「劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~(アニメ映画)」

総合得点
69.6
感想・評価
76
棚に入れた
294
ランキング
1710
★★★★☆ 3.7 (76)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.9
音楽
3.6
キャラ
3.7

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marucuru さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

元気に自立していく女性を描いた良作

「はいからさん」がリメイクだというのは知っていましたが、TVシリーズは

殆ど観たことがありません。原作も未読ですが超鉄壁の声優陣であることを

知り、それだけで観てみる事にしました。

結論から言うと、、、今となっては王道のお話でとても面白かったです。

と同時に少しだけ物足りなさも感じてしまいました。唐突な出来事とその後

の周囲の人々の変化は、ちょっと解せずモヤモヤしたものが残ります。

多分、原作はもっと長くてエピソードの数も沢山あるのでしょう。

「駆け足感」と「いつの間に?感」は否めませんでした。


昔ながらの仕来りや習慣が残りながらも、新しい西洋文化を積極的に取り

入れ変化していく大正時代。

主人公の「紅緒さん」は元気で強くて優しい女子学生。親同士が決めた

許婚という制度に断固反発し、無茶苦茶をしてぶち壊そうと企む。

しかし彼女はやることが真っ直ぐ過ぎて、思いとは裏腹に周りの人たち

からは、かえって好印象を持たれてしまう。最初はいお互い親の決めた事

と考えていた紅緒と少尉だったが、心は徐々に惹かれあっていく。


元気で気品のある「紅緒」さんを早見沙織さんが、物静かな中にも熱さの

漂う「少尉」を宮野真守さんが好演。脇を固める人たちも錚々たるメンバー

で、とっても安定した演技でした。これは個人的に思うことですが、、

TVシリーズを見ていた人でも、文句のつけようは無いのではないかと

思います。あと昔のTVの主題歌(ネットで視聴)は何故か好きな

メロディーで印象に残っていたのですが、映画の途中で使われていました。

前編は気になる終わり方をしているので、後編も必ず観ようと思います。

投稿 : 2017/11/11
閲覧 : 209
サンキュー:

11

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