「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE(アニメ映画)」

総合得点
63.6
感想・評価
11
棚に入れた
34
ランキング
4168
★★★★☆ 3.8 (11)
物語
3.6
作画
4.0
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
4.0

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ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

平々凡々

世界一有名なビーグル犬スヌーピーの原作漫画「The peanut(ザ ピーナッツ)」は新聞漫画(コミックストリップ)として1950年代のアメリカで描かれた。

初めはオタク少年のチャーリー・ブラウンの日常を描く「日常系」漫画だったが、彼が飼う人間らしいビーグル犬ことスヌーピーが人気になってからは、事実上二人主人公という形で進められる。初期は四足歩行だったスヌーピーも1957年には完全に二足歩行をして、人間と同じように喜怒哀楽を表現する人格が与えられたのである。

先日「ドラえもん」を久々に見て思い出したのだが、手塚治虫はディズニーを見て漫画を描きだしたのと同様に、藤子不二雄作品には「The peanut」的な日常描写が類似しているので、もしかしたら企画の段階でかなりの影響を受けているのかもしれない。

この「I LOVE スヌーピー」は3DCGで描かれたThe peanutのキャラクターたちが登場するが、立体的というよりかは平面的に処理されていて、「スパイダーマン スパイダーバース」に直接影響を与えている「2.5次元」のアニメーションだった。日本のアニメにありがちなCG臭さが微塵も感じられなく、立体的でありながらもあくまでアニメーションのキャラクターとして描かれたこの作品は、非常に童心に還ってリラックスできる、西洋独特のキリスト教文化における牧歌的世界観が感じられる。

投稿 : 2021/05/08
閲覧 : 258
サンキュー:

7

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