「ああっ女神さまっ(劇場版)(アニメ映画)」

総合得点
65.8
感想・評価
54
棚に入れた
343
ランキング
3062
★★★★☆ 3.8 (54)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.9

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ネタバレ

-Gigi- さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ああっ我が青春の女神さまっ

初めてこの映画を見たのは、私が高校生だった頃でした。
もう10年以上経ってからなんとなくまた見たくなったのでDVDを引っ張り出してきて見直したところ、その完成度の高さに3回連続で見返した次第です。
絵、声、音、そしてシナリオの全てが見事に溶け合い一つのアニメーション、いや、一つの長編映画として成り立っている。 
2000年台長編セル画アニメーションすげぇヽ(´ー`)ノ

この映画の全てのキャラクターが好きな私ですが、「永遠の17才」きっこお姉ちゃんが演じるヒロイン、ベルダンディーは流石としか言えません。 それにしても今作のベルちゃんは良く泣くw まあそれがこの作品の良いところとも言えますけどね。

そして、今映画のもう一人のヒロインである妖精姫モルガン、彼女の細かな表情の変化が私は大好きであると同時に可哀想で仕方がない。 彼女は世界を変革させる為に森里螢一とベルダンディに近づきますが、接していく内に蛍一の事が好きになってしまったんですねぇ・・・ かつての恋人に想いを重ねてただけと言ってましたがあれは完全に惚れてたと私は思っています。 
{netabare}モルガンが初めて蛍一とサイドカーに乗った時の生き生きとした乗り方に比べて、ベルダンディとのレース対決で互角の勝負をするものの、ドライバーが蛍一では無かった事とベルダンディーに気を取られすぎて負けてしまうシーンでは思わず切なくなります。 あとベルちゃんとモルガンの姿勢の違いも細かいこだわりが出ていてすごいです。{/netabare}

セレスティンも愛深き故に道を踏み外してしまうが、最後には、教え子であるベルダンディーによって救われる。 今回のオリジナルキャラクター二人は不憫で仕方ないが、ストーリーの要として素晴らしい存在であると思う。

クライマックスでは、大ピンチでハラハラして(ウルドがカッコよすぎる)
螢一とベルちゃん、モリガンのやり取りで泣いて(三人のセリフと特に蛍一に語りかけている時のモルガンの手の動きの微妙な変化は、必見)
{netabare}螢一とベルちゃんが裁きの門を通り抜けた時のモルガンのセリフと表情が切なくてたまらない、「本当に大事なのは、今を生きること、未来を信じること、あなただったら・・・」モルガンの本音が胸を刺します。 螢一に過去を映していただけと言っていましたがそれだっていいじゃないかかっ;;
かくして神は妖精姫モルガンに異世界間の恋人達への語り部としての役目を与えたのであった。{/netabare}
女神達の歌声で感動して(ペイオースのゴージャスローズ美しすぎ)
そしてハッピーエンドを迎えた時、俺たちの代表螢一兄貴に憧れ、シビレルことでしょう。 
最後のウルドとスクルドの掛け合いもいい余韻を残してくれます。
めでたしめでたし

投稿 : 2015/08/20
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