「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~(TVアニメ動画)」

総合得点
60.6
感想・評価
272
棚に入れた
1389
ランキング
5622
★★★★☆ 3.4 (272)
物語
3.3
作画
3.5
声優
3.4
音楽
3.4
キャラ
3.4

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ネタバレ

かしろん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

闇鍋

【とりあえず見終えて を追加】

【1話見て 闇鍋】
{netabare}事前情報で
”時系列が入り乱れるからややこしい”
と聞いていたが、別段ややこしいことは無かった。
単純に
あの時私を導いてくれたあの先輩が、何故こんなことになってしまったの・・・
というのを、イベント毎に、伏線張った>回収した、とやっているだけ。
こんな程度で「ややこしい」と言っちゃマズいだろ、理解力的に、と思う。
が、問題は理解するほうじゃなく、理解させるほうにある。

この絵面で物語を無くしたら、ただのネタアニメになっちゃう。
だから一生懸命、物語を入れようとしてる。
でも、結果として、理解させる力が弱まってる。

1話の内容は
「超人は人々を守る。じゃあ超人は誰が守る?」という言葉のもと、
  009っぽいやつが、
  クリーミーマミっぽいやつを誘い、
  ケンタウロスに変身するトランスフォーマーっぽいやつに乗って、
  変身忍者嵐というかちょっと捻った特撮ヒーローっぽいやつと協力して、
  黒いウルトラマンっぽいやつを倒す。
という、どっかで見た何かがワチャワチャと何かやってる物語。
こんな闇鍋ごった煮にしてしまったら、この見た目でお腹一杯になる人が続出するって。
お腹一杯になったら、頭、働かないでしょ。
そりゃ、物語の理解に至らないって。

制作の言いたいことやりたいことを勝手に想像すると
 人々の記憶から消えつつある、古き良き昭和のアニメ特撮などヒーロー物を、我らがこうして
 アニメで取り扱うことで、人々の記憶が蘇り、また人の心に残ることになる。
 超人を守ること=超人を忘れないこと。
 だから、超人を守れるのは人々なんだ
ということではないかと。
もし、この辺が本当に言いたいことだとしたら、
見てもらって理解してもらわないと、人の心には残りませんよ。

ここからどんな超人が出てくるかなぁ。
出てくるたびに、闇鍋はカオスになっていくだろうなぁ。
最後に、美味しい出汁の”締め”を食べれると良いんだが。{/netabare}

プロ野球ファンとして、一つ忘れてた。
巨人の福田、笠原の件があったこのタイミングで、2話サブタイトルが”黒い霧”って。
どんなタイミング。

【2話見て アニメ界風刺】
{netabare}いきなりアニメ界風刺をぶち込んできますか。

2話メインキャラ風郎太がこんな台詞を言う
「昔は簡単だった。
 悪いのがいて、良い超人がそれを倒してくれた。」
「いつからこんなにややこしいことになったんだ!
 良いもんと悪もんの区別がつかない。
 俺とあんたも敵同士・・・」

友人となった風郎太とカムペ。
7年後。
オバケの風郎太は子供のまま。
タルタロスチュウジン(虫人?)のカムペは大人の女性に。
「今の私達では友達にはなれない」
と風郎太の前から去るカムペ。

そして、風郎太と人吉の会話。
「おいらはいつまでも子供だ。
 だから分からないのか?
 だったら大人になりたい!」
「いや、お前はそのままでいい」

昨今の小難しいアニメに対する風刺であり、自戒の念であり。
言ってるこのアニメ自身が時系列をゴチャゴチャといじってややこしくしてるじゃねーか!
ってツッコミやヤボ。
時系列いじってると言っても、1話と同じく、イベント毎に、過去伏線張った>未来回収した、とやっているだけ。
別段ややこしくないよ。


ちょっと推測話。
実際に見たことがあるわけではないので推測なんだが、2話はアニメ版海のトリトンオマージュなのかな、と。
トリトンはオリハルコンの短剣を使い、結果として、ポセイドン族を全滅させちゃうENDなんだそうな。
敵には敵の事情があるんだが、少年が己の信じた正義から相手を全滅させるにまで至ってしまう。
少年は大きな喪失をもって大人になる。
でも、このコンレボ風郎太は大人になれない。
 ・
 ・
 ・
昨今のアニメをややこしくした切っ掛けの犯人は富野由悠季かっ!{/netabare}

【とりあえず見終えて】
{netabare}2周目の2話まで見ました。
自分で出来事年表でも作らないと全体的な感想は書けないなぁ、と。
というわけで、出来事年表をメモりながらの2周目中です。
ネット探せばあるんだろうけどね。
自分でやらんと理解が深まらん。

1周目で、一つ、すごく心に残ったのは
「エロティシズム」
だったりします。

 興奮状態の主人公のモノを、
 愛人キャラが手を使ってオサめながら、
 ヒロインキャラに向かって、
 「貴女にこんな真似出来る?」

って、どんなエロ表現やねん、と。
自らも傷付きつつ主人公を救うという、綺麗なはずの印象的シーンが、なんつーエロさ加減。
「星の子」
とか言いつつ、ラブグッズが胸から出てくる度のブラチラなんかメじゃありませんよ、えぇ。

はてさて。
マトモな総評や星評価は2周目見てから。
見終える気力があるかなぁ・・・{/netabare}

投稿 : 2016/01/07
閲覧 : 308
サンキュー:

8

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