「ダンタリアンの書架(TVアニメ動画)」

総合得点
67.9
感想・評価
715
棚に入れた
3920
ランキング
2198
★★★★☆ 3.6 (715)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.4
キャラ
3.7

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幽霊な校舎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

外見と中身は別で。

貴族と大きなお屋敷。
科学とそうじゃないものが混在する世界。


このレビューでは、
本作品を他のアニメと対比する事で、良さを説明したい。

ある意味で似たテイストである、アニメ「GOSICK」。こちらも大好きな作品だ。どちらのアニメも、ゴスロリの衣装を着た小さなヒロインが登場する。どちらも、とてもヒロインが可愛い。

一方、ヒロインと対になる主人公のキャラクターは、ヒロイン以上に異なっている。
外見的には、背とか年齢設定とかが違うけれど、
それは描写的にも、あどけなさ寄りか、大人寄りかで違って表れている。
大人寄りで、優しく柔らかい声の主人公はダンタリアンの書架(CV:小野大輔)。
あどけなさが残る、ちょっと可愛くて、だけどピュアなひたむきさのある主人公はGOSICK(CV:江口拓也)。

ストーリーに関しても、似て非なるもので、
(原作は未読だけれど)アニメの進行では違った特徴があると感じた。

ダンタリアンの書架は全体のストーリー進行よりも、各話の、短編的な展開に魅力があり、絵も冒頭に上げたような雰囲気を織り交ぜていて、面白い。

一方でGOSICKは、各話それぞれで面白いカットがあるけれど、それ以上に全体としてストーリーが完結していく様子が顕著であり、話が進むにつれて収束していく感覚が強い。

こういう対比を書いた後で、
総評としてのダンタリアンの書架は、ストーリーも楽しみの一つではあるけれど、しかしそれ以上に各話の事件が主体となってストーリーを繋げていて、各時点での絵は綺麗だった。落ち着いた情緒があって、はかなげな雰囲気があって、
それは、GOSICKとはまた違った良さがあった。

投稿 : 2015/12/30
閲覧 : 209
サンキュー:

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