「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第1章「嚆矢篇」(アニメ映画)」

総合得点
68.2
感想・評価
22
棚に入れた
122
ランキング
2099
★★★★☆ 3.8 (22)
物語
3.5
作画
4.1
声優
3.7
音楽
4.0
キャラ
3.7

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ネタバレ

涼宮ハルカスキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

嚆矢編、観てきました。ヤマト最強!

2017年2月25日「嚆矢編」観終わりました。次は6/24
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本作品の元となった「さらば宇宙戦艦ヤマト」は1978年公開の劇場作品。自分はこの時、
『公開前日の朝8時から映画館の前に並んだ』
経験があります。

それを考えると公開日の朝に指定席でヤマトが観れる世の中ってほんといい時代になったものです。

で、このオリジナルの「さらばヤマト」。当時は爆発的なヒットになったのですが、その後ヤマトの歴史からは消されてしまうのです。理由は簡単。
「さらばヤマト」では登場人物がほとんど死にまくってしまうので、続編が作れなくなったから。
ディアゴスティーニのヤマト全集にも「さらばヤマト」はなかったことにすると明記されていました。

とは言うものの、24時間も劇場前に並んだこの作品には思い入れがあり、今回のリメイクも期待していました。

一番のポイントはオリジナルで「さらば宇宙戦艦ヤマト」となっていたのに、今回は先頭の「さらば」がなくなっている点。
これっておそらく最終回では誰も死なないから「さらば」という冠が取れたんだろうと勘繰っています。

前作の2199と同様に、いずれ放映されるTV版に先駆けての劇場公開というスタンスで、今回は最初の2話分の上映。
だから、短い!
あー、もっと続きを観たいと思う位の良いシナリオでした。

つまり、「さらばヤマト」とも旧作TV版「ヤマト2」とも違う、新しいヤマトが楽しめます。

勿論、ベースは「さらばヤマト」です。
冒頭の「無限に広がる大宇宙…」のナレーション、そして白色彗星帝国のパイプオルガンは健在です。

ですが、本作品の一番の印象は「さらばヤマト」のリメイクという以上に「第一作目」のオマージュか?というシーンが非常に多いのです。
{netabare}
「さらばヤマト」では古代は新造の洒落たデザインの護衛艦に乗っていたのですが、今回は以前沖田艦長が乗っていたいわゆる「沖田艦」、あれを波動エンジンに改装した戦艦に乗って戦うところが、モロに冥王星海戦を彷彿させてくれていい!

次に、この作品のトップ画像にファーストガンダムのラストシューティングみたいな絵が出ているじゃないですか?
あれが、実は「嚆矢編」のネタバレそのものです。
※いいんですかね?あのシーン使って…
ちなみに自分はここ涙が出るくらい感動しました。

やっぱりヤマト強い!最強!
分かりやすく比較しちゃうと、「νガンダムよりも強い」ですよ(笑)

あと単に強い/弱いという話で言うと、アンドロメダがこれまた強い!
「さらばヤマト」では強いという割には活躍の場がなく、意外と弱いというイメージしかありませんでしたが、今回はメチャクチャ強い。
しかも、そのアンドロメダが同型艦合わせて計5隻出てくるという凶悪な設定。もうなんでもアリです。

あと、EDですが、「さらばヤマト」と全く同じでジュリーです。
当時の感動が走馬灯のように思い出されて泣けます。
{/netabare}

ちなみに、次は6/24上映予定です。

投稿 : 2017/03/04
閲覧 : 709
サンキュー:

8

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