「CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第1章(アニメ映画)」

総合得点
61.8
感想・評価
17
棚に入れた
60
ランキング
5100
★★★★☆ 3.5 (17)
物語
3.4
作画
3.5
声優
3.6
音楽
3.4
キャラ
3.6

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ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「ジャスティスッ!!!」by S池崎

<2019/3/17初投稿>
昨夜までBS236でやってました。
映画三部作をテレビ用に全12話にして。

映画「009 RE:CYBORG」と同じ監督さん(攻殻SACの方)ということで、その映画が私には珍紛漢紛だったので全く期待せず視聴。


・・・あれ?
わかりやすくて、面白い。

丸みを帯びたキャラクターも
SFとファンタジーの狭間のようなとこも、
みんな仲良く力合わせるところも

昔懐かしい石ノ森009の空気感がよく出てる。
(と言っても原作は子供の頃に途中までしか読んでないし、アニメも昔のテレビシリーズぐらいしか観てないけど(REは久しぶりの009でした))


設定の中の技術とか現代調にアレンジされてるところも多々あります。

でも
「身体は勝手に機械にされたけど、魂は人間のままですよ」
の心意気や悲哀がよく表わされてる。
009シリーズの一番大事なところを大事に扱ってる。

さらに言えば

浮気性のジョーに
ヤキモチを妬くフランソワ

短気だけど気風の良い元ヤンのジェット
クールで熱いハートのハインリヒ

鬼太郎で言うとこのヌリカベポジのジェロニモ

張々湖、グレート・ブリテンの脇役コンビ

有能、意外と高性能で人格も素晴らしいピュンマ

「見た目は赤ちゃん、頭脳と人格はチーム1の大人」イワン

キャラクター一人一人が原作から飛び出てCGになったかのよう。
そして、みんな一人一人にちゃんと見せ場もある。

惜しむらくはストーリーのラスト。
ジョーがどうやって{netabare} ラスボス倒したか、{/netabare} 私の頭では理解できませんでした。
事象の地平線とかとんでもないこと言ってたような。
まるでデウス・エクス・マーキナー。

でもこういうあっさりした終わり方も009っぽいっちゃぽい。

本作では00ナンバーのうち、{netabare} 三人ほど逝ってしまったので{/netabare} 一見続編無さそうな感じ。
でも{netabare} 三人とも最後を明確に描いてない{/netabare} のでシレッと続編作れそうな気もする。
ラストシーンで{netabare} 6人の影に後から3人の影が加わるし。{/netabare}

続編作ってほしいな。
でもあんま人気なさそうだから難しいのか。

個人的にはすごく好きな方の「サイボーグ009」でした。

投稿 : 2021/05/08
閲覧 : 426
サンキュー:

21

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