「この世界の片隅に(アニメ映画)」

総合得点
82.8
感想・評価
691
棚に入れた
3060
ランキング
345
★★★★★ 4.2 (691)
物語
4.3
作画
4.2
声優
4.2
音楽
4.0
キャラ
4.2

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ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

よかった。。

公式のあらすじ
{netabare}
18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。
良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。
見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。

夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。隣保班の知多さん、刈谷さん、堂本さんも個性的だ。
配給物資がだんだん減っていく中でも、すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。

ある時、道に迷い遊郭に迷い込んだすずさんは、遊女のリンと出会う。
またある時は、重巡洋艦「青葉」の水兵となった小学校の同級生・水原哲が現れ、すずさんも夫の周作も複雑な想いを抱える。

1945(昭和20)年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、すずさんが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。
そして、昭和20年の夏がやってくる――。


(年表があるから、気になったら公式HPものぞいてみてね☆彡
https://konosekai.jp/timeline/)
{/netabare}



感想
{netabare}
--------------------キリトリ線--------------------


絵が好きでいつもちょっとボーってした感じの少女がお嫁に行って
そこで戦争がきびしくなってって。。ってゆうおはなし


前半は
きつい人もいるけど、いい人たちにかこまれて
主人公のすずがほわほわしたまますごす日常系ってゆう感じで

後半は
毎日のように何度も空襲警報があって
ちょっとずつ暗くなってく感じかな?

さいごは
みんな大事な人とか物、体の1部とかなくなったけど
でも、さいごは戦争が終わってよかった☆
ってゆうおはなしだと思った。。



感想だけど
はじめはほのぼの日常系アニメみたいで
キャラデザも2頭身とかじゃないけど顔がちょっと大きめで
やさしい感じでよかった☆


こわい、鬼いさんとかいたみたいだけどよく分からなかったし
だんな(周作)さんのきついお姉さん(径子)も
ツンデレに近い感じでちゃんとすずのこと心配してくれてる
ってゆうのが分かって、お嫁に行っても大事にされてるみたいでよかった☆


にゃんはすずのことうらやましかった。。
ちょっときつい人はいるけどみんないい人で。。

戦争でいつも警報がなったり、攻撃をうけてみんな疲れてったけど
にゃんの小学校とか中学校のころってイジメとかで
いつもビクビクしてたから、ああゆうのってよく分かるけど
みんなで助け合えたらビクビクもそんなにこわくないんじゃないかな?って

にゃんはそのころいつも
学校がなくなったらとか、死ねたらいいのにって考えてたから
すずが右手と径子さんの娘の春美ちゃんを助けれなくって
径子さんから責められたりしておかしくなってったところとかよく分かる。。

爆弾の破片が飛んで家が焼けそうになったとき
そのままにしようかってちょっと思った気もちも
にゃんも小学校のとき、学校がなくなったらって思って
学校にマッチを持ってったことがあるからよく分かる。。

でも、すずにはいいだんなさんがいたから
その人の帰ってくる家はここだって思って家を守ろうって気が変わったから
イヤだなって思っても、大事にしてくれる人がいるってうらやましいな
って思った。。


哲さんが家に来たとき、だんなさんが
「あなたをここには泊められない」からって倉庫の2階に泊めたとき
にゃんは哲さんが夜這いに来るの心配してるのかな?って思ったら
すずを哲さんのへやに行かせた周作さんの気もちがよく分からなかった。。

でも、あとで2人で夫婦ゲンカになったとき
だんなさんは哲さんがすずの初恋の相手だって気がついて
もうすぐ死にに行く哲さんに
奥さんを貸してもいいって思ったのかな?って

それを知ったすずは
そのころはだんなさんのことが哲さんより好きになってたから
おこったみたい。。

その辺からにゃんは見ててなみだがにじんできて
2人のケンカ見ながらちょっと笑っちゃったけど
2人が話せるようになってきたうれし泣きだったのかよく分からなかった^^


でも、晴美ちゃんを守れなかったときから
なみだが止まらなくなっちゃった。。

飛行機から撃たれて逃げるところで周作さんに助けられて
よかった☆って思ったのに広島に帰るって言いだして
だんなさんはよくしてくれるのに帰るって。。
2人の気もちが伝わってきて悲しかった。。


でも、ホントに帰ろうってしたら
径子さんがやさしくしてくれてあやまってくれて。。

「すずさんの居場所はここでもええし
くだらん気がねはなしに、自分で決め。。」って。。
それですずが「やっぱりここに、おらんしてもらえますか?」
って言ったとき、こんどはうれし泣きが止まらなかった

でも、そのとき空がピカって光ったの見て
あ。。きっと広島に原爆が落ちたんだなって
そのまま悲し涙になっちゃった。。


それから終戦ですずが
「最後まで戦うんじゃなかったんか!!」って泣きさけぶところとか
もうなみだ止まらない。。


でも、みんなで電気つけてごはん食べれるようになって
よかった☆って思った。。

死んだ人がいっぱいいて
食べるものもあんまりなくって
みんなボロボロだけどよかった☆って。。


真白いご飯を見てよろこぶみんなを見て
また泣いちゃった。。

にゃんの家ではあんまりおいしくないのに
パパママがわざと健康のためって言って五穀米とか食べてるけど
そっちの方が白いご飯より高い^^

85年くらい前は白いご飯がごちそうだったってすごい不思議。。

塩がないから海の水がごちそうとか
ゴミの入ってる残飯ご飯を食べておいしいとか
にゃんってすごいぜいたくしてるなぁ。。って


すずが実家に帰って妹だけ生きのこったとか
みんなが誰かをさがしてるとか
ずっとじわーっってしたまんま。。


さいごはだんなさんといっしょにあの橋の上で。。

2人がはじめて会ったのってこの橋の上。。
って言ったとき通りすぎたのはすずをさらおうってしたバケモノ?

だんなさんにも見えたみたいで
すずと周作さんがはじめて会ったのって
あの人さらいのバケモノのカゴの中だったんだね。。

今はワニが顔を出してたけど
死んだお兄さんだったのかな?


あと、さいごのほうで哲さんが海のほうを見てたけど
すずは気がつかないで通りすぎてった。。

あの哲さんって英霊かまぼろしで
ほんとは戦争に行って死んじゃってたんじゃないかな?って


それから親をなくした子どもがすずのところに来るおはなしは
見てて悲しいってゆうか苦しかった。。

親が死んだの分かってなくってずっとつきそってて
誰もそれまで気がつかなかったのかな?。。って

でも、自分の子どもがたおれてても顔がくずれてて気がつかないくらいだから
戦争のあとってみんな自分のことでせいいっぱいだったのかな?

でも、自分の子どもが死んじゃった人とかもいたんじゃないのかな?
あの子は晴美ちゃんの代わりに幸せになれたらいいな☆彡



にゃんもいつも1人で帰ったりするときはボーってしてたから
何となくすずに近いのかも?

いない人が見えたりすることがたまにあるし

小学校のときは
ランドセルのうしろにつけて歩いてたはずの給食袋がなくなってて
学校までの道を何度もさがしたけどなくっておこられちゃった。。

でも、次の日、学校に行ったら机の横にぶら下がっててビックリ!?

その日は雨がふって道はドロだらけだったから
誰かがひろって置いといてくれたんだったら汚れてるはずだけど袋はきれいで

でも、たしかにかばんにつけて歩いてたときうしろで袋が
ブラブラゆれてた感覚をおぼえてるからすごくフシギだった。。

だから、すずが人さらいのバケモノとか座敷わらしを見たってゆうの
なんだか分かるな^^


ただ、広島弁がよく分からなかったり、大事なところがぬけてるみたいで
闇市の帰りに親切にしてもらった人(リン)が
おはなしの中にはそのときしか出てないのに
すずがなんども思い出したりしたこととか

すずに子どもができたって思ったのに
いつまでたっても生まれなかったけどどうなったのかな?とか
よく分からないところが多かった。。


でも、感想書くのにウィキペディアを見たら原作の情報がのってて
それを読んだらいろいろ分かってよかった☆

それで、また映画、見直したらちゃんと伏線みたいなのがあったから
たぶん、アニメの完全版ができたら入るんだって思う☆彡
そっちも見てみたいな☆彡



さいごに。。

戦争、イヤだなって思ってる人どうしで争ってたりするのって悲しいよね。。

みんなが戦争反対って思ったら戦争がなくなるといいんだけど
戦争反対の人どうしが戦争を止めるためって言って戦ってたら
けっきょくいっしょだって思う。。


にゃんはほかの国がおそってきたら逃げる。。
逃げれなくなったら殺されるか
もし、戦えって言われたら死ぬまで断食しようかな?って思ってる


でも、守るために戦うってゆう人のこと、まちがってるなんて言わないし
攻撃される前にこっちから攻撃しようってゆう人がいても
まちがってるなんて言わない。。

だって、にゃんはまちがえてばっかりで
正しいって思ったことがまちがってたことなんかいつものことだから
にゃんはほかの人がまちがってるなんて言えない。。

ただ、戦争ってイヤだなって思うから
自分だったらおそわれたら逃げるだけ。。
どこかの国が日本を侵略しても戦わない。。


そしたら早く戦争が終わって、また新しい日常がはじまるだけ。。

そのときはたくさんの人が殺されてて、食べるものがないかも?
日本語だって使えなくなってるかも?

でも、きっとみんな「早く戦争が終わってよかった☆」って言って
新しい日常をはじめるんじゃないかな。。

戦えば戦うだけムダに人が死んで
家とか畑とかもなくなって
ふつうの人がくるしい思いするだけだって思うから。。


このおはなしって
そうゆうこと言いたかったんじゃないのかな?って

{/netabare}

投稿 : 2022/03/01
閲覧 : 569
サンキュー:

83

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