・ページに代表される渦巻き模様が本作でも画面レイアウトの所々、あるいはカット全体そのものに使われているんです


まさに世界一美しい本を、世界一美しいアニメーション映画にしてしまったというわけ


さて肝心な内容の方ですが、前半こそ侵略に怯えるケルト人の現状やケルズの書が受け継がれてきた経緯などを説明する場面が多く正直退屈なものの、中盤からはダークファンタジーめいた冒険活劇となり、そしてブレンダンに手を貸してくれるアシェリンというヒロインの可愛らしさに胸ときめかせることとなるでしょう
マスコットキャラとなる白い猫、パンガ・ボンの存在も忘れてはならない
少女とマスコットがセットな辺りは、宮崎駿作品には影響を受けたと答えてるトム・ムーア監督らしいところです


ちなみに説明臭い本作前半のやりとりは、次回作『ソング・オブ・ザ・シー』で「御伽噺の一説として主役達が口にする」という形で消化するパートに変わっていて、この点はむしろ『ソング・オブ・ザ・シー』における大きな進歩に感じます


あと壁画のような平面的な世界を舞台に繰り広げられる古代の神、クロム・クルアハとの決闘はアニメーション的にも大きな観どころです


さあ、聖書を巡る話ということで「なんだ宗教のアニメか」と倦厭しないで下さい
オイラ自身も最初その類かと思っていたのですが大間違い!
てっきり宗教で奇跡が起きてバイキングを追っ払うのかと思いきや、結論から言って「宗教で奇跡は起きない」「宗教では戦いには勝てない」「宗教で死にそうな人は救えない」というところに落ち着くのが今作なんです
その一方で「宗教で疲れた人の心を癒すことぐらいは出来る」ともしてて、ただ単に美しい聖書を書いたから信仰しましょう、という話ではないのが最もオイラが評価したいところなんです


ケルト人っていうのはバイキングに限らず他部族の支配に追い詰められてきた人種ですから、負けっぱなしのケルト人でも偉大な文化を残してきた
“ケルズの書”こそ、その1つだ!言わんばかりの内容なんですね
宗教の話と身構える必要は全く無く、むしろ老若男女問わずご覧いただきたい1作となっています


そうそう、『ソング・オブ・ザ・シー』もそうでしたがブリュノ・クレとKiLaによるケルト音楽をベースとした劇伴がとにかくもう最高なんですよ!
これがディズニーだったら南国の伝説を舞台にしながらレゲエが流れたり、アラビアンナイトを舞台にしながらポップソングが流れるわけです(笑)
ソレはソレ、かとも思いますがケルトの伝説を舞台にしてケルト音楽が流れる今作の劇伴の方がオイラは好きですね

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ケルトの至宝

カートゥーンサルーン制作。
ソングオブザシーのトムムーア監督、
数々の賞を受賞した神話的冒険ファンタジー。

実在するアイルランドの国宝「ケルズの書」
絢爛豪華なケルト伝統の渦巻き模様に彩られた、
世界一美しいとされる装飾写本の最高傑作。

物語は9世紀のアイルランド、
度重なるバイキングの襲来に備え、
高い壁を街の周囲に築くケルズ修道院から始まる。
歴史にある通り、当時のバイキングは、
聖職者の高価な黄金の聖具を狙いやって来るのです。
{netabare}時に高名な写本装飾士エイダンが、
聖なる書を携えケルズに生き逃れて来る。{/netabare}
未完成の写本に魅せられた少年修道士ブレンダンは、
書物の完成を誓い、彼と妖精の冒険が始まる。

アイルランドは欧州最果ての島国である為、
土着の信仰や伝統が根強く残り、そこに、
キリスト教が交わり独自の文化を生み出します。
世界的な文学者もたくさんいますね。

中世絵画に習い遠近法を排し描かれる、
動く絵本のようなアニメーション。
暗闇に光を照らす先人達の知恵と哲学。
書物とは「灯」であるのでしょう。

美しいケルトの物語、ぜひ堪能して頂きたい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 32

65.6 71 2009年度アニメランキング71位
WHITE ALBUM-ホワイトアルバム 前半(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (392)
2267人が棚に入れました
平凡な大学生・藤井冬弥はアイドル・タレントとして活躍する森川由綺と交際していた。仕事や学業の合間を縫ってお互いの愛を確かめ合っていたふたりだったが、由綺の人気が高まり、仕事が増えるとともに徐々にすれ違っていくようになる……。浮気をテーマにした、切ない系の青春ラブストーリー。

チュウ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

昼ドラをアニメにしたみたいw

一期に関しては純愛なところが垣間見れるため、結構好きな作品です!
キャラは可愛いし、声優陣はヤバイ!!
【平野綾】と【水樹奈々】が演じる、両メインヒロインは演技良し、歌良しの向かうところ敵無しと言ったWヒロイン!!

①声優としての演技力の高さ!
②そして、ずば抜けた歌唱力の高さ!!
声優そして歌手としても活躍する、この2人だから成せた演技!!
そのため、上記2点が特に光り、キャラへの感情移入度を高めてくれたと思います!!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

ラス★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

鬱ヤンデレな作品

1980年代の恋愛系の鬱ヤンデレな話し。
前編1~12話
先にホワイトアルバム2を観てたので
あまり期待しないで観ました!

な、なんと!少しドロドロ系のヤンデレ&ツンデレ
時代背景がバブル時代あたりの話しなので少し
昔風かと、、、
でも画風はきれいでした。

あと後半があるので今晩たのしみです!!

すこしだけスクールデイズをおもいださす様な作画かと
おもいました。
まだ後半どうなるのかワカラナイので楽しみにしてまーす☆

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ほわルバ ~もしも深夜アニメで昼メロをやったら~ (内容についての言及なしver)

この作品を一言で言うなれば【昼メロ】がもっとも相応しい


既に現役アイドルの彼女がいる『リア充主人公』が、次から次へと現れる美少女達の誘惑に敗北しガンガン浮気に走っていくという・・・オイラが言うのもなんですが本当に酷い内容(笑)
かつてFLASH時代にネットでは散々ネタにされてきましたがwその辺や原作は無視してお楽しみください
純愛、ラブコメ、エロスが目的の人は残念な気持ちになること間違いなしですので回れ右!です


物語の舞台は1986年
ケータイの無い時代が故に若者達はほんの些細なことですれ違って出会えなかったり、、、シリーズ前半ではそんなセンチメンタルな展開を存分に楽しませてくれます


後半ではエロゲにありがちなハーレムシチュエーションやブッキングが、この作品においてはスリリングな修羅場の連続にすり替わる
ただし重要なのは登場人物たちの心情が煮えくり返ったりすることがなく、【ドロドロ愛憎劇とは違う】というポイントでしょう
ヒロインたちは淡々と主人公を見つめ続けていて、一番ドキドキしているのは実は視聴者だけ、ってのがスゴイところ
(もちろん主人公はめっちゃ困惑しているのだけどw)


物語を彩るのは実力派声優によるアツい演技と天才アニメーター『吉成鋼』による神作画


お話のペースはかなり早く、単に尺不足な巷に氾濫している雑多な恋愛モノアニメとは一線を画していて、本当に濃密な内容
だから1話見逃しただけでも置いてきぼりを食らうので注意が必要


「学園モノとかティーン向けな作品には飽きた!シリアスでアダルティーな恋愛ドラマが見たい!」
という方には是非オススメしたいです


【後半】のレビューにはネタバレを含めてオイラ的に激アツだった内容について触れていきます

投稿 : 2024/04/20
♥ : 22

65.6 71 2009年度アニメランキング71位
懺・さよなら絶望先生 番外地(OVA)

2009年9月30日
★★★★☆ 3.9 (120)
721人が棚に入れました
この絶望は、終わらない。第三期放送終了後もまだまだ続く、絶望エクストラステージ堂々の下巻!これは第三期が残した「遺言」か、第四期の到来を告げる「産声」か、はたまた余勢を駆った「惰性」なのか? 異端と王道を兼ね備えた永遠の異色作、ネバーエンディング絶望ストーリーここに極まる!

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

もう、ここまで来たら4期やってしまいなさい。 ってか何で4期やらないのΣ(°д°)

この作品の世界観。

始まりの季節、春。希望に胸を膨らませた「何事もポジティブにしかとれない少女」風浦可符香は、桜の木で首を吊る「何事もネガティブにしかとれない男」糸色望と出会う。出会ってはいけない2人だったが、望は可符香の高校の新しい担任の先生だった。そしてその凸凹な二人がクラスの問題のある生徒の問題を解決する話です。

ストーリー

ネタバレになるため、書けませんでした。

私の感想

もう、最高です。話の内容が絶望的で超おもしろかったです。私、超好きです。私がこの作品のシリーズで私が一番気に入っているのはやはり、主人公の絶望・・ じゃ無かった。糸色望先生の性格と名前ですかね~ もう、糸色家の家計の名前全員最高です。絶倫に、絶交、絶命、絶大、絶景、絶命、絶妙、絶縁絶望。 何じゃこれ。ある意味最悪だ。

この作品のキャラクターデザインも超最高です。なんと、いいますか、今まである意味見たことが無いキャラクターデザインですよね~ まあ、最後の最後に言うのはあれですがww

オープニング

「林檎もぎれビーム!」
本編と同じで最高です。私は超好きです。キャラクターの説明が超好きです。曲も超好きです。

エンディング

「絶望レストラン」
私も絶望レストランに行きたいです。(超適当ww ってか、本編で書いたから、書く事がない・・・)

「暗闇心中相思相愛」
私、こういう曲も好きですよ~ あまり聞かない曲だと思いますが、嫌いにならないでください。 

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

pota さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

相変わらず犬のペテン師とキング・オブ・アニメと超次元無敵要塞はすごいな・・・

タイトルの意味は2話OP見れば分かりますw

初めてOP>本編だと思ってしまったwいや本編も面白かったけどねw

まったく意味の分からないOPwでもすごいのは分かるw


絶望した!絶望先生4期がまだ無いことに絶望した!

4期こないかな~wまた普通では見れないOPが見たい!!もちろん本編も見たいですw



余談ですが野中藍さんって歌ってる時の声が特に可愛いですよねw

斎藤千和さんって今まで全然気にしたことなかった声優さんなのだけれど一番名前を見たことある声優の気がするwそして一度も声だけで斎藤さんだと分かったことがないw

つまり演技の幅が広いってことで、だからいっぱいアニメに出てるわけでつまりすごい声優ってことなのか!

特に二話の全巻までのあらすじはすごかったw正直ED見るまで一人でやってるとは分からなかったw


犬のペテン師繋がりのまどマギ見直して見ようかなw

なんか3期より番外編のレビューの方がいっぱい書いたようなwなんかすいません。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

要 塞 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ここまで見てたらあなたもれっきとした絶望ファン

絶望先生シリーズのレビューに今までテキトーなことしか書いてなかったので、ひっそりとODAのところに書いてみた。

 内容は些細なことで「絶望した!」と叫ぶネガティブ教師、通称『絶望先生』と、その生徒で強烈な個性を持つ『絶望少女たち』の物語である。
 
 この作品は漫画が原作であり、社会風刺や自虐ネタで構成されている部分が多い。アニメ版は原作では表現しきれなかった映像のパロディーが多く盛り込まれていて原作ファンにとっては、かなり楽しめるようになっているト思う。

 アニメーション製作のシャフトのスタッフ内にも原作ファンが多く、世界観やネタの本質を理解したうえで作られているのが伝わってきました。
 全シリーズOPとED両方とも力が入っていて、一回きりの使い捨てOPや、回が進むたびに変化するOP、物語と全く関係のない独創的なEDなど最後の細かいところまで目が離せないように作られていました。
 
 (ここからは個人的に)
 原作にはないけれど、最終回につながるエピソードも中にはあり、ファンとしてはぜひとも全シリーズ見てもらいたいです。
 多分、よりいっそう久米田ワールドを楽しむことができると思いますw
 
 原作漫画と製作会社の相性が非常に良い作品です。アニメ版の続編も「運とタイミング次第」と、あるところから情報を拾いました。ファンとしては是非とも、原作最終回の動くところ(4期)を見てみたいです。

あまり「あにこれ」にふさわしい感想ではないと思いますし、ここまで読んでくださる方もほとんどいないと思いますが、ファンとして他のアニメと同じように比較することができません。(もちろん他にも好きな作品はありますが)

 長々と好き勝手感想書いて申し訳ありません。
 さよなら!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

65.5 73 2009年度アニメランキング73位
07-GHOST[セブンゴースト](TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (344)
2084人が棚に入れました
ラグス戦争終結から十数年後、バルスブルグ帝国の第1区で軍に入隊するためエリート生として過ごしていたテイトは、ある日、失われた記憶の一部を取り戻し、自分がラグス国王の息子であることを思い出す。
記憶を取り戻したテイトは軍を脱走し、第7区のバルスブルグ教会の司教たちに助けられた。しかし、彼の運命はすでに動き始めていた。

peko さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

緋色のカケラ~♪

原作で号泣してください!
アニメで主人公を見守ってください!
という作品です。

1話がちょっとドタバタ展開なのですが、数話すれば回想シーンも入り、落ち着くので安心してください。
25話ありますが、まだ主人公テイト=クラインが駆け出した1歩で、完結には程遠いですが、内容的には、笑いあり、バトルあり、涙ありでかなり楽しめます。
私もアニメから入って原作を買いだした人なので!
あと音楽にも注目して観て欲しいです。
迫力大・癒しの聖歌が素晴らしく、バトルの時のサントラには圧倒されます。

私が大好きな原作とアニメなので、ネタばれなしで書くとこんなけしか書けませんが、是非!観て欲しい作品です。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆追加◇◆◇
サントラをニコ動で聞きなおしてみました!
これは!!!!!!!!!
なななななんと!★

心洗われるようなサントラだと改めて思いました。
アヤナミ登場シーンでのサントラが緊迫しつつも美しい旋律、そして穏やかで悲しいものであるのに気付かされた今日この頃です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

斎 美織 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

是非原作を!

アニメ07-GOHST全25話完結です。
キャラクター作画声優さん申し分ないです。
物語もあれはあれでいいのですが
原作を知っている者からすると
アニメはまだまだ物語の始まりで
これからがたのしいところです!
是非是非アニメの続き見ていただきたいです。

原作完結いたしましたが
私的には最初のわくわくから考えると
うーん…と思ってしまう部分もある終わり方でしたが
やはり原作は読んでほしいです。

内容キャラなどから見て
女性向けなアニメだと思います。
ほんのり腐向けなので苦手な人は注意!

内容はダーク?ファンタジーです。
主人公は過去の記憶を持たない少年なのですが
ひょんなことからその記憶を思いだし
幼い自らの前で父を仲間を殺した人物を思い出します。
その人物への復讐を果たそうと行動を起こすが失敗。
以降主人公は追われる身となってしまいます。
そんな主人公を拾ったのは教会の神父たち。
けれど彼らには秘密が有って…
そんな彼らと過ごすうち主人公は過去に起きた世界の危機
それを起こしたフェアローレンという死神、
其れを封じた7人の死神(07-GHOST)を知り
深く関わっていくことになります。

謎も多く次の展開、最後はどんな風に…?と
常にわくわく期待できる内容でした!
ギャグ部分は面白くシリアス部分は感動できて
何より愛情友情に泣かされます。
見て損はないかと!

アニメでも十分感動できますが
原作ではさらに踏み込んで感動できます!
アニメ原作共に泣きました←

余談ですが私の推しメンは
コナツ=ウォーレンです!
声優さんが岸尾さんなのもイメージぴったりですし!
何より容姿性格共に可愛い!
ヒュウガとの絡みは微笑ましいです(笑)
ドラマCDではぶっ飛んだ部分も明かされ
もうホントに可愛いです←

主人公テイトくんの斎賀さんボイスも
素敵に似合っていましたし
フラウの俺様何様諏訪部様具合も
とてもイメージに合っていました!
アヤナミ様の速水さんボイス!!!!!
協会側も帝国軍側も
みんな豪華すぎる声優陣を持て余すことなく
イメージとぴったりで素敵でした。
クロユリ様の声優さんが
私的に少し残念ですが
あれはあれで可愛いかも知れないです。

そして何より私は
アニメでもっとも感謝したのは
ランセのかなりのイケメン度です(笑)
あの特徴的な髪形をあそこまでイケメンに…!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

俺は、失ってばかりだった…けれど…。

全25話。
キャラ、イケメンわんさか(*゚▽゚)ノ   
描かれる、熱い友情☆
シスターに死神☆司教、カストル様!(ナイスメガネ☆)ラブラドールくん(可愛い♪)
そんでバトル、またバトル!!
これは、きっとおもしろい!!((o(>▽<)o))

…………………………!?!?!?Σ(゚д゚;)

ってあれ??www
こ、こんなはずでは…(´・ω・`)が25話観た感想。。。。。


スクラー(戦闘用奴隷という意味らしい)から、
軍隊へと入隊したテイトには生まれながらに課せられたおっきな運命があって、
紐解かれる記憶と復讐の思い、
そして親友であるミカゲの想い、を胸に戦う。
のですが…

…ですが。
前半というかはじめの数話の展開は、テンポよく、
いい感じにバタバタとしていて、観ていて気分良かったのだけれど、
それ以降のスロー、超スローな展開にはちょっと残念。。。。。

いつ攻め込んでくるんだ?どうなんだ?
と結構楽しみにしていた、テイトを追う軍側、アヤナミが率いる敵さん部隊の登場も少なめで、
5,6人いる敵さん達の名前もいまいち覚えられずw

能力もそれぞれ、使用する武器もそれぞれ、なので、
敵さん達の戦闘シーンも期待していたのですが、
思ったほど、さほど描かれることはなく。

僕の期待とは裏腹に物語は進んでいきましたとさwwwww

そんで25話終了後、気付いたのは…
これは今後の物語へ続く、プロローグにしか過ぎない。
ということでしたwww

…まだ、あるんすか?
あんたけスローだったんだから、何とか25話に収まらなかったのですか…??

モヤモヤとした問いかけだけが残りました(〃゚д゚;A

ただ、声フェチとしての目線wでいいましたら、
イケメンキャラ揃いだけに“いい声”がたくさんしました(*´∇`*)

福山潤・浪川大輔・入野自由・諏訪部順一・宮田幸季・岸尾だいすけ・朴璐美・斎賀みつきなどなど♪

特にテイトの声、斎賀みつきさんは“カナリヤ”という曲を聴いてから、男性ばりにかっこよすぎる歌声に惚れましたd(>_・ )グッ!ww

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

65.5 73 2009年度アニメランキング73位
WHITE ALBUM-ホワイトアルバム 後半(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (303)
1768人が棚に入れました
時は1986年――“バブル”前夜。来るべき狂乱とその崩壊を、巷は未だ知らない。
電車内でイヤホンをしているのは競馬か野球か英会話を聴くオジサン達だけだった時代。アスファルトには、引き剥がされたプルトップが散らばっていた時代。携帯電話は勿論、自動車電話も珍しかった。駅前の電話ボックスには、テレカを手にしたサラリーマンが列を成していた…そんな時代。
若き恋人は、誰もが腕時計を嵌め、握り締めた受話器から聞こえる呼び出し音に胸を高鳴らせながら、悩み、泣き、誤解し合い、すれ違っていた――。
冬空の下、移ろいゆく彼女との関係……悲しくも、とても優しい物語。

まちゃあき さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

全ては最終話のために!!

 見終わって、最終話のPOWDER SNOW(YUKI&RINA)を何度も繰り返し聞いてしまったのは、私だけでしょうか?
 全話見てきてストーリーが微妙だったりしたのを全て吹っ飛ばしてくれます。

 今まで君に届け・キミスキ・僕等がいた・トゥルーティアーズ・アマガミSS・秒速5cm等々色んな恋愛物を見てきました。 正直ストーリーは今まで見た来たものと比べると劣っていますが、最終話のPOWDER SNOWを二人で歌いだす場面で、見てきて良かったな~と思うことができると思います。

是非見てください! 


投稿 : 2024/04/20
♥ : 13
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

重厚なシナリオながら伏線回収もバッチリで見応えあった

前編に引き続き視聴。
この作品は前編後編と繋がっているし、内容がすごく入り組んで
伏線も多いので、これからご覧になる方は必ず前編から入ることをオススメ。
でないと後編だけ観ても何がなんだかわからないと思うし、
ある程度読めたとしても半分の理解になってしまうはず。
というのも、登場人物全員のエピソードが随所に埋め込まれ
それが主人公の言動に影響していくからだ。
そして後半の伏線回収が何ら意味のないものになってしまうから。

前編で気になった音楽の使い方、後編では少し控えめになっており
感動したいところでキッチリ盛り上げてくれたのは良かった。
シナリオの重厚さはさらに増し、特に20話あたりからは目が離せなくなる。
これを放送中リアルタイムで観ていたら、次回が気になって仕方なかっただろう。
その点、後から一気に観れると細かい描写も記憶に残ったまま次回を迎えるので
急いで観るわりに実は丁寧に観ていけたのも良かった。

そしてエロゲ原作と侮るなかれ。
ありがちなハーレムものとはまるで一線を画した良作だった。
OP,EDの歌の昔の歌謡曲っぽい雰囲気や、縦書きのスタッフロール、
芸能界を主な舞台とした話の内容が、TVドラマ的な第一印象ではあったが
この作品の時代設定1986年を考えてのことだと気づかされたし、
あれだけたくさんの伏線を見事に回収し、ひとつのラストに繋げるべく
どんどん引き込ませるシナリオ運びは圧巻。
各登場人物の性格描写、心理描写もきめ細かく、
よくあれだけのことを前編後編あわせて26話にまとめられたものだと・・
それは最近の軽いノリのTVドラマ以上のものがあった。

そして台詞は主人公より、彼の父親をはじめとした周囲の大人たちのほうが
ずっと魅力的な言葉を発していたし、その想いには深く共感できた。
たぶん、この作品は観る人の世代によって納得する部分がそれぞれ違うと
思うけれど、自分がもし今高校生だったら逆に大人たちの態度には腹を立て、
高校生のマナちゃんの言動に一番共感しただろう。

芸能界の裏と表に関しては、聞いたことのあるニュースや噂も
ふんだんに使われており、なんとなくアイドルであるヒロイン2人や
シンガーソングライターの松山めのうなんかも
実在する人と重なってきてしまったりもするし、
芸能プロダクションや社長のスキャンダルなんかも
実際あったなぁ・・って思い出せたほどリアルだった。

リアルだったのはそれに留まらず、各人の恋愛への向き合い方も同じで。
でもここまで褒めておいて唯一残念で仕方なかったのは、主人公・藤井冬弥。
彼の台詞にはほとんど魅力が感じられず、行動にもイラっときてしまうのは
前編を見たときの印象から変わることなく、成長しているようには見えなかった。

しかし良心的にというか作者目線を深読みしてみると、
あえて、どこにでもいるような平凡で、さして特に魅力があるわけでもない青年が
さまざまな女性と出逢い、いろいろな出来事で歯車が回り始め
翻弄し翻弄されていく中、さもモテ男のような錯覚を起こさせてしまう部分を、
まさに描きたかったのかもしれない。
つまり、誰にでも起こり得ることなのだと。

そしてテーマは「浮気」であるから、「浮気」は自分の強い願望がなくても
周囲との歯車次第で誰にでも起こり得ることなのだと言いたかったのかも。
モテることに図に乗ってるわけでもなく、チャラ男でもなく、
少々情けないほど弱気な性格は母性本能をくすぐるんだろうし
やさしく面倒見のいい一面、真面目な態度は好青年という印象を与える。
優柔不断で女性主体にコトを運んでいくような一見フェミニストなところは
好意を持った女性からすると、彼を断ち切る理由がみつかりにくいのだ。

個人的には観ている間「こんな奴のどこが・・」と思っていたし
彼みたいな男を好まない女性から観ても、イライラすると思うが
すごく一般的な大学生の男性像だったような気もする。

それを強調すべく、成功者に見える人物の鬱な内面や裸の王様状態、
仕事一筋の人物の荒れた家庭事情、せつない距離感の父子関係などを
同時に描く必要があったのだろう。

主人公・冬弥にとって本命だった由綺は純情可憐で可愛かったけれど
個人的には、もう1人のトップアイドル緒方理奈の
自分にも他人にも正直な面と強さ、貪欲さのほうが好感持てた。
そしてもう1人、冬弥を微妙な距離感で見守りつつ本当は一番長い期間
好きでいるはずの、はるかの切ない想いとそのスタンスに
深く共感できるものがあった。
さらには、はるかとマナが一緒にいるときのシーンが実は一番楽しめた。

女性たちそれぞれについてだけでなく、男性達も含め、
登場人物が多いので、それぞれについていろいろ書きたいところだが
長文になる上、ネタバレすぎてしまうので、
気になった脇役の中から2人だけちょっと紹介しておこう。


【篠塚弥生】
{netabare}
一番冬弥を誘惑した彼女に関しては僕から観ると、
真の愛情の矛先は別のところにあったと思ってるし
お互いを利用しあう関係でしかなかったからこその距離感であり
いわゆる「大人の関係」「後腐れない関係」でしかなかった。 {/netabare}
でも、実写映画だとしたらアカデミー助演女優賞は彼女で決まりだ(笑)

【澤倉 美咲】
{netabare}
冬弥の大学の先輩である彼女は、とても優しいしっかりお姉さんタイプだが
その一方で、頼まれごとをするとハッキリ断れない弱さがあり
性格的にも決して明るく前向きには見えない。
でも冬弥を諦めてから、どんどん強くなっていけた。{/netabare}
冬弥と似たような性格ながら、彼と違ってその強さは大きな成長となったと思う。
------------------------------------

冬弥を通して、周囲のさまざまな女性たちが良いほうに変化していった。
そして冬弥は今日もどこかで、似たような日々を送っているのかもしれない。
結果的には浮気者だったが、この2つは評価してあげなきゃなのかもだ(笑)
あっ!それから大事なことをひとつ。
必ず最終話はエンドロールが終わった後も観てください。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 35

スパイ隊長(休止中) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

なかなか難しい作品・・・。。

主人公の彼女がアイドルになってから忙しくてなかなか会えなくて、もやもやするような話。中々シリアスで、まあ明るい感じのアニメではなかった。主人公が心の中で思ったことを声優が言わずに画面内に短文で表示されるのが印象的だった(説明が下手で申し訳ない・・・)。彼女の秘書(助手?)が曲者で、話を面倒なことに・・・。兎にも角にも、恋愛の深さを知った作品だった。


おすすめは、

深愛/水樹奈々(OP1)。なかなか切ない曲。

WHITE ALBUM/森川由綺(平野綾)(挿入歌)もしっとりとした良曲。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

65.4 75 2009年度アニメランキング75位
名探偵コナン 漆黒の追跡者 (チェイサー)(アニメ映画)

2009年4月18日
★★★★☆ 3.7 (254)
1581人が棚に入れました
東京・神奈川・静岡・長野で計6人が殺害される事件が起こった。どの現場にもアルファベットが刻まれた麻雀牌が残されていたことから、同一犯もしくは同一 組織による広域連続殺人事件と認定される。警視庁で各県警の刑事を集めて合同捜査会議が開かれ、特別顧問として小五郎も参加する事になった。事件は麻雀牌 の意味、6人目の犠牲者が残した言葉「七夕…きょう…」の意味、被害者の共通点、被害者から1つずつ所持品を持ち去った理由と多くの謎を残していた。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、DAIGO、茶風林、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ、山口勝平

AKIRA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

黒の組織とコナンのアクションシーンが中心 推理は二の次w

ロードショーにて視聴

序盤は黒の組織を出してきたのもあり緊張感のある引き締まった始まりでしたが

蓋を開けてみればいつもの劇場版コナンでしたw

相変わらずの犯人の動機のひどさ… 被害者の7人もあれじゃあうかばれませんて

まぁ後ゲスト声優を起用するのはいいんですが今回のDAIGOなんて結構重要な役どころですよね 
これじゃあ雰囲気ぶち壊しですよw

最近のコナンは薄っぺらい推理と強引なアクションオチが多い気がしますなぁ…

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

黒ずくめの連中が視聴時のポイント B

正月のキッズステーションはアニメ映画が多いですな・・・。

本作は前半と後半では雰囲気が一変します。前半は非常に地味(というか地道)で、後半は派手なアクションが目立ちます。地味に事件を紐解いていくコナンもなかなか良いなと思ったのですが、映画のコナンはやはり派手なアクションも欲しいですよね。蘭ちゃんが凄すぎっていうのはひとまず置いておいて^^;

もう一つ、黒ずくめの連中の暗躍が物語に関ってくるのが特徴です。コナンをよく見ている人には説明不要でしょうが、工藤新一に薬を飲ませて体を小さくしたた連中です。映画として見たときには、この連中の物語への関り方には功罪があるように思います。

アニメを余り見たことがない人でも、この黒ずくめの連中の存在は知っているとは思いますが、詳しくは分からないというのが正直なところでしょう。アニメ未見の人にとっても、冒頭でコナンが小さくなるに至ったいきさつが紹介されますが、詳細が分からないのは同様だと思います。

かくいう私自身も余り詳しくはないので、アニメに精通している人と情報量の差があり、それが物語を楽しむことへの阻害要因となっているのではないか、と思いつつ見ていました。もし、他の多くの人にも同じような思いを抱かせているとすれば、黒ずくめの連中を出したことはマイナスに働いていると思います。映画単体で物語が成り立つように登場人物を出す方がスマートだし、誰も違和感を持たずに楽しめるのではないかと考えます。

とはいえ、黒ずくめの連中を出すことは、特に物語終盤に緊迫感のあるアクションシーンを出す必要性に大きく寄与していると思います。ぱっと出のキャラクターでは、派手なアクションは演ずることはできても、そうなることの必然性を視聴者に納得させることは難しいでしょう。こうした意味からは、出したことに意味があると捉えることができると思います。

このレビューでは物語面は殆ど触れていませんが、私自身が感じた、楽しむためのポイントとして黒ずくめの連中を取り上げてみました。彼らについては、犯罪の目撃者は抹殺すること、特にコナン(工藤新一)については正体がバレると命を狙われるという理由がことを了解した上で、単純にアクションを楽しむのが吉だと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

近年の作品の中では秀逸

本作は天国へのカウントダウン以来2回目の黒の組織がメインで登場する映画で、新一と蘭との恋愛や、少年探偵団の活動は抑えられ、コナンと黒の組織の対決に主軸がおかれている。
近年の蛇足塗れで内容の無い作品と比較すると非常に出来が良いが、まだこだま監督時代のクオリティには至らない。
しかし、興行収入は35億円と歴代1位で、第33回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞等、実績を残した。
また、神谷明が演じる毛利小五郎は本作が最後。
本作の著名人によるゲストはDAIGOが出演。前作に比較して重要な役だった。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
東京・神奈川・静岡・長野で計6人が殺害される事件が起こった。どの現場にもアルファ­ベットが刻まれた麻雀牌が残されていたことから、同一犯もしくは同一組織による広域連­続殺人事件と認定される。警視庁で各県警の刑事を集めて合同捜査会議が開かれ、特別顧­問として小五郎も参加する事になった。事件は麻雀牌の意味、6人目の犠牲者が残した言­葉「七夕、きょう」の意味、被害者の共通点、犯人が被害者の所持品を1つずつ持ち去った理由­と多くの謎を残していた。

会議終了後、コナンは山村警部から、「七つの子」に聞こえるプッシュ音(黒の組織のボ­スのメールアドレス)でメールを打っていた刑事がいたことを聞く。コナンは血相を変えてその­刑事の後を追うが、問題の刑事はジンの車「ポルシェ356A」に乗って去ってしまう。

七夕前日の7月6日、米花町に現れた容疑者の1人がコナンの機転により逮捕された。そ­の現場にはベルモットも変装して来ていた。コナンはそれを見抜き、ベルモットに組織­が今回の殺人事件を追う理由を追求する。実は、広域連続殺人の被害者の中に一般人を装った組織の­工作員がおり、犯人に持ち去られた所持品の中に工作員のリストが収められたメモリーカー­ドが入っていた。組織は、警察より早く犯人を押さえてそのメモリーカードを取り戻すため­、事件の捜査員の中に組織の一員「アイリッシュ」を潜入させていた。

一方、捜査員の中に潜入したアイリッシュは刑事達の話の中に出てきた江戸川コナンを工­藤新一ではと疑う。そしてコナンと新一が通う学校から二人の指紋がついたものを盗み出し、警­視庁のコンピュータでそれを照合し確信を得る。翌日、コナンは自分の指紋がついたもの­が帝丹高校と帝丹小学校から盗まれたことを知り、危機感を強める。

そして、ついに7人目の被害者が出てしまった。コナンは平次の力を借りて捜査を進め、­被害者の共通点を見つけ出すが、警察と黒ずくめの男達も、コナンの後を追う形で真­相に迫る。そして、犯人が東都タワーでもう1人殺すつもりでいることが判明する。

コナン、警察、連続殺人犯、組織の四つ巴のデスゲームが東都タワーで繰り広げられる。
{/netabare}

本作はいままでの映画と違い、原作乃至アニメを予め視聴していないと理解が非常に困難である。
よって、ファンとしては作品の深いところまで関わってくる点が評価できた。(逆に原作への影響はどうなのだろうか)
しかし、期待が大変高かった為に予想以下の展開に半ば失望したことも事実である。序盤のコナン無双も相変わらず無理が・・・。あともう少し細部に拘ってくれれば。{netabare}東都タワーの爆撃とか三面記事飾る事を黒の組織がしてしまうのは・・・ ファンサービスだろうか{/netabare}

総評としては近年稀に見る良作。だからこそもう少し頑張って欲しかった。見知った刑事の中に黒の組織のメンバーがいるというスリル・緊張感、昨今カットされがちな推理もふんだんに盛り込まれコナンの活躍が堪能出来る。
主題歌の倉木麻衣の「PUZZE」は最高。
天国へのカウントダウンと同じくらい面白くして欲しかった。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14
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