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3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

忍びの術は一流なのにコミュニケーションはボケまくり。信長様の鋭いツッコミが炸裂！

本編前の若き信長様が千鳥と出会う話。

馬で散策の信長。川で手足をバタつかせている童(わらし)を見つける。
青年・信長「ム、珍しいな幼子一人で水練とは。」
幼年・千鳥「溺れてるんですっ！」

童を助けた信長。
青年・信長「このあたりでは見ない顔だな。どこの村の百姓だ？」
幼年・千鳥「わたしお百姓さんじゃありません。忍びです」

青年・信長「忍び？珍しいな。」
幼年・千鳥「よく言われます。女なのに忍びなんてーって。」
青年・信長「いや、自分で『忍び』と名乗る忍び・・・」
幼年・千鳥「はぅわっ！！」

刀に手をかけ身構える信長。
青年・信長「つまり、この尾張を調べに来たのか？言え、どこからきた忍びだ！」
幼年・千鳥「言いません！『忍びは死んでも口を割るな』それが『伊賀者』の掟なのです！」
青年・信長「そうか『伊賀』か。」
幼年・千鳥「はにゃっ！！」

幼年・千鳥「あ、あの、お侍様は尾張の領主・織田信長様のご家来で？」
青年・信長「家来・・・ではないな」
幼年・千鳥「なんだ浪人さんでしたか。てっきり『大うつけ』と噂の信長様のご家来かと・・・」
青年・信長「『信長』本人だ。」
幼年・千鳥「先に言ってください！！！」

苦無(ナイフ型手裏剣)を持って身構える千鳥。
青年・信長「お、ワシを殺すのか？」
幼年・千鳥「命令されてませんから殺したくはありませんが、信長様がわたしを殺そうとするならこの『15本の手裏剣』で返り討ちにします！」
青年・信長「そんなに入れてるから溺れるんじゃネ？」

青年・信長「安心しろ。殺さぬ。忍び一人殺したところで何も変わらぬ。尾張は関所を廃止したから他国の者は入り放題だしな。」
幼年・千鳥「何で関所を廃止しちゃったんですか？」
青年・信長「ふん、秘密だ。」
幼年・千鳥「そうか！寂しがり屋さんなん・・・・」
青年・信長『町をにぎわせる為。他国の情報を得る為だ！』

殺伐とした戦国時代に史実を交えてボケまくるショートコメディアニメ。テンポもいいしＢＧＭが本格歴史時代劇っぽくして変に重みのある雰囲気に。
本編の方も面白そうです。