「探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕(TVアニメ動画)」

総合得点
62.7
感想・評価
479
棚に入れた
2187
ランキング
4633
★★★★☆ 3.5 (479)
物語
3.2
作画
3.5
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.8

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ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

色んな意味で特化させたような

 原作は未プレイ。
 1期より更にギャグ寄りになったようで、かなりぶっ飛んだ内容の印象。
 このギャグの土台となっているのがミルキィホームズの凋落っぷりだが、本当にダメ人間に
なってしまったみたい。ギャグものとはいえ、ここまで堕ちていいのかという気になることも。
 ぶっ飛び具合は終盤になると地球の存亡レベルという、これまでにないスケールの大きな
ものになるが、ここで地球を危機に陥れるのがラードの神というかなりのメチャクチャなもの。
ギャグものとして、ここまで振り切ると個人的には面白かったけど。
 このラードの神の危機に対して、ミルキィホームズのダメっぷりが逆に強みになるとは。。。
とんだ伏線でした。

 一方ミルキィホームズに対峙する怪盗帝国だが、ミルキィホームズがダメになればなるほど、
アルセーヌの怒りと失望感が増すため、ミルキィホームズとは逆にシリアス要素が強まった
みたい。
 ミルキィホームズ、怪盗帝国のいずれもギャグ方向とシリアス方向に寄った分、1期の
テイストを比較的踏襲している印象だったのがG4で、こちらは相変わらずといった印象。
 ギャグにしろ、シリアスにしろ、1期より寄せたというのはキャラも同じような感じで、
元々個性の強いキャラ達だが、いずれもそれぞれの特性をより特化させた印象。

 総じてギャグものとしてはそれなりに楽しませてもらったが、メインモチーフである
「探偵」の部分は弱まってしまった感が強く、ストーリー展開自体も別に探偵を基本軸に
据えなくても成立してしまう部分が増えたみたい。
 パロディの方も似たような印象で、パロディ自体は相変わらず多いが、1期に見られたような
クラシック・ミステリーのパロディは減ってしまい、ミステリーファンをニヤリとさせるような
要素が減ってしまったのは寂しい限り。

投稿 : 2015/01/11
閲覧 : 260
サンキュー:

5

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