「へヴィーオブジェクト(TVアニメ動画)」

総合得点
66.7
感想・評価
635
棚に入れた
3719
ランキング
2676
★★★★☆ 3.5 (635)
物語
3.4
作画
3.6
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

たとえ大型兵器だろうと「知力」と「考察力」と「運」があれば人の力でも破壊はできる!!

この作品の世界観。

とある小さな島国が開発した完全に新しい黒くて丸い巨大兵器、のちに「オブジェクト」と呼ばれる巨大兵器は全世界からいくつものミサイル攻撃をされても破壊されずその機体にある複数の発射口から発射された砲撃により蹂躙を尽くし、ついにいは核攻撃をも耐え抜いた機械は世界を世界を大きく変えた。それまでの世界はいくつもの国々が存在していたが、今では「正統王国」「資本企業」「情報同盟」「信心組織」の四つの勢力に分かれ、「割れたステンドグラス」のように勢力は世界あちこちに疎らに存在し、世界は争いが絶えない状態になりました。
しかし、オブジェクトが開発された事により各国はオブジェクト開発に力をいれ、戦争はオブジェクト同士のみ争い、戦争は人同士が争わないクリーンな戦争になりました。

ストーリー

クウェンサー=バーボタージュとヘイヴィア=ウィンチェルはアラスカの極寒環境雪上戦に所属する兵士でした。クウェンサーはオブジェクトの設計士になるための学生として、ヘイヴィアは貴族として名をあげるためにいましたが、とあるオブジェクトの戦争により彼らはオブジェクトの脅威をより一層知る事になる・・

私の感想。

正直この作品を見始めた時は全く期待していませんでした。始めはゆっくりしたペースで何が何だかわから無い世界観で良くわからない兵器の説明をされて始まった作品だったので、またガンダムもどきのロボット同士が戦う作品かと思いました。けれど蓋を開けてみれば非常にとてつもなく面白い魅力的でもっと伸びるべき作品でした。

最初の数話で切ってしまった人はマジで損していると私は思います。この作品は3話目から本当に面白くなるので、とてもおすすめです。なぜこの作品があまり他の作品ほど有名ではないのかが私はとても疑問に思います。

ストーリーの進行具合に、キャラクターの濃さ、世界観の設定まできちんとバランスよくできていて、3Dのモーションもかなり良くできていると私は思います。

個人的にこの作品のお気に入りな所は起承転結が非常に素晴らしくできている事です。どの話も起は説明がたくさんあり、状況説明が分かりやすく、その後の承、転も時間的にはそれほど長く無いのですが、なぜかあっと言う間に過ぎていき結は簡単にいつもの様にhappy end ですよ。やはり世界は平和の方がいいです。バッドエンドは私は嫌いです。

そして、あまり敵味方に女性が多く無いのもいいですね。ハーレム物もそれほど嫌いではないのですが、いつも出てくるキャラクターがどうしても似てしまうので、男二人で強敵と戦う作品も非常によろしいですな。

私が得に好きな戦いは {netabare}0.5世代型のオブジェクトと戦ったオセアニア軍事国と戦った話ですね。あの戦いは二人がマジで死ぬ気で戦ってぎりぎりの所で勝ったし、あまり味方のオブジェクトがかかわっていない所が私のお気に入りです。オブジェクト同士の戦いは迫力があって見応えがあり、好きですが、 {/netabare} やっぱり頭を使った戦いがこの作品のメインのおもしろさだと私は思うので、この戦いが一番好きです。もちろん他の戦いも好きですよ。

この作品で一番好きなキャラクターはもちろん主人公のクウェンサーです。色々好きな理由がありますが、注目するべきポイントはやはり主人公なのに頭に棘が生えていない事です。他の作品の主人公はいつも上条当麻のように髪がつんつんしている事が多いです。ですが、クウェンサーは全く髪が蘭ねーちゃんが如く武器にならず、doveを使ったかのようにさっらさらです。このさらさら感を注目してほしいです。

後々知った事なのですが、この作品はとある魔術の禁書目録を書いた作者さんと同じなのですね。非常に驚きました。

オープニング

「One More Chance!!」
毎回このオープニングのイントロを聞くと本当にテンションが上がり、そして、この作品を見たいと言う欲求が跳ね上がります。
このオープニングの一番の魅力は何よりも始まりのイントロから最後までの疾走感です。もうあっという間にキャラクター紹介から何まですべてを行い、この作品の魅力を教えるが如くもう、擬音で言いますともう、
「ヴぁああああ」っと終わります。
そして、この曲をカラオケで歌うとものすごく盛り上がります。定番曲とまではいきませんが、かなりの頻度で歌います。

「Never Gave Up」
この作品の前オープニングと同じ方がうたわれている曲です。このオープニングは前の曲ほどテンションが上がりませんが、この曲も非常に良いです。私は前の曲の方が好きですが、私の友人はこの曲の方が好きらしくカラオケに行くたびにこの曲を歌います。あの人にとってこの曲は私のカラオケの定番曲「紅」(Xjapan)と同じなのでしょう。

エンディング

「ディアブレイブ」
この曲はメインヒロインのお姫様がうたっているかのように落ち着いている曲です。まあ、個人的には好きですが、理想を言いますともっとヘビーメタル的な曲でもよかったと思います。

「変わらない強さ」
他の曲が印象が強いせいか、この曲はあまり覚えていません。まあ、それほど私は好きでないなかったのでしょう。

投稿 : 2017/01/08
閲覧 : 248
サンキュー:

5

へヴィーオブジェクトのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
へヴィーオブジェクトのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

Ssoul30 が他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ