をれ、 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
やはりタイムリープものは苦手だな
以下は私の妄想的感想です。見終わったので加筆修正します。
旧題:評価が難しいです、よくわかりません(5話めまで視ました)
あまり得意ではないタイムリープ・モノだが、今のところ弱い頭の私でも話にたぶんついて行けている気がする。そして、全体的に地味な話展開なのに、意外にもあっという間に時間が経って、気が付くとエンディングを眺めている。
エンディングは、雪原を歩いてきて、自分の家に辿り着き、ストーブを点けてまだそれほど温まってはいないが、ぬくもりが感じられ、ほっとする。何だかそんな想像が湧きあがってくるのだが、それは物語のトーンを暗示しているような気がする。
登場人物たちの結末は悲しいのだろうか、それともほっとする気持ちになるのだろうか、あるいは明るく笑えるのだろうか。何話めかで大きなどんでん返しが来るのだろうか。
時が長く経ってしまっていれば、過去の出来事の現実感は、希薄化し幻のように感じられることもあるだろう。 そんな忘却に抗いながら主人公は未来を探し、直し、作りたいともがいているように見える。なせなかったことをやり遂げたい、やり直したいと思うのは、主人公だけではなく視聴者の感情でもあるだろう。そんなところに惹かれるから次回が気になるのだろうか。。。
そして平行世界は現実なのだろうか幻なのだろうか。。。
以下加筆部分。(2018/12/22)
最終話では、デリダのたった一言の改変のせいで歴史が大幅に変わり、戦争にならずに済む。昔あの時こう言っていれば、今はもっと違ったものに
なった筈だった。というのは、身につまされる話だが、それはともかく、
歴史の修正後、登場人物のほとんどが幸せそうにしていたのに、
ユーリィは三角関係で敗北し不幸だ。気の毒で仕方がない。
ユーリィさんに
素晴らしい人が早く見つかりますように(-人-)祈っておこう。
お話で気になった点は、タイムリープに関する話が終盤に近付くに
つれてだんだんややこしくなっていくところ。
主人公は長い間ヒロインに会えないので、ヒロイン代替としての
サブヒロインの方に視聴者の感情移入が強くなってしまう気がすること。
あと、この作品のOP/EDは好みだ。特にOPのギターのリフは心地よい。