「ラブライブ! School idol project(第2期)(TVアニメ動画)」

総合得点
84.9
感想・評価
1967
棚に入れた
9495
ランキング
257
★★★★☆ 4.0 (1967)
物語
3.8
作画
4.0
声優
3.9
音楽
4.2
キャラ
4.1

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ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

二次元アイドルビデオ。

制作:サンライズ
2014年4月6日 - 6月29日に放映された全13話のTVアニメ。

声優のライブツアーの全国巡業を行うなどのファンと一緒に盛り上げるコンテンツ。
その一環として放映されたアニメは、この2期で売上が加速しまして、
大ヒットと言っても良い結果を残しました。
監督は京極尚彦。

【概要/あらすじ】

前作の、『ラブライブ!』

伝統と歴史のある音ノ木坂学院の生徒数の減少に起因する廃校の危機を回避するために、
自分たちが、この作品の世界では流行になっているスクールアイドルになって活躍すれば、
アピールになって学校に興味持って貰え、志願者不足を解消出来るのではないか?
と学校存続に向けて活動を始めた、穂乃果、海未、ことりの3人。

やがて3人は、上級生の絵里、希、にこ。そして下級生の真姫、花陽、凛の加入で合計9人となり、
グループ名「μ's(ミューズ)」の彼女たちの活躍はネットで話題となり人気上昇。
中学生の希望校アンケートで音ノ木坂学院の志願者がずっと増えて、
その結果を受けて理事会では来年度の入学希望者を受け付けることになった。
廃校の回避である。

そして、二学期。絢瀬絵里から引き継がれた新しい生徒会長は、何と主人公の高坂穂乃果。
穂乃果の幼馴染でμ'sのメンバーでもある海未とことりも生徒会の一員になっていた。
ある日、第2回「ラブライブ!」開催の告知を彼女たち「μ's(ミューズ)」は知る。

学校存続の夢は叶ったということで、「出ない!」という穂乃果ではあったが、
届かなかったもうひとつの夢、「ラブライブ!」の本戦出場。
くすぶっていた思いに火がつくのに時間はかからず、
3年生は今年度で卒業ということで、夢を叶えるのは今しかない!
穂乃果がやる気を出したことで、彼女たちは、「ラブライブ!」への抱負を新たにするのだった。


【感想】

2期を観ながら、ずっと気になってたこと。
12月に「ラブライブ!」予選。最終回では卒業式。

『君たち、受験勉強は?』

彼女たちのプライベートはスクールアイドルとしての日常と成長にのみ注力されていまして、
まるっきり、リアルの高校生の姿が見えてきません。
彼女らの一般的な高校生としての活動は視聴者の見てないところで存在するのかもしれませんが。

2期目となると目新しさがなくなったのか、1期に出会った頃のワクワクや感動が薄まった感じ。
物語は「μ's」本位であり、彼女らのプロモーションが作品の目的であり、
全国のスクールアイドルの頂点に立つ「A-RISE」以外のライバルは空気というか背景ですし、
タイトルにもなってるのに、「ラブライブ!」大会そのものの魅力や頂点に駆け上がる難しさが描けていません。
ですので、プロモーションの対象である「μ's」が勝つための出来レースが本作の印象。
可愛くて歌やダンスが上手い強豪がしのぎを削る感じを演出したほうが良かったのではないでしょうか?

「μ's」ファンのための「μ's」の魅力が詰まったアイドルビデオアニメ。
「μ's」さえ可愛く描けて目立てればファンは喜んで買ってくれますし、
特化した内容は、それこそ計算通りで異を唱えるのが間違っているのかもしれませんが、
どことなく釈然としない感が残りました。


短いですが、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2017/07/19
閲覧 : 505
サンキュー:

69

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