「天元突破グレンラガン(TVアニメ動画)」

総合得点
90.2
感想・評価
4243
棚に入れた
19914
ランキング
61
★★★★★ 4.1 (4243)
物語
4.2
作画
4.0
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.3

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ネタバレ

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これは、どんな困難にも風穴をあけて突き破る、螺旋の魂を持った男の物語。

2007年放送のSFロボット作品。

ロボものは特に好きではないのですが、
ストーリーのアツさに参りました。

クライマックスが近づくにつれて、
極限のアツさでおかしくなりそうでしたwww

全27話です。


● ストーリー
人間が地上で暮らしていたことも知られていないほど、遥か未来。
人間は地下世界で暮らしていた。

シモンは、穴掘りだけが得意な少年。
兄貴分のカミナは、地上に憧れる少年。

地上から落ちてきたヨーコ(♀)と共に、
地上の世界を旅することを決意するシモンとカミナ。

しかし地上は、人間に襲い掛かる獣人(じゅうじん)が
溢れている戦場だった。


全27話で、
1部「立志編」
2部「風雲編」
3部「怒涛編」
4部「回天編」
に分かれます。(wiki参照)

そしてさらに大きく分けると、
1・2部は1章
3・4部は2章
と分けられます。(個人的見解)

1章を観ているときには、あまり魅力を感じられませんでしたが、
2章からの展開にはものすごく引き込まれて、目が離せなくなりました。

全体的に右肩上がりのおもしろさなんですが、
その上がり方が、最後はグラフを突き破ってしまうぐらいのすごさです。笑


≪1部≫
登場するガンメン(ロボット)が
一頭身で気持ち悪くてwww

そこがまずは苦手でした^^;

「何事も気合だー!」という勢いのストーリーにも
最初はついていけなくて、冷めた目で観ていました。笑

この作品が名作となる見どころはつかめませんでした。

しかし、1部の最後・8話({netabare} カミナとの離別 {/netabare})の衝撃で目が覚めました。
ここまでは断念せずに観てほしいなと思います。


≪2部≫
ニア(♀)という新キャラが登場することで、
男臭さが緩和。笑

これまで自分に自信が持てなくてうじうじして、
ずっとカミナに引っ張られてきたシモン。

彼がとうとう、ここで覚醒。
最高にかっこよかったです。

全話の中で一番好きなシーンです。
かっこよすぎて、何度観ても涙が出そうです;;


≪3部≫
物語は2章へ。

ここから話の展開がガラッと変わるのですが、
それが怒涛のおもしろさ!

だんだん戦いの規模は大きくなるし、
底なしのアツさでした!

しかしこれでも4部のアツさには
まだまだ届かない、前座にすぎないという恐ろしさ…。笑


≪4部≫
手に汗握る展開はこれまでの比ではありません。

生きる!!自分の生き様を貫く!!
そのアツさがとどまるところを知りません。

なんだかもうね、アツすぎて、怒涛の展開過ぎて、
私の脳は麻痺していましたwww

熱量がすごすぎて、
逆によくわからなくなっていましたww

とりあえず、なんかもうすごい作品なんだから!
この熱量は観ないとわからないんだから!


≪全体を通して≫
全27話(内1話は総集編)というのが信じられないぐらい、
中身の濃いストーリーでした。

40話近く観た気がする。笑

男たちのアツい生き様で泣けるなんて。

こんなにアツい作品は、もうこの先出てこないのではないだろうか…。


● 作画
ガンメンは気持ち悪かったし、
ロボットのことはよくわかりません。

が、
バトルシーンの作画、タイトルロゴ、アイキャッチなどは
気合と勢いが感じられて、ものすごくかっこよかったです。


● 音楽
【 OP「空色デイズ」/ 中川翔子 】

この作品に興味を持つきっかけとなった曲でした。
グレンラガンと言えばこの曲!ですね♪

1章では1番の歌詞が、
2章では2番の歌詞が使われています。

歌詞も作品とリンクしているし、
かっこよくてとてもお気に入りです^^


【 前半ED「UNDERGROUND」/ HIGH VOLTAGE 】
【 後半ED「みんなのピース」/ アフロマニア 】

どちらもかっこよくて好きですが、
私は後半EDの方が好きかな。

懸命な生き様を掲げた背中にふさわしい1曲。
まさに命を懸けるという字の如し。


【 挿入歌「happily ever after」/ 中川翔子 】

この挿入歌がまたいい仕事するんですよね…!

ここぞ!という場面で使われ、
「やってくれるわー!」という演出に一役買っています。

最高!


● まとめ
最初から最後まで、
「ドリル」がキーとなるこの作品。

最初は「穴掘りシモン」という、
単なるキャラ付けの道具だと思っていました。

しかし、最終話が近づくにつれて、
ドリルにもちゃんと意味があったことを知りました。

それも深く、かっこいい意味が。

これからはドリルを見ただけで
アツい想いがこみ上げてきそうですw


無難に下を向いてやり過ごす生き方か。
どんな困難が待ち受けていても上を向いて突き進んでいく生き方か。

天元突破グレンラガン。

アツい作品でした。

投稿 : 2015/10/11
閲覧 : 340
サンキュー:

33

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