「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~(アニメ映画)」

総合得点
67.1
感想・評価
153
棚に入れた
574
ランキング
2526
★★★★☆ 3.5 (153)
物語
3.3
作画
3.8
声優
3.3
音楽
3.5
キャラ
3.5

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ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ざっくりと言いたいことだけ言う。

アニメーション制作:シグナル・エムディ
2017年3月18日に公開されたオリジナルアニメ映画。
監督は、神山健治。

【概要/あらすじ】

岡山県倉敷市児島の瀬戸大橋が見える港町・下津井。
地元では鷲羽山ハイランドと児島競艇場が娯楽として有名?
そこには自動車整備工であり修理工場の自営業主である父・モモタローの娘であり、
父一人、娘一人で暮らす高校三年生の少女がいた。

彼女の名前は森川心羽 (もりかわ ここね)といい、のほほんとした性格。
彼女はどこでもよく眠る体質であり、授業中でもグッスリと眠って夢を見る。
夢の世界の心羽は機械の国であるハートランド王国の小さなお姫様。
夢の中では王国の巨大なロボットが巨大な鬼と戦っている。

2020年に開催される東京オリンピックの3日前。
父親のモモタローが突如、警察に逮捕されてしまう。
父親には秘密があり、それは心羽自身にも関わりがある。
夢に出てきたのと同じ顔をしたヒゲの男がやってくる。
そいつは悪い奴で父の持ち物を狙っているらしい。

夢の中での出来事は現実と大いに関わりがあるようで、
現実と夢の世界がリンクしながら物語が進む度に色々な謎が紐解かれていく。

【感想】

岡山市の病院で生を受けた私ですが、今時の若いもんが揃いも揃ってあんな喋り方するかな?と疑問。
自分の学生時代には既に標準語だったし、やっぱり不自然。
「ぼっけぇ」「でえれぇ」「もんげぇ」は、完全に爺さん言葉。

といいつつ、「ぶちすげえ」はごく普通に使われていたので、どこのあたりに境目が存在するのかは定かではない。
定年退職してる総社の伯父さんなんか、まごうことなき流暢な岡山弁ではあるが。
あんな喋り方する人もいたな…と頭のなかで処理するのが穏当かもしれない。
思い出せば親が日常的に方言使うかで子供は影響受けるので、断定は危険かも。
一応は地方が舞台なので言葉で岡山アピールというところか?
瀬戸大橋とか香川県の高松とか出てくるけど、この映画を観て倉敷に行きたくなるか?
というと…う~ん?て感じ。地元アピール力が弱い。

何故岡山なのか?という必然性が作品から全く感じられないのね。途中で岡山から出て行くし。
聖地巡礼とかいって地方を扱ったアニメが人気だから、ヒット要素として地元感を演出してみましたって感じ。
中身も、女の子を主役にして家族・ハイテク機器・メカ・ファンタジーと色々ヒット要素を詰め込んでみました!
なわけで一般向けに差し障りの無い夢のある作品を作ってみましたというイメージ。

観てつまらないわけじゃない。そこそこ感動できる。でも、キャラは薄いしソツが無さすぎる。
視聴者の感情の起伏を産むには、どこか熱中させたり意固地にさせるような要素がないと物足りない。
個人で思ってるだけかもしれませんが、優等生過ぎて個性に欠ける平凡な作品というのが観てて思ったことでした。


あまり書きたいことも無いので短いですが、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2018/01/19
閲覧 : 385
サンキュー:

44

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