kuroko85 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
シャアが出来るまで(少年時代)
サブタイトルは「悲しみのアルテイシア」ですが、
ばりばりシャアの話です。
この2話目はヒューマンドラマとして、
この兄弟の過去とその時に追ったトラウマを良く表現していますね。
特にその時期にシャアとセイラの形式上の父となった人物の描写や
時折入るザビ家やランバラルの動きはとても小気味良く
1年戦争前の情勢と、「赤い彗星」が出来上がる過去を
饒舌に、それでいてわざとらしくなく説明しています。
このオリジンシリーズで、
とても人間味が現れているのがドズルです。
ファーストでは圧倒的な武断派として、「やらせるものか!!!」の
イメージの強い彼ですが、ザビ家にあって、とても人懐こく
描かれていますね。
それに反して、キシリアは本当にえぐい!
存在自体が毒そのもの!
今更ながら、ファーストでシャアに頭を吹き飛ばされ、
「ざまみろ」と思わせるものがあります。