「映画ドラえもん のび太の月面探査記(アニメ映画)」

総合得点
70.6
感想・評価
21
棚に入れた
99
ランキング
1474
★★★★☆ 3.8 (21)
物語
3.8
作画
4.0
声優
3.6
音楽
3.8
キャラ
3.9

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ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

地球へ。。。

最近のドラえもん映画はきちんと「SF」しているということで、「南極カチコチ大冒険」以来、久々に観ました。

今回は「月」が舞台とのことですが、アメリカでも史上初めて月面着陸した1969年から数えて50周年ということで、アポロ11号に乗っていたニールアームストロング船長の自伝映画「ファーストマン」が公開されたことからもわかるように今年は宇宙開発ブームなのかもしれません。

「ドラえもん月面探査期」でも言ってますが、「ついに人類は月に本格的に開発を行う時代になった」という説明からも、結構密かに宇宙開発は進んでいるのかもしれません。

今回の映画ドラえもんはてんとう虫コミックス23巻の「第12話/異説クラブメンバーズバッジ」(実際に家にあるので見直した)が元ネタでありますが、その時代は地底に地底人が存在するのかというアメリカのSF映画「地底探検」をF先生が引用したストーリーを「南極カチコチ」と被るので、「月」に舞台を移す形で引用してます。

内容は同じくSF漫画界の大御所竹宮惠子先生の「地球へ」であり、「エスパル」と呼ばれる人工生命体のエスパーの子供たち(しかもまたもや不死身)が「地球へ」の「ミュウ」の設定と酷似していました。今回の脚本家が女性作家を起用したので、少女漫画からとってきたのかと思われます。

「地球へ」は10年くらい前にTVアニメ化していますが、非常に古典SFの傑作ということもあり安定的で懐かしい。。いかにもF先生が考えつきそうなSFだったと思います。当時、マンガ賞やらSF大賞とってましたからね。

そういうことで、SF好きも大変満足できる科学知識が豊富で理にかなった良作アニメ映画でした。

来年は。。。。「おそらく「竜の騎士」のリメイクかな。。。

投稿 : 2020/09/23
閲覧 : 336
サンキュー:

4

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