「ティン・トイ(アニメ映画)」

総合得点
計測不能
感想・評価
5
棚に入れた
17
ランキング
7662
★★★★☆ 3.9 (5)
物語
4.2
作画
3.9
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
4.2

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ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

トイ・ストーリーの原点

このアニメは、トイ・ストーリーの
元になった短編アニメである。

おおまかなあらすじとしてはこんな感じ。
主人公は、新品のおもちゃである鼓笛隊のティン・トイ。
胸に期待を膨らませ、部屋を眺めるのだが、
人間の赤ちゃんが部屋に入って来る。
可愛らしい赤ちゃんの姿を見て、ティン・トイは嬉しそうな表情だが、
おもちゃの乱雑な扱いに、ドン引きし逃走を試みる。
ところが、動くたびに楽しげな音を出すおもちゃに興味を示した
赤ちゃんが追いかけてきて…。

この作品は、おもちゃであるティン・トイ
に焦点を当てることで、おもちゃに感情移入がしやすい
作りに仕上がっている。それがこの作品の魅力にも繋がっている。

赤ちゃんのCGが妙にリアルなため、妙な気分になるが
とにかく怖いという感情が脳裏から離れなかった。
赤ちゃんの声と、おもちゃの音を除けばほぼ無音状態なので
スリルに一層磨きがかかる。
怪獣映画でも見ているかのような臨場感を味わえる。
これはサバイバル映画かと一瞬思ってしまった。

気になったのは、やはり赤ちゃんのCGだ。
赤ちゃんの動きを念入りに研究されているのはよく分かるのだが
CGが追い付いていない。顔も正直言って、可愛く見えない。
怖い。というか不気味。赤ちゃんをCGにするのはまだ早かったのだ。
しかも、おもちゃのCGは滑らかに動くので違和感が生じる。
おむつも物凄く硬そうに見えてしまう。あのおむつ、冷凍した
豆腐並の強度がありそうだ。

全体的な出来も、すこぶる高いわけではないため
気軽にはオススメはしにくいが、トイ・ストーリーが好きな方で尚且つ
この作品を視聴していない方は見るべきだと感じる。
個人的には良作だと思う。

投稿 : 2018/03/11
閲覧 : 291
サンキュー:

9

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