「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(OVA)」

総合得点
73.2
感想・評価
506
棚に入れた
2462
ランキング
1016
★★★★☆ 3.9 (506)
物語
3.8
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ベースのストーリーは良かったのですが、恋愛部分だけ蛇足、というかそもそもいらないのでは

一年戦争終結からZガンダムまでの間のミッシングリンクを埋める作品となっています。
0083で登場する機動兵器は、時代を鑑みると技術力が高すぎて違和感があるそうなのですが、前回Zを見たのが内容が思い出せないくらい昔なので、気にならずに最後まで楽しく見ることができました。
おそらくそのあたり、このあとZを見返した際に、0083に比べ性能が低いことで違和感と感じることになるのかなと思います。

タイトルの通り、宇宙世紀0083の話です。
一年戦争集結から三年後、地球連邦軍の再建計画の一環として、ガンダム開発計画が立案された。
それに伴い、ガンダム試作1号機と試作2号機が地球上の連邦軍基地に持ち込まれ、その情報がジオン軍の残党に漏れる。
ジオン軍は極秘の「星の屑作戦」に先駆けて、核兵器を搭載した試作2号機を奪うため連邦の基地を強襲する。
ジオン軍の伝説級のエースパイロット、アナベル・ガトーは2号機を奪取、新米のパイロット、コウ・ウラキは、とっさにガンダム試作1号機に乗り込み試作2号機と交戦する。
主人公は正規軍ですが、ガンダムを任されるほどの実戦経験のない若者(そもそもテストパイロット)で、それゆえにベテランクルーとの確執があったり、ガンダムへの強いこだわりからときには失敗がありながら物語は進みます。
基本的には主人公の成長の物語というよりは、「星の屑作戦」の首尾、及び、ティターンズ創生にスポットのあたった物語となっています。

終始真面目なストーリーですが、魅力のあるキャラクターが多いためか暗すぎることはなくすぐに見終えました。長さもOVA4巻分とちょうどいい感じです。
ただ、ファーストでも感じたことなのですが恋愛描写だけはいまいちです。
あまりにも取ってつけたような、突然設定が湧いて出たように感じました。
以前から、そういう関係だったのであれば、試作2号機が奪還されたときに気づいていたはずでは。
ベースのストーリーは良かったのですが、恋愛部分だけ蛇足、というかそもそもいらないのではと感じました。

投稿 : 2016/12/12
閲覧 : 310
サンキュー:

4

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