「聲の形(アニメ映画)」

総合得点
88.7
感想・評価
1495
棚に入れた
7389
ランキング
101
★★★★★ 4.1 (1495)
物語
4.2
作画
4.3
声優
4.2
音楽
3.9
キャラ
4.1

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ネタバレ

筒井筒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

前半映画とセルDVDの感想、後半はEテレ編集版。

映画では、ほぼ原作のままなので、涙をこらえるほどだった。

この気持ちにまた合えると思い、DVDを購入したが、内容は、ひどく変えられていた。とりかえすには、漫画を読むといい。


17・12・9追記 アニメ化といっても賞を取ってると意味合い変わらない?

ところで、漫画が原作どおり動くということはどういうことであろうか?
待望のアニメ化、とかよくいうけど、それは、ファンの願望ではなかったろうか?応援する作家さんの作品を多くの人に知ってもらい、共感できるという発想でしたか?
今回のアニメは、このまんががすごい大賞であるため、なるべく現状維持にしたのだろう。しかし、僕の記憶が確かならば、将也と硝子の二人のラブストーリー的に演出が原案だったと記憶している。現に、ジャケにも脇役は出てこない。
そのため、演出過剰で原作通りに戻したのかなぁと思っていた。実際は、どうか知らないけど。
アニメ化されるべき作品とは、アニメ化とはいったいなにか?わからない。
バトルものなら、動くのがみたいのかなと納得できる。でも、仮に日常ものとかだと原作が動くって、意外と広報的な側面が強いんじゃないかと思う。それとも、一般的に作家の夢の延長線上がアニメ化や、映画化なのだろうか?
確かに、今回の作品は、原作を後で読んでみると、おもしろい。手にとることができた。感動が蘇った。ということができるが、DVD版は惜しい。削る作業が大変だったろう。しかし、原作を先に読んでDVDを買った人は、どういう感想を持つか非常に気になるところである。あれで、足りるのかな?あとは、記憶残量の問題。間を空けると、DVDでも泣けるのかな。

17/12/22 追記
今回は、花火前のあいさつ回りが、石田君が助けたシーンの次に来た。長束君に硝子が、もう一度築きあげたいと書いた後、佐原さんに会っていた。
つまり、一緒に築き上げたものの建て直しを手伝ってほしいというポジティブな修正だった。泣き顔で終わるのが少々カッコつかないが、作品自体は何度も泣きそうになる。名作だね。あと、過去の回想シーンや植物がよく描かれていました。花火の演出も。耳の話もそういうものとして、泣けるストーリー展開だった。今年7度目です。

18/8/25追記 地上波になって
かなり、DVDを繰り返していた10回目くらいの視聴になっただろうか。
いろんな人の批評を読み、否定的な意見もずいぶん読んだ。
確かに、いじめは将也一人に教師が決め付けで責任を取らせていた。それは、補聴器が壊されて発覚したためで仕方ないと思う。まあ、その責任を植野に擦り付けてしまえば、女子もかなりいじめてたし、将也自体は、子供ながらの悪ふざけとも取れた。人生、どこで歯車が外れるかわからない。将也は、まじめなんだよな、結局。更正したといったほうが正しいが。いじめをしてちゃ、生きててヤバイ。俺は、川井さんの方が、生きててヤバイタイプだと思うのだが。まあ、僕は人生の方向付けは運命に近いものがあると思うし、生まれついたものは、人生に反映されると思ってる、運命論主義者だ。何も変わらなくていい。将也と硝子の人生は、そういえば、テレビ版では、語られなかったな。理容師の資格を取るため学校に行くという話がないというのは、最後のハッピーエンドの質を変えたと思う。最後の最後に、みんなのバツが消えたのだから。しかし、この作品のどこが不愉快なのだろう?たいていは、性格付けの問題として片付けている自分の心が貧しいのか?はたまた、いじめに気づかぬ愚鈍な男ということなのか?まあ、植野は最悪だけどな。加害者意識がない分、川井のほうが危険か。よくあんなのいたな。いねぇよノシ と、京アニからツッコミがはいればなぁ。

投稿 : 2018/08/26
閲覧 : 430
サンキュー:

17

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