「機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル(アニメ映画)」

総合得点
67.1
感想・評価
182
棚に入れた
999
ランキング
2526
★★★★☆ 3.9 (182)
物語
3.9
作画
4.2
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
4.0

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ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

初代ガンダムの前日譚を、安彦良和ご本人の丁寧な絵で見られるという、贅沢で夢のようなアニメ

漫画の方のオリジンが始まった時も喜びましたがそれがアニメになるなんて!(やや長文です)

しかし、アニメになる前に漫画に対する不満な点があり、それがアニメでも払拭されていなかったのは残念でした。

・物語
もう二十年くらい前からですが、安彦良和の漫画がSFやファンタジーからドロドロした歴史物にシフトしてきました。それでも最初の頃は面白かったんですが、段々とワンパターン化してきて食傷気味でした。
ところがそこでオリジンが始まり、序盤はファーストガンダムをそのまま踏襲したものだったので、ついに原点回帰か!と狂喜したものです。
しかし、途中からの完全オリジナルストーリー、つまり本アニメの内容になってからは、舞台が宇宙なだけで、いつもの歴史物と大差がありませんでした。オリジンだけ見ている人は気にならないと思いますが、漫画家としての安彦良和を追いかけていた人間としては、ストーリーも台詞もワンパターン化していて残念です。結局「クルドの星」が一番良かったかな?

・キャラの顔
昔々、ライディーンやガンダムの頃の安彦良和のキャラデザインは、デフォルメか劇画調のデザインが多い中で洗練されていて飛び抜けてカッコ良かったです。
それが、漫画家に重きを置くようになっていつの間にやら、目の描き方が変わってきました。具体的には、上下の眼瞼のラインが目頭でつながるようになり、更にその目頭が切開されたように尖ってきたのです。このアニメでもそれが踏襲されており、それが気になり出すと、昔のカッコ良かったシャアや美人だったハモンさん、セイラさん達が全員、美容整形で目頭切開をしたようにしか見えず、悲しいです…

投稿 : 2018/03/06
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サンキュー:

17

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