「地球へ…(テレビ版)(TVアニメ動画)」

総合得点
67.3
感想・評価
227
棚に入れた
1473
ランキング
2443
★★★★☆ 3.8 (227)
物語
4.0
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.9

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ネタバレ

askima さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

環境とヒューマンドラマをテーマにした社会派SFかな?

原作は1970年代後半の作品で、当時はまさに80年後半のバブル期に向かって日本が直向きに、ただがむしゃらに発展していっていた頃だと思う。私は生まれてないが。

本作は環境汚染により地球に住めなくなった人類が、宇宙に生活圏を求めて旅だった後の数百年後の話かな。
人類が同じ過ちを繰り返さないことと、人口の制御のためにSDシステムと言うAIによって出生から管理された社会になっている。出産も管理されているが、突然変異によって超能力を持った人類が生まれるようになった。
この超能力を持った人類がミューと呼ばれていて、人類から迫害されている。そんな中、ミューは帰るべき故郷、地球に救いを求めて数々の困難に立ち向かって行く、そんなお話。

ノーマルな人類側は、異質な存在であるミューを排除しSDシステムの元、健全な社会を目指してる。

ミューにも人類にも正義はあるから、どうにか共存の道を選んでくれないかな、と思いながら見ていた。
ちなみに、自分好みのヒロインはなし。恐らくメインヒロインであろうフィシスさんは好みではなかった。

環境汚染、宇宙への移住、スペースノイド、超能力、AIによる監視社会などなど、多分にファンタジー要素を含んだ作品であった。
原作が出た当時は化石燃料をがんがん使って公害もたくさん、そんな時代だったからこそ作品のテーマに選ばれたんじゃないかなー、なんて調べてないけど勝手に思ってる。

1980年代に映画化されててそれが原作のデザインに近いようだが、テレビアニメ版では今の世に出しても合わな感がないようにデザインを一新しているみたいだ。原作は古くとも作画やデザインには古さをあまり感じなかったのはこのおかげだね。

毎回、各話ごとに物語がよく動くので、基本的にダレることなくさくさく進んで行く。

原作は古いが、アニメ版は見やすい作画だしSFとしてもいいテーマなのでファンタジー好きなら十分に楽しめる作品だとおもう。

投稿 : 2017/06/27
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