とってなむ さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

原作の彼方に愛ちゃんの出番は在るのだろうか

以前からずっと観たいと思っていた作品です。
再放送でしたが、2015冬のなかで一番楽しみにしていました。←
結果、かなり面白かったです。
京アニだけあって言わずもがな、作画は綺麗でした。


異界士が妖夢を倒し、生計を立てる世界で
半妖夢で不死身の主人公・秋人と、自身の血液を武器とする異界士・栗山さんを中心に描かれるバトルファンタジー作品。
それが本作｢境界の彼方｣でございます。
世界観に物凄く惹かれました。
故に1話から引き込まれ、掴みはお見事。
この作品は面白い、そう錯覚させられるかのようでした。
まぁ本当に面白かったのですけれど。


物語自体も楽しめたのですが、
なんといってもやはりキャラが魅力的でした。
好きなキャラしかいないって感じです。
特にお気に入りなのは文芸部の面々と愛ちゃん。
はい、全然"特に"じゃないですね。
絞っても絞りきれない。
漢字は違えどそう、それはまるで牛の乳のよう…。

秋人と博臣のペアは面白いですし、そこに美月が絡むと更に楽しいです。
でもやっぱり好きなのは栗山さんかな。
無理に『不愉快です』と言うところとかポイント高いですね。
個人的には眼鏡外したときが好きです。
普段とのギャップが堪らんわぁ。。
単純な可愛さなら愛ちゃんですかね。
キュートすぎで可愛すぎ。
と、ここで悲報。
愛ちゃん原作にいないのぉぉぉ!?
いや、わりと本気で原作に手を出そうか迷っていたときにこの知らせ。
これは痛恨の一撃でした。


OP｢境界の彼方｣ 歌ｰ茅原実里
ED｢Daisy｣ 歌ｰSTEREO DIVE FOUNDATION

OPはけっこう有名(？)で、観る前からカラオケでよく歌ってます。
改めて映像付きで観ると良い曲ですね。
OPから漂う良作のオーラというかなんというか。
EDはお初でしたが、かなり気に入りました。
本編からEDへの入りもお洒落で、満足度は高いです。
6話の劇中歌も好きです。



6話が神回。
これは揺るがなき真実。
本作の中だけではなく、全アニメのなかでも数少ない神回だと思います。
愛ちゃんのソロパートで私はノックアウト。
笑いに可愛さに、最高でした。
ちなみに私にとっての神回はごちうさの『お姉ちゃんのねぼすけ』です。
まぁこれは神回というよりは神セリフですかね。
神、神と、言葉の価値が下がるので普段はあまり使いたくないのですが、
6話が面白すぎたので連発してしまいました。

あ！ほとんど参考になること書いてませんでした。
あ！！いつものことでした。
これを読んでくださってる方は口を揃えてこう仰られることでしょう。
『不愉快です。』