「ようこそ実力至上主義の教室へ(TVアニメ動画)」

総合得点
88.5
感想・評価
1437
棚に入れた
6864
ランキング
105
★★★★☆ 3.6 (1437)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.7

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oxPGx85958 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

傑作になるか -> まったくダメでした

1年後に最後まで見ての感想

放映時は4話ぐらいまで見て断念し、その1年後に最後まで見たわけですが、まあこれはひどいものでした。当初書いたようにアニメ作品としては安定していて見やすいのですが、ストーリーが訳わからなさすぎる。調べてみたところ、アニメ化にあたっての原作からの改変に悪手が多かったようで、辻褄が合わないことがいろいろと出てしまった。ただ、根本的なところで原作にも問題はありそうです。

原作を読んでいないので、ネット上の情報を元にした推測ですが、これってもともとアニメ化に適していなかったのではないか。「頭脳戦」の要素が文字情報指向で絵にしにくい、というのが第一の理由。第二の理由は、舞台設定やキャラクターの導入を行うための序盤が、もともと面白くするための素材に欠けていた、ということ。

つまり第7話まではアニメの内容通りに、起こる問題とその解決そのものがチャチいのでどうしようもない。第8話以降は、プレイされるゲームそのものがアニメ化に適していない。後者に関してはなんとかやりようがあったのかもしれませんが。

原作もののアニメの限界がもろに出てしまった、という感じがします。凄腕の脚本家が関わればなんとかなるのかもしれないが、そういう人にこういう作品に関わってもらいたいか、と言えば微妙、という。


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第2話まで見ての感想

原作未読で第2話までだと、まだほとんど何も始まっておらず、今後の展開もまったく予想つかないのだけれども、少なくとも言えるのは、ライトノベル原作物にありがちな陳腐な設定やキャラクター造形もそんなに気にならず、気持ちよく見ることができているということです。これはかなり予想外なことでした。

で、調べてみると、監督として岸誠二(『結城友奈…』)と橋本裕之(『魔法少女育成計画』)がクレジットされており、なるほどと思った次第。両人とも、シリーズを通しての完成度という点では疑問が残るものの、基本的な部分で安心できる名前という印象があります。

千葉翔也演じる主人公の造形・演出・演技がアニメっぽくないロウキーの、リアリズム指向と言えなくもないタイプのもので好印象。この人の声でかなりの部分を支えているという感じ。

投稿 : 2018/06/06
閲覧 : 284
サンキュー:

5

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