「ケムリクサ(TVアニメ動画)」

総合得点
77.0
感想・評価
525
棚に入れた
1811
ランキング
646
★★★★☆ 3.6 (525)
物語
3.8
作画
3.3
声優
3.6
音楽
3.7
キャラ
3.6

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ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

A. ネタバレ注意 - 12話のED絶対見て

原作・脚本・監督 たつき によるオリジナルアニメ

自分の備忘録として”あにこれ”を使用させていただいているので毎回ネタバレあらすじを書いています
今回は特に11話12話で明らかになることから書いてます
2回観ても分からないところがあったので次回視聴時に確認したいからです
未視聴の方は読まないでください 面白さが半減します
りつ、りん、わかば は平仮名だと読みづらいので漢字にしてます


<主要登場人物>
・りん:小松未可子
身体能力が発達 ムシとの戦闘は主に彼女が担当する
りょく から視力を受け継いだ
・りつ:清都ありさ
猫耳 語尾が「ニャ」 聴覚が発達してるのでアカムシを発見できる
ミドリちゃんと呼ぶ樹をかわいがり大事に育てている
・りな(りなっち、りなじ、りなぞう、りなよ、りなこ、りなむ):鷲見友美ジェナ
語尾が「ナッ!」 廃材を食べて線路などを作る
・わかば :野島健児
ミドリちゃんで水を吸い上げていた時、現れた少年 記憶がない
好奇心の塊といった性格「めっさ気になる」が口癖 手に感じる熱でアカムシを感知

・りょう:三村ゆうな
戦闘能力が高い
・りく:天沢カンナ
触覚が強いためケムリクサを操るのが得意
・りょく:関根明良
文字の読み書きができる 眼鏡をかけているが視覚にすぐれておりこの能力を凛に譲った

・りり:小松未可子
「さいしょのひと」と呼ばれる少女


天井人(”ヤオヨロズ”ケムリクサプロジェクトなので宇宙人とか異世界の話ではない)の ワカバ は
文化財の途中経過を残すため巨大な宇宙船のような空間に日本を転写(3Dプリント)していた
ケムリクサを使い建造物の姿をプリントし水を使い固定するのだが
ある日人間の子供「りり」を引き揚げて(またはコピーして)しまう
(引き上げたのならりりは死んだ人間で転写だったらこの時点でケムリクサ?)

ご飯を作ったりケムリクサで遊びながら ワカバ の仕事が終わるのを待っていた りり は
ケムリクサの性能の上限までプリント作業すれば終わりというのを聞き***↓↓追記あり
上限を下げようと何枚かの葉を合体させて
「ケムリクサの力を抑制する赤いケムリクサ」を作る

ワカバ を楽にするため、一緒の時間を増やすためのアカ(のケムリクサ)だったが
りり は天才だったのか威力は絶大で瞬く間に増殖し ワカバ の仕事場をのみこんでしまう
仕事場は建造物のコピーを固定するため水が豊富なのだが
水がなければアカの増殖も止まると ワカバ はミドリ(のケムリクサ)を使って水を使い切ろうとしたが
増殖を抑えられずアカに飲み込まれてしまう

ワカバ によって巨大な壁でアカから守られた りり は ワカバ を助けに戻ろうと試みるが巨大な壁は
子供には開けられない(年齢制限のロックがかかっている)
切羽詰まった りり は壁を開けるためケムリクサを使い成長した姿になる決意をする
失敗した時のため6分身作ることにし、念のためピンクの記憶の葉を残しダイダイに目的を書き残す

自身が6分身になる直前、映像で確認するとミドリの樹が見えるだけで ワカバ の姿はなかった
(自身にミドリを植え付けた?)
急遽ダイダイから「ワカバを助ける」という文字を消し「好きに生きて」、、、と願いながら りり は消えていく

ワカバ が転写した街は水が行き渡らないと姿を維持できず廃墟になるため10個の浮島のようになっていく
浮島の一つ、一島で目覚めた りり の分身 りょう、りく、りつ、りん、りな、りょく の6人は
りり のことは「さいしょのひと」という認識はあるがそれ以外分からない

6人は霧状の毒”あかぎり”とあかぎりから作られた”アカムシ”と戦いながら一島で暮らしていた
アカムシは6人の本体であるモモ(のケムリクサ=心臓のようなもの)を攻撃しているのだが
彼女たちは身体が傷ついてもモモが傷つけられたり、枯れたりしなければ消えない

以前、生命線である水を求めて一島を出て六島まで旅をした時に
ヌシ(巨大なアカムシ)との戦いで りょく 、りょう、りくを失う(実は力を温存するためピンクの記憶の葉に隠れている)
3人は旅の途中で見つけた路面電車のような車両(どうやって持ち帰った?)と六島で見つけた枝付きのミドリを連れ一島へ戻った

(寂しさを埋めるため?)りな が6人に分割したが、アニメ開始時点では”りなぞう”はすでに消えていて1話で”りなこ”がアカムシに襲われたため 旅をするのは りなっち、りなじ、りなよ、りなむ の4人
(いつも寝ている りなむ が本体?)

↓↓ アニメはここからスタート ↓↓

律、凛、りなちゃんズ は軍艦島のような一島で車両を住処として暮らしていた
六島で見つけた”ミドリちゃん”は律に大事に育てられ幹が太くなりたくさんの葉(ミドリのケムリクサ)を作れるようになっていた
ミドリは凛が使うとアカムシへの攻撃手段となるし食糧や治療薬にもなる万能葉

ある日、凛 と りなこ は一島で最後と思しき水を見つける
ミドリちゃんの根をホースのように伸ばし貯水槽へと水を汲み上げていると
一人の少年が水と一緒に飛び出てきた
若葉と名乗る少年は名前以外の記憶がない
最初は若葉をムシの一種かと思い処分しようとしたが りな をムシから助けてくれたので
しばらく様子を見ることにする
凛は一緒にいると顔が火照ったり動悸がしたりするため若葉を毒ムシかもと疑う
(実は凛が持っている りり の記憶の葉が若葉に反応している)

水の汲み上げが終わった凛たちはあらたな水を求めて島を出る決意をする

ミドリちゃんに車両を動かしてもらいムシと戦いながら六島を目指す道中
若葉は梅田のような地下街で消えたはずの "りく" に出会いケムリクサの操作方法を教えてもらう
ダイダイを開き、"りり" の伝言と "りょく" のメモを読みこの世界の仕組みを少し理解する

ミドリちゃんの原木伝いに進む一行は七島の湖(琵琶湖?浜名湖?)にたどり着き
やっと姉妹が安心して暮らせる場所を見つけたと安堵した

が、凛と若葉が念のためにと八島への壁を開けてみるとそこには大量のアカムシが!
さらにアカの樹の根から新しいアカムシが現れるのを知る

七島に留まりアカムシがこちら側に侵入するまでの安泰で良しとする道もあったが
凛は姉妹たちのためアカの樹の本体を倒すことを決意し、旅を続けることにする

アカの樹の本体を目前にした凛は最後の戦いの前に若葉が開いた記憶の葉の過去映像を見て上述の出来事を知る

"りり" が分割した理由、若葉を見るとドキドキする理由を知った凛が
アカの樹を倒し安住の地を見つけるまでのお話

***

廃墟となった日本を水を求めて旅する物語かと思ったら
長い時をかけ大事な人に再び会うまでの物語でした
「凛も自分の好きを見つけて」という姉妹の思いは "りり" の願いだったのか!
一緒に旅をすることでドキドキが記憶の葉のせいでなく凛自身の感情となる演出が良いですね

長くなったので書きませんでしたが りく だけでなく、りょう、りょく、シロ の登場も重要です
凛が若葉も安住も諦めて律とりなちゃんたちの元へ帰ろうとしたとき登場した3姉妹
かっこよかった~ この時のために力を温存していたのか

最後の楽園は位置的に自然回帰した新宿? だとすると
りり が分割してから1000年位たってるのかな

変なしゃべり方をするキャラが苦手なのですが、このアニメの登場人物は全員違和感なかったです
とくに りなちゃんズ がかわいい~
他のアニメと何が違うんだろう キャラ? 声優さん? やっぱり世界観だな

めっさ気になるポイントがまだあるので皆さんのレビューが楽しみ

お掃除ロボットを買ったらシロって名付けよう(笑)

19.4.5


12.1話視聴しました

ワカバ生きてましたね!!

アカを抑えるためにミドリの一部になった時にワカバの細胞の一部がミドリに残っていて
その細胞がミドリちゃんの成長と共に大きくなって若葉になったんだと思っているのですが
本体はベイルアウトしていた? りり もベイルアウトして一緒にいる可能性ありますね
だからあのEDなのかぁ~ (^^)/

天地が逆になったような空間を記憶の葉に似てるって言ってましたが ということは
凛たちが旅していた空間も大きな宇宙船ではなくケムリクサの中だったのか⁉
「ケムリクサの性能の上限までプリント作業すれば終わり」***↑↑
このセリフが気になってたんだけど
ワカバが所持しているケムリクサの性能っていう意味じゃなくて
ワカバが転写作業している空間を作っているケムリクサの性能っていう意味だったんだ 納得!!

投稿 : 2019/04/13
閲覧 : 296
サンキュー:

14

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