「マクロスプラス(OVA)」

総合得点
71.2
感想・評価
246
棚に入れた
1367
ランキング
1354
★★★★☆ 3.9 (246)
物語
3.7
作画
4.1
声優
3.7
音楽
4.1
キャラ
3.7

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ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ビバップみたいなマクロス。

1994年-1995年の作品。

かつてゼントラーディとの戦争で絶滅の危機に瀕した人類が復興し、
「人類移民計画」の名のもとに人類が住める星々を探している「銀河の大航海時代」

超時空要塞マクロス +31年
マクロス7 -5年
マクロスF -19年

マクロス歴史年表にある西暦2040年のシャロン・アップル事件を扱った全4巻のOVA。
シャロン・アップルというのは人工知能を持った超人気ボーカロイドアイドルで、
自我を持ってしまい、その歌声は人間の脳を支配する周波数を持っていて、
大事件を起こすわけです。

舞台は惑星エデン。マクロスFでも名前が出てきましたね。
お話的には一人の女性を巡った三角関係、
仕事でもライバル関係にある男同士の意地のぶつかり合いと友情を描いた物語ですね。

主人公は、イサム・ダイソン。
劇場版マクロスFで他船団所属S.M.Sと新統合軍の一員として、
ちょっとだけゲスト出演した彼です。

先刻書いたとおりビバップみたいな空気のアニメですので、イケメンとか美少女は出てきませんし、
ヒロインもちょっとオバサンっぽいですね。
ミレーヌやランカみたいな若々しい萌え成分はこのアニメにはありません。

お話も渋くて地味ですし、ギスギス風味です。
とにかくちょっぴり大人っぽい雰囲気の人間ドラマを淡々と描く感じです。
マクロスFみたいなショービジネス要素は薄いです。
空戦作画は歴代マクロスでも最高レベルと言われています。
マクロスとしては変わり種ですがカウボーイビバップが好きな人にはおすすめの作品ですね。

さて、このアニメはスタッフが超豪華ですね。
総監督はご存知・マクロスの代名詞といえるの河森正治。

監督・渡辺信一郎 脚本・信本敦子 音楽・菅野よう子
この3人は後にカウボーイ・ビバップを作った人たち。
作品の雰囲気はビバップに似てますね。
ランカみたいな緑髪とかシェリルみたいなピンク髪とか、
マクロスプラスにいたら浮いてしまいそうです。

特技監督・板野一郎 板野サーカスで有名な方ですね。
一年後にエヴァを作った庵野秀明が原画を書いていたり、摩砂雪がキャラデザやってたりで。

あまり紹介にはなっていませんが、これにて感想を終わります。

投稿 : 2015/05/20
閲覧 : 458
サンキュー:

31

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