をれ、 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
テーマが難しい意欲作
ハッキリ言ってあまりに本作の理解不足なのでコメント書けないですw。
技術的特異点を超えたときAIと人や人の社会との関係はどうなるのだろうか、どうあるべきかというのは、SF的にも、もちろん学問的にも、議論が多く難しい問題だと思います。その難問に取り組もうと思うこと自体が、スゴイと思います。よく分かりにくい用語のアナログハックの概念は注目を浴びるかと思ったりもしましたが..
物語自体は、一気見をすれば、intermission_01~04でおさらいすれば、話の筋などはそう難しくはない筈です。でもその意義や背景概念を考えるともちろん難しいですが、それでもこの物語は最後まで十分に楽しめると思います。
SF作品が今日的な科学の問題にアプローチすることは、珍しいことではなく、またSF作品が後の世に影響を与えたことも、これ迄に幾度もあったことと思います。本作で描かれた内容は、未来の現実世界で、トレースされることがあるのだろうか、見てみたい気がします。また、現実世界で、レイシアやアラトは出現するのだろうか、こちらも見てみたい気がします。そういうわけで技術的特異点を超えるまでは生きていたいかなと思いました。