「キャロル&チューズデイ(TVアニメ動画)」

総合得点
75.5
感想・評価
395
棚に入れた
1286
ランキング
784
★★★★☆ 3.7 (395)
物語
3.4
作画
3.8
声優
3.7
音楽
4.0
キャラ
3.6

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ネタバレ

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

”音楽で魅せる作品作り”はホント難しいと思う!。

>1話まで視聴して
PVの時点で今期1番期待していた作品でしたが・・
・・そのハードルを楽々超えてくれた第1話でした!♪。

内容については予備知識ほぼゼロでの視聴だったのですが
音楽でのサクセスストーリーになっていくのかな?。

ナレーションが、未来予測風呂敷を拡げすぎな気がして・・(汗);。
・・できれば前振りナシで、その変化を視聴者にリアルタイムに実感させてほしい気も。。
ゴール地点を先に想像させられてしまうのは、ちょっとマイナスかなあ?。
でもあえて予測させといてハズしてくる策略かも?と思ったり(期待)。

近未来のハナシなのですね。
テクノロジーは進んでいるかもですが、でも普遍的なものはそのままに^^。
何気に共感ポイント揺さぶられます。

「作画すごいな~。特にキャラの描写バランス・繊細さが抜群だな~!!」
って思いながら1話本編が終わり、ふと流れるEDを見てたら・・
”メインアニメーター”、”総作画監督”さんの名前みて大納得!!。
BONESさんの作品だったんですね~♪。
これは間違いない!!。

音楽的にも、昨今のいわゆるアニソンとは一線を画していておもしろい!!。
個人的には、洋楽は疎く、もっぱら邦楽メインで育ってきたのですが
最近はアニソンの方が無限の可能性があるように感じて
洋楽・邦楽から、だんだん遠ざかりかけてた自分だったのですが
本作はもしかしたら、そういう自分の中での
”垣根をとっぱらってくれるかもしれない可能性”
を感じさせてくれています。

まだ勉強不足で、本編での音楽を担当されてるアーティストさんのことは
正直まったく知らないのですが
これから徐々に知っていきたいなと、欲求と好奇心が刺激されまくっています♪。

はい。今期の個人的本命です!。


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>8話まで視聴して
3話では現代ネタが多すぎて、ちょっと残念に感じてしまってました(若干引き気味・・)
(○○郎とか○○業とか○○○○○(某絵画アーティストさん)とか
 せっかくの火星時代設定なのに、現代にリンクしすぎて台無しなのでは・・?)

・・が、4話はなかなか楽しめました♪。
案外あのボツ作品も自分は好きですけどね^^。

2人の奏でる音楽は、好きではあるんですけど
現時点での話の展開では、誰かの音楽と誰かの音楽に優劣をつける展開・・??。

でも、そもそも2人のサクセスストーリーが、あまりにサクサク過ぎて
下手したら”なろう作品気味”にもなってる気がして
「もう少し苦労の描写もあっていいんじゃないかな?」って感じてしまいます・・><。

序盤の見せ場であろう、一大○ー○ィ○ョ○ですが
予選があまりにチープすぎて、”何十万人応募”とか言われても
説得力が皆無!!で
せっかくのライバルアーティストさんに至っては
「ええええ?」と引いてしまうような、ただの雑魚キャラ描写に成り下がってしまっているので
せっかくの2人の音楽が、引き立つというよりはむしろ逆効果になってしまっているのでは・・??。

それに8話の勝敗がついた理由付けが”あんまり”で
またもや「ええええ?」と引いてしまいました。。

期待を込めていったん★の評価、全体的に少し下降しました。。

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>16話まで視聴して
正直”断念”状態なのですが、視聴継続してる理由は主人公2人です^^。
主人公2人は、ほんと声優さんもピッタリだし、性格・行動・しぐさ等も魅力的!なので。

・・それに対して、それ以外はすべて残念です><。

魅力のないその他大勢(性格・キャラデザ含めて)。
伝わってこない歌の英詞。
求めている話の展開が全く日本人の好みからかけ離れている・・。
 たとえば、直接「こいつはスゴい」とかいわれて誰が納得するのでしょうか・・。
 「どや!」と言われてるけど、反応できない状態・・。
 また、音楽の素晴らしさは、誰かと比較するものではないと思います!。

とはいえ、用意された多くの音楽のクオリティーは、決して低くないと思います。

ただ、視聴者は音楽において価値観をそれぞれ(バラバラに)持っているため
万人に対して話の展開を納得させる音楽を用意するのは
もはや無理ゲーなのでは・・・・

そこを英詞の曲で雰囲気で流そうとしたのかもしれませんが
やはり伝わってこない・・というのが致命傷のように思えます・・。


他作品の、音楽系作品「覆面系ノイズ」でも感じましたが
”音楽で魅せる作品作り”はホント難しい・・と再度痛感させられました。

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>24話まで視聴して
うーん、全体的になんか洋画的な作品を作ろうとして話を大きくしたけど
うまく扱いきれず描き切れなかった感じが滲み出てしまってた気がします・・><。
政治的な要素を絡めたのも個人的に大きな大きなマイナスでした。。
(なんか数年前の某作品の「海外のプロ」も思い出してしまいました)


ここからは本編感想とは全く関係ない余談です。
{netabare} 毎話の本編開始冒頭で、さんざん期待をもたされ続けた”奇跡の7分間”ですが
あの紙吹雪?。紙がキラキラ舞うシーン?を何回も見てたら
ふと、数年間再視聴してなかった”Angel Beats!”が観たくなってきて再視聴しました^^。
おかげさまで”Angel Beats!”の素晴らしさ・完成度の高さを改めて再認識させていただきました♪。{/netabare}

投稿 : 2019/10/14
閲覧 : 391
サンキュー:

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