「ヴァイオレット・エヴァーガーデン(TVアニメ動画)」

総合得点
94.1
感想・評価
2534
棚に入れた
10303
ランキング
6
★★★★★ 4.2 (2534)
物語
4.1
作画
4.5
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.1

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ネタバレ

※アニをた獣医師() さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは一人の少女が愛を知り、愛を伝える物語。 少佐への愛をこめて。

(原作既読) アニメと原作では異なる部分あり。

劇場版決定!!!これは来たぞ!2020年1月。

延期か中止になるかもしれませんね。それでもこの作品が、京アニが大好きです。


石田さん…とても、とても素晴らしい背景でした。忘れることのない作品をありがとうございます。氷菓の作画背景も今までの中で類を見ないものでした。ありがとうございました。


アニメ素晴らしかった。であるが故に惜しかった。原作と違うのか、続ける感じなのかはわからないけど、両方見ることをおすすめします。小説もアニメも素晴らしかった。今のところは違うようです。

どちらを先に見てもいいけど、どちらかを全て見たあとにもうひとつ見た方が、伏線や、それぞれをカバーしてたことがわかると思います。
アニメだけなら満点ではなかったかもですが、自分は小説全て読んだあとだったので、いろいろ考えさせられて、嬉しくて、迷いなく満点にできました。


京アニさすがだよ!といったところの予告編‼
作画が神がかりすぎてる! 背景の色彩とか、手の機械のところとか細かいところまですごくきれいな作画ができてて見とれる感じがする! それにこのbgmね、すごくいい!儚い感じが出てて… 
絶対見る!
{netabare}
このヴァイオレット(主人公の女の子)は、義手(戦争で失った)で、自動手記人形(オートメモリーズドール)っていう、代筆屋で派遣されてるんだよね
代筆の理由は人それぞれ、結構重いけど、感動できるんですよね、 娘と妻をなくした夫が、娘が生きていたらヴァイオレットぐらいだということで、ヴァイオレットに無茶を頼むそれが大きな勘違い、その内容はアニメで見てね 。たぶんここで1話、2話ぐらい使うのかな? 
このヴァイオレットは依頼があればどこでも駆けつける、それがたとえ戦場でも…

そんな彼女が様々な人と出逢ってもたらすものをみていただきたいですね♪ 彼女の感情…
{/netabare}
2017年春アニメ、京アニがない寂しさがあるので、早く見たいという思いが強いですね。
京アニの作画の素晴らしさが見れる作品になることを願います。

2018年1月に決まりました!年明け一発目の京アニですよ! ヴァイオレットは石川由依さんです!
来年が待ち遠しいですわ!

感情を持たない彼女が、愛してる。その言葉の意味を理解することができるのでしょうか?

戦闘シーンが公開されましたが、すごいですね♪迫力もあり、なにより丁寧で綺麗です!これだけ細やかな作業というのはすごいですよ!

他のキャストも紹介されましたね♪豪華ですよ~♪
先行上映もおわり、かなり評価高いですね!
とてもいいと思います!

原作全て読み終わりました。これをアニメでみれると思うと本当に嬉しいと思える作品になると思います。
京アニではならなければならないような作品だと思います。あとはどれだけうまくヴァイオレットのことをうまく表せるかだと思います。すごく楽しみですね♪

{netabare}
ギルベルト少佐のブローチのところとか、ヴァイオレットの知らない言葉のところとか。もうpv見てたまりませんでした。とても綺麗で美しい。そんな言葉が似合う…
ヴァイオレットの苦悩やギルベルトのどうすればわからない距離感、それが育て親か上官かはたまた恋人か。それは自分がいない方がいいと想う彼の行動…
いろいろ語りすぎはまだよしましょう。
{/netabare}
この作品を見て、終わったあとに、今の世界はどううつるのでしょうか?


来ました!1話! 導入バッチリです!
まず見て思ったのは、原作の真ん中辺りからのところから少し入ったところが話わからない人でも入りやすいよねって感心しました~♪
そして背景の作画は自分が小説で想像していたよりも素晴らしかった!期待値越えすぎた!
こうして一人の少女の物語は始まる。

その少女は心を持たないという少女。まずはホッジンズとヴァイオレットの出会いから始まる(いいね♪)
子安さんの演技完璧です!
{netabare} ギルベルトのことを黙っているところを躊躇するところね。
そして心から愛してるっていうね…{/netabare}
ブローチのところからか。ということは1話の最後は…
中佐のこと、ヴァイオレット、ギルベルトのことが少しずつ明かされていく。
ライデンシャフトリヒ。そこでヴァイオレットは養子になる。
{netabare} 少しオリジナル入ってるかな?自分の読み忘れだとしてもこれは良いですね!{/netabare}
ヴァイオレットは少佐に道具として使われることしか知らないのだ。そうでしか自分の価値を証明できないのだ。ギルベルトはどういう気持ちで…
ホッジンズが陽気なキャラとして描かれているのが、らしいというか。そしてヴァイオレットもこういう感じで小説では表したかったんですね。まだ人間味があまりない静かな少女。
このへんのアニオリ和めていいですね。シリアスとの落差をつけるためなんでしょうね…
この子、ヴァイオレットは言葉を知らない。だから傷ついていることもわからないんだ…
そして戦闘シーン…完璧!
ギルベルトが伝えたかった愛してる…
カトレアさんかな?(ここだと下巻かな)

愛してるを知りたい…ここもアニオリかな?
{netabare} まだわからないけど、アニメのヴァイオレットは原作より前向きっぽいかもしれないね。それでもたぶん、少佐の死を知らされたところはやってほしいな…  {/netabare}


アニオリが1話は多かったね♪それはそれでというか、むしろ原作もいいがアニメも素晴らしいと言えるような作品になりそうです!

1話どうやって入るのかと思ったけど、そうきたかぁって感じだ!流石ですよ♪
展開のしかたがうまいです。原作通りだと、時間系列とか難しいものね~♪
魅いってしまうよ!これはすごいです!1話の次点でアニメの中で最高クラスと思わせられた。内容を知っているからかも知れないけど。
語りすぎてしまうほど好きですわ~♪


2話。少佐とヴァイオレットの出会いである。
ヴァイオレットの自動手記人形になる経緯であろうか?皆の気を使うところや、嫉妬もわからない。気づかない。そんな彼女。驚きもわからないのである。
(アニメオリジナル要素、特にみのりん要素もかな)
結構冷たいのね。皆最初は。まだ馴染めない彼女。
カトレアさん、大胆やね♪(そこはっぽいね)
(そしてまだ知らされていないのだ。少佐のこと。)

ヴァイオレット、やるな!らしいな! ホッジンズはとても苦労するな~♪

恋文の御願い。ヴァイオレットの手紙の内容。とても正直なもの。(女心は複雑よなぁ…)
ヴァイオレットの愛っていうのはまだわからない。
裏とはなにか?
自動手記人形。なにが必要であろうか?
愛してるを知りたい。少佐の想いを。

エリカさんも心を動かされる…
(だいぶオリジナル要素が濃いですね♪)

少佐がくれたブローチ…戻ってきた…
ホッジンズ…彼が語るギルベルト少佐。彼はもう戻らない…たとえ {netabare} 生きていたとしても。それがヴァイオレットのためならば… {/netabare}

2話。人間関係。そしてヴァイオレットの成長と彼女自信の在り方が描かれた内容だった。とても心に来るものであった。切なすぎる部分もあるが、たぶん色々練られてつくられたのがわかる。とても良かった。

3話。ヴァイオレットの自動式人形の育成学校。
これはヴァイオレットの物語。
遂にopですか!とても綺麗な作画だ!素晴らしい曲。
戦場に残る一人の少女。なぜ泣いているのか?それはあの人の言葉がわからないからなのか?そして彼に逢いたいからなのだろうか?

ヴァイオレットは目立っていた。良い意味でも。悪い意味でも。彼女が気になる。目につくだろう。
カトレアさん。なんかあったの(笑)
ルクリアさん。(天さん、いい声や。)

おーう、さすがヴァイオレット(誉めてない)
それは手紙と呼べない。心がこもっていない。

(本当に綺麗だ。なんて美しい。ライデンの景色。
少佐…逢いたいのだろう)
少佐に逢えるだけの存在になりたいのだろう。
ルクリアも…親がもう…

ルクリアも卒業。ヴァイオレットはまだ学ぶべきことが多いのだろう。自分で理解できるように。
愛してるってなんだろう。どうしてドールになりたいの?気持ちを伝えるって?

ルクリアの兄はどうしていけばいいかわからないんだろう。ルクリアは何を伝えたい?
ありがとうを伝えたい。それだけが。

手紙。ルクリアがうてないなら…

兄はいつも自分の先にいた。妹はいつもついてきた。
示す道がない彼はどうすれば。

そうしてヴァイオレットから手紙が届く。ルクリアから、ヴァイオレットがくみ取った彼女の意思で。

ヴァイオレットも前に進んでいく。ヴァイオレットが書いて届けたのだ。届いたのだ。彼女の想いは。

3話最高すぎました。edも映像で…尊い…
ヴァイオレットの宝物…それは少佐の想いだろうか?



3話のこのあとから、小説の1話に入るのだとしたら、これ最高じゃないですかね♪彼女がいろいろ心を、手にしていきながら入るって… そうだといい!

まだ小説ではないですか。

4話。依頼です。二人で。ヴァイオレットと。アイリスの故郷。アイリスに結婚してほしいと嘘をついてしまったのな。この母親に少し問題ありか。
押し付けはよくない。
フラレた相手に招待状出したのか。そのことを知らなかったのは母親に問題あるな。
ヴァイオレットが学ぶことが多い。そうやって一緒に前に進んでいく。アイリスは彼女なりに進んでいくのだ。これが初めての依頼。
親にとってこれほど喜ばしいことはない。
これから始まる。
ヴァイオレットの気持ちのこもった愛です。仲がよくなっていくんだね♪アイリス、花の名前。
ヴァイオレット…その名の意味。可憐で美しい瞳。
それほど美しくなるから。

遂に次回ですかね♪ 小説の内容かな?

5話。導入は社長。
今回は王宮から。ヴァイオレットへ依頼。
もうベテランになったときかな(これも小説にないね、オリジナルかな?)
王女から王子への手紙。手紙はもう言うことなしの内容です。ですがまだ愛はわからない。

お姫さまは相手の手紙。彼女はこの場から離れたくないのだろう。一緒にいてほしいのだろう。不安なのだろう。当たり前のことだ。

そして相手の返事に納得がいかない。そういう人ではないと彼女は知っている。
本当のあの人は何を考えてるのか?
おおお!ここでヴァイオレットが王女様の依頼を受けるのか~♪ 見覚えのある文章…

ヴァイオレットは王女様、王子様たち自身にそれぞれの気持ちを。代弁ではない気持ち。
王子様と王女様の本気の恋。これいいっすねぇ~♪
2828していいですか?!恋の実り。
アルベルタさん、こうやって旅立っていくんだね。
ここまで育ててくれた。ここまで育てさせてくれた。
親子より深い愛情。

やっぱカトレアさんだったか~♪

イケメンと美女に許される。ああ~♪保養。

ヴァイオレットよい笑顔じゃないですか。

え?ここで、ギルベルトの兄なんですか?!
そういうアニオリですか!いいですなぁ~♪


アニメオリジナルもいいですよ。でもね、そろそろ、小説の話に入ってください。お願いです。
しかし、5話のアニメオリジナルはとても素晴らしかったなぁ~♪ でも小説の話もみたい!
次は小説ですか?というか、これ1クールですか?

6話。!小説はリオンの天体から始まるんだ!
嬉しいなぁ♪淡いけど愛くるしい初恋物語。
彼が恋という感情を知る物語。(上巻中盤)
ルクリア!おお!そうかここで! アニメ流石!
そうか、少佐の兄に会った後か。
シャヘルの天文の場所。そこでの研究を通した物語。
自動手記人形の今回のお仕事は解読と代筆。
ヴァイオレットのペアとなったのはリオン。
やはりリオンはイケメン。彼は親の愛というものが信じられなくなったもの。
そんな彼の初めての感情が初恋というヴァイオレットへのもの。優秀な彼は天体にしか興味がなかった。
そんな彼に新しい感情を与えたのがヴァイオレット。

彼女は美しく、人間場離れしていた。妖精のように。
リオンからすれば女性が働くということがあまり考えられなかった。だがヴァイオレットがその感情を変えた。価値観を。ヴァイオレットが動かしたのだ!
(小説では、リオンはかっこいいことはわかるが、女性が職場、自分のところにいるのはふさわしくないというふうに思っていた。)アニメでもそうだろう。

リオンが蔑まれても、ヴァイオレットは動じない。
ヴァイオレットも自分を良い生まれをしたと想ってもいないからだ。そんな彼女が輝かしく思えたのだろう

リオンもヴァイオレットと同じ瞳の色なんだ。
リオンの良き同僚は親の眼のようなんだよね♪
リオンが恋心を持ったのが嬉しくてたまらないんだ!

アリー彗星。リオンはヴァイオレットを誘う。
これが彼にできる精一杯の感情の表れ。

彗星を二人でみる。リオンは普通の家庭、愛情というものがわからなくなってしまったのだ。父を追った母に見捨てられたと思った。母としてではなく、女として生きた母親を愛していたリオン。
少佐への愛を願うヴァイオレット。その感情を知りたいと。
似ているのだろう。彼女はエメラルドのブローチを肌に離さず持っている。会えないかわりに。

彗星。美しい。ヴァイオレットもリオンも、二人の出会いを表すかのようなアリー彗星の出現。

リオンとの別れ。また会える!
ここのリオンの告白が素晴らしい!ヴァイオレットのこの素晴らしい笑顔も!
喜びという感情。精一杯の告白。初めての感謝。
ヴァイオレットがくれた一歩。また会える。そう信じて。



小説のリオンの話。素晴らしい再現度でした!ここに小説にあったことが描かれているような。
愛という感情が膨れ上がる作品に昇華していってますね♪ リオンの愛とヴァイオレットの愛。
アニオリもいいんですが、そのおかげでさらに小説の話が素晴らしく思えるという。オリジナルから続けるという話の進み方も素晴らしかった!

この順序だと次は、脚本家? お嬢さんの、母からの手紙かな? 

7話。本日のお話。来たぜ!脚本家!
娘と同じ髪の色の子だ。 {netabare} 小説最初のお話。 {/netabare}
そうか、ここでのお話。脚本家に会うときはヴァイオレットはこれだけの人達と出逢っていたのか。

困ったお方です。ここでのヴァイオレットの口癖。

有名な脚本家の代筆。ヴァイオレットは感情を持とうとする。だからこの脚本の内容のすごさが伺える。
ヴァイオレットは悲しそうだったり、感情を豊かにして、この脚本を読みいる。

脚本家は、娘が生きていたら…もしまだ生きていたら…

何故あそこに立っているのは、傘をさしているあの子は娘ではないんだろう…と。

オリビア。娘の名前。彼の全てだった。
(オリビアの声優さん。千本木彩花さんだ!かわいい。かけた歯が最高だ…)

どんなに願っても…オリビアはかえってこない…

それはヴァイオレットが流した涙…
感情をしったヴァイオレットが流した涙…

娘のために…完成させる…物語を。

ヴァイオレットは彼のため水に舞う。落ち葉を歩くように。娘のように。大きく育っていたらヴァイオレットのようになっていたかもしれない。

お父さん、ありがとう…そういった気がした…

ヴァイオレット…燃えている。少佐に逢いたくてたまらないんだ。枯れが生きていることを信じて。

そうか…ここで伝えられてしまうのか…
少佐は死んだ…そう言われた…
燃えている…少佐に逢いたくて…燃えている。

{netabare} アニメでも生きていると思う。それは社長も知っていると思う。それを知った上で少佐は突き放す。それがヴァイオレットの為と想い… {/netabare}

この脚本家のお話。小説の1話からぼろ泣きでした。
アニメでの完成度が高かった…素晴らしい作画。
やはり小説の話は飛び抜けて良いなぁ…
あれですね。省略されているのは、 {netabare} 服を買いにいったところとかですね。{/netabare}

8話。ギルベルトとヴァイオレットの出逢い。
ディートフリート、真実を知る男。ヴァイオレットは面会する。ギルベルトが帰ってきていない。
ヴァイオレットがまだ言葉もなにも、心さえ知らなかったときのこと。
このときからヴァイオレットはギルベルトのことが主人と自覚したのだろう。
ギルベルトはヴァイオレットを人として扱う。それが許されない場所。
ヴァイオレット、彼女は美しい。人でないように。
人間離れしているほどに。美しく舞う。
言葉を読める彼女には、そこのお墓が誰のものか…
ギルベルトは親のように育てていった。愛を注いで。
命令としてではなく、普通の女の子に育てたかったのだろう。命令ではなく、自分の意思で。
ブローチ。それはギルベルトと同じ瞳のエメラルド。
美しいという。ギルベルトは何を与えられたのだろう。何を与えればよかったのだろう。
彼女を愛して良かったのだろうか。

ギルベルトは彼女を育てていくうちに、親としてではなく、ヴァイオレットを一人の女性として愛してしまった。

この頃のヴァイオレットは少佐の道具としてしか自分の価値を見出だせなかったのだ。

ギルベルトは愛しているということをヴァイオレットに伝えたかった。もっと早く伝えるべきだった。


{netabare} 少佐がどうなっているか、アニメと原作ではやはりちがうのかな?原作では、兄は隠しているということで知っている…少佐ジタイガ隠している。ヴァイオレットも薄々感ずいている。{/netabare}

8話の作画、戦闘シーン。凄まじかった。迫力のすごさがすごい。ヴァイオレットの戦闘。
来週もっと凄そうだ。

9話。いよいよ物語も終わりに近づくか…
少佐が撃たれた。ヴァイオレットはギルベルトをおいていけない。命令でも。おいていけない。
両腕を失ってもなお…
ギルベルトはヴァイオレットに生きてほしい。
それが彼が伝えたかった愛のしるし。
だがヴァイオレットはわからない。ギルベルトは後悔する。自分がしっかりヴァイオレットに感情というものを伝えれば、教えていれば良かったと…

愛しているとは何?{netabare} 愛とは、その人を守っていきたいということだよ… {/netabare}

少佐は無事なのだろうか…ヴァイオレットにはそれしか頭になかった。彼のいる場所がヴァイオレットの居場所だった…
ホッジンスはギルベルトに託したのだ。ヴァイオレットのことを。気持ちを伝えずに。
それが間違いだとしても。そう思われても。
ヴァイオレットはもう一人で生きていけるのか…
ギルベルトの命令がなくても…
心のどこかでまだ少佐は生きていると…

命令。少佐の命令。自由に生きる。自由とは何だろう
ギルベルトの命令がいない時分になんの意味があるのだろう。そう。彼女は燃えている。今もなお。
やってしまったことは消えない。向き合って受け入れるか、逃げて目をつぶってしまうか。
ヴァイオレットの進んできた道にはギルベルト…
彼がいる。何故目の前からいなくなってしまったのか
血で汚れた手で人を結べるのか…
何故感情をもってしまったのだろう。なければこんな辛い想いを持たなかったのに。
少佐に逢いたいという気持ちも。命令がほしいという気持ちも…

そんな彼女に。手紙が来る。
届かなくてよい手紙などない。人と人を結ぶもの。
そして自分が結んだ相手から手紙。些細な内容だけど、感謝の気持ちと待っているという気持ち。
頼ってほしいという気持ち。
この感情に偽りはない。感情をもって間違えたということは絶対にない。

最後のbgmはとても良い…ヴァイオレットが救った皆が前に進んでいる。それならば自分も…
たとえ命令がなくても。ここにいると。
そうして前に進んでいく。今日も。
うわああああああああ!
挿入歌神か! 想像以上にヤバイ!合いすぎる…
泣きます…(もうレベルが高すぎる!映画だよ!)

過ちは消えないけど、すべてを受け入れ、温もりに変えて、すべてを抱き締めるように生きていこう…
明日へ向かって…


10話。来ました!遂に小説前編の母から娘への…
これは待ってましたという話です!
(ラックスちゃんは残りの話数的に出ないか?)

お母さんが大好きな娘のお話。成長したヴァイオレットは様々な人を魅了する。
お母さんのお客様。ヴァイオレット。
これは心が暖まる。切ないが優しいお話。

アンちゃん。ヴァイオレットはこの子に何を届けるのだろうか?この傘は脚本家の。
アンちゃんには秘密の御手紙。それが今回の依頼。
遠くの人。誰だろうか。
お母さんは体が衰弱してる。急いでいるのだろうか?
誰かに届ける手紙を。
お母さんが楽しそうに話してる。何についてか?
それに哀しそうだ。誰にかいているのか?
ヴァイオレットは表情豊かになったなぁ…
アンちゃんはヴァイオレットに心を開く。
だがお母さんといたい。それがアンちゃんへの願い。
それを押し通してでもお母さんは手紙を。御願いする
一番大切な人。だから一緒にいたい。ずっと。
どうして最後まで自分と一緒にいないでヴァイオレットと一緒にいるのだろうか。何故だろう。

アンちゃんが真実を知る日が来るのだ。ヴァイオレットが届けたものが…

何ですか!この素晴らしい演出は!エンディング神。

そう、遠くの人。それはこれからのアンちゃんへの全てへ。届ける手紙。未来へ。自分がもう逢えないと分かっているから娘への未来へ宛てたのだ。
これからもずっと見守っているよ。そうなのだろう。
一番大切な人。娘のアンちゃん。
これから毎年来たそうだ。アンちゃんのために。
これはだから少しだけ未来のお話なのです。これから未来へ届ける。


ヴァイオレットはいろいろなものを得た。
京都アニメーションの涙はヤバイ…
ヴァイオレットの涙。ヴァイオレットは母親から娘への愛を感じたのだ。愛を届けたのだ。それはヴァイオレットが届けた愛。

愛する人は ずっと見守っている 

これはそう。ギルベルトもヴァイオレットを見守っているということもだろう。


11話。小説の前半の話。これはヴァイオレットが戦場に駆け付けて、ある兵士と出逢う。その物語です。
戦争をしたい人間もいるということ。それに巻き込まれる人も考えずに。ヴァイオレットはそこへ赴く。

マリア、それは彼が今も愛している女性。
戦争でのこと。ヴァイオレットは使命感を感じているのかもしれない。内戦に飛び込むヴァイオレット。
ヴァイオレットは愛を伝えるために動く。
エイダン…エール。彼らは襲撃にあう。
エイダンが愛してやまない女性。それがマリア。生きて伝えたいことがたくさんある。死ねない理由がある
こんなときに、神様はいないが、ヴァイオレットはたどり着いた。彼女は舞うように闘った。それは闘いというにはあまりに一方的。
エイダンが頼った女性。それは半ば遊び心のようなもので自動手記人形を頼んだ。

エイダンは最後の力を振り絞って手紙をお願いする。
母と父に。最後の手紙かもと。これまでの感謝を込めて。幸せな姿を見せたかったと…生まれ変わっても…

そして彼が愛して止まないマリアのために。いつか気持ちを伝えようと、告白の答えをしなければ。そう思いマリア手紙を。マリアのもとへ帰りたい。還りたい。その想いを。

一人で死にたくない。独りは嫌だ。マリア…愛してる
キスして…そう。願いがあったのだ…
眠るようにエイダンは目を閉じた。

そしてある田舎。そこにはマリアがいた。
エイダンの手紙。ヴァイオレットの仕事はもっと糾弾されてもおかしくないのかもしれない。これはヴァイオレットの今までの行いだろう…
エイダンは帰ってきたのだろう。この場所へ…

愛を届けたヴァイオレット。彼はもういないけど、助けられなかったけど、そこには確かに愛があった。ハンカチにこもった彼の想い。
ヴァイオレットは死なせてしまった。手紙を届けることはできたが彼はもういない。なのに感謝してくれる人たちがいた。

もう誰も死なせたくない…それはギルベルトを想う彼女の心の叫びからであるのだろう…

12話。遂にディートフリートが動く。やはりギルベルトは…
ヴァイオレットはディスタリーへ。それは何かの任務を行う場所。戦争が終わるのか…?
カトレアさんには惚れるわ。そこにディートフリート。ヴァイオレットが救った人もいる。それが成長した彼女の姿。
この戦争は、昔関わっていたものだろう。戦争がなくなる。そうしたらヴァイオレットは少佐に必要としてもらえるのだろうか?そう思ってしまう。
インテンス。そこは少佐のいなくなった場所。
そこで何かトラブル。火事。和平を認めない者たち。
ガルダリクの軍。ヴァイオレットはディートフリートに命令を求めるが、それはもう自分の意志だろう。

これをどう対処するのか。ヴァイオレットが状況を対処する。殺さない。ヴァイオレットの意志。ヴァイオレットはもう人なのだ。感情がある。哀しむし、怒る。それに喜ぶ女の子だ。
火傷のように残る記憶。そう。終わった兵士は捨てられた。
ギルベルト少佐。そう。彼が望んだことは生きろといった。殺さずに。生きろと。

守ると誓ったヴァイオレット。それはギルベルトに誓った想い。



エンディングのみのりんの曲が合わないという声が多いね。まあ、たしかに少し違和感はあると思う。でも自分はそれがいいと思う。その違和感が次の話へどう続くのか、ヴァイオレットが成長したのかというのを曲を聴く度に考えられる。
小説読むときにね、このオープニングとエンディングはすごくいいですよ!

ストーリー。内容はもう満点です。次第に積み上がっていくストーリー。最高。

みのりんの声自体、独特なものですが、それが個性があって自分は良いと思う。特徴あると、あ!みのりんだ!って一瞬でわかって、ああ、今度はこういうキャラに魂をのせてるんだ!っておもえるので(笑)

個人的な考察と、小説、アニメの感想です。


9話神か!素晴らしかった…10話もヤバかった…
これは心に残る名作… 涙が…

小説前編後編そして外伝を読み、この作品からいろんな人の愛を受け取った。キャラクターの愛、そして暁先生の愛。一番強かったのは、ヴァイオレットとギルベルトの愛。

これからも二人に。そして、この世界が少しでも優しく見える世界でありますように。
少しお言葉を借りさせていただきました。

最終話。どうなるんでしょうね。ワクワクです!

最終話。ブローチ。少佐がくれたブローチ。しかしその甘さが引き起こしてしまった。
爆弾を引き剥がす。なんて身体能力。
腕が壊れる。自動手記としての腕が。そして爆発。

戦争は終わった。しかしこの気持ちはなんだ?
ヴァイオレットは思う。
カトレア、彼女も書きたい人に手紙を書く。
そう。ヴァイオレットも自分の伝えたい気持ちを書く
ギルベルト少佐に。
ギルベルトはヴァイオレットに。人として。愛した一人の女性として生きてほしかったのだ。
昔のヴァイオレットにはギルベルトの気持ちが。感情がわからなかった。少佐に求められたいということが、これが愛という感情に。

これがギルベルトとヴァイオレットの離れる前。

手紙がかけない。そこへブーゲンビリアが来る。
彼はヴァイオレットをギルベルトの母のもとへ連れていく。そう。ギルベルトは死んだ…本当に?

少佐は…心に…か。生きて生きてそして死ね。アニメだと最高の激励か。

そう。そしてヴァイオレットは手紙を書く。ギルベルトへ。愛してる彼へ。心を込めて。
届くだろうか?彼に。育ててくれたこと。愛してくれたこと。ヴァイオレットが愛していたことを。その気持ちを。想いよ。届け。

そんなに嬉しそうに泣くなんて。そんなに哀しそうに泣くなんて。
{netabare} ギルベルト。死んでしまったのか。 そうか、アニメだと死んでしまったのか。でもどこかでヴァイオレットを見守っていると。そう信じて。

小説も読んでほしい!という作品です!{/netabare}
自動手記人形と愛してる。

今日も手紙を書きに彼女は訪れる。

外伝にアニメオリジナルの話があり詳しく書かれていて嬉しいことこの上ない。
外伝には皆の過去と、それに向き合うことも書いてある!おすすめです!

ヴァイオレットとギルベルトで語られる物語。たまりませんでした!文句なく良い作品でした!

最高の終わり方。綺麗な終わり方。今のヴァイオレットがあるのは、ギルベルトのおかげだ。






そして新作決定!ということは外伝?映画?{netabare} ギルベルトが生きている話をするのかな?続編で!だとしたら伏線のことを考えて最高はないですか! 皆の過去もやるかもしれないね♪ {/netabare}




新作なら紫のあの子。{netabare} ストック的にラックスちゃんの話もできるかな! {/netabare}



アニメと原作では少し物語が違います。もしかしたら続編が作られるかもですが、最後の部分が大きく違います。アニメはアニメ、原作は原作として、とても素晴らしい作品だと思いました。


新作、4話と5話の間です。これは、ヴァイオレットが急に成長したところ、空白をうめる物語。
何故彼女は急に手紙がうてるようになったのか、何故少佐へ向き合えたのか。それが知れる時が来たようです。


14話。戦争での、恋人へ宛てる手紙。これはまだヴァイオレットが未熟だったころのこと。
それはまだヴァイオレットにはわからない。ギルベルトの気持ちがまだわからない。だから、まだ書けない
オペラ座の歌姫は、誰に宛てるために、そんなにヴァイオレットに代筆させるのか?何故ヴァイオレットなのか?
そう、それは代筆ではなくて、歌詞のお願い。
(眼鏡ちゃん、この色男に恋してる?みのりん)
楽しそうな詩作り。

イルマさんは人を動かす舞台をしたい。ヴァイオレットに頼む理由。ヴァイオレットがギルベルトを想う心と、イルマさんが恋人、フーゴさんを想う心は同じなのだろう。
フーゴさんを想う気持ちを、この舞台に込めて。
ヴァイオレットは、イルマさんの手紙を読む。そして手紙の墓場のように、行き場をなくした手紙たち。
届ける相手を失った手紙のために、ヴァイオレットの心は動く。彼女は、藍を知る一歩を踏み出した。
ヴァイオレットは行き場を無くした愛、それを綴り、イルマさんが伝え広げる。ヴァイオレットは初めて自分の気持ちをのせられたのかもしれない。
これはそんなお話。彼女が愛を伝えたい人へ、愛をのせるお話。



劇場版決定!pv最後の映像は、後編最後のところか、アニメの最後のところ。そして少女は、ヴァイオレットは願っている。少佐が、ギルベルトがどこかで生きていることを。

{netabare} アニメオリジナルで少佐が生きているところを出すのなら、たまりません。外伝と繋げるなら、ヴァイオレットのあの表情を観ることができるでしょうか? {/netabare}

投稿 : 2019/07/25
閲覧 : 846
サンキュー:

53

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