2023年春(4月~6月)に放送されたTVアニメ動画一覧 59

あにこれの全ユーザーが2023年春(4月~6月)に放送されたTVアニメ動画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2023年06月02日の時点で一番の2023年春(4月~6月)に放送されたTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

71.5 1 2023年春(4月~6月)アニメランキング1位
スキップとローファー(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★☆☆ 2.6 (141)
380人が棚に入れました
地方の小さな中学校から、 東京の高偏差値高校に首席入学した岩倉美津未。 カンペキな生涯設計を胸に、ひとり上京してきた田舎の神童は、勉強はできるけれど距離感が独特でちょっとズレてる。 だから失敗することもあるけれど、その天然っぷりにクラスメイトたちはやわらかに感化されて、十人十色の個性はいつしか重なっていく。 知り合って、だんだんわかって、気づけば互いに通じ合う。だれもが経験する心のもやもや、チリチリした気持ち。わかりあえるきっかけをくれるのは、かけがえのない友達。 ときどき不協和音スレスレ、だけどいつのまにかハッピーなスクールライフ・コメディ!
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ほんわか学園ストーリーの期待作☆(7話見ました)

石川県から東京の高偏差値校に進学した岩倉美津未(いわくらみつみ)とクラスメートたちのほんわか学園ストーリー・・かな。(あえてラブコメとは言わない。。)

原作は月刊アフタヌーン連載中でコミックスは8巻まで既刊。原作既読です。
原作読んで「これ好きだわぁ。。」って思ってアニメ化をすごく楽しみにしてました☆

一応ラブコメ・・ではあるんだけど、私が感じたこの作品の魅力は他のところにあって。

主人公のミツミのまっすぐで天然なところにも和まされたし、周りのクラスメイトたちもそれぞれいろんなタイプの子がいるんだけど、{netabare} タイプの違う子たちがミツミを中心に仲良くなっていく{/netabare}ところもすごく好き♡
あー私も高校生に戻ってこんな風にミツミたちと友達になって学園生活したいなぁ・・なんて妄想しながら読んでましたw

で、期待ハードルを上げつつアニメ視聴!!
1話見た感じだと作画はやわらかい感じで綺麗で好印象☆
なかなか良い感じで、なんとなく久々に毎話感想書きたくなりました(^^♪

1話「ピカピカ」
{netabare} 石川の方言に癒される(´-ω-`)方言ってなんであんなにほんわかして癒されるんだろね。
イケメンに気に入られて友達になる展開はよくある展開ではあるんだけど、後ろの子とも素直に友達になってるところとか、ミツミいい子だな(*'ω'*)
遅刻しそうで思わず裸足で走ったり自己紹介まじめに考えて寝れなかったりとか、和むわ~。{/netabare}

2話「そわそわ うろうろ」
{netabare}人と人との距離感って難しいよね。
でもカンペキな正解なんてないし、ミツミみたいに考えすぎないで自然体でいくのが一番いいんだと思う。それで合わないんであればそれはそれだし。
志摩くんのこと、間違ってサトちゃんって呼んだとこ、私も中学生の時、音楽の先生がなんとなく母に似てて、間違って呼んでしまいすごく恥ずかしかったことを思い出しましたw{/netabare}

3話「フワフワ バチバチ」
{netabare}よく知らないから、見た目とかでその人を判断しちゃったり・・
この人私とはちょっとタイプ違うかなぁとか。
実際はちゃんと話してみたりすると印象が変わる人も結構多かったりするんだけどね・・
でも誠(まこっちゃん)みたいになかなか気軽に入っていけない気持ちとか、結月(ゆづ)みたいにタイプ違うって決めつけられたりする寂しさもなんかわかる。
だからまこっちゃんがスタバでみんなで撮った写真に嬉しくなって背伸びしちゃう気持ちも、メールもらってすごく嬉しいゆづの気持ちもわかるなぁ。
この作品のこういうとこ、すごく好きです♡{/netabare}

4話「ピリピリ カツカツ」
{netabare}兼近先輩に強引に頼まれたことを先輩なりに部活のために必死なんだと思う、と言ったりとか高嶺先輩のストイックなところに素直にすごいなってあこがれたり。
そんな、他人のいいところを自然と見るようにしてるミツミを見てると和みます☀
高嶺先輩も自分のスタイルに固執しないで、ミツミのマイペースなところに学んだりしてるとこもいいな。
この作品のおかげで毎週土曜朝はわたしの和みタイムになっちゃってます♡{/netabare}

5話「チクチク いそいそ」
{netabare}この話、原作読んだときから好きでした☀
心の許さじノートのシーン笑った。。
私がムカツク奴の名前を2つ覚える間に岩倉さんは親切にしてくれた人の名前を1つ覚えるんだ・・
このシーンも良かったけど
その後ミツミがミカに言った言葉がすごく良かった。人格的にはほめてないよもw
ゆづとまこっちゃんが何気ないしぐさとかで仲良くなってるのがわかるのもいいな。
みんなに浅漬け作ってくるというミツミのチョイス和むわ~{/netabare}

6話「シトシト チカチカ」
{netabare}シマくんが学校休んで心配するミツミだけど、他の女子の勝手な噂にちょっと気持ちが揺れて。
微妙にすれ違う二人の気持ち。
でもこういうのあるあるだよね。
本当の気持ちがちゃんと相手に伝わらないもどかしさというか。
ミツミがあらためてちゃんと自分の気持ちをシマくんに話して、お互いに気持ちが通じあって。
これって簡単なようでなかなかできないものだけど、ミツミらしいまっすぐさがちょっと眩しい。
逢いたいのに逃げたい
話したいのに言葉につまる
フミから聞いたそんな恋の気持ちと同じ気持ちになって動揺しちゃうとこ、かわいくて好き♡
あと、ミツミのはい゛とかおはよう゛とかの低音ボイスに笑っちゃいました。。{/netabare}

7話「パタパタ モテモテ」
{netabare}冒頭に流れるほんわかする音楽ですでに和まされちゃってるわたし。
努力して頑張ってる姿は誰かがちゃんと見てくれているものだ、ってよく聞くし、私もそうは思うけど、でもそれが報われることってなかったりすることも多いですよね。
兼近先輩の自分をさらけ出して他人を慰めようとするところ、かっこいいです♡
高嶺先輩のメモ帳、らしいなぁって思いながらも、自分をいい方に変えようってすごく努力してたりしてて、生徒会長からも学ぼうとするところも素敵だなって。
ほんと、この作品に出てくる子たちって精神的に大人な出来た子が多くて、いいオトナの私が毎回気づかされてます。。
あと、石川県産トモダチ100%にクスっと笑っちゃいました。
それから「のきゃ」にも和みました(^^♪{/netabare}

投稿 : 2023/05/27
♥ : 29

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「モブサイコ」に連なる「良いヤツ」という最強の力。

 「do it yourself」に続く主人公が脇役っぽい狐顔なところに好感がもてる。少女漫画とかのイケてない私が〜みたいなパターンって「いや、お前けっこうイケてるやろ!」なそこそこ可愛い毒にも薬にもならない顔ってのは嫌。cvも若手実力派な黒沢さんでええ。「じゃりン子チエ」のヒラメちゃんが良い例だが、顔よりキャラ性こそ魅力の源泉。


 地味めだが、柔らかい色使いのアニメでjcstaffさんかと思ったがpaworksさんか。こういうタイプのアニメーションを手掛けるのは珍しいかも。「君に届け」の作者さんと同じく、主人公を親視点で優しく見守ってる感がええ。


本作は主人公が良い思いする話というより、主人公の周りの人が主人公に自然に救われる話やないか!。凄くイイネ。特に5話は止めてくれ岩倉さん、そんなイイ話は私が泣く案件。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 12

さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これ、見るべきアニメ断トツ1位

見初めは、、あ、よくある冴えない女子がドキドキのドタバタの展開でラブラブになるやつねって思ってました。
が、回が進むにつれ感情移入、笑いあり涙ありで、、ああ、学生時代ってこんなだったなって感じです。
主人公が冴えないなって思ってましたが不思議とめちゃくちゃ可愛くみえてくる。
次きになって全巻一気読みしちゃいました笑
今までいっぱいアニメ死ぬほどみてコメントしたことなかったけど、思わずコメントしちゃいました笑笑

投稿 : 2023/05/27
♥ : 5

70.5 2 2023年春(4月~6月)アニメランキング2位
【推しの子】(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (178)
700人が棚に入れました
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 地方都市で働く産婦人科医・ゴロー。 ある日"推し"のアイドル「B小町」のアイが彼の前に現れた。 彼女はある禁断の秘密を抱えており…。 そんな二人の"最悪"の出会いから、運命が動き出していく―。

声優・キャラクター
アイ:高橋李依
アクア:大塚剛央
ルビー:伊駒ゆりえ
ゴロー:伊東健人
さりな:高柳知葉
アクア(幼少期):内山夕実
有馬かな:潘めぐみ
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

【第1話(90分拡大版)先行上映感想】嘘つきはアイドルの始まり

赤坂アカ氏・原作の連載コミックは未読。

アイドルは嘘で人々に夢を与える偶像。
嘘こそアイドルの本質。
こんな捻くれた考えを持った私。

本作の「この芸能界において嘘は武器だ」とのキャッチコピー。
主人公のアイドル・星野アイの“しいたけ目”を越えた“キラ星目”。
嘘臭すぎてかえって惹き付けられる極彩色の強烈なビジュアル。
これはさぞ濃密な芸能界の嘘を暴き出してくれるに違いないと、注目していた期待作。

加えて展開が衝撃的との評判は耳にしていたので、
まずは是非とも映画館で気持ち良く驚いてみようと、
今回の鑑賞まで情報シャットアウトして挑みました。

結果、本当に驚きましたし、取り扱う嘘は胃もたれして吐き気を催すくらい濃厚でした。
基本設定に{netabare} 推しの子供として転生した双子{/netabare} というトンデモがありますが、白けることはなく。
むしろ芸能界を徹底的に相対化できるポジションに視点を置く。
口の固い大人が油断して本音をこぼしてしまうキャラクターを活かす。
芸能界の嘘と現実にまつわるテーマの深掘りも怖いほど快調で引きずりこまれます。

例えば、ネット上で、あの娘の笑顔は作り物っぽくて嫌いとのアイドルアンチを見かけます。
あれも本作にかかれば、作り物も何も、芸能界の笑顔は全て人工物。
結局、人々は各々が、どの嘘が綺麗でしっくりくるか否かで、あれは本物じゃないだの叩いているに過ぎない。

さらには夢を壊されたと荒れるアイドル恋愛問題。
俳優の実力より事務所のパワーバランスによって決まる出番の尺の長さ。
真偽そっちのけで他人の不幸すらコンテンツとして消費する下衆な大衆。
嘘に踊らされる世間の風刺は多岐に渡り、シナリオ展開との合せ技で打ちのめされます。

初回90分で、まだ物語のプロローグに当たる第一章にしてこの密度。
序盤力は近年でも屈指だと感心しました。


アニメーション制作は動画工房。
手描き重視のアイドルライブシーン等で、世間が待望する綺麗な嘘を好表現。
目力の強弱が激しいキャラ素材を活用した心情描写も気合が入っていました。

主人公・星野 アイ役の高橋 李依さん。
作中アイドルソングも歌い、ミリ単位で供給する笑顔を微調整する狂気をフォローし、
嘘が本当になる未来や愛を求めて嘘を重ねる業も表現する。
持てる引き出しを全て開け放ったような見事な演技でした。

今回のラストではOP主題歌のYOASOBI「アイドル」も公開。
楽曲のために原作者が書き下ろしたという小説を元ネタに、
アイドルグループの本音を、韻を踏んでえぐってくる攻めてるアニソンでした。
OPの先攻を受け、後攻の女王蜂がED「メフィスト」でどう応えるのか。今から戦々恐々ですw


嘘を追求した先にあるのは真実か?代償か?
人は愛を取り戻せるのか?

初回から刺し違える覚悟で挑みたい。
2023年・春アニメ、台風の目です。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 15

羽宮 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

社運をかけてやり遂げろ動画工房

かぐや様の赤坂アカ原作。
制作はわたてん、恋アス、セレプロで組んでいた動画工房×平牧大輔監督。
動画工房はこの3年、10作品以上に渡って碌なアニメを制作していない。
原因は人材の流出。機材が時代遅れだから、といった理由については定かではないが、CloverWorksやA-1 Picturesに散っていったのは紛れもない事実。
結果として「おさまけダンス」といったやらかしを繰り返し、長年積み上げてきたアニオタからの信用を完全に失った。
動画工房の直近の冬アニメ、テクノロイドに至っては、MALでの2400レビューでスコアはたったの6.45。凡作の7点台を大きく下回る低評価ぶりを見せた。

からの【推しの子】である。
どうして動画工房なんだぁぁぁという悲しみの声が聞かれるなか、先行上映会参加者からは意外なほどの好評を耳にする。1話の出来がいいとして、2話以降も信じていいのかどうなのか……。

初回視聴。点数追加。
どんな裏技使った?!っていうくらい期待以上。
知人の原作ファンはキャスティングに多少の違和感を覚えたくらいで、脚本や主題歌は物語に忠実でこれといって文句はないそう。
今期39作品目にして個人評価暫定1位。
最後までもってくれ!作画ァ!
追記。
えっ、ちょっ、まっ、ひと晩明けたらMALスコアが16400レビューで9.38って……は?
圧倒的歴代1位じゃん、なにこれ、海外ウケとんでもないな。
最終回でメンバー数が15万いれば2期安定といわれるなか、既に14.9万だし。
末恐ろしや……。

7話視聴。4.4から上方修正。
MALのメンバー数は45.5万。海外基準では現在41万のぼっち・ざ・ろっく!をも上回る爆発的な勢いの話題性といえる。
時間が経ったことでそれほどアニメが好きではない、或いは前情報でさほど興味がなかったような層がレビューに大勢加わったものの、15.5万レビューから算出されたスコアは9.02と、それでも総合12位。
歴代最高スコアを更新とは流石にいかなかったものの、未だ神の領域の9点台で耐えている。普通に凄い。
中傷をなくすため中傷するNPOに煽られて、アニメの内容も知らないのに某リアリティーショーの某遺族の人間が炎上を起こそうとして勝手に自分を燃やしているが、あれは寧ろ追い風になっているような気がしなくもない。
本編の方ではいわゆる覚醒回。2話以降を失速と捉える視聴者もいるようだが、ここからまた勢いが増してくることだろう。
一部訂正。総集編は11(+2)話構成のため。そりゃ1話分余るわ。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 3

とまと子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「嘘」の本懐

 
原作漫画から追いかけてたファンなんですが、アニメになると聞いてちょっとどうなのかな?って思っていました。
アニメで観たとおり、セリフやモノローグの言葉が多くてものすごい情報量が詰め込まれて進んでいく物語で、漫画を読んでいた段階だとまるで小説をコミカライズしたような印象があったので、それをそのままアニメにしたら、動きが少なくてやたらに説明っぽくなっちゃうんじゃないかな…?とか。

でも実際にアニメにされて観てみると、原作に忠実に作られているのにすごくダイナミックにストーリーが進んでいく感じで、アニメとして文句なくものすごく面白い!♡

これは原作にもともとそれだけのドラマ力みたいなものがあったのももちろんですけど、アニメ化にあたっての構成・演出の力が大きいんだと思います。


OPのYOASOBIさんの刺激的でデジタルチックにきらびやかな感じから始まって、毎回のお話しはそういうキラキラもたくさん盛り込まれて、次から次へと可愛い女子やイケメンたちが出てきますが、お話しはアクアのモノローグトーンのようにダークにダークに掘り下げられて、弱々しい不安とか、ジリジリするような焦りとか、どんどんウェットになっていって…
最後はアヴちゃんの令和歌謡曲でねちっこくフィナーレ…っていう流れがとっても計算高い作りに感じます。


計算高く、扇情的で、観る側の気持ちを弄ぶようにリードしていく…

これぞ「嘘」の本懐。
アイの言葉を借りれば、「アイシテル!」っていうことなんでしょうねw

このえげつない面白さ、この先もどんどん続いちゃってください!

投稿 : 2023/05/27
♥ : 23

70.2 3 2023年春(4月~6月)アニメランキング3位
ゴールデンカムイ(第4期) (TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (68)
429人が棚に入れました
杉元とアシ(リ)パの新たな旅が始まる!! アイヌから奪われた金塊を巡る生存競争サバイバル、新章開幕ッッ!!! 極寒の地・樺太で「不死身の杉元」こと杉元佐一とアイヌの少女・アシ(リ)パが再会を果たした後、キロランケの死に直面したアシ(リ)パが金塊の謎を解く鍵を思い出し、杉元とアシ(リ)パの間で相棒の契約も更新されるに至った。だが、杉元が第七師団の支配下にある状況に変わりはない。アシ(リ)パ確保の報を受けた鶴見中尉との対峙が迫る中、共に過酷な旅を生き抜いた白石由竹、谷垣源次郎、月島軍曹、鯉登少尉は各々の目的や役目に従ってどのように動くのか? 一方、第七師団と金塊の争奪戦を繰り広げる新撰組「鬼の副長」土方歳三の一味は、引き続き残った刺青人皮の捜索を継続。さらに、杉元らの前から姿を消した尾形百之助の存在も情勢に影響を及ぼす可能性を秘める。北の大地を舞台に再び加熱していく一攫千金サバイバルの行方から目が離せない!
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2023年4月~仕切り直しで初回から放送

制作の根幹を担う人材喪失からの体制再建という特殊な事情の延期ということで心配されましたが、
この春クールに初回から改めて放送という流れになったようです。

ですが、本作の復帰により、春アニメの層の厚さがさらにもの凄いことに。
どの作品の視聴を優先するのか?
試される大地。北海道。
試される2023年・春アニメw



【42話迄の感想】メインスタッフ1名の急逝により長期放送延期……

{netabare}
{netabare}狂気の運試しを仕掛ける毒マニア・関谷。
異常発達した聴覚で追い込んでくる都丹。{/netabare}
など4期になっても相変わらず超ド級のイカれた刺青囚人が続々と新規投入されるも、
メインどころがそれ以上の貫禄で存在感を示す、試される大地・北海道。

シリアスになるほど、敢えて下ネタ含めたギャグを振り切って、
ぶち壊しになるスレスレで、極限のエンタメを成立させる。
作品独特の際どいバランスを再現した映像に酔いが回って来たところ、
上記の通り、長期放送延期という一報が飛び込んで来ました。
(放送情報見る限り年内再開はない模様)
ご冥福をお祈り致します。


逝去されたスタッフについては氏名、ポジション等が公表されていないので、詳細は分かりませんが、
私にとっては2つの意味で衝撃が大きかったです。

1つは、効率化しているであろう今のアニメ制作現場においても尚、
必要不可欠なメンバーが1人抜けたら、制作が成り立たない事態が起こり得るという点。
昨今もコロナ禍で、物理的にマンパワーが不足して放送延期というパターンは多々ありましたが、
今回は、アニメ制作も未だに個人の才能に依拠した芸術、職人の世界なのだろうか?と再考させられる一件でした。

もう1つは、私はハマっているアニメが放送終了、延期した場合は、
同ジャンルの別作品でロスを凌ぎますが、
『金カム』の変わりはないぞ~という意味でショックが大きかったです。


4期は主題歌もお気に入り。担当アーティストの足跡にもドラマを感じます。

OP主題歌「NEVER SAY GOODBYE feat. Mummy-D」を担当したのはALI。
2020年『呪術廻戦』前期ED「LOST IN PARADISE feat. AKLO」で一発当てて、このまま一気にブレイクか?
という矢先、ドラム担当が詐欺事件で逮捕→無期限活動休止→全曲配信停止に。
半年後、活動再開するも、さらに離脱者が出て、グループ半壊状態から再起を期すことに。
身から出た錆とは言え、苦難が続く中、『呪術廻戦』以来、2年ぶりのタイアップでアニソンに戻って来たのが本シングル。

ED主題歌「すべてがそこにありますように。」を担当したのはTHE SPELLBOUND。
同バンドはボーカルの病死を経て活動終了したBOOM BOOM SATELLITESのベース&プログラミングの中野 雅之氏が、
THE NOVEMBERSの小林 裕介氏をボーカルに迎えて結成したロックユニット。
アルバム配信等を経て本作が1stシングルCDとなる。
2人のドラムのサポートも受けたパワフルなサウンドには新味もありますが、
バンド名もブンブンの曲名から取っており、音楽性にも共通点を感じ、戻って来てくれた感の方が強いです。


何が言いたいのかというと、『金カム』スタッフ陣も今は物理的にも精神的にも、
ダメージを負って先が見通せない状況かもしれませんが、
主題歌アーティストのように意志があれば必ず戻って来られるということ。
スタッフさんたちも42話の{netabare}白石ゲ○説教回{/netabare}で中断したままというのは本意ではないでしょうから。

4期になって杉元一行、第七師団、土方一味と、
各々の勢力に“モグラ”、二重スパイが潜り込み化かし合う。
本格スパイ映画並みに人間関係も複雑化しているので、
私も放送中断中、せいぜい人物相関図を眺めて整理しながら、再開を待ち望みたいです。{/netabare}

投稿 : 2023/05/27
♥ : 17

69.8 4 2023年春(4月~6月)アニメランキング4位
江戸前エルフ(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (65)
286人が棚に入れました
東京都中央区月島。 江戸時代より400年以上の歴史を刻む『髙耳神社』。 祀られたるそのご神体は、異世界から召喚され、すっかりひきこもったエルフでした。 ご神体のエルフ・エルダに仕えるのは、高耳神社15代目巫女の小金井小糸。現代文明とオタク趣味をエンジョイするエルダに振り回されながらも、彼女が教えてくれる江戸の文化に胸をときめかせ、連綿と紡がれる月島の人々とエルダのつながりにほっこり。 でもやっぱりこのエルフ、ぐうたらすぎる! しかも他の神社のエルフ&巫女コンビまで現れて……!? 江戸と令和をつなぐゆったり下町コメディ、始まります。
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

変わっていくものと変わらないもの(7話見ました)

400年前の江戸時代に召喚されて、東京月島の神社で高耳姫として祀られたエルフのエルダが現代を生きるお話。

私なぜか江戸時代~大正時代って好きで、神社とかも好きで巫女さんのバイトしたこともありました。
なので、これもタイトルで気になってたんだけど、イロモノっぽい作品なのかなと思ってあまり期待してなくて、とりあえず1話だけ見てみることに。。

作画綺麗ですねー。
現代の便利で面白い物欲に負けてダメエルフっぽくなってるとこは好き嫌いが分かれるとこかもだけど、外に出ずに引きこもってる理由もきちんと語られていて、エルダの気持ちを考えるとあまり人と会わないようにしている気持ちもわかる気がする。。

これ見てて他の方も言ってましたけどエルフと人間の時間の流れの違いとか「葬送のフリーレン」を思い出しました。(この作品も大好きでアニメ配信がとても楽しみです♪)

でも地元の人たちにすごく愛されていて電気店のおばあちゃんの「変わらないものがあると安心する」って言葉にじんわり。こういうシーンがあるところ、好きかも。
私も地元に帰って、小さい頃からやってるお店が頑張ってやってたりするとなんだかちょっと嬉しくなる。応援したくなる。そんな気持ちに近いのかな・・

月島って古いものと新しいものが混在してるようなイメージがあって、この作品のテーマというか雰囲気にぴったりですね。

あとEDが実写かCGか分からないですけど凝ってたりしててすごいです!

以下、各話の感想です♪(1話については↑でだいたい書いたので2話から・・)

2話「いこうぜ、もんじゃストリート」
{netabare}佃煮の始まりとか、もんじゃの由来とか今のもんじゃと違うとか、そういう話を聞くのも楽しいですね。
月島のもんじゃは1度食べたことありますが、おやつ感覚で小ベラでちまちま食べるところも楽しかったです。
でもあれは誰かとわいわいしながら食べるのがいいのかも。{/netabare}

3話「新米巫女と継承の儀」
{netabare}芋蜜のムースプリン、実際に売ってるんですね♪
スイーツとかはネットで買ったことないんですよねー。
実際にお店回って見たりするのが好きだし送料高かったりすることも多いので・・
と言いつつ、お酒は何度か買ったことありますw
遠くのものとか手に入りにくいものもネットだと手に入ったりするからいいですよねー。
今回もお氷さまとか、ちょうちんの話とか昔の話も面白かったです。
二人でコンビニ前でカップラーメン食べてるシーン見ててなぜか放課後インソムニア思い浮かべちゃいました。{/netabare}

4話「古今東西エルフ合戦」
{netabare}他の方も書いてますが、エルダの声がキャラによく合ってる感じでなんかいいんですよね。
今回は大阪からもう一人のエルフ、ヨルデが巫女さんと東京に訪ねてくる話。
エルダと違って活発で元気な神さまみたいで今後もたまに登場するんでしょうか。(ちょっとうるさいケド)
風邪で高熱でたりしたときってすごく心細くなりますよねー。
昔独り暮らし始めたばかりの頃40度OVERの熱だしたことあったんですけど、歩くのもふらふらで、このまま死ぬんじゃないかと心配になって、母に電話してわざわざ来てもらったことを思い出しました。{/netabare}

5話「月島ガールズコレクション」
{netabare}エルダが精霊を使いすぎたので、代わりにスマホの使い方を教える話だけど・・
エルフがスマホ使ってるのはなんか嫌だなー。
やっぱり精霊とか魔法つかってほしいかも。
江戸小紋とかすごく日本らしいおしゃれな発想だよね。
高耳神社に代々伝わる振袖の話は良かった。。こういう話はほっこりして好き。{/netabare}

6話「Stand by Me」
{netabare}試験勉強が忙しくてなかなか会いに来てくれない小糸に淋しくなるエルダ。
エルダにとっては一緒にいられる時間のとらえ方が小糸とは違うからこその淋しさなのかな。
スカイツリーに一緒に上って、神域に小糸を引き入れたのもそんな気持ちの表れなのかも。
それから小糸が勉強中に掃除とか他の事に夢中になるやつ、あるあるですよねw{/netabare}

7話「街の匂いは」
{netabare}凧あげの名前の起源知りませんでした。毎回勉強になります。。
小糸と小柚子が仲良くしゃぼん玉を飛ばしている姿を優しい笑顔で見ているエルダのちょっぴり憂いの感じる横顔が印象的でした。
エルダが街の人たちからすごく愛されてるのがわかる福引きの話はほんわか和まされました♡{/netabare}

投稿 : 2023/05/27
♥ : 21
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

小清水劇場

江戸時代に異世界から召喚されたエルフと巫女の日常コメディ?
逆異世界召喚が、最近多いけど、いつもので異世界転生とか飽きられたのかな?

主人公は巫女だけど、小清水さん凄すぎて主人公喰い。
リコリコのミズキに続き、ぐーたら女子合う~。

6話
{netabare}
Aパート:小糸、勉強する
Bパート:50年に1度の神事
どちらも、少し笑い所を入れているので楽しく観れる。
神事の方で、一瞬のエルダイケボは流石小清水さん。
{/netabare}

5話
{netabare}
エルダ、スマホ操作を覚え、精霊にグレられる。
エルダに酷使されても、放置は嫌なのねー

小糸は、派手でカッコイイモノより、
和服のが似合うね。
{/netabare}

4話
{netabare}
ヨルデは、豊臣秀吉が召喚したって、
家康と秀吉が何のためにエルフ召喚したのか気になるけど、
説明回とかは無さそう。

向日葵も良いキャラだけど、コマちゃんが見たい!
{/netabare}

3話
{netabare}
巫女継承の儀。

前回より、ギャグ控えめの怠惰廃エルフと巫女だったなぁ。

次回は、関西からの刺客?ダークエルフ釘宮さんが登場。
エルフ召喚できた江戸の人凄いでしょw
{/netabare}

2話
{netabare}
イケメン過ぎるコマちゃんに即オチする廃エルフさん。
天然たらし過ぎる!!

さらに、江戸時代の文化を交えてるのが意外と歴史勉強になる!

そして、小学生に相談する観光協会さん・・・

オチでもんじゃ焼き屋さん、廃エルフさんがコミュ障なのを察し、
貸し切りにしてくれる優しさ。
廃エルフさん、愛され過ぎ!
{/netabare}

投稿 : 2023/05/27
♥ : 1

sukasuka さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

小清水劇場

折り返しの6話目まで視聴(公式サイトを見るに全12話)。
・・・というか、今期リアルタイムで観てるのはもうこれだけになった。
最近は1話目を観てよほど気になる作品以外は、VODでの後追いとなっている。
まぁちょっと気になる程度のアニメは、結局そのまま放置となるんだけど。
実はこの歳になって某ソシャゲにハマり、アニメ熱が大幅ダウン中www
そんな状況だけど、この作品だけは見逃せないんだよなぁ。
俗物エルダ(と中の人)の魅力が強力過ぎるんだわ(笑)

投稿 : 2023/05/27
♥ : 2

69.3 5 2023年春(4月~6月)アニメランキング5位
鬼滅の刃 刀鍛冶の里編(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (71)
518人が棚に入れました
家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰󠄀豆子を人間に戻すため、《鬼殺隊》へ入隊することから始まる本作は、2019年4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』の放送を開始、2020年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を公開、2021年から2022年にかけて、『テレビアニメ「鬼滅の刃」 無限列車編』『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』を放送・配信した。2023年2月からは世界95の国と地域で『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』を公開、そして、4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』の放送が決定。物語は新たなる地へ――――
炭治郎が向かう先は「刀鍛冶の里」。鬼殺隊最強の剣士《柱》である、霞柱・時透無一郎と恋柱・甘露寺蜜璃との再会、忍びよる鬼の影。炭治郎たちの新たな戦いが始まる。

nyamu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「持っている」作品

制作会社、スタッフに大幅な変更がない以上、刀鍛冶の里編の出来は約束されているも同然で、同時に路線変更もないことから今の時点で興味の無い人、見たけど特に興味を引かれなかった人が今後評価を変えることもないと思います。

なので今更評価することもないと思っていたのですが2話目を見てちょっと感動してしまいました。

今回は緣壱零式のカラクリ人形を巡って音柱時透無一郎と一悶着あった後に小鉄くんの限界無視のど素人指導を炭治郎が受け、最後には緣壱零式の中から刀が出てくる、という週間連載の少年漫画に普通にありそうな話。

ストーリーとしては序盤も序盤、無一郎については顔見せ回、激しい戦闘シーンがある訳でもなく今後の繋ぎの話でしかありません。なのに、しっかりアニメとして面白く見せてくれました。

これはもちろん監督及び制作に関わった方々の技術と努力と熱意の結晶であるのはもちろんなのですが、それを引き当てた「鬼滅の刃」という作品が「持っている」ということを改めて感じました。


アニメ化において制作会社は重要です。いい原作でもハズレの会社を引き当てた結果、悲惨なアニメ化となった作品は数え切れません。

制作会社を引き当てたあとは監督、スタッフがどのような面々になるかも重要です。特に監督が原作への理解のない場合、原作ファンとしては噴飯もののアニメが出来上がります。

あとはアニメ化の時期。
同じ制作会社でもその監督やスタッフが別の仕事を抱えている場合は担当できません。別の人が担当になれば別のものが出来上がります。タラレバでしか語ることができないものですが、優れた人材というリソースは限られている以上、そういう時期的な運要素もあります。

人の行動や考え方、流行は変化します。
同じ内容でも人の心に訴える力は時代で変わります。10年前、20年前に多くの人の心を掴んだものが今でもそうとは限りません。

刀鍛冶の里編とは別の話で、こちらはかなり特殊な例となりますが無限列車編が日本映画史上最高の400億円越えを叩き出せたのは、そのポテンシャルに寄るものだけでなく上映時期の状況が関係していたのは間違いのないことでしょう

そういった諸々のことを考えた時に、力のある原作が最高とも言える恵まれた形でアニメ化されて、さらにそれをリアルタイムで見ることが出来ているという幸運に、他愛もない話の回だったからこそ感動してしまいました。

鬼滅の刃の場合は前クールの成功が正のスパイラルとして次クールに還元される形になっているのも見ている側としては嬉しくあります。

鬼滅の刃という幸運な作品が今後も幸運であり続け、最後までアニメ化されることを祈っています。

まだまだ刀鍛冶の里編は終わっていませんが、テレビアニメとして圧倒的な出来になるのは間違いないので最終評価となります。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 1

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

素晴らしい傑作にして大人気作。もう今さら言うこともないでしょう

素晴らしい傑作にして大人気作。
鬼滅の刃の最新シリーズですね。
もう今さら言うことは何も無いと思います。
ただ楽しみにみたいですね。

…まあ一つだけ言っとくか。
なんでナレーションは省いたのでしょうね。
鬼滅の刃はナレーションでのツッコミも面白いのですが。

まあナレーションは誰の声なんだ、とか非現実っぽくなるとか、賛否はあるかと思いますが。
なの省いたのも全否定というわけではないです。
でもちょっと寂しいですね。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 1

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

嗚呼!技術礼賛の人間讃歌!血を吐きながら飛ぶ鳥達を美しく描いています。。

 2話まで観てのレビューです。2023.04.25

 刀鍛冶編に突入し、不老不死で変化しない鬼と、世代を跨いで技術を伝承し、変化し戦い続ける有限の存在である人間との対比が鮮明になってきました。

 儚い人間の、先行世代の屍を越えていく様を美しく描いているので、上手いなぁと思います。

 シリアスな話なのに、ちょこちょこ挿入されるコメディリリーフ的なキャラや展開が若干合わない視聴者も多いと思いますが、技術や精神の次世代への伝承というテーマはブレていません。

 特に大正時代という時期の設定も良いです。徒弟制的研鑽によって鍛え上げられてきた技術と、西洋実証科学が合体した結果、総力戦を支える巨大殺戮機構として展開する科学技術文明の一歩手前の段階というのが絶妙です。

 近代以前は技術と科学は何の関係も無い、別の世界線の話でした。

 科学技術万能の現代が舞台だと、剣士の呼気法や鬼の強さなども科学技術的な説明体系に収斂し、つまらない物語になりそうです。

 中弛みしそうな刀鍛冶編をここまで面白く作るのはとても凄いと思います。毎回楽しみにしています。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 1

68.1 6 2023年春(4月~6月)アニメランキング6位
僕の心のヤバイやつ(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (69)
376人が棚に入れました
市川京太郎は殺人にまつわる猟奇本を愛読する、重度の中二病男子。同じクラスの美少女・山田杏奈をチラチラと見ては、ヤバめな妄想を繰り返していた。 そんなある日、山田が市川の聖域・図書室にやってくる。一人だと思い込み、大口でおにぎりを頬張ったり、機嫌よく鼻歌を歌ったりと、思うままに振る舞う山田。予測不能な行動を繰り出す姿に、市川は徐々に目が離せなくなっていき……。
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

観た後に不思議とじんわりくるラブコメ(8話見ました)

中二病でちょっと屈折してる中学生の市川京太郎(いちかわきょうたろう)。
同級生を殺すヤバイ妄想をしたりするちょっと大人しい子だけど、最近クラスメイトの山田杏奈(やまだあんな)のことがなぜだかとても気になっている。。
で始まるお話。

市川くんのヤバイ妄想で面白いことになったり、山田さんにドキマギするような話なのかなーと予想しながら視聴開始。。

天然でマイペースな山田さんの行動に色々と気をまわしすぎて振り回される市川くん。。
・・みたいな展開が多くて充分面白いんだけど、それだけじゃない魅力も感じて。

市川くんのココロの機敏が丁寧に描かれていて、コメディ多めのラブコメなんだけど、観た後に不思議とじんわりくるものが残るみたいな・・

静かな音楽とともに各話の終盤に表示される「karte・・」の演出も抒情的で好きです♡

ヨルシカのOP「斜陽」もいい曲ですね♬
大雪海のカイナのOP「テレパス」も良かったですけどこれも作品に合ってて好きです♪

原作未読だったんですが、友達に面白いよと勧められて読んでみたらすごく面白かったです♪
これ、ぜひ原作8巻までアニメ化してほしい!!
でも1クールじゃ無理なので2期に期待・・かな。

以下、各話の私が印象に残ったシーンです♪(視点がちょっとズレてるかも。。)

karte 1「僕は奪われた」
{netabare}山田さんが載ってる雑誌を買ってしまった市川くん。
でも実際に山田さんのページを見て、知らない女性を見てるみたいに感じてどうでもよくなってしまうシーン。
こういう細かい感情の機敏を表現してるとこもいいかも。
他の男の子に連絡先を聞かれそうになった山田さんを助けようと自分の自転車を投げてしまうシーン。
こういう一見極端なシーンも、思春期の子の衝動みたいなものを感じる演出かなと。
・・なんて単にギャグ演出なだけかもですけどw{/netabare}

karte 2「僕は死んだ」
{netabare}山田さんに血のメイクをしようとしてドキドキしてしまい、少ししか付けられなかったシーン。
市川くんの鼓動のような静かな音楽とちょっと輝いて見えてる山田さん。。
山田さんが無邪気に撮ろうとする二人の写真に驚く市川くんの表情と「karte・・」の表示。喜ぶ市川くんの心の声。
こういうココロの機敏を描く演出、すごくいいです♡{/netabare}

karte 3「僕は抱きしめたい」
{netabare}ケガをした山田さんが気になって保健室についてきた市川くん。
泣いてる山田さんと一緒になぜか泣いてしまう。
自分があげた女の子のイラストを大事に持ってた山田さん。
そして違和感を感じていた自分の気持ちに気づいて・・
karte・・の表示の仕方も良くて相変わらずじんわりきます。{/netabare}

karte4「僕は心の病」
{netabare}山田さんにボールぶつけてしまった子とそれを心配して見守ってくれる子のやりとり。
こういう心配してくれてまっすぐに気持ちを伝えてくれる友達がいるっていいな。「なっ!」
市川くんと山田さんの自転車二人乗りシーン。
山田さんに情報処理部に入ろうかな・・と言われた市川くんのドキドキすぎる気持ち。
「変化を恐れるタイプだね」と言われてココロのどこかに変わりたいって気持ちがペダルを踏む力を増していく。。二人で交換するパピコもなんかかわいい。
あとマックで出会うシーンも職員室出てからのシーンとかもじんわりきて好きです♡{/netabare}

karte5「僕らははぐれた」
{netabare}下校時の雨のシーン。
市川くんのカッパを借りてコンビニに傘を買いに行く山田さん。
カバンを忘れてるのに気づいて雨の中、山田さんをおいかけて・・
二人それぞれの気持ちが甘酸っぱくてたまりません。。
ドキドキ照れる市川くんの「チョコミントがな~!!」がかわいい♡
この雨のシーンが気に入って、何度も見ちゃいました!{/netabare}

karte6「僕は溶かした」
{netabare}1話の頃と比べるとよくわかるけど、市川くん、山田さんと結構普通に話せるようになってるよね。
私がじんわりくるシーンでだいたい流れてる音楽がじんわり度をあげてくれて好き♪
今回は自分の好きの境界線について市川くんが悩み考えるシーンが良かった。{/netabare}

karte7「僕らは入れ替わってる」
{netabare}"好き"の境界線
自分と山田さんのジャージが入れ替わって、自分のことよりも山田さんを心配する気持ち
山田さんが出演する映画への興味よりも、映画に出演する山田さんのことが聞きたい気持ち
山田さんが出演する番組であまり注目されてないことに思わず安心してしまう自分に嫌悪感を抱く気持ち{/netabare}

karte8「僕は夢を見た」
{netabare}三者面談待ちで、山田さんが注意されたのにつられる市川くん母かわいい♡
山田さん、すっかり好き好きモードですねー💛
karte7の感想にも書いたけど、市川くんって行動がイケメンなんですよね。
とまと子さんが書いてた、山田さんが市川くんを見つけた物語ってところ、すごく納得です。
風邪を引いた市川くん家に訪ねていく話は見ててすごーく甘酸っぱい気持ちになりました💕{/netabare}

投稿 : 2023/05/27
♥ : 19

羽宮 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

主人公くんさぁ……

こんなのにagraphとヨルシカを使うなww

厨二で発達な主人公と、天然で巨乳なヒロインのラブコメ。
男女の描き方がいかにもフェミを発狂させそう。大丈夫だろうか。
古見さんほどの強烈な不快感まではないが、主人公の言動は正直キツいところがある。
これが一体どうくっつくんや……。
完走できそうな気はするが、とりあえず3話コース。

3話視聴。
現状音楽以外は特に褒めるところがない。
言葉選びにセンスがあるのはいいことだが、遠慮なしの下ネタで相殺。
猿の片思いに感情移入しろといわれても共感は難しい。
というか見た目が好きなだけで交尾したいだけにしか見えん。
高木さん系統と決定的に異なる"純愛ではない"という部分は、武器でもあるかもしれないが普通に欠点にもなっている。
「市川はいいやつだ」と断言できないところが惜しい。

4話視聴。3.2から上方修正。
露骨な下ネタ入れなければそこそこ面白い。
主人公に魅力がなさすぎてギャルゲよりくっつけ方が雑でその辺は酷い。まだ4点まではいかない。

8話視聴。3.7から上方修正。
徐々に上向き。最初の1,2,3話で損しすぎた。もはやあれは監督の痛恨のやらかしといってもいいだろう。あくまで3話までなら3.2点。
市川の自覚が強まってからは葛藤にリアリティが現れ始めて、共感性羞恥まではいかないギリギリのところで推移。感情(胸キュンというよりかは動揺?)のシンクロが起こってアニメならではの臨場感が機能していていい。
でもまぁどこに好きになる要素があるのかは一向にわからん。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 1

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「僕の心のシコいやつ」。「からかい〜」系では一番好きかも。

 最近流行りのラブコメパターンですが、何気に丁寧に作られてて好印象。キャラデザもありがちそうでしっかりしてる。なにより、地味にショタが可愛い。「みつどもえ」の作者だけあってエロが他とは違うね!。なにより、主人公がイケてなくても、好きな人の為に己を捨てられる姿勢を見せられると嫌いになれない。素敵だな…、ニヤニヤさせられたのは久々。


 こういう系はいっぱい出てきたが、主人公がちゃんとヒロインでシコってるのが言及されてて、それに悩んだりする誠実さが流石。薄い本が作られたら、主人公やその友達のショタ同人誌が作られそうなのも珍しい。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 8

67.1 7 2023年春(4月~6月)アニメランキング7位
天国大魔境(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (127)
347人が棚に入れました
2024年、世界は崩壊した― 未曾有の大災害から15年。 廃墟となった日本の地には“人食い”と呼ばれる異形の化け物が巣食い、人々は細々と身を寄せ合って生きていた。 東京・中野で便利屋を営むキルコは、とある女性から謎の依頼を受ける。 『この子を“天国”に連れて行って―』 そう言い残し息を引き取った彼女に託された少年、マル。 彼は「“天国”には俺と同じ顔をしたやつがいるらしい」と言うが、それ以上のことは何も知らないという。 果たして“天国”とは何処なのか? そこに辿り着いたとき、一体何が起きるのか・・・? マルとキルコの『天国探し』の旅が今、幕を開けるー!

羽宮 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

日本版ラスアス

Production I.G制作のSFちっくなラスト・オブ・アス。
ただし敵はゾンビではなく人食いモンスター(ヒルコ)。

キャラデザは古臭く人を選びそうだが、慣れれば許容できる範囲か。

近年のIGの作画はショボいが、1話時点ではアクション含めかなりヌルヌル頑張っている印象。

メインキャストは千本木に福圓にともよ……ざっと見た感じ売れっ子揃いというわけではなさそうだが、個人的に実力を評価している顔ぶれのため演技に不安はなし。寧ろ、凄くいい。

音楽は4.5以上は滅多に付けないのだが、agraphといえば聲の形、ブギーポップ、リズと青い鳥、平家物語の印象が強い。最近だとチェンソーマンとか。この音楽好きなんですわ……。

作画がこのままクオリティを維持できるようなら、個人評価4点台は安泰。
ただストーリーが長いらしいため、最終回でぶつ切りになるのは避けられない。果たして綺麗に終わるのかどうか。

3話視聴。4.1から上方修正。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 0

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

op作画は今期ナンバーワン候補かも。謎なくらいクオリティー高っけぇなぁ〜おい。

 とにかく全体的にクオリティーが高い!。制作側の気合がビシビシ伝わってくる。これは今季の期待枠かも。それにしても、「約ネバ」とか「新世界より」などの世界が崩壊したりして、隔離された施設とかで子供たちを中心にユートピア的な生活をしてるけど…ってタイプの作品は割とあるけど、10年代のループ系の隆盛みたいになんか内的な要因があるんかなぁ?。


 opの作画が小綺麗なキャラ表通りな感じではなく、ダイナミックにキャラデザとかに囚われない爆発したエネルギーとセンスがあって良作画の例として今後残りそうなレベル。しかし、なんでこんなにリキ入ってるんだ?。


 中盤くらいまできたけど、少々行ったり来たりの構成がダレてきた。閉じた学園的な世界の方が正直興味深くて、1話交代か、そっちの比重大きめのが良かったような。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 10

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

石黒正数ワールドの魅力

<2023/5/16 追記>
 ふと思ったんすけど。
 キルコの位置付けって「らんま1/2」の女らんまみたいなもんすよね。
 この感覚でドキドキしてる男子は少なくないのでは?と邪推。
 まぁ、思春期真っ盛り男子のウケが良いわけがない漫画/アニメですが笑

<2023/5/1 初投稿>
原作未読
評点4.6は5話まで見てのものです,

茄子のような愛嬌ある顔が特徴的。
そんなキャラ絵でお馴染み石黒正数さんの漫画が原作。
前作のアホな女子高生と仲間達の日常を描いた「それでも町は廻っている」とは打って変わったデストピアの世界です。

でも「それ町」もちょいちょい凝ったSFやホラーファンタジーを挟んでいたり。
「それ町」そのものが各話の時系列をシャッフルしながらも、いろんなところで伏線散りばめ、それを綺麗にまとめ上げるという離れ技で成り立っていたり。

そんな感じでかなりクセがあり凝った「それ町」
本作もそんな「それ町」と通じる部分多いんですよ。
石黒さんは絵のスキルも素晴らしいし、発想も地味に斬新、話の構成の作り込みも深い。
凄い作家さんだと思います。

本作は15年前に謎のカタストロフを迎え、デストピアと化した現代が舞台。
廃墟のような世界で、「天国」を探すマルとボディガード役のキルコが当て所もなく旅を続けます。
バディもののロードムービーなのかな。
一方で、外界から切り離された充実した施設で無邪気に暮らす少年少女たち。
この二つのお話が切り替わりながら描かれていきます。

5話まで見て。
かなり好きです。

今のところの今季イチオシ。。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 18

67.1 7 2023年春(4月~6月)アニメランキング7位
君は放課後インソムニア(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (51)
240人が棚に入れました
「曲がいると、学校に行きたいと思う。これってどんな関係なんだろう。」 不眠症に悩む高校生・中身丸太は、文化祭の準備を抜け出して入った物置になっている天文台で同じく不眠症の曲伊咲と出会う。二人は秘密の場所を共有することになり...? 青春漫画の旗手・オジロマコトの原作を、若手スタッフ陣がアニメ化。 <あなたの眠れない夜にも、きっと意味がある――>
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

星空を眺めたくなります★彡(7話見ました)

石川県の七尾高校の生徒で不眠症に悩む中見丸太(なかみがんた)と曲伊咲(まがりいさき)が出合う青春ドラマ。

原作はビッグコミックスピリッツ連載中みたいですが未読です。

私自身は寝つきが良いほうだし睡眠時間は最低6時間は寝ないとダメな人なので、眠れない人の大変さや悩みはよくわからないかもですけど、PV見たときから雰囲気が良さげで気になっていた作品でした。

なんとなく雰囲気はNHKドラマっぽい硬派な感じ。キャラ絵もかな。
劇中に流れてる曲も静かだけど場面に寄り添ってるような。
この雰囲気好きかもです♡

同じクラスってだけで全然接点のなかった二人が、共通の悩みをきっかけに知り合う展開。
二人だけの秘密の隠れ家、秘密の夜のお楽しみ会・・
そこでは素直な気持ちになれて、なんでも話せるような気がして・・
そんな、素敵な青春ドラマになるような気がします。

隠れ家が天文部ってとこも素敵。
3話で新キャラも登場して、今後の天文部の活動も楽しみです♪

aikoのOP「いつ逢えたら」めっちゃいいです♬
この作品の雰囲気にぴったりですね。

2話「猫の目星」
{netabare}おにぎりキャラ、仙台ゆるキャラのむすび丸みたい。
二人だけの共通の秘密があって、同じ目的を持ってたりしたら、中見と曲が仲良くなるのも自然のなりゆきですよね。
でもこのままバレずにいけるはずもなく・・
見つかったのが優しくて理解のある先生で良かった。
二人が今後どんな関係になっていくかわからないけど、どちらにしても二人にとってとても素敵な忘れられない思い出になるんでしょうね。。{/netabare}

3話「一つ星さん」
{netabare}隠れ家の天文部を続けるためにちゃんと活動することを求められた二人。
昔天文部にいた卒業生の白丸結(しろまるゆい)にアドバイスをもらいに訪ねていくことに・・
眠れない二人の秘密の世界が続くのかなと思ってたので、白丸さんが入ることで今までの空気感が変わったらどうしよう・・ってちょっぴり心配してました。
白丸さん、なかなかお茶目で好きになれそうだし、彼女がバイクで出かけてお料理しながら天体撮影してるマイペースな感じが、ゆるキャン△のしまりんみたいだなぁーって思ったり。
なにより、星空の写真がとても綺麗で、ちょっと写真やってみたくなりました♪
今回のお気に入りは、白丸さんが綺麗に撮れた写真を誰かに見せたくなって、思い切って深夜に二人に送信しちゃうんだけど、嬉しい反応が返ってきて思わず笑顔になるシーン★彡
天文部で独りぼっちで活動してた白丸さんの気持ちを考えるとじんわりします。{/netabare}

4話「天津甕星」
{netabare}曲も中見もそれぞれ他の友達と絡むシーンがちゃんと描かれてるバランスの良さもいい!
白丸先輩の「のわっ!」好き。照れて部屋に入れないシーンも。。
今期青春ものがいくつかあるけど、この二人みたいな淡ーい感じも良きです♡{/netabare}

5話「飛び上がり星」
{netabare}千里浜の臨海学校。
普通だったら楽しいはずなんだけど、不眠症の中見にとってはそれどころじゃないみたいで・・
気持ちを表わしてるみたいに降り続ける雨。
やっと晴れて、夜の浜辺で待ち合わせる二人。
浜辺ではしゃぐシーン、見たことある?って思ったらOPのシーンかな。
海に向かって二人で叫んで笑いあうとか、青春してるなぁ。
シートに二人で寝そべってるシーンはもう恋人でしょこれ♡
これ絶対いい思い出になりますね☆彡{/netabare}

6話「走り星」
{netabare}白丸先輩、お茶目でピュアで後輩思いだし、結構好きかも(^^♪
流星群観測会を開くために他の生徒たちに協力を頼みこんだり、1話の頃と比べると中見が何かに一生懸命になって、話せる知り合いが増えて、みんなでお好み焼きを食べてるところ、なんかじわっときました。
これも曲との出会いがきっかけなんですよね。
いつまでも二人が良き友達でいれたらいいな。。{/netabare}

7話「花火星」
{netabare}みんなで見た花火の後、天文部での二人のシーン。
二つの気持ちがつながる瞬間。
自分の中の思いを相手に伝えたくなる気持ち。
そして相手の気持ちが自分の中に沁みてくる。
不安な夜、二人だけのラジオですぐそばにいてくれる気がして。
今回の話、すごく良かったです☆
見終わった後、余韻に浸ってしまいました。{/netabare}

また感想追加していきたいと思います🌙

投稿 : 2023/05/27
♥ : 19

羽宮 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

よふかしの恋するまにまに

シャフ度もギラギラ風俗街ネオンもない、本来こうあるべきだったよふかしのうた。
監督と色彩設計のクラッシャーコンビが再来しなくて本当に本当によかった。
ただライデンフィルムは今期『勇者が死んだ!』とかけもちで、恐らくこちらが一軍なのだろうが、良いともいいきれない微妙な作画が作品の足を引っ張っている感じは否めない。はーつっかえ。

でもなんでまた主人公が佐藤元……。わざわざ被せなくても他にいくらでもいただろ。意味わからん。

ヒロインの田村好さんはWikipediaページすらまだない新人で、アニメの出演は片手で足りるくらいのモブだけ。まさに大抜擢。
新人とは思えない安定した演技。この人の実力なら今後もメインキャストを貰えそう。応援してます。

実写には専門知識のある人間がいないのか、専門家が冷や汗ダラダラの現場猫案件のようだが、とりあえず天文部に入り浸っていた人間として各描写の違和感は今のところなし。
しかし一方で元カメラマン目線では、レンズが剥き出しのままリュックに直で入っていたり、ファインダー撮影なのに中のミラーが動いていなかったり、夜景のF3.5なのにISOはたったの1600だったり、そのくせ脇までガバガバだったり、シャッタースピードが8126とかいう理解不能な数字だったり、一眼レフ周りがエアプ過ぎて笑った。まぁこのくらいはしょうがないかもだけどさ。

ライデンフィルムの技術レベルでは厳しいかもしれないが、MALでの8点後半を是非とも狙ってほしい。原作パワーに期待。

3話視聴。
カメラは物語の設定的に5D3が有力かなぁ、資料は5D4だとかゴチャゴチャに使ってそうだけど。
とはいえ小学生に29+20万弱=ほぼ50万出しちゃう父親何者だよ……。
折角のカメラ回なのでツッコミどころを少々。
・星の撮り方の前にRAW撮影を教えてあげてね!自分はRAW+LなのにJPEGで撮らせるのはだいぶ鬼畜だと思うよ!
・F2.8にISO5000でSS20"?ISO1600もあれば十分だと思うよ!
・夏の植物の上なら結露対策のレンズヒーターくらい巻こうね!Amazonで1000円しないよ!
・三脚が非常に安っぽいのはともかく、脚が半開きだよ!クッソ危ないよ!
・その星座が強調された写真はソフトフィルター付けないと無理だよ!星ナビコラボのときに星ナビさんが紹介してくれてるよ!
・あとその星は6月じゃなくて秋の星だよ!
あーもーめちゃくちゃだよ笑
宙のまにまにや恋する小惑星みたいにはいかないね。

4話視聴。
だからさぁ!いってることと映像が違うんだって!
それは何のノイズ?ザラザラなら長秒由来の長時間ノイズじゃないし、台詞と状況からして輝度ノイズでもない。高感度由来の偽色(カラーノイズ)のつもりなんだろうけど全然違う。多分低品質でエンコしたときとかに出るやつと勘違いしてる……?わからん。
あとそれはピンボケじゃなくて焦点距離に対してSSが長いから星が流れてるだけ。なんで点と線が混在してるんだよ……つーか広角で星が流れるほど露出してるのに雲が微動だにしてなくて草。おい美術。
真面目にやってくれー!!

投稿 : 2023/05/27
♥ : 2

かとー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

漫画は本当に良い作品!アニメはどうだ‥

漫画は知名度はそこまで高くないですが、本当にオススメできます!素晴らしいですよ!

漫画の見せ方がかなり独特だから、アニメでその良さを引き出せるかが鍵だなって思ってた。
1話は良かったが、ちょっと微妙になってきた?
無難な感じにまとめてるよね‥

原作は白丸先輩推しなんだけど、CVの戸松さんの声はちょっと合ってないと思う。演技はさすがですが、声が大人すぎて‥。
制作会社は原作をちゃんとみてるかな?

とりあえずもう少し見てみます。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 2

66.7 9 2023年春(4月~6月)アニメランキング9位
機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (54)
382人が棚に入れました
その魔女は、ガンダムを駆る。 A.S.(アド・ステラ)122―― 数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。 モビルスーツ産業最大手「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」に、辺境の地・水星から一人の少女が編入してきた。 名は、スレッタ・マーキュリー。 無垢なる胸に鮮紅の光を灯し、少女は一歩ずつ、新たな世界を歩んでいく。

声優・キャラクター
スレッタ・マーキュリー:市ノ瀬加那
ミオリネ・レンブラン:Lynn
グエル・ジェターク:阿座上洋平
エラン・ケレス:花江夏樹
シャディク・ゼネリ:古川慎
ニカ・ナナウラ:宮本侑芽・白石晴香
チュアチュリー・パンランチ:富田美憂
デリング・レンブラン:内田直哉
サリウス・ゼネリ:斧アツシ
ヴィム・ジェターク:金尾哲夫
ニューゲン:勝生真沙子
カル:小宮和枝
ネボラ:沢海陽子
ゴルネリ:斉藤貴美子
ラジャン・ザヒ:花輪英司
ラウダ・ニール:大塚剛央
フェルシー・ロロ:高田憂希
ペトラ・イッタ:広瀬ゆうき
セセリア・ドート:山根綺
ロウジ・チャンテ:佐藤元
プロスペラ:能登麻美子
マルタン・アップモント:榎木淳弥
ヌーノ・カルガン:畠中祐
オジェロ・ギャベル:KENN
ティル・ネイス:天﨑滉平
リリッケ・カドカ・リパティ:稲垣好
アリヤ・マフヴァーシュ:島袋美由利
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

連鎖する【呪い】、そして・・・

●鏡に映るもの

ギリシア神話の【女神】は魔法を使う【魔女】でもあります。
【魔女】の姿は鏡に映る【女神】の真実であります。

{netabare}【魔女】は【魔族】であります。

ということで、【ベル】という名の【魔女】が「ガンダム」に対峙することにより
「真実」が映し出されるのであります。

【魔女】とは本来【魔族】であり、白雪姫に「毒【林檎】」を与え死に至らしめる
【エデンの蛇】に相当する役どころでありました。

鏡に映る真実を捻じ曲げ、【魔女】を「魔法少女」にデフォルメし聖なる存在に改変する
発想こそが【グノーシス主義】であります。

白雪姫の「白」には聖なるものの意味合いが
魔女の「黒装束」には邪なるものの意味合いが、込められていましたが
【グノーシス主義者】の活躍により見事に【逆転】されてしまいました。

【ベル】という名の【魔女】が「ガンダム」に対峙するのは必然であり
故に鏡の真実を見極める必要があるのだと考えるべきでしょう。

【林檎】あるいは「毒【林檎】」は【禁断の果実】であり、禁断のテクノロジーを表します。
【遺伝子操作のテクノロジー】が現実世界でも解禁されることになるでしょう。

スレッダ・マーキュリーはそれの暗示であります。
例えば綾波レイ、「エルゴプラクシー」のビンセント・ロウ。

大阪万博以降に計画は急ピッチで進むことになるでしょう。


学園に通うスぺーシアンはどいつもこいつも糞であり、鬼畜であると推測されます。

学園に通うスぺーシアンの子倅共は例えば「GAFA」のように戦争ビジネスでぼろ儲けした
企業経営者の親の脛をかじってのうのうと生きている特権階級であり
勝ち組には弱者を搾取する権利が当然のようにあると信じる【優生思想】
に毒された独善的な思考回路を持つ種族なのでしょう。

世界最大の軍事大国アメリカ合衆国の本質は「株式会社アメリカ」であります。

独立戦争により英国から独立したように思わせておいて、実質的には財政難により
英国の「金融マフィア」に屈服し、以降【国際金融資本】と呼ばれる株主たちの利益追求
それだけのために活動する株式会社に成り下がりました。

米国最大の公共事業とは戦争でありまして、国費を湯水のようにじゃぶきゃぶ注ぎ込んで
世界各地で戦争を引き起こし、戦争ビジネスで荒稼ぎするということを馬鹿の一つ覚え
みたいに繰り返しているのが株式会社アメリカの実態であります。

日本を含むNATO諸国はウクライナ紛争の責任はロシアにあると断言してますが
そもそもの紛争の原因をCIAなどの工作機関を使って作り出したのは株式会社アメリカであります。

戦争ビジネスで儲けて株主還元するというただそれだけのために戦争は無理やり引き起こされます。

ロシアもこのビジネスのグルと言えばグルですが、より大胆により強引に
国際紛争の火種を生産しているのは株式会社アメリカであります。

国際金融資本が世界的経済システムを確立した以降に起こった近代の戦争は
漏れなくビジネスとしての戦争でありました。

日本の欧米列強に対する自存自衛のためのかつての戦争も目的としては真っ当であるようでも
実質はビジネスに利用されただけの消耗戦であり、ウクライナ支援という名目で経済支援しても
支援金が武器を購入に充てられ武器商人と株主を潤わせるいつものお約束パターンなのであります。

ガンダムシリーズではジオニック社やアナハイム社などの武器商人の存在が描かれますが
戦争ビジネスのより本質的な要素は出資者である株主の存在にあると言えましょう。

株式会社ガンダムの代表ミオリネはガンダムの軍事利用に反対しますが、
例え医療目的であろうが、製薬会社など医療マフィアとその株主を潤すだけで
弱者を搾取して儲ける基本構造に大した違いはありません。

環境維持活動も平和維持活動もこの世界ではすべてが利権となり
弱者から搾取して株主というホルダーに吸収されるシステムがフル活動するのみであります。

ウクライナ紛争が起これば株式会社アメリカも儲かりますが、ロシア&ウクライナにいる
【オリガルヒ】と呼ばれる特権階級貴族も儲かります。

戦争ビジネスは儲かる商売なので人類が死滅するまで終わることは無いでしょう。

戦争反対という名目でロシアやウクライナを非難することほど意味がないことはありません。

我々の真の敵は株主でありまして、その正体は我々の飼い主、ホルダー様であります。

刹那・F・セイエイは戦争の原因=「世界の歪み」について問いますが
正解を導く鍵を握っているのがミオリネなどのスペーシアンであるわけであります。

鏡に映る世界の真実は、どのように見えるでしょうか? {/netabare}


●すべてが「ゼロ」になる

「人類補完計画」は人類に進化をもたらすのであります。
同じように「株式会社ガンダム」も{netabare}人類に進化を促すことを目指すでしょう。

「【ガンド】アーム」を起動させるには【ネクロマンサー】や【魔女】が必要であるのですが
「強化人士」というのもそれに近い発想で開発されたということになるのでしょう。

搭乗者とのシンクロ率は100%が望ましいために、搭乗者改造のテクノロジーも
重要な意味合いがあるということになります。

内閣府のホームページに記載されている【ムーンショット目標】の目玉として「遺伝子操作の技術」がいづれ本格起動するものと予想されますが、本作においても
搭乗者を強化するには遺伝子操作の技術は欠かせないものであるような気がいたします。

シンクロ率100%を達成するならばガンダムと操縦者の垣根が消えるどころか
「ゴースト・イン・ザ・シェル」の状態となり、ガンダム=草薙少佐となります。

人間とサイボーグの垣根もなくなりまして、従いまして「俺がガンダムだ!」という
刹那・F・セイエイの「※願い」が叶うわけであります。

「補完」されると「パシャ」という具合で、人の器の垣根がゼロになります。

目的のためには手段を択ばない父、碇ゲンドウに水星の母魔女、そして
もう一人の鬼畜な母親の影がちらつくわけであります。

果たして娘は【禁断のテクノロジー】を継承するのでしょうか?{/netabare}


●【鬼】畜人種が縋る神

アホ毛のホルダー水星ちゃんの母親は「【鬼】{netabare} 畜」でありますが
同じくアホ毛のホルダーであるミオリネの父親も「【鬼】畜」の類であります。

だとしたら恐らくミオリネの母親も「【鬼】畜」の眷属であるのでしょう。

ミオリネが母から受け継いだ「菜【園】」には「赤い果実」が実っています。
「赤い果実」は【エデンの園】の【禁断の果実】を表しています。

【禁断の果実】は【禁断のテクノロジー】を意味したりもします。

「【ガンド】アーム」の技術を飛躍的に進化させる功績をもたらしたのは
【ベル】と呼ばれる【魔女】であったのかもしれませんが、もしかしたらミオリネの
母親が研究していた理論も「【ガンド】アーム」開発の根幹にかかわるもので重要な意味が
あったのかもしれません。

今期のOPは曲も含めては攻めてる感が凄いですが、EDの方もかなり凄いことになっています。

ED映像の冒頭では「アホ毛」ホルダーの水星ちゃんの頭上に太陽のような天体が輝いていますが
この構図は「チェンソーマン」OP映像で狐先輩の「チョンマゲ」の頭上に映画館の映写機が投射する
光源があるというのと全く同じ位置関係になっています。

これが何を意味するのかの言えば、「アホ毛」「チョンマゲ」が【オベリスク】の役割を
果たしているということでございます。

これと全く同じように【推し✡の子】では「星野アイ(ai)」という【アイドル(偶像)】の頭上の位置
に【✡】が輝くという映像描写が示されております。

【オベリスク】は【星の種族】にとってとても重要な意味合いがあるため
このような表現は何度でも繰り返されるのであります。

【星の種族】とは誰のことでしょうか?
【占星術】に長けていた【海賊】の種族である【フェニキア人】そしてその末裔であります。

【フェニキア人】と「ユダヤ人」の混血である【ヒラム・アビフ】は伝説の【マスターメイソン】
であり、【フリーメイソン】の創始者とも呼ばれるカリスマ的【石工職人】でありました。

【フェニキア人】と「ユダヤ人」は外見が酷似しており、同じ種族のように見えてしまうのですが
特徴的なのは肌の色が「浅黒い」ことであります。

「ララァ・スン」は色黒の肌をしていましたが、ぱっと見はインド人のような雰囲気でありました。
本作の水星ちゃんとその家族はどの民族に該当するのでしょうか?

結論から言えば【フェニキア人】であると推測いたします。
水星ちゃんは「赤色の髪」をしていますが、赤色と言えば【フェニキア文化】では
重要な意味合いがあったりします。

一つには【フェニキア】の聖獣【フェニックス】が「火の鳥」であり、赤色が聖なる「火」を 表すので
赤色には特別な意味があるというものであります。

もう一つには、【フェニキア】の特産品に貝から取れる染料がありまして、その色が
「紫色」もしくは「緋色(スカーレット)」であり、【フェニキア】とはギリシア語でその染料の色を
意味してるということで、例えば「緋色」に特別な意味があるという話になるわけであります。

更に独自の見解を加えますと「赤色の髪」と言えば伝説の?【巨人族】の髪の色がそうであった
らしいのですが【アラム人】や【フェニキア人】や【カナーン人】は純粋なる人間種ではなく、
何か?との混血種であるために純血種であるユダヤ人に与えられた「選民」性がなく、
ユダヤ人によって聖絶=殲滅されるというある意味宗教戦争的な【生存戦略】合戦が行われた
ということで外見上は「ユダヤ人」とそっくりな【アモリ人】や【カナーン人】などの混血種
との血縁の違いを区別するために「赤髪の巨人」の赤色に特別な意味合いを持たせている
のではないかとこのような推測を個人的にする次第であります。

【フェニキア人】、【アモリ人】、【カナーン人】と言えば【古代バビロン】や【古代エジプト】の
文化を継承していることからしても、そして人種的にも野蛮な種族であったと言えるわけでありますが
その最たるものが、【バアル神】=【モレク神】崇拝の宗教であります。

【バアル】は【鬼神】でありまして、この【鬼神】に「※願う」なら、
例えば「豊作」をもたらしてくれます。

豊作ならば当然経済は豊かになりますので人々は、こぞってこの【鬼神】の【偶像(アイドル)】を
作りこの【偶像】を拝み「※願い事」を叶えてもらうわけであります。

しかしながら「※願い事」はただでは叶えられません。
【等価交換の原則】により「※願い」に見合うだけの「対価」を払えと
【鬼神】は取引を持ちかけてきます。

今の日本の神社では賽銭箱に賽銭を入れます。

ヒンズー教のガディマイ祭では大量の動物の【生贄】が捧げられます。
ちなみに2014年には20万もの動物が斬首されるという形で【生贄】に捧げられ、その残虐性から
動物愛護団体などから猛抗議を受け、規模は縮小傾向にあるものの未だ儀式は続いていたりします。

「貪欲な女神」を満足させるには20万もの動物の【生贄】が必要なのですから
当然【鬼神】も途方もない「対価」を要求するわけであります。

【鬼神】が最も好むものは人間の【子供】であるため
「※願い」を叶えて欲しい親は自分の子供を【生贄】として【モレク神】や【バアル神】に
喜んで捧げるのであります。

この人間を【生贄】に捧げる儀式のことを【人身御供】と言いまして、日本でも古くより
この悪しき風習に骨の髄までどっぷり浸かっていたのでありました。

かくして「祇園祭」などでは馬や山車に乗った子供を市中引き回した後に神に捧げるという
伝統の儀式を人形などを代わりに用いて再現しているわけでありまして、賽銭箱に賽銭入れるのも
動物を惨殺するのも【等価交換の原則】が機能するという意味では同じ「ご利益信仰」の【偶像礼拝】
の儀式であるということになります。

【フェニキア人】ではなく【ユダヤ人】にだけ「選民性」が与えられた理由、
それは「モーゼの十戒」にある【偶像礼拝の禁止】にあると言えます。

まるで「貪欲な女神」のように【偶像礼拝】の悪習に囚われる貪欲な人間の種族を淘汰するという
【生存戦略】の使命を与えられたのが「モーゼ」率いるユダヤ人であり、預言通りに
【カナーン人】は「聖絶」され滅んだわけであります。

やがて【フェニキア人】の商業都市国家群も「ローマ帝国」によって崩壊するわけでありますが
それで【フェニキア人】が滅んだのかというと実はしぶとく今も生き残り、むしろ彼らの【生存戦略】
が功を奏したかのようにしてかつての栄光を取り戻すに至るのでありました。

【鬼神信仰】の儀式とそれと密接の関係があるのが【呪術】でありまして
【呪術】は【黒魔術】でありますから、その使い手を【魔女】と呼んだり【巫女】
と呼んだりするのであります。

当然「水星の母魔女」も【等価交換の原則】を熟知していますので復讐を果たすためには
それに見合う「対価の支払い」が必要なのことも当たり前のように知っているわけであります。

「どろろ」に登場する加賀藩領主の父親は領地と領民のためという大義名分のもとに
「王様ランキング」の巨人族の父親は王権維持という大義名分のもと
我が子を【生贄】に捧げます。

このような【偶像礼拝】の儀式に見られる【等価交換の原則】に直結するのが
「【ベル】の法則」でありまして、「貪欲な※願い」に対する「対価の請求」が
確認できるというわけであります。

「パーメットスコア【8】」に達するならば「母魔女」の「※願い」は叶うのでしょう。

ED映像で水星ちゃんが一緒にダンスをするのは母でもなく姉でもありません。
姉は「覚醒し」母の「※願い」を叶えるのでありましょう。

水星ちゃんは家族から取り残され一人寂しく佇むだけなのでしょうか?
恐らく水星ちゃんに寄り添うのは「17歳」の花嫁なのでしょう。

結婚が「融合」を表し、「アホ毛」が【オベリスク】であるならば
「2本の柱」は融合することになるでしょう。

「パーメットスコア【8】」に対抗するためには相応の代償が必要ということになります。
ということで「運命の花嫁」が重要な役を果たすことになりそうな予感がいたします。 {/netabare}




本作のタイトルが「水星の魔女」であるというそれだけで、期待値はMAX状態でありましたが
前期のパフォーマンスには正直期待外れなものを感じました。

しかしながら今期「魔女」が遂に「大覚醒」を果たした模様であります。
ここまでの純粋な物語だけの評価ならば「青のオーケストラ」に勝っていると言えるほどに
パフォーマンスは極上でございます。

過去の「ガンダム」のすべてを否定し、これを修正するのが本作の使命であり、
それを見事に達成するであろう勢いを本作に感じます。

「水星の魔女」こそが「俺のガンダムだ!」と刹那・F・セイエイも吠えること
間違いなしの展開が期待できます。

アニメアンチとしては、初期作「機動戦士ガンダム」=「1st」こそがガンダム作品の最高峰であると
妄信しているような老害たちを綺麗さっぱり葬り去るかの如く、ガンダム信者の誇大妄想を
完全粉砕してくれることを本作に望むところでございます。

設定も構成もなかなかに洗練されており、前期の「学園ガンダム」とかぬるいなと思いつつ
本作の実力を甘く見ていた当方はすっかり陽動作戦の罠に嵌められたようであります。

学園生活がぬる過ぎて憤りを感じるくらいなのは設定{netabare}というやつでありまして
温室栽培でぬくぬく育つスペーシアンに対するアーシアンの怒りが募りに募って
遂には炸裂するというお見事な予定調和への誘導であったわけであります。{/netabare}

「フレッシュトマト事件」は、変化の予兆{netabare}を示すフラグであり、これの意味するところを
軽く見ていた当方は、今になってしくじった感いっぱいで苦笑いの状況でございます。

「娘」のネタばらしもあっさりこなして次に向かう怒涛の展開に目が離せないと言うべきでしょう。

前回の繰り返しになりますが、本作においてガンダムの秘密が見事に暴露されました。
「ガンダム」とは「【ガンド】アーム」のことであります。

「【ガンド】アーム」と言われても意味がわからないという人のためにざっくり説明すると
「ニュータイプ専用兵器」ということになります。

これを扱えるのは例えば「ララァ・スン」のような特殊能力持ちに限られ、これはSFファンにはとても
残念な話とも言えますが、普通の凡人パイロットが操縦できる代物ではないという結論になります。

つまり「普通の兵器」とは違うのであります。

そもそも「ガンダム」はロボットではなく「モビルスーツ」であります。
乗って操縦するものではなく肉体の一部であり身体の拡張体でありますから、進撃の巨人のエレンが
巨人化したようなものこそが本来の「ガンダム」のあるべき姿ということになります。

「【ガンド】アーム」の【ガンド】とは何でしょう?
【ガンド】とは「幽遊白書」の浦飯幽助の必殺技である「霊丸(れいがん)」のことであります。

元ネタは【呪術】のカテゴリーに属するもので、手の指で「銃」の形を形成し
指先に「霊力」を込めて目標に向かってその「霊力」を打ち出し飛ばすというものであり
小さい子どもがよくやるような「ピストルごっこ」そのものというべきものであります。

ガンダム=「【ガンド】アーム」でありますから【呪術使い】のようなの能力者以外は
これを操れないという結論になります。

例えば【呪術使い】の【ネクロマンサー】がゾンビを操るのとガンダムの操作は同じということになり
まして、コクピット内の操縦レバーとか足元のペダルとか意味ありませんですよ…という話になります。

【呪術】とは【黒魔術】と同義でありまして、【黒魔術】を扱うのは【魔女】ということになります。
能力者ララァ・スンが操る機体は「エルメス」でありますが、「エルメス」とは
ギリシャ神話の【ヘルメス】のことであり、ローマ神話では【メリクリウス】と言いまして
英語では【マーキュリー】と表示します。

【マーキュリー】は【水星】ですので、合わせて【水星の魔女】となります。

【魔女】自体がかなりやべぇ存在でありますが、これが【ネクロマンサー】と同じ【呪術使い】
となるとどう考えても【オカルティズム】の領域の話になり、従いまして
岡田斗司夫氏が言っていたかつて話題になったという「ガンダムはSFか?」論争の答えが
ガンダムファンの期待を裏切るような形で明確に示されるというオチであります。

つまり「ガンダム」とは(その本質は)【オカルト】であったということであります。

最終的にレビュータイトルは「連鎖する【呪い】と【ムーンショット目標】」とするつもりですが
ここで【ムーンショット目標】に言及すると話がとことん長くなるのでそれは後回しにして
まずは「【ベル】の法則」から話を進めていこうかと思います。

「【ベル】の第1法則」は「死亡フラグ」
「【ベル】の第2法則」は「代償の請求」
「【ベル】の第3法則」は「災いの発動」
このようになります。

一番わかりやすいのは「第1法則」ですが「【ベル】の法則」の本質は「第2法則」にあります。

「ご利益信仰」である【偶像礼拝】を行い「※願い」を例えば「女神」に叶えてもらうのですが
【貪欲な女神】は「※願い事」成就の引き換えに「代償を請求」するという仕組みでありまして
【偶像礼拝】には【等価交換の原則】が付きまとうという話であります。

【魔女】の母は「ガンダム」という力を得るために、「※願い事」を叶えるために
「対価の支払い」を行いました=「我が子を捧げる」という形で・・・

これが世界中で流行した【偶像礼拝】の本質というべきものであります。

手塚治虫原作の「どろろ」そして【巨神族】のボッチが主人公の「王様ランキング」
すべてが繋がる「【呪い】の連鎖」とも言うべき、「人類の黒歴史」の真実が
ガンダムの秘密と共に明らかになるという壮大なスケールの話でございます。

「【ベル】の法則」は「【ベル】の秘密」につながっています。

「アホ毛」とはアニメファンの萌えを誘発するために作られたような
小粋なパーティグッズの類ではありません。

【魔女】の母親が「【鬼】畜」であったことを示すシンボル的な設定を示すものであります。

お次の話題は【魔女】がほくそ笑む【ワルプルギスの夜】にするか?
【禁断のテクノロジー】から【ムーンショット目標】に繋がるネタにするか?は
次の放送を見てから決めようかと考えてます。

そのようなマニアックなネタを披露するよりも本作に絡む「戦争」の話を
先にするべきなのかもしれません。

ある意味「ウクライナ紛争」の本質を見事にバラしてるような本作は過去一危険でありつつ
最も「ガンダム」らしいガンダム作品であると言えるようにも思います。

【呪術】に【禁断のテクノロジー】に、【戦争ビジネス】にまであらゆる角度から
語れるのが「ガンダム」という作品の本質であります。{/netabare}

投稿 : 2023/05/27
♥ : 1

66.6 10 2023年春(4月~6月)アニメランキング10位
Dr.STONE NEW WORLD(第3期)(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (32)
308人が棚に入れました
全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年――。超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚めた。文明が滅んだ石の世界ストーンワールドを前に、千空は、科学の力で世界を取り戻すことを決意。新たな仲間を集め『科学王国』を作りあげる。しかし、そこへ霊長類最強の高校生・獅子王司率いる『武力帝国』が立ちはだかる。人類の浄化を目指し、強大な武力によって科学の発展を阻止しようとする司。科学vs武力の戦いは激闘の末、千空たち科学王国が優勢となり、両国は遂に和解する。仲間の謀反によってコールドスリープ状態になった司、そして、全人類を復活すべく、科学王国は石化光線の発生源、地球の裏側・新世界を目指す!世界に飛び出て石化の謎を解き明かす!石の世界ストーンワールド大航海時代がついに開幕する――
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「唆るぜ、これは」待望の第3期

1話目から、{netabare}泣かせに来るのは反則。
目から汗が・・・{/netabare}

原作は完結しているから、第3期で全部やる感じ?

7話
{netabare}
科捜研の男からの第一村人発見へ。
そして、ソリューズ君天才だった件。
ソリューズ君、頭首の血縁者???

石化できる頭首勢力 vs 生き残った人々

コハクという戦力が残っていたのは幸い。
スイカも活躍する流れになるのかな?
{/netabare}

6話
{netabare}
パワーチームの名無し君、拾われ子なのに、
今まで気が付かなかった石神村の人々よ・・・
(ここツッコんじゃダメなとこだけど)

ソリューズ君は、次回、生まれ故郷に着きそうでなにより。
戦闘とか無いと良いね。
{/netabare}

5話
{netabare}
1年かけて大型船の製作。

居残り組の都市開発は、見れないのかな?
あくまで原因究明組がメインだろうし。

しかし、銀狼、おまえ・・・姑息さが仇となったねw
{/netabare}

4話
{netabare}
文明レベルが一気に上がった回!!
凄く考えて作られているので、観ていて面白い!

ホワイマンは、やはりイカレタ科学者なのかな?
{/netabare}

3話
{netabare}
トリュフ探しからのまさかの石油発見。

そして、石化時代の黒幕と思われる人物?組織?からの
モールス信号。

ストーリーが、一気に加速するワクワク感。
{/netabare}

2話
{netabare}
フランソワという性別不明の龍水の執事兼シェフが石化から復活。
有能過ぎる。

そして、龍水、自己中ではなく、人物評もできる男!
{/netabare}

投稿 : 2023/05/27
♥ : 0

66.3 11 2023年春(4月~6月)アニメランキング11位
山田くんとLv999の恋をする(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (57)
369人が棚に入れました
彼氏がネトゲで知り合った女性と浮気し、そのまま別れを告げられてしまうというサイアクな出来事に直面した女子大生の木之下茜。話を合わせるためにネトゲをはじめていた茜の元に残ったのは、彼氏との愛と共に育んでいたはずのキャラだけだった……。
ストレス発散のため、ネトゲの狩り場で暴れていた茜は、たまたま遭遇した同じギルドの「山田」に失恋の愚痴をこぼすものの、「興味はないすね」と、そっけなく返されてしまう。だが、キレイになって元彼を見返そうと参加したオフラインイベントで、再びその言葉を耳にする。
それが“山田”との、運命的な出会いだった――!

saitama さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いま、一番面白いかも。少女漫画王道ラブコメ路線でも面白いものは面白い

表題通り。

あー、少女漫画系ラブコメかぁ‥。と、最近まで見ていなかった。
で、なんとなく見るものがなくなって、dアニメで見たらハマった。
普通に面白い。というか、この期だと一番面白いかも、個人的に。

あ、RTTTも凄い面白いけどね。

少女漫画ラブコメだろうと、面白いものは面白いんだなぁと実感。

あと、作画が何気に凄いいい。こだわりがあるなと思う。
背景とかも適当な整列仕上げじゃない。
ちゃんと遠近感が変わると床ひとつ、壁ひとつ、マス目サイズが変わることをちゃんとしてる。

その辺を適当にしているアニメが多すぎるので、
こういうちゃんとしてる作画は、作っている人たちのこだわりが感じられる。

RTTT終わってしまったし、今、毎週楽しみにするのはコレかな。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 0
ネタバレ

羽宮 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

万人ウケするかはともかく個人的に好き

8話視聴。文字なし3.6から上方修正。
1クールのうちにちゃんと進展あってよかったー!な回。
ゲームを題材にしたラブコメ少女漫画そのものは別に目新しいものではないが、「年齢差があるネット恋愛」としては新鮮な感じ。駆け引きをとても上手く描いている。現実離れしすぎていないのがいい。
というか、マスターと副マスターが交際して結婚とか普通にあるあるな時代だからなんでもアリ(自分の居たギルドの夫婦は離婚したけど)。
個人的にネトゲーマーでもあり、様々なコミュニティで30人弱とオフ会している立場としてこのジャンルがぶっ刺さるというのもあるが、内容だけでなく演出や音楽も凝っていていい。

そういえば前回、まさかアニメで「{netabare}外付けのグラボ{/netabare}」を見ることになるとは夢にも思わなかった……。あんなの実在したのか……。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 0

65.3 12 2023年春(4月~6月)アニメランキング12位
青のオーケストラ(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (48)
253人が棚に入れました
バイオリニストの父の影響で中1まではコンクールで活躍していた青野一(あおの・はじめ)。父親が家を出たことでバイオリンから離れ、無気力になってしまう。しかし、中3の秋に秋音律子(あきね・りつこ)と出会い、初心者の彼女にバイオリンを教えることで再び音楽と向き合っていく。 音楽の楽しさを再確認した青野は、秋音とともに強豪オーケストラ部のある海幕(うみまく)高校に入学。ライバルや仲間たちと切磋琢磨し、自分自身や過去と対峙し才能に磨きをかけていく。青野だけでなく、家族や才能をめぐるさまざまな悩みを抱える部員たち。それぞれに乗り越えながら、定期演奏会に向けて自分たちの演奏をともに作り上げていく。音楽で心を通わせていく、青春群像劇。

声優・キャラクター
青野 一:千葉翔也
秋音 律子:加隈亜衣
佐伯 直:土屋神葉
小桜 ハル:佐藤未奈子
山田 一郎:古川慎
立花 静:Lynn
羽鳥 葉:浅沼晋太郎
原田 蒼:榎木淳弥
青野 龍仁:置鮎龍太郎

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

文句なしに面白いので楽しみです。岸誠二監督にも期待

音楽ものですね。
音楽ものには四月は君の嘘や響けユーフォニアムといった傑作があるのでつい期待感が高まってしまいますね。
まあ音楽があるという点で、音楽ものとアニメは相性が良いのですよね。

音がなかった漫画からはクオリティが高まることがほぼ保証されるわけで。
動きがあるのに原作より劣っていることが多々ある中で、まず原作より良くなるというのは凄いことですね。

とはいえ音楽以外が良いかどうかはやっぱりアニメの作り次第なので、どうなるかですが… 岸誠二監督ですか。
私はこの方は名監督の一人だと思っているので期待感が高まりました。

内容は普通に面白くキャラにも共感できました。
ヴァイオリンを教えてくれた父がそんなクズならヴァイオリン自体嫌になるのはそりゃそうですね。
頑なな主人公の心をヒロインがどうほぐしてくれるか、気になります。

文句なしに視聴継続。楽しみです。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 2

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

カノン砲炸裂!!

「四月は君の嘘」を「エヴァ」のシンジとアスカでアレンジしたような作風が意外にも程よい感じで
予定調和しており、ある意味「のだめカンタービレ」の成功例で保障されたような
音楽を題材にした安定的ドラマ路線の軌道に見事乗っかり、物語は着実に進んでいくのでありました。

主人公を悩める中学生にしたのが大成功で、感情移入がしやすく、更にそこに追い打ちを
かけるようにして「ヴァイオリン」の音が支援攻撃してくるわけありまして、
一撃必殺の「カノン砲」の威力たるや恐るべしと言ったところであります。

1クール作品という条件では音楽の力を最大限に利用した本作に絶対的優位性があり
(改めて調べてみたら2クール作品のようでありましたが、それは兎も角として)
完全勝利は「カノン砲」の破壊力により揺ぎ無いようにも思われます。

意識されるのは「四月は君の嘘」でありますが、期待値はかなり大きく
本作は今期の大本命たること間違いなしと確信するものであります。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 2

65.3 12 2023年春(4月~6月)アニメランキング12位
アイドルマスター シンデレラガールズ U149(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (40)
154人が棚に入れました
ある昼下がり。夏休みを迎えたありすは、とある芸能事務所の一室にいました。そこで出会ったのは、学年も性格もてんでんばらばらの8人の少女たち。
部屋の名前は『第3芸能課』ホコリっぽい小さな部屋で、小さな(Under149cmの)女の子は夢見ます。
ここから、私のアイドルとしての物語が始まるのね──。と、そこへ現れたのは王子様みたいに素敵なプロデューサー!
……ではなく、プロデューサーになったばかりの小さな青年でした。やる気だけはある新人プロデューサーと、何もかもがこれからの少女たち。
お仕事ってどうしてこんなに難しいのかしらと、悩み、次の日には笑って、手と手をつないで階段を登ります。
ありすたちは、いつか見た夢のステージへ行くことができるのでしょうか?『アイドルマスターシンデレラガールズ』から生まれる、新たなストーリー。
「──ねぇ、大きくなったら何になろっか!?」

声優・キャラクター
橘ありす:佐藤亜美菜
櫻井桃華:照井春佳
赤城みりあ:黒沢ともよ
的場梨沙:集貝はな
結城晴:小市眞琴
佐々木千枝:今井麻夏
龍崎薫:春瀬なつみ
市原仁奈:久野美咲
古賀小春:????
プロデューサー:米内佑希

たなか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

時代と戦う漢気アニメ

全年齢へと舵を切ったラブライブとは逆行、さらにコア向けへ。
事なかれポリコレ時代と真っ向から戦う姿勢に畏敬の念を感じずにはいられない。

美少女動物園を超える美幼女幼稚園。倫理観のある優しい上司達から押し付けられ…もとい抜擢された若きプロデューサーの成長物語でもある。

見た目こそ幼めだが芝居や挙動やトラブル展開はいつものレベル感。全年齢にするならアイマスという名はマイナスイメージがキツいでしょうね。アイマスラブライブはもちろんガルパンストパンけいおん等、JK設定なのに見た目も中身も園児相当のロリコンアニメは数あれど「見た目で判断するとは実に愚か…中身は真面目なスポ根であるキリッ」という苦しい言い訳をせず、正々堂々ロリコンアニメを名乗る潔さは実に清々しくて漢前。U149というプロジェクトなのでJCである必然性があり、ちびっこがわちゃわちゃしてて当然だしそうでないと不自然となる。もちろんリアリティなどあるはずもないが、この企画の設定があるだけで納得感が生まれるというもの。設定大事。

初回ではカタログアニメの鉄板である初回での全キャラお披露目も済ませつつ、お約束の種まきもしっかり複数行う手馴れた脚本。初対面からキレ散らかしてる黒髪ロングのクーデレはアイプラを彷彿とさせる。この橘サンのキャラの魅力を全力で表現せんとする初回に一発で心を鷲掴みにされた大きいお兄ちゃんも多いのではなかろうか。幼女に囲まれるPを見るとクラナドアフターも少し連想させる。小さい子供にも許されたい、自分の存在を認めてもらいたいという欲求を叶えるケアアニメとしてものすごい癒し効果も期待できそう。観る薬として保険適応してもいいレベル。

全力でキャラを可愛く魅せてやろう、という気概をビンビンに感じさせてくれる導入で製作の本気度が存分に伝わってくる。親の賛同を得られないままに単身決意を固めた橘サン。彼女の視線を通して見たことのない新しい世界に飛び込む期待感、新しい生活が始まる高揚感に心躍らせるワクワク感。それらを観ているこちらまで一緒に感じさせてくれるグレイトな初回。ロリコンアニメだけでなくアイドルアニメとしてもパーフェクトな出来だったと思います。

もちろん寒気が止まらないほどキモかったので観ませんけど。ライブシーンもなんか怖い。
生理的な理由で自分はムリなのですが、アニメ作品として品質が高いのは間違いないです。
好き嫌いはともかく、尖ったチャレンジ精神は高く評価されるべきと考えます。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 1

65.2 14 2023年春(4月~6月)アニメランキング14位
マッシュル-MASHLE-(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (59)
248人が棚に入れました
ここは、魔法界。 ここは、魔法が当然のものとして使用される世界。 そんな魔法界の深い森の中で、一人筋トレに励む少年。 その名はマッシュ・バーンデッド──彼の秘密は、魔法が使えないこと。 家族との平穏な暮らしを望む彼だったが、ある日、突然命を狙われ、 なぜか魔法学校に入学し、トップである「神覚者」を目指すことに。 彼の鍛え抜かれた筋肉は、精鋭の魔法使いたちに通用するのか…!? 鍛え抜かれたパワーがすべての魔法を粉砕する、アブノーマル魔法ファンタジー堂々開幕──!!

65.2 14 2023年春(4月~6月)アニメランキング14位
事情を知らない転校生がグイグイくる。(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (50)
223人が棚に入れました
Twitterで話題となり、月刊「ガンガンJOKER」で連載開始。これまでの累計PV数は2億以上。 転校生の高田くんは知らない。 クラスメイトの西村さんが、何故かクラスの皆から「死神」と呼ばれていることを。 「死神」だなんて……なんてかっこいいあだななんだ! からかわれてる女の子。クスクス笑うクラスメイト。 転校生の高田くんは、そんなクラスの事情は知らない。 無知で、素直は、最強だ。 だからまっすぐ、彼女に届く。 そんな小学校の教室から始まる物語は、誰もがあの頃を思い出し、心にまっすぐ届いてくる。
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ともだち(7話見ました)

小学5年の西村茜(にしむらあかね)は「死神」となぜかみんなから呼ばれている。
転校生の高田太陽(たかだたいよう)はかっこいいあだ名だと思って西村さんと仲良くなりたいとグイグイくるお話。
原作はガンガンJOKER連載中みたいですが未読です。

自分の置かれた環境にどこか諦めた感じでいつも独りでいた西村さん。
そこに明るくて天然でとても元気な高田くんが現れて西村さんの生活が一変しちゃいます。

これ、普通に小学生でも見れる内容だと思うし日曜朝とかにやったらいいのになって。

高田くんのグイグイぶりが半端ないし、西村さんに臆面なくかわいいとか素敵だよとか仲良くなりたいとか普通に手をつないだり・・高田くんの天然ジゴロっぷりがすごいです。。
高田くんには「無邪気な暴君」という二つ名を与えたいw
でも高田くんも思春期に入ったら過去の言動思い出して恥ずかしさに身もだえしちゃうのかな(*'ω'*)

高田くんの親友の日野くんがさっぱりした男の子って感じで西村さんとも普通に接してるしいい子ですね♡
こういう子は普通にモテると思う。
あと北川くんの西村さんへのイジリの執着ぶり見てて、実はこの子西村さんが気になるのかなとかw

3話までは、いい話なんだけど高田くんのグイグイぶりがちょっとくどいかなぁと思いながら見てたんですけど、4話が良かったので、感想ちょっと書きたくなりました☀

以下、各話の印象に残ったシーンです。

1話「死神と転校生」
{netabare}ずっと感情を胸にしまい込んで淡々と過ごしてきた西村さんが、西村だって人間じゃないかと言われて思わず感情が表に出て泣いてしまったシーン。
学校で笑ったのも久しぶりだったんじゃないかな。{/netabare}

2話「給食当番と心霊写真とラブレター」
{netabare}西村さん「高田くんは無敵だもん。。」私もそう思うw
高田くん、西村さんと2時間も長電話もすごいけど、ずっとあんな感じで天然ジゴロな会話してたのかなw西村さんの心臓が破裂してないか心配ですw{/netabare}

3話「夏休みがはじまる」
{netabare}夏休みの予定が全然埋まらない西村さんに予定を一緒に合わせようと声をかける高田くん。
プールに行く水着を買いに行ったり、日野くんたちとラムネ一緒に飲んだり・・
普通に夏休みを楽しんでる西村さんにニマニマ。。{/netabare}

4話「おばあちゃんち」
{netabare}セミの鳴き声、涼しげな山の空気、冷やした大きなスイカ、畑でとれたトウモロコシを食べたり・・
いいなぁこの空気感。夏休みのおばあちゃんちって感じ。。
ヒグラシが鳴く中の夕暮れの雰囲気も好き。
西村さんのお母さんが亡くなったことを知って「死神」と呼んでたことを後悔して泣いてしまう高田くん。
蛍が舞う夜の中、二人で手をつないで帰るシーンが絵本の1シーンみたいで素敵でした。{/netabare}

5話「死神って呼んで」
{netabare}西村さんにとって死神って呼ぶ呼ばないってよりも以前みたいに高田くんと楽しく一緒にいたいから、だからいつもと同じように笑顔で死神って呼んでほしいんだよね。
遊ぶ約束すっぽかされたのに何事もなくお祭りに二人を誘う日野くん男前だわ。。
指輪を左手の薬指にはめたり、僕のとなりで笑ってほしいと言ったり、高田くんの天然っぷりは異世界おじさんも負けちゃうかも(-ω-){/netabare}

6話「席替えとクラス委員と新しいともだち」
{netabare}日野くんを好きな安達さんがあるきっかけに西村さんと友達になる話でした。
高田くんの西村さん専属ホストぶりも面白いけど、そろそろ違う展開もあるといいなぁと思ってたので、こういう展開は話が広がっていいですね。
なにより、西村さんに同性の友達ができたことが私も見てて西村さんと一緒に嬉しくなりました♡
もひとつ。笠原さんと西村さんが色々あってクラス委員になったのをきっかけに、二人がこれからどんな感じになっていくかも気になります。{/netabare}

7話「遠足と味玉の魔法」
{netabare}遠足からちょっと脱線して二人で買い食いする話、良かったです♡
友達がいなかった西村さんに仲のいい友達が出来て、一緒に写真をとったり、お父さんの味玉を交換したりしてる姿を見てるとじんわりきますね。
西村さんの、たぶんもう大丈夫だよって言葉とすごく楽しそうな笑顔が印象に残りました。{/netabare}

投稿 : 2023/05/27
♥ : 17

65.0 16 2023年春(4月~6月)アニメランキング16位
MIX MEISEI STORY 2ND SEASON[ミックス明青ストーリー] ~二度目の夏、空の向こうへ~(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (14)
70人が棚に入れました
『MIX MEISEI STORY』は、親の再婚によって血の繋がらない兄弟になった立花投馬と立花走一郎が、バッテリーを組み、甲子園を目指す物語。妹の音美、野球部マネージャーの春夏をめぐる恋愛の三角関係も見どころ。 Season2は、高等部1年の夏が終わった時期から物語が再スタート。Season1につづき、青春スポーツラブコメディーに加え、立花兄弟を取り巻く家族のヒューマンストリー

64.7 17 2023年春(4月~6月)アニメランキング17位
カワイスギクライシス(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (32)
143人が棚に入れました
あまたの星々を支配下に置く宇宙帝国「アザトス」から地球へと派遣されてきた調査員リザ・ルーナ。 はじめは文明レベルの低い地球を、さっさと滅ぼしてしまえばいいと考えていたが、立ち寄ったカフェで「猫」と遭遇する。 その異次元の「可愛さ」に衝撃を受けるリザ―― 果たして『カワイイ』は地球を救うのか!?

64.1 18 2023年春(4月~6月)アニメランキング18位
神無き世界のカミサマ活動(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (48)
225人が棚に入れました
怪しげな教団の教祖の息子・卜部征人は「産霊(むすび)の儀」という儀式中に命を落として異世界へ転生した。 その世界で彼に待ち受けていたのは...... 神と名乗るミタマの力を取り戻すために信者を集めること。どうやらミタマが発揮できる力の大きさは、信者の数に応じて変わるらしいのだが、肝心な信者数は......まさかの“0”!? 「うそ...ボクの信者、いなさすぎ...」 征人が楽しく暮らしている「カクリ」という村を敵から守るため、また村を発展させるためにはミタマの力が必要だという。 ミタマの力を取り戻すべく、征人はあの手この手を使いながら今日も信者集めに奔走する。 果たして、ミタマの信者は集まるのか。そして、征人はこの世界で生き残れるのか――! 神無き世界で繰り広げられる、ポンコツ神ファンタジーが今はじまる!

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

にゃろう系は苦手なことの多い私ですが

<2023/5/11 初投稿>
原作未読。
なろう系っぽいけど原作と作画がいるから原作は漫画なのかな?

でもいつもの"にゃろう系"なのかな?
と思ってみ始めましたよ。
第一印象は「なんか変なの」

主人公は異世界に飛ばされるわけですが。
主人公の現実世界の親父さんはマッチョ系カルト宗教家教祖だし。
つかマッチョ系カルト宗教家教祖って何だよ 笑

コントのようでコントじゃない
死ぬ死ぬ系のようでそうでもない
神道系のようで神道系でもない
SFのようでSFでもない

得体が知れない

でもなんか面白いです。

今季のダークフォース(暗黒の力?)なのかもw

投稿 : 2023/05/27
♥ : 9

63.9 19 2023年春(4月~6月)アニメランキング19位
ワールドダイスター(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (24)
99人が棚に入れました
20世紀、輝かしい演じ手「ダイスター」の出現によって、演劇は世界規模の大ブームとなり、数多の役者たちは「ダイスター」を目指し、その頂点たる「ワールドダイスター」となることを夢見ていた。 鳳ここな、16歳。彼女もまた「ワールドダイスター」になる夢を追い、憧れの劇団「シリウス」の入団オーディションに挑もうとする。 ここなはそこで目の当たりにする。 きらめく才能の持ち主たちを。 舞台に懸ける覚悟と情熱を。 そして、自身に秘められた“センス”を。 光溢れる舞台の上で、夢と輝きに満ちた物語が、いま始まる――。 舞台で輝く、私だけの光(ルビ:センス)

63.8 20 2023年春(4月~6月)アニメランキング20位
魔法使いの嫁 SEASON2(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (29)
263人が棚に入れました
すべてではない。けれど、エリアスを、自分を受け入れることができたチセ。 カルタフィルスがひとときの眠りにつき、日常を取り戻した彼女の元に届いたのは、魔術師たちの相互扶助組織『学院』への招待状だった――。 大英図書館の地下……今までとは違う魔術師達の社会。”人”との出会いと交わりが、新たな扉を開いてゆく。 これは、私(あなた)を救う為の物語。

63.7 21 2023年春(4月~6月)アニメランキング21位
私の百合はお仕事です!(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (33)
170人が棚に入れました
「ようこそ、カフェ・リーベ女学園へ!」 ここは架空のお嬢様学校。 店員同士が姉妹(シュヴェスター)となり、清らかに美しく給仕をするサロン。 日頃より誰からも愛されるような振る舞いを心がけている陽芽は、とあるきっかけでリーベ女学園の生徒として給仕をすることに。 そこで出会った女生徒・綾小路美月を何気なく「お姉さま」と呼んでしまい…? 演技(ソトヅラ)と本音が咲き乱れる、お給仕生活はじまります!

たなか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

リリカル・リリィ

ある意味演劇アニメ。
ブレンドSの百合版に近いか。

01
強引な巻き込まれ展開でお膳立てが早い導入部。初回で作品の方向性がしっかり提示されているグレイトな初回。顔面もしっかりテカテカ。お仕事なので百合の美味しいシーンのみを摂取出来るタイパに優れた設定。不穏な匂わせで胸の内を探る事無くON/OFFの切り替えで表裏が表現され解釈違いも起こらない優しさも今風。

絵柄はきらら相当なのにキャラ造形は腹黒で自己満で身勝手と年相応の人格を持つキャラ達。登場キャラには自我も無く視聴者に優しく寄り添う都合のいい「人形」であることが求められる、きららのようなケアアニメを求めるとアウト。今期では女神のカフェテラスと同様に繊細さんには向かない作品かも。

各個人の主張が激しく初回からすでにバチバチ。過去の遺恨からKAWAIIペルソナを標準搭載して認知の歪みまくった主人公が初出勤からいきなり鼻をへし折られるというスピード感も見やすい。徹底的にゲスい性格の主人公による完全なギャグアニメにしてたらもっと面白かったとは思うが、最終的に「てえてえ」に着地させたいのでしょう。

思春期においては環境に左右されやすくブレまくる自我という点においては特に破綻もなく、カフェテラス同様に年相応に未熟な人格のキャラ群による自己中ドタバタ劇を許容出来る精神的余裕を持ち合わせるかどうかというのが人によっては視聴ハードルになりうるのかも。店においてもコンカフェというかショーパブみたいな感じなので、ここを面白いと思うかリアリティがッとなるかも分かれそう。

作品のやりたいことはわかりやすく表現されてて完成度は高め。
とはいえやることは分かりきってるのでキャラを楽しめないと退屈かも。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 1

63.4 22 2023年春(4月~6月)アニメランキング22位
王様ランキング 勇気の宝箱(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (25)
217人が棚に入れました
耳が聞こえず、話すことができない非力な王子・ボッジと、その親友・カゲの冒険を描いたTVアニメ『王様ランキング』。 そして本作『王様ランキング 勇気の宝箱』では、ボッジやカゲ、彼らの周りに集いし仲間たちの、知られざる“勇気の物語”が描かれる。

63.3 23 2023年春(4月~6月)アニメランキング23位
地獄楽(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (75)
374人が棚に入れました
時は江戸時代末期。 抜け忍として囚われ死罪人となった元・石隠れ最強の忍“画眉丸”は、極楽浄土と噂される島から「不老不死の仙薬」を持ち帰れば無罪放免となれることを告げられる。 画眉丸は最愛の妻と再会するため、打ち首執行人“山田浅ェ門佐切”とともに仙薬があるという島へ向かうことに。 島に上陸した画眉丸と佐切に立ち塞がったのは、同じく仙薬を求める死罪人たち。そして、島に潜む未知の生物、人工的で不気味な石像、島を統べる仙人たち...... 謎多き島で、果たして画眉丸は仙薬を見つけ出し、生きて帰ることが出来るのか——!?

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

高品質な作画に興味深い内容。世界観も非常に良く文句なし。

作品が良い時はあまり言うことがないですね。
いや全てにおいて素晴らしいです。
作画よし、内容よし。
主人公も魅力的ですね。
是非可愛い奥さんとの再会を果たして欲しいと応援できます。
これはもう文句なしに視聴継続。先が楽しみです。

ジャンプ+からはサマータイムレンダが素晴らしい傑作になりましたし、今作にも期待しちゃいますよ。

…まあ死刑で死なない所がちょっとヒューマンバグ大学を彷彿としちゃいましたが。ただの偶然ですね。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 2

63.1 24 2023年春(4月~6月)アニメランキング24位
マイホームヒーロー(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (60)
246人が棚に入れました
「47 年間、一度も刑法を犯さずに生きてきた。だけど、今日から殺人鬼だ。ああ……」 人が人を殺してしまうとき、一体どんな気持ちでいたのかを、しがない会社員、47歳の鳥栖哲雄は、ふつふつと煮えていく死体を前に思っていた──。 さかのぼること、わずか数時間前。哲雄は、反抗期の娘・零花に煙たがられながらも、愛する妻・歌仙と共に、彼女の成長を誰よりも願い、日常を送っていた。 ある日、哲雄が一人暮らしを始めた零花を訪ねると、その顔に殴られたようなアザがあることを見つける。問い詰めても零花は答えない。意を決した哲雄は零花の家に忍び込み、クローゼットに身を隠す。 そこで目にしたのは、零花に手を上げた“半グレ”彼氏・麻取延人。さらに延人は元カノを殴り殺した過去を持ち、ヤクザと共に、零花を貶める“ある計画”を進める超危険人物だった──! 「零花だけは守らなきゃ。たとえ僕たち夫婦に、最悪の結果が訪れても……‼」 愛する家族のため、“ただの弱いおじさん”は、裏社会の猛者たちを相手に、命と知力を賭けた闘いを始める!

62.3 25 2023年春(4月~6月)アニメランキング25位
この素晴らしい世界に爆焔を!(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (74)
482人が棚に入れました
紅魔の里――そこは、生まれつき魔力と知力が非常に高く、魔法使いとしての高い適性を持つ、紅い瞳をした紅魔族がすまう土地。 そんな紅魔の里には教訓がある。 「上級魔法を習得してこそ一人前。爆裂魔法はネタ魔法」 けれど、“魔法学園レッドプリズン”で学ぶ同級生たちが上級魔法の習得を心待ちにするなか、紅魔族の少女・めぐみんは、ただひとり爆裂魔法の習得のため勉学に励んでいた。 幼い頃に見た、あの光景に、あの人に、追いつくために―― これは、最強の魔法にあこがれた、一人の少女の物語。

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

紅伝説で既におなじみ(1話まで視聴して)。

>1話まで視聴して
原作未読、各種アニメ版は視聴済です。

やっぱ高橋さん素晴らしいです!。
めぐみんはどんな状況にあってもめぐみんですね♪。
すごく生き生きしていて魅力的です^^。

紅魔族のみなさんも、紅伝説で既におなじみになっていたので安心感あります♪。

めぐみんの妹、カワイイですね。
貧乏感すら、かわいらしさを増すテイストに感じてしまいます。

特に心に残ったのが、先生の声の良さ。
ぷっちん:酒巻さん?。全然知りませんでしたが、今後も活躍期待。。

あと、校長の声。あのレジェンドでしたね^^。

作画に関しては、ちょっと崩れてるくらいが
むしろ本作にはピッタリで良き♪(いい意味で)。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 5
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