「機動戦士ΖガンダムII A New Translation -恋人たち-(アニメ映画)」

総合得点
60.9
感想・評価
108
棚に入れた
706
ランキング
5540
★★★★☆ 3.5 (108)
物語
3.4
作画
3.3
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.6

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二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

始終重い雰囲気のテレビ版より、見やすさの点では劇場版のほう上なのかなと思いました

劇場版Ζガンダム2作目。
大まかに「カツの出撃」から「謎のモビルスーツ」までを纏めたものとなっており、アクシズのモビルスーツ隊がティターンズを退けるシーンで終わります。

Ⅰと同様新旧カットが入り乱れた、継ぎ接ぎな内容となっていて、視聴時に違和感が拭えないです。
また、サラ・ザビアロフの声優が水谷優子から変わっています。
他にも声優が交代になったキャラはいますが、サラの声だけはどうも受け付けられず、ダブルゼータではサラが一番好きなキャラだったので、とても残念でした。

また、ラストでハマーン・カーンが専用のガザCで登場するのですが、なんとノーマルスーツを着用しています。
彼女はMSで出撃時にもノーマルスーツを着ないというポリシーがあるので、また違和感です。
Ⅰ以上に、作画、声優、そして設定の差異に目が行ってしまい、純粋に内容を楽しめない作品となっていると感じました。

本作でもオリジナルストーリーから大きく編集が行われており、特にベルトーチカのシーンはほとんど削られ、彼女の性格悪さが謳われるシーンもなくなったため、ベルトーチカがまるできれいなお姉さんみたいなキャラになっています。
ベルトーチカのみでなく、各キャラの性格に難のあるシーンが削られ、劇場版はテレビ版よりもキャラクターの性格が穏やかになっていると感じました。

そのため、始終重い雰囲気のテレビ版より、見やすさの点では劇場版のほう上なのかなと思いました。
ストーリーに関しては尺に合わせた編集の結果、ほぼ説明を放棄していて、まず間違いなく劇場版だけでは話が理解できないできになっています。
裏を返せば、小難しい内容についていく必要がなく、ライトに見ることができます。

ただ、私的には個人的で身勝手な理由で軍をかき回すカツや、やたらとカミーユをパンパンひっぱたくドSなエマさんがあってこそのゼータだと思うので、そこが編集されたのは残念です。

投稿 : 2017/03/25
閲覧 : 366
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