「名探偵コナン 14番目の標的[ターゲット](アニメ映画)」

総合得点
69.3
感想・評価
258
棚に入れた
1794
ランキング
1491
★★★★☆ 3.7 (258)
物語
3.8
作画
3.5
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.8

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ネタバレ

狗が身 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

サブタイトルの人物とは。

前作に引き続き、今作の犯人役もとんだクズ人間です。(褒め言葉)
完璧主義な一面が見られるところも前作同様。結婚したらDVに走るタイプだなこれは…。
それはさておき、本作の犯人の計画は思いつきの割には実に用意周到で、よく練られてたよね~。

本作の犯人が本当に殺したかった相手は4人。その4人ともが、これが中々の有名人ばかり。身元を特定するのは簡単だから、復讐するだけなら簡単にできる。
しかし、そうすると全員に共通する点はないものの、例えば辻や奈々を憎んでる人物について警察が捜査に乗り出せば、沢木の名前が出てくる可能性は充分にあり得る。
だからこそ、捜査の目を眩ます為にトランプの数字を用いて犯行をジョーカーの異名をもつ村上丈に仕向けた。

しかし、この数字を用いたミスリードだと、警察の護衛の対象が自分に向く可能性は充分に考えられる。もしそうなった場合、自分の本懐を遂げられなくなるかもしれない。
だから沢木は、小五郞とは関係のない、名前に数字を持つ人物を呼び寄せたんだ。復讐の対象を一網打尽で葬る為に。前もって数字を印象づけていたら、小五郞に縁があろうと無かろうと必ず食いついてくるだろうから。
警察の介入があったとしても、そもそも自分が生き残ろうが生き残るまいが、とにかく復讐を果たせればそれでいいのだから、そこは些細な問題なんだよね。

事実、犯人であることがバレて逃走したのは辻を殺し損ねたからであって、あの時点で辻が死んでいたなら、たぶん、あの場にした全員を道連れに心中するつもりだったに違いない。(海に落ちそうになっていよいよ復讐を遂げられないと悟ると死にたがっていたし)
だってさ、香辛料を舐めた時のあの表情の虚しさといったら、それはもう切なかったよね…。
旭と仁科はとばっちりを食った立場だけど、自暴自棄に陥った人物に理屈は通じないものね~。
沢木の行動を肯定するつもりはないけど、自分の仕事に誇りをもっていて、それに人生を注いでいた人間からすれば、自分を引き逃げた人物と、自分の仕事を侮辱した辻は許せないだろうな~。

辻の行いって、普通に最低の行為だよね。旧友が二人きりで飲んでる時にああやって茶化すならともかく、大して親しくもない相手から、大勢の初対面がいる場でいきなり自分の誇りである仕事をああも侮辱されたら、正直腸煮えくりかえるよね…。
最大の誤算はコナンの存在だったんだろうね。


唯一不満があるとすれば、蘭の魅せ場が無かったことかな。
サブタイトルである14番目の標的って、たぶん終盤の蘭のことだと思うんだけど、計画になかった14番目の標的=蘭に撃退される、なんて展開も面白かったかも?

投稿 : 2017/05/07
閲覧 : 208
サンキュー:

6

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