2016年夏(7月~9月)に放送されたアニメOVA一覧 47

あにこれの全ユーザーが2016年夏(7月~9月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月17日の時点で一番の2016年夏(7月~9月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

73.3 1 2016年夏(7月~9月)アニメランキング1位
planetarian ~ちいさなほしのゆめ~(Webアニメ)

2016年7月7日
★★★★☆ 3.8 (517)
2399人が棚に入れました
世界大戦後の降りやまない雨の世界。細菌兵器の影響で、人々に見捨てられた最も危険な街【封印都市】。その、デパートのプラネタリウムに、ロボットの少女がいた。彼女の名前は“ほしのゆめみ"。彼女はプラネタリウムの解説員で、1年間にたった7日間しか稼働することができない壊れかけのロボットだった。そこで彼女は、30年間いつか誰かが訪れることを信じて、1人誰もいないこの世界で待ち続けた。そして、30年目の目覚めたその日に、彼女の前に1人の男が現れた。「おめでとうございますっ! あなたはちょうど、250万人目のお客様です!」突如現れたロボットに警戒する男・“屑屋"。貴重物資を回収することを生業とする彼は、【封印都市】に潜入中、都市を徘徊する戦闘機械(メンシェン・イェーガー)の襲撃にあい、このプラネタリウムに迷い込んだのだった。「プラネタリウムはいかがでしょう。 どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき……。 満天の星々がみなさまをお待ちしています」星すら見えなくなった滅びゆくこの世界で、彼はそこで何を見るのか。1年で7日間しか稼働できないロボットの少女が、目覚めたまさにその日に訪れた偶然。そこで起こった奇跡とは――。

声優・キャラクター
すずきけいこ、小野大輔、櫛田泰道、滝知史、佐藤利奈、篠塚勝、福沙奈恵、日笠陽子、津田美波、石上静香、桑原由気、竹口安芸子、大木民夫
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

壊れてしまった世界の中で心を探す二人の物語

もしかしたら、そう遠くない未来の世界のお話。廃墟の中で出会った青年とロボットが心を取り戻し、見つけていく物語。主人公は名も無い※1屑屋の青年。人々から見捨てられた場所「封印都市」でロボット"ほしのゆめみ"と出会います。

ゆめみさんはプラネタリウムのアナウンスロボットという事もあって、他作品で描かれるロボット-人間と比べなんら遜色の無い、あるいはそれよりも様々な面で勝っている万能ロボット-と比べて性能があまり高くない様です。歩く事に関しても、基本的にプラネタリウムから外に出ず、平らな床のみを歩く事を想定して作られているらしく、段差などがあるとすぐに転んでしまいます。(でも階段は下りられる。瓦礫とかが苦手。)他の運動能力も人間の水準よりは劣る様に見え、私達のいる現代のロボットの延長上にあるかも知れない、未来のロボットという印象を残します。

また、ゆめみさんは、それほど高度なものではないものの、AIを搭載しているらしく、経験によってちょっとずつ学習でき、意思や感情の芽生えとも取れる成長の兆しも見受けられます。そんななので私は赤ちゃんを見守っている様な目で、ゆめみさんを応援したくなる気持ちになってしまいました。

屑屋の青年との邂逅を経て、時間をかけてゆっくりと変化するゆめみさんの一挙手一投足は繊細で愛おしい。登場時では、本当に、本当に、本当に語彙の乏しかったゆめみさんも、経験を積むにつれ、選ぶ言葉にも変化が表れ、他者に対する思いやりもプログラムされた一方通行なものではなく、柔軟な形に変化していっている様子が見受けられました。生身の人間にしたってすぐには変われないもの‥。あるきっかけを境に劇的な成長を遂げるドラマチックな描写も作品によっては楽しいものですが、人が、ロボットが、一歩一歩着実に成長する姿や、3歩進んで2歩下がる成長の軌跡を見守るのも私は好きです。多分わたしは酔っているのだと思います。

ゆめみさんの持つ穏やかで優しげな物腰は予めプログラムされたものを規範としている様ですが、スリープ前にゆめみさんに優しくしてくれた館長さんたちからの影響も少なからず受けている様に思えました。

屑屋の青年については、初対面のゆめみさんに銃を向けたり、ゆめみさんの"イエナさんです"という言葉を聞いただけで、恐れ身構えたりするなど、※2数々の死線を潜り抜け、神経過敏になっているぴりぴりとした心情が見て取れました。荒廃した「封印都市」で生き残る為に身に付けた必然の反応だったのかも知れませんが、よく言えば警戒心が強く抜け目が無く、悪く言えば人を信用出来ず、怖がりである人の特徴であるとも言えます。ゆめみさんだけでなく彼の成長も同じく、温かな目で見守って行きたい気持ちになれました。いつかその険しい顔つきが、笑顔に変わる日が来る事を願いたい。

表題が暗示する美しいプラネタリウムの描写、朽ち果てた都市の残骸の描写、作中音楽として流れた、いつくしみふかき{netabare}と最終話の星めぐりの歌{/netabare}など、世界観の表現も儚くも美しく感じられ素晴らしかったです。

屑屋さんとゆめみさんと一緒に歩んだ短い旅の記憶は、一生忘れえぬ思い出となり、私の心に残り続けるでしょう。夜空の星を見上げる時、星の世界に想いをはせる時、泣いてしまいそうになる理由がまた一つふえてしまいました。

ゆめみさん、屑屋さん、ひと時の夢を見せてくれてありがとう。


※1:いわゆるジャンク屋の様なもの。荒廃した都市から使えるものを回収し売却する事を生業とするらしい。

※2:屑屋の青年、かなりの手練です。後半に登場するロボ、シオマネキの(恐らく)行動予測による先読み掃射を反転移動で何度も回避してました。臨機応変な思考の出来る人間相手や高速思考の出来るロボには通用しない回避方法ですが、この世界のロボの性能、行動パターンを熟知した上での戦い方に見えました。この場面から見出される様に、シオマネキの思考の柔軟性、反応速度が生身の人間のそれと比べて劣る部分もあるという所からも、本作に登場するロボたちが現代の延長上のロボである事、ゆめみさんとの共通点を感じさせます。

※:暗視ゴーグルを始めとする屑屋の青年の装備、風貌、メカのデザイン、荒廃した都市と雨、空っぽの二人の出会いなど、往年の名作ロボットアニメ「装甲騎兵ボトムズ」を思わせました。でも本作「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」は活劇描写を極力廃し、屑屋とゆめみさん、二人の成長や歩み寄りを静かに描く作品の様です。Wiiゲーム「FRAGILE ~さよなら月の廃墟 ~」も思い出しました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 39

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

満天の星空の輝きを雄弁な語りで紡ぎ続けた少女の物語…

2016年の夏アニメは、私にとって嬉しいサプライズがありました。
「Kanon」「Air」「CLANNAD」などの所謂「泣きゲ―」のパイオニアである「Key」作品が2作も放送されたんです。
一つはTVアニメ版の「Rewrite」、そしてもう一つはWebアニメ版として放送されたこの作品です。

wikiでググってみたところ、この作品の原作ゲームはダウンロード版が2004年、パッケージ版が2006年に発売されたようです。
初版から干支が一回り…12年もの歳月を経てアニメ化される…
この作品の根強いファンとスタッフの熱意が大きな原動力となって、この作品がアニメ化まで漕ぎ着けられたんだ…と考えると感謝の気持ちで一杯です。

…と素直に思える位、この作品には感動させて貰いました。

荒廃し殆どの人類が住む場所を失った地球…
その人々から忘れられた都市の一画にひっそりと佇む花菱デパート…
この場所はかつてたくさんの人々で賑わい、行き交う人々と同じ数だけ物語が紡がれていました。
そんな人々の心にそっと彩りを添えるプラネタリウムが物語の舞台です。

「プラネタリウムは如何でしょう…どんな時も決して消えることのない美しい無窮の煌めき…」
この台詞を唱える少女の名前は「ほしのゆめみ」
彼女は…プラネタリウムの解説ロボットです。
彼女のCVは、Key作品に多く出演されているすずきけいこさんなのですが、まずすずきさんの声質に衝撃を受けました。
「無窮の煌めき」という言葉に決して見劣りする事のないどこまでも澄み渡る声…
私はこれだけでもう胸が一杯になりましたが、これは「ほしのゆめみ」の魅力のごく一端です。

「ロボットは人間の役に立ちたいんです…」
と言う彼女は、教えて貰った事を忠実になぞろうとします。
途方もなく長い時間待ち続けてやっと訪れてくれたお客さんなんです。
思わず肩に力が入るのも分かりますよ…
時代錯誤…機転が利かない…ややもすると、そんな風にも取れるかもしれません。

でも決して満足なプラネタリウムの状況では無い中、彼女の「伝えようとする気持ち」は彼女自身を雄弁にし、聞いている私たちの心を優しく包んでくれます。

この荒廃した地球が私たちの心だとすると、「ほしのゆめみ」とプラネタリウムは明るい未来を願う希望そのもの…そんな風に思えて仕方ありませんでした。
だから彼女の一挙手一投足に少しずつのめり込んで最後はがっちりと心を掴まれる…
だって心が荒れていればいるほど人は希望に縋ってしまう生き物ですから…

「私は涙を流せません。ロボットですから…」
自分は廉価版のため、涙を流す機能が搭載されていないと話す彼女…
でも…彼女にはそんな機能なんて必要ありませんでした。
なぜなら彼女の紡ぐ言葉そのものの表情が半端無く豊かでしたから…
言葉がこんなにも表情が豊かだったなんて…初めて知ったような気がします。

「神さま…どうかお願いです…」
物語の中で2度願う彼女…2度目のこの場面では、私の涙腺は全く抵抗できませんでした。
たった5話…しかも1話はTVアニメ版より短いか同じくらい…
その短い尺の中で感動させて貰える上、次への布石もしっかり感じられる…
こういう良作に出会うためにアニメを視聴している…といっても過言ではないと思いました。

Web版エンディングテーマは、佐咲紗花さんの「Twinkle Starlight」と、MELLさんの「星めぐりの歌」
どちらも良曲ですが、この作品の音楽に関する私のイチオシは公式HPの背景で流れている曲です。
普段レビューは何も聞かず黙々と書いていますが、この作品においては公式HPの曲を聴きながら書きました。
優しくて深みのある主旋律は、変わることなくお客さんを待ち続けた「ほしのゆめみ」の心を映しているようで…何度も浸って、何度も思出し涙を流してしまいました^^;
もし、時間のある方は一度公式HPを覗いてみて下さい。
満天の星空の中、彼女とイエナさんが優しく迎えてくれます^^

そして物語は「劇場版 星の人」に続きます。
HPで予告動画をチラッと拝見しましたが、劇場でも涙腺が崩壊しそうな予感しかしません^^;
でも劇場で彼女の思いをしっかりと見届けたいと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 37
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

key苦手な自分でも楽しめた《アンドロイド・ヒロインもの》

key原作ということで敬遠していましたが、本サイトでの評価の高さが気になってweb配信版だけ見てみました。
その結果、食わず嫌いは駄目だなあ・・・と思い知らされてしまいました。
シナリオの単純さが良かったのか、これまで視聴したアンドロイドものでは本作が一番感動出来たような気がします。
劇場版を早く見たくなりました。


◆作品情報

{netabare}原作         Key
監督         津田尚克
シリーズディレクター 中山勝一、町谷俊輔
脚本         ヤスカワショウゴ、津田尚克
キャラクターデザイン 竹知仁美
メカニックデザイン  海老川兼武
音楽         折戸伸治、どんまる、竹下智博
アニメーション制作  david production {/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== planetarian ~ちいさなほしのゆめ~ (2016年7月) =========
{netabare}
第1話 ロボットの花束 ★
第2話 投影機修理 ★
第3話 ゆめみの投影 ★★
第4話 酒に酔う ★★
第5話 ゆめみの願い ★{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)3、☆(並回)0、×(疑問回)0 個人評価 ★ 4.3

OP 「Worlds Pain」
ED 「Twinkle Starlight」(第1-4話)「星めぐりの歌」(第5話)


================ planetarian ~星の人~ (2016年9月) ==============

全1話 ※未視聴

投稿 : 2024/04/13
♥ : 31

72.9 2 2016年夏(7月~9月)アニメランキング2位
ARIA The AVVENIRE capitolo 3 その遙かなる未来へ…(OVA)

2016年6月24日
★★★★★ 4.2 (54)
427人が棚に入れました
ARIA The ORIGINATION Blu-ray BOXに収録される。
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

【祝☆2021年春、完全新作公開】 まさに、スピラーレ。。

それは、らせん階段。

懐かしく、愛おしい過去の日々を振り返り、そこから新しいところへ旅立とう、そんな想いを現しているかと。

 2015年9月 3期から7年の時を経て上映
 2020年9月 dアニメストアで初視聴

全3話(既存の原作で未アニメ化だった2つの話と、天野こずえ完全書き下ろしの新作コミックを基にした1話)の内の3話目。

アテナのcv、川上とも子さんは2011年に他界されていますが、
アテナは出演するのか、cvはどうなるのか・・・

~{netabare}
主題歌:スピラーレ
 牧野由依の7枚目のシングル。
 2008年1月23日発売。

新・三人娘が活躍し、女性キャラが一堂に会しました。
アリシアが灯里の採用に至るいきさつや想いも判明。
心温まるエピソードばかりでした。

<今回特に刺さったシーン>
灯里
 寂しければ寂しいほど、悲しければ悲しいほど、
 それは大好きな存在だったから。
 切ない想いもまた、幸せ者の証なんですよ。
アリシア
 心の中に溜まった淀みが、解かれていく・・
 身体が、あなた色の透明に、澄み渡っていく・・


アテナ、回顧シーン以外は、歌だけでした。
(※1)

でもちゃんとEDクレジットには川上とも子さんの名前がありました。
ARIAらしくて、胸が熱くなりました。。
{/netabare}~

回顧シーンでは、アリシアがいかに灯里との時間を愛おしく感じていたのか、その心情がわかり、とてもジーンとしてしまいました。

これまでの集大成と、これからの未来を予感させる、充実した内容でした。

※1
歌は河井英里さん。
『ウンディーネ』『ユーフォリア』『スピラーレ』の他、なんと「うたわれるもの」のED『まどろみの輪廻』も提供してました。つながってる。。のかな。

ああ、アリシアさん、やっぱ嫁に・・・
(一部Wikipediaより引用)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

現実世界からほど遠いから惹かれるし癒される。

ただただ心が癒されるアニメでした。

灯里がアリシアに

お別れが辛くて悲しいことは
それだけの幸せな気持ちがあったこと

と伝えるシーンは素敵でした。

「たまゆら」もそうですが
別れは新たな世界への一歩目なんだと
心を切り替えなければならないのでしょう。

名残惜しいのか、両作品とも
別れた後もちょくちょく逢ってますけど

第3話ではアテナさんだけ
みんなと会うことは叶いませんでしたが
遠くから聞こえる彼女の歌声に
アリスは涙します。
心の中に参加しているんですね。

そしてEDの最後のシーンは
登場人物たちの歩く後ろ姿で終わりますが
その一番後ろを歩いている女性は・・・

少女革命ウテナで名をはせた声優さんへの
追悼に思えて涙が零れました。


ARIAシリーズもう一度最初から観直します。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

やっぱりariaは素晴らしい

見ているだけで心が洗われるような感覚は、
本編1話から変わることなく。

いつかまた、
こんな素敵なアニメに出会うことが出来ればと心から願います。
(´ω`)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

69.5 3 2016年夏(7月~9月)アニメランキング3位
この素晴らしい世界に祝福を! 第9巻 OAD付き限定版(OAD)

2016年6月24日
★★★★☆ 3.8 (259)
1570人が棚に入れました
原作小説9巻+TVアニメでは放送されないオリジナルアニメを収録した限定商品を発売!
オリジナルアニメは原作者暁なつめ書き下ろしエピソードをシナリオ化。
アクア、めぐみん、ダクネスだけでなく、ウィズやゆんゆんも登場する豪華な内容でお届け。

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

これは酷いな・・・(笑)

これは、さすがOVAというか、地上波ではさすがに難しいだろうというか、とにかくヒドイ作品だな(笑)と・・・。

いやぁ、久しぶりにアニメを見て声を出して笑ってしまいました。

来年の1月が待ち遠しい!
ますます、第2期が待ち遠しくなりました。

それから、OPでは以前から見かけていましたけど、ゆんゆん初登場ですね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 32

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

セクシャルハラスメント

原作9巻付属のOVAという事で未視聴の人が多いかもしれません。
しかし、私は何故、視聴できたのか?
その答えは配信です。(※レビュー投稿時、dアニメストアで確認済み)
このOVAは1期目の11話という位置づけ。
普通に第11話として配信されています。
OVA付属の原作を買う・円盤を買うよりも、安く視聴できます。

内容ですが、ウィズの店の品物を発端にカズマの欲望の赴くまま、といった展開。
ハッキリ言ってセクハラです。
女性受けはしないでしょうね。

そんな時でも笑いを忘れないのが良い所。
セクハラ行為をさせていますが、アクアに対しての命令はパシリばかり。
オチ要員としてアクアを使っています。

命令できる立場になってもセクハラしてはいけません!
死ぬ間際でも人としての尊厳を保ちたい、と願わずにいられない作品でした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 19

えりりん908 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

みなさんエロいエロい!ってレビューで仰ってますけど…

私は全然、そんなエロチックって思わなかったですよww

エロチックってだけなら、1期の、お風呂回での「ダクネス恥辱プレイ」の方がずう~っと・・・(#^o^#)
ま、このOVAだと、営業的には他に見どころ無いし、売り文句ってことなのかな?って思っちゃいました。

だから、そういうのを期待してなら、男性諸氏には無駄なことだと申し上げておきます!!(笑)



お話の中身の方は、ひとことで言ってしまうと、
「茶番劇サイテー!(><)」
でも時々笑っちゃったところもありました~ww


2期から出てくるキャラのゆんゆんが、フライングで、もう当たり前に登場してますけど、
「残念キャラ」としてエッジを立てて来てるんで、対抗キャラのめぐみんが、まるで普通の人に見えちゃいます。
そのギャップを埋め合わせるかのような、
「チ○コ、もげればいいのに」ってめぐみんの呟き、大爆笑でしたけど(#^▽^#)


カズマさん、本編では確かにクズなんだけど、
決してサイテーな人じゃなかった筈なのに、
このOVAでは、なぜか正真正銘のゲス野郎と化しています。
こういう、キャラの性格設定を無意味に変更するやり方は、
到底、まったく、ホントーに、納得行きません<`ヘ´>
カズマさんは単なるおっぱい星人なんかじゃないよ!!wwwwwwww

投稿 : 2024/04/13
♥ : 19

68.7 4 2016年夏(7月~9月)アニメランキング4位
神様はじめました 25巻 OAD付限定版(OAD)

2016年8月19日
★★★★☆ 3.9 (29)
162人が棚に入れました
読者人気No.1の「過去編」ストーリーがアニメになる!
全4部作のうち最終の第4弾になる「神様はじめました」25巻限定版のサブタイトルは「神様、迎えに行く」(仮)

トゥットゥルー☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

過去編全て見終わって

最高でした。
まさにハッピーエンドですね^^

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

68.0 5 2016年夏(7月~9月)アニメランキング5位
機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY(OVA)

2016年7月29日
★★★★☆ 3.9 (65)
389人が棚に入れました
宇宙世紀0079、地球連邦とジオン公国が戦った一年戦争の末期、サイド4のスペースコロニー群、ムーアはジオン軍の攻撃により破壊され、多くの住人が命を落とした。破壊されたコロニーや、撃沈された戦艦の残骸が無数に漂う暗礁宙域では、ぶつかり合い帯電したデブリによって絶えず稲妻が閃くようになり、いつしかそこは、『サンダーボルト宙域』と呼ばれるようになった。ムーア市民の生き残りで構成された地球連邦軍所属部隊、ムーア同胞団は、故郷であったサンダーボルト宙域の奪還を悲願とし、宙域のジオン軍を殲滅せんとしていた。連邦の進軍を足止めせんとするジオン軍も、義肢兵の戦闘データ採取を目的に設立されたリビング・デッド師団を展開。ムーア同胞団に所属しながら、故郷や自身の出自に束縛される事を疎ましく思うイオ・フレミングと、過去の戦闘により両足を失い、今はリビング・デッド師団でエーススナイパーとして活躍するダリル・ローレンツは、戦場で対峙した時、互いに悟るのだった。ふたりは、殺し合う宿命なのだと……。

声優・キャラクター
中村悠一、木村良平、行成とあ、大原さやか、平川大輔、咲野俊介、佐々木睦、土田大

阿紫カービィ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

さようなら プティの卵

これは…過酷な悩みを抱えた人達のドラマ。
苦悩が、これでもか!と襲ってきます。


戦争で四肢欠損した軍人で結成された
『リビングデッド師団』(自虐的な名前に驚いた)と、サポート隊員で結成された、ジオン軍。


対する地球連合軍は
故郷奪還のため結成された『ムーア同胞団』


そこに所属する、ガンダムフルアーマーパイロット、イオ・フレミング。

彼はとても魅力的だ。

一見、『戦争ジャンキー』っぽいけど、
ブレる事なく戦うイオは格好いい。

仲間思いの一面もあり、口は悪いけど、優しい人だと、私は思いました。


イオの登場シーンには必ず『ジャズ』が流れます。


反するかのように
ジオン軍、ダリル・ローレンツの登場シーンには
ポップス、カントリー、ラブソング、オペラなど、多様なジャンルの音楽が流れます。


音楽で、キャラの違いを表しているかのようで。



印象的だったのは
ダリルが、試作機のテスト搭乗するシーン。

心に沁みました。


義足のダリルが専用機で走る。


自分の足で無邪気に走る記憶、
戦争で必死に走る記憶、
足を失った記憶…

そして、彼はうつむいて涙します。

涙が、上に流れます。記憶と共に昇華するようで…美しかったなぁ。


こういった演出が度々現れるので
胸が痛くてしょうがなかった。



終盤の、サイコ・ザクとガンダムの戦闘シーン、格好いいのだけど、閃光が邪魔して、解りにくかったのが残念。


『戦争』に魅了されているのは
イオか?ダリルか?

最後、痺れました。



この作品の救い

旧ザク(黄色の機体)と
ボロボロになったフルアーマーガンダムが格好良かった事かな(笑)

あと、エンドロール。

この作品の音楽は…本当に心地良い。




最後に。

『心の死』と『肉体の死』は同等だと、
しみじみ感じました。



心が生きている限り
身体は生きる。

心が死ぬと、身体は死ぬということ。




プティ エッグ

投稿 : 2024/04/13
♥ : 33

チョビ0314 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ホント戦争は地獄だぜ!

これまで機動戦士ガンダムシリーズは様々の戦争を描いてきましたが、この作品は今までのガンダムと一線を画します。

地獄の最前線。
ささくれ立った雰囲気と排他的な迄の仲間意識。
物のように消費される兵士たちが織り成す血みどろの日常。
哀しく儚い恋心、硬い友情と信念、無垢な忠誠心、それらを無慈悲に噛み砕く理不尽な時代。
各話毎に詰め込まれた濃密な物語を描く「気が狂ってる」とも感じられるセル画映像美。
作品を盛り上げる菊地成孔氏の魅力的な音楽。
この全てが混ざって生まれる世界…それがサンダーボルト。

妥協という言葉の対極にある様なこの作品…
SF作品が好きな人、恋愛物を好きな人、萌系が好きな人、ハーレム物が好きな人、BL好きな人、アニメに興味が無い人…全ての人に見て欲しい、好きになろうが嫌いになろうが構いません。
「こういうガンダムもあると」それを知って貰えればそれで十分です。

追記、タイトルは分かる人には分かるネタです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 15
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

愛国心とか信仰心を持つとこうなるんだぞ・・・ホレホレ的な何か

劇場公開された第1作『DECEMBER SKY』は、『機動戦士ガンダム』(初代)に描かれた1年戦争の末期に巻き起こった、{netabare}ジオン軍精鋭「リビング・デッド師団」(※傷痍軍人を集めたためこの名称が付いている?)と地球連邦軍の精鋭「ムーア同胞団」(※ジオン軍に破壊されたサイド4の生き残り兵からなる部隊?)の間の死闘{/netabare}を描いています(サンダーボルト宙域の戦いから、宇宙要塞ア・バオ・アクー攻防戦まで)。

また、同じく劇場公開の第2作『BANDIT FLOWER』は、1年戦争の停戦後、{netabare}地球圏に降下したジオン軍残党の人員・兵器を吸収した宗教国家「南洋同盟」とムーア同胞団を改組した連邦側組織「スパルタン隊」との交戦{/netabare}をその序盤だけ描き出しています(未完)。

なお、劇場版の前に、それぞれ4話からなるOVA(第1シーズン・第2シーズン)が配信されていたそうですが、現在はPV以外は見ることが出来ないようです(※それぞれ劇場版に吸収+新規シーン追加)。

・・・そして肝心の内容ですが、これ、はっきり言って、20年前ならばアニメ雑誌その他で結構持ち上げられて、ムリヤリにでも評判になっていたタイプの作品かも?
あるいは、せめて10年前ならば、まだそこそこ話題になっていたかも知れませんね。

でもねえ・・・例えばの話、沖縄の海で珊瑚に自分でわざわざ「K.Y.」と傷をつけて、それを写真に撮って「沖縄の海ではこんな酷い自然破壊をするヤツがいるぞ!!!絶対許せん(怒)!!!!」と大威張りで宣伝しちゃうような“自サク自演”の輩(やから)とか諸々、最近10年ほどで色々バレちゃったあとだとねえ。

「戦争ってこんなに残酷なんだぞ、お前ら、ホレホレ・・・」って言われても・・・。

作画は流石に綺麗なんだけど、作品内容が古いというか、時代遅れというか、こんなの見て「メッセージ性がある」「深い」とかいう人って、まだいるんだろうか?(沢山いそうだけど)

あと、本作は「ガンダムファンクラブ」に入会しても更に追加料金を支払わないと視聴できなくて、仕方ないので『DECEMBER SKY』の方に\600、『BANDIT FLOWER』の方に\1,300(※高過ぎ!)も支払うはめになってしまいました。

第1作の方はともかく、第2作の方はまだ全然序盤っぽくて未完なのに、この値段はボッタクリだと思いますし、どうせもうしばらくしたら、ガクンと値段が下がると思うので、ディープなガンダムファンの方以外は、現時点では第1作の視聴までで止めておいた方は賢明です。

それにしても、頭ツルツルの現役のお坊さんたちは、本作の描写に少しは怒ったほうが良いと思うぞ(※たかがアニメ作品とはいえ)。
・・・これが例えばイスラム教徒だったら、アニメ制作者のところに殺人予告状を送り付けていたかも知れませんよ。
(※いつも思うけど、こういう点では、仏教とか神道とかカトリックとかって、本当に寛容ですね)


◆制作情報
{netabare}
原案          矢立肇、富野由悠季
原作マンガ       太田垣康男(『ビッグコミックスペリオール』2012-連載中)
監督・脚本       松尾衡
キャラクターデザイン  高谷浩利
メカニックデザイン   仲盛文、中谷誠一、カトキハジメ
音楽          菊地成孔
アニメーション制作   サンライズ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=== 機動戦士ガンダム サンダーボルト (第1シーズン)(OVA) (2015年12月-2016年4月) ===
{netabare}
第1話
第2話
第3話
第4話{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 個人評価 ※未視聴

挿入曲 「神よ、平和を与えたまえ」


======== 機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY (2016年6月) =======

全1話 × 3.4 ※OVA(第1-4話)に新規シーンを追加したディレクターズカット版、約1時間9分

主題曲 「RONALD REAGAN OTHER SIDE」


====== 機動戦士ガンダム サンダーボルト (第2シーズン)(OVA) (2017年3-7月) ======
{netabare}
第5話
第6話
第7話
第8話{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 個人評価 ※未視聴


======= 機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER (2017年11月) ======

全1話 × 3.2 ※OVA(第5-8話)に新規シーンを追加したディレクターズカット版、約1時間30分

投稿 : 2024/04/13
♥ : 11

66.2 6 2016年夏(7月~9月)アニメランキング6位
戯言シリーズ クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い(OVA)

2016年9月18日
★★★★☆ 3.9 (38)
198人が棚に入れました
日本海に浮かぶ孤島、鴉の濡れ羽島。そこに建つ屋敷には、島の主の赤神イリアによってあらゆる分野の天才たちが客として招かれていた。だがある朝、屋敷の中で、首斬り死体が発見される。そして事件は、それだけでは終わらなかった。

声優・キャラクター
梶裕貴、悠木碧、嶋村侑、川澄綾子、浜田賢二、遠藤綾、池澤春菜、伊瀬茉莉也、桑島法子、桑谷夏子、後藤邑子、甲斐田裕子

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

クビキリサイクル

過去に視聴済み。

このアニメを見てから戯言シリーズの原作を読破しました。
(人間シリーズ、最強シリーズも読破)
だから、見ている時は事件のトリックや犯人が
わからなかったので、けっこうワクワクでした。

是非このシリーズの続きもアニメ化してほしいです。
個性的なキャラが多く面白いので。

いーちゃんの梶裕貴さん、
玖渚友の悠木碧さんはキャラに合っていて最高です。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「戯言遣い」の「ぼく」が魅せる「西尾節」の真骨頂

【レビューNo.51】(初回登録:2023/4/19)
小説原作のOVAで2016-2017年作品。全8話(最終話のみ45分)
「物語シリーズ」を観て「西尾維新」の作品を読みたいと思ったが、今更「物語シリーズ」
を読む気にもなれなかったので、本作品の原作を選択。読み終えて
「これアニメ化されてたらいいなあ」
って思ってたら、既にアニメ化されてたんだなあ~これが(笑)
ちなみに本作が「西尾維新」のデビュー作らしく、後続の作品と合わせ「戯言シリーズ」と
呼ばれてるようです。

(ストーリー)
大学生である「ぼく」は、友人「玖渚友」の付き添いとして、日本海に浮かぶ孤島「鴉の濡
れ羽島」を訪れる。そこには、画家・料理人・占い師といった各界の天才やその関係者が招
かれていた。
やがて1件目の密室殺人が起こる。事態を収拾しようと「ぼく」は1つ提案をするも、2人目の
被害者を出してしまう。犯人を探すため「ぼく」は本格的に動き出す。

(評 価)
・「西尾維新」×「シャフト」の安定のクオリティだが・・・
 ・西尾維新といえば「言葉遊びの暴力」ともいうべき、独特の言い回し・無駄に(笑)湾曲さ
  れた表現で、含蓄に富んでいるようでそうでもないような口上をひたすら展開いくという
  スタイルですが、本作も例に漏れずで、冒頭3分程ですが「イントロダクション」ともいう
  べき部分で早くも「西尾節」がさく裂します。
 ・またキャラクター紹介も兼ねて序盤は「ぼく」と(玖渚友を除く)「4人の天才たち」と会話
  を交わすことになりますが、彼女たちがまた個性的で個々の価値観や天才の定義について等
  「西尾節」が始まります。
  これらの冗長的な会話劇を、シャフトお得意の「あの演出」で魅せるという・・・
 ・ただ難しいのは「化物語」では「怪異」がテーマであったため、この魅せ方がドンピシャだ
  ったこと、また「怪異の解説」という必要情報でなので「西尾節」にも意義があったのだが、
   「それってあなたの感想ですよね」 byひろ〇き
  ってことで、本作の「西尾節」は、ある意味世界観の演出以外あまり重要な意義があるわけ
  じゃないんだよな。だからその点で評価は分かれると思います。シャフトの演出が「化物語」
  より劣ると評されるのもその辺りが原因でしょうね。
  個人的には「西尾維新」の世界は嫌いじゃないし、
  「『西尾節』をシャフト以外の演出でどう魅せるのか」
  は難しい命題だと思いますので、そこは評価していいのかなっと思います。
  まあ原作読んで改めてアニメを観ると、「元々映像化の難しい作品」という評判はあながち
  間違いではないように感じますね。

・ただの謎解きミステリーだけじゃない
 ・ストーリーとしては「孤島」「クビキリ連続殺人」「密室」とまさに本格的なミステリーと
  しての舞台が整えられており、「ぼく」が探偵役となり殺人事件を解決していく流れとなり
  ます。「本格的な推理モノ」という見方をすれば、率直にいえば面白いが粗が目立つって感
  じですかね。
  {netabare}(ぶっちゃけ荒唐無稽って感じが強いですがw){/netabare}
  でもクライマックス等シャフトの演出を含め、見せ場はしっかり用意されています。
  それにこの作品はこれで終わらない!
 ・{netabare}「哀川潤(人類最強の請負人)」が最終話に登場することで、これまでの景色は一変します。
  (「鴉の濡れ羽島」に招待されていた天才の1人だが、合流が遅れ事件解決には間に合わず){/netabare}
  この最後のピースが埋まることにより、
  「ムムム西尾維新、デビュー作でこれとは・・・やはり只者ではない!」
  という満足感が得られるって作品ですかね。
 ・物語には、上述「ぼく」「玖渚友と5人の天才」の他に「館の主とメイドたち」等10人強の
  キャラが登場しますが、皆しっかりキャラ立ちしており各キャラ同士の絡みは面白いです。
  また西尾維新自身いろいろと伏線を張りまくるのが好きな方なので、「推理モノ」以外の
  仕掛けも楽しめる構成になっています。

・「戯言遣い」の「ぼく」が魅せる「西尾節」の真骨頂
 彼自身も「ER3システム」(世界中の頭脳という頭脳が集結し、『学術のさい果て』と呼ばれる
 機関)に在籍していた経歴もあり凡人ではないはずですが、自己評価が低いというか・・・
 「玖渚友」を始め周りの天才たちが規格外すぎるのと、その「玖渚友」の付き添い人と立場で
 参加しているので、いろいろと難しいところはあるんですよね。
 「ぼく」もいろいろと「西尾節」を語るのですが、最後に「それは『戯言』」で片づけてしま
 う習慣が身についているようで、その辺はちょっとイラっと感じるところはありますね。
 しかしラストで「ぼく」が語る「渾身の『戯言』」はまさに本作の真骨頂とも言えるでしょう。
 上述した通り、本作の「西尾節」は「化物語」のそれとは意味合いが異なり、本当に「戯言」
 でしかないんですよ。それを「作品の味」として楽しめるか否かというところでしょうか。

「西尾維新」×「シャフト」というと、どうしても「物語シリーズ」を期待しハードルが上がり
気味になりますが、「美少年探偵団」という例もありますので、「西尾節」や「シャフト演出」
に嫌悪感がなければ、同氏のデビュー作として気軽に楽しんでもらえたらと思います。

個人的には結構OPも好きだったな。「三月のパンタシア」の唄う綺麗なサビから「クビキリ」
をイメージするような上下分割スライドで、順次キャラを紹介いく印象的な演出がピッタリで。

(追 記) 
他の「戯言シリーズ」にも興味があるのですが、本作もP562あり他もそんな感じや上下があった
りで、しかも「西尾維新」作品となると結構覚悟がいるので、尻込みしてる状態ですね(笑)
(図書館のラノベコーナでも、ここだけ(分厚さの)存在感がハンパないんだよなw)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

クビキサイクル感想

OVAとして作られていますが、おそらく予算はほぼTVシリーズと同じくらいでしょう。作画もいたって普通です。

全8巻の中のなかで気になったのは、過度の引き伸ばしでしょう。ミステリー作品としてはまあまあのトリックでしたが、演出が化物語をそれまた劣化させたような演出で、解決編から永遠と続く説明ゼリフを手練手管使って観せるモノにまで仕上げるのは至難の業なんだなと改めて気づかされました。

西尾維新さんの原作は、その小説の内容からして映像化には不向きなタイプなのです。見せ場のあるアクションがあるわけでもないので難しいんですね。

アニメーションは「動き」の連続なので、確かに作画としては非常に楽ですが、演出家のみ際立って、アニメーターの出番がないのは痛いのです。

なので、内容はともかくアニメとしては非常にイマイチな作品でした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

65.1 7 2016年夏(7月~9月)アニメランキング7位
スタミュ OVA第1巻(OVA)

2016年7月27日
★★★★☆ 3.8 (16)
78人が棚に入れました
舞台は、綾薙祭を終え、新しい年を迎えた綾薙学園。現華桜会が最後の仕事を終え華桜館を退去する日、教え子であるスター枠の各チームが、感謝をこめてパフォーマンスを披露する『卒業セレモニー』 それはスター枠の生徒にとって――正真正銘『最後の晴れ舞台』ミュージカル学科への入科が決まった星谷たち五人だったが、華桜会から追放された鳳樹の率いた"元・team鳳"は『卒業セレモニー』への参加資格を持たない。そんななかで星谷たちが取った行動とは……?

64.8 8 2016年夏(7月~9月)アニメランキング8位
ジョーカー・ゲーム 新作アニメーション「黒猫ヨルの冒険(上)」(その他)

2016年7月27日
★★★★☆ 3.8 (19)
169人が棚に入れました
『ジョーカー・ゲーム 』Blu-rayBOX上巻の特典。
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

Success of the Black Cat Part1

BD Boxの特典OVAで上下巻で1話となっています。
上下巻とも約5分で全部で10分程度の物語。

主役はD機関の入居する建物付近を縄張りにしている野良の黒猫。
Production I.G,の作品だけあって猫の描写や戦前の街並みの描写が俊逸です。
本編はハードボイルドなスパイ物語で好き嫌いがあるでしょうけど、この作品は猫が主役のマイルド路線ですので、猫好きの方にもお勧めです。

{netabare}内容は偶然魚屋に来ていたD機関のメンバーが買った魚を追ってヨルが建物に忍び込みます。建物の浸入のときヨルはドジって一度窓から落ちますけど、落ちたところに塗料の缶を持った問題の人物達が・・伏線。
建物内をうろちょろしていたところ、追っていた人物が魚を捌いているところに偶然遭遇。
男はヨルに魚を与えます。
D機関の存在を潰したい参謀本部武藤大佐の指示で、D機関を嵌めるためにダイナマイトを仕掛けて事件を起こす陰謀を、忠犬ならぬ忠猫ヨルが魚の恩返しで活躍し失敗に終わるお話。
上巻の最初はまるでトムとジェリーです(笑)
好奇心旺盛なヨルの行動と、武藤の部下の不審な行動を調査していたD機関の工作が偶然にもシンクロします。
最初のドジっぷりとは好対照な「これで借りは返したぜ」ヨルの決めゼリフが一仕事終えた男のようなクールな貫禄がとても印象に残りました。{/netabare}

戦前の東京都下で好奇心旺盛に暮らすヨルのドジで好奇心旺盛な行動がレトロな街並みに映え、ほんのりと癒されます。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 11

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ショートすぎる話(上)

ジョーカーゲームのショートストーリーの前編。

黒猫ヨルが主人公の話。
本編同様、作画の綺麗さが目を引く作品。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

64.6 9 2016年夏(7月~9月)アニメランキング9位
銀魂 第65巻 アニメDVD同梱版(OAD)

2016年8月4日
★★★★☆ 3.7 (19)
130人が棚に入れました
「愛染香篇」を前編を収録。

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

前編後編まとめてレビュー

 カットされた愛染香編がOADでアニメ化。その辺のスタッフの愛には感服するし、原作再現度も悪くなく、まあ見て損はない。

 デレデレ&嫉妬するツッキーほんとかわいい。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

63.8 10 2016年夏(7月~9月)アニメランキング10位
Re:プチから始める異世界生活(Webアニメ)

2016年6月28日
★★★★☆ 3.6 (51)
288人が棚に入れました
ぷちキャラたちが「Re:ゼロ」の世界を教えてくれるミニアニメがリニューアル!

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

逆異世界生活

全14話

Re:ゼロから始める休憩時間が終わった後に始まった本編Re:ゼロの後にあったショートアニメ。

Re:ゼロから始める休憩時間と同じようにキャラはデフォルメされています。

Re:ゼロに出てくるキャラたちが、スバルいる世界にそのままの感じでいたらというお話です。

それぞれキャラの特徴に合わせて学校やゲームセンター、コンビニなどでスバルを中心にコミカルに描いています。

なかなか楽しかったですね^^

箸休めにどうぞ〜

投稿 : 2024/04/13
♥ : 19

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

Re:ゼロのショートアニメ(その2)

Re:ゼロのショートアニメ。

Re:ゼロのキャラたちが舞台を変えてコントしています。
コメディ要素強め。

Re:ゼロ好きの方なら、楽しめると思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 12

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

こんなんあったんだ。。リゼロのショートコメディ

youtubeで「リゼロ二期情報 世界初公開スペシャル」を観た後、見つけました。

リゼロのキャラが2~3人出て来てーの、スバルとの掛け合いが楽しいw
シリアスでしかないキャラのボケとか水着姿とか結構貴重かと。

異世界カルテットの前身かも知れないですね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

62.2 11 2016年夏(7月~9月)アニメランキング11位
食戟のソーマ 19巻 アニメDVD同梱版(OAD)

2016年7月4日
★★★★☆ 3.5 (41)
191人が棚に入れました
「秋の選抜」前― 創真たちの束の間の夏休みが完全新作アニメで登場!

夏休み「涼」を求め、一色先輩に連れられて湖畔へ向かうソーマ達。
一方、えりなは、市民プールで恋心のなんたるかを学ぶ・・・!?
そして、葉山と汐見の夏の日常も―。
料理人達の休日がエピソード満載で描かれる!

jujube さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

質は保ってる

OVAだからって作画手抜きしてないね
ここの水着シーンは本編ともリンクしてたね!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

62.1 12 2016年夏(7月~9月)アニメランキング12位
暁のヨナ 第21巻 OAD付き限定版(OAD)

2016年8月19日
★★★★☆ 3.5 (19)
130人が棚に入れました
「暁のヨナ」21巻 オリジナルアニメDVD付限定版

コミックス18巻収録のストーリー! !
ゼノ編を完全映像化!

永い時を生きてきた黄龍・ゼノ。
緋龍王に仕えた初代四龍と関わり、ひとりで生きた時間・・・
不死の体を持つ彼が経てきた、温かくも切ない物語。

62.0 13 2016年夏(7月~9月)アニメランキング13位
普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。 OVA「PV作ってみた。」(OVA)

2016年6月22日
★★★★☆ 3.5 (40)
210人が棚に入れました
普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。OVA Vol.2 に収録される完全新作エピソード。

声優・キャラクター
伊藤美来、三澤紗千香、吉岡麻耶、水瀬いのり、下田麻美、井澤詩織、井澤美香子、津田美波、松井恵理子、室園丈裕、飯田利信、M・A・O
ネタバレ

郷音 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

安定のろこどるでした!

面白さ、OP,EDのクオリティ、作画の安定さ、声優さんの変わらぬ演技。

ろこどるすげぇな。非の打ち所がないもん。

今回はPV作成回。

{netabare} AWA2GiRLSのPVにハマる奈々子。
  
そんな奈々子におじさんから「PVを作る」というメールが届く・・・というストーリー。

Promotion VideoじゃなくPr Videoの略とか聞いてないよw

最後は流川ガールズらしい(?)締めでした

久々に「なにゃこです!」が聞けてよかったです {/netabare}

OP,EDはテレビ版とは違うため新たな面白さもあります。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

ジョルジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

流川運河だよっ

なにゃこの「流川運河だよっ!」とどざえもんに全てを持っていかれました。
あと子供に水切りで負けてorzってなってるところw

ゆかりさんはゆかりさんでそこかしこでなにゃこ愛で暴走気味。
「婦~婦度85%ぐらい?」はもとより、細かいところでもいちいちなにゃこ愛を炸裂させてるし。

完成品はPRビデオだけでなくPVにもなってるというのが上手い。
さすがは魚心くん監督。

OPはクリスマススペシャルと同じでしたがEDは新規。
歌も映像もよかった。あと、謎のおにぎり&カメラ推し。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

PVPV

自分の見る前はPVだと思ってたらPVだった。
安定の面白さでした。

あぁ流川  美しいこの街よ
あぁ永遠に輝いて
いつでもそばに あなたとともに
あぁ流川

100点中74点

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

62.0 13 2016年夏(7月~9月)アニメランキング13位
ディメンションW 新作アニメーション 「ロボットは銭湯の夢を見るか」(その他)

2016年8月26日
★★★★☆ 3.5 (15)
68人が棚に入れました
Dimension W 6 <特装限定版>の映像特典
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ディメンションWのお風呂回

OPのダンスがミラに代わっている!
キョーマのダンスが渋い系だったけど、同じ振り付けでもミラが躍ると可愛く見えるから不思議だ。

一言でいえばお風呂回。
イースター島から戻ったキョーマとミラの日常風景。

テレビ版では最後にようやくキョーマに名前で呼んでもらったミラ。
ところが、戻ってからは以前と同様、「ポンコツ」とかしか呼んでもらえず、なんとか、再び名前で呼んでもらいたいミラ。

{netabare}支払いが滞り水道を止められてしまったキョーマとミラは銭湯へ。

キョーマが男湯に入ると、そこにはアルベルト・シューマンがいて・・・。

ミラが女湯に入ると、そこにはエリザベス・グリーンハウ=スミスがいて・・・。
さらに呉服屋の四阿屋椿と広瀬と鮎川も現れて・・・。
「キョーマに名前で呼んで欲しい!」
みんなに相談するミラ。

ところが・・・。{/netabare}

さすがOVA。サービスカット満載(?)のコメディー回。
ところで{netabare}ミラが汗をかく{/netabare}とは知らなかった。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

61.5 15 2016年夏(7月~9月)アニメランキング15位
To LOVEる - とらぶる - ダークネス 第16巻アニメDVD付予約限定版(OAD)

2016年7月4日
★★★★☆ 3.4 (38)
252人が棚に入れました
「To LOVEる」シリーズ連載10周年を記念した、新作OVA同梱版コミックス第1弾。

収録エピソードは、原作第49話「Mother ~美しすぎる天使~」、第50話「Charm ~偉大なる母~」を中心とした、デビルーク三姉妹の母・セフィの物語です。

ootaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

えっあのキャラにまで?

表紙のキャラが新キャラとしてでてきて、あのキャラのロリ姿もあります。
内容としてはいつものサービス満載のダークネスですね。
ダークネス2ndの後日談と思ってもらえれば。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

61.3 16 2016年夏(7月~9月)アニメランキング16位
三者三葉 OVA未放映エピソード①「キノコはからだにいいんだよ」(その他)

2016年6月29日
★★★★☆ 3.4 (35)
188人が棚に入れました
三者三葉 BD&DVD Vol.1の特典。

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

輝ちゃん姉妹の物語

輝ちゃん姉妹の話と辻ちゃん兄妹の話。

相変わらず、『輝ちゃん=腹黒い』とは無縁の話。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

ニャンころ星人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

まあまあ

おもしろかった。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

60.4 17 2016年夏(7月~9月)アニメランキング17位
三者三葉 OVA未放映エピソード②「高級和牛の試食会」(その他)

2016年7月13日
★★★★☆ 3.4 (29)
132人が棚に入れました
三者三葉 BD&DVD Vol.2に収録される。

60.4 17 2016年夏(7月~9月)アニメランキング17位
三者三葉 OVA未放映エピソード➂「できる女は目分量」(その他)

2016年8月17日
★★★★☆ 3.4 (27)
121人が棚に入れました
三者三葉 BD&DVD Vol.3の特典。

60.3 19 2016年夏(7月~9月)アニメランキング19位
田中くんはいつもけだるげ 特典アニメ 第二話 「小さいことはいいことだ?」(その他)

2016年7月22日
★★★★☆ 3.4 (10)
85人が棚に入れました
田中くんはいつもけだるげ BD&DVD 2 特装限定版の特典。

59.3 20 2016年夏(7月~9月)アニメランキング20位
くまみこ 新作OVA・壱 「初雪の日」(その他)

2016年6月24日
★★★★☆ 3.3 (35)
200人が棚に入れました
くまみこ 壱 - くまぼっくす -に収録。

ほんの少し昔のおはなし。あるところに小さな巫女さんのまちと、言葉を喋るクマのナツが一緒に暮らしていました。二人はいつも仲良し、今日も一緒に外で遊んでいるとふわりふわりと雪が舞い始めました。いつもより少し早い冬の訪れを感じ、家に帰るとそこでは村の大人たちがナツの冬眠の相談をしていました。ヒグマであるナツを、本格的に吹雪になる前に冬眠させようとしているのです。それを聞いていたまちは、冬の間ナツと一緒に過ごせる方法は無いかと考えるのですが・・・。
ネタバレ

にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

雪が降る季節=・・・・

くまみこOVAとして、ナツやマチの幼い頃のお話です。

{netabare}いつも2人で遊び、2人で寝たりと

ずっと一緒だったナツとマチ。

初雪が降ると、マチは若干憂鬱になる。

そろそろナツの冬眠の時期で、儀式のお迎えが来ます。

冬眠に備え、マチはお弁当を用意しますが、

マチが寝ている間に儀式をしてしまおうと夜にナツは行ってしまいます。

それに気付き走って追いかけますが、遭難しかけるマチ。

それに気付きナツは助けに行きます。(野生の感?)

そんな事がきっかけで、「冬眠の儀式」は廃止されました♪



って、懐かしい話をしているナツに対し、

ポテチ片手に覚えていないマチの興味ない感じが

たまらなく可愛かったです。{/netabare}

短編ですので、本編観た方はぜひ♪

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ほのぼの系はこうでなくちゃ!

色々と物議をかもしたくまみこのOVA。

短編ですが、「ほのぼの」と「感動」がうまく合わさっています。
笑いの要素が少ないのは残念ですが、一見の価値ありだと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

ゆふぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

最終回

こっちでよくね?

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

59.2 21 2016年夏(7月~9月)アニメランキング21位
群青(Webアニメ)

2016年7月25日
★★★★☆ 3.3 (13)
32人が棚に入れました
幼馴染の順とこはる。
同じ街で育ち、互いに同じ想いを募らせていた。
しかし、時が流れ次第に二人の距離は離れていき.....。

日本工学院専門学校の自主制作アニメ。
(日本工学院 マンガ・アニメーション科 StudioCALより)
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ビルの隙間から見える景色は

「日本工学院 マンガ・アニメーション科「StudioCAL」にて制作された2015年度のアニメ­ーションコースのアニメ作品」。

【story】
幼馴染の順とこはる。
同じ街で育ち、互いに同じ想いを募らせていた。
しかし、時が流れ次第に二人の距離は離れていき.....。
{netabare}
桜美しい並木道から物語は始まります。緩やかに流れる風の音が心地よく、春の陽気をわずかに思い出させてくれますね。

物語の主人公である順が思い出すのは、何も縛り付けられない自由な海と空とこはるの笑顔。
群青というタイトルにふさわしく、その空も、海も、彼女の瞳の青色も、光を挿して煌いており、はっとさせられるような、吸い込まれるような、そんな魅力を秘めています。
忘れることの出来ない、焦がれるような思い出から、ヒリヒリとした、磨り減るような雰囲気の中の駅。
電車の中で見えるのは、流れるように過ぎていくビルの向こうに見える景色。そこには、無機質な時間に流されていく自分が、自分の中にあるゆっくりとした尊い時間を思い出していることに気付かされました。
彼女と近かった時間を思い起こしながら、順と、こはるの互いに思い合う姿を描き出します。話すことも出来なくなってしまったのに、お互いがどう思っているかを描く、片思いの純真さが私には心に響きました。

順は彼女に話しかける決意を決めて、心臓の音が高鳴りつつも、現実感でひりついた雰囲気の電車から駅に出て、彼女に話しかけます。
その時の彼が、たどたどしさにあふれているのが、思い出の中の彼女に、顔を赤らめて見つめていた彼の少年性が垣間見られ、二人の関係性が一瞬にして、ヒリヒリとした世界から思い出の世界へと戻ったような、そんな美しさを感じました。

群青という美しさ溢れるタイトルと思い出の中の風景に、二人の片思いの思いの美しさが合わさった、せつなさと暖かさを感じられる作品です。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 24

いぬわん! さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

これからも、がんばって

 日本工学院の学生さんによる自主制作アニメ。
 昔は仲良くやってきたのに、中学に入ると疎遠になった二人。それでいてお互いのことを気にかけており、最後に勇気を出して声をかけてみる。いい感じがする物語です。

 見終わって感じるのは、尺が短いな、と思ったこと。エンドロール含めて6分弱というのは、この位の尺にしなさい、と決定事項だったのでしょうか?
 あと、作画スタッフが多いせいか、場面ごとの作画のバラつきが目立ちます。
 湘南と思しき場所で、幼い彼女の微笑むシーンは良かったと思います。余計なおせっかいかもしれませんが、最後に声をかけた時も、同じように微笑むカットを入れたら、時間の経過とかが対比出来たかもしれませんね。
 
  

投稿 : 2024/04/13
♥ : 15

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

アニメーション専門学校の作品

マンガ・アニメーション専門学校の日本工学院 マンガ・アニメーション科「StudioCAL」にて制作された2015年度のアニメ­ーションコースのアニメ作品との事。

物語は所謂短編アニメとして良く練られてると思う、
作画は致し方無いですが手抜きなどなく丁寧で好感、
声は合ってたし音楽も良かったんじゃないですかね。

純粋恋愛青春アニメとか1クール12話なんて見てられない
心がきれいじゃないオッサンの私にはJust!

良いショートアニメでした^^

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

58.9 22 2016年夏(7月~9月)アニメランキング22位
くまみこ 新作OVA・弐「ナッちゃん、衝撃デビュー!」(その他)

2016年8月24日
★★★★☆ 3.3 (12)
63人が棚に入れました
くまみこ 弐 - みこぼっくす -に収録。

仙台でのアイドルコンテストで、まちが無事に踊り終えて感動していたナツでしたが、突然肩を叩かれスタッフに連れて行かれてしまいます。
着いた先は「大乱闘ゆるキャラ合戦」と書かれたステージの上。
なんとナツはゆるキャラコンテストの出場キャラに間違えられてしまったのです。
まちに引き続き、今度はナツがステージ上で奮闘する事になったのですが・・・。

58.1 23 2016年夏(7月~9月)アニメランキング23位
無邪気の楽園 10巻 OAD付き限定版(OAD)

2016年8月29日
★★★★☆ 3.2 (13)
46人が棚に入れました
3度目のアニメ化となる。

25歳の記憶を持ったまま過去にタイムスリップした青年が、小学5年生の姿で女子小学生たちの無邪気な行動に翻弄されるエロティックコメディ。

計測不能 24 2016年夏(7月~9月)アニメランキング24位
田中くんはいつもけだるげ 特典アニメ 第一話 「田中vs太田 仁義なき戦い」(その他)

2016年6月24日
★★★★☆ 3.5 (9)
103人が棚に入れました
田中くんはいつもけだるげ BD&DVD 1 特装限定版の特典。

計測不能 24 2016年夏(7月~9月)アニメランキング24位
第66回NHK紅白歌合戦 ラブライブ!スペシャルアニメーション(その他)

2016年8月26日
★★★★☆ 3.7 (8)
50人が棚に入れました
「ラブライブ!μ's Live Collection」に収録される。
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