「ユーリ!!! on ICE(TVアニメ動画)」

総合得点
76.0
感想・評価
739
棚に入れた
2974
ランキング
731
★★★★☆ 3.9 (739)
物語
3.8
作画
4.1
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
3.9

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ネタバレ

まつはや さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

絵と音楽の相乗効果が凄い

【一話視聴後当時の感想】

スケートのアニメとは珍しいですね。
見所はなんと言ってもスケートシーンでしょう。
1曲まるまる全て手描きのスケートシーンは圧巻です。鬼のような作画です。
MAPPAは神撃のバハムートや残響のテロルの制作会社さんですね。
個人的に、平松さんのキャラデザが大好きなので、それだけでも見る価値ありな作品です。
ストーリーは王道な感じですね、PVのイメージとは違って、意外とギャグテイストなところも多かったので、気楽な感じで視聴できそう。
ギャグの時の演出と、男性同士のスキンシップが多そうなところは、少し賛否が分かれそうですが...
なにはともあれ視聴継続です。

【全話視聴後の感想】※微妙にネタバレ有り

途中少しダレがあった感じはしますが、(作画も危うい場面がいくらかありました)それを補って余りあるくらい良い作品でした。世界大会後半に入って、個性的なキャラクターが多数登場するようになってからは、盛り上がりを維持していたように思います。話自体は割と王道なんですが、常に動き続けるスケートの作画だとか、ヴィクトルと勇利の関係だとか、目新しい要素を要所要所に入れて、多くの人に評価される作品になったのではないかと思います。
別の作品の名前を出しますが、ガールズ&パンツァーやヒカルの碁のように、スケートという競技自体に興味がない人でも、何かしらすごいことをしている、という雰囲気だけで楽しめるようにしてあるのがうまいなあと思います。ところどころ競技の説明があったかと思えば、逆に競技をしていない人にはわからない単語で話をしあってるシーンがあったりして、そこらへんのバランスがいいんでしょうか。

特に最終話がいいですね。最終話は、{netabare} ヴィクトル、勇利、ユーリの三人それぞれに見せ場というか役割があって、ちゃんと三人が関係しあって物語が完結へと向かう展開が {/netabare} うまいなあと思いました。
また、{netabare} 10話や最終話で感じたんですが、この作品は特殊エンディングの使い方がうまいですね。{/netabare}
終わり方もいいですね、{netabare} やっぱり自分は爽やかな希望ある終わり方が好きです。最終話で、ヴィクトルと勇利のエキシビジョンのペアスケーティングがフェードアウトしていった後、最後に笑顔の二人のカットが入るんですが、それを見た後にとても清々しい気分になりました。{/netabare} 視聴者が見たいものをちゃんと見せてくれる作品だと感じました。
一話と最終話でこの作品の評価が確固たるものになりました。

投稿 : 2019/12/25
閲覧 : 359
サンキュー:

10

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