をれ、 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
コミュ障的ボッチが友達をいっぱい作る話かなぁぁ(第12話めまで視ました)。
いつものように事前情報皆無で視聴。
全12話視聴記念書込(22/Jun/2019)(表現の訂正30/Jun/2019)
このお話は、コミュ障的な女子中学生特有の不安と心配だらけの心の動きを、その周りの人達とのさりげない日常生活の中で描写する意図の作品と思われます。その情景は、コミュ力の高い人から見て想像し難いことばかりかもしれません。それ故、興味を持てるかどうかはさておき、新鮮に見える人もいることでしょう。その一方で、自分にとってアルアル過ぎて現実で起きていることをわざわざアニメでまで追体験したくないと感じる人もいると思われます。特に物語初期の友達が少ないときはお話がぼっちチャンの内面の話ばかりで、単調で辛く感じられてしまうかもしれません。でも物語が進み、友人たちが出揃うと、ぼっちチャンとその友人たちによる友人作成(支援)群像劇に物語が変貌し意外に楽しく感じられました。
本作では、主人公のぼっちチャンは入学当初より格段にコミュ力がアップしたことになると思います。しかしながら、本作は優しい世界のコメディ系の娯楽作品なので、現実世界ではありふれている悪意は登場しませんから、現実世界でのコミュ力(りょく)スキルとは異なると思われますが、本作は娯楽コメディ作品である故に、あまり後味の悪いお話にはできないのは、仕方ないことだと思います。現実世界では、本人の性格や行動のカイゼンといった内面的な問題解決に限定されず、誤解を解き互いに理解し合うだけでは十分とは限らず、時には対立したり、第三者のパワーを使ったりの様々な手段を用いて、除去可能な悪意への対処という外面的問題解決が中心になるのではと思います。
それからクラスの全員と友達になるという物語の前提に対して、全ての人と仲良くすることは不可能だとか、相性があまりに悪すぎて一緒に何かをしない方がストレスが発生しないとか、そもそもゲームのように友人申請を出さなくてもお互いに自然に友達って考えるようになるとか、そんなことを言ったら本作を視ている意味が良く分からなくなりますw。
本作で物語の転換点となるのは、友人を作ることを拒否する倉井佳子さんの登場です。倉井さんはある意味ぼっちのライバルです。でも傍目にはもう既にぼっちチャンの友人のように見えますが、これではダメなのでしょうかw。私的に続編があれば、アニメで見たいと思いました。
---以下わずかな視聴ログ---
第1話め視ました。
人と話すのが苦手な中学に入学したばかりの女子、人里(ひとり)ぼっちが主人公で、小学生時代の親友にクラス全員と友達になるまでは絶交と言われ、頑張ってみるみたい。キャラ名がそのまま性格などを表しているのがチョット面白くて親切かな。
ワタシ的に、笑いに取りに来ていると思われるところで、笑うことがなかったし、癒されるようなところや、心がホッコリすることもなかったので、とりあえず次回も視るけど、次回に視聴継続をどうするか判断するかもしれません。
2話、3話視ました。
意外と会話の台詞が心情豊富な表現に思えるので飽きない気がします。とりあえず視聴継続します。ボッチ系日常モノというジャンルなのかもしれません。ぼっち、ってネーミングに拒否感があるので、1話視聴時に拒絶反応が出ていたような気がします。第3話まで視聴記念書込(24/Apr/2019)