「ジョジョの奇妙な冒険(TVアニメ動画)」

総合得点
82.5
感想・評価
1688
棚に入れた
8317
ランキング
359
★★★★☆ 4.0 (1688)
物語
4.1
作画
3.8
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.2

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ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

独特の作画

アニメを見てても、他のアニメと何か作画が違う!!
でもどこが違うんだろう?
と、違和感に気付かない人もいるのではないのでしょうか?
そういう人がいるかも知れないという事で、まず先にその独特の作画から。

[効果音が文字で出ている!]
 「ドドドドド」「ズキュゥゥゥゥゥン!!」「バァァァァァンッ!!」
等というのが、文字で出ています。

[アニメなのに静止している]
大事な場面は一時停止で、画面が少し揺れる感じの演出。
普通のアニメなら、走ったりしたらアニメなので移動していく様子を動画として描きますが、このアニメは静止する時があります。

[独特のポージング]
 例えば「行くぞ!」みたいに、これから目的の場所へ向かう時に、仲間達が独特のポーズを決めている『ジョジョ立ち』

話が大きく逸れましたが、肝心の内容について説明をします。
主人公はジョナサン・ジョースター。通称ジョジョ。
その主人公の元へ、ディオという男がやって来て、一緒に生活をします。
表面上は仲良くやってます。
そしてジョジョが密かに『石仮面』の研究をしていますが、これに興味を持ったディオも『石仮面』に触れます。

{netabare}ある日、ディオはその石仮面に血を与えると、仮面から爪のようなものが伸びて脳を刺すような仕組みに気付き、見知らぬ他人で実験を試みます。するとその相手は死にますが蘇り攻撃してきます。常人では考えられないようなパワー。そのパワーに肉体が耐えれず、自らの肉や骨が砕けても痛みを感じていない様子。
更に、その化け物となった相手はディオの血を吸い取り、やられそうになったところ朝日が出て来て化け物は消滅します。

一命をとりとめたディオは、石仮面の謎を理解し、ある日「ジョジョ、俺は人間を辞めるぞ!」と言い、自ら石仮面をかぶり、不死の体を手に入れ、その場にいる警官を皆殺し。父親を殺したディオに対し、ジョジョもその肉体のみで戦い、何とか道連れに成功しますが、ジョジョは生き延びました。

そこへツェペリという妙なおじさんが出て来て、いきなりジョジョを殴ります。するとあら不思議、体の傷が癒えて行くではありませんか!
それだけでは無く、ディオが生きている事も伝えます。
そのツェペリというおじさんは、石仮面の事も知っており、それを使うと吸血鬼になる事も、そしてそれを倒すには太陽のエネルギー、つまり波紋でしか倒せないと答えます。
その後、ジョジョは特訓を受け未熟ながらにも波紋を使えるようになります。

ディオを倒すべく彼の元へ向かうが、ディオは人間をゾンビに変え自分の勢力を広げていました。
ゾンビも不死で太陽に当たるか波紋で倒せますが、常人よりは強いです。理性はやや欠けます。

途中でツェペリは死にますが、彼の力を受け継いだジョジョはパワーアップし、ディオの元までたどり着き、見事その体内に波紋を送り込み、ディオを倒す事に成功。
しかし、ディオは波紋が脳に到達する前に、自分の体と頭を手刀で切り離し一命を取り留めます。
最後は、船の中で頭だけになったディオがジョジョの体を乗っ取ろうと攻撃しますが、頭を抱えられ、ジョジョはそのまま死に絶え、船は爆発し、エリナというジョジョの嫁と船でのトラブルに巻き込まれ親が死んだ赤ん坊だけが助かります。

ここでアニメ前編(原作1部)が終わり、話は2部へ。
2部はジョジョの孫にあたる、ジョセフ・ジョースター、通称ジョジョが主人公になります。
この主人公は未熟ながらも独学で波紋を身に付けましたが、それ以上に頭がよく切れます。
ついでに戦い上手でもあるので、波紋だけに頼らずその時代の武器(手榴弾やマシンガン)、更には心理戦で相手の虚を突くのにも長けています。

個人的にはこのジョセフ(2期)が好きです。

その後は話が進み、ドイツがサンタナという柱に埋め込まれていた男(柱の男)が何者かという研究をしている事が判明。
最初は猿並みの知能だと思っていたが、実は高い知能を持った生命体で、自らの肉体を変形させ、他の人間の体内に入り込む事や、触れたものを取り込む事も出来る、脅威の生物。
しかし原理は吸血鬼と同じで、太陽に弱いですが、当然サンタナは太陽を避けます。
死闘の末、ジョジョはサンタナに太陽を当てる事で、彼を石の状態にする事に成功。でもまだ生きている状態で動けなくなっただけ。

話が進むと、それ以外にも3体の柱の男がいる事が分かる。
この時には、シーザーという男(ツェペリの孫)が仲間になっています。
こちらはジョジョより波紋を上手く使えます。
ジョジョ達が駆け付けた時には、3体の柱の男は目覚めており、軍隊は全滅。
その柱の男にジョジョとシーザーが挑むも、返り討ち。
何とかシーザーだけでも逃そうとするジョジョは、得意の心理戦で敵を挑発し、その場を凌ぎますが、逃げれないようにと首と心臓に、時間とともに溶けるリング、中には猛毒が仕込まれているのを埋め込まれます。

一応生還した二人は、リサリサという波紋の先生から本格的な波紋を教わる事になり、一気に達人の域にまで。
それと同時に、リサリサが所持している赤石を求め、柱の男の一人攻めてきます。
この赤石は柱の男のリーダー格、カーズが石仮面を完成させ究極生物になる為に必要としているアイテム。
ジョジョは苦戦したものの、柱の男を一人倒します。

その後、赤石の奪い合いに発展しますが、途中でシーザーは死亡。
最終決戦は、リサリサとジョジョvs柱の男2名。
最初はジョジョが柱の男に何とか勝ち、次はリサリサとカーズが戦いますが、カーズの汚い手によりリサリサは敗北し、赤石はカーズの手に。

赤石を手に入れたカーズは究極生物と進化し、太陽をも克服してしまいます。
更に、体の一部を他の生物に変化させる事も可能(鳥のように飛行も可能)。
弱点の無くなったカーズを何とか道連れにしようと活火山の溶岩へと戦闘機もろとも突っ込ませますが、それでも倒せない。
最後は運良く火山が噴火し、カーズの体は宇宙へと。
そこで地球に戻ろうとするも、空気は瞬時に氷、自らの体も氷、何か方法は無いかと考えるが、既に体全体が凍結し動けなくなり、やがてカーズは考えるのを止め、戦いの幕は下ります。
{/netabare}

という事で、原作の1部2部が入った作品です。
個人的にはとても面白かったです。
かなり癖の強い作画、台詞、ついでにナレーションも良く出てきますが、それが問題無いという方にはオススメです。

投稿 : 2019/02/25
閲覧 : 348
サンキュー:

7

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