「劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子(アニメ映画)」

総合得点
66.3
感想・評価
71
棚に入れた
294
ランキング
2848
★★★★☆ 3.8 (71)
物語
3.7
作画
4.1
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.8

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ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ザンネンファイブ!最後の戦い?

アニメーション制作:セブン・アークス・ピクチャーズ×オレンジ
2016年11月4日に公開された劇場版作品。
本作品はTV版最終回と直接にストーリーは繋がっています。
劇場版の新キャラ紹介用に第25話が新規に作られました。

【あらすじ/概要】

幾つもの星々の種族を根絶やしにしてきた、地球外生命体による汎銀河統一帝国「ウルガル」に対する、
地球人類の存亡をかけた防衛戦争は、敵勢力の亜空間移動による侵入拠点を潰すことによって、
辛くも勝利した全地球防衛軍「GDF」。

だが、「ウルガル」の脅威は去っていなかった。
太陽系に取り残され残存する敵勢力は、
ウルガルの皇族の遺伝子を持つ戦闘狂のリーダーによって統率されていて、
人類抹殺を諦めずに、地球の大気圏内への降下を目論んでいた。

先の会戦により地球軍の損耗は激しく、迎え撃つには心もとない。
主人公のヒタチ・イズルは最強の敵・ジアートとの死闘を制したときに重傷を負ったまま意識が戻らない。

残された者による地球を守るための最後の戦いが始まる。

【感想】

最初の7分間はTV版の最終回の再上映で、どうしてくれようかwと思ったのですが、
意識不明のイズルが搬送されるシーンからは新規ストーリーで安心。

ヒーローになりたかったイズルが本当にヒーローとして周りから認められて、
眠ったままの状態から目を覚ますのを大勢の人間が待っているとか、王道で良かったですね。

今回は戦闘シーンを中心に『マジェスティックプリンス』の面白い部分だけを凝縮した78分間。

くるくるとアングルの変わるスピーディーな戦闘シーン。
ギミック満載で変形してパワーアップするロボット。
ネットワークを利用して仲間と協力して敵を倒す。
ヒーローは遅れてやってくる。

ロボットアニメの戦闘でこれだけワクワクしたのは、『イツワリノウタヒメ』のラストバトル以来ですね。
他の要素で付加価値を付けずに戦闘の面白さだけで盛り上げに成功している分、
こっちのほうがロボアニメとしては純粋かもしれません。
作品の魅力づくりは、人それぞれですけどね。

とにかくロボットの格好良さとか戦闘シーンの醍醐味で勝負したエンタメ作品として、満足できる内容でした。


短いですが、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2017/03/19
閲覧 : 279
サンキュー:

25

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