退会済のユーザー さんの感想・評価

4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

４コマ原作の安定感

きんいろモザイク。本作は４コマ漫画原作です。そこで４コマというか空気系を切ったことがない私は四コマ空気系の凡庸性はどうなんだろ？ってなレビューっすｗ四コマと言うと起承転結が思い浮かぶのですが、本作はギャグが少なめなので、オチ(結)が分かりづらくもあります。 とりあえず私感で分けてみました。

１話前半
１：主人公しのぶ、日本の友達との会話から海外にホームステイに行くと話している。
２：海外につく。
３：ホームステイ先について金髪少女(アリス)と出会うが人見知り＆この土地の良さを確認。
４：お互いの国の文化交流で仲が良くなっていく。
５：別れ
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後半
１：帰国して数年後日本での登校
２：アリスからの手紙を読む
３：と思ったらアリス登場。
４：アリスが転校してくる再会の驚き。
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ざっと分けてみた所、思ったよりすんなりした構成でした。ただ起承転結と言うよりは、どのフェイズを際立たせるかを考えた構成になっている。まず最初の３(ホームステイ先に着く)では、アリスが極端な人見知りが強調されていくことによって、４(仲が良くなっていく)が強調される。多分ここが転に当たると考えられるのですが、次パートへの引継ぎ要素として、５(結(別れ)が繰り出された気がします。

それで後半パート。
普通に見てて起にも取れるのですがいきなりの展開です。ここから転が始まってるとも取れるし、４(再会(結)に繋げる為に、それまでのフェイズが機能しているとも感じた。
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４話
１：かれん「おはようごじゃいまーす」←流行っているそうですｗ
２：しのちゃんが誕生日みたいでキャハウフギャグトーク
３：しのちゃんイジリからしのちゃんへプレゼントをすることに
４：誕生日の話題からアリスが年齢不相応な自分を気にする。
５：アリスが皆との違いに焼きもちをやくが、皆違って皆良いモード突入でキャハウフ
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前半パートだけです。ただ起がギャグから始まっているのが４話の肝とも感じた。その後２のキャハウフモードとの緩急、４アリスのちょっぴりシリアスからの５の皆の団円に至るまでの緩急。それが全て結に繋がる為の緩急込めた繋がりとも取れるし、一つ一つのエピが単純に形となっているとも取れる。

全体を通して
１話は２話に繋ぐために構成されている大きな起ともなっているし
一つ一つのフェイズが各お話になっている位纏まっているし
どこを結とみても承とみても、多分視聴者側の求めるものによって色々な角度で楽しめる構図になっている気がします。単純に私感なので人それぞれここが結だろｗとかあると思いまする。

最終的に原作の良さを言っただけのレビューになっている風ですが、アニメになっている分、各フェイズは長くなっていますし、先程も書きましたが１話が２話への起承になっていたりするので、大きな事言っちゃいますとｗ１２話全てが起承転結、順番バラバラになっていたりするけど、繋がり合っているかもなんて思ったりもします。