おかず台 さんの感想・評価

3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

何度も途中で観るのやめたくなった。

う～ん……難しいな……。
内容的には難しくは無いけど、どう評価すべきかが難しい……。

とりあえず、見てみた動機は｢僕が面白いと思ってたスマガのパクり｣だと聞いたから、それが本当かどうか自分で確かめるため。
ストーリーは違うけど……世界設定的には少なくとも７割くらいは同じかなぁ。ストーリーの違いもその設定の違いから来てる様にも感じるけど……。
まぁ第10話はやってることもほぼスマガだったけど。

キャラも性格とか全然違いはするんだけど、
・桃＝天才
・黄＝大火力・必殺技持ち
・黒＝世界の秘密を知ってる・以前は三つ編みメガネの弱気少女
ってとこは共通かなぁ。まぁアリデッドの豹変ぶりはほむらの比じゃないけど。
青は……｢終盤ヤンデレ気味？｣
杏子？　知らん！


で、その｢スマガとは違うストーリー｣だけど、それも確実に僕の好みではないんだよなぁ……。
見てると気持ち荒んでくるし、仮にリアルタイムで見てたら高確率で途中で切ってたと思う。

それと、どうも全体的に｢キャラが物語を動かす｣んじゃなくて、｢世界・物語にキャラが動かされてる｣って感じがする。
勿論フィクションの物語である以上どれもそうなんだけど、これは見ててなんか変な感じがする位。
大抵が｢事態がこうなった→こうしよう・こうしなきゃ｣って構図な気がするんだよね。
｢物語の都合で事態が動き、キャラがそれに影響(振りまわ)される｣みたいな？
特に４・８・９話が。


後、インキュベーター。
まどかを魔法少女にしたい、けど強制することは出来ない、ってのは分かるがもうちょっと何とかならんか。
魔法少女に誘導したのって
・ほむらに襲われている時にまどかに助けを求めた(死んでも構わないので助けを求める必要はなかったのにわざわざ)
・さやかがピンチの時に契約を示唆
・杏子が魔女になったさやかを助けようとするのを止めない
位しかしてないぞ。
マミが死んだ時も嘘ついて｢他の魔法少女が気付くのを待つしかない｣位言うとかすればいいのに。

尺が短いにしてもどうもやってることが中途半端な感じ。
それともただでさえ重苦しいのに、あれ以上鬱方向に酷くなるのを避けたのかな？