小歌 さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：今観てる

各話の感想

　■第1～10話■
{netabare}第1話 変身
　{netabare} ある日、右手に謎の生物が寄生してしまった新一。本来の目的である人間の脳を乗っ取ることに失敗したというその生物には、他にも同種の仲間がいるらしく…。原作未読で視聴。寄生物が宿った右手や生物の変態は気色悪いけど怖くはない。むしろ右手が可愛く見えてきた。EDをはじめ、住居の描写が良い。 {/netabare}

第2話 肉体の悪魔
　{netabare} 新一の右手に寄生したミギー。新一の命はひいてはミギーの命でもあるため、ミギーは新一を守ってくれるようになる。その一方、ミギーの同種による人間食いが“ミンチ殺人”として世間を賑わせていた。右手が別生物になるだけなはずなのに、たまに新一の人格まで覚醒したようになるのは何故なんだろう。 {/netabare}

第3話 饗宴
　{netabare} 新一の高校に赴任してきた数学教師、田宮良子。彼女の脳にはすでにミギーの同種が寄生していた。しかしこれまでの同種とは違い、彼女は人間生活に溶け込みながら、自身の正体を調べているという。田宮先生は、Aとの生殖行為でできた人間の子供を産むのだろうか…。そして何気に新一モテ男疑惑が浮上。 {/netabare}

第4話 みだれ髪
　{netabare} 新一を殺すため学校に乗り込んできたAだが、ミギーとのコンビプレイでなんとか乗り切り、最終的に田宮によりAは殺される。田宮は教師辞めたけど子供は産む気なんだ…。なんか今回はかなり母性とか母親の愛情とかに焦点が当てられてたな。新一から分離して朝の散歩をする子犬形態のミギー可愛かった。 {/netabare}

第5話 異邦人
　{netabare} 動物と人間の性質の違いを意識することで、寄生生物の本能に飲み込まれまいと葛藤する新一。そんななかミギーの存在を感じとる人間の少女・加奈が登場。そして旅行に出かけていた新一の両親が寄生生物に襲われ、父親は殺され母親は脳に寄生されてしまう。うわああお母さん…！息をのむ展開にハラハラ。 {/netabare}

第6話 日はまた昇る
　{netabare} 母親の脳を乗っ取った寄生生物に心臓を一突きされた新一だが、ミギーによって蘇生される。さらに、父親は一命を取り留めていたことが分かり入院先の桜崎へ。ミギーのことは命の恩人とみとめながらも、寄生生物への復讐を新一は誓う。お父さん生きてた良かった…。そして新一がまたハーレム気質を発揮。 {/netabare}

第7話 暗夜行路
　{netabare} 新一は自分と同じく脳以外の部分に寄生された人間・宇田と出会う。彼の協力によって母親を乗っ取ったパラサイトを殺し、復讐は達成される。一方、ミギーが蘇生措置をした際に体内にその細胞が散り、新一は人間離れした身体能力を身につけたことが判明する。お母さんの件は案外早く決着がついたな。 {/netabare}

第8話 氷点
　{netabare} ミギーの細胞が体内に散ってから、新一の身体能力だけでなく精神構造にも明らかに影響が出始めていた。そして、田宮と同じく“話せば分かる”タイプのパラサイト・島田秀雄が転校生としてやってくる。あんなにパラサイトと同化することを恐れてたのに、すっかりミギーの考え方を受け継いでしまったね… {/netabare}

第9話 善悪の彼岸
　{netabare} 人格がすっかり以前と違ってしまった新一は、村野と仲直りできずにいた。一方、村野の友達・裕子は、島田の正体が世間を賑わせている人食い怪物だと気付いてしまう。ミギーは新一のことを、考え方がより合理的になって生物として強くなったと慰めていたけど…村野ちゃんに怒鳴る新一見て悲しくなった。 {/netabare}

第10話 発狂した宇宙
　{netabare} 島田は裕子を殺そうとするが変形部位に薬品を浴び、細胞の意志疎通が乱れ暴走し始める。校内にいる人たちが次々に犠牲になるなか新一は村野を守り、島田にもとどめを刺す。警察はパラサイトの見分け方として“髪を抜く”という情報を世間に流す。村野の存在が、新一を人間らしくさせてくれる唯一の光。 {/netabare}{/netabare}

　■第11～20話■
{netabare}第11話 青い鳥
　{netabare} ギクシャクしていた新一と村野との関係だが、島田の事件があって逆に距離は縮まる。そしてそんな彼に片想いする加奈。彼女から呼び出しを受けた新一は、演説する市長候補やその取り巻きたちに寄生したパラサイトの集団と居合わせる。パラサイトが政界進出かー。知能レベルがどんどん高くなってるね。 {/netabare}

第12話 こころ
　{netabare} 加奈がパラサイトの発する信号を感じるだけでなく自らも発信することができるようになる。新一は彼女にミギーのことなどを打ち明け、無闇にその能力を使わないよう忠告するが…。加奈殺されちゃったけど、これは新一に夢見過ぎた結果よね。今の新一って、人間としての感覚はあるけど感情はないカンジ？ {/netabare}

第13話 悲しみよこんにちわ
　{netabare} 田宮は自身が産んだ子供を“飼育”しながら、探偵に新一の動向を探らせていた。そしてその探偵にミギーの存在を知られてしまい…。新一が人間としての感情や理性を大事にしようとすればするほど、逆に自分を厳しい状況に追い詰めることになるのが切ない。村野ちゃん、どうか新一を見限らないでー… {/netabare}

第14話 利己的な遺伝子
　{netabare} 田宮が雇った探偵・倉森にミギーのことがバレた新一は、宇田の協力を得ながら、彼にこうなった事情と経緯を明かす。その直後に久々に田宮から連絡を受け対面した新一は、母親がパラサイトに殺されたことを掘り返され逆上する。利己的遺伝子についての説明は、今後の展開へのヒントにもなってるのかな。 {/netabare}

第15話 何かが道をやってくる
　{netabare} 倉森が怖気づき、協力を得られなかった新一。田宮も属するパラサイト集団の縄張りで彼らの仲間を殺したため、敵と見做される。1人ずつなら自分とミギーだけで倒せると踏むが、彼の前に現れたのは1人の身体に3匹が寄生する三木という男だった。後藤って人はなぜパンツ一丁でショパン弾いてたの。 {/netabare}

第16話 幸福な家庭
　{netabare} 合計5匹が寄生している三木もとい後藤から辛くも逃れた新一。一方その頃、倉森は自分の家族をパラサイトに殺され、警察から事情を聞かれていた。復讐に燃える倉森は書き置きを残して、田宮のもとへ。その田宮も、一部の仲間から不信を買い命を狙われていた。警察が絡んでくるとちょっとワクワクする。 {/netabare}

第17話 瀕死の探偵
　{netabare} 仲間を返り討ちにした田宮だが、その間に倉森によって子供が攫われる。指定された公園に赴いた田宮は倉森を殺して子供を取り戻し、そんな自身の行動と湧き上がる感情に驚く。公園内には田宮に呼び出された新一、追いかけて来た村野ちゃん、倉森を追って駆けつけた警察が居るし、続きが本当気になる。 {/netabare}

第18話 人間以上
　{netabare} 「我々と人間は1つの家族だ」という結論を導き出した田宮。新一に赤ん坊を託し、感謝の言葉と微笑みを残して、広間ら刑事達の銃弾に倒れる。その後、新一は警察によってある人物と面会させられる。母性を得た田宮の死を見て、新一が涙を流して母親や加奈の“死を悼む”ことができたのは重要だと思う。 {/netabare}

第19話 冷血
　{netabare} 新一が面会させられたのは、連続殺人犯・浦上。実は彼は人間とパラサイトを識別する能力を持っていた。しかし丁度ミギーが眠っていたためバレることなく済む。後日、新一は広間に頼まれ、市庁舎で決行されるパラサイト討伐作戦に協力することに…。センシングシステムすごい。てか新一も危ないのでは… {/netabare}

第20話 罪と罰
　{netabare} 一般市民の犠牲も出しつつ、紛れ込んだパラサイトを確実に殺害していく討伐部隊。劣勢に立たされ市庁舎内に散って逃げるパラサイト軍団だが、後藤だけは一筋縄ではやられず…。緊迫したシーンの連続でハラハラした。居合わせた人達が気の毒すぎる。山岸って人、完全にジャック・バウアーだよ怖いよ…。 {/netabare}{/netabare}

第21話 性と聖
　{netabare} 地球生命の繁栄のためにパラサイトは不可欠な存在だと熱弁する広川だが殺され、そこで彼は寄生されていない人間であったことが判明する。一方の後藤は1人で特殊部隊を殲滅し、新一もいずれ殺すと宣言。死に怯える新一だが村野と夜を共にし、生き残ろうと誓う。ジャック・バウアー死す。寄生獣＝人間。 {/netabare}

第22話 静と醒
　{netabare} 後藤の気配を感じ、人家の少ない山に逃げ込んだ新一。分離したミギーが後藤を誘導し、新一は弱点と思われる頭を狙う作戦だったが今一歩のところで止めは刺せず。ミギーを失った新一は、とある民家に世話になり…。ミギー死んじゃったの…？細胞が新一の体内に残っているとはいえ、どうなるんだろう。 {/netabare}

第23話 生と誓
　{netabare} 後藤と決着をつけるため、1人で夜の森に乗り込んだ新一。諦めずに思考を巡らすことで後藤の弱点を見つけ出し傷を負わせる。その傷がもとで細胞の統制が乱れた隙に、後藤の体内に潜んでいたミギーが新一に移動。最終的に止めを刺す。地球のためだの生きる権利だの日和ったこと言い出したから驚いた。 {/netabare}