「京騒戯画(Webアニメ)」

総合得点
63.3
感想・評価
407
棚に入れた
1960
ランキング
4329
★★★★☆ 3.6 (407)
物語
3.3
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.5

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お祭りに巻き込まれますか

京都であって京都でない、独自の発展を遂げた箱庭のような空間、「鏡都」。ひょんなことからそんな世界に迷い込んでしまった女の子・コト。謎の坊主に出会ったり、メカオタ­クの女の子に追いかけられたりと波 乱万丈の日々をけっこう楽しんじゃったりもしていた彼女だが、知らぬところである計画が動きだしつつあった・・・。
妖怪と人間が入り交じった不思議な街で、いま、祭りが始まる!


1話見ました。
まず色使いが凄いですね!
落ち着いた「鏡都」を彩る色。これだけとると普通の和風の街を表現する柔らかい動画になります。さらにその上に赤・青・緑・黄・紫・橙・ピンク・etc. と単調な色を用いることで、「普通の和風」のセカイが「独特な和風」のセカイに彩られていました。また、ドット絵や、万華鏡効果(?)なども用いられており見ていて飽きませんでした。
3人議会の世界も、星が流れ、おもちゃのようなガラスのような色鮮やかなものを浮かべ、モノクロを用い、雨のような点・雫・雪を降らせ。
独特で奇麗なものでした。


作画も独特でした。
キャラクターデザイン・作画監督は林祐巳さん。
サマーウォーズとかの人です。
キュービックのようなものの渦・メリー・上記のようなカラフル且つシンプルな色使い・化物語やモノノ怪などのような独特な造り・アニメの描写の仕方。
特に描写は凄いと思いました。
遠近がころころ変わったり、今昔がころころ変わったり、場所がころころ変わったり。
戦闘など、動きのあるシーンでの遠近の描写では世界観におぼれます。
キャラクターデザインは上記通り林祐巳さんですが、好まない人はいるかもしれません。
自分は基本的に好きよりですので問題ないですが、八瀬のデザインは苦手よりですかね。
妖怪や鬼はところどころでサマーウォーズのアバターを思い出すようなもので、コトの使う(元ビシャマルの)透明なハンマーのデザインも目新しいですね。
あと、作画ではないんですけど時間の止まった京都では壊れた街もすぐに修復されていくんですね。
最初の方でコトと阿吽たちが暴れてるときちょくちょくそういう描写がありました。



声優さんもいいと思います。
釘宮さんやら斉藤さんやら喜多村さん、日高さん、白石さんなどと、若手の有名な方々が多いです♪
声優好きの方も楽しめるのではないかと。



内容は(たぶん)阿が言ってた通り「よく分かんないけど」。
いろいろつまってます。はい。きっと。たぶん。おそらく。
情報というのか内容というのか………が多いんです。
明恵・八瀬・鞍馬の3つの勢力。
その母のコト。
出てはきたけど、何が何だかまったく謎のハクラン仮面。
ちょろちょろと出てくるウサギの着ぐるみ被った生き物。
黒兎。
最初とPVに出てくる空で椅子に座ってる2人。
ビシャマルって宝物らしいロボットみたいな奴(の中にある世界含め)
主人公の方のコトが落ちてきたっていう月(と兎の関係)。
阿吽。
4回見たけど完全に内容をつかむのは無理だとあきらめました。一応次回作もあるようですので、大まかな設定などを抑えといて(この1話だけでも十分に多いですけど)、理解できないところは次回への伏線などということに勝手に決めつけておきます。
「2012年3月 時期展開発表! 乞うご期待!」
らしいのでまだまだ先ですかね。

それと、このあにめはただのOVAで終わってしまうんですかね?
どうせなら普通にテレビ放送してほしいです。


すでにいろいろとグッズ化もしておりますね。
他にもコミック化。
1番くじなどとキャンペーンも充実してきてます。
それだけ東映さんとバンプレさんも本気ってとらえ方でいいですかね(最近はすぐにグッズ化するなんて現状は無視)。


「京騒戯画への道」
というので新人声優の原嶋あかりさんを育てていくという企画を配信するのも案外面白かったです。
この人が成長したらそれもそれでいいですし。
暇な方は公式サイトから見てあげてください。



それと

  七夕
   願い叶って
   5マス進ム
   (矢瀬)

  一五夜
   凶兆不吉
   10戻ル
   (明恵)

  大晦日
   興が乗りすぎ
   1回休ミ
   (鞍馬)

  狂都
  (矢瀬)

  経都
  (鞍馬)

  境都
  (明恵)

  叶都
  (矢瀬)

  凶都
  (明恵)

  興都
  (鞍馬)

  京都

  鏡都


これだけの『きょうと』にどれだけの意味があるんですかね?
伏線なのか、ただの言葉遊びなのか。



評価は以降に期待して適当に甘めです。
あー、なんかぐちゃぐちゃでごめんなさい。

訂正
4回見た→現在6回。

投稿 : 2011/12/11
閲覧 : 369
サンキュー:

10

京騒戯画のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
京騒戯画のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

メアが他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ