2015年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメ一覧 204

あにこれの全ユーザーが2015年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月25日の時点で一番の2015年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

66.1 26 2015年秋(10月~12月)アニメランキング26位
すべてがFになる THE PERFECT INSIDER(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (802)
3505人が棚に入れました
森博嗣の『S&Mシリーズ』が原作。

映像化するのは、「エルフェンリート」の神戸守監督とA-1 Picturesのタッグ!


理系の女子大生の西之園萌絵と工学部建築学科准教授の犀川創平が難事件に挑むサイエンスミステリーとなる。

声優・キャラクター
加瀬康之、種﨑敦美、木戸衣吹
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

感覚の病的な鋭さ

森博嗣メフィスト賞受賞の本格ミステリー。
多くの続編を生んだ傑作シリーズの始まり。

混乱を覚えます。
すべての言葉が意味をなさないのではと。
{netabare}事件を丁寧に描いてくれていますが、
事件の全貌が見えてくると同時に、
犯人の動機がとても繊細で、
観念的な方向へ進むからです。
そして告白しなければいけません。
その動機をどこか「理解できる」のです。{/netabare}
極めて理性的で合理的な方、
真反対に精神薄弱の方にはお勧め出来ません。

ここでは劇中で交わされた、
印象的なある独白をピックアップして、
皆さんの判断を仰ぎたいと思います。
物語の根幹に通じる独白ですので、
少しでも興味のある方は開かないで下さい。

{netabare}子供の頃は誰でも1つの人格ではなかったはずだ。
常に矛盾し今よりもっと多様な考え方をしていた。
それが成長するにつれて矛盾を統合し、
1つの人格になろうとする。
大人になるとは1つの精神、肉体に縛られることだ。
ただ解き放たれたい、その為の儀式である。{/netabare}

問いかけに立ち止まるのが人間だと思う。
束縛と寄り添って歩むのが人生だと思う。

もしどこかで出会えたら、
聞いてみたいことがたくさんあるな。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 77

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

日間賀島じゃなくて妃真加島だったんですか・・・^^;

この作品の原作は未読です。個性のあるキャラデザとノイタミナ作品・・・という事で視聴を決めました。
物語の進展に伴い、「ヒマカ島」という地名が登場しました。「日間賀島」は愛知県の沖合にある島でタコとフグの里海として知られています。個人的に私も行ったことのある島だったので、俄然興味を持って視聴に臨みました。

この物語の主人公は、大学の助教授である犀川創平(さいかわ そうへい)。
彼は研究室に出入りしているヒロインの西之園萌絵(にしのその もえ)と一緒に、真賀田研究所に行くこととなります。
真賀田研究所には優秀な人材が揃っており、その研究所のトップが現存する最高の天才と名高い真賀田四季博士・・・ですが彼女は過去に人を殺めた事から、研究所の一画に長期に渡って隔離されていました。

そして、いざ博士と面会しようとすると博士の部屋の中から奇妙な物体が姿を表し・・・ミステリー作品として物語が動いていきます。

・・・完走しましたが正直難しい作品でした^^;
一言で表すと「完全密室殺人事件」になるわけですが、その手口の巧妙さ・・・色んな事象が細い線で繋がっていましたが、その細い線は私にとって「見えない線」でした。
関係する事柄が多い上に一つ一つが複雑なので、一つ一つのピースがしっかり嵌った感触が全容が明かされてもイマイチ無いんですよね^^;
きっと物的証拠だけではなく、時間・空間・暗号といった因子を折り込み固定概念を排除したその先の事象を見る必要があるのかな・・・
でも、そこは私の考えられる範囲の遥か彼方でした^^;

この事件の犯人は凄い人・・・
この手口を暴いた人も凄い人・・・
そして、この物語を考えた著者は凄い人・・・
これ初見で犯人を暴ける人っていないんじゃないでしょうか^^;?

作品的には難しいですが、だからといって視聴できない訳ではありません。
全然検討もつかない方向から突然手がかりが降ってくるので、意外性とその内容の深さに触れるだけでも面白さは感じられると思います。

でも作品の中で気になったのが一つだけ・・・
犀川先生は極度の愛煙家で、所構わず煙草を吸っていましたが、今の時代こんなにプカプカ吸えるところはきっと無いと思います。
と、思える位喫煙シーンを多く見たような気がします。
犀川先生の喫煙はきっと何か意味があったのかもしれません。
ですが、何に繋がっていたのか・・・正直今でも分かってません^^;

オープニングテーマは、KANA-BOONさんの「talking」
エンディングテーマは、シナリオアート/CHRYSANTHEMUM BRIDGEさんの「ナナヒツジ」
この作品・・・歌は格好良いのですが、実際に歌おうとすると難易度が高かったです^^;

1クール11話の作品でした。
ラストは意味深なシーンで終幕しました。
今回登場した主要登場人物である3人(犀川創平、西之園萌絵、真賀田四季)は、著者森博嗣先生に執筆する他の作品にも登場しているようなので、その布石だったのでしょうか・・・
あと1話位タネ明かしをして貰えたら、もう少し事件への理解度が高まったかもしれません。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 34

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

「ぼくの考えた天才」に逃げている、意識高い系ミステリ

●原作小説
原作のS&M(犀川&萌絵)シリーズは全て既読。ただしかなり昔です。
本作はS&Mシリーズの一作目で、シリーズ中では最も面白い作品です。というか、S&M全体がそれほど面白くないんだけど。
私は本作がまあまあ面白かったのでまた面白くなるのかなと思いながら惰性で読んでいましたが、最終巻のあまりのつまらなさに森博嗣作品を読むのは止めました。
年に10冊も長編小説書く才能があるならもっとプロットを練れよ! (ただの嫉妬)


●事件が1件だけ
1クール使って一つの事件のみを扱うのは、「虚構推理」をも上回るスローペースです。犀川先生のタバコ吸いながら無言のシーンがやたらと多いので、このダメ准教授に禁煙させたら1クールでS&Mシリーズの半分は入ったんじゃなかろうか。


●キャラデザ
安易な萌え絵にせず、主人公すらぱっとしない見た目にしたのは評価できます。犀川が美青年だったら速攻見るのを止めたでしょう。
ただしヒロインの萌絵は、「誰もが振り返るほどの美人」の設定ですが、奇抜なファッションに思わず振り返ってみたら微妙に可愛くない「見返り不美人(byボ・ガンボス)」もしくは「木村カエラを意識した勘違い女」という造形であり、ちょっとかわいそう。


●天才
レベルは違えど、真賀田四季、犀川、萌絵と三人の天才が出てきて思考実験を繰り広げます。
犀川は原作者自身を投影したキャラクターだと思います(当時実際に名大准教授)が、そんな犀川を「天才」として作中で扱うのはいかがなものか。言ってて恥ずかしくないのか?。 (ただの嫉妬)
四季は、天才犀川をも凌駕する天才として描かれていますが、やはり天才じゃない人が天才を創造することは難しいですね。
頭が良いんだろうけど、それ以上に頭がおかしい方が目立つ残念な人になっちゃっています。


●理系ミステリ
原作の発表当時から理系ミステリと呼ばれていますが、「理系」なのはコンピューターが関連したトリックくらい。
「ミステリ」要素は、最後に犯人が判明する、というだけで、本格ミステリのような謎解きのカタルシスはあまりない。
ということで正しくは「理系ミステリ」ではなく「劣化SFサスペンス」ではないかと思います。

ちなみに原作の2作目以降、更に「理系」と「ミステリ」の要素はなくなっていき、犀川先生は事件が起きたらすぐに犯人が分かってるっぽいけどタバコばっか吸って物語の終盤にやっと種明かしをする。そしてなぜ犯人が分かったのかイマイチ理解できない。
不十分な証拠しか提示してないのに、犀川が天才だから、で論理的な推理が誤魔化されているように思える(実際にはそうでもないかもしれないけど、斜に構えたカッコイイ台詞(笑)に翻弄されてしまう)。いくら旧帝大とはいえ工学部の准教授止まりで天才ぶってんじゃねーよ! (ただの嫉妬)


●西之園萌絵の車
アニメではアルファロメオの4Cに乗ってますね。原作でも萌絵はマニュアルのスポーツカーが好きな描写があります。なお、4Cは2ペダルMTなので萌絵の趣味には本当は合いません。

原作のシリーズ前半はアルファロメオの2シーターに乗っていますが、後半はポルシェのボクスターに乗り換えます。
この辺りは、金持ちじゃない人が想像したお金持ち像みたいですね。アルファが好きな人がボクスターとか乗らないよ! そもそもアルファって高級車っていうほどでもないし、金持ちがポルシェ買うならボクスターじゃなくて911にしろよ!(ただの嫉妬)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

66.0 27 2015年秋(10月~12月)アニメランキング27位
うたわれるもの 偽りの仮面(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (537)
2710人が棚に入れました
目覚めたのは雪深き山間部。
過去も名も思い出せぬまま彷徨う男に、世界は優しくはなかった。
巨大な牙を持つ生物が襲い掛かり、闇に蠢く異形が男を追い詰める。
そんな男に差し出されたのは白く美しい少女の手……
その手を取った時、物語は始まった。

声優・キャラクター
藤原啓治、種田梨沙、利根健太朗、水瀬いのり、加隈亜衣、原由実、山本希望、櫻井孝宏、佐倉綾音

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ハーレムアニメの絶妙のバランスとは

今観終わりました。

元々は20年前くらいからアクアプラスさんが継続しているエロゲーが原作なんですね。
本作品は三部作の真ん中にあたるエピソードかな?(間違っていたらすいません、あえて調べずに書いています)

因みにうたわれるものの第1作はプレステ2のアーカイブスでダウンロードして、現在途中でストップ中。15年以上前のシミュレーションRPGですが今でも通用する絵柄は凄いですね。おっと豪快に脱線。

簡単に説明。記憶を無くしている状態で雪山でさまよっていた主人公。突然魔物に襲われます。危機を救ってくれた薬師の美少女クトリ。何故かほっとけない雰囲気の主人公に対しクトリは保護者宣言を行い面倒を見ると言います。名前も分からない主人公に「ハク」と言う名前を付けて共に旅をすることにします。
この2人の出会いが2つの大国ヤマトとトゥスクルの運命を左右することになるとは知る由もないのでした。

ーーーーーーー以下感想ーーーーーーーーーーーー

うむ~前半と後半でまるで違う物語ですね。私は前半の雰囲気が好きでした。前半のままだったら最高レベルのハーレムアニメとして私の中で上位にランクインしたでしょう。(何様だw)
水戸黄門みたいなクソジジイ(失礼、これくらい私はこのキャラが嫌いでした)が出てくるまでは理想的なハーレムアニメでした。途中クソジジイに対する嫌悪感が半端なくて視聴を迷うレベルでした。なんとか完走しましたが。

話が進む中でハクの魅力に引き寄せられて仲間が増えていく所は戦記物ぽくて良いですね。ハクもそれほど強くなくて、アイデアで難局を乗り切る展開は良かったです。

後半小難しい理屈と、生温い雰囲気の中での戦争シーンのアンバランスさで視聴が苦痛になりました。
生き死にがかかる戦争シーンにギャグっぽい描写は要らないんですよね。シリアスとユーモアのバランスって難しいですね。正直22~24話はなんとか流し見たレベル。25話で少し持ち直しましたが。

作画も音楽も素晴らしく、特にケモミミのかわいい女の子が出まくるので癒されます。しかしやっぱり普通にハーレム路線でまったり行って欲しかったなあ。残念無念。ハーレムアニメについてはデート・ア・ライブを参考にして欲しい(監督はデート・ア・ライブの監督の方でしたw)あれが理想的なハーレムアニメのバランスです。

主人公のハクは設定上カリスマ半端ないのですが、イマイチ他力によるとこが多く、また行動、言動で抜群の魅力が見えるわけでもなく、説得力不足でした。この辺はキャラの活かし方が上手ではなかったと思います。

ヒロインのクオンは独特の喋り方がとてもかわいいです。薬師で面倒見が良くて大食いの女の子。格闘が強かったりは余計だったかな。あくまで薬師でサポート役ってのに拘って欲しかった。

他にもかわいい女の子が沢山出てきますし、男性キャラも魅力的です。めちゃくちゃ途中で終わりますが、多分続編は約束されてるんでしょうから気長に続編待ちたいと思います。
☆少し点数を下方修正しました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

まずまず面白い。でも、前作への愛ゆえに低評価。だって「うたわれるもの」って冠をつけているのだもの

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
前作「うたわれるもの」の後の世界、違う国の話です。基本的には面白いです。でも、前作を愛してる故に、少し低めの評価です。

様々な方のレビューを拝見しましたが、共感できる部分と、自分には理解できない部分がありました。でも、評価を見てみると、一番好評価をしているのが、「原作未プレイ&前作未視聴」組(ご新規)で、一番酷評してるのが、「原作プレイ」組(古参ファン)。私のように「前作視聴済み&原作未プレイ」組(アニメ派)は、物足りなさを感じている、という方が多いように思います。(ということは、シリーズ構成が悪かったのかな? 監督はあえて原作未プレイらしいし。)

つまり、受け手側の経験や期待値に左右されやすい作品、と言えるのでしょう。しかし、みんなに共通してるのは、「うたわれるものシリーズを愛している」という気持ちではないでしょうか? 少なくとも、私はそうです(前作はお気に入り棚)。よって、レビュータイトル通り「愛ゆえの批評」です。

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
前半は日常系アニメ、後半はシリアスもありの戦国絵巻要素が入ってきます。前作からのファンは、後半は多少楽しめるでしょう。

ここからはただの推測ですが、前半を日常系オンリーにしたのは、(ゲームの)販促が狙いなのかな? キャラを掘り下げればゲームで使いたくなるし、ストーリーに隙間をつくればゲームで補完したくなるしね。だとすれば、まあしょうがないのかなとも思いつつ、やはり、うたわれるものなら、胸熱の戦場を観たくなってしまいます。

「偽りの仮面」の一番の敗因は、ハクとハクオロ(前作の主人公)の魅力度に差がありすぎたことですね。

ハクもハクオロも背景は似ていますし、なぜか強者が協力してくれるというモテ体質は同じですが、如何せん、ハクには説得力がありません。ただダラけてるだけじゃん、アイツw それを「不思議な魅力をもった人」「なぜかはわからんが、アイツは信用できる」では、いささか乱暴かと思います。

「ハクオロ」は実績で信頼を勝ち得ていました。だからハーレムも許されたのに。ハクは、序盤にあった水車小屋を直すみたいなエピソードを、ちょくちょく入れてくれれば良かったと思います。

だから、トゥスクルと戦争になった時も、正直トゥスクルに勝ってほしかったです。20話あたりなんかまさにそう。あんな(人質作戦なんて)ショボい策で、(前作より更に成長しているはずの)ベナウィやクロウが負けてしまうのは、はっきり言ってショックでしたし、前作を馬鹿にされている気さえしました。まあ、だから直接対峙して負けたのを、ベナウィでなくクロウにして、しかも最後はハクが逃げる形にしたのは、前作ファンへの配慮なんでしょうけど。

あと、大和側で唯一好きになれそうなのがムネチカを始めとした八柱将の面々なので、彼らをもっと掘り下げて欲しかったな~と。

とはいえ、ラストは流石に胸熱で、少しは感動できる展開でしたね。タイトルの伏線回収は、正直、かなり早い段階で予想ついてましたけど。

こうなったら、3期に期待ですね!(ゲームは三部作らしいし)。新旧キャラが登場しまくり、多面的な(様々な戦場や政治の場、個人同士の)戦いをくりひろげる、硬派なヤツを期待してます! こうなったら原作もプレイし、記憶を上塗りして、3期に向けて準備しておくんで!(制作の思うつぼw)

私はどこまでも「うたわれるものシリーズ」には付き合っていきたい所存です!
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 26

beatle さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

クソつまらなくて途中で断念。これ何がおもろいん?

タイトル通り。観る価値無し。くっそつまんない。おもしろくない。飽きてくる。最初の二話を観てから、「オレのアニメ観が変わったのかな??」とか思っちゃって『オカルト学院』を観てみました。こっちはクッソ面白い。ファッキンホーリーシットで失禁するレベルの面白さ。このアニメとは華厳の滝の上流と下流ぐらいの隔ててるレベル差が存在しました。

この絵。キャラクター。顔が生きてない。顔がキャラデザのまんま。怖いぐらいに思いました。

台詞。主人公の上から目線に終始イライラ。命の恩人ぐらい敬語使えやカスってぐらいのドクズ。ヒロインっぽいパートナーの女の語尾。「~カナ」って。語尾のキャラ付けが許されるのはとある魔術のインなんとかぐらい。っていうかこの女の顔全くうごかねーよ。コエーよ!!

とってつけたような、カワイイ女の子出しておけば萌え豚が勝手に飛び付くとか思ってんじゃね?

あのさぁ~~。オレ達萌え豚はなんだかんだいっても高レベルのアニメ見てきたんだぜ?伊達に萌え豚名乗ってるんじゃねーっつーの!!!なんだこれ?おもしろくねーぞ時間返せや!!ってレベル。


その点『オカルト学院』は凄いよ。最後までネタたっぷりだもん。


これにゴー出した奴は最悪。特にシナリオがカス。脚本がゴミ。ストーリー展開が遅すぎて退屈しまくりんぐで欠伸連発。

ひっさびさにアニメ観て時間無駄にしてイライラとむかっ腹が出てきたわっ!!!このレベルのアニメを世に出してんじゃねーよハゲってレベル!

このアニメ観るの~~??悪い事は言わない。止めておけ。

一応ニコニコの一挙で観たでシークバー飛ばし飛ばしで12話まで観たけど、やっぱし展開がゴミ。

なんでこのレベルのプロットがゴーなのん???

給料泥棒レベルって話じゃないよ?世間様見てるんだよ??恥ずかしくないの???

マジでつまんないです。本当に。イライラしっぱなし。主人公が生理的に受け付けないのが発端なんだろうけど、マジでナイわー。これ。


なんていうか、表現したいものが無い。カルピスの薄味を延々飲まされてる感じが続きました。「これ水じゃねーか!!」って言っても、「いいえ、これはカルピス(アニメ)ですよ」って言われるようなもん。


主張したい表現が無い。ただキャラ出して萌え豚に媚びてるだけ。


アニメってもうちょっと、『どどーーーーーん!!』とか『これだあああああああああ』とかの情熱があって然るべきなのだと思います。

それがこれには無い。時間の無駄です。本当にありがとうございました。

最後に、「オカルト学院」は面白かったという旨をここに付け足して終らせて頂きたいと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

65.2 28 2015年秋(10月~12月)アニメランキング28位
機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア(アニメ映画)

2015年11月7日
★★★★☆ 3.9 (107)
568人が棚に入れました
宇宙世紀0071年。サイド3、ムンゾ自治共和国を脱出して3年。ジオン・ズム・ダイクンの遺児であるキャスバルとアルテイシアの兄妹は、ジンバ・ラルと共に地球に逃れ、テアボロ・マス家に身を寄せており、エドワウとセイラという名で平穏に暮らしていた。だが、彼らを追うザビ家の魔の手が、再び迫りつつあるのであった…。そのころ、サイド3はジオン自治共和国と国名を変え、ザビ家が実権を掌握し、支配体制を固めつつある一方、地球連邦軍に対抗するための新兵器、モビルワーカーの開発に着手していた。

声優・キャラクター
池田秀一、潘めぐみ、浦山迅、銀河万丈、三宅健太、渡辺明乃、喜山茂雄、沢城みゆき、茶風林、恒松あゆみ、一条和矢、松田健一郎、土屋トシヒデ、藤村歩、古谷徹、関俊彦、大塚明夫

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

【【【いい水着回だった】】】

初代『ガンダム』(ファーストガンダム)のキャラデザを務めた安彦良和が、独自解釈でファーストガンダムをコミカライズした漫画、『THE ORIGIN』のアニメ化
1話約70分、全4部作(予定)の第2話


一応冒頭にあらすじがナレーションされるので第1話の内容を忘れてしまっていてもOK


舞台は前作から3年が経過した0071の地球から始まります
アンダルシアの富豪、テアボロ・マスの養子となったキャスバルとアルテイシアは、それぞれエドワウとセイラと名乗っていた
テアボロ邸を隠れ蓑にしていたジンバ・ラルは二人の子を担ぎ出しザビ家への反抗を企てるが二人を実子のように愛していたテアボロからは強く非難される
そんな矢先、テアボロ邸にザビ家からの刺客が放たれ二人の命が狙われる・・・


セイラの姓である“マス”の由縁、シャアの姓である“アズナブル”の由縁、後の宇宙世紀を牛耳ることとなるアナハイム社の登場、ダイクン側だったランバ・ラルがザビ側に着いたキッカケ、黒い三連星やヤシマ家やレイ親子の登場・・・
とにかく散りばめられた後のシリーズに深く関わることとなるキーワードの連続には、どちらかといえばコアなファンの方がアツくなってしまうのでは?w


みどころの一つは極秘裏に開発されるモビルスーツの原型、モビルワーカーによる模擬戦
某エヴァの如く背中にコードを繋がれたまま、重量感ある動きで格闘戦をするその姿は、これまでガンダムシリーズのメカの姿とは一変してリアリティに溢れているものでした


それとラストシーンでファーストの名シークエンスである
「待ってぇ、兄ぃさぁん、キャスバル兄さぁ~~~んヽ(´д`;)ノ」
を完全再現していたのは思わず笑ってしまいましたw


個人的には“ミライが喋ったと思ったらオードリーだった”、“シャアを名乗る青年が現れたと思ったらデュオだった(或いはクルーゼかレイ!?)”のが面白かったですかね
そして何より、【序盤から9歳のセイラの水着が拝める】とかネ申回かよw


なんかどんどん超コアなガノタorまっさらな気持ちで観れる初心者にしか対応出来ない変なアニメになってきたなぁ、つまりニワカお断りってことです!


ちなみに何かの伏線?なのか、上映と次回予告の後にファーストガンダム第1話のガンダム起動シーンが今作と同じCGで挿入されました・・・
リメイク、、、するのか!?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ランバ・ラルのカッコよさとアルテイシアの可愛らしさを楽しむ1本

「機動戦士ガンダム THE ORIGINE」アニメ版Ⅱ章。
全Ⅵ章の本作品は、1本につきⅠ章の章立てとなっていますが、一続きの作品となっていて、各章は独立しておらず、前作に続くストーリーになっています。
章というよりは普通に1話、2話のカウントができる内容です。
上映時には1章1章の間は概ね半年から一年ほど空いての公開になっていて、各章で話の区切りがついたタイミングで終わる形になっています。
Ⅰ章ではキャスバルとアルテイシアの幼少期が描かれていましたが、Ⅱ章では前作から若干の歳月が経過した後、ラル家の頭領ジンバ・ラルと共に地球に逃れ、テアボロ・マス家に身を寄せて、名前を変えて平穏に暮らしていたところから物語が開始します。

本作はタイトルの通り、アルテイシアが哀しい目に合う話でした。
冒頭では母に会う日を夢見て、病弱な身体を抱えながらも活発に生きる少女として描かれているのですが、「機動戦士ガンダム」本編を知る限りは、多分、次に兄に会うのは戦場かと思うので、本作でしばらくTHE ORIGINEからはお休みなのかなと思いました。
本作は「機動戦士ガンダム」以前のセイラ・マス、その人についてスポットをあてた作品です。
本作でも当然ガンダムを始めとするモビルスーツは登場しません。
ただ、モビルスーツの原型として開発中のモビルワーカーが登場します。
ここでランバ・ラルが再び登場し、なるほどこうしてランバ・ラルがジオンに引き入れられたのかというシーンが特徴的でした。
THE ORIGINEはこういう「機動戦士ガンダム」の補足的な説明を入れてくれるので大変興味深く、面白いです。
モビルワーカーでの戦闘テストのシーンは、派手なモビルスーツ戦とは違いますが、重厚でプロトタイプの無骨さがかっこいい機体がぶつかりあうので迫力があって良かったです。
ミライ・ヤシマとアムロ・レイ、ハロも少しだけ登場します。
しかし、この少年が本作の登場人物を大体殺すこととなるとは、ドズルもハモンさんも等身大の人物として描かれているので、観ていて少し複雑な気持ちになりました。
なお、本作ではシャア・アズナブルという人物が兄妹とは別に登場します。
本作中では兄妹はマス家の名前を名乗っているのですが、キャスバルことエドワウ・マスが、なぜシャア・アズナブルになったのか、次回作で解き明かされるのでしょうか、次回作も楽しみです。

キャスバルの声は青年になった本作から池田秀一氏になります。
最初に聞いたときは流石にちょっと無理があるんじゃないかとも思いましたが、意外とすぐになれました。
じゃあ他に誰が演じると納得なの?という話にもなりますし、声になれると、やっぱりシャアの声は池田秀一じゃないといけない、池田秀一以外が (声変わり前の幼少期などはともかく) シャアを演じてはいけないと再認識しました。
話的にはやや地味かもですが、1時間あっという間でした。
ランバ・ラルのカッコよさとアルテイシアの可愛らしさを楽しむ1本だと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

未成年役としては、声に無理を感じる?

 地球に逃げて、ジンバ・ラルの伝手で、富豪デアボロ・マスの養子になっていたキャスバルとアルテイシア。

 難民キャンプの救護活動後、家のプールで泳ぐ元気なアルテイシアは、ガンダムでお馴染みのセイラ・マス。ジンバ・ラルのお話に退屈しているキャスバルは、エドワウ・マスとなっていたです。名前をザビ家の追手から、隠しているためである。デアボロとは、親子としてうまくやっているです。

 セイラは声変わってないけど、まだ未成年のエドワウがここで前回と打って変わり、急にみんなの知っているシャアの声になるのは、どこか不自然さを感じたです。

 で、 {netabare}やはり襲撃を受けることに・・・。ジンバ・ラル殺され、デアボロは大怪我に。エドワウは、具合の悪かったセイラを守り切ったです。デアボロのお見舞いにシュウ・ヤシマとここでお馴染み、娘のミライ・ヤシマ登場。シュウの伝手でマス親子、サイド5テキサスコロニーへ。
 そこでお世話になるのが、アズナブル親子である。子供の名前が、何とエドワウそっくりシャア・アズナブル。これだけで、先の展開が読めてしまう気がするです。

 ザビ家、ジオン設立のお話やモビルスーツの原型、鉄血のオルフェンズとはやや違うモビルワーカー試作実験などもありの展開。この試作実験、どこかガンダムの前とは思えない迫力あるです。
 何故か、ちょこっとハロとアムロ父子も登場するです。

 ずっと会えないままでいたキャスバルとアルテイシアのお母さんの悲報、猫のルシファも他界、悲しみがエドワウとセイラ襲うです。{/netabare}
 前回の次回予告、CNでもやっていた墓の前で、アルテイシアに別れを告げるキャスバル場面になったです。

 次回、来年2016年春に上映予定となったけど、前回秋上映といって冬になったから夏になるのかなぁです。

 物語の流れとしては、はっきりと繋がりがあり良くないわけでないけど、前作程の興奮というのか?私にとって新鮮さがどこか薄いように見えたです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

65.0 29 2015年秋(10月~12月)アニメランキング29位
K RETURN OF KINGS[ケーリターンオブキングス](TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (368)
2289人が棚に入れました
現実とは微妙に異なった歴史を歩んだ現代日本。そこには巨大な異能の力を持つ7人の《王》が存在していた。彼らは自らの力を分け与えたクランズマンたちと共にクランを形成する。青く結晶する秩序、荒ぶる赤き炎、白銀に輝く不変、そして、緑に枝分かれする変革。それぞれの属性を持つ《王》たちは今――。青のクラン《セプター4》を率いる《青の王》宗像礼司は多くの重責を担っていた。《黄金の王》國常路大覚の管理下にあった御柱タワーおよび、《王》を生む謎の聖遺物であるドレスデン石盤も、今では宗像礼司の下にある。そして先代《赤の王》周防尊を殺めたことにより生じた《王》殺しの負荷。一方、赤のクラン《吠舞羅》のクランズマンであった櫛名アンナは、緑のクラン《jungle》による御柱タワー襲撃を経て、新たな《赤の王》として覚醒し、《吠舞羅》の仲間たちと再び強固な絆を結んでいた。そして白銀のクランズマン、ネコと夜刀神狗朗は、《白銀の王》伊佐那社の生存を信じ、彼の行方を探している。しかし《白銀の王》を探しているのは彼らだけではなかった。《緑の王》比水流もまた――。活性化する《jungle》の動きをきっかけに、再び《王》たちの運命がより合わさる。

声優・キャラクター
浪川大輔、小野大輔、小松未可子、堀江由衣、杉田智和、興津和幸、櫻井孝宏、福山潤、中村悠一、沢城みゆき、宮野真守、森田成一、名塚佳織、下野紘、津田健次郎、梶裕貴、飯塚昭三、佐藤聡美

浩平 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

大人になった少年二人の絆

~あらすじ~
2012年10月に第1期「K」が放送され、2014年7月には劇場版アニメ「K MISSING KINGS」が全国で上映公開されました。今作は劇場版のその後を描いた第2期となります。
現実とは微妙に異なった歴史を歩んだ現代日本。そこには巨大な異能の力を持つ7人の「王」が存在していた。彼らは自らの力を分け与えたクランズマンたちと共にクランを形成する。


絆の物語めっちゃ面白かったです。美咲と猿比古2人の絆のシーンは盛り上がりましたね♪
本編はもちろんのこと、OP、EDもよかったです。これぞ「K」という感じがよく出ていました。
1期をまだ見ていない人は公式サイトで公開されているダイジェスト映像を見よう!できれば劇場版も見ておきたい。
みんなで一緒に「K」の魅力に浸りましょう!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18
ネタバレ

愛花 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

迫力あるバトルシーン!

1期、劇場版と続く2期です。

バトルシーンが劇場版よりさらに丁寧に描き込まれていて大迫力です‼︎

作画が少し変わった感じがして…淡島さんやネコの胸・お尻が異常なくらい強調されてますね…笑
男どもばかりだからちょっと女気入れにきたのかな⁇(´・_・`)
光を綺麗に入れていて作画がクォリティーアップしたと思いました(*σ´ω`*)σ

そしてOPは最高‼︎
赤の王アンナ役の堀江由衣さんが歌う「アシンメトリー」、アニメにもあっていてとても良い‼︎
((歌詞中の「赤い(尊い)」ってところ、周防尊のことでもあったのですね、、最終話見終わった後に気付きました、、笑))

EDもカッコいいですね、そして曲とアニメーションとすごく合ってます!

{netabare}
全体として
石盤を手に入れ石盤の力を全人類に与え、人類を進化させようとする緑のクランを
白銀、青、赤のクランが連携して阻止しようとするストーリーのようですね!

世界レベルの問題をまるでゲームをするかのように楽しむ緑のクランと
命をかけてそれを阻止しようとする3クランが対照的。

個人的には白銀の王に跪いていた黄金のクランズマンのうさぎ達が、ニヤリと笑っていたように見えたのが気になるところです。。
そして赤の王が代替わりしたように黄金のクランが代替わりするのはいつになるのでしょうか⁇

{/netabare}

{netabare}
比水流を止めることに成功した白銀・赤・青連合ですが、本命は灰色のクランの王だったことが判明‼︎
まんまと石盤を奪われてしまいます…‼︎

連合内でも険悪な雰囲気になってしまって、伏見が緑に寝返りそうで…‼︎

でもなんだかんだ美咲を想っている(←)伏見のことです、最後の最後でやっぱりこっち側でしたって展開に期待(´・ω・`)

ところで、やっぱり今期のセクシー描写?サービス描写?はやり過ぎで見てて気持ち悪いです。。主にせりちゃんなんですけどね、、
倒れてるシーン、アングル的にそんなにお尻大きくならないでしょ⁉︎一瞬胴体真っ二つになったかと思いましたよ⁉︎⁉︎

{/netabare}


{netabare}

石盤が解放されて、世界中で多くの人が石盤の魔法の力を手にして大パニックに。

白銀、赤、青の王はそれぞれ再び石盤の元へ集結します。

宗像さんと岩さん、クロとみしゃくじ、伏見とスクナ等々、バトルが熱いです‼︎

やはりKはバトルシーンですね( ̄▽ ̄)

伏見のピンチに駆けつける美咲もかっこ良かった…!そしてお互い大好きなくせにすれ違いまくっていたこの2人が和解できたようで、感激しました…‼︎

石盤の力をすべての人にという流とは対照的に、シロの選択は石盤なんてなくてもいい、美味しいご飯があって、それを一緒に囲める仲間がいれば、というものでしたね(*。・ω・`*)
シロらしい、シロたちらしい選択です。

ダモクレスダウンによって石盤を壊したシロ。流は石盤の力で生きながらえていたので、死んでしまいます。それでも、流も予想外の展開を楽しめたようですし、救いのない最期にならなくて良かったです(;_;)

しかし石盤の力で意識が別の身体に入っていたシロは、石盤の消滅とともに消えてしまって。。

そのままED。こんなラストあり⁉︎と思ったら、シロさん、元のアドルフKヴァイスマンの身体で戻ってきました。良かった〜!

最終話EDは1期のOPを歌っていたangela。この1話だけのEDなんて、贅沢。。!そしてとてもよい。。!!

同じ日にファフナー最終話もやっていましたので、もう両方angelaに持って行かれたぜ!って感じです(*σ´ω`*)σ♡

{/netabare}

観終わって。。
1期よりもぐんと作画が良くなって、バトルシーンは本当に迫力がありました!!(^-^)
バトルが多いストーリーだったので作画の巧さが光っていたと思います♪

多分これでKシリーズはお終いでしょうか?続けようがないですもんね?
と思いつつ自分の感想を読み返していたのですが、黄金のクランのところのウサギが薄ら笑いだったの、あれはなんだったのでしょう。。わたしの気のせいだったんですかね、、(笑)
いやはや、どうしても続きを期待してしまいまして(^^;;

楽しめる作品でした(^-^)!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 22
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニオリ作品、大団円感が良かった。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
(主に乙女の方に)人気のシリーズ「K」の完結編。1期(テレビ編)→劇場版→2期と、順番に観てほしいです。

作画は相変わらずのトップクオリティ。時代を考えれば凄いと思います。背景なんか、本当に綺麗です。

基本的には女性向けだとは思うけど、そこまで直接的な腐の要素があるわけじゃないので、ちゃんと男性でも楽しめる作品だと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
劇場版でも書いたけど、やっぱり「緑」のクランが好きでした。少数精鋭な感じとか、時間制限な強さとか、疑似家族的な切なさとか。

第9話の、緑の部屋(ボロアパート)が、実は巨大空間にある映画のセットのようなものだったシーンは、本作屈指の名シーンだと思っています。緑のクランに漂う、微妙にチグハグな、でも心のどこかでは本気で求めている「家族ゴッコ」がよく表現され、そのぬるま湯(仮初めの幸せ)も終わりを告げ、最後の戦いの場に向かう比水流の覚悟も観てとれ、切なさのある、良いシーン、設定だと思いました。最終話の散り際含め、やっぱり緑が一番好きでした。

ここからが、「勿体ない」部分。

Kは、キャラの数は多いですが、結局、王の勝敗=クランの勝敗、というところが残念なんですよね。

八田、猿比古、草薙、世理、ネコ、クロ、御杓神、スクナ……。各クランの2、3番手にも、こんなに魅力的なキャラがいて、それなりに物語は盛り上げてくれました。でも、結局、2、3番手は2、3番手。2、3番同士で戦い、そのバトルがどれだけ熱かろうと、結局、大勢には影響なし。

なんか、相撲の「青白時代」の大関の方々を観ているようでした。大関同士の試合はそれなりに盛り上がりますが、結局優勝するのは、朝青龍と白鵬の直接対決に勝った方だっていう、虚しさ。「幽遊白書」の蔵馬が、「組織戦の勝敗は副将が決める(大意)」と言っていたのを忘れたのでしょうか(サブキャラがちゃんと活躍するのは、名作)。

もっと、それぞれのクランの固有スキルとか、キャラの特性活かして、たまには王に金星あげてほしかった(せめて苦しめるとか)な、と。

Kを観てて思ったのは、(悪い意味で)「BLEACHに似ているな」ということです。BLEACHの護廷十三隊は、そもそも選ばれた時点でエリートで、第8席とかでも出身地総出で祝うくらいの描写があるのに、実際は、隊長格の前ではモブ扱い(一部例外を除き)。クランの面々もそんな感じ。あんなに格好良く抜刀させといて(笑)とか思いました。ザコキャラにも愛が欲しかったです。

他にも「学園島」の設定とか、活かしきれてないモノ、ヒトは山ほどあります。アニオリにありがちですが、設定だけ細かく決めて、シナリオがそれを活かしきれてないんですよね。漫画や小説は、設定考える人とシナリオ考える人が基本的には同じ(一人)ですが、アニメはたくさんの人が関わるために分業制が確立されてて、設定とシナリオに整合性がなくなることがあるんだよね。

最後に一言。最後まで、シロの強さ(どこがどう強いのか)が分からなかったです^_^;
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23

65.0 29 2015年秋(10月~12月)アニメランキング29位
屍者の帝国(アニメ映画)

2015年10月2日
★★★★☆ 3.7 (300)
1616人が棚に入れました
19世紀末、かつてヴィクター・フランケンシュタイン博士が生み出した、死体に新たな生命を与えて「屍者」として動かす技術が世界に広まり、いまや屍者は労働力や兵力として世界を支えていた。
親友フライデーとの約束のため、自らの手で違法に屍者化を試みたロンドン大学の医学生ジョン・H・ワトソンは、その技術と野心を見込まれ、政府の諜報組織「ウォルシンガム機関」にスカウトされる。
そこで極秘任務を与えられたワトソンは、フランケンシュタイン博士が残した、生者のように意思を持ち言葉を話す屍者=ザ・ワンを生み出す技術が記された「ヴィクターの手記」を求めて旅に出る。

声優・キャラクター
細谷佳正、村瀬歩、楠大典、三木眞一郎、山下大輝、花澤香菜、大塚明夫、菅生隆之
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

思考は言葉に先行する

WIT STUDIO制作。

思考は言葉に先行する。
言葉があるから心がある。
そこに魂=意識が宿る場所があるのだ。
この作品のエッセンスが凝縮された、
印象深いモノローグで始まる。

舞台は19C末のロンドン/英領ボンベイ/日本。
ワトソンとフライデーが、
ある男の手記を探す冒険譚である。
{netabare}人は死亡すると体重が21g減少する、
人類史上最初に死者を蘇らせた男の手記。{/netabare}

そこに魂は存在するのか?
圧巻の映像で鬼気迫るものを感じる。
多くの指摘があるように、
{netabare}後半物語は崩れていくように感じるも、
ただこのテーゼはきつい、勝算がない。
人類が現実で未だ出せていない答えだ。{/netabare}
果敢にも挑戦したスタッフを評価したいと思う。

早逝した伊藤計劃原作である。
本来この作品も未完成とのこと、
天才とまで称された彼なら、
どんな結末を見せてくれたのだろう。
切り捨てるには惜しい作品です。

ハダリーリリスがエロカッコいい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 48

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

【屍者(伊藤)の意思を追い続けるワトソン(円城とスタッフ)の旅】アニメーション史上最大のゾンビ映画!!!【そしてフライデー、とてもイイb】

伊藤計劃アニメ映画化三部作の第1弾
どうも過去を舞台にしたスチームパンクの今作を1作目に、近未来を舞台にした『虐殺器官』を次回作に、超未来を舞台にした『ハーモニー』で完結を迎えるつもりだったそうです
ただ例のマングローブ倒産で公開時期ズレ込んじゃいましたね、どうなるんでしょうか;


原作は伊藤さんが序文の草稿数十ページを書いた時点で死去された為に絶筆、盟友の円城塔が引き継ぐ形で2012年に完成を見ました
この映画自体、【原作とはほとんど別物】と呼べるほど改変されています
円城さんがそうであったように、今作のスタッフも伊藤さんが書き残した作品の世界観を、試行錯誤の繰り返しで“伊藤計劃作品”として完成させることに注力しています
(※ただし、「伊藤さんならこう書いた」という決め付けではありません)
この映画は屍者の意思を追う物語でありつつ、伊藤さんの意思を追う物語です


SFなので世界観だけ説明させて下さい


ヴィクター・フランケンシュタイン博士が屍者を復活させた事件から100年後の世界
その技術を兵力や労働力に用いることがアタリマエになった19世紀末
屍者技術の研究をしていたロンドン大学の医学生、ワトソン
彼は早慰した親友、フライデーを無断で違法な屍者として復活させる
ワトソンの腕を買ったイギリス政府の諜報機関は、彼にロシア軍を脱走した技術者、カラマーゾフを追うことを命ずる
カラマーゾフはアフガニスタン奥地に屍者の王国を築いたという
イギリス→インド→アフガニスタン→日本→アメリカ→イギリス
世界を股に駆けた旅の中で、ワトソンとフライデーは魂の秘密が記された“ヴィクターの手記”を巡る争いに混ざることとなる・・・


コナン・ドイル、メアリー・シェリー、ヴィリエ・ド・リラダン、イアン・フレミング、フョードル・ドストエフスキー、ジュール・ヴェルヌ、或いは19世紀末に実在した人物達・・・
著名な文学のキャラが次々と出て来るパスティーシュ小説が原作、ってかソレをさらに改変したから同人誌みたいな映画です
この手のは絶対的に苦手な方いらっしゃると思うので注意


物語の肝はやっぱりフライデー
原作と違い、ワトソンとフライデーが親友関係
フライデーが白髪アルビノで“イイ感じの美少年”
死んだ友を思わず復活させちゃった上に、だんだん生前の様子が垣間見えてきちゃったわけ
この辺のワトソンの葛藤が一番の見どころ
すごく丁寧に描かれていて改変としても、映画としても、これは大正解です


『ハル』のスタッフが再集結、主人公に細谷佳正を起用する辺り監督の拘りを感じます
ああ、脚本はフジを退社し自由の身となった山本Pでしたね・・・“Project Itoh”っておみゃーがコレやりたかっただけなのかよ、オイw


美麗な背景や煌びやかにCGで描かれる屍者技術の装置はスチームパンク好きには堪らないところでしょう
スチパン(狭義的にはエレクトリックパンク)アニメとしては『LAST EXEIL』や『スチームボーイ』を超え日本アニメ史上、最高に美しくカッコイイ世界観が描かれてます
記録媒体が挙ってパンチカードなのには笑いました


が、しかし!
オイラとして一番「スゲェな!」って思ったのが今作がたぶん【全世界中のアニメの歴史史上で最高の“ゾンビ映画”】であったことかな(爆)
特にゾンビなんてCGで描写すれば良いものを、ほとんどのカットでゾンビ独特の“歩き方”を作画しているというのにはアッケに取られましたw
いいぞ、もっとやれ


それにゾンビ美少年との友情の物語が重なる
全くいやらしさは感じさせずに、耽美な世界に魅入れる120分でもうお腹イッパイって感じで拍手です


でも、ここまでフライデーの存在が大きくなるとハダリー(花澤香菜)は結局のところ何なんだ、お話散らかりすぎだろ、って疑問もあります
(ワトソンがノンケだって示すためのキャラとか言うなよ!)
それこそ『ハル』を観て補完する必要があるんじゃ、とオイラは思うのです


なんだかんだで全く退屈しなかった素晴らしい映画です
伊藤計劃三部作とかカンケー無しにオススメしますb
唯一心の底からツッコミを入れたかったのは、楠大典さんが「バーナビー」を名乗っていたことでしょうか・・・
おまえはロックバイソンだろ!!!ってwww

投稿 : 2024/04/20
♥ : 21
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

娯楽作品としては原作よりよくまとまっています

-・-・-・-・-・-・-視聴前レビューー・-・-・-・-・-・-
本日公開の作品
私は来週けみかけさんと観てくる予定ですが
全くレビューが無かったので
誰か少しでも興味を持ってくれればと思い
筆を執ることにしました

この作品はノイタミナムービー第2段
Project Itoh3部作の一つとして
先陣を切る形になります

Project Itohというのは
2007年に彗星のごとくデビューし
2009年に世を去ったSF作家伊藤計劃の作品を
アニメ映画として公開するプロジェクトです

計劃が作家として活動できた期間は短く
世に送り出した長編作品は
虐殺器官
METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATRIOTS
ハーモニー <harmony/>
の3本だけですが
その短い期間で書き上げられた作品は
閉塞していた国内SF界に
新たな潮流を巻き起こす契機となりました

PSYCHO-PASSが最初にアニメとして放映されていた時も
ネットでは計劃作品との共通点などが指摘されていましたが
こうやって同じノイタミナプロジェクトとして発表されると
やはりPSYCHO-PASSシリーズのルーツの一端は
伊藤計劃にあったんだなぁと改めて思います

既にお気づきの方もいると思いますが
前に述べた3作品の中に屍者の帝国は入っておりません
昔から文芸の神様というやつは
俊才を見つけるとすぐに手元に置きたがるようで
計劃もこの作品を数十ページ書いた時点で
神の御許へと召されていきました

後を引き継ぐ形で残りを円城塔が書き上げたものが
このアニメの原作となる屍者の帝国となります
円城氏はスペースダンディの豪華すぎる脚本家の1人だったので
小説はあまり読まない方でも
アニメに精通している方ならばご存知かもしれませんね

しかしまぁ
この作品は計劃自身がほとんど関与できていない上
他2作は近未来SFだったのに対し
この作品は19世紀を舞台にしたいわゆる伝奇ロマン
これをProject Itohトップバッターに持ってくるのは
かなりの冒険だと思います
Project Enjohの間違いじゃないのか?
とか突っ込みを入れたくなります
これがこけたら他の計劃作品に響くんじゃないか?
とか心配になります

しかしこの小説を計劃作品と認められるかどうかは別として
読み物として十分に面白かったのは確かですので
映画版の出来はどうなのかこの目で確かめてこようと思います

-・-・-・-・-・-・-視聴後レビューー・-・-・-・-・-・-

原作から比べると大分いろいろ弄ってありますが
概ねプラスに働いていたように思います

原作未読既読に関わらず楽しめる作品だと思います
原作を一切読まずに見た場合
ストーリーの細かい部分はよくわからないでしょう
しかし、そこを画面の中で細かく描写してテンポを損ねるよりも
アクションシーンで一気に押し切ってしまう方が
ずっとスクリーン映えするのは間違いありません
終盤の圧巻の映像美にはただただ絶句するばかりであります

そもそもの原作自体がハイパーテキスト性の高い小説です
文学におけるハイパーテキストすなわち超文脈とは
語句や人物、事件などの名前だけを作中に使い
その説明は作品の外に置いてあるものを指します。
もしもその言葉をしっかり理解したければ
Webのhtmlリンクをクリックして別のページに飛ぶように
別の小説や聖書、哲学書、理工書など開かなくてはいけません
場合によっては映画、漫画、アニメなどに行きつく場合もあります

この手法を使う事で限られた紙面の中に
無限の奥行きを出すことができますが
同時にベースとなるジャンルの知識に乏し人間には
その面白さがさっぱり理解されない危険性も孕みます

かつてエヴァンゲリオンが空前のブームを引き起こした背景に
この手法がありました
難解な言葉を断片的に並べ一切説明しない
その結果たくさんの解説本考察本が出版され
それらが飛ぶように売れたのは
作品の外にある科学・哲学・宗教を
ガジェットとして次々に使い捨てた結果
非常にたくさんのハイパーテキストリンクが張られていたからです

この屍者の帝国という作品でも鏤められた要素全てを理解するためには
SF・ミステリ・科学・哲学・宗教そして19世紀の歴史背景など
幅広いジャンルの造詣を要求されます
また原作ではハイパーリンクを張らずに
作中にて詳しく解説されている事柄も
映画では冗長すぎるため解説部分を丸々削除されていたりします

こんな風に書いていくと
まるでこの映画が極めて難解で一握りの人だけが楽しめる作品
というように見えがちですが
この作品の見事なところは
細かいところがわからなくても楽しめる点にあると思います
まっさらな状態でこの映画を見て細部まで理解するのは不可能ですが
スタッフもそんなことは承知の上で
全てを理解できなくても楽しめるように作ってあります
原作の魅力を言葉で説明するのではなく
直接感じてもらうというのがこの作品の切り口で
それは非常にうまくいっていたと思います

従って原作未読既読問わずオススメできる映画だと思います

以下原作と映画版の相違点について
{netabare}
かなりいろいろな点にアレンジが入っていますが
各国陣営のキャラ数の削減と果たす役割の変化が一番大きいと思います
物語の流れに沿って違いを確認していきましょう

英国

ジョン・H・ワトソン&フライデー

本作主人公にして最も大きく改変がされた人物
後にシャーロック・ホームズの右腕となる男
原作のワトソンは医学部の優秀な学生で
教授に推薦されウォルシンガムに所属することになります
そこで貸与された最新鋭の実験体が
Noble_Savage_007コードネーム:フライデー
つまりもともとワトソンの友人であったという設定自体が
映画版のオリジナルです
時折見せるフライデーの暴走も映画のみの設定
映画版のワトソンを突き動かす動機の大半はフライデーにあり
ワトソンとフライデーのエピソードは作品の中核の部分です
この部分がオリジナルなので作品としてはもはや別物に近い印象
先に映画を見てから原作本を読んだ人には
淡白すぎるワトソンがただ周りに流されて動いている様は
おそらくかなり物足りないのではないでしょうか?
このワトソン&フライデーの肉付けの巧さが
映画版を原作以上に魅力的な物語にしています

フレデリック・ギュスターヴ・バーナビー

ワトソンたちとは逆で原作でも映画版でも全く変わりませんw
実在の人物でアジアロシア境界を旅行し手記を発行しています
作品内ではその経験と胆力を買われ諜報員に選ばれたようです

エイブラハム・ヴァン・ヘルシング&M

ワトソンたちの上司にあたる人物たち
映画版では一人に役割をまとめています
原作ではMはほとんど出てきていませんが
弟が探偵をしているという発言から
マイクロフト・ホームズであると考えて良いでしょう
しかしマイクロフトはものぐさで人嫌いな性格なので
実際に表に出てきて指示を出したり対立したりする役割は
ブラム・ストーカーの作りだしたヴァンパイアハンター
エイブラハム・ヴァン・ヘルシング卿が担当しています
映画ラストにつなげるためにMの方の名前を残したのだと思いますが
クライマックスの立ち回りはMではなく
ヴァン・ヘルシングにやってほしかったところですね
なおトランシルヴァニアにおけるヘルシング卿の活躍も
作中ではザ・ワンと花嫁を巡って対決していたことになっています

ロシア

アレクセイ・フョードロヴィチ・カラマーゾフ&ニコライ・クラソートキン

どちらもカラマーゾフの兄弟の登場人物です
アレクセイとクラソートキンの設定は改変されていません
改変されてはいませんがいろいろと省略されています
そして結末もいじってあります

アレクセイの計画は自身を屍爆弾化し
「証拠品」として大物を吹き飛ばすという一種の自爆テロ
原作ではクラソートキンは屍者化しません
アレクセイを連れてぺテルスブルクに行き
アレクセイの計画を実行する役割がまだ残っているからです

映画の方ではインパクトを重視してか
アレクセイとクラソートキン両方とも屍者化してしまいました
これでは計画が実行できません
実行できない計画そのものの話が無かったことになり
アレクセイが一体何をしようとしていたのか
真相が明らかにされぬまま物語は進んでいきます

アメリカ

レット・バトラー

風と共に去りぬにおけるスカーレットの恋人です
原作ではピンカートンの一員でハダリーの上司
ハダリーの能力を使ってグラントを襲撃している張本人
本来なら主人公パーティの5人目だった男です
ハダリーが火炎放射器で屍者を一網打尽にするシーンは
元々は彼の登場シーンのはずでした

原作では大里化学の事件の後
日本編は続きがあり
会談するグラントと日本皇帝が襲撃されますが
首謀者が居なくなっている以上
エピソード丸々カットになっています

ハダリー・リリス

出典はSF小説未来のイヴ
映画版では発明王トーマス・エジソンが作ったことになっていますが
未来のイヴにでてくるのはそれをもじったエディソン博士
元に戻さずにエディソンで良かったような気もしますね

原作ではピンカートンの一員としてグラントに仕えていますが
実際の主はレット・バトラーで
彼の利益になること以外はやりません
屍者を操りグラントを襲撃していましたが
レット・バトラーが出てこなくなったことで
その設定もうやむやとなり
作中の彼女の存在意義自体がだいぶ薄くなっています

さらにはラストシーンでも出番を奪われています
原作では事件を終息に導いたワトソンは諜報機関に高く評価されます
しかし、その評価は身内だけではなく敵対者も含まれていました
レット・バトラーを人質に取られたハダリーが
暗殺者としてワトソンの前に現れます
ワトソンは事件の際に手に入れた屍者を作る菌株あるいは言語の結晶
それをハダリーの手で自らに注入し
諜報機関が容易に手出しの出来ない重要度の存在へと引き上げます
しかし、それによって元のワトソンの人格は失われてしまい
それが映画のラストシーンに繋がります

このシーンは介助者がハダリーからフライデーに変更され
そこに至るまでの経緯の描写もなくなっています
原作と同じような顛末なのかどうかも分かりません

日本

登場人物には特筆するものがありません

暗殺未遂事件の話は先ほど述べたとおり

ヴィクターの手記を見つけてからのシーンはほぼオリジナル
あそこも映画版ワトソンとフライデーの絆が確認できる良いシーンでした
ここに限らずフライデー絡みの改変はとにかく出来がいいですね

このあたりからロンドンに戻るまでは
ほとんど別物と言っていいくらいのオリジナル展開です

ザ・ワン

フランケンシュタインの怪物
チャールズ・ダーウィン
Noble_Savage_001
原作ではヴィクターによって造られたのではなく
ヴィクターが見つけ出し再起動させた古代文明の遺産のようです
その肋骨から生み出された彼の花嫁となる存在を
心変わりしたヴィクターが命を吹き込む直前に殺してしまったことが
メアリー・シェリーが脚色し記述した事の発端の物語という事になっています
映画版ではハダリーを花嫁に作り替えようとして失敗していますが
原作では虚空から花嫁を召還することに成功し
花嫁を連れて現場を去りそのまま行方知れずとなって終わります

おそらく原作を読んでいない人は
たいていの人がハダリーが花嫁になるシーンで
ワトソンたちが阻止して終わることをなんとなしに予測すると思いますが
ザ・ワンが花嫁を手に入れる原作の結末を先に知っていると
本当にどっちに転ぶかわからない手に汗握る展開でした

全体的に映画化における原作改変は成功だったと思います
やはりワトソンにフライデーという強い動機を与えたことが何よりも大きいでしょう
傍観者の代名詞でもあるワトソンを主役に据えたはいいものの
元来の傍観者としての性質と物語を動かしていく主人公の性質が
どちらも中途半端に発揮されてしまっているのが原作ワトソンです
よりアクティブなワトソンを用意して
傍観者となったのは事件後であると繋げた映画版のほうが
一味上手だった印象です{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 27

65.0 29 2015年秋(10月~12月)アニメランキング29位
<harmony/>(アニメ映画)

2015年11月13日
★★★★☆ 3.7 (269)
1410人が棚に入れました
優しさと倫理が支配するユートピアで、3人の少女は死を選択した。13年後、死ねなかった少女トァンが、人類の最終局面で目撃したものとは?

声優・キャラクター
沢城みゆき、上田麗奈、洲崎綾、榊原良子、大塚明夫、三木眞一郎、チョー、森田順平

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

現代医療の在り方に対する危機感を掻き立てられた作品。政治思想的レビューです。

2015年放送の劇場版アニメ 120分

原作 伊藤計劃 監督 なかむらたかし マイケル・アリアス 脚本 山本幸治
制作 STUDIO 4°C

原作は2008年にハヤカワSFシリーズとして刊行された伊藤計劃の長編小説。

2019年に起こった大災禍「メイルストロム」(世界戦争と未知のウイルスの蔓延)により、
世界は新しい統治機構によって医療経済社会が築かれた。
全ての人類が社会のために健康・幸福であれ、がこの社会の名目である。

舞台は新世界確立から50数年後の日本やバグダッドやチェチェン。
主人公は
霧慧トァン CV沢城みゆき
御冷ミァハ CV上田麗奈

監督のマイケル・アリアスと制作会社は鉄コン筋クリートのスタッフ。

さて、この作品は本格SF小説のノイタミナ系アニメ化と言うことで、
地味に話題になってそれなりの動員は記録したようです。
日本のアニメファンのレベルの高さが証明されて嬉しいことです。

病気の無い幸せな世界と言われれば、同じノイタミナ枠で放送された、
犯罪の無い幸せなはずの世界「サイコパス」を思い出しました。
世界の設定が少し似ていますが、こちらの原作が先発なので参考にされたと思われます。

感想としてはサイコパスを観ていなければ設定の緻密さに驚いたであろうと言う程度です。
現代から続く世界的組織WHO(世界保健機関)が独裁的ではないにしても、
強大な権力を持っていて、「メイルストロム」のような危機に備えています。

医療経済社会に関しては現在進行形なので警告を発する作品かと思いましたが、
それほどのメッセージ性は感じられませんでした。

現代日本に例えれば、国民保健を値上げすることで、絶対多数の下層階級から金を巻き上げ、
癌などの無駄な医療で医療機関に金を回し、一部だけの景気を上げる。
国民保健医療機関は脱税が不可能なので、財務省に金が入り、
下層階級のなけなしの金は医療と言う名のもとに国に吸い上げられているのです。
それでいて日本の医療は先進国中最低レベルです。
金が入るタイプの医療にしか興味が無いからです。
サイコパスにおいても厚労省の肥大化が描かれましたが、現在進行形です。

日本が貧乏になった理由は原子力と医療に金を吸い上げられたため、
資格が紙切れになったのは医師免許に権力が集中したためです。

このSFアニメを観ればこういった日本の現状が思い浮かびますが、
それだけで、作品によるメッセージは見当たりません。
当然ですね、権力が集中しつつある医療には逆らえないからです。

日本は抗がん剤の実験場になっていますが、だからと言って海外諸国がまともとも思えません。
癌の治療法を開発したシモンチーニ博士は抗がん剤マフィアに命を狙われ、
現在はイタリア軍の厳重な保護下にあります。
これただの重曹治療でですよ。

WHOが厳重に摂取を抑制させようとしている「塩」は癌予防薬です。
エイズや新型インフルエンザをばらまいたのがどの組織なのか、
知識人なら常識ですね。

このアニメはストーリーよりもこのような会話をしたくなる作品です。
利権を持っている者、医療関係者や公務員は必死の攻撃を始めます。
それは現代のファシズムと言ってよいでしょう。

癌センターや指定病院を現代のアウシュビッツと呼ぶ人も居ます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 22

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

すばらしい新世界-Brave New World-

2015年11月27日記載
さっそくレビューを始めていきたいと思います。
今回は伊藤計劃『ハーモニー』の映画を観てきました。
私の個人的感想を徒然と書いていくので、よろしければご参考までにどうぞ。

まずは世界観説明から
2019年のアメリカ合衆国で暴動が起こりました。
それをきっかけとして全世界で戦争と未知のウィルスが蔓延
人類の多くが死に絶えたそれは「大災禍(ザ・メイルストロム)」という名前で後に語られ、その反動か、従来存在していた政府と言う概念は崩壊し、新たな統治機構「生府(ヴァイガメント)」の下で高度な医療経済社会が築かれる世界が誕生します。
そこに参加する人々自身が社会のために健康・幸福であれと願う世界が構築された、優しい牢獄の世界
これはそんな社会に反抗し続けた少女達の物語なのです…

さて、ここからは私の感想を書いていきたいと思います。
今回、正直言ってこのアニメはレビューを書こうかどうか大変迷いました。
伊藤計劃作品は全部レビューしていこうと、前回の『屍者の帝国』を観てから固く誓ったのですが、この作品を見てからはちょっと決心が揺らいだ位です(笑)
これは自分の個人的価値観のせいでもあるのですが…
まあ、その理由については下記の方で書いていきたいと思います。
なので、フォローも交えて説明していきますが、今回の『ハーモニー』のアニメ映画に好感を持てた方、百合というよりレズ描写、グロ描写が大好きな方、原作未読の方はもしかしたら納得できない部分も多々あるかもしれません。
なので、この先を閲覧するかどうかは自己判断でお願いします。





では、これより説明していきたいと思います。
大まかな理由として
1.理解する事と共感する事は違うという事
2.レズ描写の増加
3.小説から映画への転換と2に伴って起こる原作改変
この3つが挙げられます。

まず、1から
私は原作既読なのですが、正直に言って、原作を読んだ時は生命主義体制(ライフイズム)もミァハの思想も共感できるものではありませんでした。
何と言うか、ひどく極端なんですね…
生命を社会的公共財として捉える生府(ヴァイガメント)の理念も、ミァハの生命主義(ライフイズム)に対して行うテロ行為も客観的に見たらとても横暴なんですよ。
勝手な考えで人々を動かしているのはどっちも変わらないじゃんと最初に読んだ時は酷く冷めた目で感じていました。
なので、今回の映画で何か心が傾く要因となる物が出てくるか、少し期待して観に行ったんです。
観に行った結果として、私が揺り動かされる事はありませんでした。
むしろ、逆に横暴だと言う自分の考えがさらに強固になった次第です(笑)
うん、やっぱりどっちにも理解は出来るけど共感は出来ない。
しかし、この映画を見てどちらかに共感する人は必ず出てくると思います。
人間の考えは千差万別です。
むしろ当てはまらない自分みたいな奴が異端なのだと思います(笑)
なので、この映画を見てどう感じるか
生府(ヴァイガメント)の理念に共感できるか、はたまた、ミァハの理念に共感できるか、もしくはどちらの意見にも共感できないか自分の眼で見極めてほしい。
その為にもまだ観ていない方は是非、1度は映画館や後に出てくるであろうレンタルなどで観てほしいと私は思いました。

次は2について
単刀直入に言います、原作よりレズ描写が明らかに多いです。
原作では普通だった箇所もレズっぽくなってます。
また、新たに作ったのか、はたまた私が忘れているのか分かりませんが、自分の知らないレズシーンまでありました。
私は随分前に見た某アニメのおかげで、女同士の恋愛に対しては嫌悪感を覚えるまでのトラウマを抱えてしまったので、正直観ててつらかったです…
小説でも百合を1つの土台としてはいるものの、地の文と組み合わせて淡々と表現しているので、そこまで悪寒はしなかったのですが、映像化するとなると恐ろしいですね…改めてそう感じました(笑)
また、グロシーンも結構すごいです。
『屍者の帝国』よりも気持ち悪く感じました、精神的にきます、驚きます、血がドバドバ出ます。
これらが嫌いな人は少し覚悟して観た方がいいでしょう。
ああ、勿論大好きな方はどうぞ期待して観てください。

最後に3について
これがこの映画で1番納得できない部分でした。
1や2については主に私だけの個人的問題なのでいいのですが、この3だけは原作既読の方でも納得できない人は多いかと思います。
端的に説明していきましょう。
まず、説明セリフのオンパレードです。
未読の方はこの映画だけを観て理解できるのか、少し分かりませんね…
あまりにも喋っている場面が多いので、聞き逃すとストーリーが把握できなくなるかもしれないです。
映画として表現するにあたっての工夫があまり感じられないような気がしました。
ただ、小説をそのまま映像化しただけのような…
まあ、これは原作自体が説明の多い小説ですし、演出を吟味した結果なのだとしたらしょうがない事なのでしょう。
次に重要なシーンが結構抜かれています。
最初に上映した『屍者の帝国』も重要なシーンは抜かれていますし、映画では登場していない人物も数多くいました。
しかし、あの映画は再構成と言う形で未読の方にも分かりやすく伝わるよう工夫した結果、牧原亮太郎監督版『屍者の帝国』として生まれ変わったのです。
この点に関してはただ、素直に拍手を送りたいです。
さて、『ハーモニー』の映画はそれとは逆に原作を忠実に作りました。
ただ、その結果、フォローの回りきれていない部分があったように思います。
最初の物体は何なのか?
意識が消失すると言う細かい意味とは?
最後に登場した人物は一体誰なのか?
あんなにキャラクター達が喋っているのに、説明不足な点が多いですからね…
改めて、映画化するにあたっての難しさを感じたような気がします(笑)
まあ、しかし、やはり原作全てを映像化するのは不可能な事
2時間で収めるならば、所々カットしなければいけない箇所もあるかと思いますので、これもまた、しょうがない事でしょう。

しかし、これだけは言わせてください。
ラストシーンを変えたのは流石にどうでしょうか?
原作では霧慧トァンという1人の女性が御冷ミァハという女性の影をある種の執念で追い続け、最終的にはミァハからの独立、明確なトァンという1つの個へと至る物語でした。
しかし、この映画では最初から最後までトァンはミァハの事しか考えていません。
その結果、ミァハという自分に指針を与えてくれた親の如き存在から離れ、前に進んでいくトァンの成長というカタルシスがろくに感じられなかったのが心残りでした。
そして、最後に彼女はミァハに対して自分の答えを出す為にある行為をします。
その行為をした理由となる答えも原作とは変えられ、しかも原作の方が好きだったので、これもまたちょっと心残りでしたね…


以上を持ちまして、個人的感想を終了したいと思います。
ここまで長々とした駄文を読んでくださってありがとうございました。
今回は少し毒の強いレビューとなってしまったので、ちょっと残念です。
しかし、ここで1つ言っておきたいのですが…
この『ハーモニー』映画の全体的出来としては決して悪い訳ではありません。
上手く原作をまとめているなあと感じる部分もありましたし、改変でよかった箇所もありました。
恐らく、この作品は映画と小説、両方見て初めて完成する作品なのだと思います。

「事実は小説よりも奇なり」と言う言葉があります。
現実に起こる出来事は、作られた物語の中で起こる事よりも不思議で面白いものだという意味の諺です。
正直、私自身にとってみればあまり実感のない言葉でした。
その意味についても本当にそうだろうか?と首をかしげている普通の一般的な現代人です。
現実よりも小説の方が面白く感じる時もあるし、そんな考えに至るには、毎日、充実した日々を過ごすしかない。
だが、そんな幸福に溢れた生活などあり得ないと、その言葉を最初に学んだ時は斜に構えた眼で見ていました。
しかし、この映画を見てから、その諺の意味が少しだけ理解出来たような気がします。

よく考えてみると、この諺は決して現実と物語を分けてはいません。
物語は現実と断絶して存在している訳ではない。
確実にそれは読者にも何かしらの影響を与え、その結果、変わらない日常が変化していく人も中にはいます。
「影響」と言う言葉で片付けるにはあまりにも強い力
ゲーテの『若きウェルテルの悩み』を読んで自殺者が急増するように
坂口安吾の『堕落論』を読んで若者が新たな価値観を植え付けられるように
物語に感化された御冷ミァハから影響を受けた霧慧トァンのように
そして、伊藤計劃という個人の作品に没入している私達のように……
その結果、彼らは、私達はどのような方向へ導かれていくのか?
それは誰にもわかりません、歴史もしくは観ている我々、傍観者が判断するしかない事でしょう。
ただ1つだけ言えるとするならば
その力こそが現実を面白くさせる1つの起爆剤になるのではないかという事

それはこの映画からも同じことが言えます。
あなたは『ハーモニー』を観て、どんな影響を受けるでしょうか?
もしくは何も感じずに終わるでしょうか?
しかとこの目で確かめる為にも、この映画1度は見るべきかと存じます……

ここまで読んでくださってありがとうございました!!

「フィクションには、本には、言葉には、人を殺す事のできる力が宿っているんだよ、すごいと思わない?」
伊藤計劃『ハーモニー』p.224,早川書房


2016年1月24日追記
いまから語るのは、
〈declaration:calculation〉
〈pls:敗残者の物語〉
〈pls:脱走者の物語〉
〈eql:つまりわたし〉
〈/declaration〉 [ハーモニー]
と言っても、この映画については1年前に概ね語り尽くしましたね…
今作の批評も、今思えば感情に任せて書いた文章でございます。
しかし、よく考えたらそのスタンスは現在の自分と未だに変わっていないというか、未だによく行っている事に書いていて気付きました。
自分の理性的であり合理的な部分を占める成長は、この先「闇」しかないのかもしれません(笑)

しかし、この『ハーモニー』と言う映画
観ていてつくづく考えてしまうのは、社会を構成していく難しさです(ディストピア小説なので当然と言えば、当然の話なんですが)
より良い社会に住みたいと思う事は万人において普遍的な共通性ですが、しかし、その社会的「善政」が万人に良い効果をもたらすとは限らない…
構成員である人々誰もが「善性」であれば、社会は幸せになるのか?
『ハーモニー』と言う作品はそんな問いにも深く言及しているようです(まあ、私が1番好きなキャラはキアンなんですけど(笑))
しかし、社会は無理でも世界なら…
2人ぼっちの世界なら…
-----------------------------------------
彼女が死んでいく間、私は誓った。
天国とまではいわないけれど、できるかぎりここを、この場所を良くしてみせるよ、と。
彼女はそれを聞くと、にっこり微笑んだ。
そうね、天国とはいわないけれど、天国の隅っこくらいまではたどり着きたいわね、と。
それが彼女の最後の言葉だった。
伊藤計劃『The Indifference Engine』「フォックスの葬送」より
-----------------------------------------

さて、前作『屍者の帝国』から始まり、今作で分岐点を迎えた長いプロジェクトは来月の「終わりの始まり」を上映する事によって、遂に終焉を迎えます。
ここまで至る道は1年以上に亘った大変長い物でしたが、何、なんて事ありません。
人間の魂に及んだ解答が1年と少しで解明されたんです、こんなに短い物は無いでしょう…
しかも、どうやら深夜に『屍者の帝国』と『ハーモ二ー』が放送されるそうですね、こんなに嬉しい事は無いでしょう…
私も深夜放送で「終わりの始まり」に至るまでの雄姿をもう1度拝見し、それから最後の戦場、ジョン・ポールとの戦いへ臨みたいと思います。
そして、「伊藤計劃」の全てが揃ったその時はもう1度全体を観るとしましょう、読みましょう!!
「物語…それは死してなお、この世界にあり続ける技術」

-----------------------------------------
さあ、行進しよう、とぼくは穏やかに呼びかけた。
のろまも、せっかちも、思い思いに。
足並みなんてばらばらでかまわない。
のっぽも、ちびも、僕らは歩く。
丘を下って。
人の営み、生活の匂い
それを運ぶ涼やかな風の上方へと。
伊藤計劃『The Indifference Engine』「The Indifference Engine」より
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投稿 : 2024/04/20
♥ : 14

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

中々に重いお話ですぞ

HTML書式風味?で始まる未来の光景からは
想像つかない程にラストは濃厚。
脳医学ちょっとかじってれば
理解できると思うけれども、別に知らなくても
他に見所は沢山あるので問題無し。

中1の時の自分の思考や言動をなぞっているようでしたよ
ミァハ

思考停止
いわゆる考えるのをやめた☆
ようなちょっと想像するとラストは怖いのですが

憎しみ・恨み・怒りのエネルギーというのは絶大なもので
生きる力に変換できるほどの威力を持っています。
相手を殺すか自分が死ぬかの二択と思われがちなのですが
実は3の道があります。
これがベリーハードモードで
死んだがマシと思えるほどの苦痛

脳みそって良くできていて
失った機能をサポートしてくれる場合もあるのね
シナプスが勝手につながる感じ?
これがミァハの言うところの意識の覚醒だと思うんだけど
痛みも苦痛も意識下で認識してないと
認識してないととるわけ
何も感じない訳でもなく緊急避難的に
なかったことにするか自我を殺して
何も感じないようにもできるわけ。
すごいよね、脳みそ。

葬式があるだけマシというか
健全なのかな
死をまだ身近で感じられる分
そんな事を考えながら見ていたのでした。

マイケル・アリアスとSTUDIO4℃
鉄コンコンビですね。
「Ghost of a smile」
主題歌は EGOIST

意識に思いをはせられる哲学的な一品です
カテゴリーはSFになるんだろうけど。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23

64.9 32 2015年秋(10月~12月)アニメランキング32位
Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 新作映像「sunny day」(その他)

2015年10月7日
★★★★☆ 3.9 (31)
273人が棚に入れました
Fate/stay night [Unlimited Blade Works] Blu-ray Disc Box Ⅱの得点。

原作ゲームで描かれた「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」のアナザーエンディングを約10分の短編映像化。

64.8 33 2015年秋(10月~12月)アニメランキング33位
RWBY Volume1(日本語版)(OVA)

2015年12月9日
★★★★☆ 3.9 (71)
376人が棚に入れました
科学と魔法が同居する世界『レムナント』。この世界には人類や獣人、動物、そして『グリム』と呼ばれるモンスターまでもが存在する。人類は『グリム』に長い間暮らしを脅かされていたが、現在は『グリム』の討伐や治安の維持を行う『ハンター』の活躍により、平和な世界が守られていた。主人公『ルビー・ローズ』はひょんなことからハンター養成学校『ビーコン・アカデミー』に入学することになり、そこで出会う仲間たちと共に一人前の『ハンター』を目指していく。

声優・キャラクター
早見沙織、日笠陽子、嶋村侑、小清水亜美、下野紘、洲崎綾、豊口めぐみ、斉藤壮馬、井上和彦、浅野真澄、木村昴、前野智昭、潘めぐみ、井上喜久子、三木眞一郎、甲斐田裕子

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

2017年7月よりTV放送決定!

『グリムと呼ばれる怪物によって一旦は滅亡の危機にまで瀕した人類が、大自然の力「ダスト」によって再び平和を取り戻していた時代。怪物グリムを退治するハンターの養成学校「ビーコン・アカデミー」に主人公の15歳の少女「ルビー・ローズ」が入学。一流のハンターを目指すべく、そこで待ち受ける様々な試練に仲間たちと切磋琢磨しながら共に立ち向かっていく物語』。
制作は、「Rooster Teeth Productions」。 原作・監督・脚本は、「モンティ・オウム」。なお、監督は2015年に死去(享年33歳)。


ついに念願のRWBYシリーズに参戦してみました。以前から噂で「面白い」とは聞いていましたが、ここまで面白いとは。。もっと早く観ておけばよかったと後悔しました。この作品は、WEBアニメシリーズでYoutubeでも公開されいるので気軽に観れるのですが、字幕なので取っつきにくいかもしれません。私も少し字幕版を観てみましたが、やはり「早見沙織さん」が声を担当する日本語吹替版の方が物語に入り込めるように思いました。


「RWBY」と言えば、何と言ってもやはりバトルシーンでしょう。で、実際に観終えてみての感想ですが、噂以上にバトルシーンは凄くて鳥肌が立ちましたね。技の構成、カメラアングル、戦闘途中でのスロー演出、スピード感、エフェクト、仲間との連携攻撃、どれを取っても申し分ありませんでしたね。


制作会社は米国ですが、キャラクターデザインは日本人好みだなと思いました。おまけにアカデミーの制服も日本人好みだと思いました。ただ、3DCGの作品なので好き嫌いはあるかと思います。


「ビーコン・アカデミー」の生徒達は、それぞれ4人でチームを組んで寮で寝食を共します。主人公のルビーの「チームRWBY」の場合は、「ルビー(Ruby)、ワイス(Weiss)、ブレイク(Blake)、ヤン(Yang)」の4人です。「あれ?どこかのアニメと設定が似ているな?」と思ったあなた...鋭いです。ほぼリトルウィッチアカデミアの設定と同じです。あっ ちなみに、チームメイトのそれぞれの頭文字を取って作品タイトルの「RWBY」となります。(Red,White,Black,Yellowの頭文字とも言われいます)


「RWBY」はバトルシーンばかりがフォーカスされがちですが、あなどることなかれ。ストーリーも相当なものですよ。日本語吹替版は現時点でVolume 1~Volume 3(*)まで発売されているのですが、Youtubeには字幕版のVolume 4があります。私は4はまだ観ていないのですが、字幕でもいいからもう何だか観たいですね。このレビューをアップしたその夜には観ていると思いますよきっと。コーラーとポテチ(コンソメ)片手に。だってVolume 3みたいなあんな終わり方したら、誰だって続きが気になりますよそりゃ。


今後このシリーズに期待したい事は、この作品では回想シーンというのがあまり見られなかったので、各キャラの「アカデミー入学への動機、家庭環境、幼少時代、トラウマ」など、パーソナルな背景をより深く回想シーンで掘り下げて描いてほしいですね。結果、各キャラの魅力をさらに引き出す事ができ、それぞれの固定ファンも増えるのではないかと思います。ちなみに私の好きなキャラは、「脳味噌入ってますの!」と辛辣な言葉でお馴染みのワイスちゃんと、見ているとモンハンを無性にやりたくなってくるハンマー使いのノーラちゃんです。


2017年7月からTV放送されるみたいなのでとても楽しみです。また、2017年秋にはVolume 5が公開予定みたいなのでキタコレ状態です。また楽しみが一つ増えました。


レビュー翌日の追記:昨夜、予告通りYoutubeで字幕版Volume 4を観ました。4では私の期待通りキャラの子供時代が回想で描かれていました。やっぱノーラちゃん好きだなぁ~。


*)日本語吹替版: Volume 1(116分)、Volume 2(154分)、Volume 3(178分)。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 40

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

「This Will Be The Day!」目指していたのはCartoonではなく、Animationだから!!ジャパニメーションへの愛に、日本のプロが本気で応えた完全版が今ここに!!!

2015年11月、ついにワーナージャパンによってVolume 1の日本語版が劇場上映という形態でお披露目となりました
作品の出自や内容に関しては↓をご覧願います
(http://www.anikore.jp/review/1121267/)


いやはや;我々『RWBY』ファンにとってはこの日本語版プロジェクトが明かされる以前から【妄想の日本語版】は語り草ではありましたw
オイラの脳内では、今となっては幻となってしまったニコニコ動画の非公式版を除けば、Ruby Roseは坂本真綾か悠木碧で再生されてましたよw
でもはやみんこと早見沙織に決まって、そんでもって予告編が公開されるや否や、おいおいホントにはやみんでダイジョブか?というオイラの心配もヨソに「だから私達がいる、世界を良くするために」の名セリフに気付いた時にはもう既に涙が出てたわけです
予告編で泣いちゃったよ!そうだよ!これだよ!Monty Oum監督が目指していたのは!
はやみんって最近はどちらかと言えば大人びた少女を演じることの多いお姉ちゃんキャラが定着してきましたけど、Rubyを演じるはやみんはどことなく‟『セキレイ』の結ちゃん”を彷彿とさせるデビュー当時の幼い雰囲気を纏っていて、ああこの感じ久しぶりやなぁ・・・としみじみ


こーゆーのって原語版原理主義者が必ず出てきますよね
もちろんオリジナルの良さってのがありますけど、向こうのキャストは低予算webアニメの性質上、スタッフの兼任とその身内がほとんどで演者としてはほぼ素人なんですよね
それが今回思いつく限りの豪華声優陣という【ジャパニメーションのプロ】が集結したわけです
これはワーナージャパン的に「日本のアニメに近付けたい」という意図があったらしく、Rooster Teethのスタッフは日本のアニメに詳しすぎるぐらい理解があったのでこれを快諾
音響演出の打越さんはアニメと洋画吹替の両方をこなせるキャストを選出したと仰ってましたね
【ジャパニメーションへの愛に、ジャパニメーションのプロが全力で応えたわけ】
まさにこれぞ『RWBY』という作品の完全版とも言うべきなんじゃないかとオイラは思うのです


で、実際この目と耳で体感した今となってはその完成度に感無量
感嘆以外の言葉が暫く出ませんでしたw
正直、翻訳が~とか演技が~とか色々ケチをつけるつもり満々だったのですがwあまりにも完璧過ぎて打ちのめされましたわ;
心の底から「ワーナーさん!ありがとぉぉぉ~!\(T_T)/」と名曲wingsが流れるエンドロール中に男泣き
さらにラストに「弔花に代えて、この日本語版をモンティ・オウム氏に捧げる」のメッセージで完全に涙腺が崩壊
いやw全然泣くような映画じゃないんだろうけどw
オイラにはこの数年の妄想が具現化したという感動と、Monty監督への感謝で胸がいっぱいになってしまったわけですよ;


既に多くの人が指摘する通り、Jaune Arc役のしもぬん下野紘のヘタレっぷりとか、Penny役の潘めぐみのコイツニンゲンジャナイ感は想像を超える名演です!


それとアニメビジネスの視点から観ると、【無償提供され、ソフト化後の今もなお無償提供され続けているコンテンツに対して日本のアニヲタはお金を落とすのか?】という新しい挑戦もしていて、そういった意味でも今作は歴史的に価値のある1作になりました


改めて言いますが『RWBY』は決して高尚な作品ではなく、家でボケ~っと観てもいいような作品です
声優が豪華だから、という理由だけでも視聴の動機としては十分
映像の技術的な面でも10年遅れを取っているのは明白です
が、この作品に込められたジャパニメーションへの愛、Rooster Teethの「俺たちはこーゆーのが好きなんだ!」って想いを受けとめていただけたら幸いですね
あとはとにかくこの勢いってかイマココ感のあるうちにVolume 2の日本語版を作ってほしいところ
Yang姉ぇちゃんの本気が観れるのはVol 2ですよ!
続きが観たいって人は是非少しずつでも『RWBY』を応援してください
誰よりオイラが一番観たいんだ!(爆)
(そんなこと書いてたら遂にVolume2とVolume3のリリースと上映が決定しました!めでたい!めでたい!)


Ruby Rose(ルビー・ローズ)早見沙織
Weiss Schnee(ワイス・シュニー)日笠陽子
Blake Belladonna(ブレイク・ベラドンナ)嶋村侑
Yang Xiao Long(ヤン・シャオロン)小清水亜美
Jaune Arc(ジョーン・アーク)下野紘
Nora Valkyrie(ノーラ・ヴァルキリー)洲崎綾
Pyrrha Nikos(ピュラ・ニコス)豊口めぐみ
Lie Ren(ライ・レン)斉藤壮馬
Ozpin(オズピン)井上和彦
Glynda Goodwitch(グリンダ・グッドウィッチ)浅野真澄
Cardin Winchester(カーディン・ウィンチェスター)木村昴
Sun Wukong(サン・ウーコン)前野智昭
PENNY POLENDINA(ペニー・ポレンディーナ)潘めぐみ
Mysterious Narrator(ナレーション)井上喜久子
Roman Torchiwick(ローマン・トーチウィック)三木眞一郎
Cinder Fall(シンダー・フォール)甲斐田裕子

投稿 : 2024/04/20
♥ : 27

たぁろぉすぅけぇ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ぃかにもっ...なぁストーリー展開っリアクションっ...主人公?っジョーンくんにぃこめられたぁへたれおたっのぉっ理想とぉっ夢がぁつまったぁ妄想のぉ結晶っ

一時期ゃけにぃ話題になってたのでぇ気にはなってたぁっ...クオリティのぉたかぃっスタイリッシュアクションだと勝手にぃぉもってたぁっ
まずぅ絵ヅラっ...アメリカのぉおたっなのでぇ技術とぉっ労力をぉ惜しむぅハズがぁなぁぃっ...っとぉ勝手にぃぉもってるぅっ(じょーじゃぁすてぃーぶんのぉょぉにぃっ)のでぇどぉもっふにおちなぃっ(単純にぃ初期投資額のぉ問題なのかぁっ?)...ぁぇてぇコレにしてるのならぁその意図がぁゎからなぃっ(まいくらのぉゃりすぎかぁっ?)...しろぉとがぁそのっ情熱だけでぇぃっしょぉけんめぃっくりましたぁっってかんぢっ...からだつきはぁトゥーンレンダリングソフトのぉデフォルトまんま(にしてはぁきゃらごとにぃ調整してぁるっ)でぇっきゃらがおとぉ表情はぁゎりとぉきぁぃはぃってるぅ?(モデリングっマッピングっモーション一括ソフトでぇっぁんまりこりすぎちゃうとぉうごかなくなっちゃうヤツ?)...なんにしてもぉときぉりはさんでくるぅギャグぱーとの処理がぁ痛々しいっ
...反面っうごきはぁ魂こもってるぅっさすがはぁエンターテイメントのぉ最先端国っギミックっエフェクトっ効果音っそれをぅごかすスピードっタイミングっアングルっカットっ...きもちぃぃっ...違和感なぃっ...モーションキャプチャー(ぃっさぃしてなぃならっまぢすごいっ...ソフトがぁすごいのかぁ?)してなぃときのぉぅごきもぉそれらしぃっ(ことものころから染み付いてるアメリカアニメのイメージなんだろぉねぇっ)
みぉわってみるとぉ字幕版(公式でぇぁるのぉ?なぃのぉ?)がぁみてみたくなったぁどぉゅぅテンションなのかぁ?印象がぁちがうのかぁ?ょくなるのかぁゎるくなるのかぁ?native(もちろんぢゃばんですょぉっ)なぁぼくとしてはぁ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12

64.6 34 2015年秋(10月~12月)アニメランキング34位
対魔導学園35試験小隊(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (694)
4143人が棚に入れました
魔力を持つ人間が滅びようとしている世界ーー武力の頂点の座は剣から魔法、そして銃へと移り変わっていた。残存する魔力の脅威を取り締まる『異端査問間』の育成機関、通称『対魔導学園』に通う草薙タケルは、銃が全く使えず刀一本で戦う外れ者。そして、そんなタケルが率いる第35試験小隊は、またの名を『雑魚小隊』と呼ばれる、劣等生たちの寄せ集めだった。しかし、ある日、『魔女狩り』の資格を有する超エリートの拳銃使い・鳳桜花が入隊してくる。隊長であるタケルは、桜花たちと魔導遺産回収の任務に赴くのだが-ー。

声優・キャラクター
細谷佳正、上田麗奈、大久保瑠美、白石涼子、伊藤かな恵、野水伊織、遊佐浩二、山田奈都美、安済知佳、三木眞一郎、赤羽根健治、関根明良、津田健次郎、三咲麻里、三瓶由布子、小日向茜、中田譲治

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「トワイライト・エンチャント反転、フレキシブルマテリアル開放・・・私と宿主は最強ですから」

この作品の原作は未読ですが、ラノベ原作の異能バトルラブコメ・・・このジャンルを認識した時点で視聴は決定なのですが、主人公に細谷さん、ヒロインに白石さん、伊藤さん、野水さんと強力なキャストが視聴を後押ししてくれた作品です。

物語の舞台は魔女を取り締まる「異端審問官」の育成機関である「魔導学園」
戦いのスタイルが剣から銃に移り変わる中、主人公である草薙タケルは刀しか使えず、周りからは半端物扱いを受けてきました。
この学園では小隊と称するチームで動き、任務に応じたポイントが与えられる事になっているのですが、タケルが率いる35試験小隊は、他の小隊に入れない劣等生で構成されており、ポイントもままならない状況でした。
そんなある日、この35試験小隊に何故か超エリートである鳳桜花が入隊してくるんです。
そしてエリートと劣等小隊の初の任務に赴き・・・物語が動いていきます。

まず、主人公のタケルが格好良すぎです^^
彼は家族や仲間をとても大切にしています。
「それを守るためなら世界中を敵に回してでも俺は守る・・・守らせて欲しい・・・」
そう有言する彼はそれを全力で実行しようとするんです。

彼の扱う刀は決して最新の武器ではありません・・・
きっと異端審問官としてこの道を極めていく上でのハンデになるのかもしれません・・・
でも、彼の情熱と気迫が・・・そんな事を微塵も感じさせないんです。

そして彼は強いだけではありません・・・
「俺にも半分背負わせてくれ・・・」
これまで誰にも言えなかったトラウマ・・・怒りで狂いそうになった出来事・・・覚えていないことに対する不安・・・
物語の進展に伴い明らかになるメンバーの苦しみを決して一人で背負わせようとはしないんです。

今まで35試験小隊は、周りから落ちこぼれの吹き溜まりのように思われてきました。
でもそれは全てを曝け出せなかったから・・・意地でも自分の考えを曲げなかったから本当に折り合う事ができなかった・・・
一人・・・そしてまた一人と心の内を明らかにして皆んなが本当の意味で繋がった時・・・きっとこの小隊は最強の小隊になるんだと思います。
・・・と思わせる位、主人公のタケルは格好良かったですね^^
細谷さんの声質も主人公に合っていると思いました。

そして小隊は主人公と以下の4人で構成されています。
鳳 桜花(CV:上田麗奈さん)
西園寺 うさぎ(CV:大久保瑠美さん)
杉波 斑鳩(CV:白石涼子さん)
二階堂 マリ(CV:伊藤かな恵さん)
タケルとヒロインの距離・・・物語の回を重ねるごとに確実に縮まっていきます。
劣等生の集まりといえど皆さん可愛い子揃いである上、容姿端麗、ロリ巨乳、すげー巨乳にちっぱいとどこにもスキがありません^^;
タケル・・・全く羨ましい限りです^^;

でもタケルが羨ましいのはこれだけじゃないんです・・・
表向きはタケルの妹とされているラピス(CV:野水伊織さん)の存在が半端ありませんでした^^
彼女の特性上、ヒロインの様に常に登場する訳ではないのですが、作品の中でタケルが格好よく見えたのは間違いなくラピスの功績だと思います。
「トワイライト・エンチャント反転、フレキシブルマテリアル開放・・」
彼女のこの台詞を機に状況が一変します・・・ここから先は鳥肌モノの展開の連続です^^

オープニングテーマは、アフィリア・サーガさんの「Embrace Blade」
エンディングテーマは、いとうかなこさんの「Calling my Twilight」
いとうさんの曲、何て格好良いんでしょう・・・初めて耳にした時から完全にハマりました^^
今期のアニソンBEST10の上位に入る曲になると思います^^

1クール12話の作品でした。でも・・・伏線色々回収されていないですよね^^;
というか、謎を増やして終わったような・・・^^;
続編への布石なのでしょうか^^?
そうだと嬉しく思います♪

投稿 : 2024/04/20
♥ : 20

浩平 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アスタリスクのような王道展開でもなく、キャバルリィのように目を見張る戦闘描写もないが、派手さは無いものの安定したつくりで個人的には最も心惹かれました

第1話を見た感想としては、面白いと思いました。
継続して視聴しようと思います。


第3話ではアクションたっぷりで面白かったです。
それにしてもラピスちゃん可愛いなぁ
ずっとあの低めのテンションでしゃべるのが、たまらない(*´ω`*)
そして有能感が溢れ出てる!

ところで、なんか想像してたのと違う方向にアニメが進み始めました。
予想外だけどかっこよかったです!!

そういえば、タケルはあんなに強いのに、なんで皆から馬鹿にされてる35小隊にいるんだろ??
その辺の事もいつか分かるのかな?

新キャラも出てきてますます展開が楽しみになってきました!!


第5話では長らく廃止されていた「魔女狩り祭」が復活!
祭りで使われる特殊貨幣が現金と交換可能と聞いたタケルは俄然、やる気を出し始める。現金には弱いわけね(笑)

お風呂からの流れはお約束だったけど、やはりああいう流れはニヤニヤが止まらりませんね(笑)

さりげなく「私というものがありながら!!」 とか言っちゃって完全に彼女気取りのマリちゃんも可愛らしい。

4話5話と尻上がりに楽しくなってきました。 掛け合いも相変わらず面白い。


第7話では、ハーレム展開が進む中、闇が深い感じの子の当番回となり見るのが楽しみでした。

戦績表を見て、作中ではかなり功績上げてるように見えるのにこいつらまだビリなのかとTVにツッコミを入れてしまいました。

『私が何をしていたか教えてやってもいいが、お前に真実を知る覚悟があるか?』
重要なシーンみたいなセリフですね。
『半分背負う宣言したくらいで、そこの奴らみたいに私が容易く落ちると思うなよ!』
容易く落ちたちょろいヒロインズが猛抗議です(笑)

さて、しばらく学校を休学すると言い残し、学校をあとにする。
居場所をつきとめるも、銃撃を食らってしまう。
うんうん、シリアスな展開になってまいりました。
そして、隠れ家へと急ぐ男と女が1人づつ・・・
このシナリオでまたヒロインが1人落ちるというわけですね、と思っていたら・・・!?
なんですと、このシーンでEDですと(笑)
次週どんな感じで始まるんだよ!!と、ツッコミをいれつつ、次週を楽しみに待っていようと思います。


さて、第9話ではヒロイン全員を攻略したところから始まります。

今回は、シリアス路線が続いた後のコメディ回でした(笑)
30分の中に短編2話という構成でした。

シリアスな戦闘も面白いけど、魔導遺産をめぐってドタバタするコメディ回もありですね。
ヒロイン全員攻略後のハーレム状態になってからの海回とか最高のタイミングです!

来週も期待です!ちなみに私はマリ派です。


第10話を視聴して、妹の様子が、いや・・・かなりおかしいんだが・・・

ハーレムに妹属性キャラが加わった!!
妹のために稼いでいると言っていたが、妹は拘束されている。魔女か何か?

最後の言葉には震えあがりました。
「ねぇ、お兄ちゃん。お願いがあるんだけどいいかな・・・」
「おう、なんでも言え。」
「せっかく皆が作ってくれた時間なんだ。今日はなんでもいう事を聞いてやる!」
「じゃあ・・・キセキを〇してくれないかな」

え、今なんて・・・

また続きが気になる引きで終わらせてくれました。
正にクライマックスと言ったところです。次回も期待が高まります。


第12話を視聴して、
兄の死という強烈なイメージに直面し、その力を暴走させる妹。
妹を殺さなければ、世界が危うい。
妹を救うために自分を犠牲にする兄。
世界のために妹を殺すのか・・・それとも・・・兄妹の運命は?

サブタイトル「限りなき願い」、妹死亡フラグびんびんです。


伏線を残しつつ、終わりを迎えましたがはたして2期はあるのでしょうか・・・?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 17

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ハーレム?ハーレムなのか?やっぱハーレムだ!

どうしてこんな主人公に女子が群がる!ってな主人公ではなく、隊長らしく活躍するのでムカつく事はなかった。
女子にフラグ立てまくりなのに鈍感なのはハーレム主人公のお決まりではあるけど。
OPのスタッフクレジットで名前一文字の色を変えるというのは、いろんなアニメでやってるから目新しさはないし、静止画っすからね。
もっとビュンビュンキャラが動いているのが観たかったかな。
うさぎちゃんがかわいすぎるから文句無しです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

64.3 35 2015年秋(10月~12月)アニメランキング35位
神様はじめました 23 OAD付限定版(OAD)

2015年12月18日
★★★★☆ 3.9 (38)
179人が棚に入れました
TVアニメ「神様はじめました」の続き「過去編」がアニメになる!
オリジナルアニメDVDの制作が決定しました。

監督 大地丙太郎
キャラデザ&総監督 山中純子

TVアニメと同じキャスト&スタッフ陣による本気作!

第2弾サブタイトルは、「狐、恋に落ちる」(仮)

64.2 36 2015年秋(10月~12月)アニメランキング36位
ポケットモンスター XY&Z(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (52)
182人が棚に入れました
「ポケモン」のアニメ新シリーズ。誰も見たことのない伝説のポケモン・ジガルデに隠された秘密とは? サトシのゲッゴウガだけに起きる不思議な現象とは? サトシたちの前に立ちはだかるアランと謎の組織・フレア団の目的とは? すべての謎が解き明かされる時、カロス地方最大の危機が訪れる……。サトシとピカチュウの新たな冒険!

声優・キャラクター
松本梨香、大谷育江、牧口真幸、梶裕貴、かないみか、林原めぐみ、三木眞一郎、犬山イヌコ、うえだゆうじ、石塚運昇
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

41話 アニポケでガチ泣きする日が来た

41話 突撃ミアレジム! シトロイドよ永遠に!!
{netabare}
フレア団の策に嵌り、操られてしまったプニちゃんをユリーカは身を挺して止めようとするが、声は届かず、プニちゃんはユリーカ達に攻撃の矛先を向けてしまう。
声は届かないのかと誰もが諦める状況、しかしユリーカは諦めていなかった。
最初は怖く小さく震える声で、そしてだんだんと訴えるように、その気持ちをプニちゃんのうたに込める。
いつだっていっしょだよ…!
あなたのこと…守ってあげる…!!
私は、一回りも年下のユリーカに心から尊敬の念を抱き、彼女の考え方に同調して感動を覚えたのだ。ユリーカの慈愛に満ちたまなざしや勇気ある行動はとても真似できるものではない。ユリーカのような人間でありたいと心より思ったのだった。

一方、ハリマロンのハリさんを心配してフラダリラボへ向かうマノン・セレナ・プラターヌは強いフレア団の研究者に行く手を阻まれていた。しかし、そこに思わぬ助っ人が。ダイゴの登場である。
「結局誰が一番強くて凄いかって思い知ることになるよ」
名言キタ!!
流石は世界をまたにかけて頼りになるホウエンチャンピオン!(今どこで何をしているのかわからない羽をつけた女性チャンピオンとは大違いだ!)
颯爽と現れ、敵を一掃していくダイゴは流石かっこいい。「いい男ゲットだぜ」と言ったムサシの発言に激しく同意してしまった。
ちなみに、ダイゴのデザインはスぺダイゴ・声は石田ダイゴが一番好き。理由は一番御曹司っぽくて強そうだから。
久しぶりにロケット団も名乗りも登場。サカキ様の世界を他の連中に壊されないように今は守る、と劇場版みたいなことをいってる。これがテレビアニメだなんて信じられるか?劇場版より面白いぞ?
もう劇場版でいいんじゃないかなこれ

一方、サトシとアランはフラダリと対峙していた。
フラダリのメガギャラドスに苦戦するサトシとアランを手助けしたのはパキラだった。
パキラはフレア団の幹部で、フラダリの見方だと思っていたが、違ったのだろうか。パキラの立ち場に疑問を感じた。フラダリの身内とかそんな感じなのかな。どこに本当の姿があるのだろうか。謎は深まるばかりだ。


そして一方ではシトロンとシトロイドが樹海発生装置の停止のために戦っていた。

シトロイドを装置にリンクさせ、停止を試みると、シトロイドのデータまで消えてしまうという想定外の出来事が発生し、装置停止を迷い始めるシトロン。押さなければ町が壊滅するとはわかりつつも今までのシトロイドとの思い出がどんどん蘇ってくる…
シトロンの手が震え、涙でゆがむ視界…正直今までシトロイドのことなんて気にしてなかったけれどこんな描き方をされては、堪えるのは不可能だ。
涙が止まらなかった。

…こうすれば泣くんでしょ?って無理やりな展開なのはわかる。
だけれども感動エピソードを二つも用意して構えられては演出の意図に身を委ねるしかないじゃないか。(( ;Д;)))

幼女に人生を解かれたり、燃える展開に熱くなったり、謎が深まったり、泣いたり30分とは思えない超濃厚な回だった。
今までにないくらい面白かった。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

かみちゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

シリーズ屈指の熱さ!面白さ!

原作のゲームはプレイ済なんだけど
正直その時に感じたのは「ストーリーがパッとしない、印象が薄い」でした。

目立った個性のあるキャラも居ないしアニメシリーズは大丈夫かな?
と思っていたけど全部見終えた後だから言える

「めちゃくちゃ熱い!そして面白い!」

見る前は原作の友達キャラ達と一緒に冒険するのかなと思ってたけど
まさかの電気タイプのジムリーダーとその妹っていう謎の人選。

でもこの二人だからこそ
旅が華やかになって面白みが出たのかもと見終えた後だと感じる。

最後に
ゲッコウガは本当にかっこいいな!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

けいしゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アニメーターの本気 アニポケもここまで来た!

ポケモンのアニメを見なくなって久しい人に見てほしい↓
[ポケモンXYZ アメリア&セレナのパフォーマンス トライポカロン]
https://youtu.be/5CkwEpGQldM
01:30~から

XYシリーズから続く最新シリーズXY&Z
これまでとは明らかに毛色が違い、サトシにヒロインのセレナが恋心を抱きながら物語が進んでいきます。
基本的にポケモンとパートナーが協力して成長していく物語だっただけに新シリーズはかなり見応えがあります。
途中から入っても話が分からない、ってことも無いと思うので、興味を持った方は是非見てほしいです。
アニメの紹介をしたいのは山々なんですが、とにかく最新話の映像が凄すぎてアニメ見てる人に伝えたかったってのがあります。
今のポケモンって凄いんですよ…!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

64.0 37 2015年秋(10月~12月)アニメランキング37位
アイカツ! 4thシーズン(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (35)
192人が棚に入れました
アイカツもいよいよ4シーズン目!
「ルミナス☆ジャパンツアー」に出発したルミナスの3人は、最初のツアー先・北海道で歌とダンスが好きな大地ののと白樺リサに出会う。

おきらく さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

音城セイラの妹、ノエルちゃんのステージが見たかった。

もうじきラストで、ドリアカ・カーニバルで、最後の秘密兵器、音城ノエルちゃんが、ドリームアカデミーに編入。もし最終回が半年遅かったら、音城ノエルちゃんのステージが見られると思います。

4期後半の主題歌は大空あかりちゃんたちルミナスが登場する「スタートライン」ではないかと思います。劇場版もハチャメチャなコメディな30分くらいの短編映画になりました。ほんとうは「アイカツ!」2回目の長編の劇場版が見たかったです。

ラストに向けて、曲の質も向上。ライブシーンも徐々に進化しました。

大人の事情もあり、急遽「アイカツスターズ」へと。なんか未だに納得できないです。

3年間「アイカツ!」を楽しませてくれてありがとうございます。
フォトカツでの活躍をお祈りします。できたら大きい友達むけのOVAをだして欲しいです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

ひげくま さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

第四形態の戦闘力は期待大

隠れた名作の1期。(主人公:星宮いちご)
ライバル校の設定を生かし切れずグズグズだった2期(主人公はいちご、大空あかりは77話で第二形態となる)

3期、大空あかりが第三形態で主人公になるも、なかなか浸透せずシリーズ後半までイマイチ盛り上がらなかった。

そんな不遇のヒロインが第四形態になりパワーアップ。
その女子力はフリーザ様を上回る数値を叩き出した(スカウターにより計測)

オープニングを見る限り、3年間積み上げた物を惜しみなくヤル気らしい
・夏樹みくる再登場 (ソロデビュー 美月と対戦フラグ)
・ライバル校ドリアカ勢まさかの大抜擢
・トライスター3名が一緒に登場(完全復活の布石か?)


切らなくて良かった。これからまた面白くなりそうだ。

とりあえず「アイ!カツ!」と言いながらランニングして来ます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

素晴らしい作品に感謝です

女児向けアイドルアニメの4期。話数でいうと第153話から第178話までの全26話です。3年半に渡って放送されてきたアイカツも、この4期でついに完結となりました。
4期が始まる時点では、過去3年のシーズンと同様に1年間放送されるものと思っていたので、2クールで終了してシリーズ完結になるという話を知ったときは残念でしたが、どんな作品にも終わりは訪れるわけで、全178話も毎回楽しませて貰ったことに感謝の気持ちです。実際の季節とともに作品内の季節も進み、毎年4月にはキャラが進級する作品で(1期と2期の間に作品内の時間では1年のブランクあり)、1期開始時に中学1年だった先代の主人公・星宮いちご世代も、この作品では高校2年になっていて、このあたりで終了するのが綺麗な終わり時なのかもしれません。
で、この4期の内容ですが、おおまかにいうと前半は主人公・大空あかりのユニットであるルミナスの全国ツアー、後半は学園のトップアイドルを決定するスターライトクイーンカップを描いています。
全国ツアーでは、大地のの、白樺リサという、北海道出身で、喋るとちょっと方言が出たりする純朴な新キャラ2人が登場して、これがとてもかわいかったです。初登場から、たった2クールでシリーズ終了してしまうのが、もったいないと思ってしまうような素敵なキャラでした。大地のの役の声優さんの声も良かったです。
後半のクイーンカップでは、大会が始まる前の段階から各アイドルがクイーンを目指す真剣な意気込みや、支えてくれる周囲の人の期待なども描かれていて、そういった描写を観ていると、どのキャラにも勝たせてあげたいと思ってしまいます。でも最終的に勝利するのは1人なわけで、負けてしまうアイドルはとても悔しいのだけれど、しっかりと結果を受け止めて、自分を上回った友達を讃える爽やかな姿は、1期後半のED曲ヒラリヒトリキラリの歌詞のようで、とてもアイカツらしかったです。シリーズが終わってしまうのは本当に寂しいのですが、満足できる終盤のまとめ方だったと思います。
音楽は過去のシーズンと同様、この4期でも好きな曲がたくさんありました。ステージシーンのクオリティも文句なし。逆光の演出なども綺麗で素晴らしかったです。個人的には、大地のの白樺リサのlucky train、ダンシングディーヴァのLOVE GAME、氷上スミレのいばらの女王などのステージは特に好きで、何度も繰り返し観ていました。
1期から4期まで観終わって、健全で、かわいくて、笑えて、爽やかで、ときには熱く、そして質の高い音楽と綺麗なCGのステージシーンがあって、本当に素晴らしい作品でした。近いうちにまた、1期の最初から全部観直していきたいと思います。
そして4月からは、キャラや世界観を一新してアイカツスターズが始まります。あまりにも好きだった作品の新シリーズということで、大きな期待とともに不安もありますが、これまで同様の素晴らしい作品になることを願っています。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

63.7 38 2015年秋(10月~12月)アニメランキング38位
ストライク・ザ・ブラッド OVA 前篇(OVA)

2015年11月25日
★★★★☆ 3.7 (183)
1076人が棚に入れました
いつものように登校している古城と雪菜。そこへ突然現れたのは何者かに追われているラ・フォリアだった。彼女を追ってきた大男と刃を交える雪菜。本格的な戦いが始まるかと思われた時ラ・フォリアは衝撃的な発言をする「お父様、この方が私が初めてをささげた第四真祖、暁古城です! 」ラ・フォリアは父ルーカスから結婚相手を決めるよう言われていたため、その相手に古城を選ぶと宣言。それを認めないルーカスだが、そこにラ・フォリアの母ポリフォニアが現れ、詳しい話をするために古城と雪菜をパーティーに招待することに。だがそのパーティー会場には、浅葱や矢瀬、凪沙や紗矢華まで招待されていた。どうやら古城と関係のある人物を招待したようなのだが…古城をめぐり女性陣のある意味熱いバトルが展開される!?

声優・キャラクター
細谷佳正、種田梨沙、瀬戸麻沙美、日高里菜、葉山いくみ
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

エロ、戦い、エロ、エロ

[文量→一言・内容→感想系]

【総括】
う~ん、エロゲか?(笑)

ストライク・ザ・ブラッドの美味しいどこ取りというか、ストーリー性を廃して、キャラの魅力とエロ要素に特化した、ファンサービスのOVAですね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
主人公が簡単に操られ、ほぼスター状態でエロをむさぼり食うなんて、、、素敵すぎるアニメっすねw
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ヒロインの皆さま・・・ご無沙汰でした^^

この作品は本編の後日譚となっています。視聴者は登場人物や各種設定を全て理解している前提で制作されているので、本編を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

「凪のあすから」「東京レイヴンズ」「ゴールデンタイム」「キルラキル」など、最強の2クール作品が一挙に放送された2014年冬アニメ・・・本編はこの最強の一画をなす作品だと思っています。
あにこれの総合得点も現時点で79.0点と高い点数をたたき出している事からもこの作品の人気が伺えます。

それもそのはず・・・最強の2クール作品の中でも頭一つ分ヒロインのキャラデザの可愛らしさが抜きん出ていましたから・・・そしてその中でも中学生なのに、中学生らしからぬ雰囲気を持つ姫柊雪菜ちゃんがCVの種田さんとの相性も良く抜群過ぎ・・・(//∇//)
個人的には煌坂のツンデレも私の中ではど真ん中・・・
見た目は金髪派手系娘ですが、内助の功で古城を影から支える浅葱も中々・・・
いや、時折大胆なラ・フォリアの存在を忘れちゃ駄目でしょう・・・

これだけ魅力的なヒロインが数多く登場するこの作品・・・ハーレム系が苦手な人は難しいかもですが、私はハーレム系の作品がどちらかというと好みなので、目一杯本編を堪能させて貰いました。

そのOVAが制作されたんです・・・
これは見ない訳にはいきません。今期の作品の視聴数は少なくはありませんが、本編を復習のために一巡してOVAの視聴に臨みました^^;

本編のラストで不思議な少女を見ましたが、このOVAは未だそこまで時間が経過しておらず物語は朝の平凡な一幕から・・・古城と姫柊の登校シーンから始まりまるのですが、OVA2話という事もあり一気に物語が動くので・・・ヒロインが全員集合するまで多くの時間は必要ありませんでした。

今回は戦王領域とアルディギア王国の調印式が絃神島で行われる・・・という事で、戦王領域から煌坂が・・・アルディギア王国からラ・フォリアが訪れる事になった訳ですが、ラ・フォリアの大胆発言を発端に・・・物語がややこしくなっていきます^^;

ここで明らかになるのが、古城がどれだけのヒロインに「お手付き」をしてきたか・・・という事です。
本編では流れるように物語が展開されていくので、あまり気にとめませんでしたが、改めてその顔ぶれと人数を見てみると・・・古城君は「鬼畜」とか「変態」とか言われても仕方ありませんね^^;

そして今回の調印式に対して別の思惑が蠢いていること・・・これも物語の展開から徐々に明らかになっていくのですが、その輩・・・とんでもないカードを使ってくるんです。
予兆は・・・あったと思います。
だって態度が・・・絶対有り得ないですもん。

こうして物語は後半に続いていきます。
内容的に「良いところ」で切れるので、続きが気になって仕方ありません。
引き続き後篇を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 20
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

常夏の島、王室外交に安寧無しw

※DVDレンタル前後編通じての感想。

原作ライトノベルは未読。

私は、アニメ鑑賞の際、どちらかと言うとネタバレ回避、
時にHPレベルの基本情報すら入れずに視聴する方。
そのクセ、季節とのリンクも重視したりするワガママな質で、
シリーズ物などでも夏のエピソードと思って
冬だったりしたら落ち込んだりする困った性格w

その点、このシリーズはどこに首を突っ込んでもどーせ常夏なので安心?ですw
どーせ薄着の美少女がハーレム主人公の周りに寄って来て、
どーせ“不可抗力”のHイベントが発生し、
どーせ第四真祖の力を発揮せざるを得ない厄介事まで漏れなく付いて来る。

正直、1期TVアニメ版を視聴していた時は、頭空っぽにして楽しみつつも、
吸血鬼物ならではの深みがあまり感じられないとか、
しょーもないハーレム中二バトルのテンプレを並べただけとか、
そんな感想を抱いたりもしていました。

けれど、OVAに展開してまで、シリーズのお約束を貫き通している、
本作の変態紳士ぶり……いやw勇姿を目の当たりにすると、
まいった(笑)とか、エラい!(笑)とか、
失笑も揉み解され、諦観と賛辞の笑いに変わって来ますw

OVAと言うと、ともすれば、劇場版になり損ねた小企画とか、
続編をTVアニメ展開できなかったシリーズの都落ちとか、中継ぎとか、
ネガティブな捉え方をしてしまいがちですが……。

本作の場合は、OVAこそ『ストブラ』が進むべき真の楽園♪
TVアニメ画面を覆う邪魔な湯気など蹴散らせ~♪とばかりに、
エロハーレムバトルの過激な王道ど真ん中を驀進する清々しさすら感じます。

今回も、{netabare}北欧の王室一同のご来訪とのことで、
少しは頭が冷えた方々が状況をコントロールしてくれるかと思いきや
(いや……そんなには思ってはないですがw)
仕掛けた鍵無しスイートルームの間取りからしてラブコメの波動が暴走気味で、
暑さで頭が沸騰しているとしか思えませんw

“監視役”曰く“いやらしい人”であるらしい先輩も、
諸般の事情によりさらにいやらしくなってしまいますしw

その解決方法に至っては、もはや付けるクスリがございませんw{/netabare}

私としては、正常な展開は諦めて、ごちそうさまでしたと降参する他ないですw

本作の続きもOVAで展開している『ストブラ』
手に負えない厄介事は、今後とも是非「絃神島(いとがみじま)」とOVAに隔離して楽しみたい。
相変わらず頭の中、年中サマータイムな、
期待した約束事は欠かさず陳列してくる、ある意味、安定したシリーズ作です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18

63.6 39 2015年秋(10月~12月)アニメランキング39位
I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE(アニメ映画)

2015年12月4日
★★★★☆ 3.8 (11)
34人が棚に入れました
スヌーピー初の3D映画となる。

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

世界中で‟愛される作品”を知り尽くしたスタッフの手による超最高の超大傑作!!!まさに『WE LOVE スヌーピー』!!!

故チャールズ・M・シュルツが65年前の新聞紙にスタートさせた漫画『PEANUTS』、つまり日本では『スヌーピー』として名が通った名作を初めて3DCG映画とした90分の作品


『アイスエイジ』シリーズのブルースカイスタジオが手掛けていますが、これまでの歴史があまりに重すぎる作品なのでより『PEANUTS』に深い理解を持つ必要がありました
そこでチャールズの息子であるクレイグと孫であるブライアンに脚本執筆の白羽の矢が立った
そして音楽に『アナ雪』のクリストフ・ベックを迎え、史上最高のアニメ化にして史上最高のまんが映画が制作されたのです


まず観客はいつも通りに配給の20世紀FOXお馴染みのロゴとジングルを拝むわけですが、どうもちょっとおかしい?
よく聞けばジングルが軽~いピアノの音、、、とよく観れば画面の隅っこにはシュローダーの姿がっ!!!
シュローダーが20世紀FOXのジングル弾いてるwww
この時点でオイラは早速盛大に飲んでいたコーラを噴き出す
まさに掴みはバッチリでしたb


ストーリーは原作や旧作を知る人ほどのめり込むこと間違いなしです
サリーが毒舌を吐きながら金儲けを考え、ルーシーが心の相談室を開き、ライナスが哲学を語り、シュローダーがベートーヴェンを語り、ペパーミント・パティがチャーリーを「チャック」と呼んでは暴れ回り、マーシーがチャーリーを「チャールズ」と呼びペパーミント・パティを「先輩」と呼んでは振り回され、先生が理解不能の雄たけびにも似た言語を話す(笑)
そして失敗続きの主人公チャーリー・ブラウンを励まそうと奮闘するスヌーピー
凄い、凄すぎる
何もかも原作、旧作通り
我々古参ファンの期待を一切裏切らない
オイラなんか最初から最後までずぅっとバカ笑いしっぱなしでしたw


物語の転機はチャーリーにとって永遠の片思い相手として原作にも度々登場する‟赤毛の女の子(the little red-haired girl)”が転校してくるところから
失敗続きのチャーリーが彼女にいいところを見せようと必死に奮闘する姿がけなげ
正直、涙ぐんでしまうシークエンスもありました;


映像面もヤバい
そもそも、『PEANUTS』のような立体感に乏しいキャラをどうやって3DCGにするのか疑問でした
キャラのモデルはあえて立体的には作らず、中綿不足でペラペラの縫いぐるみのような姿です
キャラクター達は基本として平面的にしかカメラには映らず、そのわりにスヌーピーの毛並みや子供たちの髪の毛などはとても繊細に描かれているのです
背景もテカテカせず粘土とミニチュアで作ったような質感
一目観ただけでは3DCGではなく、人形アニメなのでは?と勘違いしてしまうほどです
しかもあえてヌルヌルとフルアニメさせるのでなく、手作業で作ったストップモーショアニメよろしく少ないコマ数で動作させています
いや;これはむしろCGで作る理由は何にあるんだ?w
とすら感じるコダワリぶり
これだとむしろ人形アニメ以上に工数掛かっているのでは
これは褒め言葉と受け取ってほしいのですが、「スタッフ馬鹿ですねw」


原作では語り草であるスヌーピーにとって(妄想の中の)宿敵であるレッドバロンとの空中戦が、CGだと俄然生きてくるんですねー
パリの空を颯爽と飛ぶスヌーピー(と犬小屋)
助けを求め叫ぶフィフィ
迫りくるレッドバロン
なwなんていうかw
これはむしろ旧作や原作を知らん人にはわかんないんじゃ?
今作には2D版と3D版がありますがこの(妄想の)空中戦の為にも3Dで観られることをオススメしときます


それとオイラは吹替版で視聴したのですが、『PEANUTS』の日本語吹替と言うとこれまで多くのバージョンが作られてきたのに対し、原作者シュルツの意向に従い原語では子役を使っているのに習って今作も子役のみの配役となっています
この辺は世代によって好みが分かれてしまうかもしれません
オイラはBSやCSで子役が演じるチャーリーを観慣れてきた世代なので、個人的な印象はとても良かったですb
と、いうかwエンドロールで吹き替えキャストが表示されるまで全く気付かなかったんですがw
チャーリー=鈴木福
ルーシー=谷花音
サリー=小林星蘭
赤毛の女の子=芦田愛菜
っていうイマをトキメク話題子役が中心だったのには正直ビックリですわw
芦田愛菜は『マジックツリーハウス』の頃と比べても上手くなりましたなぁ
ちゅーわけで日本語吹き替え版も強くオススメします
なんせマーシーにペパーミント・パティを「先輩」と呼ばせてるんですからもう完璧そのものですよ










とにかく諸手を挙げて絶賛したい今作において唯一にして最大の汚点があるんですわ・・・
それは日本語吹替版に【日本専用主題歌】があることなんです;
エンドロールの途中に綾香の「A Song For You」という曲が流れるんですが、これがもう全くの場違い!
あんな良い気分が一気に白けた!
全て台無し!
ある意味大したもんだよホント!
オイラ今年の映画の中で『実写進撃』の頭上を超えて一番ムカつきましたわ!
いや綾香には何の恨みも無いですけど、なぜこういう意味もない仕事を彼女に振ったのか?
なぜこの仕事を綾香は引き受けたのか!?
あ~もうホント苛立つ!憤る!!ムシャクシャする!!!
これ以外が全て完璧だっただけに、この日本専用主題歌さえ!これさえ無ければ!って想いが凄く強いです
こんなに愛で溢れている作品に、なんで愛の無いコラボを持ち掛けたし!
ホントッなんちゅうか!
【Fuck off!】
と叫ばざるを得ない!
この企画考えたやつバカじゃないのかね!?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

日本でも昔から知られてるキャラ

  物心ついた時には、何故か?知っていたスヌーピーです。

 アニメとしては、ちゃんと見たことがあったかわからないのか?覚えていないのか?です。チャーリーブラウンも何となく、劇場映画でなんだったか?少年ケニアと同時上映TVCNで、スヌーピーと共演していた記憶が幼いころあるです。そのもののスヌーピー映画は、内容は知らないけどです。
 今年2015年の劇場CNでよく見ていたので、何となく見に行ったです。

 スヌーピーとチャーリーブラウンの友情のアニメでしたです。舞台は、チャーリーブラウンの家や近辺、小学校や凍った湖など。
 内容としては、子供向け普通で、非常に時間を長く感じたです。幼い子供のいる家族向けでしたです。CGアニメでもこれなら、誰でも安心して見れる悪くない作画です。

 スムーピーは、犬なのに2本足で歩くし、踊るしタイピングもしたりすです。チャーリーブラウンをかなりサポートするですね。チャーリーブラウンと同級生たちとのやりとりや、タイプするときのスヌーピー内の世界も見ものなのですかです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「赤い悪魔(diable rouge)」の奴が来る

チャーリー・ブラウンの「憧れのあの子」に対するアプローチと、三葉戦闘機「フォッカーDr.Ⅰ」を駆るリヒトホーフェンとの対決。
ストーリーは合間に入るスヌーピーの妄想以外、チャーリーの恋模様一直線で単純なので見やすい。


「努力は報われる」
失敗続きで努力が裏目に出ても、諦めずに黙々と努力を続けるチャーリーが良い。


社会風刺やブラックユーモアとは無縁で、素直な子供達の優しい世界。
見てて癒される作品。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

63.5 40 2015年秋(10月~12月)アニメランキング40位
Fate/stay night [Unlimited Blade Works] Blu-ray Disc Box Ⅱ(OVA)

2015年10月7日
★★★★☆ 3.9 (14)
137人が棚に入れました
#13~#25 後半クールの全13話をTV未放送部分を含むオリジナルエディションにて完全収録されている。

63.2 41 2015年秋(10月~12月)アニメランキング41位
新作OVA 創勢のアクエリオンEVOL(その他)

2015年10月28日
★★★★☆ 3.8 (27)
136人が棚に入れました
昭和41年・春鉱石ラジオを手に旅をする月島シンは、伊豆の海岸で涙を流す少女、河津ユノと出会う。『創勢の書』によって導かれ、歩み寄るシンとユノ。2人の距離が縮まるにつれ、歪み始める3つの世界の境界線。そしてネオディーヴァ学園では、新たなる戦いに備え、アマタたちエレメント候補生たちが再集結していた。次元を超えて魂が集うとき、新たなる神話が昭和の空を駆けぬける!!

声優・キャラクター
福島潤、小倉唯、梶裕貴、茅野愛衣、内山昂輝、花澤香菜、藤村歩、鈴村健一、鳥海浩輔、諏訪部順一、寺島拓篤、かかずゆみ、小林沙苗、石塚運昇

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アクエリオンファンへのボーナストラック・・・といったところでしょうか^^;

この作品は、2015年夏アニメから3期目に相当する「アクエリオンロゴス」が放送されていますが、初回の10周年記念1時間合体スペシャル枠で放送されました。
この作品の物語的に1期と2期を視聴していないと、面白さが半減してしまうと思うので、1,2期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

・・・何を書いてもネタバレしそうな気がします^^;
企画としては面白いと思います・・・何しろ「どっちが強いか?」なので^^;
この組み合わせによるバトルは完全に想定外でした^^;

月島シンは、伊豆の海辺で河津ユノという少女に出逢います。
どちらもどこか懐かしさを感じるキャラ設定です^^
ユノは「創勢の書」という本をとても大切そうに抱えていました。
この二人の出会いが「創勢の書」に異変が起きるきっかけとなり、その異変によってとんでもない事態が発生するのです^^

そのとんでもない事態は、是非本編をご覧下さい^^
特にセリフ・・・もう懐かし過ぎです♪

エンディングテーマは、合体オールスターズによる「創聖のアクエリオン」
この作品独特の歌い手のネーミングに思わず吹いてしまいました^^

この作品の挿入歌も懐かしさが相まって良い感じです^^
「ユノハノモリ」
「Go Tight!」
「君の神話〜アクエリオン第二章」
「荒野のヒース」
「荒野のヒース」が流れた時には思わず鳥肌が立っちゃいましたよ(//∇//)

OVA1話の作品です。アクエリオン好きなら、堪らない1作なのではないでしょうか^^?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

63.1 42 2015年秋(10月~12月)アニメランキング42位
東京喰種 トーキョーグール 【JACK】(OVA)

2015年9月30日
★★★★☆ 3.7 (161)
853人が棚に入れました
CCGによる「梟(フクロウ)」討伐作戦から遡ること12年前東京13区では「ランタン」と呼ばれる喰種による捕食事件が頻発し、CCGが捜査にあたっていた。そんな中、高校生・富良太志は、肘の故障が原因で野球を続けられなくなった挫折から、かつてのチームメイトで親友でもある、リョウ、アキと共に不良行為を繰り返していた。だが、リョウと仲違いしてしまった太志は、ふたりから離れ、ひとりで行動するようになる。リョウとアキはそんな太志を心配しつつも、うまく声をかけられず、それぞれにもどかしい思いを抱えていた。ある日の深夜、不良グループと行動を共にしていたリョウとアキを「ランタン」が襲う。通りがかった太志は、ふたりを助けようとするが到底敵わない。そこへ現れたのが、同じクラスの有馬貴将だった。有馬は人間離れした動きで「ランタン」を攻撃し、追い詰めていく。勝てないと判断した「ランタン」はその場を立ち去り、太志は命を救われた。太志は、自分自身のため、そして失った仲間の仇を取るため、有馬にランタン討伐の協力を申し出る。

声優・キャラクター
浪川大輔、木村良平、早見沙織、鈴木達央、大久保瑠美、うえだゆうじ、西凜太朗

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「出てけ、マトモな生徒の邪魔だ」「どうせ俺はマトモじゃねーよ」「バチが当たったのかな、わたしマトモじゃないから」

電子書籍としてジャンプLIVE(現・ジャンプ+)で連載された『東京喰種』シリーズスピンオフ作品の単発OVAです


劇中最強の喰種捜査官だった特等捜査官、有馬貴将
そして彼と同級生であったとされる上等捜査官、富良太志を主人公とし、彼らの高校生時代を描きます
元は野球少年だった大志だが故障が原因で野球を辞め、バイクを乗り回し授業をサボるという不良として過ごしていた
しかしそんな日々にも違和感を覚え不良仲間からも孤立していた矢先、「ランタン」と呼ばれる喰種によって友人達が死傷する
ランタンに襲われ寸でのピンチを有馬に助けられた大志は、協力してランタンを追い喰種狩りを始めた・・・


学生の身でありながら潜入捜査官として活躍する有馬の姿は一連の『東京喰種』シリーズ中でも特に強い厨二病要素醸し出し、また青春ドラマ感を感じさせる三角関係の構図など、とても同じ作者から出てきた作品とは思えない良い意味で斬新な切り口の一作になっています
一連のシリーズよりか対象年齢層が低めのように感じました、グロテスクな描写は健在ですけど


スタッフは監督がテレビアニメのOPを手掛けた嶌田惣一に、総作画監督が中嶋敦子に、と一部がバトンタッチしています
テレビシリーズ本編は暗い場面ばかりが中心となっていましたが、今作は晴れ渡る夏空の場面が多く、キャラの色彩設計も鮮やかになっていたりと、画面的にはほとんど別のアニメなんじゃないかと思えてきます
こういった点は原作者も意図して『JACK』単体で完結し、本編を知らない読者を取り込もうという試みを継承していると思います
つまり『東京喰種』に馴染みの無い方にもオススメできる作品なんですね、本作


で、あると同時に有馬と大志を待つ非情な結末には『東京喰種』シリーズ全体における共通したテーマ、本質を感じる事が出来、シリーズファンの期待を一切裏切らない素晴らしい1本になっていると保証します


さて、劇場での先行公開版では本編前に花江夏樹のナレーションに載せたメイキング映像がたっぷりと流れます
監督と脚本の御笠ノ忠次が、浪川大輔と木村良平が、それぞれ対談するといった様子が映し出されています
こういう新しい試みは個人的に大変うれしく、特別興行の割にお釣りをもらった感があって俺得なんです
でもきっと大半のヲタからは「それより早く本編ミセロ」といった声が上がりそうで少し心配にもなりましたわ(笑)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

有馬貴将の高校時代

有馬貴将が、ランタン(グール)を追い13区の高校に潜入捜査した時の話。

ここで、野球を辞めた不良の富良太志と、
優等生の三波麗花と出会い、3人でグール狩りをしながら、
ランタンを追っていく事に…

{netabare}
有馬自身、はじめから、ランタンの正体(三波麗花)は
分かっていたようだけど、有馬を狙いに行かなければと思うと…

そして、三波にトドメを刺して業を背負い捜査官を目指す事に。

人間とグールの悲しい関係が良かった!
TVアニメ2期とは何だったのだろう…
{/netabare}

富良太志って、2期で『有馬』って呼び捨てにしていた人だったかな?
随分と見た目が違うよw

あと、有馬の声がオカマっぽくて嫌だったかな。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

愛花 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

CCGの死神有馬貴将の高校時代

有馬貴将が高校時代、喰種ランタンを追っていたお話。

有馬が富良という相棒素直に受け入れたところが意外でした。。(´・_・`)
有馬は何を思っていたのでしょうか⁇

この頃から有馬は最強ですね〜(^^;;
しかも頭も回る!カッコよすぎです(*σ´ω`*)σ

有馬の黒髪が違和感でしかありませんでした(^^;;
有馬はどんな過程を経て白髪になったのか。。有馬の過去について掘り下げて欲しくなりました!(*σ´ω`*)σ

喰種の気持ちについて「わかる気がする」と言った富良。CCGの中にそういう捜査官もいること、そして彼が有馬の身近にいたことはこれからの東京喰種において重要になってくる気がしました!(。+・`ω・´)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

63.1 42 2015年秋(10月~12月)アニメランキング42位
Wake Up, Girls! Beyond the Bottom(アニメ映画)

2015年12月11日
★★★★☆ 3.8 (73)
279人が棚に入れました
東北代表として出場した「アイドルの祭典」での活躍が認められ、アイドル文化の中心地・東京に進出した「Wake Up, Girls!」。メジャーレコード会社bvexとの契約も決まり、活動は順風満帆に思えた。だがブレイクの立役者だったプロデューサー・早坂相が手を引き、7人が動きの早い東京の芸能界の中で「WUGらしさは何か」を見失った結果、苦い挫折を経験する。レコード会社や関係者たちが手のひらを返す中、それでもあきらめずに前に進もうとする「Wake Up, Girls!」の姿を見た早坂は、彼女たちが再び挑戦するための武器として、新曲「少女交響曲」を与えるのだった。「Wake Up, Girls!」は、心機一転して地元仙台から活動を再開。日常ライブの復活や全国行脚を通しての地道な努力は、少しずつだが、着実に全国のファンへと届き始める。一方、アイドル界の頂点である「I-1club」では、最新シングルの売上ミリオン割れを契機としたセンター争いが勃発。「I-1club」プロデューサー・白木の非情な采配は、意外な形で「Wake Up, Girls!」とアイドルたちを大きなうねりへと巻き込んでいく。敗れて尚あきらめられないもの。アイドルとは何か。その答を求めて、物語は再び「アイドルの祭典」へと収束する。

声優・キャラクター
吉岡茉祐、永野愛理、田中美海、青山吉能、山下七海、奥野香耶、高木美佑

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「WUGはWUGである」「真摯であること、正直であること、、一生懸命であること、、、。」

アニメキャラとリアルアイドルのハイパーリンク、虚実混濁の物語『Wake Up,Girls!』の続・劇場版、その後編


ホントしつこく言いますが『ラブライブ』や『アイマス』も大好きなオイラとしてはこの『WUG』の泥臭さやホンモノ感に前者の作品群は今一歩及んでいないのが残念なんです
もちろん、アイドルや声優としてのWUGは未だ素人臭さが残っている
が、【物語】(つまり可能性)としての『WUG』を超えられるアイドルアニメは暫く出て来そうにありません
これだけの内容を53分に押し込められるヤマカンの構成力と演出力と予算配分はホント素晴らしいです
尺を引っ張り、3DCGを駆使したライブシーンをして、派生ゲームやグッズ展開をガンガン仕掛けていくという、昨今のとにかく派手で豪勢なアニメ映画達に一石投じるシェイプアップされた作品が今作なんです


遂にアイドルの祭典を目前に控えた2015年夏
I-1 clubの参戦、I-1センター交代と志保の博多左遷、菜々実に迫られる光塚受験のチャンス・・・
そして、早坂の楽曲無しで挑む決勝戦・・・
WUGとは?WUGらしさとは?WUGにしか出来ないこととは何か?
遂に幕を開けるアリーナの大舞台・・・


物語のテンポはかなり早くも、泣き所、アツイ部分をしっかり抑え込んでいるので鑑賞後の清々しい気分に本当に良く出来た映画だ!と関心しますb
ただ、唯一難点としては以前のシリーズの視聴を前提とする作品ながらも、松田の困惑や太田さんの奮闘など前作まであった要素を今回に限ってはほとんど切り捨てています
と言うのも、今作でWUGやI-1志保以外で物語に華を添える役割が丹下社長と白木GMという2トップの過去にあるからなんでしょう
また白木GMの裏で暗躍する陰のトップについても語られてませんでした
まあこれ以上風呂敷を広げるつもりは無いってことなんですな


その代わりといっちゃなんですが、今作の鍵を握っているGreen Leavesに最初期から所属しその名前だけが明かされていたサファイヤ麗子が登場
奇しくも佐久間レイが演じるこのキャラ、ヤマカンは佐久間レイと日高のり子だと「『トップをねらえ!』になるw」とか思ってたらしいですが(笑)ヤマカン自身も気付いてなかったそうですが2人とも今回演じてるキャラと偶然のハイパーリンクが起こってた
詳しくはネタバレになってしまいますが丹下社長と麗子の過去と二人の声優の過去が一致してるんですねー、まさに奇跡


みどころはまずとにかく作画
ただ可愛い、だけじゃない
くしゃくしゃに顔を歪めながら泣いたり笑ったりする美少女達の表情や仕草です
ヤマカンは最近、派手に仕草をつけて動かすより微妙な表情の付け方で心情を表現する演出に拘ってます
その対極のような存在として、とにかく難解な芝居作画に挑みたがる近岡直
一見して水と油のような二人がぶつかり合いながら試行錯誤をしてキャラに表情をつけていってるのがよくわかります


ああただw
一つだけ予想外に笑ってしまった点が未夕ですw
未夕が喋るたびに『ハッカドール1号ちゃん』の顔が頭をよぎっちゃうんですよねw
他の2人は全然そんなことないんですけど、未夕=美祐=1号ちゃんってことで、如何に彼女が自然体で演技してるかってことに繋がってるかの証拠なんでしょうが・・・
いやー前半はちょっと集中出来んかったw


楽曲においては前記している他のアイドルアニメ達と『WUG』は完璧に互角で渡り合えるでしょう
クライマックスの高揚感を保ったまま、エンドロール、そして余韻を打ち消すことなく閉幕
これが良い
考えてもみて下さい、長々とアニメキャラのダンスを観せられても、それはもはや映画でなく音楽PVじゃないですか?
どうしてこれが他のアニメには出来ないんでしょーかねぇ・・・

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

神の曲「Beyond the Bottom」についてとことん語り尽す

アニメソングではなくアイドルソングを。
作品の強固な方針の下、作られた『WUG』の楽曲たち。
アイドルらしい恋愛、可愛らしさ、妖艶さ。
それを表層に装いつつ、時に物語の中にいる登場人物やアイドル自身に向けて、
時に日本人全体に、そして時に東北の被災地に向けてメッセージを発信。
色々な立場の人間が聴いた時によって、
様々な感想を抱くことができる多面性を持ち合わせています。

本作のED主題歌「Beyond the Bottom」はその多面性において、極め付けとなった曲。
ストーリーは割と王道で、最後すっきりするお話のはずだったのですが、
私は楽曲の持つ膨大な情報量に圧倒され、
エンドロールの間、ずっと固まっていました(苦笑)

以下、楽曲考察……超絶ネタバレ&長文注意w

{netabare}
○タイトル、表層{netabare}

曲名だけ意識して聴くと、どん底から這い上がっていく、
WUGの心情表現と決意表明と取れます。
さらには80年~90年代ポップスを思わせるメロディーラインから、
もう一度、芸能活動を始めると決めた作曲者で、
丹下社長がアイドルだった頃からの“戦友”が、
自分とWUGの少女たちを重ね合わせる視線も感じます。{/netabare}

○寄る辺なき自由に毒されたラスコーリニコフ青年や現代人に向けて{netabare}

サビで飛び出す“混沌(カオス)となったこの自由から逃げ出そう”
という一見、矛盾した表現。

解読の鍵は二題で“刃(やいば)を立て薄ら笑う”ラスコーリニコフ青年にあるようです。

ラスコーリニコフはロシアの文豪・ドストエフスキー作『罪と罰』の主人公青年。

近代人が獲得し、そして呪縛された際限なき思想と選択の自由。
自由を謳歌し、後退する宗教の導き無しで、
正しい道を選び続けることができる人間はごく僅か。

それどころか、人間性や倫理感の破壊を止める信仰も失われた、
近代社会の片隅にて、この青年の思想と選択の連続は、
連鎖的な被害妄想へと変質している。

明日すぐに食いはぐれるわけでもないのに、まもなく起こると決めつけている自身の転落、
さらには家族の数年後の破滅まで、悲観を雪だるま式に膨らませ、格差社会を呪詛。
ついには「一つの微細な罪悪は百の善行に償われる」
という超理論と、その実践たる殺人に墜ちていく……という滑り出し。

19世紀後半の小説主人公ながら、20世紀後半の映画『タクシードライバー』のデニーロ等から、
時にいわゆる“わけの分からない犯罪”をも引き起こす、
自由という混沌の中で、病んだ現代人に連なる負の系譜。

彼らを果てしなき思想と選択の自由の泥沼から救済するには……。
例えばその健気さでラスコーリニコフに人間性を取り戻させたソーニャのような……。
自由という混沌に創造主の如く、もう一度秩序と人間性を回復させる
一筋の光となる女神が必要なのだ。

そのような境地に至った時、荒んだ現代人には、
『聖闘士星矢』のアテナの如き衣装に身を包んだWUGの少女たちは、
その身の犠牲も厭わない、利他の精神に満ちた、
救済と導きの女神に見えるに違いないのです。{/netabare}

○混沌としたアイドル戦国時代終焉のため降臨したWUGという女神{netabare}

世代交代を演出されながら、果てしなく続くアイドル戦国時代。
アイドルは競争であり、戦いと言いますが、果たしてそうなのでしょうか?
芸事には確かに競い合いも付き物です。
ただ“群ドル”の内部競争を頂点とした昨今のアイドルブームは、
プロデューサーの仕掛けにより、人為的に演出された、
過剰で無益な戦いと私の目には映ります。

時に、地方都市を再起を期す“左遷先”と舞台設定されながら(失礼な話だw)
プロデューサーの手の中で競い合わされる少女たち。
一方向へ回遊する魚の如く、集団管理される彼女たちのサバイバルの中から
一人二人と沈んでいく者が続出し、友情は剥がれ落ち、
情熱、パトスは失われ、“誰も彼もが 心と歌を忘れる”

こんな状況をアイドルファンは本当に楽しんでいるのでしょうか?
アイドルファンが本当に見たいのはいかつい侍ではなく、
笑顔のアイドルなのではないでしょうか?

実際、最後ファンが支持したのは、
演出された内部抗争を切り売りする、会いに行ける“群ドル”ではなく、
全国津々浦々、会いに来てくれる「Wake Up, Girls!」でした。

そうした面から見ると、本作の後のWUGの明日も、
どっちなのか朧気ながら見えてきます。

WUGのコンテンツの今後については、昨年末のイベントにて
白木により{netabare}「私達I-1clubはWake Up, Girls!を吸収合併します」{/netabare}
と方向性が宣言されています。

焚き付けたアイドル戦国時代の成果を一手に握り、
さらに戦乱をアイドルブームの火を絶やさぬための
必要悪として続けようとする白木に対して、
WUGは自分たちらしく最後の命を燃やし、終止符を打ち伝説となることで、
身を挺してアイドルたちの笑顔を守る……。

こんな展開を私は勝手に予想していますw
この歌詞はかつてのアイドルから旧友白木への忠言とも取れます。
いずれにせよ、続編での早期の解答を私は熱望します♪{/netabare}


○WUGの、そして菜々美の心境{netabare}

落ち込んだり、色々迷ったし、間違ったこともあったけど、
これからWUGらしさを見つけよう。頑張ろう。
そう決意したメンバーにとっては、
この楽曲は混沌から道を選んだ自分たちの背中も押してくれる、
一筋の光明となったはずです。

ところが、歌詞を見た時点でまだ進路を決めかねている
奈々美にとっては相当な重荷になったと思われます。

自らの決断の連続で未来を自由に選び取って行かねばならない。
それに伴う痛みも自分で受け止めて行かねばならない。
まさに未来の永遠さに直面し、苦しむ奈々美には、
この曲は悩みが深まる毒だったと思います。

それでも彼女は決断し、ステージでこの曲を歌うことを選択しました。
彼女が皆と一緒にステージに立つシーンは、
短かったこの曲のライブシーンの中でもクライマックスだったと、
私は思っています。{/netabare}


○そして、東北の被災地に向けて{netabare}

震災から4年が過ぎ、原子力ダイナモ(発電機)にも再び灯がともり、
震災の記憶は着実に薄れつつあるようです。

けれどようやく復旧が一段落ついたに過ぎない被災地は、復興も道半ば。
未だに多くの被災者が仮設住宅での避難生活を余儀なくされています。
除染だって目処が立っていません。

そういえば放射性物質による健康被害が、
本格的に顕在化するのは4年後だと言われていました。
海洋に遺棄された高濃度汚染水の魚介類による生物濃縮もそろそろ明らかになる頃……。

もっとも、甲状腺がん患者が出たり、魚介類の汚染データが出たところで、
原発との因果関係は一切あってはならない、という大博打を、
政府も東電も打っている以上、その辺りはニュースにはなかなか……。
と……これ以上、続けたら尊氏も不謹慎、風評被害の罪で抹殺されかねないので、
この辺りにしておきますが……。

いずれにせよ、東北の人々の多くは依然、夜明け前の暗闇の只中にいるのです。
先日も、宮城県の魅力をPRするためのWUGの短編アニメ制作が発表されました。
仙台はまだまだWUGを宮城に元気を与えてくれるご当地アイドルとして、
一筋の光明をもたらす女神として、必要としている、ということなのでしょう。{/netabare}
{/netabare}
○結論

「Beyond the Bottom」は混沌の中にいる多くの人々の心に光をもたらす女神の歌。
平たく言えば“神曲”ということなのであります。


追記:劇場版WUGにおけるエンディングの表現について{netabare}

短いライブシーンから画面暗転w歌が続く中そのままエンドロールw
これに対するアイドルアニメ何だからライブシーンもっと見せてよ!との要望。
私も気持ちはもの凄く分かります(苦笑)

二次元のWUGが歌って踊るシーンを満喫したい!
例えば劇場版一作目の主題歌「タチアガレ!」でそれを求めた場合……。
セガのPSvita用ゲーム『ミラクルガールズフェスティバル』(みがる)の
FULLライブPVを見るのが最善手というのは、いささか寂しい気分ですw

ただ、劇場版WUGのED主題歌はどれも情報量が凄まじい。
過去作の「タチアガレ!」にせよ「少女交響曲」にせよ、
歌詞世界に30分アニメ一話分くらいのボリュームがあります。
本作の「Beyond the Bottom」に至っては、上記で長々と書き連ねた通り(苦笑)
映画一本分くらいの内容が詰め込まれています。

私の場合、そこで作中にてライブシーンをフルで作画されたところで、
お祭りを楽しみつつ、物語と共に歌詞世界を受け止め切る自信がありません(苦笑)

実際、劇場版WUGのエンドロールにてED主題歌を聴いている時間は、
天井を見上げて物語の余韻に浸り思索に耽っているか、
目の汗で画面が霞んでいるか、頭がパンクして思考停止しているか……。
いずれにせよ、アイドルアニメなのに文字しか流れてないじゃないか!と悪態をつこうにも、
私には、どーせ画面なんてまともに見えていないわけですw
そんな落武者に対して、最後のクライマックスに長く美しいアニメMVなど、まさに猫に小判w
だから、個人的には見逃しても痛くない暗転エンドロールでもいいかなと(苦笑)

けれど、やはりアイドルアニメと言えばライブシーンという方もいるわけですし、
萌え目当てやお祭り気分から軽く入って見たら、思いがけず深い物語に惹かれた。
というパターンもあり得るわけです。

「アイドルは物語である」と論理先行で無駄を削ぎ落すのも良いのですが、
他方、監督さんは「WUGで東北にビジネスチャンスを」との意気込みも語ってもいるわけです。
ならば、キャラクタービジネスの観点からも、お祭りとしての長尺ライブシーンの提供など、
もう少し柔軟な対応があってもいいかな?とも思います。
けど、スタッフさんたちの方針から考えると、多分、実現しないでしょうね……(苦笑)

……というわけで、セガのスタッフのみなさん。
『みがる』での「Beyond the Bottom」の楽曲ダウンロードコンテンツの製作、配信、
及びFULLライブシーンの再現。
どうかよろしくお願い致しまする~~w{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「真摯であること、正直であること、一生懸命であること。」←ようやくこの言葉の真意が分かりました。

劇場版「Wake Up, Girls! 青春の影」からの続きになります。


東北代表として出場した「アイドルの祭典」での活躍が認められ、
アイドル文化の中心地・東京に進出した「Wake Up, Girls! 」
メジャーレコード会社bvexとの契約も決まり、活動は順風満帆に思えた。

だが、ブレイクの立役者だったプロデューサー・早坂相が手を引き、
7人が動きの早い東京の芸能界の中で「WUGらしさは何か」を見失った結果、苦い挫折を経験する。

レコード会社や関係者たちが手のひらを返す中、
それでもあきらめずに前に進もうとする「Wake Up, Girls! 」の姿を見た早坂、
彼女たちが再び挑戦するための武器として、新曲「少女交響曲」を与えるのだった。

「Wake Up, Girls! 」は、心機一転して地元仙台から活動を再開。
日常ライブの復活や全国行脚を通しての地道な努力は、少しずつだが、着実に全国のファンへと届きはじめる。

一方、アイドル界の頂点である「I-1club」では、
最新シングルの売り上げミリオン割れを契機としたセンター争いが勃発。
「I-1club」プロデューサー・白木の非情な采配は、
意外な形で「Wake Up, Girls! 」とアイドルたちを大きなうねりへと巻き込んでいく。

敗れて尚あきらめられないもの。アイドルとは何か。
その答を求めて、物語は再び「アイドルの祭典」へと収束する。


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

一気に物語が熱を帯びた展開がやってきました。
日本一になるって、並大抵のことではありません。
しかも、地方のアイドルは全国区のアイドルとの認知度の差は天地ほどかけ離れていますから…
それを知り、それでもなお勝ち続ける道を彼女たちは選択するんです。

公式HPのSTORYに記載されている通り、日常ライブの復活や全国行脚など、彼女たちが日常を取り戻し、目標に向かって進み始めた姿を見て、安堵の気持ちで一杯になりました。
七人だからできること…七人でしかできないこと…彼女たちは、それらをきっと分かっていたのでしょう。

このままギアをトップスピードに入れたまま、全力全開で突き進むとばかり思っていました。
ですが、とある事情により七人の心が大きく揺れる事態が発生してしまうんです。

誰が悪い訳でもないと思います。
強いて言うなら、悪いのは運命の神様だったのかもしれません。
夢を追いかける者に対して、あまりにも残酷な仕打ちとしか思えませんでした。
どちらか一つを選ぶのは身を切るより辛いことだと言うことは一目瞭然なんです。
どっちも自分の全部を投げ出しても厭わないほど大切なモノなんですから…

選ばなかったら後悔する…そういう考え方もあると思いますが、世の中には選んで後悔することだってあるんです。
自分がどう在りたいのか…レビューのタイトルはこの問いに対する一つの答えだと思っています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
やはりこの手の展開には弱い…直ぐ涙で前が見えなくなってしまいました^^;

主題歌は、Wake Up, Girls!さんの「Beyond the Bottom」

上映時間53分の物語でした。
今回視聴した2本の劇場版をすっ飛ばして「Wake Up, Girls! 新章」を視聴したので、物語の展開に違和感がありましたが、これで違和感を解消することができました。

気になるのは今後の展開です。
作品としては、この後の新章まで制作されましたが、まさかこれで終わりなのでしょうか?
今のままだと新章の成果って「Run Girls, Run!」を輩出したことになってしまいませんか?
個人的には「Run Girls, Run!」が嫌いなわけじゃないので構わないのですが、「Wake Up, Girls!」として一つの答えを出して貰えるのを期待しています。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12

62.9 44 2015年秋(10月~12月)アニメランキング44位
想いのかけら(その他)

2015年11月27日
★★★★☆ 3.8 (26)
118人が棚に入れました
仮設住宅で父親と二人暮らしをする中学生の女の子・佐藤陽菜が、周囲の人々や、母の思い出に支えられながらフィギュアスケートの練習に励む姿を、東北の美しい風景とともに描く作品。

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

たった何年前、もう何年前

2015年11月27日 公開
NHKの短編オリジナルテレビアニメ

とある港町に住む佐藤陽菜は仮設住宅で漁師の父と二人暮らし。
陽菜の夢は羽生結弦選手のようなフィギュアスケーターになること。
大会に向けて練習を重ねるある日、小学生の頃に埋めたタイムカプセルが見つかる…。


2分版とか5分版とかあるらしいけど私は25分版を視聴。
復興応援キャンペーンの一環として制作された本作だけど特徴的なのが
「地震」「震災」「津波」「復興」などのワードは劇中で一切触れられていないこと。
運動場に建てられた仮設住宅、テレビの横には位牌があり周囲は更地だらけ。
小学校建て替えのために掘り起こされたタイムカプセルを見て「カプセル、水入っちゃったんだ」と言う主人公。
言葉は必要なくて、日本人なら否が応でもあの日の悲劇に直結していきます。
だけど改めてあの日は辛かったよねーって趣旨の作品ではなくて、
悲しむ時期はもうとっくに過ぎ去っていて、もう忘れてしまうくらい過去の出来事になりつつあるということ。

象徴的なセリフで7年前の母の思い出を見つけた時
「たった7年前なのに忘れたのか」と怒る父と「もう7年前のことだから当たり前じゃん」と言う娘。
大人と子供で時間の流れや現実の受け止め方の違いを印象的に描いていたシーン。

基本的には被災地を舞台にしているって所以外は変わった点は無く
淡々と進む物語に何か強いメッセージ性は無いですが
故に気付かないくらいに変化の小さい日々を懸命に生きる主人公はとても眩しく映り
街を元に戻したいと願って過去に囚われてしまう親父は少し悲しく映る。
過去を見る者、未来を見る者。街を出ていく者、残る者。忘れてしまう者、思い出す者。
そのどちらが良いのかは見てる私は判断しかねたけど、
そもそも良い悪いで語る話ではないのかもしれないけど。
そんなことを少し考え直すような、じんわり暖かくなるようなタッチで描いたお話でした。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14

ケンちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

その想いが力になる日を...

※※※
文章は苦手で(ネタばれに注意も大変だし)短めの感触や印象を伝える程度が多いかと。
割と【まじめに・辛目に】ホシ付けてますので、作品の評価はホシをご参考にして頂ければと...
基準はプロフィールをご参照下さい。
http://www.anikore.jp/users/profile/54802/
※※※

想いはせつなくて、でもあったかい...

http://www.nhk.or.jp/daisuki-tohoku/kakera/

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

62.6 45 2015年秋(10月~12月)アニメランキング45位
緋弾のアリアAA(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (554)
3274人が棚に入れました
緋弾のアリアのスピンオフ作品。


武装を許可されたなんでも屋「武偵」を育成する教育機関、東京武偵高校。

ここには一人の先輩の下で、後輩が直接訓練を受ける特訓制度「戦姉妹(アミカ)」があった。

憧れの学園最強Sランク武偵、神崎・H・アリアと戦姉妹契約を結んだDランク武偵の間宮あかりが、仲間とともに奮闘する!

声優・キャラクター
佐倉綾音、釘宮理恵、茅野愛衣、M・A・O、悠木碧、ブリドカットセーラ恵美、堀江由衣、今村彩夏、水瀬いのり、麻倉もも、橋本ちなみ、間島淳司、高橋美佳子、伊瀬茉莉也、石原夏織

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

AAの意味が分かってスッキリ(´∀`)ノ″

2011年放送「緋弾のアリア」のスピンオフ作品。
全12話。
原作:ラノベ(未読)


物語の舞台はやはり武偵を育成する東京武偵高校。
なので、できれば1期からの視聴がベストかと。

スピンオフという事で勝手に派手なアクションものや
バトルものを期待……正解は百合ものでした(´∀`;)

武偵としてアリアに憧れる主人公・間宮 あかりと
その友人たちの姿を描いた作品になりまする。

百合要素がメインですが軽めなので笑って流せるかなw
本来、武偵という危険でハードなアクションものを
側面から描いた所は評価しても良いポイントだと思います。
本編好きの方にはちょっと物足りないかもですがw

序盤、中盤はその百合要素を多分に生かしたコメディ展開。
そんな中、伏線をちらほらと散りばめつつ終盤のシリアスへと
繋がって行きます。
「カギ」となるのは主人公の過去。

まぁ、正直可もなく不可もなくといったところ。
主人公の座を譲り、本編ほどではないものの
アリア役・釘宮理恵の存在感はさすがの一言です♪♪
豪華な女性声優陣が見所の1つになるかもですね。


1期から5年くらいでしょうか?
原作未読なので分かりませんが2期はどうなんでしょうね。
このスピンオフ作品は今後の本編には
絡んで来ないんですかね??
個人的には少しでも本編であかりや仲間たちの
活躍を見る事ができると嬉しいです(*´∀`)ノ2期早よ!

ゆるい百合ものや日常系が好きな方にはオススメ。



《キャスト》

間宮 あかり(CV.佐倉綾音)
神崎・H・アリア(CV.釘宮理恵)
佐々木 志乃(CV.茅野愛衣)
火野 ライカ(CV.M・A・O)
高千穂 麗(CV.ブリドカットセーラ恵美)
島 麒麟(CV.悠木碧)
夾竹桃(CV.堀江由衣)
風魔 陽菜(CV.今村彩夏)
レキ(CV.石原夏織)
峰 理子(CV.伊瀬茉莉也)
星枷 白雪(CV.高橋美佳子)
遠山 金次(CV.間島淳司)


《主題歌》

OP
『Bull's Eye』/ナノ
ED
『パルス』/Team AA [間宮 あかり(CV.佐倉綾音)×神崎・H・アリア(CV.釘宮理恵)]


《2016 04/09 レビュー投稿》

投稿 : 2024/04/20
♥ : 54
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とにかくアリアは魅力的でした

原作既読(^^)♪

AAは緋弾のアリア(本編)のスピンオフ作品。
AAもメインキャラにアクセントは付けていますが、本編のメインキャラと比べると見劣ります。そして百合系なので、好みが分かれると思います。ただ、本編キャラに関してはオリジナルのまま変化は無いので、そこが百合が好みでは無い私にとっては救いです。特にアリアに関しての印象はすごく良くなると思います。本編の緋弾のアリアが好きでも、百合系が好きじゃない人には若干辛いかもしれませんね。
 
12話(最終話)
{netabare}最終話は水蜜桃を逮捕してめでたしめでたしの事件解決でしたが、アリアとあかりは戦姉妹契約の続行をかけて戦う。このあたりの描写や作画はとても綺麗でした。特にアリアは本当に綺麗に描けていて満足でした。基本的にあかりとその仲間の話ですが、個人的には本編以上にアリアの人間性を観ることができたので十分堪能できました。AAを観ると神埼Hアリアが好きになりますね。最後は白雪と金ちゃんも出てきたし、これを機に本編の2クール目を作成して欲しいです。夾竹桃はこの後からいい味が出てくるキャラだから消化不良感もありますが、全体的にAAの世界観は表現できてたと思います。最終話のアリアとあかりの話はとてもよかったと思います。OPはアリアのイメージでとてもカッコ良かったし、EDはあかりのイメージでふんわりした感じの曲で作品のイメージに溶け込んでいました。私は全体的にそこそこ満足できました!!{/netabare}
 
11話
{netabare}夾竹桃との決戦は鷹捲りであっけなく終了。夾竹桃の描写が観たかったので、とりあえず満足ですが、原作とかなり違う流れになっているのは1クールだけだからなのでしょう。夾竹桃はこの敗戦のあと、司法取引で武偵高に転入する。鈴木桃子と名乗るわけだが、桃子になってからの方がとても味のあるキャラになるので原作で楽しんでもらいたい。しかし・・・水蜜桃とは・・・こりゃいかがなものか・・・('ェ')?桃子に姉がいたというTV向け設定は正直いらなかったな。最終話で一応の完結をするための苦肉の展開なのだろうが、こういう適当な終わらせ方は好みじゃないなぁ。これなら、この次の新キャラを出して、2クール目を意識して終わった方がいいのでは・・・?とも思うが、2クール目は最初から考えていないということなのでしょうね。それなら、緋弾のアリア(本編)の2クール目をやって欲しいよ。締めくくりはなんとなく透けて見える感じだけど、夾竹桃の描写もまぁまぁだったし、残りはどう締めるのか注目したいと思います。{/netabare}
 
10話
{netabare}本当に困った時に共に戦ってくれる友人がいることを間宮あかりはアリアに気付かされる。あかりの妹に夾竹桃は2年前毒を盛っていた。毒に侵された妹を助けるため、夾竹桃から解毒剤を入手しようと、あかりは友人たちと夾竹桃逮捕に向かう。夾竹桃の声は堀江由衣さんがかなり雰囲気を出してくれています。夾竹桃の部屋も色合いがイメージ通りです。ここにきて作画も頑張ってくれていますね。次週が楽しみですね~♪{/netabare}
 
9話
{netabare}ようやく面白くなってきました。やはり、桃子とのエピソードまでが1クールなんだな。それにしてもAAのアリアは殊にいい女だね~。アリアをここまで多く出演させてなければアニメのAAは耐えられないかもね~。しかし来週からは面白くなりそうです。作画は随分安定してきたように感じます。来週から局面は大きく展開するはずです。{/netabare}

8話
{netabare}このままあかりの仲間たちの話だけで1クール終えるわけじゃないだろうな…('ェ';) しかし、まぁ~緋弾のアリアファンの為なのか、アリア・理子・レキ・白雪・金次の登場を多くしてる感じ。百合路線での放映に厚みを出すために、できあがったキャラの登場は必要なのかもしれないが、あかりの仲間達に秀でたキャラがいないことを露呈しているようなものだ。
桃子(夾竹桃)VSあかり軍団のストーリーまでやってもらえるとおもっているのだが、この調子だと10話くらいからかな・・・。ここまで引っ張るとは思わなかったが・・・。
まぁ~面白いっていえば面白いし、くだらないって言えばくだらない。そんな水着回でしたw{/netabare}
 
7話
{netabare}いつも通りのお話。放映中は完全にこの路線を堅持するつもりなのかな?百合が好きな方なら楽しめる話なのでしょうか?今日は友達の友達はみんな友達だ的なストーリー。あかりが敵対する二人の心を結び付ける力があるということを印象付ける話。夾竹桃を最後にチラつかせて、来週の水着回も見せようという企てに、私もまんまと嵌るわけですが・・・^^;
来週もたいした話になりそうもないけど、まぁ~観ますよ。 {/netabare} 
 
6話
{netabare}ベッタベタの百合展開・・・AAはそういう内容だから、いくら緋弾のアリアが好きでも耐えきれないところもある。救いはアリアやレキはクールなままというところ。気になるのは作画。目の扱いが雑すぎます。アリアはぎりぎり許せるが、他は雑すぎ。こぶいち氏のキャラは目が特徴的なので、もう少し目に気を配って欲しい。もういい加減、夾竹桃をメインにした話に持っていってくれませんかね・・・。この百合展開の連続じゃ~本編の緋弾のアリアまで霞んでしまうよ・・・。やっぱり緋弾のアリアの2期を先にやるべきだったと思うよ。そう思われても仕方ない。だって、百合好きじゃないと、AAは辛いもんね~。かく言う私も百合好きではないので、若干辛い。緋弾のアリアのスピンオフじゃなきゃ、途中で切ってるかもしれない。単純に夾竹桃待ちなんですよ。アリア・金次・レキ・白雪・理子が出てなかったら、6話まで持たない内容なので、話を進めて下さい!!・・・と思うのでした(´Д`) {/netabare}
 
5話
{netabare} ここまでの話は、間宮あかりの仲間となりうる1年生達の紹介といったところ(まだ仲間になる子はいるけれど)。もう少し丁寧に描き込んで欲しい場面も結構ありました。レキは登場するが、石原夏織さんは準備されてないのね(´Д`)出番が少ししかないから仕方ないか・・・。このペースでいくと、また中途半端な所で終わりそうです。ようやく夾竹桃が登場だけど、どういうふうに描くのか興味深い。堀江由衣さんは好きな声優さんだけど、夾竹桃のイメージじゃないかもなぁ・・・ちょっと不安です。ともあれ、次週以降は、原作通りに描写するのか、脚色するのか謎ですが、原作通りに描写するなら、美しく描いて欲しいものです。 {/netabare} 
 
4話
{netabare}高千穂麗が登場した。AAの基本的なニューヒロイン達が揃った感じです。アリア・理子・白雪を多めに登場させて新キャラのインパクトの弱さをカヴァーしている感じです。AAのヒロイン達のインパクトは正直弱い。アリア・理子・白雪はかわいさとキャラの濃さでAA組より数段勝る。白雪の戦姉妹試験は笑っちゃいました。改めて白雪の偉大さを感じるなぁ・・・。次週はカルテットの後半で、それが終わると、AAで唯一、輝けるキャラが登場するはず・・・。再来週あたりに登場するのかな・・・待ち遠しい。私は楽しく観ています。多忙だけど、毎週観ようと思える秋唯一の作品です~♪{/netabare}
 
3話
{netabare}金次はあかりのスカートがめくれたくらいで、ヒステリアになりかけるとはね・・・w、回避するために川に落っこちたシーンは滑稽だったw随所に緋弾のアリアのヒロインを小出しにするあたりは、ちゃんとファンのことを考えてくれていて嬉しいことです。ライカと麒麟が戦姉妹契約を結び、仲間が増えてきました。これ、緋弾のアリアファンならかなり楽しめるシーンがあるけど、初めての緋弾のアリアの方々にはどう映るのかな・・・?普通に楽しんでもらえてるのかな?金次が頭抱えて川に落っこちるシーンとか単に意味不明な行動ですからね・・・何も知らないと・・・それはそれで面白いかw ライカは1年生の中では強いが、本当は理子みたいな綺麗でかわいい女の子になりたいという願望がある。・・・が、現実は裏腹な自分の行動に葛藤している。あかりはそういうライカの気持ちを汲み取ってあげることができたのでした。[めでたし!]
来週は高千穂が登場します。個性的なキャラなので、どう描くのか楽しみです。まぁ~AAのノリは敵が出てくるまでは、総じてこんな感じです。 {/netabare}
 
2話
{netabare}志乃とあかりのエピソード回だけど、AAが百合っぽい展開であることはもう分かってもらえたでしょう。正直、そこがAAの評価を大きく分ける所だと思う。緋弾のアリアは好きだが、AAは、ちょっと・・・って思う人がいても全然不思議ではない。あかりのグループの話は正直つまらないのです。今後、闘いが始まれば、また展開も変わり面白くなりますが、2話で切られても仕方ない内容です。
レキが廊下を歩いていたが、案の定一言も話さず・・・そこが笑えたw
ここでつまらないと思っても、夾竹桃(1話の最後で理子と話してた子)が出るまでは我慢して観ててもらえたら・・・と思います。 {/netabare}
 
1話
{netabare}画は綺麗です。凛々しいアリアで、こっちの方が本来のアリアっていえば、アリアなんですけどね。戦姉妹契約を結んだあかりが今後気になりますね!!

原作未読の方にも十分楽しんでもらえる展開になると思います。ただ、難を言えば、男の出番が少ないところかな・・・。正直、1年生キャラは夾竹桃以外あんまり魅力ないかも。高千穂はまぁまぁですが・・・w
 
レキ・理子・金次・白雪もちょこっと登場してくれて良かったです。白雪はかわええ~(*´◇`*)橘書画子さんのアリアの画の方がこよかよしのさんのアリアよりも艶っぽさがあるので、見ていて美しさも感じます。
 
最後に夾竹桃が登場しました。はっきりと顔が映らなかったのは残念ですが、AAでは私のイチオシキャラなので、楽しみです♪{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 27

ごる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

バトルユリアニメ…。

終始バトルユリアニメになってます(´・ω・`)
1期に続きアリア中心の話かと思ったら、1期の主要キャラは全部脇役程度の登場で金二に至っては数回しかセリフありません。
ガンダムSEEDからDESTINYを見た時の何とも言えない感覚を思い出したw
とにかく、ユリ感が強かったのとラストでアッカリーンが急にS級クラスにはね上がるww
アカリンの正体が気になりすぎて最後までハイペースで見れました(о´∀`о)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

62.6 45 2015年秋(10月~12月)アニメランキング45位
ワンパンマン OAD 「ロード・トゥー・ヒーロー」(OAD)

2015年12月4日
★★★★☆ 3.7 (86)
463人が棚に入れました
ワンパンマン 10巻 OVA付同梱版として発売されたオリジナルアニメ。

kooodain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ダサいスーツの謎

サイタマがヒーロースーツを手に入れるまでの物語。
ワンパンマンが面白ければ楽しめます。
主人公の活躍シーンも一応見られます。

いい感じに笑えるギャグもあります。
オリジナルと聞いてどうかなと思いましたがいい感じに引き継いだギャグです。
一話ですしネタバレ無しでは描けないのでこの位で。

▼物語の評価
本編と同じようにギャグもあって楽しめます。
戦闘相手は雑魚でスーツの話なのでサイタマ最強を楽しむことは出来ません。
▼作画の評価
特になし。
▼声優の評価
特になし。
▼音楽の評価
特になし。
▼キャラの評価
サイタマのキャラは相変わらず良いです。
他はたいして特筆することもありません。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

-Cha sMIN- さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ワンパンマン誕生!

.
本編「お気に入り」の満点作品 
例に漏れず 楽しめました


OADですので 30分弱
もっと長く楽しみたいです

子供の頃に (国語の授業)
物語というものは
起承転結 逆風 困難 等々がなければ
成立しない
というような教えがあったような気がしますが
それをド返ししても(逆風等がなくても ^^ )
全く気にならない むしろそこが好き

という作品

二期が待ち遠しいです

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

62.5 47 2015年秋(10月~12月)アニメランキング47位
ハッカドール THE・あにめ~しょん(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (282)
1169人が棚に入れました
悩める人類を捗らせるため生まれたパーソナルエンタメAI「ハッカドール」。ポンコツだけどどこか憎めない「ハッカドール」が体を張っていろんな人のお悩みを解決しますっ!

声優・キャラクター
高木美佑、奥野香耶、山下七海

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

良いショートアニメでした。

アニメーション制作:Creators in Pack
2015年10月 - 2015年12月に放映された全13話のTVアニメ。

ベイスターズの親会社であるDeNAが運営するアニメや漫画やゲームなどの情報サイトが原作?
実は全然知らなくてアニメを観終わってから初めてサイトにアクセスした次第。
全50話の某TVアニメを観てて全然捗らないことから、息抜きで観てみましたw
こっちは8分×13話で2時間程度で見終わりますし。

以前に第7話 KUROBAKOが話題になった時、そこだけ観たのですけどねw

大まかな概要としては、人工知能と三次元世界で活動できる実体を持った、
人型のプログラム(通称・ハッカドール)が、
人間のやりたいことや仕事を手伝って捗らせるナビゲーターとして奮闘するという感じでして、
有り体に言えば、登場人物のやり取りを楽しむギャグアニメですね。
ハッカドールたちは基本的にポンコツ揃いでして、
あまり役に立たない存在みたいですし。
でも、愛すべき○カでして観ていて楽しいです。

ギャグはド○○ンボールとかエ○ァなどパロディ成分が多め、
ハチャメチャなスラップスティック・コメディでありながらも、
ほんのちょっとイイ話成分も入ってますね。

正直言って見た目はCG丸出しですし、なんか昔の家庭用ゲームのイベントパートアニメみたい。
でも、たくさん笑えたし!個人的には面白かった部類に入りますかも?
OP「Touch Tap Baby」なんかアニメも歌も緩さ全開、でもそれが気持ち良い。

OP/ED入れて8分間の間に、しっかり起承転結をつけてオチも用意してる。
作ってる人が基本がしっかりしてるから、安心して観られるんですよね。
知名度高くないし、あにこれでもマイナーな作品かもしれませんが、
気軽に笑える作品として人にオススメできると思いました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 59

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「君にシンクロするパーソナルエンタメAI・・・ハッカドール」

私はアニメからハッカドールの存在を知り、友人の勧めでハッカドールのアプリをスマホに入れて使っていますが、実はアプリの方がアニメより先行配信されていたんですね^^;
アニメは2015年秋アニメでしたが、アプリは2014年の8月にサービスが開始されていたそうです(wikiより)。

一般的な検索エンジンよりもよりアニメに特化しているので、個人的には重宝させて貰っています。それに記事を「ホシイ/イラナイ」と取捨選択すると、自分に合った記事を集めてきてくれるという機能付き・・・アニメの情報を自分の好みに合わせて絞り込める機能は嬉しい限りです^^

「捗(はかど)る」→「ハッカドール」とオヤジギャグ的なネーミングのハッカドールですが、主に活躍するのが1〜3号・・・4号がチョイ役で出演し・・・そして4人の上司が0号という構成になっています。

ハッカドール1号(CV:高木美佑):この作品の主人公的存在。明るく元気で何事にも一生懸命取り組む彼女ですが、何故か失敗を重ねてしまう・・・そんな彼女です。

ハッカドール2号(CV:奥野香耶さん):一番女子力がありそうな見た目に巨乳の持ち主でお姉さん的存在・・・ですが、一番の天然ボケキャラでもあります。

ハッカドール3号(CV:山下七海さん):3人の中ですぐ疲れたり、すぐやる気がなくなる系の存在・・・ですが、3号はとんでもない秘密を秘めていました。気になる方は本編でご確認下さい。

ハッカドール4号(CV:上田麗奈さん):元々は1号〜3号を更生させるために作られた筈だったのですが・・・^^;

ハッカドール0号(CV:柚木涼香さん):ダメダメなハッカドール1〜3号のおかげで鬼軍曹みたいなキャラになっています^^;
1〜3号が優秀だったらもっと違う一面が見れたのか・・・はたまたこれが彼女本来の姿なのか・・・気になるところです。

この様な決して優秀なパーソナルエンタメAIではありませんが、1〜3号に共通しているのは、心の底から相手が捗るのを願っていて・・・それを実行するだけの熱い気持ちが脈々と流れている事です。
そして・・・とても仲間思いであるところも^^

自分が手伝った相手が笑ってくれたら・・・ありがとうって思って貰えたら・・・やっぱり嬉しくなりますよね^^
そんな時に見せてくれるハッカドールの笑顔も一級品でした^^

「少数精鋭化」「効率化」といったお題目の下、機械化やコンピューターの進歩に伴い、人ひとりに課せられるリスクと仕事量は一昔前より着実に上がっていると思います。
重ねて核家族社会や人自身の多様化により、自分の事で精一杯で中々隣の庭の状況が分からないほど人間関係が希薄さを増していく中、敢えて「人を手伝う」という点に主眼を置いたこの作品を見ていると、心が温まった様な気がしました。

オープニングテーマは、ハッカドールの「Touch Tap Baby」
エンディングテーマは、ハッカドールの「Happy Days Refrain」
ハッカドール1号の「Progress Push Doll」
ハッカドール2号の「Reflect Realist Doll」
ハッカドール3号の「Hazy Lazy Doll」
ハッカドール1〜3号で歌ったオープニングとエンディングは何とか覚えられましたが、それぞれ個別に歌ったエンディング3曲には手が届きませんでした^^;
でも曲にあわせて踊る3人は魅力的だったと思います。

1クール13話の作品でした。1話8分程度の作品なので、これもあっという間に視聴できる作品です。時々ブッ飛んだ設定もありますがそれはご愛嬌・・・総じて楽しませて貰った作品でした^^

投稿 : 2024/04/20
♥ : 22

あくあ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

げそいくお1人原画アニメ

元々はまとめサイトのイメージキャラみたいなもの。
困っている人をはかどらせる為に生まれたハッカドール。(ってまんまかい)
ふたを開けてみればミルキィホームズ的にとんでもないカオスアニメだった。
いろんなゲーム・アニメのパロディがてんこ盛り。

声優ネタ回でグルシャンとか初めて知ったよ!なんだこれ!!
見抜きいいですか?とかいつのネタだよっていうのもありますが。
最終回はまさかのドラゴンボールZネタでキャラがぐりぐり動き回る。
7分アニメとは思えないほどの濃さでした。

私はハッカドール3号くんが一番好きです。
視聴者であれば、好きな理由は言わずとも分かるでしょう。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

62.4 48 2015年秋(10月~12月)アニメランキング48位
亜人 第1部 - 衝動 -(アニメ映画)

2015年11月27日
★★★★☆ 3.7 (76)
502人が棚に入れました
高校生、永井圭。トラックによる追突死の直後、謎の蘇生。これにより国内3例目の不死­の新人類・亜人であることが判明した。警察および亜人管理委員会により捕獲作戦、開始­。同刻、管理下にあった2例目の亜人が何者かの幇助により逃走。この者らは直ちにテロ­活動を展開し人類への復讐を開始した。永井圭の動向を注視せよ。繰り返す・・・

声優・キャラクター
宮野真守、細谷佳正、大塚芳忠、櫻井孝宏、小松未可子、平川大輔、洲崎綾、木下浩之

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

‟ドキドキする映画”を観たい人は絶対必視!異形化サバイバルサスペンスの最先端!

人気コミック『亜人』を約100分×3部作の3DCG映画として制作した作品の第1作
PG12指定
『シドニアの騎士 第9惑星戦役』を手掛け面々に鹿住朗生やりょーちもといった2Dアニメの演出家を迎えたスタッフ編成
同じ映像素材を用いて演出を変えたテレビシリーズが2016年1月からスタート予定


外傷、病気、栄養失調などありとあらゆる事象によって「死亡」しても数秒で完全な状態に生き返ることが出来る‟亜人”の存在が確認、研究されている現代が舞台
実際に死ななければ亜人か否かは本人ですら確認出来ないが、姿かたちには何の変哲もない
その詳細は国家機密レベルで管理され謎に包まれている
高校生の主人公、永井圭は考え事をしたまま道路に飛び出し不運にもトラックに轢かれ死亡してしまう
数秒後、同級生たちの目前でたった今死んだはずの圭は生き返る
彼は亜人だった
亜人の研究は世界中で躍起になって行われており、当然日本の政府機関も圭の捕獲に動き出す
圭が亜人だという噂はたちまち日本中に知れ渡り、彼を捕まえようと警察はおろか懸賞金に目の眩んだチンピラまでもが彼を追いかけ始める
亜人に人権は無かった
人付き合いを避けてきた圭にとって家族を含め頼れる人間は誰もいないかに見えたが、旧友の海斗だけは彼に手を差し伸べる・・・


『東京喰種』や『寄生獣』など、異形化してしまった少年が人と異形の狭間の間で揺れ動く様を描いたアニメは昨今様々あります
が、前述の作品群は主人公の少年以外にも様々な思想を持った異形が登場し、群像劇的に異形化した人々の行く末を描いていますよね
これは世界観を広げるという点や、ことなる種族の人権を廻る物語という点においては評価出来ます
しかし、純粋にドラマとして観るなら主人公1人の視点に絞った方が話が散らからずに集中して楽しめるでしょう
原作コミックはどう描かれているか存じませんが、少なくともこの映画では『亜人』という作品は永井圭という一人の少年が生き延びる為、平穏な暮らしを取り戻す為に奮闘する物語として描かれています
つまり前述の同ジャンル作品群とは明らかに描かれ方が違います
(ただし実写版『寄生獣』は群像劇的要素を排していたのでむしろ『亜人』寄りでした)


この圭という少年、劇中では散々「クズ」と言われるほど合理的な思考の持ち主で、あえて例を挙げるなら『寄生獣』においてミギーと混ざったことで変貌したシンイチに近いですかね
無益な殺生はしないし、人間と亜人の争いに介入する気もない
と、亜人化しても常識的な倫理観を持ち合わせているものの基本的には自分にとっての損得を計算して行動していることがバレバレ、なので周囲からは冷たい目で見られているのです
この圭の冷徹な目で周囲を観察する判断力と‟不死身である”という余裕から生まれる行動力が物語を強く牽引しています
そして、一見して被害者なのにその内は腹黒い、という複雑な心情の圭を演じる宮野真守の演技力にも注目していただきたいですね
ちなみにプレスコだそうです


個人的には海斗のバイク(CB400SFっぽい何か)での逃走劇が見どころの一つですかね
確証はありませんがたぶん国道411号線が舞台ですね


同じ内容のテレビシリーズがあるなら映画はいいや、そうお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、是非劇場でチェックすることを強くオススメします
と、いうのも菅野祐悟の劇伴が緊張感を高め、独特の音圧を放つ亜人の特殊能力が劇場の音響設備で味わうと迫力が凄まじいものとなっているからです
一部劇場での上映延長も決まったようですのでアニメに限らず‟ドキドキする映画が観たい”という方はこれを逃す手はありませんよ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

永井君、君は本当に面白い

原作のことは知らず全く白紙の状態で観ました。

次が気になって続編待てず
結局視聴後すぐに、原作コミック既刊1~7巻まで入手して
一気に読破しました。

どうやら今作は3巻までの物語を描いているようですが、
とても上手いまとめ方をしてると思います。

アニメでは、隙の無い手堅いキャスティングが功を奏してました。
ケイ(永井 圭):宮野真守、 カイト(海斗):細谷佳正、
トサキ(戸崎 優): 櫻井孝宏、イズミ(下村 泉):小松未可子など
各氏の好演に支えられ、

さらに、サトウ:大塚芳忠、オグラ:木下浩之、ベテラン各氏の演技が
物語にさらなる深みを与えていたと思います。

三部作の一作目にあたる今作では、
主人公ケイに魅力をほとんど感じられませんでした。

しかし、原作を読んでみたら、
ケイは、様々なキャラとの関わりの中で見えてくる、
一筋縄ではいかない、既存の主役キャラとはちょっと違う魅力が出てきて
どんどん話に惹きこまれました。

今回で一番気に入ったキャラはカイトとサトウ。
{netabare}
主人公にとって、最大の味方と最強の敵の対極のキャラに魅力があったのが幸い。

カイト・・・今回の唯一の救いの存在、ケイにとっても視聴者としての自分にとっても。
細谷さんは、中堅とは言え、
ターミネーターの最新作でも主役を演じるたりと、
映画の吹き替えのキャリアも豊富なだけにとても上手い。
物語の中で善性を感じるカイトの、
損得抜き、友人思いの裏表のないキャラが
殺伐とした世界観にあって希望を与えてくれてとても好かった。

サトウ・・・敵役が魅力があってこその物語
大塚さんの、一見善人に見えて実は残忍・最凶キャラの演技は、
さすがとしか言いようがない。


オグラもなかなか味わい豊かで印象深い。
木下さんの、アメドラ「Dr.HOUSE」でもお馴染みの
嫌みも若干含むが、決して不快ではない
知的でシニカルなキャラが見事に嵌ってました。

櫻井さん演じるトサキは、
出し抜かれてばかりで、頭良さそうに見えても間抜けな感じがしました。
サイコパスのマキシマほどにはキャラに魅力が無かったのは、ちと残念。
(櫻井さんの演技力は素晴らしい)
でもアニメでも原作でも今後どう描かれるのか楽しみな存在。



これは原作を読んでみて感じたことですが、

アニメでは次作から登場の、
福山潤さん演じる新キャラ、コウ(中野 攻)が
ケイといろんな意味で対極のキャラとして存在して、
7巻の時点では、ケイと常にペアで行動してますが
結果としてお互いを補完し、よき化学反応を生み出す関係を
構築しているように見受けられました。

イズミは、彼女の悲しい過去が明かされてこそ初めてキャラが立つ。

そういう意味では、今作はあくまで序章にすぎず
次作からが物語としての本領発揮と言えましょう。

ケイの本性が暴かれ、覚醒が促される今後。
カイトも、一時舞台から消えましたが、再び物語にどう絡むのか。
イズミやトサキの今後の物語上の役割とは。

原作もまだ未完なこともあり興味深々です。
{/netabare}

3DCGの作画は確かに、人間の動作がぎこちなくいまいち。
作り物感が強すぎて受け入れられない方も多そう。
当初、脱力系スローライフアニメ「Peeping Life」を
思い出して苦笑してしまった。

しかし、顔の表情は豊かで感情表現は見事。
時々台詞なくても、仕草だけで気持ちが伝わる
魅力を感じる一瞬もありました。

アクションシーンの迫力は素晴らしく3DCGの真骨頂!

そんなわけで今作の作画は、一長一短あると思います。
自分は、始めは気に入らなかったけど
だんだん話に惹きこまれたので途中から気にならなくなりました。

次作も、原作のコミックの続きも楽しみです。

<2016.4.9追記>
テレビシリーズも観ましたが、
この第1部の内容は再構成され6話まででほぼ完了。
さらに物語は進み、残り7話で5巻の途中まで描かれてました。
第2部はもう少し先までは描かれそうですね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

圭の心理状態なアニメ

 人間の中に亜人と呼ばれる不死の人間?をめぐる世界的な陰謀?、金銭的野心、疑い、永井圭の心を描いた第一部に見えたです。
 CGにより作画が何から何まで、立体的過ぎてしまっているというのか?、悪い訳ではなかったけど、リアルすぎるというのか?やや、私には「ん・・・」というのか?があったです。

 普通の高校生だった主人公の永井圭が、突然の交通事故死より生き返り、亜人であることが発覚するです。今までの日常は崩壊してしまうです。同級生、家族、周りの人間たちの目が、圭を亜人としか見なるです。そんな中でも、幼いころの親友、海斗だけが圭を助けたです。このアニメの中で、海斗が人間らしかったと思ったです。

 圭をめぐって、警察、亜人管理委員会、賞金目当ての若者ら、帽子らに追い詰められ、圭はさらに亜人として自覚するしかなくなっていくようだったです。
 その一つが生き返ること以外に、{netabare}ジョジョ第三部に例えるとスタンド?みたいなIBMと呼ばれる黒い影みたいなのですよねです。{/netabare}これが出てくる場面、戦闘シーンとか迫力あったです。

{netabare} 後半に圭が捕まって、モルモットのように実験体をされ、実際に描くわけでなく、それを行おうとしたり圭の心の世界になったりして見せなかったけど、やはりR12指定だったと実感したです。{/netabare}

 この圭というのもわからないキャラです。幼いころから自分に対して合理的なことしか考えない一面があり、{netabare}妹からも「クズ」と呼ばれていたりするほど、{/netabare}人として信用できないようなところが見受けられたりしたです。
 でもそれだけでなく、海斗を思いやる側面や、自分を捕らえた殺されたり、怪我をした施設の人間を見過ごせない人間らさもあったです。

 出てくるキャラ達も海斗以外で、味方なのかと思うと実はそうでもない。圭を使って何か企んでいるというのも出てきて、何が信じられるのか?圭も含めて分かりづらくなったりするです。

 この先どうなるのか気になるですが、想像を超えるとんでもない展開になりそうです。

 

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

62.3 49 2015年秋(10月~12月)アニメランキング49位
スタミュ(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (174)
857人が棚に入れました
音楽芸能分野の名門校・綾薙学園に入学した星谷悠太は中学の時に見たミュージカルで素晴らしいパフォーマンスを見せたこの学校の生徒に憧れていた。彼が目指すのは花形コースの「ミュージカル学科」。しかしここに入る為には学園の3年生のうち成績優秀者が所属する「華桜会」の指導を受けられる特別枠に入るのが近道であった。悠太はこの特別枠のオーディションで華桜会メンバー・鳳樹に見出され、同じように彼に選ばれたメンバー4人とともに「チーム鳳」としてミュージカル学科を目指す。素人同然の悠太以外のメンバーは演劇の才はあるがそれぞれが抱えた問題で候補生に残ることすら覚束ない状況で、加えて華桜会のリーダー・柊翼が彼らとは別に5人の候補生を選び「チーム柊」として立ちはだかる。

声優・キャラクター
花江夏樹、小野賢章、ランズベリー・アーサー、細谷佳正、前野智昭、岡本信彦、内田雄馬、興津和幸、KENN、松岡禎丞、諏訪部順一、平川大輔
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「俺たちは、夢をあきらめる方法なんて知らない!」すてきなセリフ!!

見終わりました。

最終回、あれだけ練習してチーム鳳のみんなと一致団結したのに、 {netabare}華桜会の抵抗と天候悪化でミュージカル演技を断念しなければならない、でも、みんなで工夫して大逆転のストーリーで、
{/netabare}見ててとてもすっきり、感動しました。こういうお話、とっても好き! ストレス解消です♪

2期ぜひ見たいです。それに、花江夏樹さんはじめ、CVの皆さんも歌って踊っているような感じで、とてもスキルの高いCVの皆さんだったと思いました。

 全然お話が違うんですけど、この作品に出られた男性CVの皆さんにはぜひ、現在制作が企画されている銀河英雄伝説に出てほしいなあと、思っています。
(ヤンさんのCVは、諏訪部順一さん希望です♡♡♡)

以前のレビューです。
{netabare}
2015.12.14 22:56 最初は大笑いしたけど、元気になる作品です!

私、あまりミュージカルを見たことがなかったせいもあるんですけど、1話冒頭で華桜会メンバーが出てきて歌と踊りを始めた瞬間、こらえきれなくなっちゃって大笑いしちゃいました。

だって、あまりにもわざとらしいというか、なんか変!と思ったんです。
(大爆笑したけど、あとで隣の部屋まで聞こえたんじゃないかって心配!)

でも、みんな個性的なキャラが多くって、物語も見ているうちに楽しくなりました。それに花江夏樹さんや諏訪部順一さんなど、私の好きな声優さんがたくさん出ているので、目が離せません。それに、花江夏樹さんが演じる星谷君って、ハンデがあってもめげなくて明るくて、キラキラしているので、見ている私自身もなんか。幸せな気分になります。それにしても男子高校生の友情って、いいなあ。

これって、オリジナル作品なのでしょうか。まもなく最終回なのかな。気になります 
♪~(*´∀`*)~~(*´∀`*)~♪ラララ~ {/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 37

うるかり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とつぜん歌うよ

アマゾンプライム視聴。
見放題終了作品だから見てみたけど割と良かった。
とはいえ最初は主要キャラ含めてみんなモブ顔とかミュージカル特有の突然の歌とダンスとか戸惑った。
でも慣れると見分けつくし歌も癖になる。
等身バリ高だけど作画も安定してた気がする。
チームとして成立してく過程は結構あっけなかったから物足りなさはあるけど、その分日常青春パート楽しめたかなと思う。

星谷くんのコミュ力欲しい。
空閑くんが最初から一人かっこよかった気がするのは好みの問題か。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

萌え要素はほぼ無し・・・ですがそれなりに楽しめた作品でした^^

この作品はオリジナルアニメだったようです。従って事前情報は殆ど無く、あったのはキャラデザが嫌いではないことくらい・・・取り敢えず1話視聴してみようと視聴を始めた作品でした。

物語の舞台は音楽芸能分野の名門である綾薙学園・・・この学園には入学後に希望した者にのみ受験資格が得られる「ミュージカル学科」が設立されています。このミュージカル学科はこれまで有名なミュージカルスターを輩出してきた生徒にとって憧れの学科なんです。
そしてミュージカル学科への近道は3年生の成績優秀者で構成された「華桜会」メンバーが直接指導してくれる「スター枠」に入る事でした。
勿論スター枠にも限りがあるため、選考でどんどん切り落とされる狭く険しい道のりです。

この物語の主人公である星谷悠太は、雨の日のステージで踊っていたこの学校の生徒の踊りに魅了されてこの学校への入学を決めここまで進んできました。
憧れの人はきっとミュージカル学科にいるはず・・・受かってもう一度会いたい・・・
その思いを胸に選考に臨み・・・物語が動いていきます。

「萌え要素は殆ど無し」は完走後の印象ですが、視聴前にそれが分かっていたら視聴を止めていたか・・・と考えると、きっと視聴していたと思います。
全体的に爽やかなんですが、ここぞという時にしっかり熱くなる・・・メリハリの効いた作品だったからだと思います。

チーム鳳の5人が主要登場人物となって物語が動いていくのですが、このチームのメンバー・・・皆んな我が強く最初はバラバラなのですが、中には凄い人もいるんです。

星谷 悠太(CV:花江夏樹さん):この作品の主人公で中等部からの持ち上がり。憧れの人に出会うまでは歌やダンスは「好き」レベル止まり。

那雪 透(CV:小野賢章さん):星谷と同じく中等部からの持ち上がり。

月皇 海斗(CV:ランズベリー・アーサーさん):父は有名演出家、母は女優、そして兄の遥斗は綾薙学園ミュージカル学科を卒業したスターというサラブレッド。

天花寺 翔(CV:細谷佳正さん):梨園という歌舞伎俳優の社会に生まれ、既に数多くの女性ファンがいるとか・・・

空閑 愁(CV:前野智昭さん):母子家庭で育ち、母の大好きなミュージカルのスターになって喜ばせたい、

これまで歩んできた人生も、今後の向かう先もきっと皆んなバラバラ・・・
最初は全くの不協和音でチームの存続も危ぶまれましたが、一番出来の悪い星谷が笑顔と行動で皆んなを纏めていこうとするんです。
一人・・・そしてまた一人とチームの仲間の事を意識するようになり、5人全員の気持ちが重なった時・・・チーム鳳で羽ばたこうと誰もが思ったと思います。

でも物事はそんな順風満帆には進まず、彼らを待っていたのは「試練」でした。

大切なのことはバラバラな5人が繋がること・・・
でもそれだけじゃ不十分でした。
本当に大切なのは、どんな状況に陥っても5人で最高のパフォーマンスを披露すること・・・
彼らは待ち受ける試練にどう抗うのか・・・そしてその先にあるモノとは・・・
気になる方は是非本編でご確認下さい。

タイトルで「萌え」要素は殆ど無しと書いた様にゼロではありません^^
那雪の双子の妹・・・ゆうき(CV:あすみん)とつむぎ(CV:金元さん)が抜群のタイミングで華を添えてくれています^^

1クール12話の作品でした。作画も綺麗でダンスもしっかり動いていたと思います。
何より「熱さ」の気持ちよかった作品でした^^

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

62.0 50 2015年秋(10月~12月)アニメランキング50位
てーきゅう 第6期(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (202)
930人が棚に入れました
「てーきゅう」皆様に支えられて6期の放送が決定…!早口過ぎてついていけない超高速ギャグアニメ「てーきゅう」、2015年10月より第6期がスタート!亀井戸高校テニス部の普通じゃない女の子4人の抱腹絶倒の日常を描く。アホな先輩たちに振り回されるうちにツッコミっぽい立場になった後輩の「押本ユリ」、テニス部なのにテニスがほとんどできないボケマシーン2年生の「新庄かなえ」、予想不可能な関西風ド変態2年生「板東まりも」、何でもお金で解決しちゃう謎多き天然お嬢様2年生「高宮なすの」。もはや手がつけられなくなったアホ4人の、テニスをほとんどしないテニス部活動、そして学園生活がまた始まる…!

声優・キャラクター
渡部優衣、三森すずこ、鳴海杏子、花澤香菜、小倉唯、石原夏織、喜多村英梨

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ところでてーきゅう9期はまだですか?

ストーリー

テニスをしない亀井戸高校のてーきゅう部の物語。

私の感想

てーきゅう公式ページが出す亀井戸高校のマップが非常に面白いですね。本当に面白いのでこの作品を愛している人にはお勧めです。

過去の作品のレビューを読み返していると、思う点があるのですが、この作品でどうやってネタバレをすればネタバレになるのでしょうか?・・ たぶんセリフを全部コピペーしても逆に意味が分からなくなってネタバレになりませんでしょう。万の言葉よりも見たほうが早い。それがこの作品。

まあ、安定感のある面白さと速さとカオスさですね。それがこの作品の良いところです。




ところでてーきゅう8期はまだですか?


オープニング
「とってもサファリ」
過去のオープニングのほうが好きです。自作には期待しています。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

やっと、面白さがわかってきた。

今期は3回繰り返し見てみた。
やっと、てーきゅーの本質がおぼろげながら見えてきた。
これ結構面白い?

連続性の高いシュールボケが主体。
ユリちゃんはキレの良いツッコミ専門。
ユリちゃん不在の時は、まりも先輩が否応なしにツッコミ。
たまになすの先輩が高速優雅にツッコミ。
でもかなえ先輩だけはボケまくる。
こんな感じ?

その他、どうも5人ぐらいボケキャラがいるみたい。
でも早くて名前は不明。

OPが相変わらず妙なハイテンション。
早いのに、本編より遅いので、スローに聞こえる不思議。

いつのまにか、7期が決まってたみたい。
いったいどこまでやるの?
次期は4回繰り返し見てみよう。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

笑ってしまう

常にどうしようもない早口
きなこ回で思わず笑ってしまいました。自分の沸点が低すぎる。
というか6期以上続くなんて誰が想像できただろうか。
いつからか、まりもがまともよりなツッコミキャラに変貌しているという。
宇宙だし、麻雀だし、カオス。

主題歌
とってもサファリ アース・スター ドリーム
アーススターが作った夢のチーム?もう声優業はほとんどされていない様子でやや残念。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
「てーきゅう」皆様に支えられて6期の放送が決定…!早口過ぎてついていけない超高速ギャグアニメ「てーきゅう」、2015年10月より第6期がスタート!亀井戸高校テニス部の普通じゃない女の子4人の抱腹絶倒の日常を描く。アホな先輩たちに振り回されるうちにツッコミっぽい立場になった後輩の「押本ユリ」、テニス部なのにテニスがほとんどできないボケマシーン2年生の「新庄かなえ」、予想不可能な関西風ド変態2年生「板東まりも」、何でもお金で解決しちゃう謎多き天然お嬢様2年生「高宮なすの」。もはや手がつけられなくなったアホ4人の、テニスをほとんどしないテニス部活動、そして学園生活がまた始まる…!

第61面 先輩とバックドラフト
わやくそ寒い冬の校庭で震えるメンバー。今期ものっけからいきなり高級そうな毛皮を仕込んだジャージを見せつけてくるなすのに「ずるいー!」と非難轟々のかなえとまりもだったが...?

第62面 先輩とゴールデンアイ
ケータイの不調を訴え、ショップへと繰り出すユリとかなえ。地下にあるその店舗はまさにRPGのラスダンのような門構えだったのだ…!

第63面 先輩と武士の一分
もうすぐバレンタインデー!アニメのてーきゅうカレンダーはいつだってタイムリー!そんな事情があるなか、うどん子はユリにプレゼントをおねだりする。

第64面 先輩とプレミアム・ラッシュ
あったかくなってきた日和に一行は恒例(?)のお花見を開催する。花屋の前を通りかかったときに、ふとあのナンバーワンの歌がまりもの頭を逡巡する...。

第65面 先輩とトレマーズ
ここは駄菓子屋たなか。因縁の組み合わせである板東まりもと田中きなこがここに邂逅する…!過去の熾烈な魔術バトルが蘇ってくるようだ…!

第66面 先輩とボウリング・フォー・コロンバイン
うどん子のおじいちゃんが、ボウリングのやりすぎで生地を打てなくなり休業に…近藤うどん経営の危機!かなえ曰く国家レベルの問題だったが、元々経営が赤字のため休業中の今の方がマシなのだった。

第67面 先輩とダークナイト
毎年中途半端な時期に開催される「ヒーローショー」。ミカさん演じる『みかんヒーロー』が練習時に膝の前十字靭帯を負傷してしまう…。くっ…我らがてーきゅう部が何とかしてみせる…!

第68面 先輩と魔法にかけられて
昔々あるところに【シンデレラ】という少女と、【ジャンディエラ】という謎の生物がいました。245人の姉からイジワル(ガッチガチのアイスをベッロベロなスプーンで食べさせる等)される日々を送るシンデレラは、ある日パチンコで20万溶かした景品でジャンディエラを手に入れます…。

第69面 先輩とミート・ザ・ペアレンツ
高校時代は青春時代!バンドやんなきゃJKじゃないっしょ!ということで…四人は思い思いの楽器を手に取り、マジで Never Ending Girls' Talk タイムなう♪

第70面 先輩とウィンブルドン
ついに来てしまった…年に一度の『スーパー真面目に練習する日(DAY)』!年一かよ…というツッコミはさておいて、気合入れまくり!まずはコート整備からだッ!

第71面 先輩と猿の惑星
近くの公園に未確認飛行物体が落ちたらしい!まりも・うどん子・トマリン・きなこは調査を開始する。

第72面 先輩と2001年宇宙の旅
どうにかこうにか異星に到着。宇宙人に招かれて、から揚げとザンギを足して二で割った食べ物をご相伴にあずかる四人だったが...?第6期最終回

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3
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